2017年08月29日

アメリカを抜けるとひまわり畑だった……

雨続きでツーリングにも行けず、11日間あったお盆休みもほぼ外出することなく終了。
ただ、市内のお墓参りと、群馬への弾丸墓参ツアー(どしゃぶりの中、朝出発して昼には家に戻る)をこなしたのみ。
あとは、4年ぶりに母が暮らす施設を訪ねたくらい。現状を聴き、ひどいことになっていた部屋を兄弟たちと片付ける。本人には会わなかったけど(笑)
母は認知症が進み暴れるようになっていて、私のことはもう忘れていると思うけど、万が一私と認識して興奮されて暴れられても困るし。
という、なんともつまらん休暇だった。

そんなこんなで、すっかり腰が重くなっていたのだが、先週末はちょっとだけ出かけることに。
車に乗って、某所駐車場に駐車。
そこからはウォーキングがてら歩いて行くことに。
しばらく歩くと、大和田通信基地がある。ここの敷地内を通り抜ける未舗装の通路を通る。以前は車も通れたのだが、今年の3月からは車止めが設置されて通行できなくなっている。

大和田通信所.jpg

大和田通信基地は、日中戦争の時に大日本帝国海軍が設置した通信傍受のための施設で、後の真珠湾攻撃の際の暗号「トラ・トラ・トラ」やポツダム宣言を受信したりしていた。第二次世界大戦後は、アメリカ軍に接収されている。今は日本の国有地となっているようだが、アメリカ第5空軍374空輸航空団所属基地が使用している。
WARNING.jpg

ダンナさんの記憶によると、かつては、米軍兵の居住用住居があったり、プールがあったりしたそうだ。
義父の営むチューニング工場が近かったため、通信基地横のストレートはテストコース代わりだった。ここを走る化け物エンジンを積んだサニトラなどに興味津々な米兵や将校たちと仲良くなったそうで、基地内のヘリポートにパイロンを立てて、バイクで遊ばせてもらったりしていたというダンナさん。
ヘリポート.jpg

今も、巨大なアンテナが鎮座している。中には、木の柱で支えられている年代物も。
木の支柱のアンテナ.jpg

ちなみに、大和田通信基地は元々は気象通信所という側面もあり、少々移動したが、今も近くに気象衛星センターがある。気象衛星「ひまわり」はここで運用されている。

さて、この大和田通信基地内を通り抜ける道。おそらくは地元民しか通らないが、実は、隠れた桜の名所でもある。周囲には巨大なイチョウも多い。
砂利の抜け道.jpg

基地内の敷地は植生が違う。アメリカ本土から植物を持ち込んで植えているからだ。だから、フェンスの内側は見慣れない景色になっている。これは、朝霞のキャンプドレイク跡地も同じだ。
ゆるくクランクするこの抜け道を抜けると、唐突に舗装路につながる。そこには、「ひまわり通り」の標識。
ひまわり通り.jpg

そして、間もなく一面のひまわり畑に到着する。


「清瀬ひまわりフェスティバル」。

ひまわり畑2.jpg

ひまわり畑.jpg

2008年から開催されているもので、10万本のひまわりが一面に咲いている景色が楽しめる。
私達は、夕方出かけたので、実はすでに終了時刻を過ぎていたのだが、人の波は切れず。どうやら、1時間ほど終了時刻が延長されているようなのだが、会場でも清瀬市のホームページでもどこにもそんなアナウンスはなかった。
いつの間にか立秋も過ぎ、日も短くなっているのを実感するが、5時ともなれば薄暗い。ひまわりは東を向いて咲くわけで、畑を抜ける通路からだと夕日は逆光になって写真が撮り辛い。
というわけで、写真は少々明るく加工してあります。ダンナさんがせっせこ加工してくれました。
ミツバチもいましたが、これはマルハナバチくん。
マルハナバチくん.jpg

お盆の辺りは日がささず、あっちこっちを向いていたひまわりたちも、お日様を見つけてだいぶ矯正された様子。ただ、まだどこを向けばよいのか迷っているヤツらも。
ひまわり畑1.jpg

あとから調べてみると、都下とはいえ都内ではけっこうな規模のひまわり畑のようで、夏休み最後の週末とあって大盛況。不便な所にもかかわらず、外国人客もたくさん来ていた。ひまわりをバックに自撮りする人多数。少し高い位置から撮影できるポイントは押し合いへし合いという感じで大混雑。終了間際の夕方であれじゃ、昼間はもっとひどいことになっていたのかも。
他のひまわり畑よりも時期が遅いようで、9月3日まで開催されている。入場無料。
8月ももう終わりだけれど、夏の気分を少しだけ味わってきたのだった。
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2017年08月10日

2017年6月12日からの地震メモ

2017年6月12日からの地震メモです。
2ヶ月分あります。


千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2017年6月12日 4時28分頃 群馬県南部 M2.1 深さ約20km 最大震度1
2017年6月12日 5時28分頃 伊豆大島近海 M2.8 ごく浅い 最大震度1
2017年6月12日 5時43分頃 伊豆大島近海 M2.9 ごく浅い 最大震度2
2017年6月12日 6時16分頃 伊豆大島近海 M2.3 ごく浅い 最大震度1
2017年6月12日 7時40分頃 伊豆大島近海 M2.4 ごく浅い 最大震度1
2017年6月12日 20時39分頃 伊豆大島近海 M3.0 ごく浅い 最大震度2
2017年6月13日 4時4分頃 千葉県北西部 M4.0 深さ約80km 最大震度2 (当地 震度1)
2017年6月13日 5時25分頃 伊豆大島近海 M2.4 深さ約10km 最大震度1
2017年6月13日 14時1分頃 伊豆大島近海 M2.0 ごく浅い 最大震度1
2017年6月13日 19時41分頃 伊豆大島近海 M3.0 ごく浅い 最大震度2
2017年6月13日 22時51分頃 千葉県東方沖 M4.0 深さ約20km 最大震度1
2017年6月13日 23時31分頃 小笠原諸島西方沖 M5.2 深さ約440km 最大震度2
2017年6月15日 15時54分頃 千葉県北東部 M2.9 深さ約40km 最大震度1
2017年6月16日 15時43分頃 千葉県北東部 M3.3 深さ約50km 最大震度1
2017年6月17日 4時5分頃 小笠原諸島西方沖 M4.8 深さ約540km 最大震度1
2017年6月17日 16時53分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2017年6月18日 20時30分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年6月19日 1時23分頃 栃木県南部 M3.9 深さ約70km 最大震度3
2017年6月19日 21時38分頃 茨城県沖 M3.2 深さ約50km 最大震度1
2017年6月19日 21時45分頃 伊豆大島近海 M2.9 深さ約30km 最大震度1
2017年6月21日 14時59分頃 茨城県北部 M3.3 深さ約10km 最大震度1
2017年6月21日 17時13分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約30km 最大震度2
2017年6月23日 3時46分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約50km 最大震度2
2017年6月23日 6時32分頃 茨城県北部 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2017年6月23日 21時6分頃 伊豆大島近海 M2.6 ごく浅い 最大震度1
2017年6月25日 21時49分頃 伊豆大島近海 M2.6 ごく浅い 最大震度1
2017年6月26日 7時43分頃 伊豆大島近海 M2.2 ごく浅い 最大震度1
2017年6月27日 3時32分頃 千葉県北西部 M3.2 深さ約70km 最大震度1
2017年6月27日 5時16分頃 茨城県沖 M3.0 深さ約30km 最大震度1
2017年6月27日 8時32分頃 栃木県北部 M2.4 深さ約30km 最大震度1
2017年6月27日 11時25分頃 茨城県南部 M3.2 深さ約70km 最大震度1
2017年6月27日 20時54分頃 千葉県南東沖 M2.7 深さ約20km 最大震度1
2017年6月28日 6時0分頃 神奈川県東部 M2.4 深さ約40km 最大震度1
2017年6月28日 23時3分頃 茨城県北部 M2.2 深さ約10km 最大震度1
2017年6月30日 7時41分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約50km 最大震度2

2017年7月5日 11時4分頃 伊豆大島近海 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2017年7月6日 7時24分頃 茨城県北部 M2.9 ごく浅い 最大震度1
2017年7月6日 9時0分頃 新島・神津島近海 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2017年7月7日 12時43分頃 千葉県北西部 M3.7 深さ約60km 最大震度1
2017年7月7日 23時24分頃 父島近海 M4.4 深さ約80km 最大震度1
2017年7月8日 9時21分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2017年7月8日 10時9分頃 茨城県北部 M2.6 深さ約10km 最大震度1
2017年7月12日 2時36分頃 茨城県南部 M3.4 深さ約50km 最大震度2
2017年7月12日 9時13分頃 茨城県南部 M3.3 深さ約40km 最大震度2
2017年7月12日 14時36分頃 千葉県東方沖 M4.9 深さ約20km 最大震度2
2017年7月13日 9時30分頃 茨城県沖 M3.3 深さ約50km 最大震度1
2017年7月13日 12時16分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約60km 最大震度1
2017年7月14日 18時13分頃 埼玉県南部 M3.3 深さ約50km 最大震度2
2017年7月20日 10時15分頃 茨城県北部 M4.0 深さ約10km 最大震度2
2017年7月21日 16時7分頃 千葉県北西部 M4.3 深さ約60km 最大震度3 (当地 震度1)
2017年7月21日 17時30分頃 三宅島近海 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2017年7月23日 17時57分頃 埼玉県北部 M3.4 深さ約90km 最大震度1
2017年7月25日 9時52分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約30km 最大震度1
2017年7月26日 1時7分頃 茨城県南部 M3.2 深さ約50km 最大震度2
2017年7月28日 8時58分頃 鳥島近海 M5.6 深さ約10km 最大震度1
2017年7月28日 14時21分頃 伊豆半島東方沖 M3.0 深さ約10km 最大震度2
2017年7月28日 16時16分頃 茨城県沖 M5.0 ごく浅い 最大震度1
2017年7月28日 22時31分頃 茨城県南部 M3.4 深さ約70km 最大震度1
2017年7月29日 11時31分頃 茨城県沖 M2.6 深さ約60km 最大震度1
2017年7月29日 17時23分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約40km 最大震度1
2017年7月30日 21時45分頃 関東東方沖 M5.1 深さ約10km 最大震度1
2017年7月30日 23時28分頃 茨城県沖 M4.1 深さ約50km 最大震度2
2017年7月31日 11時37分頃 茨城県南部 M2.9 深さ約60km 最大震度1

2017年8月2日 0時37分頃 茨城県南部 M3.6 深さ約60km 最大震度2
2017年8月2日 2時2分頃 茨城県北部 M5.5 深さ約10km 最大震度4 (当地 震度2)
2017年8月2日 3時24分頃 茨城県北部 M2.8 深さ約10km 最大震度1
2017年8月2日 4時32分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
2017年8月2日 5時22分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年8月2日 7時15分頃 茨城県南部 M4.6 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度2)
2017年8月2日 12時46分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度2
2017年8月3日 0時43分頃 千葉県北西部 M3.3 深さ約70km 最大震度1
2017年8月3日 12時58分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年8月3日 13時45分頃 茨城県南部 M4.5 深さ約50km 最大震度3 (当地 震度1)
2017年8月3日 15時23分頃 茨城県南部 M3.2 深さ約70km 最大震度1
2017年8月3日 22時41分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年8月5日 7時55分頃 茨城県北部 M4.1 深さ約60km 最大震度3
2017年8月8日 19時25分頃 茨城県南部 M3.4 深さ約70km 最大震度1
2017年8月10日 9時36分頃 千葉県北西部 M4.9 深さ約70km 最大震度3 (当地 震度2)

8月2日は、同日中に茨城県北部(M5.5)と茨城県南部(M4.6)が発生。
茨城県北部は特に8月に入ってから回数が多く、茨城県南部は少し規模が大きめ。
加えて、千葉県北西部も、6月からこっち、規模が大きめ。
8月は初めの10日間に、千葉県・茨城県震源で、当地(埼玉県南部)でも震度1〜2が4回も。
内陸が活発化している印象。


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2017年6月13日 23時31分頃 小笠原諸島西方沖 M5.2 深さ約440km 最大震度2
2017年6月20日 23時27分頃 豊後水道 M5.0 深さ約40km 最大震度5強
2017年6月22日 11時41分頃 択捉島南東沖 M5.1 ごく浅い 最大震度1
2017年6月25日 7時2分頃 長野県南部 M5.6 深さ約10km 最大震度5強 (当地 震度1)
2017年6月25日 9時24分頃 長野県南部 M4.4 深さ約10km 最大震度4
2017年6月25日 15時17分頃 長野県南部 M4.7 ごく浅い 最大震度4
2017年6月28日 21時7分頃 北海道東方沖 M5.7 深さ約40km 最大震度3
2017年6月30日 23時4分頃 宮古島北西沖 M5.0 深さ約90km 最大震度3
2017年7月1日 23時45分頃 胆振地方中東部 M5.1 深さ約30km 最大震度5弱
2017年7月2日 0時58分頃 熊本県阿蘇地方 M4.5 深さ約10km 最大震度5弱
2017年7月7日 21時48分頃 福島県沖 M4.8 深さ約70km 最大震度4
2017年7月11日 11時56分頃 鹿児島湾 M5.3 深さ約10km 最大震度5強
2017年7月13日 4時48分頃 日本海西部 M6.3 深さ約590km 最大震度1
2017年7月20日 9時11分頃 福島県沖 M5.6 深さ約40km 最大震度4 (当地 震度1)
2017年7月24日 0時35分頃 三陸沖 M5.7 深さ約10km 最大震度2
2017年7月28日 8時58分頃 鳥島近海 M5.6 深さ約10km 最大震度1
2017年7月30日 21時45分頃 関東東方沖 M5.1 深さ約10km 最大震度1
2017年7月31日 6時0分頃 千島列島 M5.4 深さ約160km 最大震度1
2017年8月2日 2時2分頃 茨城県北部 M5.5 深さ約10km 最大震度4 (当地 震度2)
2017年8月2日 7時15分頃 茨城県南部 M4.6 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度2)
2017年8月4日 20時19分頃 西表島付近 M5.3 深さ約60km 最大震度3
2017年8月8日 14時49分頃 沖縄本島近海 M5.0 深さ約20km 最大震度3

7月1日胆振地方中東部(M5.1)と2日熊本県阿蘇地方(M4.5)は、1時間ほどの間に北と南で震度5弱という面白いケースでした。
7月20日の日本海西部は、震源として非常に珍しい。
2ヶ月分とはいえ、規模の大きな地震が多いです。


海外の主な地震。
2017年6月14日 16時29分頃 メキシコ チアパス州沿岸 M7.0
2017年7月18日 8時34分頃 ロシア、コマンドル諸島 M7.8
2017年8月8日 22時20分頃 中国、四川省 M7.0


昨日は台風通過後で、都内でも気温が37度になったほどの猛暑。
そして、今朝は千葉県北西部震源が発生。
低気圧や高温といったことが地震の引き金に成り得るのか、いつも疑問に思いますが、低気圧通過後や高温のその日や翌日に大きく揺れることが多いのは確かです。

7月19日、茨城県日立市の海岸で、ドチザメ30匹ほどが確認され、遊泳禁止に。
前述したように、茨城県内陸部で地震が活発化しているようです。
主にクジラのストランディングは海洋性の地震の影響かと思っていたのですが、内陸性の地震もあり得るのかもしれないと興味深く感じました。
posted by nbm at 16:35| Comment(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月08日

トルーデ

「トルーデ」
イタリアの作家イタロ・カルヴィーノの幻想小説『見えない都市(1972)』の中に出てくる都市の名。
この作品の中では、フビライ・ハンに仕えるマルコ・ポーロが様々な空想都市について語るという。その数、55。
「トルーデ」は、その中の1都市であるらしい。
トルーデの空港に着いたマルコ・ポーロは、出発した都市の空港と何も変わらない景色を目にすることになる。
もう一つの、何から何まで同じもう一つのトルーデに着くのです。世界はただ一つのトルーデで覆いつくされているのであって、これは始まりもなければ終わりもない、ただ飛行場で名前を変えるだけの都市(まち)なのです。


とある本のまえがきにあったこの話。身近に感じていることだったが、それを70年代にイタリアで育った人が書いていることに驚く。
日本の幹線道路沿いの景色は、今やきっとほぼどこも変わらないだろう。いわゆる「ロードサイド店舗」が並ぶだけ。コンビニエンスストア、ファミレス、家電量販店、ホームセンター、チェーンの各種小売店などが繰り返されるだけで、その並びがちょっとずつ変わっているくらいの違いしかないように思える。そして、たまに巨大なショッピング・モールやシネコンが現れたりするが、それさえもどこにでもある。
駅前の商店街を見ても、飲食店やドラッグストアやスーパーばかりだが、どれもチェーン店だ。個人経営の商店や飲食店は淘汰されつつある。
そりゃあ、日常とはかけ離れた景色を観ようと思えば、いくらでもあるが、日常はすでにトルーデに侵食されている。
生活は便利になった。駅前に出れば、そして通りに出れば、何でも揃う。しかし、景色を見ると、単純につまらない。画一化された世界には、閉塞感を覚える。何の発展性も感じられない。世界はこのままゆっくりと終息に向かっていくのだろうなと諦めにも似た気持ちになるのはなぜだろう。

だからといって、便利な生活は捨てられないし、お金も時間も体力もない自分は、本や映像で奇特な景色を求めるというわけだ。
さて、前述のまえがきが載っていたのは、『世界の果てのありえない場所 本当に行ける幻想マップ』という本。作家トラビス・エルボラフと地図作家アラン・ホースフィールドが、日常から激しく逸脱した場所を紹介してくれる。

いくつか印象的だった場所を挙げておこう。

「オーロビル」 ポンディシェリ(インド)
1960年代に創られたユートピア。元フランス領だった土地に、とある思想家とそのパートナーが創りあげた理想世界。
円形の土地の中央には象徴的な建造物、「聖なる母の寺院」マトリマンディが威容を誇る。巨大な黄金の球体。地図で見ると、円形のオーロビルの花の中心に実が結実したように見える。

「プレシディオ・モデーロ」 フベントゥド島(キューバ)
悪名高きキューバの刑務所。円形のパノプティコンと呼ばれる一望監視施設が何棟も建っている。円形の建物内部の中央には監視塔があり、収容者は監視塔の看守から一望できるという寸法だ。
パノプティコンは、功利主義者だった哲学者ジェレミー・ベンサムが考案したシステムで、収容者の福祉も最大限に考慮され、監視が行きわたることで更生・社会復帰につながると考えられていたらしい。
ところが、キューバでパノプティコンが実現されたこの施設では、虐待や拷問が横行していたそうな。

「オラドゥール=シュル=グラヌ」 リムーザン(フランス)
第二次世界大戦で廃墟となり、それがそのまま保存されている村。
ナチス親衛隊第2装甲師団ダス・ライヒに襲撃され、646人が虐殺されたという。
マキというレジスタンス組織がこの地を拠点としていたとされ、ドイツ軍将校がマキに捕らえられたという情報から報復行動に出たということらしい。
70年以上も歴史的悲劇の舞台が保存されているということで、日本にもそうした場所があるが、非常に感慨深い。
ここは以前にも少し記事にしている。→過去記事アーバン・エクスプロレーション

「カルスのアニ遺跡」 カルス(トルコ)
この本の表紙になっているのが、アニ遺跡の聖救世主聖堂。中世にアルメニア人によって作られたアニの街には、千と一の教会があったという。
地震だか落雷だかで半分が失われており、建立から千年ほど経て、それでも毅然と建ち続けている。
周囲にもいくつも遺跡が残っているようで、どれも建築デザインが素晴らしい。

と書いてきたが、実はこの本、あくまでも「地図」であり「写真集」ではないのが残念。
掲載されている写真は各所1枚だけで、しかも白黒のみ。文章中に記述があって観たいと思ったものが映っていなかったりする。
あとはこの地図をもとに自分で行って直接見てきてねと言わんばかり。
そうとなったら、インターネットで調べるのみ。画像検索やグーグル・ストリートビューなどで結構楽しめる。
いくつも知った場所が出てきたが、知らないところもあったので収穫はあった。
イタロ・カルヴィーノの『見えない都市』も、そのうち読んでみることにしよう。

考えてみれば、各種アニメにせよ、日常読むホラーやSF小説にせよ、日常から離れたところに面白みや安らぎを見出している私なので、こういったネタは大好物なのである。
今回も、いい年こいて厨二病的な内容でお送りしたのだが、この本、同好の士には楽しんでいただけるのではないかと思う。
posted by nbm at 15:33| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月13日

アニメ調査室(仮)アンケート 2017年4−6月期

またまた毎度おなじみとなりました。アニメ調査室(仮)さんのアニメアンケートです。
早速、まいります。以下、敬称略。

【2017夏調査(2017/4-6月期、終了アニメ、47+3作品) 第45回】

-評価条件-
S : とても良い
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い
F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし、(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可


01,つぐもも,B
02,恋愛暴君,C
03,カブキブ!,x
04,月がきれい,A
05,ひなこのーと,B

06,アリスと蔵六,B
07,正解するカド,B
08,覆面系ノイズ,C
09,スタミュ 第2期,x
10,エロマンガ先生,B

11,ベルセルク次篇,B
12,タイガーマスクW,x
13,ソード・オラトリア,B
14,アトム ザ・ビギニング,x
15,リトルウィッチアカデミア,S

16,アキンド星のリトル・ペソ,x
17,クロックワーク・プラネット,C
18,まけるな!! あくのぐんだん!,x
19,ワールドフールニュース PartII,x
20,戦隊ヒーロー スキヤキフォース,x

21,グランブルーファンタジー ジ・アニメーション,B
22,終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?,C
23,アイドルマスター シンデレラガールズ劇場,x
24,レゴニンジャゴー 時空の支配者編,x
25,ロクでなし魔術講師と禁忌教典,C

26,冴えない彼女の育てかた♭,C
27,僧侶と交わる色欲の夜に…,D
28,武装少女マキャヴェリズム,C
29,銀の墓守り(ガーディアン),x
30,フレームアームズ・ガール,A

31,ゼロから始める魔法の書,B
32,ピカイア!! 第2シリーズ,x
33,兄に付ける薬はない!,x
34,王室教師ハイネ,x
35,夏目友人帳 陸,B

36,世界の闇図鑑,x
37,有頂天家族2,B
38,Room Mate,x
39,sin 七つの大罪,F
40,進撃の巨人 Season2,A

41,笑ゥせぇるすまんNEW,x
42,ラブ米 WE LOVE RICE,x
43,ID-0 (アイディー・ゼロ),B
44,弱虫ペダル NEW GENERATION,B
45,喧嘩番長 乙女 Girl Beats Boys,B

46,ツインエンジェルBREAK,x
47,BanG Dream! (バンドリ),C
48,超游世界 (ネット配信),x
49,南鎌倉高校女子自転車部 (第13話),x
50,テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス (第13-25話),B



{総評、寸評など}

F評価。
39,sin 七つの大罪,F
七つの滞在を司る魔王たちが戦うお色気作品。フィギュア先行でメディアミックス展開。
お色気重視とわかっていて観始めたが、本当にそれだけで辟易。しかも、放映を落としていて最後まで放送できず。
と思っていたら、制作会社が潰れてしまったね。放映中の制作会社が潰れるとは前代未聞。しかし、これは氷山の一角なのか。

D評価。
27,僧侶と交わる色欲の夜に…,D
中学生時代に片思いしていた相手に再会すると、僧侶になっていた……その彼といきなり大人の関係に。ウェブコミック原作のショートアニメ。
こちらもただのエロアニメ。短いからと我慢して最後まで観たものの、作りも雑で観る価値なし。

C評価。
02,恋愛暴君,C
「キスノート」を片手に突然現れた天使グリが巻き起こす騒動。ウェブコミック作品。
ヒロインたちに思わぬ設定があり、話は単純ではないのだが、軽く楽しめた反面、作りの粗さも目立つ。
08,覆面系ノイズ,C
幼い頃に離れ離れになった少女と少年2人が高校生になったとき、音楽を通して再会。男女3人それぞれの想いが交錯していく。少女漫画原作。
キャラデザインが独特でとっつきにくかったが、なんとか最後まで視聴。音楽が大事なポイントになってくるが、今ひとつ。男子2人は背景が暗く、ヒロインは非常にエキセントリック。どう観たらよいのか、よくわからず。
17,クロックワーク・プラネット,C
すべての崩壊を前に歯車で再構築された世界が舞台。異常なほどの聴覚を持つ主人公の少年が、存在を忘れられていた自動人形に出会うことから物語が始まる。ラノベ原作。
面白い設定だとは思うが、とにかく作りがチープ。
22,終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?,C
地上は正体不明の獣たちに蹂躙され、人間は絶滅した世界。唯一の生き残りの人間男性と、獣と戦う妖精たちの語。ラノベ原作。
泣き設定の話のはずだが、感情移入できず。
25,ロクでなし魔術講師と禁忌教典,C
魔術学校で働くことになったロクでなし講師が主人公。ラノベ原作。
ご多分に漏れず例外的でチートなワザを持つ主人公の設定。飽き飽きした設定ながら、それなりには楽しめたかも。
26,冴えない彼女の育てかた♭,C
ゲームを作るべく奮闘する高校生たちを描く作品。ラノベ原作の2期目。
女の子たちはかわいい。でも続編だし、ゲーム制作ネタ、飽きた。
28,武装少女マキャヴェリズム,C
武装した女子が男子生徒を支配する学園に、ひと味違った不良男子が転校してくることから始まる学園バトルアクション。漫画原作。
これまたチートわざを持つ男子が主人公でバトルするだけ。特筆すべきことは何もなし。
47,BanG Dream! (バンドリ),C
バンドに目覚めた女子高生が仲間を集め、ライブを目指して奮闘する。メディアミックス作品。
女の子バンドを扱った後発ものにしては、お粗末過ぎ。主人公にはついていけないし、演奏シーンも含めて作画も雑。話の中身もなし。
声優による生演奏のライブも頑張っていたが……ただし、主人公バンドではないものの、「ロゼリア」だけは認める。

B評価。
01,つぐもも,B
中学生男子と、彼の母親の形見である帯の付喪神とが、周辺に起こる付喪神騒動を解決していく。漫画原作。
少々お色気風味。全体的に感覚が古く昭和な感じがするが、悪くはない。
05,ひなこのーと,B
口下手な少女が、高校入学と同時に上京して演劇の世界に足を踏み入れる。4コマ漫画原作。
主人公以外のキャラクターはかわいかったのに、主人公だけもっさり。
06,アリスと蔵六,B
「アリスの夢」という能力者がいる世界。中でも絶対的な力をもつ少女が研究所から逃げ出し、頑固爺の蔵六と出会ったことから、人間らしい生活を取り戻していく。漫画原作。
設定が面白い。頑固爺が当たり前の小言を言うのだが、それが新鮮に聞こえる。1クールで終わってしまったが、2クールくらいでじっくり描いてほしかったような。
07,正解するカド,B
羽田空港に突如として巨大な立方体が現れる。それは異界からの訪問者だった……3DCGのSF。オリジナル作品。
途中まではすごくよくできたSFだったのだけれど、これをどうやってまとめていくのかと思ったら、本筋とは離れたあさっての方向に行ってしまい残念。
10,エロマンガ先生,B
高校生でラノベ作家の兄と、中学生でラノベのイラストレーターである妹の日常を描く。ラノベ原作。
絵面上、狙いすぎているのを感じて萎えた部分もあったが、全体的には普通にまとまっていた普通のラブコメ。ただし、別にタイトルほどエロくはない。
11,ベルセルク次篇,B
中世ヨーロッパのような剣と魔法の世界観で、呪われた巨漢の剣士ガッツの闘いを描く。漫画原作。
すっかり3DCGにも慣れてしまった。より魔法の出番が増えてファンタジー色が強かったクール。呪いの経緯も描かれ、だいぶ話が進んだ。
13,ソード・オラトリア,B
ダンジョンを攻略する神々とそれぞれのファミリアに所属する冒険者たちの活躍を描く。ラノベ原作。「ダンまち」外伝。
本編とのリンクもあり、裏話的に見られた部分もあり。剣姫アイズの出生の秘密に少し近づいたが、結局はレフィーヤの成長物語で終わる。
21,グランブルーファンタジー ジ・アニメーション,B
空を飛ぶ騎空艇で空に浮かぶ島々を巡る冒険を描く。ソーシャルゲーム原作。
ファンタジーらしい設定で、絵柄も凝っていて、ひとつの世界観を作り上げていた。ゲームの性格上、キャラクターが多いので、2クールくらいでじっくり描いてもよかったような。本編はグランが主人公だったが、ジータ主人公回がおまけについていた趣向はなかなかおもしろかった。
31,ゼロから始める魔法の書,B
半人半獣で白い虎の姿をした傭兵が、ゼロという魔女に雇われて旅を続けることになる。ラノベ原作。
筋も面白かったし、キャラクターもかわいかった。しかし、淡々と話しが進み、どこか盛り上がりに欠けた。
35,夏目友人帳 陸,B
妖怪が見える男子高校生と妖怪たちとの交流を描くファンタジー。6期目。漫画原作。
安定の夏目。今回は、普段影の薄いモブキャラにも光が当たり、彼らの存在意義が浮き彫りに。なんだかあっという間に終わってしまった印象。
37,有頂天家族2,B
森見登美彦の小説が原作。京都の町に住むたぬきたちの騒動を描く。2期目。
コントラストが強く、くっきりとした作画は綺麗。京都の町も活き活きと描かれていて楽しい。相変わらずのたぬきと天狗の大騒動。今回は、かえるの姿の矢二郎がいい味を出していた。
43,ID-0 (アイディー・ゼロ),B
ヒトの意識を巨大人型ロボット「Iマシン」に転送させることができる世界で、肉体を離れ完全に「Iマシン」として生きるエバートランサーたちが主人公。彼らが宇宙を舞台に大暴れするSF。オリジナル作品。
SFとして面白い設定。3DCGに作品の内容が合っている。キャラ設定もよかったし、意外と楽しんだ。
アイキャッチで入る亡き田中一成さんのタイトルコールの声にしんみり。本来は、本編に出るはずだったのかしら……
44,弱虫ペダル NEW GENERATION,B
自転車ロードレースで頂点を目指す高校生たちを描く。3期目。漫画原作。
相変わらず描き方が丁寧で、なかなか話が進まない。それぞれの学校が代替わりしてメンツが変わっているのが肝。今まで隠れていたキャラが前面に出てきたりして、なかなかおもしろかった。新入生たちも個性があり、これからが楽しみ。
45,喧嘩番長 乙女 Girl Beats Boys,B
女の子であることを隠して、双子の兄の代わりに獅子吼学園に行く破目になった主人公。拳を交えることで腕自慢たちを相手に愛を語る?ゲーム原作のショートアニメ。
意外に喧嘩アクションシーンが凝っている。独白シーンが多用されていてユニーク。乙女ゲーム系は苦手なのだが、ショートアニメということもあり、楽しめた。
50,テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス (第13-25話),B
ファンタジーRPGシリーズのアニメ化。2期目。
2期目はほぼロゼが主人公のようなもの。ロゼを守る立場のデゼルや悪役のはずの「キツネ男」の振る舞いが意外だった。ゲームとしては人気シリーズなので、キャラクター設定はしっかりしているし、ファンタジーとしてもよくできていた。

A評価。
04,月がきれい,A
川越の中学校が舞台。小説家志望の小太郎と陸上部の茜との恋愛を描く。オリジナル作品。
近年こうした普通の恋愛ものみたいな作品はほとんどなかったので、新鮮に感じられた。中学生という設定がむずがゆくて絶妙。コメディ仕立てのCパートも楽しかった。最後が駆け足だったのがもったいない。続きをきちんと作ってほしかったような気もする。
自分の出身地というか出生地が舞台だったので、余計にむずがゆく感じた。象徴的に使われていた橋は幼い頃を過ごした地域だし、2人が偶然出会うファミレスは、かつて自分が長いことアルバイトしていたケーキ屋があった場所。都会でもない田舎でもない土地柄が、万人に受け入れられやすい要素になったと思う。制作者の作戦勝ち。
30,フレームアームズ・ガール,A
少女が武装している「フレームアームズ」というプラモデルを元に制作された作品。
期待せずに観始めたが、気楽に楽しめた良作。フレームアームズたちはみんなかわいいし、彼女たちの所有者となったあお役の日笠陽子が絶妙だった。
9話で人間サイズになったフレームアームズたちとの日常(夢オチ)とか、怪談めいた6話の想像を絶する展開とか、楽しませてもらった。
40,進撃の巨人 Season2,A
人間を貪る巨人が攻めてくる世界で、人々を守ろうと兵士になった主人公たちの奮闘を描く。2期目。漫画原作。
原作を読んでいないので、2期目は怒涛の展開に次ぐ怒涛の展開でナゾが明かされていき、ストーリーとしては面白かった。

S評価。
15,リトルウィッチアカデミア,S
魔女シャイニィシャリオに憧れて魔法学校に入学した落ちこぼれのアッコが、仲間たちといっしょに成長していく物語。
TRIGGER作品はあまり馴染めないのだが、これは素晴らしかった。現実にそばにいたら勘弁ならないようなキャラクターのアッコが、ギリギリ受け入れられたのは、演出もさることながら演じた藩めぐみの力も大きいと思う。なんといっても作画が素晴らしく、ワクワクするようなシーンの連続だった。なんでこれを深夜に放送して子供に観せないのか大きな疑問。ストーリー的にも、落ちこぼれのアッコが友人たちに助けられながら成長していく過程が、ベタながらも惹きこまれる。
1クール目のEDのイラストが素晴らしかった。1枚の絵の物語性に驚かされた。


ということで、けっこうバラエティ豊かな作品で楽しんだクールだったような。
OP・ED音楽も良作が多かった気がする。
そして、7月からのクールは吟味中。これまた数が多いので、積極的に視聴を切っていきたいのだが……
posted by nbm at 12:31| Comment(4) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月29日

メンテナンス、メンテナンス

あぁ、エアコンって素晴らしい!
午前中は汗だくになって雑用を片付けておりましたが、午後はまったりと身体を休める時間に当てております。

5月の暑かったある日、リビングのエアコンをつけてみたら動かない……
リモコンを本体の受信部分にピッタリつけて操作するとなんとか反応するものの、心もとない感じ。
まず、リモコン側を疑い、汎用型リモコンを購入してみる。数百円の出費なので、ダメ元。
しかし、動かない。他のエアコンはこのリモコンで動くので、やはりエアコン本体側の問題らしい。
ここでダンナさんの修理魂に火が点く。
受信部に使われている部品を調べ、秋葉原に買いに行くも、目当てのものはなく、似たようなものを買ってきてハンダ付けしてみるが、その努力も虚しく……
エアコン取り付け業者をしている友人に相談してみたら、気を利かせた彼が交換部品を持ってきてくれた。が、それはダンナさんが秋葉原で買ってきたものとまったく同じものだった。

考えてみれば、このエアコンはもうかれこれ20年ほど使っていることになる。
ここに引っ越してきたとき、前の家に付いていたものを件の友人が取り付けてくれたのだった。
諦めよう。
そして、そこからはどんなエアコンを買うべきが選定が始まった。
お値段がお安いのは当然ありがたいが、いろんな機構が付いていてもあまり必要を感じないし、シンプルなほど故障が少ないと考え、とにかく安くて何もついていない機種でよいと決めた。
しかし、ネックになるのは設置場所である。室内機を設置するのは窓上。高さ30数センチしかない。今のエアコンは、上部から風を吸い込み前面から吐き出す形になっているため、上部を5センチほど開けるのが設置要件。
最近のエアコンは高さ29センチが主流だが、それは設置不可能とわかった。

となれば、高さが低いものを選ぶのみ。機種は少ないが、いくつかのメーカーが24〜25センチの製品を作っている。
マンション最上階なので、天井からの熱がこもりやすいとあって、普段は6畳で使うわけだが、いわゆる8畳用をチョイス。就寝時はリビングの隣の部屋を使うが、リビングのエアコンをつけて、2部屋を冷やすことにしている。隣の部屋のエアコンを使うことで直接風が当たらないことになり、喉がやられないで済むのだ。

件のエアコン取り付けをしている友人から、長期無料保証がある量販店を勧められる。
最近のエアコンは3年ほどで不具合が生じることも多いとのことで、保証が大事になってくるらしい。
彼にすべてを依頼すれば安心だったのだが、彼の扱うメーカーはうちの希望サイズのものはなく、取り付けだけを頼むにしても、この時期忙しいのに申し訳ないと思い、断念した次第。

勧められた量販店で、購入し、土日は厳しいが平日なら空きがあるとその週のうちに取り付け工事が完了。
めでたしめでたし。
そして今、エアコンのおかげで快適に過ごせている。

エアコンの他に、炊飯器も買い替えた。
これも年季が入っていて、しばらく前からゴムパッキンが割れ、うまく炊けなくなっていた。
うちは毎日、補食のおにぎりをダンナさんに持たせるため、冷めても美味しいごはんであるとありがたい。
圧力IHの製品を考えていたのだが、どうやら圧力IHのごはんはねっとりし過ぎて冷やごはんに向かないらしい。それに、圧力をかける機構がこれまた故障のもとだと考えた。手入れも面倒そうだし。
ということで、IHでいいやと妥協。
そうなったら、別に安い機種で十分。釜も今はこだわりの素材がいろいろあるようだけど、安い機種なら似たり寄ったりだろうし。今まで5合炊きを使っていたが、いつも3合しか炊かないので、象印の3合炊きに決定。
価格帯を調べておいたのだが、ふらっと立ち寄ったあるディスカウントストアでネット価格よりも安く売っていたので、迷わず購入。
思っていたよりも小さくて、おもちゃみたいだ。
しかし、これでご飯を炊いてみたら、十分に美味しい。もっと高い機種ならもっと美味しく炊けるのかもしれないが、十分に美味しいし、冷めても美味しい。お手入れも簡単。
難があるとすれば、一度に3合しか炊かないからいいやと思って3合炊きにしたが、炊きあがってかき混ぜるときに余裕がないのでこぼれそうになる(笑)それと、液晶表示部分のメモリーのために補助的にリチウム電池が使われているそうだが、電池の寿命がくれば交換が必要で、自分では交換できない仕様だということ。
とはいえ、コストパフォーマンスが高いと思う。
で、ナゾなのは、この炊飯器、パンが焼けるらしい。
まだ試していないが、いつかやってみようと思う。
パンなんて、焼こうと思えばオーブンで焼けるのだけどね。

そして、先日。
台所の水道のハンドルが壊れた。止まった位置からスコンと抜けて、また回ってしまう。水は一応止められたが、怖くて使えない。そういえば、ここしばらく、ちゃんと閉めたのに、水がピチョンピチョン滴っていたっけ。あれが前触れだったのだ。
不具合は水側だったので、そちらは封印し、とりあえずお湯側のハンドルを使用することに。
翌日、仕事から帰ると、ダンナさんが部品を買ってきて直してくれていた。
お湯側もちょっと漏れたり怪しかったので、両方部品を全部取り替えてくれたそうだ。
ハンドルはしっくり回るようになった。蛇口の角度も下がり過ぎていたようで、修正してくれている。

このひと月ほどの間に、いろいろと交換・メンテナンスしてきたが、身体もちょっとメンテナンスしてみた。
首のイボが気になっていたのだが、意を決して皮膚科に行ってみた。人生で初めての皮膚科。
いわゆるアクロコルドンというヤツだ。感染するイボとは違い、老化に伴う小さな腫瘍のようなもの。
液体窒素や炭酸ガスレーザーで取ったりするのかと思いきや、はさみでチョキンチョキンと切ってくれた。それだけ。
こんな簡単になくなるのなら、もっと早く皮膚科に行けばよかったよ。
小さくて隆起していないものは取りきれなかったが、全然目立たない。もしまた育ってしまったら、また切ってもらおう。
皮膚科に行ったついでに、長年気になっていた頭にあるほくろについて相談してみる。直径12mmほどあり、高さも1cmほどある。元はもっと小さなほくろだったが、だんだんと大きくなり、次第に色が抜けてほとんど肌色になっていた。触るとぶよぶよして気色悪い。ダンナさんは面白がってよく触ってきたけれど(笑)
髪に隠れて見えないとはいえ、いい機会だと思い、これも手術で取ってしまうことにした。手術といっても、診察室で横になって、歯医者で使うのと同じ局所麻酔を射って、切り取るだけの話。髪と縫合糸が似ていたので縫合に医師が苦労していたが、15分くらいで終わった。
術後は1日1回塗り薬を塗るのと、抗生物質を3日飲んだだけ。手術の翌日からシャワーで洗ってよいとのことで、消毒の必要もなし。塗り薬がすべて。
そして、1週間後に抜糸。抜糸後も塗り薬はなくなるまで塗るようにとのことだったが、これで終了。
念の為に細胞診に出しているそうだが、ある程度成長したところからは何年も変わらなかったから、たぶん悪いものではないと思う。
ちょうど髪を切りたかった時期だったが、長い方がまとめやすいかと思い、手術まで我慢。カラーなど、術後どれくらいから可能か医師に聞くと、抜糸から1週間後以降という話だった。傷が過敏に反応することがあるのだそうだ。髪を切ってさっぱりしたいのだが、もう少し我慢、我慢。
でも、長年気になっていたものが無くなってスッキリ。
自分でもシャンプー時に指を引っ掛けたりするのだが、美容師さんも時々。長年通っている所だから、わかっていただいてはいるのだが、忘れることもあるよね。何より、感触が気色悪いだろうなと思っていたので、取ってよかった。

そういえば、手術前の血液検査がまたひどかった。肘の内側だと全然出てきてくれない。早々に諦めた看護師さんは、「手首から採ってもいいですか?」と、疑問形だが有無を言わさず手首から採られる。痛いよ。そして、また内出血だよ。やれやれ、まったく。
この体質、どうにかならんかね。痩せればもう少しはマシになるかもだけど。
posted by nbm at 17:00| Comment(5) | TrackBack(0) | どうでもいいこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月11日

2017年4月1日からの地震メモ

2017年4月1日からの地震メモです。ほんとうにメモのみ。
2ヶ月分以上あります。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2017年4月1日 20時28分頃 茨城県北部 M4.0 ごく浅い 最大震度3
2017年4月2日 0時41分頃 千葉県東方沖 M3.3 深さ約30km 最大震度3
2017年4月5日 1時54分頃 茨城県北部 M2.8 深さ約10km 最大震度1
2017年4月6日 3時31分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2017年4月6日 4時14分頃 千葉県東方沖 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2017年4月7日 22時49分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約50km 最大震度1
2017年4月10日 0時52分頃 伊豆大島近海 M2.2 ごく浅い 最大震度1
2017年4月10日 0時58分頃 伊豆大島近海 M2.4 ごく浅い 最大震度1
2017年4月10日 3時39分頃 伊豆大島近海 M2.2 ごく浅い 最大震度1
2017年4月10日 21時37分頃 千葉県東方沖 M3.9 深さ約10km 最大震度2
2017年4月11日 2時54分頃 神奈川県西部 M2.5 深さ約10km 最大震度1
2017年4月11日 12時5分頃 茨城県北部 M2.8 深さ約10km 最大震度1
2017年4月11日 21時54分頃 伊豆大島近海 M1.7 ごく浅い 最大震度1
2017年4月12日 3時10分頃 茨城県南部 M4.5 深さ約60km 最大震度3 (当地 震度1)
2017年4月15日 0時46分頃 千葉県北西部 M3.8 深さ約70km 最大震度2
2017年4月15日 3時45分頃 茨城県沖 M3.3 深さ約30km 最大震度1
2017年4月15日 11時59分頃 茨城県北部 M2.6 深さ約10km 最大震度1
2017年4月15日 15時2分頃 茨城県北部 M2.5 深さ約10km 最大震度1
2017年4月16日 14時28分頃 東京都23区 M3.7 深さ約120km 最大震度1
2017年4月18日 2時39分頃 千葉県南東沖 M4.3 深さ約90km 最大震度1
2017年4月18日 13時57分頃 千葉県北東部 M2.9 深さ約40km 最大震度1
2017年4月18日 14時40分頃 茨城県沖 M3.2 深さ約60km 最大震度1
2017年4月19日 3時20分頃 茨城県北部 M3.4 深さ約10km 最大震度1
2017年4月20日 2時13分頃 茨城県北部 M4.4 深さ約10km 最大震度4
2017年4月20日 4時46分頃 茨城県北部 M4.2 深さ約10km 最大震度4
2017年4月28日 17時11分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約50km 最大震度1
2017年4月29日 6時1分頃 父島近海 M4.4 深さ約30km 最大震度1
2017年4月29日 14時55分頃 千葉県東方沖 M3.9 深さ約20km 最大震度3
2017年4月30日 19時30分頃 千葉県北西部 M3.7 深さ約80km 最大震度1

2017年5月1日 11時51分頃 栃木県南部 M3.6 深さ約10km 最大震度1
2017年5月2日 23時19分頃 茨城県南部 M3.1 深さ約50km 最大震度1
2017年5月6日 20時41分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2017年5月6日 23時23分頃 八丈島東方沖 M4.9 深さ約50km 最大震度2
2017年5月7日 5時0分頃 茨城県沖 M4.0 深さ約40km 最大震度2
2017年5月7日 13時20分頃 千葉県東方沖 M2.8 深さ約10km 最大震度1
2017年5月7日 17時2分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約30km 最大震度1
2017年5月8日 11時52分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年5月9日 13時22分頃 伊豆大島近海 M2.1 ごく浅い 最大震度1
2017年5月9日 23時28分頃 伊豆大島近海 M1.4 ごく浅い 最大震度1
2017年5月13日 22時22分頃 千葉県東方沖 M2.8 深さ約30km 最大震度1
2017年5月15日 1時44分頃 伊豆大島近海 M1.9 ごく浅い 最大震度1
2017年5月16日 0時14分頃 千葉県北東部 M3.1 深さ約40km 最大震度1
2017年5月16日 10時18分頃 茨城県北部 M2.5 深さ約10km 最大震度1
2017年5月22日 7時49分頃 千葉県北西部 M3.6 深さ約80km 最大震度1
2017年5月22日 11時39分頃 新島・神津島近海 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2017年5月22日 12時25分頃 新島・神津島近海 M3.9 深さ約10km 最大震度2
2017年5月22日 12時52分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
2017年5月22日 18時42分頃 伊豆大島近海 M2.9 ごく浅い 最大震度2
2017年5月23日 18時23分頃 茨城県南部 M3.7 深さ約60km 最大震度2
2017年5月25日 6時50分頃 茨城県北部 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2017年5月25日 13時33分頃 千葉県南部 M3.5 深さ約30km 最大震度1
2017年5月27日 23時3分頃 千葉県東方沖 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年5月28日 12時4分頃 房総半島南方沖 M4.1 深さ約80km 最大震度1
2017年5月28日 15時18分頃 埼玉県南部 M4.0 深さ約120km 最大震度2 (当地 震度1)
2017年5月29日 20時32分頃 千葉県北東部 M3.1 深さ約40km 最大震度2

2017年6月3日 18時46分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約10km 最大震度1
2017年6月4日 9時15分頃 千葉県東方沖 M3.0 深さ約30km 最大震度1
2017年6月4日 9時56分頃 千葉県東方沖 M4.4 深さ約30km 最大震度3
2017年6月4日 10時23分頃 千葉県東方沖 M2.7 深さ約30km 最大震度1
2017年6月4日 11時9分頃 千葉県東方沖 M4.2 深さ約30km 最大震度3
2017年6月4日 12時10分頃 千葉県東方沖 M2.7 深さ約30km 最大震度1
2017年6月4日 19時18分頃 千葉県北東部 M2.9 深さ約30km 最大震度1
2017年6月5日 3時46分頃 硫黄島近海 M5.0 深さ約120km 最大震度1
2017年6月5日 15時40分頃 栃木県北部 M3.4 深さ約10km 最大震度3
2017年6月8日 1時11分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約30km 最大震度1
2017年6月8日 9時25分頃 千葉県東方沖 M4.7 深さ約40km 最大震度3
2017年6月9日 16時35分頃 千葉県東方沖 M3.9 深さ約30km 最大震度1
2017年6月10日 17時0分頃 千葉県北西部 M3.5 深さ約60km 最大震度1

6月に入ってから、千葉県東方沖が群発しているのが気になります。


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2017年4月20日 2時13分頃 茨城県北部 M4.4 深さ約10km 最大震度4
2017年4月20日 4時46分頃 茨城県北部 M4.2 深さ約10km 最大震度4
2017年4月20日 20時41分頃 択捉島南東沖 M5.0 深さ約10km 最大震度2
2017年4月23日 15時37分頃 サハリン南部付近 M5.2 深さ約10km 最大震度2
2017年4月29日 21時32分頃 大隅半島東方沖 M5.7 深さ約50km 最大震度3
2017年4月30日 23時42分頃 十勝地方南部 M5.5 深さ約50km 最大震度4
2017年5月4日 14時22分頃 熊本県熊本地方 M4.1 深さ約10km 最大震度4
2017年5月9日 10時54分頃 宮古島近海 M6.4 深さ約10km 最大震度3
2017年5月9日 11時6分頃 宮古島近海 M5.0 深さ約10km 最大震度1
2017年5月10日 4時15分頃 宮古島北西沖 M5.0 深さ約110km 最大震度2
2017年5月11日 20時21分頃 熊本県熊本地方 M4.3 深さ約10km 最大震度4
2017年5月15日 16時5分頃 奄美大島近海 M5.3 深さ約10km 最大震度2
2017年5月22日 20時0分頃 北海道東方沖 M5.6 深さ約50km 最大震度3
2017年5月27日 22時50分頃 福井県沖 M5.0 深さ約10km 最大震度2
2017年5月30日 15時20分頃 宮古島北西沖 M5.4 深さ約10km 最大震度1
2017年6月3日 2時26分頃 宮古島北西沖 M5.4 深さ約10km 最大震度1
2017年6月9日 23時36分頃 橘湾 M4.2 深さ約20km 最大震度4

規模が大きい物は少ないものの、北と南で揺れてます。


海外の主な地震。
2017年4月25日 6時38分頃 チリ中部沖 M7.1
2017年4月29日 5時23分頃 フィリピン諸島 M7.2


クジラのストランディングあり。
6月10日、宮崎市の海岸で、小型のクジラ「ユメゴンドウ」7頭が打ち上げられているのが見つかる。
熱帯や亜熱帯の海に生息し、日本の海岸に複数が打ち上げられるのは珍しいとのこと。

5月22日には千葉県で、5月26日には三重県で、メガマウスが網にかかる。

6月1日、山口県光市の海岸で、イワシの大群約1万匹が打ち上げられる。
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2017年05月25日

アール・イレギュリエ

「美術手帖」の2017年2月号で、「アウトサイダー・アート」について特集されていた。

「アウトサイダー・アート」とは、フランス語の「アール・ブリュット」を英訳したことば。
フランスの美術家ジャン・デュビュッフェが、1945年に刑務所や精神病院を訪れ、受刑者や精神病患者によって描かれたアートを「アール・ブリュット」と呼んだのが事の始まり。
それ以前から、精神疾患の人たちが描く絵に注目することはなされていたが、そうして生まれた作品を芸術として鑑賞することが広まっていく。
1972年に英訳された「アウトサイダー・アート」ということばには、もっと広義の意味が加わり、正当な美術教育を受けていない人が創り出すアート全般を指すようになる。
ただ、日本では「アウトサイダー・アート」といえばほぼ障害者アートのことを指すようで、上記のような欧米の捉え方とはイメージが異なるようだ。福祉的な観点から、障害者の関係者が障害者アートを広め、障害者の社会的地位の向上を目指したことが影響しているらしい。
近年では、アール・ブリュットとナイーブ・アートとプリミティビスムを包括して「アール・イレギュリエ」という呼び名が使われているとのことで……
ちなみに、「ナイーブ・アート」は正規の美術教育を受けていない人の芸術、「プリミティビスム」は非西洋文明や先史時代の人々の文化などを採り入れる様式。

背景や難しい概念のことについてはこれぐらいにしておこう。
そんなことは抜きにして、何の枷もなく思い切り自由に描かれたアウトサイダー・アートは、何もかもが突き抜けていて圧倒される。フリーダムさ加減や偏執的な表現は、興味深いし、観ていて楽しい。
破天荒な色使いや緻密な描き込み。時に、ディープでグロテスクなテーマだったり。
それは、制作者にとっては、自分の世界そのもの、自己そのものを表現したに過ぎない。それだけに、純粋さが伝わってくる。
世間的に知られた人を例に挙げると、山下清とか、ヘンリー・ダーガー辺りがわかりやすいだろうか。

現代のアーティストたちが、マイベスト・アウトサイダー・アートを発表しているコーナーがあるのだが、これがバラエティに富んでいて秀逸。
「シュヴァルの理想宮」、原爆の絵、ネットに溢れるクソコラ、いろんな駅の切符のパンチ屑コレクション(林丈二)など。
ちなみに、「シュヴァルの理想宮」とは、フランスの郵便配達夫フェルディナン・シュヴァルが、ある日躓いた石にインスパイアされて、拾った石を積み上げ33年を費やして作った建築物。奇妙な石の宮殿だ。
88歳現役写真家・西本喜美子さんの作品にも目を奪われる。自らがモデルとなり、「車に轢かれる」お婆さんを撮った衝撃的な写真。自らゴミ袋に入って捨てられていたりもする。不思議なのは、悲愴感が全く無いこと。笑える写真になっているのがすごい。
一番衝撃だったのは、「サッポロ一番」。酒井美穂子さんの作品(?)である。インスタントラーメンのサッポロ一番しょうゆ味。これを両手で持ち、袋の表面を右手親指で優しく擦る。朝起きてから夜寝るまで、10代半ばから20年以上、「制作」された「サッポロ一番」は累計7500個以上。その作品が、福祉事務所によって保存されているという。ほぼ1日1袋「制作」している計算か。これがアートになるのかと疑問の声も上がりそうだが、起きている間ずっと、酒井さんのエネルギーは「サッポロ一番」に注入されているわけだ。しかし、麺の形は四角く保たれたまま。破壊はなく、愛でているのか擦るのみ。そうなると、ただの袋麺では済まされない存在になっているような気もする。費やされた長大な時間と、連続する赤いパッケージ。それを想像すると、日々の残像を見ているようだ。この「サッポロ一番」は、「目で見える時間」なのかもしれない。

他にも、さまざまに数多くの作品が紹介されているのだが、興味は尽きない。
例えば、兵士たちの薬莢細工。第一次世界大戦中、兵士たちが塹壕で作っていたもの。薬莢といっても、花瓶になるくらい大きなものなのだが、彫刻したり切り込みをいれたりして思い思いのデザインで作られている。

正規の美術教育を受けずに、アーティストとして活躍されている人はたくさんいらっしゃると思うのだけれど。
マンガやアニメやイラストの世界なんて、ほとんどそんな感じじゃないだろうか。
描きたいから描く、好きだから描く、描かずにいられない。
そういう迸るような衝動やエネルギーが、人を惹きつける魅力の源になっているのではないかと。

アウトサイダー・アート……
幅が広いだけにとらえどころのないものだが、なぜか惹きつけられる。
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2017年05月18日

ゴールデンウィークあれこれ2017

今年のゴールデンウィークは、珍しく遠出して、北海道まで行ってきました。

遊水地遠景.jpg

池.jpg

ウソです。
そんなわけありません。いつにも増して、近場です。
この広大な景色は、渡良瀬遊水地。ラムサール条約登録地です。
埼玉県と群馬県と栃木県と茨城県とが交わる辺りにあります。近場とはいえ、往復で150kmくらいは走りました。
遊水地としては日本最大だそうですが、「遊水地」ってもの自体がそうそうないだろうから、最大を名乗るのもちょっと虚しい。
若かりし頃、時折この辺りで四駆で遊んでいたものですが、当時はまだここまで整備されておらず、ン十年振りに行ってみて、変貌ぶりに驚きました。
というわけで、甥っ子とバイク2台でツーリングです。
ちなみに、現在は車やバイクは外周路しか走ることができません。自転車は、内側まで走れますし、レンタル自転車もあります。

渡良瀬遊水地とは……

渡良瀬遊水地.jpg

こんな所でございます。
谷中湖というハート型の湖が目を引きますが、それ以外に第1〜第3まで調節池がありまして、普段は湿地帯のそれらが、洪水が起きそうなときには広大な湖と化し水害を防ぐ役目があります。
パンフレットを見ると、渡良瀬遊水地が成立するまでの歴史について、足尾鉱毒事件や田中正造の名前もちらほらと出てくるのですが、なんだか要領を得ず。色々と、政治的に難しい問題があったようです。
これも一種のダムのようなものですから、谷中湖に沈んだ旧谷中村の住民だった方々は移住を余儀なくされたわけですしね。

ま、それはさておき、どこまで行っても湿地帯が広がっています。
ウォッチングタワーという展望台がありまして、双眼鏡でバードウォッチングなんかができます。ここは、蜂に注意。ブンブン飛んでました。
谷中湖で釣りを楽しむ人、湿地帯でラジコン飛行機を飛ばしてアクロバット飛行を披露してくれる人、自転車やバイクでツーリングしている人、ウィンドサーフィンをしている人など様々。
なんにもなくて、とても静かでのんびりしたところでした。

第1排水門付近.jpg
ハートの細くなった先端部分が謎の構造になっていて……
ここには第1排水門があるのですが、水門の下を見ると、2本の隣り合った川がそれぞれ反対方向に流れているのがわかります。
谷中湖に向かって流れる水路(右側)と、隣で渡良瀬川に向かって流れる谷田川の流れ(左側)が反対なんですね。
不思議な感じです。
直接的に周囲の川を使って循環させているわけではなさそうですが、ハート型というのもあって、水の流れがなんだか心臓とそこを流れる血液のように見えます。

山手線の内側の半分にもなる広大な場所なので、全部を周りはしませんでしたが、それでも十分に湿地ツーリングを堪能してまいりました。
谷中湖の西岸にある道の駅きたかわべのそばには、「三県境」と呼ばれる場所があります。
埼玉県加須市・群馬県板倉町・栃木県栃木市の3つを3歩で渡れるという場所です。
全国に「三県境」は40ヶ所以上あるそうですが、3歩で回れる「三県境」は唯一ここだけだそうで。
明治・大正時代に渡良瀬川の流れが変わったことが影響して、埋め立てられあやふやになっていた三県境が2016年2月に確認されたということらしいです。
なんのことはない田んぼ沿いの水路の中に、標識があります。
ちなみに、道の駅きたかわべのスポーツ遊学館等でダムカードがもらえます。巨大なコンクリート堰堤なんてないけど、ここも立派なダムなんですね。



近場で済ませるゴールデンウィークシリーズとして、他に練馬駅近辺にも行ってきました。
つつじ公園.jpg

つつじ.jpg

練馬公園の目の前にある平成つつじ公園です。
以前のここは、ただただ駅前に広大な空き地があるといった感じで殺風景でしたが、現在は公園として生まれ変わってます。
花の時期的には終わりに近いかと思われますが、まだまだ綺麗に咲いていました。
そんなに広くないのですが、つつじの植え方が工夫されていて、奥行きを感じさせる作りになっており、色とりどりのつつじが折り重なるように見えるのが美しいです。
隣にある練馬区立練馬文化センター内では、ロボットのペッパーと戯れたりしてきました。

駅の反対側の商店街の中にある東神社(とうじんじゃ)には湧き水が湧いていて、「こんな所に?」と不思議な気持ちになります。敷地に足を踏み入れると、なんだか空気が違います。雑踏は急に遠くなり、しんとしています。
大きな四角い御影石の真ん中から湧き出るようになっていて、上から柄杓で汲んでいただきます。石のまわりにはシダが生えていて、まわりにめぐらされた紙垂とあいまって厳粛な感じです。四角い石になっているのは、汲み取る方角によってご利益が異なるとかで、説明書きがあります。
ご丁寧に持ち帰り用のペットボトルまで置いてあります。

夫婦ともに連休前後は仕事が混んでいてグロッキー状態だったので、近場のスポットでお茶を濁したゴールデンウィークでしたが、それなりに面白かったのでよしとします。
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2017年04月28日

アニメ調査室(仮)アンケート 2017年1−3月期

毎度おなじみとなりました。アニメ調査室(仮)さんのアニメアンケートです。
早速、まいります。以下、敬称略。


【2017春調査(2017/1-3月期、終了アニメ、68+2+1作品) 第44回】

-評価条件-
S : とても良い
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い
F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし、(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可


01,鬼平,B
02,風夏,C
03,幼女戦記,A
04,闇芝居 4期,x
05,信長の忍び,A

06,双星の陰陽師,D
07,銀魂 新シリーズ,x
08,戦国鳥獣戯画 乙,x
09,超・少年探偵団NEO,F
10,魔法使いプリキュア!,x

11,霊剣山 叡智への資格,x
12,亜人ちゃんは語りたい,A
13,遊戯王アーク・ファイブ,x
14,南鎌倉高校女子自転車部,B
15,青の祓魔師 京都不浄王編,B

16,ふるさと再生 日本の昔ばなし,x
17,少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん,B
18,昭和元禄落語心中 助六再び篇,A
19,マーベル アベンジャーズ・アッセンブル,x
20,スクールガールストライカーズ Animation Channel,C

21,機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 2nd season,A
22,レゴ ネックスナイツ (ロックモンスター編),x
23,フューチャーカード バディファイト DDD,x
24,チェインクロニクル ヘクセイタスの閃,x
25,バトルスピリッツ ダブルドライブ,x

26,この素晴らしい世界に祝福を! 2,A
27,リルリルフェアリル 妖精のドア,x
28,ちいさなプリンセス ソフィア,x
29,デュエル・マスターズVSRF,x
30,小林さんちのメイドラゴン,A

31,ガヴリールドロップアウト,B
32,なめこ せかいのともだち,x
33,ピアシェ 私のイタリアン,B
34,がん がん がんこちゃん,x
35,ベイブレードバースト,x

36,ちるらん にぶんの壱,x
37,どちゃもん じゅにあ,x
38,政宗くんのリベンジ,B
39,ハンドシェイカー,C
40,カミワザ・ワンダ,x

41,ねこねこ日本史,x
42,にゃんこデイズ,B
43,タイムボカン24,x
44,けものフレンズ,B
45,クラシカロイド,x

46,エルドライブ,C
47,セイレン,D
48,プリパラ,x
49,ぼのぼの,x
50,クズの本懐,B

51,アイドル事変,C
52,うらら迷路帖,B
53,3月のライオン,A
54,あはれ! 名作くん,x
55,Rewrite 2ndシーズン,D

56,Spiritpact (スピリットパクト),x
57,あいまいみー Surgical Friends,B
58,MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang,x
59,TRICKSTER 江戸川乱歩「少年探偵団」より,F
60,AKIBA'S TRIP THE ANIMATION,B

61,NARUTO ナルト 疾風伝,x
62,SUPER LOVERS 2,x
63,ACCA13区監察課,B
64,CHAOS;CHILD,C
65,ALL OUT!!,F

66,One Room,B
67,彼岸島X (ネット配信),x
68,ナンバカ 2期 (ネット配信),x
69,ろんぐらいだぁす! (全12話),B
70,はいふりOVA 前編,x

参考調査
t1,テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 第2期 (24話まで),B


{総評、寸評など}

見切りのF評価。
09,超・少年探偵団NEO,F
江戸川乱歩の小説「少年探偵団」を原案としたショートアニメ。
絵柄もかわいいし、出演者も豪華だし、悪くないけれども、観続けるだけの原動力にはならず。
59,TRICKSTER 江戸川乱歩「少年探偵団」より,F
これも江戸川乱歩の小説「少年探偵団」を原案とした作品。
キャラデザがPEACH-PITということで、ちょっと期待していたのだが、小林少年が不死身という謎設定についていけず。
65,ALL OUT!!,F
高校のラグビー部が舞台のスポコンもの。漫画原作。
全体的に作風が好みじゃなかった。

D評価。
06,双星の陰陽師,D
悪しき存在「ケガレ」と戦う陰陽師の少年少女たちを描いたオカルトアクション。漫画原作。
設定は面白いのだが、作りが雑過ぎた。意地で最後まで観たが、冗長の一言。
47,セイレン,D
恋愛シミュレーションゲームが原作だった『アマガミ』の後継作。複数のヒロインと主人公の恋愛を描くラブコメ。
なんというか、感覚がもう古い。
55,Rewrite 2ndシーズン,D
Keyの恋愛アドベンチャーゲームが原作。世界の改変を巡り、それぞれの思惑を持つ超人や魔物使いたちがバトルを繰り広げる中、主人公が人類の救済を目指す。
1期よりは観やすいと思ったが、ゲーム原作ゆえに主人公がなかなか正解の行動に至らずヤキモキ。

C評価。
02,風夏,C
同じバンドのヴォーカルの女の子と幼なじみの人気歌手との間で揺れる主人公の恋愛模様を描く。漫画原作。
原作では早々にヒロインが死亡するというひどい展開だが、アニメではそれは避けた様子。ただ、この原作者の作品はどこかねっとりと暗く好きになれない。
20,スクールガールストライカーズ Animation Channel,C
ソーシャルゲームが原作。魔物から世界を守る少女たちの活躍を描く。
女の子たちはみなかわいいのだが、話に深みがなく、特筆すべきことなし。
39,ハンドシェイカー,C
男女2人が手を繋ぎながら異空間で戦い頂点を目指すバトルもの。オリジナル作品。
GoHands独特のキラキラした絵柄で大阪の街が描かれていたのは面白かったが、それだけ。
46,エルドライブ,C
普通の男子中学生がひょんなことから宇宙警察で働くことになる。少年漫画原作。
とんちんかんで嫌いじゃない。深夜でなく、夕方に放送するような作品だった。
51,アイドル事変,C
アイドル議員の奮闘を描いたメディアミックス作品。
設定は面白いかと思ったが、やはりアイドルものはもうお腹いっぱいで受け付けず。
64,CHAOS;CHILD,C
志倉千代丸の「科学アドベンチャーシリーズ」第4弾のサスペンスホラー。
『CHAOS;HEAD』は面白かったので続編として期待したのだが、何かが噛み合っていない感じ。相変わらず、細かいオカルト的なネタをぶっこんでいるのだが、それがなぜか活きなかった。

B評価。
01,鬼平,B
池波正太郎の時代小説『鬼平犯科帳』を大胆にアニメ化。
時代劇ファンも視聴者に取り込もうという作戦だったのだろうが、意外と悪くない。ほぼ1話完結でわかりやすく、アニメとしての時代劇の可能性を感じた。もはや実写よりも制作しやすいだろうし。
14,南鎌倉高校女子自転車部,B
タイトルどおり女子校の自転車部を描いた作品。漫画原作。
また自転車か……と食傷気味だったが、悪くなかった。
15,青の祓魔師 京都不浄王編,B
悪魔の血を引きつつも悪魔を祓う祓魔師を目指す少年を主人公とするダーク・ファンタジー。漫画原作。2期目。
1期からの流れは続いているが、タイトルの「京都不浄王編」という通り、そこだけを抽出して描いているので、物語としては進んでいない感じ。
17,少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん,B
ゴマフアザラシのゴマちゃんと小学1年生アシベ達の日常を描いたギャグ作品。漫画原作。アニメ化3作品目。
原作ファンなので、ぬいぐるみのゴマちゃんがうちにいる。ということで、それなりに楽しんだ。声優が意外と豪華。ゴマちゃん役の東山奈央の声はクセになるし、アシベの父ちゃん役他の津田健次郎もナイス。
31,ガヴリールドロップアウト,B
天使学校では優秀で品行方正だったガヴリールが、人間界に修行に来たら自堕落にドロップアウトした生活を送る。漫画原作。
なにしろサターニャ(CV:大空直美)が強烈で。他も悪くなかったのだが、サターニャに全部持って行かれた感じ。
33,ピアシェ 私のイタリアン,B
イタリアンレストランでアルバイトを始めた女子高生が、料理の魅力にハマっていく。ショートアニメ。漫画原作。
各話のエンディングテーマで本編に出てきた料理のレシピを教えてくれたり、意外と作りが丁寧で好感が持てた。
38,政宗くんのリベンジ,B
太っていていじめられっ子だった主人公・政宗が、苗字を変え、激痩せして文武両道なイケメンに生まれ変わり、かつて自分を虐げた令嬢に復讐を誓う。惚れさせた上で捨ててやる、と。漫画原作。
悪くはないのだが、終盤で現れた「偽マサムネ」はどこいった?1クールで無理やり終わらせた感が否めない。
42,にゃんこデイズ,B
人見知りの女の子と3匹の飼い猫の日常。4コマ漫画原作。
小さいまま半分擬人化した猫たちがかわゆし。
44,けものフレンズ,B
擬人化された野生動物たちが集う「ジャパリパーク」を舞台に、なんの動物かわからないかばんちゃんとサーバルキャットのサーバルちゃんが出会い、冒険が始まる。スマホ用ゲーム先行のメディアミックス作品。
なんだかよくわからないまま社会現象化してしまうほどの話題作になってしまったが、アニメの作りは3DCGでチープ。1話はスカスカな内容で観終わるまで忍耐力が必要だったが、2話以降は徐々に改善。動物園の飼育員さんたちによる動物の解説が入ったりして楽しんだ。元々、動物園によく行っていたクチとしては、動物園人気が出て嬉しいような、混んでしまうのが残念なような。
50,クズの本懐,B
お互いに好きな相手が他にいるのに、敢えて体の関係を持つカップルなど、屈折した恋愛異模様を描く。漫画原作。
登場人物全員が屈折している。世の中、こういう人もいるんだなと勉強になったり?
52,うらら迷路帖,B
「うらら」と呼ばれる占い師が住む迷路町で、「うらら」を目指す4人の少女たちの物語。漫画原作。
設定も面白いし、キャラも立っているし、絵柄もかわいいし、これといってケチをつける所がない。しかし、今ひとつ盛り上がりに欠けたのは何だったのやら。OP・EDの作画は秀逸。
57,あいまいみー Surgical Friends,B
原作は、ちょぼらうにょぽみによる4コマギャグ漫画。ショートアニメの3期目。
相変わらずのちょぼらうにょぽみ節で観る人を選ぶ。
60,AKIBA'S TRIP THE ANIMATION,B
バグリモノに取り憑かれた人の服を脱がせることで浄化していくバトルアクション。ゲーム原作。
各話のゲスト声優が豪華。OPの串田アキラさんのセリフについつい唱和してしまう。本編に描かれる秋葉原はリアルで、協力店舗がEDで紹介されているのが新しい。
63,ACCA13区監察課,B
13の自治区から構成されるドーワー王国で、警察・消防・医療などの機構を持つ民間組織ACCA。監察課の副課長ジーンがクーデターに巻き込まれていくが……漫画原作。
はじめの数話は、このまま最後までこんな感じなのだろうかと不安だったが、途中から一変。オリジナリティがあってなかなかに楽しめた。
66,One Room,B
男性視点から3人のヒロインを観るバーチャルリアリティ・ショートアニメ。
隣に越してきた大学受験を目指す女子高校生、小さな妹、シンガーソングライターの幼なじみ、という設定のヒロインをPOVで。ショートアニメならではの実験的演出だが、悪くない。
69,ろんぐらいだぁす! (全12話),B
取り立てて何にも興味のなかった女子大生がロードバイクに魅せられていくという話。漫画原作。
作画がひどく、1クール中2回も放送を落とすという伝説級の作品となったが、一応長距離もこなして一段落。最終話だけはうまくまとめた感じ。
t1,テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 第2期 (24話まで),B
ファンタジーRPGシリーズのアニメ化。シリーズ20周年記念作品の2期目。
最終話まで観ていないが、よくできたファンタジーで、作画も丁寧だったし、これまでアニメ化された「テイルズ オブ」シリーズとくらべてもよい出来だったと思う。

A評価。
03,幼女戦記,A
非情な日本人サラリーマンが、世界大戦中のヨーロッパに似た世界に幼女として転生することから始まる物語。ラノベ原作。
ただの幼女でなく、中身がオッサンというところがポイント。神のような「存在X」との関わり方や、サラリーマン的な発想が物語を面白くしている。
05,信長の忍び,A
少女忍者を通して、彼女が仕える織田信長を中心に戦国時代を描くショートアニメ。4コマ漫画原作。
くだらないギャグもキレがあるのだが、歴史をものすごくわかりやすく解説してもらった感じ。コンパクトなショートアニメにギャグも歴史のエッセンスもバランスよく詰まっていて素晴らしい。
12,亜人ちゃんは語りたい,A
「亜人」を理解しようと努力する教師と、「亜人」である生徒たちや同僚との交流を描いた作品。漫画原作。
「亜人」が出てくる作品は数々あれど、これほどまじめに「亜人」の立場に立って理解しようとした作品はない。時折笑いを交えつつ、ほのぼのとした作品で嫌味がなかった。
18,昭和元禄落語心中 助六再び篇,A
昭和の落語の世界を舞台にタイプの違う2人の落語家をめぐる物語。漫画原作。2期目。
1期目は主に八雲役の石田彰無双だったのだが、2期目は三代目助六役の関智一も凄かった。時折オカルトな方向へ引っ張られるが、暗すぎず、美しかった。
21,機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 2nd season,A
地球圏を掌握する勢力ギャラルホルンと、虐げられている火星圏に属する少年兵たちとが戦いを繰り広げることになるSFロボットアクション。2期目。
「ガンダム」としてでなく、「SF任侠もの」としてだったら評価できる作品だったと思う。ロボットで戦っているのに、ヒットマンに殺られてばかりではね。最終的に、主人公らの犠牲を経はしたが、人間扱いされてこなかった少年兵たちが人間として生きる未来を与えられたことは救いになった。そして、子種を残したということは、血族に拘る壮大な物語であるガンダム叙事詩の中で、この系統樹の未来を残したということで、そこに思惑があるのやらないのやら。
26,この素晴らしい世界に祝福を! 2,A
死んで異世界に転生した主人公と、転生させた張本人でありながら異世界に引きずり込まれた女神ら仲間たちとの日常をコミカルに描いたファンタジーの2期目。オンライン小説を元にしたラノベが原作。
1期目が好評だったことで、むりくり2期目を作ったようで、全10話はちょっと短くて残念。サザエさん的に無限に話を作れそうな気もするのだが、面白いからといってそうもいかないか。配役が絶妙で、本当に楽しい作品だった。
30,小林さんちのメイドラゴン,A
主人公に助けられた異世界のドラゴンが、メイドとなって人間である主に仕える。これがきっかけとなって、他のドラゴンたちもひそかに人間界にやってきて……漫画原作。
やっぱり、京アニの女の子の動かし方は独特でかわいらしい。特に、カンナちゃんは長縄まりあの声質も手伝ってか破壊的に可愛かった。ドラゴンの世界のことなど陰りのある話もあったが、どうでもいい日常はほのぼのしていて楽しかった。
53,3月のライオン,A
幼くして両親を事故でなくした主人公が、将棋で身を立てていくという物語。漫画原作。
シャフト作品や新房昭之作品は好みが分かれると思うのだが、私は好きな方なので堪能した。将棋そこのけで「ぼっち」の話と聞いていたが、特に後半はしっかり将棋や将棋界が描かれていたと思う。時折挟み込まれる川本三姉妹と猫たちのほんわかした日常や「ニャー将棋音頭」に癒やされた。

ここ最近、S評価をつけるほどに思える作品がないです。
自分の評価基準が厳しくなったのかとも思いますが、2期目以降だと評価が厳しくなってしまうのは否めません。
その分なのか、A評価は数が多くなっている気がします。

4月からのクールでも、そこそこ楽しんでいます。
posted by nbm at 22:53| Comment(5) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

貯めこんで8冊

本の感想が溜まってしまったので、放出をば。

『夜行』 森見登美彦
京都の語学学校で知り合った6人の男女。そのうちの一人である長谷川さんは、十年前に失踪しているのだが、十年ぶりに集まった5人が、それぞれに会わなかった時間を語り始める。その話はみな、失踪した長谷川さんと、連作の銅版画「夜行」に関連していた……

森見登美彦作品は、7割くらいは読んでいると思う。
いつものおちゃらけた京都ワールドからちょっと離れて、あまり森見登美彦らしくないようにも思える。最後は京都に戻ってくるのだけれど。
別のレイヤーにある世界と行ったり来たり。そう、世界は曖昧なものなのだよね。
自分の認識している世界の曖昧さに気付かされるという点では、壮大なホラー。


『血流がすべて解決する』 堀江昭佳
細胞に必要な酸素や栄養分を運び、老廃物も運ぶ。ウイルスなど異物が入ってくれば防衛する。体温を保つ。などと様々な役割がある血液。
こういう健康本はあまり興味がないのだけれど、自分が病的に血流が悪いため、何かのヒントになればと手に取った。
著者は、出雲の老舗漢方薬局で漢方薬を処方している薬剤師の方。5万件におよぶカウンセリングで患者さんの悩みを聴いているうちに、気づいたことを書かれている。

まず、血液が足りないことを問題視して、血を増やすことを主眼としている。それには、段階を踏んで対処していくべきだと。
血を作る→血を増やす→血を流す。この順番が大事らしい。
血を作るためには胃腸を丈夫にしてしっかり食べ、血を増やすために質の良い睡眠を取り、温めたり運動をしたりして血液を流す。書き出してみれば当たり前のことなのだが。
鉄分を摂るには、ほうれん草よりも鶏肉の方が効率がよいというのは衝撃的。現代のほうれん草は鉄分をはじめ栄養価が激減しているのだとか。それに、鶏肉に含まれるヘム鉄の方が、野菜の非ヘム鉄よりも5倍も吸収されやすいという話。
「おなかが空いた」と思ったら、「胃腸を掃除中だから食べないで」というサインだというのも、これまでの考え方を覆される。
睡眠の話だと、漢方では、午前0時を挟んだ前後2時間(子の刻)は、体の陰と陽が入れ替わる時間とされ、実際に交感神経と副交感神経が交代する時間。その後の1時から3時が血液を作る時間なので、23時には寝るべきだと。この血液を作る時間というのがあまり説明されていないのでよくわからないが、睡眠と体の内部の働きのタイミングは考えるべきなのかもしれない。


『レモン畑の吸血鬼』 カレン・ラッセル 松田青子 訳
どこかの書評で見かけて、タイトルが気になって読んでみた1冊。
訳者も好みでないので、読み進むのが辛かった。途中で投げ出そうかと思ったほど。
そういえば、この著者の『狼少女たちの聖ルーシー寮』を読もうと思っていたんだよなと後から気づく。
とにかく突飛で、生理的に受け付けないグロテスクさがある。しかし、読み慣れてくると、これも有りかなと思う自分に驚く。
レモンで乾きを癒す老いた吸血鬼、自身が蚕となり糸を繰り出す女工たち、馬に転生する歴代米大統領、中東での戦闘の惨劇が背中の刺青に再生される兵士……
アメリカの庶民のリアルな日常や、短いとはいえアメリカ史と呼ぶべき事柄も、知っているようで知らないものだなと思う。
例えば、開拓民に土地を与えたホームステッド法には、家に「窓」がなければならないという話になっているが、これが事実なのかどうか。
そんな感じで、リアルと非リアルが混濁して、区別がつきにくい辺りが、余計に気色悪い感覚を生み出すのかもしれない。


『日本の不思議な建物101』 文 加藤純/写真 傍島利浩
「ざわざわ」「うねうね」「パキパキ」などテーマごとに、日本国内の一風変わった建物を紹介してくれる1冊。
実際に足を運んで目の当たりに観たことがある建物、前を通ったことはあるけれどまじまじとは観たことがないビル、存在は知っていていつか観に行きたいと思っている構築物も載っていたけれど、ほとんどが未知の建物でワクワク。
たまたま、先日、環八を車で走っていたときに「M2」ビルを発見!この写真集で知ったばかりの建物だ。
巨大なイオニア式の柱が頂きにそびえる威容。いや異様?
しかし、奇天烈である。
今は葬儀場となっているが、元々はマツダの企画開発拠点として建てられたのだそうで。
こういった趣向を凝らした建物の数々は、写真を観ているだけでも楽しい。
ほとんどが都内の建物なので、すぐに観に行けるけれど、古いものは壊されないうちに観ておきたいものである。
とはいえ、大半は2000年代に建てられた新しめの建物。
いつのまにか面白いものが増えていたのだなと思う。


『江戸前の男−春風亭柳朝一代記−』 吉川潮
昨年あたりから、アニメ『昭和元禄落語心中』とかNHK『超入門!落語THE MOVIE』の影響で、今更ながら落語に興味が出てきた。すると、落語ファンであるメル友が、1冊の本を貸してくれた。
それが、この『江戸前の男−春風亭柳朝一代記−』である。
正直な話、春風亭柳朝(5代目)はあまり記憶に残っていないのだが、柳朝の一生を通して、昭和の落語界の様々なことが描かれており、いろんな意味で勉強になった。
『笑点』くらいしか観ていなかった私は寄席に行った経験もなく、落語や落語家の世界についてはほとんど知らない。師匠と弟子との関係は確立されているものの、よその師匠や門下と意外と協力体制にあったり、名跡が一門を越えて入り組んだりしていて、落語界全体での結びつきが強いものなのだなと思う。
柳朝は、江戸っ子を絵に描いたような人。ダンナさんの親類が江戸っ子気質なので、江戸っ子気質について語られている部分は大いに頷ける。「粋」とか「酔狂」とか、そういう感覚がよく伝わってくる。遊び歩くばかりで生活費をくれない旦那に、おかみさんは相当苦労されたと思うのだけれど、それでも働き詰めで柳朝を支える姿には感動すら覚える。
この小説、柳朝が死ぬ場面から始まり、死ぬ場面で終わる。素晴らしい構成で、全編通すとまるで人情噺のようだ。特に、子を持たなかった柳朝夫妻が、友人らの子供にかける愛情が素晴らしい。
親でもなければ子でもない師弟関係というものの微妙さもよく描かれているし、弟子同士の関係も面白いものだ。
落語の素人には、名跡で呼ばれると誰のことやらよくわからなかったり、二ツ目・真打と出世するに連れて名前が変わっていくのでわかりにくい部分もあるが、勉強になったことも多いし、ひとつの小説としても読み応えのある面白い作品だった。


『浮遊霊ブラジル』 津村記久子
内容や作者のことはまったく知らないままに、ただただタイトルの面白さで読んだ1冊。7編の短編から成っている。
肩の力が抜けているというか、すごく軽いタッチで描かれている作品ばかりで非常に読みやすい。
物語消費しすぎ地獄に堕ちた主人公と、おしゃべり下衆野郎の地獄へ堕ちた友人が出てくる「地獄」も面白かったのだが、やはり表題作「浮遊霊ブラジル」が最高だった。
アイルランドのアラン諸島に行く寸前で死んでしまった爺さんが、楽しみにしていた人生初の海外旅行に行けなかったことで成仏できない。物体をすり抜ける霊体では乗り物に乗ることもできず絶望していたが、人にとり憑くことを覚え、その技術を駆使してアラン諸島を目指すというお話。
なんだ?このロードムービーは。なかなかうまくいかないようでいて、意外な助けが入ったり、やはりうまくいかなかったり。
「地獄」にしろ「浮遊霊ブラジル」にしろ、扱っているテーマはホラーなはずなのだが、内容的にはポップでファンキー。ときに吹き出しそうになりながら読んだ。
全体的にサッカーネタが多かったり、南米に偏ったりしている部分が、著者の嗜好を反映しているのだろうなと推測させる。
私はドロドロしたものが好きじゃないので、こういった上っ面のような軽い作風は嫌いじゃない。でも、上っ面を書いているようでいて、実は水面下にあるものに気付かされるというか。「深いなぁ」とも思わないけど、それが逆に親近感だったり共感だったりするのかなとも思う。
というわけで、この方の作品はまた読んでみたい。


他に読んだ本。
SF短篇集『ヴィジョンズ』
宮部みゆき「星に願いを」・飛浩隆「海の指」・木城ゆきと「霧界」・宮内悠介「アニマとエーファ」
円城塔「リアルタイムラジオ」・神林長平「あなたがわからない」・長谷敏司「震える犬」
錚々たるメンバーの割には、どれも今ひとつ……

『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』 ピーター・トライアス
第二次大戦で日独が勝利しアメリカ西海が日本の統治下にある世界を描いたSFということで、豊田有恒の『モンゴルの残光』みたいな歴史改変SFを期待したのだけれど、浅いところを漂っただけで不発。
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2017年04月18日

玉石混交上等!

たまには駄文でも書かないと。アウトプット装置が錆びついてしまいそうなので。
思いつくまま気の向くままに。

昨日、仕事に向かう電車の中で読み始めたのは、津村記久子さんの『浮遊霊ブラジル』。
短篇集なのだが、最初の2話に「うどん」が出てくる。
もうひとつ。前日の夜に、声優・上坂すみれちゃんの『上坂すみれのやばい○○』を観ていたら、水樹奈々様となぜか「なか卯」に行こうと盛り上がっていた。
昨日は諸事情で昼食はひとりで外食することになり、何を食べようかと思い悩んでいたが、駅に降りるとまっすぐ「なか卯」に向かい、うどんを食べていた……
サブリミナルうどんと相成ったわけだ。「なか卯」なんて入ったの、何年ぶりだろうか。サブリミナル恐るべし。

「何年ぶり」といえば……
長らく映画館で映画を観るという行為をしていない。お高い映画を観るならば、その分、レンタルならたくさん観られるというケチな考えに始まり、週5本とか観ていた時期もあったくらいで。90年代あたりは、レンタル屋に行っても、観尽くしてしまってもう観るものがないなと思うほどだったわけで。
もともと、小中学生の時代から映画雑誌を読み漁り、まだ自力で映画館に行くことは少なかったものの、テレビで放映される映画は必ず観ていたので、母親は「映画評論家にでもなるつもりなの?」と言ったほどだったから、映画は好きだった。
レンタルビデオからレンタルDVDに移り、そうこうしているうちにハリウッドはネタギレで駄作が溢れ、邦画もパッとせず映画熱もすっかり冷めてしまった。
そんな中、世の中ではシネコンが隆盛してゆくのだよね。
だからして、いわゆる現代のシネコンで映画を観たことがないという状態に……

で、この前の週末。
「この映画は観たいなぁ」と、テレビCMを観た私のつぶやきを聞き逃していなかったダンナさんが、密かにリサーチしてくれていて、ン十年ぶりに映画館で映画を観ることになった。
それが、『キングコング 髑髏島の巨神』(笑)
今までン十年の間にもっといろんな名作があったでしょうよというツッコミはさておき、これが観たかったんだからしょうがないじゃないの。
いやぁ、面白かった!
映画自体については、多くを語りますまい。豪華キャストでB級っぽい作りながら、カットも映像も音楽もすごく作りこまれていて、「これぞ映画」という作品でしたよ。知らない監督さんだったけど、映画のことをよくわかっているなと好感を持った。
設定が70年代と知らずに観たので、ブラックサバスが流れてオジーが歌い出したところで夫婦で吹き出した。
映画館自体の変化といえば、音響が格段に良くなっていてサラウンドが本当にサラウンドだったことくらいかな。ちなみに、3Dや4Dは未体験。

新所沢パルコ併設で「レッツシネパーク」というシネコンっぽいものができたのが1983年だったそうで。
一般的には「日本初のシネコン」というと、1984年にオープンした「キネカ大森」だそうですが、それよりもちと早い。
「レッツシネパーク」には、たしか3つのスクリーンがあった。ここでよくダンナさんと映画を観た。
それと、小手指西友には駐車場を利用したドライブインシアターがあり、ここもよく利用した。
都内の大きな映画館にも行ってたけど、個性的な映画館が近隣にあったものだ。
ちなみに、「レッツシネパーク」は大々的に改装され再オープンしたばかり。特に、寝っ転がって観られるシートとか、豪華な椅子シートとか、シートにこだわった作りが特徴的。

さて、書こうと思っていた本筋とだいぶ離れてしまった。
上記を読めばわかっていただけるかと思うが、私はいわゆるB級モノが好きだ。
なぜかと問われると説明できないが、キメキメの極上のものよりも、ちょっと崩したものやひねりのあるものに魅力を感じる傾向はあると思う。
それを前置きとして、この先を読んでいただきたい。

大学生の甥っ子がいるのだが、残念なことに初級日本語しか話せない。
話をすれば、相槌として返ってくるのは「マジか」か「ヤバイ」がほとんどだ。メールで送ってくる文章も意味不明なことが多く、肝心な要点が伝わってこなくて毎回添削したくなる。
あまりに語彙が少ないので、ためしにネット上の簡易語彙テストをやらせてみたら、中学生レベルと判明。
ただ、彼の名誉のために補足しておくと、現代の大学生の語彙力は平均的にそんなものだそうだ。
当然の結果と思ったが、このまま社会人になるのかと思うと恐ろしい。
どんな仕事だって、話したり文章を書いたりすることは必須。無駄な足掻きかもしれないが、少しでも改善できればと思い、本を読むことや非公開でよいからブログでまとまった文章を書いてみることなどを勧めた。
最初に読みやすい本を1冊プレゼントしてみたが、読んで「面白かった」とはいうものの、そこから先の感想が出てこない。本に興味は持ったようで、自分なりに選んで読んでいるようなのだけれども、こちらにオススメを訊いてくることもないし、本当の意味で楽しめていないのではないかと思う。
乱読の私にしてみれば、ジャンルや傾向を指定してもらわないと、どんな本を勧めたらよいのやらわからない。
でも、このあたりで私ははたと気づく。
仮に、彼がこんな感じの本が読みたいと言えば、いくつか提示できると思う。けれども、それは私というフィルターを通して、お墨付きを得た本になってしまう。
読みにくかったり、つまらなかったりする作品を敢えて勧めはしないからだ。

自分が自分の判断でチョイスした作品であっても、読んでみたらハズレだったということも少なくない。
それは、映画でも音楽でもあらゆるジャンルで同じことが言えるのだけれど。
それでも、そうやって直接いろんなことに触れてきたことで、自分なりの判断基準というのができあがってきたわけで。
若い彼には、できれば自分で様々試しつつ、失敗しながら自分の判断基準を構築していってもらいたい。
そのためには、長い時間をかけたのに無駄だったというような効率の悪い作業が必要不可欠なのだ。

若い世代は、超スピードで情報処理が可能だ。あれはすごい能力だと思う。
だがそれゆえに、すぐに答えを得る効率を重んじる傾向にある。
まとめサイトは読んでも、元のスレッドは読まない。ネットニュースの見出しは見ても、新聞記事は読まない。効率を重んじるがゆえに、長文を根気よく読むことが苦手なのではないかと思う。
そうだね。無駄だね。特にこの記事なんて、駄文だし。読む価値なしだね(笑)

音楽も配信で聴いていると、かつてのレコードやCDにあったアルバムのアートワークを観てイメージをふくらませたり、解説文やインタビューなんかを読んで作品が生み出されるまでの背景を知ることもないだろう。
本も同じで、電子書籍は持ち歩きには便利だけれど、紙の本の装丁や手触りなどが作品に与えるイメージは大きいものがある。
一見無駄に思えるものを排除してしまうと、味気なくなるものなのさ。味気ないと、たくさん摂りたくなる。だから、情報に触れる時間は多くなる。そんなことなんじゃないかと。

若い時代は時間がたくさんあるし、体力もあるし、目が見えづらいとかあちこち痛いとかいうこともないのだから、いろんなものを観て聴いて読んで、いろんな所に行って、いろんな人と触れ合って、世の中の玉石混交の中から、自分の「これ」というものを見つけてもらいたいなぁと。
そんなことを思った次第で。
posted by nbm at 12:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月01日

2017年1月13日からの地震メモ

2017年1月13日からの地震メモです。
ほぼ2ヶ月分あります。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2017年1月13日 12時25分頃 千葉県北東部 M4.8 深さ約50km 最大震度3
2017年1月17日 22時21分頃 茨城県北部 M2.5 深さ約10km 最大震度1
2017年1月18日 14時56分頃 茨城県南部 M3.4 深さ約50km 最大震度2
2017年1月18日 17時19分頃 茨城県沖 M4.2 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度1)
2017年1月18日 22時8分頃 千葉県北西部 M3.1 深さ約60km 最大震度1
2017年1月19日 14時13分頃 新島・神津島近海 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年1月20日 23時18分頃 父島近海 M3.9 深さ約50km 最大震度1
2017年1月24日 13時38分頃 千葉県東方沖 M3.8 深さ約10km 最大震度1
2017年1月26日 23時18分頃 茨城県南部 M3.0 深さ約40km 最大震度1
2017年1月29日 2時43分頃 茨城県北部 M3.4 深さ約10km 最大震度2
2017年1月29日 3時1分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度2
2017年1月31日 9時30分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年2月1日 15時46分頃 茨城県北部 M3.3 深さ約10km 最大震度2
2017年2月2日 0時16分頃 茨城県南部 M2.9 深さ約50km 最大震度1
2017年2月2日 9時53分頃 新島・神津島近海 M2.4 深さ約10km 最大震度1
2017年2月3日 2時38分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約60km 最大震度2
2017年2月3日 11時29分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
2017年2月3日 20時58分頃 茨城県沖 M4.1 深さ約40km 最大震度2
2017年2月3日 21時14分頃 茨城県沖 M3.3 深さ約50km 最大震度1
2017年2月6日 15時24分頃 千葉県東方沖 M3.9 深さ約20km 最大震度2
2017年2月6日 23時57分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度2
2017年2月7日 17時56分頃 千葉県南東沖 M3.1 深さ約40km 最大震度1
2017年2月7日 20時3分頃 茨城県北部 M4.4 深さ約10km 最大震度3
2017年2月7日 20時45分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2017年2月7日 21時43分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2017年2月8日 4時44分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約50km 最大震度1
2017年2月9日 14時7分頃 茨城県沖 M4.0 深さ約40km 最大震度2
2017年2月10日 0時0分頃 茨城県北部 M3.4 ごく浅い 最大震度2
2017年2月10日 12時18分頃 茨城県沖 M3.6 深さ約50km 最大震度1
2017年2月11日 16時33分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約20km 最大震度1
2017年2月14日 14時50分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2017年2月14日 18時39分頃 新島・神津島近海 M2.3 深さ約10km 最大震度1
2017年2月15日 0時9分頃 茨城県北部 M2.8 ごく浅い 最大震度2
2017年2月15日 14時23分頃 群馬県南部 M2.3 深さ約10km 最大震度1
2017年2月16日 12時34分頃 父島近海 M4.2 深さ約10km 最大震度1
2017年2月18日 9時47分頃 茨城県沖 M3.1 深さ約40km 最大震度1
2017年2月18日 14時5分頃 茨城県南部 M3.2 深さ約50km 最大震度1
2017年2月18日 21時11分頃 茨城県南部 M2.9 深さ約50km 最大震度1
2017年2月18日 23時25分頃 千葉県北西部 M3.5 深さ約70km 最大震度1
2017年2月19日 7時21分頃 茨城県北部 M3.6 深さ約10km 最大震度2
2017年2月19日 18時19分頃 千葉県東方沖 M5.4 深さ約60km 最大震度4 (当地 震度1)
2017年2月19日 19時25分頃 千葉県北東部 M3.4 深さ約60km 最大震度1
2017年2月22日 18時53分頃 茨城県北部 M3.8 深さ約10km 最大震度2
2017年2月24日 5時40分頃 千葉県東方沖 M2.6 深さ約30km 最大震度1
2017年2月24日 9時28分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2017年2月24日 16時11分頃 茨城県北部 M3.3 深さ約10km 最大震度1
2017年2月25日 10時18分頃 茨城県南部 M3.6 深さ約50km 最大震度2
2017年2月25日 15時52分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2017年2月26日 2時20分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約50km 最大震度1
2017年2月26日 5時11分頃 茨城県南部 M4.0 深さ約60km 最大震度2
2017年2月27日 8時17分頃 小笠原諸島東方沖 M4.9 深さ約10km 最大震度1
2017年2月27日 8時26分頃 千葉県東方沖 M3.7 深さ約30km 最大震度2
2017年2月28日 3時59分頃 千葉県北西部 M3.4 深さ約110km 最大震度1
2017年2月28日 11時21分頃 茨城県北部 M2.6 深さ約10km 最大震度1
2017年2月28日 11時40分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度2
2017年3月1日 9時44分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約50km 最大震度1
2017年3月1日 21時9分頃 千葉県東方沖 M3.4 深さ約30km 最大震度1
2017年3月5日 10時18分頃 千葉県北東部 M4.7 深さ約50km 最大震度3
2017年3月5日 10時33分頃 千葉県東方沖 M3.3 深さ約60km 最大震度1
2017年3月5日 13時18分頃 千葉県東方沖 M4.3 深さ約20km 最大震度2
2017年3月5日 16時39分頃 千葉県東方沖 M3.5 深さ約10km 最大震度1
2017年3月13日 14時13分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約30km 最大震度2
2017年3月14日 3時54分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約30km 最大震度2
2017年3月14日 15時13分頃 父島近海 M4.3 ごく浅い 最大震度1
2017年3月19日 20時35分頃 千葉県北西部 M3.5 深さ約80km 最大震度1
2017年3月22日 0時15分頃 千葉県南部 M3.4 深さ約70km 最大震度1
2017年3月22日 4時7分頃 父島近海 M3.9 深さ約40km 最大震度1
2017年3月22日 18時1分頃 茨城県沖 M2.8 深さ約10km 最大震度1
2017年3月22日 19時0分頃 埼玉県南部 M2.8 深さ約40km 最大震度1 (当地 震度1)
2017年3月22日 22時50分頃 千葉県北東部 M3.7 深さ約50km 最大震度2
2017年3月22日 23時47分頃  茨城県沖 M3.9 深さ約50km 最大震度2
2017年3月23日 4時50分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約20km 最大震度1
2017年3月23日 5時12分頃 茨城県南部 M2.6 深さ約10km 最大震度1
2017年3月24日 1時29分頃 茨城県南部 M4.0 深さ約50km 最大震度2
2017年3月24日 2時22分頃 茨城県南部 M3.0 深さ約50km 最大震度1
2017年3月25日 20時25分頃 茨城県北部 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2017年3月27日 14時31分頃 茨城県北部 M3.8 深さ約10km 最大震度2
2017年3月27日 20時22分頃 茨城県北部 M3.7 深さ約10km 最大震度2
2017年3月27日 21時8分頃 茨城県北部 M2.8 深さ約10km 最大震度1
2017年3月27日 22時31分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年3月28日 19時28分頃 茨城県南部 M3.0 深さ約70km 最大震度1
2017年3月28日 21時37分頃 茨城県南部 M3.0 深さ約50km 最大震度1
2017年3月30日 11時1分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約60km 最大震度1

茨城県震源が多いです。特に、茨城県北部。
茨城県北部は、一度揺れると連続して3回ほど有感地震が続く傾向がありますが、それにしても多い。
昨年12月28日に茨城県北部でM6.3(最大震度6弱)がありました。その影響が続いているのか、はたまた新たな揺れの前兆なのか。



この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2017年1月26日 17時6分頃 岩手県沖 M5.1 深さ約30km 最大震度3
2017年2月27日 0時3分頃 福島県沖 M4.9 深さ約50km 最大震度4
2017年2月28日 16時49分頃 福島県沖 M5.7 深さ約50km 最大震度5弱 (当地 震度1)
2017年3月2日 23時53分頃 日向灘 M5.2 深さ約30km 最大震度4
2017年3月12日 4時57分頃 福島県沖 M5.3 深さ約50km 最大震度4
2017年3月25日 1時43分頃 沖縄本島近海 M5.1 深さ約90km 最大震度3
2017年3月28日 7時31分頃 北海道南西沖 M5.0 深さ約10km 最大震度1



海外の主な地震。
2017年1月22日 13時30分頃 ソロモン諸島 M8.4 深さ約170km


ここしばらくは電子機器の異常動作とかインターネットやwifiの不調などが多く報告されていて、相変わらずなんだか不穏なのですが、大きく揺れることはなく。

南岸低気圧の通過があって山間部では雪だとか。春らしく寒暖差の大きい気候が続いていますね。
体調管理が難しい今日この頃です。
posted by nbm at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月07日

回収の顛末

ニチガスの卓上コンロ用カセットボンベが自主回収されるというニュースを聞いた。
一部の製品の内部部品に不具合があり、使用中にガス漏れする恐れがあるとのことで。

うちにもあるじゃん、それ。
対象期間は2011年12月以降製造の製品とのことで、缶底を見ると製造年月日が書いてある。
対象製品かどうか確認したら、間違いなく自主回収対象だった……
面倒だな。
そんなもの、どうやって回収するんだよ。
とはいえ、放置しておいても仕方がない。イチかバチかで使うのも怖いし、そのまま捨てることもできないし。

と思っていたのだが、ニュースから数日経って、自主回収の具体策がどうなっているのか検索してみたら、Web回収受付をしていて、フォームに必要事項を入力すれば、佐川急便が自宅まで回収に来てくれることになっていることがわかった。
→ ニチガス卓上コンロ用カセットボンベの自主回収受付フォーム
ちなみに、使用途中のものも回収してくれる。
配送にはキャップが必要で、キャップのないものはその数を報告するようになっている。
引き換えに、製品代金相当のクオカードをくれるという。
ちなみに、1〜3本で500円。
うちは未使用が3本あり、500円だな。
回収の日付と時間帯が指定できるのだが、直近は混んでいて、自分の都合と合わせると申し込みから10日ほど先の日付になった。

回収までには日にちがあったので、その間にニチガスから詫び状が届く。

んで、回収当日。
指定した時間帯に佐川急便が回収箱を片手にやってきて、受取票みたいなものに押印してカセットボンベを渡し、引き換えにクオカードの入った封筒と集荷票を渡された。
回収箱には、回収に必要な伝票やクオカードや、おそらく必要ならキャップもセットになっているのだろう。空荷を持ってきて、伝票を張り替えてカセットボンベを入れるようになっているらしかった。
これで回収終了。
あー手間いらずでよかったわ。そしてクオカード500円GET。
たぶん300円くらいで買ったと思うので、差額がほんのお詫びの気持ちといったところか。1本の回収でも500円だから、その方がお得ね。

電話受付は混雑しているようなので、可能ならばWeb回収受付が簡単です。
回収対象製品をお持ちの方にはオススメ。

食品の異物混入などは経験があるけれど(→過去記事異物混入運ロシアケーキは美味い)、こういうケースは初体験で、面倒だけど終わってスッキリ!
posted by nbm at 10:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月28日

フリーダムタウン東松山

ほとんど記事にできてないけれど、昨年は、主にレッサーパンダ目当てでいろんな動物園に行っていた。
今年もその傾向は続いていて、東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」に行ってきた。
コアラで有名になった動物園であるということは認識していたのだけれど、今まで行ったことがない。
敷地が広大で、埼玉県内で最大の動物園とのこと。
「こども」と冠している通り、猛獣系はいないし、小動物などに触れ合えるコーナーの規模が大きいとは思った。

昨年からの流れで、レッサーパンダ目当てだったはずなのだけれど、こちらのレッサーパンダ舎は植えられている高い木のはるか上の方に登ったままだったりして、あまり近くで観察できない。レッサーパンダ自身には心地よいのだろうけれど、観ている側としては物足りない感じで。

ということで、他の動物を楽しんでしまった。
まずは、なかよしコーナーから。
コーナー内ではヤギやブタなどが放し飼いにされている。
アルパカさんがお散歩中で、少し触らせてもらった。このコは背中に触られるのが苦手だということで、頭の方を。体毛がよれて束になっているが、やはりモフモフ。くりくりのお目目パッチリ、まつげが長ーい。
生まれてまだ数週間の子羊ちゃんが2匹。足が震えてずっとフルフルしている。
ブタは落ち葉のプールで身じろぎもせず。寒いのか、触っても動かずに「触んなや!」とブウブウ言っている。
ぶたさんプール.jpg

ヤギたちはそこここに居て、高い所に登ったり、ベンチに座り込んでいたり。
ヤギアップ.jpg
こうなると、当然のことながら、ウ○コ注意。動物たちをブラッシングするブラシも置いてあるのだが、「ご自由にお使い下さい」的に箒とちりとりのセットも置いてあって、こども達がウ○コをお掃除している(笑)

さて、お次は、珍しいマヌルネコ。ここには4匹もいる。展示されていたのは3匹だったけど、そのうち1匹は奥に引っ込んでいて姿が見えず。見えているのは2匹のみ。
マヌルネコ.jpg
目つき悪い〜(笑)他のネコ科と比べると、顔のパーツのバランスがおかしい。岩の陰から頭を少し出して周りを窺う生活をしているうちに、顔は横長になって目の位置が高くなりこうなってしまったらしい。体つきはずんぐりしていて、長毛でモッフモフ。
2匹とも静かに佇んでいる。
その裏手には本来はヤブイヌがいるはずなのだが、ちょうど展示がお休み中だったようで、観られなくて残念。

この辺りで、園内に放し飼いにされているマーラに出会う。デカめのげっ歯類。中型犬くらいの大きさ。ウサギとシカが混ざったような容姿。
しかし、フリーダムだな、おまえら。
その辺にたくさんいるのだが、臆病なのか、こちらが少し近づくと逃げて行ってしまう。

薄暗い小動物コーナーの中には、ハダカデバネズミもいる。
ネズミカンガルーが落ち着きなくビョンビョン飛び跳ね、ミツオビアルマジロがチョコチョコチョコチョコと早足で歩き回っている。

日本で唯一の展示となっている世界最小の鹿、プーズー。
寒いのが苦手なのか、暖かそうな展示室の中でまったり座っていた。角が片方もげている。
後から知ったのだが、どうやらプーズーに赤ちゃんが生まれたそうで、3月3日から公開される予定だそうだ。

あまりに広いので、鳥類がたくさん展示されているエリアには行かず。どうせ展示されていないし。鳥インフルエンザ騒ぎで鳥類はほとんど観られない。
普段ならペンギンコーナーにも入れるのだが、近づけず。ヤツらも一応”鳥”なんだよな。

今度は、橋を渡って北園から東園へ。こちらは、オセアニアの動物が固まって展示されている。
名物のコアラは、樹状で眠っている。動かないし、まるでぬいぐるみ。
コアラは、母親の糞を子供に食べさせることでユーカリを消化するための微生物を受け渡すということは知っていたが、長い盲腸で離乳食を作っていて、それを食べさせているということまでは知らなかった。

シマオイワワラビーは毛並みが美しいのだが、遠目にしか観られず、なんだか勿体無い。
と、思っていたら、カンガルーコーナーで衝撃を受ける。
ここ、カンガルーコーナーに”入れる”。
つまり、放し飼いにされているカンガルーの中に入っていける。
ベビーカーでお子さんを連れた若夫婦が入り口前で戦いている。私も「大丈夫なのか?」と思いつつ、2重扉を開けて中へ。
カンガルー入り口.jpg

すげぇ。ほんとにカンガルーとの境がない(笑)
放し飼いカンガルー.jpg
一応、両側にちょっとした段差があって真ん中を道が通っているのだが、柵や網などはなく、カンガルーは道の両サイドのエリアを普通にピョンピョン渡って行き来している。
エリア内に人は踏み込まないことにはなっているものの、カンガルーたちは20頭くらいいただろうか。時折、立ち上がってボクシングしたりしているし。触れるほどの距離ではないものの、十分に近い。

その流れで、今度はワラビーのコーナーへ。
ここもカンガルーと同じシステムで放し飼いにされているワラビーの中に入っていけるのだが、こちらは距離感がほぼゼロ。ワラビーさんに触れる。ダンナさんは手をペロペロ舐められていた。
放し飼いワラビー.jpg

その横には、カピバラ温泉。ぎゅうぎゅう。
カピバラ温泉.jpg

そして、最後に北園に戻り、キリンとシマウマを観に行く。
展示場が細長く、キリンが走っている。動物園で走っているキリンを目の当たりにしたのは初めてだ。
もうキリン舎に帰っていく時間だったので、しまわれていくキリンを見送る。

あまりに広大だったし、午後から行ったので、たぶん半分くらいしか回っていない。
お子さん向けには、他にこどもの城や恐竜コーナーなどもあるし、もう少し時間があればお隣の埼玉県平和資料館や大東文化大学のビアトリクス・ポター資料館も観てみたかったけれど、時間と体力が足りなかった。

それはさておき、動物園に着いた頃には昼を過ぎていて、どこかで昼食をと思ったら、動物園の目の前に武蔵野うどんの看板があり、じゃあここでお昼を食べてから動物園に入ろうということになった。
初めての店で勝手がわからず、とりあえず店内に入って券売機で食券を買い、カウンターでつけ汁うどんを受け取った。
他にカウンターには天ぷらがたくさん並んでいるのだが、値段などがわからない。
もう一度入り口を見てみたら、「うどん、天ぷら、ごはん、漬物が食べ放題」とある。
なんですとー?全部?食べ放題なの?
客席の中央に島があり、ごはんやら漬物やらがおいてある。ご丁寧に電子レンジもあって、ぬるくなったつけ汁を温め直すことができる。これでうどんを追加しても安心。
しかし、おかしいだろ、このシステム……「かえし」も置いてあるので、うどんの他に天丼食べ放題ということもできる。うどんは茹でたて、天ぷらも揚げたてで普通に美味しい。
800円ほどの料金でこれは、どう考えてもおかしい。
家に帰ってから調べてみると、チェーン店でそこここにあるお店らしいのだが、システムが店ごとに違い、すべてがコミコミで食べ放題なのは東松山店だけの様子。
すごい店に遭遇してしまった。敢えて店名は書きませんが、ちょっと調べればすぐにわかります。
遠いから、ちょくちょく行こうとはならないけれど、お近くに行くことがあればぜひ。
いつまであのシステムかわからないし、お早めに。

しかし、フリーダムな動物園。そして、フリーダムなうどん屋だった。
posted by nbm at 14:59| Comment(6) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月25日

勝手に声優アワード2016

今回も、<勝手に声優アワード2016>を開催したいと思います。
昨年に活躍された声優さんへnbmの独断と偏見で賞を贈らせていただきます。本家の予想というわけではないのであしからず。
年間、160タイトル以上を視聴しているとはいえ、すべての作品を観ているわけでもなく、自分が少しでも視聴した作品を元に選んでいます。
本家声優アワードとは無関係ですが、本家やこの<勝手に声優アワード>で過去に受賞歴のある方はなるべく除外して選出しております。また、「新人」は声優デビュー5年以内の方とします。
以下、敬称略。

<新人男優賞>

古川 慎
「ワンパンマン」(サイタマ)
「orange」(須和弘人)
「タブー・タトゥー」(赤塚正義)
最初に声を聴いた「ゴールデンタイム」のときはどうなることかと思ったが、「ワンパンマン」のときには随分変わったように感じた。それからは、安心して聴けるように。ハスキー系だけれど太めの声質は個性的なので、このまま活躍していただきたい。
畠中 祐
「うしおととら」(蒼月潮)
「甲鉄城のカバネリ」(生駒)
「バッテリー」(永倉豪)
雄叫びをあげるような役が続いたけれども、「バッテリー」では落ち着いている役で、こちらもハスキー系ながらソフト。これからもっと毛色の違う作品で観てみたい。

<新人女優賞>
久保ユリカ
「ハイスクール・フリート」(知床鈴)
「レガリア The Three Sacred Stars」(サラ・クレイス)
「Lostorage incited WIXOSS」(御影はんな)
「あまんちゅ!」(ちゃ顧問)
ラブライブ声優としては一歩リードといった感じ。きわどい声が売りかと思いきや、意外と落ち着いた声質もイケたりして、ご本人のキャラクターも面白いので、これからに期待。
大西沙織
「あまんちゅ!」(二宮愛)
「ガーリッシュナンバー」(柴崎万葉)
「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」(天野円)
「競女!!!!!!!!」(豊口のん)
「食戟のソーマ 弐ノ皿」(新戸緋沙子)
種田梨沙さんが休業中とあって、出番が増えたのかもしれないと邪推。どんな役でも無難にこなしてしまうし、「あまんちゅ!」ではテンションの高い役で驚かされた。こちらもご本人のキャラクターが良く、これからに期待。

<助演男優賞>
津田健次郎
「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」(和泉公平)
「91Days」(ファンゴ)
「初恋モンスター」(長澤嵐)
「ブブキ・ブランキ」(的場井周作)
「少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん」(アシベの父ちゃん他)
自分の中では、諏訪部順一と2トップ。声質が抜群に良い。2016年は、変態さんの役が多く、突き抜けていて楽しそうだった。そんな中で、アシベの父ちゃん役などは意表をついてきた。藤原啓治が休業中とのことで、声質は異なるけれどもニヒル系の役が回ってきていたのかもと邪推。
島崎信長
「キズナイーバー」(由多次人)
「斉木楠雄のΨ難」(海藤瞬)
「少年メイド」(鷹取円)
「はんだくん」(半田清)
「私がモテてどうすんだ」(六見遊馬)
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」(イオク・クジャン)
なぜかこの<勝手に声優アワード>では受賞を逃してきたが、ここ数年は主役も脇役も欠かせない存在となってきた人。ソフトな声質にマッチした優しげな役から、海藤瞬のような勘違い系も上手にこなす。中でも、アホな子のイオク様が特に印象的。

<助演女優賞>
小松未可子
「亜人」(下村泉)
「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」(ロゼ)
「灰と幻想のグリムガル」(ユメ)
「ブブキ・ブランキ」(種臣静流)
「バーナード嬢曰く。」(神林しおり)
みかこしも、いつのまにか新人とは呼べなくなっていた。ふわんとした女の子から、意志の強そうな女性までバラエティに富んだ役をこなすまでに。
水瀬いのり
「Re:ゼロから始める異世界生活」(レム)
「魔法少女育成計画」(スイムスイム)
「ViVid Strike!」(フーカ・レヴェントン)
「信長の忍び」(千鳥)
「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」(シュヴァイン / 瀬川茜)
こちらも、お若いながらすでにベテランさんのような貫禄。なんでも器用にこなす。中でも、やはりレムが印象的。最近は、声を聴いただけでは彼女だと判別できなかったりする。

<主演男優賞>
石田彰
「昭和元禄落語心中」(有楽亭八雲 / 菊比古)
「坂本ですが?」(久保田吉伸)
「ドリフターズ」(源九郎判官義経)
「昭和元禄落語心中」での八雲の落語には圧倒された。高座で喋るのと違うとはいえ、あの表現力であの色気……他の追随を許さない。同時期に、冴えない久保田くんの声も聴いていたので、そのギャップに混乱。

<主演女優賞>
高橋李依
「魔法つかいプリキュア!」(朝日奈みらい / キュアミラクル)
「Re:ゼロから始める異世界生活」(エミリア)
「この素晴らしい世界に祝福を!」(めぐみん)
「Fate/Grand Order -First Order-」(マシュ・キリエライト)
声優活動4年目にしてプリキュア声優となる。エミリアのような正統派のヒロイン声からめぐみんのようなコミカルな役、そして少年役までこなし、こんな実力派だったとはと驚きを隠せない。
まだデビュー4年目で、本来は新人声優さんのはずなのだが、なにせプリキュアにもなったことだし、今回は主演女優賞を差し上げることにしたい。

<nbm賞>
森田順平
「紅殻のパンドラ」(ブエル)
名和宗則監督の熱望でキャスティングされたとか。
本来のブエルは巨大な兵器なのだが、その制御装置としてのブエルは獅子の頭と5本の山羊の脚を持つポンデライオンみたいなマスコット。これが、尊大な態度の変態で、一体誰が演じているのやらと調べて配役を知ったときの驚愕ったらなかった。
「3年B組金八先生」の数学の乾先生を演じていた、森田順平さんであった。
なんというギャップ。
元々、テレビドラマの他に映画の吹き替えなどもされていたようなのだけれど。
3本目の後ろ足のくだりなど、エロいポンデライオンの突き抜けた演技は、賞賛に値する。

上記の方々よりも活躍された方は、たくさんいらっしゃいます。それこそ、毎年当たり前のように大活躍されている方は多いので、そういった方たちを選んでしまうと、毎年同じようなメンツになりかねない。
というわけで、独断と偏見で、昨年、声が印象に残った方を選んでいるわけであります。
たとえば、今回の主演男優賞は、石田彰でなかったら、小野大輔だったかも。実は、小野大輔はこの<勝手に声優アワード>では過去にも受賞がありません。おそらく、いつも候補には挙がるものの、惜しくも受賞ならずとなっていたと思われ……
今回の助演女優賞とした水瀬いのりは、新人女優賞と助演女優賞と主演女優賞とどれにしたらよいのやらと迷う年が続き、ようやく今回の受賞とした次第。
主演男優賞で最後まで候補に上がっていたのは、諏訪部順一興津和幸
助演女優賞での最終候補は、五十嵐裕美沼倉愛美東山奈央
男性声優では、耳にひっかかった新人がほとんどいなくて不作。
一方の新人女性声優は、たくさん居すぎて役の取り合いになっており、一人あたりの出演本数が伸びない。
そんな中でも、これからに期待したいのは、本渡楓、Lynn、田中美海、長縄まりあ、高野麻里佳、千本木彩花あたり。
デビューから5年が過ぎて新人声優でなくなった中では、大空直美が巻き返しているし、大橋彩香も気になるところ。雨宮天もよし。
ということで、偉そうに勝手にああでもないこうでもないと楽しませていただきました。

<2017年3月21日 追記>
本家第11回声優アワードの受賞者が発表されましたので、書き留めておきたいと思います。

<新人男優賞> 伊藤 節生・内田 雄馬・小林 裕介
<新人女優賞> 小澤 亜李・千本木 彩花・田中 美海
<助演男優賞> 大塚 芳忠
<助演女優賞> 潘 めぐみ
<主演男優賞> 神木 隆之介
<主演女優賞> 上白石 萌音

拙ブログの「勝手に声優アワード」では、別に本家の予想をしているわけではないのですが、新人男優賞の内田雄馬さん・小林裕介さんと新人女優賞の小澤亜李さんには、前回にそれぞれ新人賞を差し上げております。
助演男優賞の大塚芳忠さんには、輝け!nbm Awards 2016<アニメ編>の中で、『亜人』の佐藤さんにキャラクター賞を差し上げております。あれは圧倒的でした。芳忠さんは、以前はアニメよりも外画の吹き替えの方で馴染み深いお声でしたが、とっても好きな声優さんなので、これからもキーとなるキャラクターをたくさん演じていただきたいです。
助演女優賞の潘めぐみさんは、今期放送中の『リトルウィッチアカデミア』の主役であるアッコ役が素晴らしく、2017年は何が賞を差し上げたいと思っていた所で。

『君の名は。』が名だたる賞争いから外されている中、シナジー賞を受賞したのは当然といえることですが、主演のお二人が昨年声優として参加されたのはこの1作品だけ。それだけで双方とも主演賞というのは、ちょっとやり過ぎのような気もします。
そして、それとバランスを取らせるかのように、のんさんに特別賞というのもなんだか取ってつけたような……
その他、富山敬賞中尾隆聖さん、高橋和枝賞島本須美さん、というのも納得です。どこかで何か差し上げないといけない方々ですから。
パーソナリティ賞花江夏樹さんも納得。本当にがんばってます。
posted by nbm at 19:04| Comment(2) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月19日

輝け!nbm Awards 2016<アニメ編>

まだ残っていたnbm Awards 2016。今回は、<アニメ編>をお送りしたいと思います。
リンク切れはご容赦ください。

<OP・ED賞>
『この素晴らしい世界に祝福を!』ED「ちいさな冒険者」アクア(雨宮天)・めぐみん(高橋李依)・ダクネス(茅野愛衣)
お見せできる動画はみつからず……ミニチュアっぽく見えるチルトシフト映像をアニメで表現したものは初めて観たような。のんびりした曲と相俟って癒しのEDとなった。
『ファンタシースターオンライン2』ED「レアドロ☆KOI☆こい!ワンモア!」泉澄リナ(諏訪彩花)・鈴来アイカ(M・A・O)→YouTube
ラッピーたちと右下のSORO(アニメ版CV:玄田哲章)がかわいく踊る。「アークスダンスフェス」というゲーム内のイベントにプレイヤーが参加でき、リアルのイベントでも盛り上がった曲でキャラクターが踊ってくれるという作り。
『亜人』1期ED「HOW CLOSE YOU ARE」宮野真守
残念ながら動画は見当たらず。本編は3DCGでグロい場面もあったが、EDは影を使ったアニメーションで血液のしぶきが綺麗な色で植物のつるのように描かれており、アート作品のようだった。
『Dimension W』OP「Genesis」STEREO DIVE FOUNDATION→YouTube
法被姿のおっさんが気だるそうに踊る導入部から、アニメだからこそできる(リアルではもったいなくてできない)トヨタ2000GTのカー・アクションなど、さすがの梅津泰臣監督。
『Dimension W』ED「Contrast」Fo'xTails→YouTube
歩いている後ろ姿とか、窓ふきのシーンとか、立ち止まって振り返るところとか、人の動きが繊細に表現されている。何気ない人の動きに関しては、江畑諒真監督は天才。アクションは
『文豪ストレイドッグス』1期ED「名前を呼ぶよ」ラックライフ→YouTube
上下画面分割で1期と2期のEDを同時に流すという動画を発見。双方ともに監督は梅津泰臣。やはり、1シーン1シーンが象徴的で印象に残る。さすがのOP・ED職人
『甲鉄城のカバネリ』OP「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」EGOIST→YouTube
リンク先の動画はOPとはちょっと違うと思うけど、イントロ部分がそのまま使われているし、大体合ってるので。本編は置いておいて、これから何が起きるのかワクワクするようなOPだった。
『少年メイド』OP「innocent promise」TRUSTRICK→YouTube
これも江畑諒真作品。やはり、人の動きが半端ない。
『モブサイコ100』OP「99」MOB CHOIR→YouTube
次々と繰り出される形。雑多なものの洪水。センスが素晴らしい!
『ドリフターズ』ED「VERMILLION」黒崎真音 →YouTube
力強い筆致で描かれた水墨画のキャラクターがアクションを見せてくれるような感覚。静と動が混在しているような世界観。渋いED。

<作画賞>
『ワンパンマン』
アクションありきの作品だけれど、アクションシーンの作画が素晴らしい。
『灰と幻想のグリムガル』
背景の描き方が半端なく丁寧。いわゆる剣と魔法のファンタジーの世界の中でのリアリティを追求した作品だけあり、これだけ背景が描きこまれていると説得力が増す。
『モブサイコ100』
漫画調の絵柄がそのまま動くことをやってのけたのがすごい。アクションシーンも迫力満点。ペイント・オン・グラスも面白かった。
『響け! ユーフォニアム2』
京アニは、やっぱり女の子を格別にかわいく描く。あのかわいさは他には真似できない。

<3DCG賞>
『亜人』
3DCGはずっと苦手だったが、『シドニアの騎士』で苦手意識が緩和され、『亜人』では気にならなくなった。ポリゴン・ピクチュアズは作品の選択がうまいと思う。

<ショートアニメ賞>
『バーナード嬢曰く。』
本好きとしては、楽しい作品だった。
このところショートアニメでは早口が定着してきているが、ある程度の情報量があるこういった作品で早口を多用するのもありだと思う。

<設定賞>
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』
現在、2期が放送中。
少年兵と任侠ものを組み合わせた設定は斬新。
『ドリフターズ』
歴史上の人物が異世界に召喚されて戦うことになるという設定は他にもあるが、飛び抜けて面白い。
原作漫画がよくできていることは想像できるけれど、アニメでも雰囲気を壊さずにバランスよく作ってあるのではないか。
『Occultic;Nine オカルティック・ナイン』
志倉千代丸のラノベが原作ということで、例のごとく中二病が食いつきそうなオカルトネタが満載。
メディアミックス展開といことで、アニメだけでは謎解きも不完全。

<キャラクター賞>
『亜人』 佐藤さん
自分が楽しむためだけに戦う変態さん。亜人である上に、持ち合わせた圧倒的な戦闘能力と突き抜けた利己主義はいっそ清々しい。ハンチングとサスペンダーがトレードマークというのも魅力的。
『いとしのムーコ』 ムーコ
柴犬ムーコのかわいさが炸裂。フル3DCGでも、全然OK。ムーコのかわいらしい仕草は十分に表現されていた。
『ばくおん!!』 来夢先輩
カワサキ・ニンジャZX-12Rに乗り、終始ヘルメットを被ったまま一言も話さないので、まったくの謎の存在。
CMでは来夢先輩に扮する女性が、マックスターンを決めていた。
『不機嫌なモノノケ庵』 モジャ
毛玉に手足が生えたような物言わぬ正体不明のキャラクターながら、照れたりニッコリ笑ったりするのがかわいくて。
『初恋モンスター』 奏・銀次郎・十六
小学生とは思えない高身長の3人だが、中身はアホな小学生のまま。中の人たちが楽しそうだった。
『坂本ですが?』 坂本くん・久保田くん
なんでもスタイリッシュにキメてしまう坂本くんと、坂本くんとは正反対のドン臭いキャラながらどこか憎めない久保田くん。久保田くん役に石田彰というのが反則。
『甘々と稲妻』 つむぎ
幼女という存在は数々あれど、感情を押し隠したり爆発させたりというリアルさが胸を打つ。当時10歳だった遠藤璃菜ちゃんの演技には感服。

<脚本賞>
『ReLIFE』
「もっと違う学生生活を送っていたら……」という願望は、多くの人が思い描くことかもしれない。
受験や就職に失敗してニートとなった主人公が高校生活をやり直すというテーマはありがちなようだが、社会復帰の実験の一貫で、研究所の職員に観察されているのが面白い。原作のWeb漫画がよくできているのだと思う。
周囲との関わり方や自分のことに悩んだりするが、そういった問題が上手に昇華されていくのが小気味良い。

<スポ根賞>
『ハイキュー!!』
2016年は2期の後半と3期が放送となったが、面白さは安定している。スポ根漫画原作ものの中では、飛び抜けて面白く惹きつけられる。
烏養コーチ役で急逝された田中一成さんの最後のセリフには泣いた。合掌。

<学園もの賞>
『ハイスクール・フリート』
飛行機が存在しない世界観で、海洋学校の女子生徒たちに本格的な海洋戦艦アクションをやらせるという設定。
キャラ設定が可愛かったのと、まじめに海洋アクションしていたからこそ、ミリタリーと女の子の組み合わせは食傷気味ながらも楽しく観られた。
『田中くんはいつもけだるげ』
無気力な男子高校生・田中くんと彼の世話を焼く太田、そして彼らをとりまく友人たちの日常。
何が起こるわけでもないのになんとなく面白い。作品がすごく中性的に感じられたのも珍しい。
広島県の伝統ある学校がモデルになっていたようなのだけれど、環境や学校の雰囲気が良く、羨ましいようにも思えた。

<SF賞>
『僕だけがいない街』
連続小学生誘拐殺害事件を軸に、主人公が小学生に戻りタイムリープしつつ犯人に対抗するSFサスペンス漫画が原作。
タイムリープものも多いが、小学生という無力な存在ながら、どうやって計算高く恐ろしい殺人犯と立ち向かっていくのかという辺りが観もの。

<ファンタジー賞>
『ふらいんぐうぃっち』
15歳で家を出て独立するのが魔女のしきたり。従兄弟の家に居候して暮らす女子高生が主人公。
ほのぼのしていて、ゆったり観られる癒し系。こういう雰囲気のある作品は貴重。舞台となっている青森県弘前市がとても魅力的に描かれている。
『Re:ゼロから始める異世界生活』
異世界に飛ばされる設定は飽きたと思いつつ、「死に戻り」という概念が新鮮。
途中、主人公のゲスっぷりに辟易する部分もあって、恥部も暗部もはっきりと描くことこそこの作品の肝だとは思うが、観ていて楽しいものではなかったので、その分評価が下がってしまった。

<コメディ賞>
『この素晴らしい世界に祝福を!』
ただいま、2期を放送中。
全編通じて安定した面白さ。使い古された設定だし、真新しいこともないのに、なぜか面白い。
『斉木楠雄のΨ難』
間延びした『銀魂』なんかより格段に面白い。絵が雑なのに、気にならない面白さ。
楠雄の両親にリアルでも夫婦のイケてる2人(岩田光央・愛河里花子 )を起用したセンスが素晴らしい。

<nbm大賞>
該当なし
そこそこ楽しんだ作品はあれども、抜きん出てコレという決定打がなく……

さて、これで2016年の総括もあとひとつ。
<勝手に声優アワード>のみとなりました。本家発表前には記事にしたいと思います。
ラベル:nbm Awards
posted by nbm at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月09日

輝け!nbm Awards 2016<音楽編>

せめて1月中に済ませたいと思いつつ、すでに2月……
でも、自分の区切りとしてやっておきたいと思います。nbm Awards 2016<音楽編>を。
近年、あまり熱心に音楽を聴かなくなり、新たに聴くのはアニメの主題歌ばかり。
で、いっそのことそこから気になった物を選んで記録しておこうというわけです。
昨年は、160作品は観ているので、OP・EDだけで考えても320曲以上聴いているはず。
今年も、アニメで使われた曲限定で選出したいと思います。
いつものようにリンク切れはご容赦ください。

<新人賞>
「セルリアンスカッシュ」相坂優歌/『アクティヴレイド −機動強襲室第八係−』2期OP→YouTube
この人は、どこで息継ぎをしているのかわからない。特殊な訓練を積んでいるに違いないと、うちではもっぱらの評判。という、ちょっとおもしろい歌唱法で気になっている。声優としてもがんばれ!テイルブルー!
「nameless」鹿乃/『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』ED →YouTube
アニメ曲は数年前から歌っているのだが、この曲が耳に付いたので。ニコ動の歌い手出身者は多いけど、ウィスパー系は初めてかしら。

<電波曲賞>
「Hey!カロリーQueen」竹達彩奈/『だがしかし』ED→YouTube
電波曲というほどでもないのだけれど、歌っている本人のネタありきみたいになっているので。牛丼好きが高じて吉野家のWebCMにまで出演してしまった食いしん坊キャラ竹達だからこその曲。
「グルテン哀歌(エレジー)」近藤うどん子(石原夏織)/『てーきゅう』8期OP→YouTube
「ニホンゴワカリマセン」トマリン(小倉唯)/『てーきゅう』8期OP→YouTube
『てーきゅう』のOPは常に秀逸なのだけれども、ゆいかおりをフィーチャーしたこの2曲はよかった。

<声優アーティスト賞>
「LoSe±CoNtRoL」七転福音(福沙奈恵)・クラリオン(沼倉愛美)/『紅殻のパンドラ』ED→YouTube
ZAQ作曲でTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND編曲ということで、かわいらしいテクノポップ。
「You Only Live Once」YURI!!! on ICE feat. w.hatano/『ユーリ!!! on ICE』ED→YouTube
この曲のヴォーカルに声優・羽多野渉を起用したセンスを評価したい。よくわからないけどドはまりしている。

<タイアップ賞>
「Re:Re:」ASIAN KUNG-FU GENERATION/『僕だけがいない街』OP→YouTube
アジカンをよく聴いていたのは、もう10年以上も前のことになるのか……と感慨深い。
「ワンミーツハー」ヒトリエ/『ディバインゲート』OP→YouTube
こういう系統が増殖しているが、センスが抜きん出ている印象。
「HEROES」Brian the Sun/『僕のヒーローアカデミア』ED→YouTube
下記でもう1曲挙げているが、Brian the Sunはこの年のめっけもの。
「REASON TRIANGLE」QUADRANGLE/『ジョーカー・ゲーム』OP→YouTube
イントロありきの曲。チャカチャカチャカチャカかっこいい。
「無くした日々にさよなら」スネオヘアー/『坂本ですが?』ED→YouTube
まったりするねぇ。スネオヘアー、久々の名曲。
「PLANET / THE HELL」聖飢魔II/『テラフォーマーズ』2期OP→YouTube
閣下、喉強いなぁ。まだこのクオリティで歌えるとは、感服いたしました。
「潮風」岡崎体育/『舟を編む』OP→YouTube
残念ながら、いい音源が見当たりませんでした。PV内で流れます。
これはタイアップ大賞を差し上げたいほどよくできた曲。作品世界を練られた歌詞で巧みに表現しながらも、ポップな曲調で、OPとして聴くと、これから始まる物語にワクワクさせられた。

<アニソンアーティスト賞>
「hopeness」ZAQ/『紅殻のパンドラ』OP→YouTube
複雑なピアノのイントロが印象的。アニサマではご本人が弾きながら歌ってましたが、才能全開。ZAQらしい曲。
「Into the Sky」SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle/『機動戦士ガンダムUC』OP→YouTube
澤野弘之が様々なヴォーカルを使って世に送り出す曲が増えてきたが、これまたドラマチックな曲。
「Redo」鈴木このみ/『Re:ゼロから始める異世界生活』1クールOP→YouTube
彼女の歌はとっても上手なんだけど、どこかうわすべりに聞こえていたのだが、この曲は魂が入ってる。
「Paradisus-Paradoxum」MYTH & ROID/『Re:ゼロから始める異世界生活』2クールOP→YouTube
異世界の不安定感が表現されている複雑なメロディーライン。
「Million Clouds」坂本真綾 /『あまんちゅ!』OP→YouTube
目を閉じるとそこに青い海が広がっているような。綺麗な曲。
「GATE II 〜世界を超えて〜」岸田教団&THE明星ロケッツ/『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』2期OP→YouTube
相変わらずの力強いヴォーカルが魅力。サビのグルーブ感が堪らない。
「ANGER/ANGER」MYTH & ROID/『ブブキ・ブランキ』1期ED→YouTube
導入部分からの変化が楽しい。
「The Asterisk War」西沢幸奏/『学戦都市アスタリスク』2期OP→YouTube
ダイナミックなイントロがいいねぇ。幸奏ちゃんのエネルギッシュなヴォーカルも素敵。
「天鏡のアルデラミン」岸田教団&THE明星ロケッツ/『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』OP→YouTube
MV、ドラムの人が燃えそう。口でのワウが楽しい。
「光ある場所へ」May'n/『終末のイゼッタ』ED→YouTube
なんだろう、涙が出てくる曲。去年辺りのMay'nの歌には、特に魂が入ってる。
「STEEL-鉄血の絆-」TRUE/『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ED→YouTube
TRUEはどんな曲調でも歌いこなす人だけれど、こういうドラマティックな曲でより冴える。

<楽曲賞>
「Maybe」Brian the Sun/『甘々と稲妻』ED→YouTube
いいねぇ。とてもいい。ヴォーカルの声が素敵。
「虹を編めたら」fhana/『ハルチカ』OP→YouTube
fhanaに名曲は数々あれど、その中でも一番好き。コーラスワークが絶妙。
「愛の詩-words of love-」千菅春香/『学戦都市アスタリスク』2期ED→YouTube
ちっすーはもっと評価されてもいいと思うんだけど。坂本真綾の後を継ぐのはちっすーだと思っている。そして、曲がいい。作曲は、スウェーデン人で日本のアニメへの造詣が深いラスマス・フェイバー。1期EDで坂本真綾が歌った「Waiting for the rain」も名曲だったが、この人の作品。
「瞑目の彼方」やなぎなぎ/『ベルセルク』ED→YouTube
作品世界にマッチした美しい曲。澄んだ歌声が清々しい。
「Gospel Of The Throttle 狂奔REMIX ver.」Minutes Til Midnight/『ドリフターズ』OP→YouTube
ロサンゼルス出身バンド。ナイスな起用。オリジナルよりアニメ版MIXの方が疾走感があってかっこいい。ヴォーカルのクリフ・マグレタが別名義Datageistでエレクトロニカをやってるが、こちらも好み。
「茜さす」Aimer/『夏目友人帳』5期ED→YouTube
Aimerの楽曲は暗めの印象だったのだが、この曲は正に昇る朝日のように心地よい。いや、沈む夕日だったか……
「Divine Spell」TRUE/『レガリア』OP→YouTube
TRUEの真骨頂。

<作品トータル賞>
『灰と幻想のグリムガル』(K)NoW_NAME
OP「Knew day」→YouTube
「Head Wind」→YouTube
R・O・Nを始めとするクリエイティブ・ユニット(K)NoW_NAME。実力を遺憾なく発揮したスタイリッシュな劇伴。
『マクロス凵xワルキューレ
「絶対零度θノヴァティック」→YouTube
「一度だけの恋なら」→YouTube
作品本体はさほど話題にならなかったが、ワルキューレは凄かった。JUNNAちゃん、どっからみっけてきた?最初は14歳だったらしいけど、すごいパワフルなヴォーカル。鈴木みのりもいい。東山奈央は抑えめだけど、安野希世乃が意外な存在感。そして、ちょっとペチャペチャした西田望見が入るとあら不思議。絶妙なバランス。そして、マクロスシリーズらしく楽曲が素晴らしい。言うことなし。
『あまんちゅ!』劇中曲 GONTITIYouTube
80年代後半はよく聴いていたし、コンサートにも行っていたGONTITI。懐かしく、心地よい。

<nbm大賞>
「LAY YOUR HANDS ON ME」BOOM BOOM SATELLITES/『キズナイーバー』OP→YouTube
アルバム『FULL OF ELEVATING PLEASURES』(2005)は、よく聴いた。次の『ON』(2006)までは聴いていた。
それからも、時折耳にした。「Kick It Out」(→YouTube)はキスミントガムのCMで流れていたし、『亡念のザムド』のOP「SHUT UP AND EXPLODE」(→YouTube)とか、『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』での「BACK IN BLACK」(→YouTube)とか。聴けば、初めて聴いた曲でも、すぐにブンブンだとわかった。
そして、この「LAY YOUR HANDS ON ME」が最後の曲となってしまった……聴くにつけ、泣けて仕方ない。
デビュー当時から脳腫瘍と闘いながらの音楽活動。どんなに大変だったことか。それでも、すばらしい楽曲をたくさん残してくれました。
Vo.&G川島道行さんのご冥福をお祈りします。

2016年は、馴染み深いアーティストがたくさん亡くなった年だった。
デヴィッド・ボウイ、モーリス・ホワイト、プリンス、ピート・バーンズ、ジョージ・マイケル……
仕方のないこととはいえ、物悲しい。こうやって時代は移り変わっていくのだよね。

昨年、うちで一番ヘビーローテーションだったのは誰かといえば、BABY METALだったのだけど。
ラベル:nbm Awards
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2017年01月28日

やっぱりか……

今日は、病気の話です。

今年の初めくらいから、なんだか喉が苦しいと感じるようになりました。
以前に、逆流性食道炎になったときも、喉がつかえるような感覚はありましたが、今回はそれとはちょっと違うような。
喉の前側が苦しい。顎を引いたりすると苦しいし、物理的に軽く首根っこを締められているような感じ。
どうも、食道よりも気道が狭められているように思えて、そうなると原因はアイツだな。

そう、それは甲状腺。
若い頃から、何度となく医者に「甲状腺が大きいから注意するように」と指摘されてきたわけで、ただ甲状腺の専門医というのはなかなかいないもので、もちろん普通の内科でも診てくれるだろうけど、なんとなく診てもらうこともなく今まで過ごしてしまい……
大体、今まで診てもらった内科医は甲状腺が大きいことは指摘しても、そこから「検査してみましょう」とはならなかったわけで。自覚症状がなかったといえばそれまでなのだけれど、たぶん専門ではない内科医では埒が明かなかったと思われ。

意を決して、近隣の甲状腺専門医を調べ、受診してみることに。
そして、病名が判明しました。
それは、「橋本病」。
いわゆる自己免疫疾患の一種で、甲状腺を自分で攻撃してしまい、甲状腺の機能が低下する病気。実は、10人に1人と意外にポピュラーな病気なんだそうです。
私の甲状腺は大きく腫れていて、中には所々に小さな穴が空き、表面は凸凹になっているとのことで。
ただし、血液検査の数値的には、まだ投薬の必要はないと。
投薬を始めると、一生飲み続けなければいけないシロモノらしいので、これはできるだけ避けたいところ。
経過観察することに相成りました。
どんな病気でもそうですが、ストレスと睡眠不足がよくないらしい。
一応、のどの異物感を取り、気持ちを落ち着かせる作用のある漢方薬だけ処方していただきました。

いつから、発症していたのかは定かじゃありませんが、今に始まったことじゃないのかも。
痩せにくい体質とか、手のこわばりとか、便秘がちであるとか。随分前から自覚がありましたからねぇ。

辛いのは、ヨードを摂ると悪化するため、ヨードを含む食品を避けなければいけないこと。
代表は海藻で、最悪なのが昆布とひじき。海苔やわかめは、大量に食べなければ大丈夫らしいのだけれど。
先生は、出汁くらいは仕方ないとおっしゃってはいたけれど、これが、調べてみると意外といろんなものに昆布などの海藻成分って入っているもので。
調味料的に使われていることもあれば、カラギナンといわれる海藻由来成分が増粘剤・増粘多糖類として添加されていたり。気にしたらキリがない。この辺のことは、もう少し研究してから記事にしたいと思います。
昆布巻きも、おでんの昆布も、ひじきの入ったこんにゃくも、松前漬けも、めかぶも食べられないのか……
面白いところでは、うがい薬もヨード入りはダメとのことで。
CTや血管造影などの検査で使う造影剤にもヨードが入っているらしい。
徹底して避ける必要もないのかもしれないけれど、摂らないに越したことはないので、勉強したいと思います。

あとね、病気とは直接関係ないけど、採血がひどかったのです。
いつも採血で苦労するこの私をしても、歴代ナンバー1と言っていいほど。
まず右を試してみる。遠慮がちにだけど、探りながら針を深く刺していくが、まったく出ない。じゃ、左。同じように探ってみるも、やっぱり出ない。
ここで担当看護師さんが交代。もう一度右で。悩みに悩んで針を刺す。やっぱり出ないのか?と諦めかけたときにようやく出てくれた。
途中で止まってしまうこともあるのだけど、なかなか出てくれなかったわりには、最後までちゃんと出てくれた。
事前に、非常に血管が見つけにくく、細くて、尚且つ血液が出にくい体質なので、お手間をかけますがすみませんと断っていたのだけど。
針をぐりぐりされながらもいろいろと聞いてみたところ、血管が逃げているわけでもなく、脂肪に邪魔されているわけでもない。ここだと思った所から、どういうわけか出ない、とのこと。
この体質、どうすればいいんだろう……
針が入らなかったり、血液が出にくかったり、採血で苦労するのはいつものこと。
翌日はいつも内出血。手術用の点滴針が入らず20分も悪戦苦闘されたり、点滴が漏れたり、とにかくろくな事がないわけで。
たまに出会う上手な看護師さんは、一発で成功させてくれたりもするのだけど、どういうことなのかいまだにわからず。

とりあえず、一病息災ということで。
なるべく寝て、ストレスを溜めないように心がけ、ついでに血糖値や肝機能(おそらく脂肪肝)も悪かったので、がんばって痩せないといけないな、と。
3ヶ月後の再検査に向け、努力していく所存であります。
ラベル:橋本病
posted by nbm at 13:10| Comment(6) | TrackBack(0) | 身体のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月17日

輝け!nbm Awards 2016<書籍編>

昨年は、主に読書をするのが通勤中という状況になり、こうなると、普段はあまり小説を読まない私も小説をよく読むようになる。なぜそうなるのかは、よくわからない。
昨年は50冊くらいしか読んでいないと思うのだけれど、そのうち約3割が小説で、そのほとんどがSFだった。
記事にしていない本も多いので、まとめながらnbm Awards 2016<書籍編>を発表していきたいと思う。
いつものことながら、新刊はほとんどない。
以下、敬称略。

<絵本賞>
『ぼくのニセモノをつくるには』 ヨシタケシンスケ
ヨシタケさんの本は発想が面白くて、どれにも惹かれる。図書館だと人気で借りられっぱなしで置いていないことが多いのだが、たまたま見つけて借りられたのがこの1冊。
やりたくないことだらけの「ぼく」が、身代わりのロボットをつくろうと思いつく。それには、自分に極力似せるために、まず自分のことをよく知らなければならない。「ぼく」は、自分の特徴について様々に考える。
笑えるけれど、哲学的だ。自分というものについて考えさせられる。
『夏のルール』 ショーン・タン 著/岸本佐知子
ショーン・タンは、大体読んでいる。
少年たちの夏。兄弟が交わすシュールなルール。夏という季節だけが持っている特別な雰囲気が描かれている。
夢の中を描いたような奇妙な景色。流石。
『焚書 World of Wonder』 鴻池朋子
鴻池朋子さんを知ったのは、2009年の夏。上野で観た展覧会『ネオテニー・ジャパン』でのことだった。「惑星はしばらく雪に覆われる」は、雪の中を歩く6本足の狼の造形。その世界観に惹きつけられた。
その鴻池さんの絵本。というよりも画集といった趣だけれど。美しく精緻なドローイングが迫ってくる。モノクロだからこその説得力。

<学術?賞>
『「24のキーワードでまるわかり!最速で身につく世界史』 角田陽一郎 (→過去記事暇つぶしの成果
テレビのバラエティ番組を制作してきた著者が、わかりやすく世界史の概要を教えてくれる。
歴史が苦手な私でも、世界史の全体像が見渡せるような感覚が楽しい。文明や宗教や国家や民族といったものが根っこにあって、お互いが関連しながら世界が動いていく様子が見えてくる。その一方で、稀有な日本という国の存在も再認識できる。
『ヘンな論文』 サンキュータツオ (→過去記事ニッチが大好き
ニッチなことを真剣に日夜研究している人たちが書いた論文の数々。
テレビなどでイグノーベル賞が話題にされることもあるけれど、本当にいろんなことを真面目に研究している方々がいらっしゃるもので。
我々の生活に役立つことなのかと尋ねられれば、よくわからないようなことも多いのだけれど、興味の赴く先に突き進める研究者というのはある意味幸せな人たちだなとも思う。
『偶然短歌』 せきしろいなにわ (→過去記事57577となかなか進まない時間
Wikipediaの説明文の中から抽出プログラムで抜き出された五七五七七。その偶然性。
意外な言葉の羅列を楽しむ一方、未知の扉を開くことにもつながるという一粒で二度美味しい仕様。

<地霊賞>
『墨東地霊散歩』 加門七海 (→過去記事10万+10万+10万=30万
時代ごとに積み重なったレイヤー構造になった土地の歴史を紐解く地霊もの。
なかなか縁のない墨東地域の史実をじっくり読ませてくれた。その後、それを踏まえて実際に足を運んだし(→過去記事両国タイムトリップ)、それでこの地の背負ってきた歴史が自分の中により刻まれることになった。
『東京都三多摩原人』 久住昌之
生まれてからずっと三多摩で暮らしてきた久住昌之が、あらためて三多摩を歩いてみてリポートするという企画。ちなみに、イラストを描いているのは著者の弟の久住卓也。兄弟の仲がよく、この本の中のノスタルジックな思い出話にもちょくちょく登場。
三多摩というのは、ざっくり言えば、23区と島を除いた東京都。23区の一部も三多摩に入っていたし、かつての三多摩は神奈川県に含まれていた。
埼玉県南西部で生活してきた自分にとっては、たとえば県内東部や北部よりもずっと身近な地域。友人や知り合いも多く住んでいる。馴染みはあっても、三多摩は広い。行ったことのない地域や名所は多いし、あらためて歩いてみたいと思わせる。
「江戸」や「東京」というようなイメージからはズレる三多摩。どこかのんびりとしていて、気負いがないので、私は好きなのだけれど。
久住さんが歩いて感じた感覚がニュートラルに伝わってくる。

<ビジュアル賞>
『くらべる東西』 おかべたかし・文/山出高士・写真 (→過去記事暇つぶしの成果
日本の東西の文化の違いを、写真とわかりやすい解説でひと目でわかるように教えてくれる。
生まれてからこの方、埼玉県を出て生活したことがない自分にとっては、こういった比較文化論は興味深いテーマのひとつで、大好き。
『漢字のなりたち[日英対訳]』 白川静 著/アラン・スウェイツ
漢字の成り立ちに関する議論は諸説あるようなのだが、白川静の漢字の成り立ちに対する説明はとてもおもしろいので好きだ。
それを古代文字の表記から簡潔に説明してくれる上に、英語の対訳がついている。解説してくれるのは、14系列100文字ほど。
薄い本なので、絵本感覚で楽しめるし、英語だとこういう風に表現するのだなと勉強にもなる。

<小説賞>
『12人の蒐集家/ティーショップ』 ゾラン・ジヴコヴィッチ 著/山田順子 訳(→過去記事愁いのひととき
東欧の「ファンタスチカ」というジャンルの1冊。
内容も面白かったのだが、「音」としての活字を意識させられたという点で興味深い本だった。「色彩」を意識させられる本はあっても、「音」が印象的な作品は珍しい。原書をそのまま理解できたら、より楽しめるのかもしれないが。
「12人の蒐集家」も「ティーショップ」も、一周まわって元に戻ってくるみたいな構成なのだが、それがなんとなく想像できたとしても、エトランジェ気分で楽しめる。
『未来のイヴ』 ヴィリエ・ド・リラダン 著/齋藤磯雄 訳 (→過去記事古めかしい2冊
「ハダリー(Hadaly)」……古代ペルシャ語で”理想”を意味することば。そう名付けられた人造人間。
小説の世界に初めて登場した彼女は、とある貴族が求めた理想の女性像そのままに創られた。
古い文体で旧字で書かれた1冊なので、読みにくいと拒絶すればそれまでだったのだが、長い時間をかけてなんとか読了した。苦労して読んだ分、思い入れも深くなるというもの。
『中二階』 ニコルソン・ベイカー 著/岸本佐知子 訳 (→過去記事57577となかなか進まない時間
中二階のオフィスに向かうまでの短いエスカレーターに乗っている束の間。ほんの短い間に思い浮かんだことが1冊の本に。
時間が凝縮されている。脳内の時間と現実世界で流れる時間とは違うものなのだ。
内容うんぬんよりも、ひとつの読書体験として、経験してみるのも面白いと思う。
『叫びの館』 ジェイムズ・F・デイヴィッド 著/公手成幸 訳 (→過去記事暇つぶしの成果
オカルトSFスリラー?ジャンル分けするのが難しい本。
複数のサヴァン症候群の能力を統合するですって?そこに過去の連続殺人事件やある特殊能力を持った人間などがからみあって、話は一体どこへいくのやら。心底楽しんだ1冊。

<nbm大賞>
『虐殺器官』 伊藤計劃
寡作のまま帰らぬ人となってしまった伊藤計劃の本は、もったいなくてなかなか読めずにいたのだが、アニメ化を前にして読まずにいられず、ついに最後に残しておいた1冊に手を付けてしまった。
通勤電車の中で読んでいたら、ついつい集中していまい、気づいたら2駅も乗り過ごしていた……驚愕!それほど、話の中に惹きこまれてしまっていたのだ。時間には余裕を持って通勤しているので遅刻はしなかったが、こんなに没入してしまう本は久々だった。小学生時分には、本を読んでいると人の声が聞こえないということはしばしばあったのだけれど、いい大人になってからはほとんど初めての体験だったかも。
現在よりも少し先の近未来。ありとあらゆる場で個人を認証するシステムが発達し、テロを抑えこむことに成功した世界。ところが、後進国では各地で内戦や民族紛争が激化。その影で暗躍している人物が浮かび上がってくる。米軍の特殊部隊に所属している主人公が、その影を追うが……という筋。
SFだけど地続き感のある兵器とか、これから起こりうると感じさせる分岐した未来観とか、現に起きている世界情勢だとか、魅力的な要素はたくさんあるのだけれど、この人が一貫して書いているのは「生命」の問題だと思っている。命を奪う、命を失う、そういったテーマに貫かれているからこそ、惹きつけられる物語になっているのだと思う。
ついに来月から劇場版アニメが公開される。かなりハードな内容なので、アニメ化されたときにどこまで描写するのか疑問。アニメ制作会社が倒産し他が引き受けて完成まで長い時間がかかってしまったが、そんなケチがついたのを跳ね除けて、いい作品になっているといいなと願う。

年末年始に、BSジャパンでオードリー若林がやっている番組『ご本、出しときますね?』がまとめて放送されていたのを観た。近年、人気を得ている作家さんたちのトークは面白い。中でも、私は長嶋有さんの話が面白かった。
その番組では、最後に番組内容に沿ったテーマを扱う本を作家さんが紹介してくれるのだが、私が観ていた回では、岸本佐知子さんがらみの本が多かった。そして、やっぱり自分が好きな路線だと実感する。
今回挙げたショーン・タンも、今更ながら岸本佐知子さんの訳だと知ったし、『中二階』もそうだ。つまり、自分にとっては面白いということだ。今年も岸本佐知子さんが書いたり訳したりした本を読みたいと思う。

今読んでいるのは、『Visions』というSFアンソロジー。
今年もできるだけたくさんの本を読んでいきたい。
ラベル:nbm Awards
posted by nbm at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月12日

2016年11月7日からの地震メモ

2016年11月7日からの地震メモです。
2ヶ月分以上あります。


千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2016年11月7日 19時32分頃 新島・神津島近海 M2.3 ごく浅い 最大震度1
2016年11月8日 8時24分頃 父島近海 M4.5 深さ約10km 最大震度1
2016年11月8日 21時43分頃 茨城県沖 M4.2 深さ約30km 最大震度2
2016年11月9日 7時9分頃 千葉県北東部 M3.1 深さ約40km 最大震度1
2016年11月10日 3時55分頃 埼玉県南部 M3.3 深さ約80km 最大震度1
2016年11月12日 2時41分頃 栃木県南部 M2.9 深さ約10km 最大震度2
2016年11月12日 21時19分頃 神奈川県西部 M3.2 深さ約20km 最大震度2
2016年11月15日 1時15分頃 茨城県沖 M4.6 深さ約40km 最大震度3
2016年11月17日 1時1分頃 千葉県北西部 M4.1 深さ約80km 最大震度2
2016年11月18日 12時39分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度2
2016年11月20日 8時9分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約40km 最大震度1
2016年11月20日 15時20分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約50km 最大震度1
2016年11月21日 3時15分頃 茨城県沖 M2.9 深さ約50km 最大震度1
2016年11月21日 6時59分頃 茨城県沖 M5.3 深さ約10km 最大震度3 (当地 震度1)
2016年11月21日 14時41分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約10km 最大震度1
2016年11月21日 15時44分頃 茨城県南部 M2.8 深さ約50km 最大震度1
2016年11月23日 3時45分頃 房総半島南方沖 M4.6 深さ約10km 最大震度2
2016年11月23日 18時59分頃 小笠原諸島西方沖 M5.7 深さ約510km 最大震度2
2016年11月24日 9時35分頃 鳥島近海 M5.3 深さ約360km 最大震度2
2016年11月24日 12時35分頃 千葉県北西部 M3.0 深さ約80km 最大震度1
2016年11月26日 21時40分頃 父島近海 M4.9 深さ約120km 最大震度2
2016年12月2日 5時22分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2016年12月3日 5時16分頃 千葉県北西部 M3.7 深さ約90km 最大震度2
2016年12月5日 1時1分頃 栃木県北部 M1.7 深さ約10km 最大震度1
2016年12月5日 7時31分頃 神奈川県西部 M3.0 深さ約20km 最大震度1
2016年12月5日 11時20分頃 伊豆大島近海 M3.8 深さ約40km 最大震度2
2016年12月10日 8時31分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約50km 最大震度1
2016年12月13日 6時2分頃 千葉県東方沖 M3.7 深さ約30km 最大震度1
2016年12月13日 8時4分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度1
2016年12月13日 22時21分頃 神奈川県西部 M2.8 深さ約10km 最大震度1
2016年12月14日 16時56分頃 茨城県沖 M3.0 深さ約50km 最大震度1
2016年12月15日 14時27分頃 千葉県東方沖 M4.3 深さ約10km 最大震度2
2016年12月15日 22時59分頃 茨城県沖 M3.0 深さ約50km 最大震度1
2016年12月19日 15時48分頃 父島近海 M3.9 深さ約40km 最大震度1
2016年12月19日 16時21分頃 茨城県沖 M3.9 深さ約50km 最大震度2
2016年12月22日 18時29分頃 千葉県東方沖 M2.3 深さ約40km 最大震度1
2016年12月23日 4時55分頃 茨城県北部 M2.6 深さ約10km 最大震度1
2016年12月24日 20時47分頃 千葉県北西部 M3.6 深さ約80km 最大震度2
2016年12月26日 0時27分頃 千葉県東方沖 M3.0 深さ約60km 最大震度1
2016年12月26日 2時31分頃 栃木県北部 M2.7 深さ約10km 最大震度2
2016年12月26日 4時52分頃 茨城県南部 M4.4 深さ約50km 最大震度3 (当地 震度1)
2016年12月26日 18時38分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度2
2016年12月27日 20時48分頃 茨城県沖 M3.9 深さ約50km 最大震度1
2016年12月28日 19時29分頃 茨城県南部 M3.4 深さ約40km 最大震度2
2016年12月28日 21時38分頃 茨城県北部 M5.3 深さ約10km 最大震度6弱 (当地 震度2)
2016年12月28日 21時53分頃 茨城県北部 M4.7 深さ約10km 最大震度2
2016年12月28日 23時27分頃 茨城県北部 M3.3 深さ約10km 最大震度2
2016年12月28日 23時51分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2016年12月29日 0時38分頃 茨城県北部 M2.8 深さ約10km 最大震度1
2016年12月29日 1時28分頃 茨城県北部 M2.8 深さ約10km 最大震度1
2016年12月29日 1時35分頃 茨城県北部 M2.7 ごく浅い 最大震度1
2016年12月29日 2時37分頃 茨城県北部 M3.4 深さ約10km 最大震度2
2016年12月29日 8時29分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
2016年12月29日 9時12分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度1
2016年12月29日 13時41分頃 茨城県北部 M4.1 深さ約10km 最大震度3
2016年12月29日 17時3分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2016年12月29日 18時28分頃 千葉県東方沖 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2016年12月29日 20時11分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2016年12月30日 15時1分頃 茨城県北部 M3.3 ごく浅い 最大震度2
2016年12月30日 20時52分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
2016年12月30日 20時54分頃 茨城県北部 M3.8 深さ約10km 最大震度2
2016年12月31日 15時48分頃 茨城県北部 M3.9 深さ約10km 最大震度2
2016年12月31日 17時48分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2016年12月31日 18時39分頃 茨城県沖 M3.9 深さ約90km 最大震度1
2016年12月31日 19時59分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1

2017年1月1日 7時7分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度2
2017年1月1日 10時15分頃 茨城県北部 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2017年1月1日 17時2分頃 茨城県北部 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2017年1月3日 12時14分頃 茨城県北部 M3.6 深さ約100km 最大震度1
2017年1月3日 13時7分頃 三宅島近海 M3.4 深さ約10km 最大震度1
2017年1月4日 12時33分頃 茨城県沖 M3.6 深さ約50km 最大震度1
2017年1月5日 6時29分頃 茨城県北部 M3.4 深さ約10km 最大震度1
2017年1月5日 6時31分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年1月5日 12時17分頃 茨城県沖 M3.6 深さ約40km 最大震度1
2017年1月6日 2時18分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
2017年1月6日 10時14分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約40km 最大震度1
2017年1月8日 11時27分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2017年1月8日 17時8分頃 茨城県北部 M2.5 深さ約10km 最大震度1
2017年1月9日 14時3分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度2
2017年1月10日 15時18分頃 父島近海 M4.2 深さ約20km 最大震度1
2017年1月11日 1時21分頃 小笠原諸島西方沖 M5.1 深さ約470km 最大震度1
2017年1月12日 9時36分頃 茨城県南部 M3.7 深さ約60km 最大震度2

上記を見ていただければおわかりのとおり、茨城県北部の群発っぷりがひどい。
昨年の11月22日の福島沖以降、福島沖の群発っぷりもひどかった。


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2016年11月10日 7時20分頃 宮城県沖 M5.1 深さ約40km 最大震度2
2016年11月11日 10時12分頃 熊本県熊本地方 M4.2 深さ約10km 最大震度4
2016年11月12日 6時43分頃 宮城県沖 M5.8 深さ約60km 最大震度4 (当地 震度1)
2016年11月12日 7時25分頃 与那国島近海 M5.3 深さ約20km 最大震度2
2016年11月19日 11時48分頃 和歌山県南部 M5.4 深さ約60km 最大震度4
2016年11月21日 6時59分頃 茨城県沖 M5.3 深さ約10km 最大震度3 (当地 震度1)
2016年11月22日 5時59分頃 福島県沖 M7.4 深さ約30km 最大震度5弱 (当地 震度3)
2016年11月22日 6時10分頃 福島県沖 M5.4 深さ約40km 最大震度3
2016年11月22日 6時39分頃 福島県浜通り M5.5 深さ約50km 最大震度3
2016年11月22日 23時3分頃 福島県沖 M5.7 深さ約30km 最大震度4
2016年11月23日 18時59分頃 小笠原諸島西方沖 M5.7 深さ約510km 最大震度2
2016年11月24日 6時23分頃 福島県沖 M5.1 ごく浅い 最大震度4 (当地 震度1)
2016年11月24日 9時35分頃 鳥島近海 M5.3 深さ約360km 最大震度2
2016年11月25日 6時55分頃 与那国島近海 M5.7 深さ約10km 最大震度2
2016年11月25日 17時22分頃 留萌地方中北部 M4.7 深さ約30km 最大震度4
2016年11月26日 21時40分頃 父島近海 M4.9 深さ約120km 最大震度2
2016年12月20日 1時41分頃 福島県沖 M5.5 深さ約30km 最大震度3
2016年12月24日 2時25分頃 福島県沖 M5.0 深さ約20km 最大震度3
2016年12月24日 8時16分頃 トカラ列島近海 M3.6 深さ約10km 最大震度4
2016年12月24日 8時17分頃 トカラ列島近海 M3.5 深さ約10km 最大震度4
2016年12月28日 21時38分頃 茨城県北部 M5.3 深さ約10km 最大震度6弱 (当地 震度2)
2016年12月28日 22時46分頃 硫黄島近海 M5.3 深さ約190km 最大震度1
2016年12月31日 5時8分頃 福島県沖 M5.6 深さ約20km 最大震度4
2017年1月5日 0時43分頃 福島県沖 M5.3 深さ約60km 最大震度4 (当地 震度1)
2017年1月5日 2時53分頃 福島県沖 M5.8 深さ約30km 最大震度4 (当地 震度1)
2017年1月11日 19時11分頃 熊本県熊本地方 M3.2 深さ約10km 最大震度4

福島沖が活発なのは止まらず。
深発も含め、小笠原諸島など日本の南方沖が通常よりも高頻度で揺れているような。

海外の主な地震。
2016年11月13日 20時2分頃 ニュージーランド南島 M7.4
2016年11月25日 3時44分頃 中央アメリカ沖 M7.2
2016年12月9日 2時39分頃 ソロモン諸島 M7.8
2016年12月10日 4時10分頃 ソロモン諸島 M7.0
2016年12月17日 19時51分頃 パプアニューギニア/ニューアイルランド M7.9
2016年12月25日 23時22分頃 チリ南部 M7.6
2017年1月4日 6時53分頃 フィジー諸島南方 M7.2
2017年1月10日 15時14分頃 セレベス海 M7.2 深さ約590km

いくら2ヶ月分とはいえ、この多さ。M7クラスがこれだけ頻発するのも珍しい。

9日、静岡県御前崎港にイルカが11頭打ち上げられていたそうな。内2頭は死亡。
通常は本州の沖合にいるカズハゴンドウらしい。
頭数の多いストランディングは、なぜか大きな海洋性地震の前に起きることが多い。偶然のなせるわざなのか、解明されていないだけで科学的な根拠が隠れているのか。
家電製品・電子機器の異常動作など報告多し。私も、昨日職場でPCの謎な不具合が発生。再起動で事なきを得ましたが、1年以上使っていて初めてのことでした。
posted by nbm at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする