2006年12月31日

リアルPOISON GIRL BAND、そしてモーツァルト

ボーっとしているうちに大晦日になってしまい、餅やお雑煮の材料、というか年越し蕎麦の材料さえ買っていなかったので、ようやく食料品を買いに…。レジで並んでいると、後ろの高校生と思しき男の子2人組の会話がとてつもなく面白く、ずっと聞いていたいくらいでした。POISON GIRL BANDが後ろにいるのかと思ったexclamationYOU TUBEのエロ動画の話題を公衆の面前で臆面も無く話しているのには、敬服しました。いいぞexclamation

ほんの少しだけ大掃除めいたことをして、年越しそばを食べ、そんなこんなで、今年もあと1時間ほどとなりました。ここまで何の感慨も無く年を越すのも始めてかもしれません。紅白はもう何年もまともに観てないし、PRIDEの地上波中継がないので、仕方なく「Dynamite」と「モーツァルト・イヤー・コンサート」を交互に観ながら書いてます。今年がモーツァルト生誕250年ってことを最近仕事上で知りました。モーツァルトの音楽は癒しの音楽としてもてはやされてますが、個人的には全然癒されません。私には、どこかしら癇に障る音です。調べてみると、モーツァルトの音楽は高周波が多く、脳を特に副交感神経を刺激するのだそうです。1/fゆらぎってやつがα波を出して脳を休ませるから癒されると感じるらしい。1/fゆらぎは規則性と不規則性が混在していることで生まれる。モーツァルトはそんな音楽らしいのです。予測可能なことと予測不可能なことが半々くらいだと1/fゆらぎとなるそうで、電車の揺れなどがあてはまるらしい。ここでやっぱりな、と。電車の中って極度に疲れてる時以外は眠れないんです、私。まるでリラックスできない。モーツァルトを受け付けないのも、1/fゆらぎを心地よく感じないからなのかも知れません。いくら天邪鬼だからって、そこまでなのか?

さてと、寝不足と1年の疲れと風邪とでダンナさんはすでに寝てしまいました。本当に普通の夜です。なんのネタもなくてすんません。ブログを始めてまだ半年ほど。まだまだ総括する段階にないのでしませんが、どこを辿ってかこんなチンケな記事を読んでくださる方々に深く感謝します。万が一こんな路線にハマったという方がいないとも限らないので、来年もこんな調子で続けたいと思います。では、よいお年をお迎えください。
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酒の力は借りずとも

うにやー…ねみー…。
夕べは毎年恒例となっている忘年会&カラオケ。久々にお酒をいただき、久々にちょっと酔っぱらってしまったのでカラオケで声がでないこと…。ホステスさんなんかの話を聞くと、中途半端に飲むと声は出なくなるけど、たくさん飲んでそこを突き抜けると逆によく声が出るようになるというのですよね。突き抜けた経験はないんですけどね(笑)カラオケ屋の手違いもあって変なタイミングで追い出されてしまったので朝までできず、わしらアフォ夫婦が用意していたレパートリーは半分くらいしか披露できませんでした。無念…。アンジェラ・アキ「KISS FROM A ROSE」チャットモンチー「シャングリラ」ジン「雷音」椿屋四重奏「トワ」あたりは歌いたかったのにな。自分が歌った中ではいきものがかり「流星ミラクル」が歌ってて気持ちよかったっす。ダンナさんが歌った中ではNo Regret Life「失くした言葉」がハマってました。夫婦2人合わせて60曲以上は新曲を用意してたので、全部歌えなくて当然ですが。頭おかしいですね(笑)「アンタたち夫婦は異常exclamationと皆に言われています。ハイ、おっしゃる通りでございます。

ところで、忘年会の席で、夫婦で一緒にお酒を飲むという方に、「お酒を飲まないでどうやって盛り上がるの?」と訊かれました。この”盛り上がる”は交際を進展させるという意味です。うちはダンナは酒が飲めないし、私は飲めるけど別にお酒が好きってわけではないので、2人で居酒屋に行くこともないし、家で晩酌ってのも皆無です。高校生からの付き合いなので、お酒が飲めない時期から付き合ってるわけですし、そんなこと考えたこともありませんでした。前半部分を読んでいただければわかる通り、1回のカラオケに考えられないほどの新曲を用意していくほどですから、素面で普段から2人とも相当のアフォです。というわけで、何を盛り上げるにしろ、お酒の力は必要ないというところでしょうか。

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2006年12月29日

帰省経験ゼロ

街を歩いていたら、大きな荷物を引いて歩いている人を見かけました。どこか外国に旅行に行かれるのか、それとも帰省されるのでしょうか。旅行も帰省も自分には縁がないなぁとふと思うのでした。

埼玉で生まれ育ち、今も埼玉に住んでいる自分には、帰省という概念がありません。大学も会社も実家から通い、結婚するまで実家暮らしだったので、いいんだか悪いんだか一人暮らしの経験もなし。結婚して家を出てからかなり経ちますが、実家にはしょっちゅう行くものの、泊まったことがない。だって車で20〜30分で帰れるから。唯一、”実家に帰った”のは、手術後1週間ほど動けなくて世話になったときくらい。帰省とは呼べませんねぇ。周りの友人たちも、似たり寄ったりの境遇。そういえば、大学でも会社でも、あまり地方出身の方と出会いませんでした。友人は、ほとんど関東、それも東京・千葉・神奈川・埼玉出身者。不思議なもんです。
この前も県民性をテーマにした番組をやっていたようですが、ある程度の傾向性は否定できないと思います。埼玉県民は、地元民は少なくて、ほとんどが他から移住してきた人たちですから、ほんとうに”根無し草”。埼玉都民的意識が高いので、地元にこれといった愛着がないという面では非常にドライ。親の世代から利便性だけを求めて移り住んでいるので、根付かないんですね。かといって、都会の街中に住んでるわけじゃない。まわりには自然がいっぱい。だから、けっこうのほほんとしてたりする。勝手に分析すると、そんな感じです。おそらくは、千葉・神奈川あたりや東京都下で育った人間も、少なからず同じような感覚を持っていると思いますが、根無し草感覚はたぶん埼玉がいちばんひどいと思われ…。遠くに旅行に行ったとき、「どこから来たの?」と聞かれると、つい「東京の近く」とか答えてしまう自分がいます。見栄というのともちょっと違って、埼玉というところを、地方の人はわからないんじゃないかと考えてしまい、「埼玉」と答えても、相手の方のどこだっけ?的な顔を見ると「東京の隣です」と付け足したりして。つまり、印象の薄いであろう埼玉をどう説明してよいのかわからくて、そんな答え方をしてしまうのでした。私だけ?胸を張って言えない出身県ってなんだよ。実際、埼玉出身を隠して東京都出身とプロフィールを偽っている芸能人は数知れず。アイデンティティ的には広い意味での東京が出身地なので、そうなってしまうのでしょうか。ルーツがないというのは、意外と心細いものなのですよ。で、ついつい東京の力を借りてしまう。

関係ないですけど、東京、それも特に都下出身の人は逆に流行に疎いというか、流行を気にしない傾向にあるような気がします。流行の店とかファッションとかに興味がないように見える。逆に、そのテのことに強い関心を抱いている印象があるのは、北海道・静岡・広島あたりの出身の人。勝手な印象ですけど、東京や関東の人なんかより、よく情報を知っているし、ずっと垢抜けている印象があります。

魚がまずいとか、欠点を挙げればきりがない埼玉の魅力はというと、生活は便利なのに自然が残っているところじゃないでしょうか。都内に通勤・通学するのには便利なわりに、住宅費が安い。同じ路線でも埼玉に入った途端にガクっと不動産が安くなりますからね。福祉制度のことはわかりませんが、子供を育てる環境としては良い所だと思います。以前、福島出身の友人が実家に遊びに来たとき、「東京にすぐ出られるのにうち(福島)よりも田舎でうらやましい」とのたまってました。いいとこどりですんません(笑)
タグ:埼玉県とは
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2006年12月27日

わんこの名前といえば…

「ポチ!」と答えるのがやはり一般的なのでしょうか。私の頭に浮かんだのは「ラッキー」でした。周囲にラッキーという犬が多いような気がしたので。えっ?違う?
しかし、最近、図書館の新刊コーナーで見つけた「犬名辞典」という本で、私があながち間違っていないことが証明されました。明治時代(1910年)の調査では1位だったポチという名前も、1982年には11位、1989年にはベスト20から転落…。一方、ラッキーは80年代後半にベスト10入り。今年2006年の調査では、なんと2位exclamationただ、1993年の別の調査ではポチがベスト5に入ってます。継続して同じところが調査していないので、単純に比較はできないのですが、ラッキーという犬が多いことは証明されました。
ちなみに。「ポチ」の由来はフランス語の「プティpetit(小さい)」とか英語の「プーチpooch(わん公)」や「スポッティ(ぶち)」、チェコ語の「ポイチ(行け)」などによるのではないかと言われているそうで。でも、チェコ語ってのはいくらなんでもムリがないか?明治時代に作られた童謡の『花咲爺』の中で「ぽち」と歌われているのは、本当は「シロ」。江戸時代の物語で「ぽち」という名が出てくるはずはないのだとか。
それにしても、人は犬にいろんな名前をつけるものですねぇ。物語の中に登場する犬は、特に面白い名前がついてます。たとえば、芥川龍之介『犬と笛』には3匹の超能力犬がでてくるのですが、”嗅げ・飛べ・噛め”という名前。児童文学らしいのですが読んでみたくなりました。
もうひとつ犬の話題。ビクターの商標になっているフォックステリアのニッパーくん。彼はイギリスに実在した犬。亡くなった主人の声が蓄音機から聞こえてきて、不思議そうに耳を傾げている姿を描いたもの。題名は「His Master's Voice」。そう、この頭文字をとるとHMV。あのCDショップです。経緯を簡単に説明するのは難しいのですが、もともとニッパーくんを商標として使っていたのはイギリスのグラモフォン(現EMI)。兄弟会社だったビクタートーキングマシン(現RCA)やその子会社だった日本ビクターもこの商標を使っていたというわけ。CDショップのHMVは元々グラモフォンの小売部門だったらしい。袂を分かった今でも微妙に商標が使われ続けているという…。ちょっと見にくいけどHMVの丸いピンクの商標の中にはちゃんとニッパーくんが鎮座ましましてます。
人間の子供の名前も多様化しているようで、今のお母さんは変わった名前をつけたがるようです。幼稚園や保育園の保育士の方たちは名簿を作るのに一苦労なんですって。難読やあて字が多くて。それでも流行りはあるのでしょうね。以前、保育士の友人が言っていたのですが、クラスに「あやか」ちゃんがたくさんいて、苗字で「さとうちゃん」とか「やまだちゃん」とか呼んでると。フジの「とくダネ」の調査では、近年の日本で一番多い名前は男性が「清」で、女性が「幸子」だそうです。
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2006年12月26日

腹黒担当で起用貧乏

今朝の「はなまるカフェ」はKAT−TUNの腹黒担当田口淳之介くん。最近のイチオシです。笑顔がトレードマークのくせに実は腹黒い。そのギャップがいい。パーソナルデータをほとんど知らなかったのですが、タップをしながらジャグリングをしている映像が流れるなど、実は非常に器用なコだということが判明。本人曰く器用貧乏。スポーツ万能らしく、今はビリヤードでプロを目指しているのだとか。受け答えもしっかりしていて、頭の回転も悪くないんだなという印象でした。ちょっと調べてみたら、田口くんはAB型なのですね。同じAB型として、なんか相通ずるものがあるような気がして納得してしまいましたわ。
さて、ジャニーズといえば、昔から様々なアイドルが生まれていますが、大人数のグループの場合、自分のお気に入りのコがどんどん変遷していくのが面白いです。TOKIOなら、山口→松岡→長瀬→城島みたいな。(太一はどこに?)V6だと、長野→岡田→三宅。は、二宮→マツジュン→桜井→相葉(大野くんは…)で、KAT−TUNだと、赤西→亀梨→田中→田口、ときて今は田口くん。おそらく次は中丸くんの出番だと思われます。たぶん、その時々で各自が出ているドラマや映画やバラエティーなどで見せる個性が光る時期というのが交互にあるのでしょう。このコはこんな表情を見せるんだなとか、意外と努力家なのねとか、そんなことできたの?みたいなことを見つけると魅力を感じるのでしょうね。ジャニーさんは上手だなぁ。さすがに追っかけをするまでには至りませんが、かわいい男の子がたくさんいるのは単純に楽しいです。
ジャニーズというと音楽はどうでもいいんですけど、テゴマスの特に手越くんはとっても歌が上手ですね。増田くんも、イケメンってわけじゃないけどどこかしらかわいい男の子で好きです。さすがにNEWSあたりまでくると全員は把握できてませんが…。

誰だったか、西には吉本興業があるけど東には吉本に対抗できる芸能プロダクションが無いと思ったらジャニーズがあったと言っていたのを聞きました。たしかに。なんだかんだ言っても、CMでもたくさん見かけるし、歌番組には必ず1組は出てくるし、あれだけ堅いファンがついているから全体的に低迷しているCDの売り上げもジャニーズのアイドルたちは安定しているのでしょうね。女の子のアイドルと言えば、モーニング娘。だったわけですが、今や風前の灯。ジャニーさんのように、次から次へと何十年にも渡ってトップアイドルを輩出し続けるというのは、途轍もなくすごいことなのでしょう。最近、よく洩れ聞こえてくるジャニーさんのやり方だと、ジャニーさんの鶴の一声ですべてが決まっている印象を受けますが、本当にその通りだったとしたら、ジャニーさん亡き後はどうなってしまうのでしょう。ワンマン経営って恐いわ。
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2006年12月25日

耳よりな話

昨日は言わずと知れたクリスマス・イブ。実家に家族が大集合でした。ジジイなので仕方がないのですが、父の耳が聞こえにくくなっているのがちょっと心配な今日この頃。
先日、テレビ番組で可聴領域のテストをしてくれました。若い頃聞こえていた領域も、加齢につれて聞こえなくなっていくという話でしたが、テストを受けてみると本当に見事に聞こえなくなっていることに愕然としました。高い周波数の音から段々聞こえなくなっていくのですね。自分の年齢でさえそうなんですから、年寄りが聞こえるはずがありません。これを利用してモスキート音なんてものもあるくらいですもんね。若者にしか聞こえない蚊の羽音のような音を携帯電話の着信音に使うというもの。逆に、若者がたむろして困るような場所にモスキート音を流して追い払うなどという使い道もあるらしい。
スーダンのマバーン族の人たちは、静かなところに住んでいるので、耳が本当によくて、80歳のおじいちゃんでも10代の若者なみに耳が聞こえるんだそうです。現代人は、音の洪水にさらされていて、様々なストレスから可聴領域をせばめたりして耳の聞こえを悪くしているのではと考えられています。ヘッドホンがよくないというのもわかる気がしますね。過剰な刺激が耳の聞こえを悪くするようですから。耳を休ませることも大事です。

ところで、みなさんは、いわゆる”ながら作業”ってしますか?私は昔から勉強するときに音楽を聴きながらやっていた方でした。しかし、そういうときは洋楽もしくはインストゥルメンタルを聴きます。勉強をするときは、国語を勉強するときだけでなく、どんな教科でも教科書や問題集の問題を読んで理解しなければなりません。そのとき、横で日本語の歌詞で歌われたり、日本語で話すラジオをが耳に入ったりすると効率が落ちてしまうのです。工作のような作業をするときは、日本語で歌われようが話されようがいいんですけどね。脳の中で日本語の言葉としての情報が錯綜するのでしょうね。それが、例えば英語だと、意識して聴こうとしなければ言葉としては意味をなさないので、邪魔にならないとうワケです。これは大人になった今でも変わらなくて、文章を書いているときには日本語の歌詞の曲は聴かないことにしてます。

よく大事な電話は右耳で聞けと言われます。右脳は感覚・イメージ、左脳は言語・論理を司っています。耳は頭に付いているので、右耳は右脳に直結しているのかと思えば、実は逆。クロスしているのです。つまり、右耳は言語野のある左脳にダイレクトに繋がっているのです。左耳から入った情報は、一旦右脳の聴覚野を経由して左脳の言語野に到達するので100分の1秒理解が遅れるのだそう。だから、右耳で聴いた方が理解が速いはず。冷静に分析・判断しなければならない仕事上の電話や論理的に理解しにくい内容の場合の大事な話は右耳で聴いた方がよさそうです。
ところが、同じ大事な話でも恋人との会話なんかは左耳で聴いた方が右脳を優先的に使うことになるので、声の調子なんかから相手の気持ちを汲み取ったりすることができるのだそうですよ。耳を使い分けることをしてみると面白いかもしれませんね。仕事のときは左耳に耳栓を、デートのときは右耳に耳栓をしてみるとか。微妙にポテンシャルを引き出して、能力アップするかもしれません(笑)

ある調査によると電話の受話器を左耳に当てる人が約半数。右利きの人が右手でメモをとるから左で受話器をという話もありますが、人口の9割以上が右利きのはず。やはり利き耳というものがあるのでしょう。本来、皆右耳が利き耳であるはずなのですが、ストレスやら様々な要因で利き耳が変化していると考えられているそうです。

以前、耳の中で拍動音を感じるようになり、「耳が聞こえなくなるかもしれないから医者に行って来い」とダンナさんに脅されて耳鼻科に行ったところ、なんのことはないデッカイ耳垢が鼓膜に張り付いていただけという…。いやぁ、お恥ずかしい。でも、拍動音を感じて本当に聞こえなくなることもあるらしいのでお気をつけ下さい。
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2006年12月23日

新しい音

久々に新しい音楽で耳に引っかかったものをメモメモ。
今回は、パンク系から離れたも新鮮なものを聴いて久しぶりに「へぇ」と思いました。

「Friend Oppotunity」 deer hoof
試聴はこちら日本人の女の子がヴォーカルのアヴァン・ポップ・バンド。レディオ・ヘッドフレーミング・リップスのツアーでオープニングアクトを務めたらしい。1月にはOOIOOとツアーで回るらしいっす。OOIOOとは…言われてみれば、それっぽい感じ。ヴォーカルのサトミ・マツザキは、渡米1週間もしないうちにdeer hoofのシングルを聴いて、その2週間後には楽器経験も皆無なのにヴォーカルをやっていたという…。
たしかに、オリジナリティ溢れる音。あんまり聴いたことがないジャンルだからかな。ガチャガチャしてて、ライブでどうやって演奏するんだ?みたいな曲多し。

「Classics」 Ratatat
試聴はこちらで。NY出身の2人組の奏でるインスト・エレクトロ・ポップ。アナログ・シンセとサンプリングとギター・リフで構成される音。フランツ・フェルディナンドザ・キラーズとツアーを回っていたらしい。で、日本では、モグワイのオープニング・アクトを務めてる。”歌はないがそうとう歌える”というコピーがついてるんだけど、「どうして歌を入れないの?」という問いに対して本人たち曰く「僕たちは2人とも音痴だから歌えないんだ」だとさ。このアルバムはビョークの自宅にあるスタジオで録音されたらしい。

最後はやっぱりパンク系。
「Guilty Pleasures」 Allister
日本の曲をパンクにアレンジして日本語でカバーしてるというレビューを見て聴いてみたところ…「日本人が歌ってるんじゃないのか?」と疑いたくなるような日本語のウマさ。英語なまりが全く無い。外国人には単純過ぎて難しいという日本語の発音が完璧。なんじゃこりゃ。スピッツの「チェリー」やサザンの「TSUNAMI」。英訳された森山直太朗の「さくら」。ビギンの「島人の宝」も。どうやらネット上でファンが選んだ曲を厳選して作った日本限定版らしい。驚愕の「チェリー」IN-n-OUT RECORDSのサイトで流れてます。特にベーシストのスコットの日本語力はすばらしく、ブログも日本語で書いてますexclamationでも、本来のボーカルはもうひとり別にいるのですね。で、スコットのブログを見ると…
つい先日まで、なんとEELEGARDENとツアーをしてるぢゃないですかexclamation知りませんでした…。我ながら自分の嗅覚に驚きます。こんな風につながるなんて…。

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2006年12月22日

冬至のお勉強

冬至の夜です。今晩はかぼちゃを煮て食べようっと。
ところで…あの〜天体を観測するのは好きなのですが、天体の動きとなるとちんぷんかんぷんで。ちょっと勉強しながらノートをとるつもりで書いてみたいと思います。

昼間の時間が一番短い日というのはわかります。でも、厳密に言うと、そうでもないようなのですが。それはさておき、まずは太陽の通り道である黄道を知らねばなりません。太陽の見かけ上の通り道を黄道といいます。赤道の延長線上に見かけ上の赤道があるとすると、黄道は赤道にたいして23.4度傾いています。それでも黄道と赤道とは2箇所で交わってます。それが春分と秋分。黄道を360度に分けて、春分点を0度とすると、秋分点が180度、夏至が90度で冬至が270度ってことに。これが経度だとすると緯度を考えたときに、夏至点は一番北で冬至点は一番南に位置します。具体的には、太陽が1年のうち一番南寄りの位置から昇って沈むということになります。これは北半球での話ですね。南半球では昼夜の長さが逆転するので、昼が一番長い日になっているわけです。きっと、文字を読んだだけでは理解不能でしょうが…。しかし、一応はわかって自己満足したぞ。
もう、頭が働きません…。
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2006年12月20日

ハンナ・バーベラ逝く

ハンナ・バーベラの片割れ、ジョセフ・バーベラさんが12月18日に亡くなりました。でも、95歳だから大往生ですね。相方のウィリアム・ハンナさんの方はすでに2001年に亡くなっているようです。享年90歳。やっぱり大往生。ちょっと悲しいけど、お二人とも長生きされましたねぇ。まだまだ日本ではアニメ作品が少なくかった時代、お二人の数多い作品が楽しませてくれました。
ハンナ・バーベラと言えば、全国的に有名なのは「トムとジェリー」「チキチキマシーン猛レース」なんかでしょうか。近年だと「パワーパフガールズ」なんてのもありました。ハンナさんは元建築技師で、コメディ・センスが優れていて、監督や編集者としてみんなを指揮。バーベラさんは元銀行員。優れたアニメーターで、脚本家としての才能も素晴らしかったようです。バランスのとれたコンビだったんですね。最初に作られたキャラクターが「トムとジェリー」。MGMのアニメ部門ということで、ジーン・ケリーと一緒にトムとジェリーが踊ってる映画なんかがありました。当時としてはすごい技術だったのでしょうね。MGMから解雇されて、テレビ用のアニメを製作するようになったようです。
小さい頃から東京12チャンネル(現:テレビ東京)にハマっていた私には、「マンガのくに」で放送されていた数々の名作が大好きでした。今年(戌年)の年賀状は「弱虫クルッパー」をモチーフに使ったくらいですからねぇ。クルッパーの他にも、「怪獣王ターガン」「ドボチョン一家の幽霊旅行」「大魔王シャザーン」「シンドバッドの冒険」「ラムヂーちゃん」なんかが好きでした。
1994年に、「ハンナ・バーベラ日本語版主題歌集」というCDが出てまして、これが爆笑ものです。ライナーノートには、当時の裏話が書かれているのですが、東京12チャンネルのスタッフが、かなりテキトーに主題歌を作っていたのがうかがい知れます。実際聴いてると、そのテキトーさが笑えるのですが。以前にも書きましたが、原作のアニメの面白さと、この東京12チャンネルのスタッフのセンスが相俟って、日本語版の傑作が生まれたのだと思います。
小さい頃、キャラクター商品といえば、トムとジェリーのものが多かった私。♪トムとジェリー仲良くケンカしな♪というテーマを覚えてるということは、TBSで放送されていたものの記憶だと思われるのですが、最初に放送されたものは生まれる前だったので観たはずはなく、何度も再放送されていたものを観ていたことが判明。古い作品なんですねぇ。
当時の作品は新しいものと違い、ハンナ・バーベラご本人たちが手掛けた傑作であるようなのですが、後にハンナ・バーベラ・プロダクションがワーナー・ブラザースの傘下に入ったことで権利の問題が複雑化し、DVD化などは難しいらしいです。よく目にするDVDは新しい作品なのでしょうね。
カートゥーンの代名詞ともいえるハンナ・バーベラの作品も、ワーナーといっしょになったことで、「ルーニー・テューンズ」と合体。バックス・バニーやシルベスター、トゥイーティーと仲間になってしまいました。面白いですね。
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2006年12月19日

異端のクラシック

昨日の「のだめカンタービレ」。のだめちゃんがコンクールで弾いた「ペトルーシュカ」が途中から「きょうの料理」になってましたね。ピアニスターHIROSHIさんのようです。
大体、クラシックって面白いと思いませんか。何百年も前に作られた曲をいろんな人がいろんな解釈で演奏するけれども、基本的には作られた楽譜どおりのメロディーを演奏するわけですよね。その微妙な違いを楽しむわけですよね。あまり、クラシックに詳しくない私でも、例えばピアノのコンクールを聴いていると、いろんな人が同じ曲を続けて演奏してくれるので、個性がわかって面白いと思います。大きく分けると、技巧的に優れていて正確に演奏するけれどもロボットのように表情のないタイプと、タッチは正確でないものの妙に心を打つタイプにわけられる気がします。のだめちゃんは後者のタイプですよね。もちろんタッチが正確でないというのはヘタということではなくて、正確さにこだわらないということです。だから極端に編曲してしまうことも。
数年前にブームを起こしたフジコ・ヘミングさん。いつ聴いてもミスタッチの多い演奏。だけど、心の奥の琴線に触れる。自分が意識していないのに、知らぬ間に心の中に入り込んで直接心を揺さぶられてるような気がします。不思議で仕方がありません。
以前から気になっているピアニストが2人。シプリアン・カツァリスアワダジン・プラット。超絶技巧で知られるシプリアン・カツァリスはフランス人のおっさん。どうやら少し前に来日していたようですね。知りませんでした…。一度しか聴いたことがないのですが、忘れられない。リストかなんかだと思いましたが、もともと音符が多い複雑な曲なのに、その上に余計な音符がたくさん入っていて、クラシックでこんな演奏をする人がいるんだと衝撃を受けました。異端扱いされているようですが、聴いていて楽しい演奏でした。もうひとり、アワダジン・プラットは、残念ながらちゃんと聴いたことがありません。ピアニストとしての評価はあまり高くないようですが、滅多にいないアフリカ系の演奏者というだけで興味があります。見た目はレゲエな感じで、演奏はジャズっぽい感じ?彼に期待するのは、流れる血からして、生来持っている独特のリズムというものがあるのではないかと。それだけなんですけどね。
どうしても、くだけた演奏者の方に耳がいってしまいますねぇ。バイオリンなんかもそうです。初めてナイジェル・ケネディを聴いたときは衝撃でした。なんて明るいバイオリンexclamationそれまで、バイオリンの音が辛気臭くてあまり好きではなかったのですが、こんなバイオリンもあったのかと目が覚めた感じがしました。五嶋龍のバイオリンも好きです。すごくのびやかで。フジテレビが放送している「五嶋龍のオデッセイ」という彼を長きに渡って追っているドキュメントを観ていると、そののびやかなバイオリンの音に納得がいきます。肩に力の入っていないライフスタイルが、音に現れてるんだなと。
日本人でも有名なコンクールで賞を獲る人が増えてきていますね。天才的な素質はあるのだろうけれど、すごい時間をかけて練習しているのだろうなと想像すると、素晴らしい演奏にありがたみを感じます。曲を作るのでもなく、詩を書くでもなく、ただ楽器を演奏するだけというシンプルな作業に、奥の深さを感じますね。シンプルなだけに、良くも悪くも、その人の人となりや個性が音に出てしまうのでしょうね。
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2006年12月18日

東森さん

今日は、ガッツリとネタバレの予感…「ミリオンダラー・ベイビー」(2004)をまだ観ていない方は御遠慮ください。

ちょっと前からクリント・イーストウッドのことが書きたくてうずうずしてたんですけど、せめて「ミリオンダラー・ベイビー」を観てからにしようと思って我慢していたのです。夕べやっと観終えたので、よしとして書くことにしました。
クリント・イーストウッドといえば、私の中での歴史は60年代のマカロニ・ウェスタンから始まります。ジュリアーノ・ジェンマもかちょよかったですけど、クリント・イーストウッドも渋みがあってかちょよかった。立ち姿が綺麗な人だという印象がありました。
そんで、70年代は「ダーティー・ハリー」シリーズですね。この頃になるとすっかり山田康雄さんの声が定着してしまう。
それから、ずっと飛んで「許されざる者」(1992)あたりからまた観るようになりました。「パーフェクト・ワールド」(1993)なんて、ケヴィン・コスナー出演作の中では一番いい作品なんじゃないかと思うほどのデキだし、私の大好きなジジイ映画「スペース・カウボーイ」(2000)なんかもいい作品でした。

しばらく前に、またまたテレビ東京でクリント・イーストウッド監督作品を特集してました。監督第1作の「恐怖のメロディ」(1971)は残念ながら導入部分しか観られませんでしたが、監督としての力量は十分に感じさせる作品でした。これを観て一番感じたのは、衣装のセンスの良さ。いちいち着てるものがかちょいいexclamationそれと、音楽(特にジャズ)と文学が好きな人なんだなというのがよくわかりました。サックス・プレーヤーのチャーリー・パーカー「バード」(1988)なんて伝記映画を作るくらいですからねぇ。ジャズ好きも相当です。それから「ブロンコビリー」(1980)や「アウトロー」(1976)も放送してましたが、ぶっきらぼうで優しい男がハマること。後に一時期奥さんとなるソンドラ・ロックが超かわいいexclamation「恐怖のメロディ」からしても、女性を良くも悪くも際立たせるのが上手な監督さんだと思います。

で、「ミリオンダラー・ベイビー」です。悲惨な話だけど、私はあまり涙が出ませんでした。むしろ、観た後に清涼感さえ感じたほどです。作品の中にちりばめられたユーモアが、悲惨な話を緩和させていた面もあったでしょうが、希望を残すところが逆にリアルに感じられました。デンジャーが最終的に戻ってきて、スクラップが微笑むシーンとか、最後の最後にフランク自身は姿を消すだけで生きているらしきこととか、ね。他の監督が撮ったら、デンジャーは消えたまま、フランクは死を選ぶか自分のやったことを抱えたまま苦しみながらボクシングを続けるとかいう展開になりそう。でも、私が感じた清涼感は、何よりもマギーがやり遂げた人生の後悔の無さにあると思うのです。試合には負けたけど、あんな状態になっちゃったけど、悔いはないっていう爽快感。むしろあんな状態になったことで際立ってしまった達成感。そんなマギーが羨ましいと思うほど。
積極的に死を選ぶことと、自分を殺すことは違うこと。尊厳死と自殺とをごっちゃにしたくないなと思いました。自殺を責めてるわけじゃありませんよ。当然、推奨もしませんが。

「父親たちの星条旗」は単なるプロパガンダの話なので、あまり興味はありませんが、やはり「硫黄島からの手紙」は観たいと思います。嵐の二宮くんの演技が観たいのと、脚色されてはいるけれど事実として硫黄島であったことを単純に知りたい。全編日本語のセリフ。イーストウッドは役者を信頼してほぼ勝手にやらせたようだけど、あの俳優陣ならなんとかしてくれたでしょう。
記者会見で加瀬亮さんが語っています。
とても大切なことですが、見ている間は、アメリカ人スタッフとご飯食べたり、笑い合ったり、くだらない話をしたことを思い出していました。硫黄島の戦いということを、アメリカ人と日本人たちが協力して作ったという事実に、すごく意味のあることなのだと思います。

沖縄で地上戦を体験した人や原爆の犠牲になった人、空襲を受けた人、そして戦地で戦った人。残された家族。当時敵国だったアメリカにも同じ思いの人たちがいることも忘れてはならないし、それをわかった上で、今現代のアメリカ人とくだらない話で笑いあえるというのがいいな。
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2006年12月16日

気になるキャラたち

ここ最近で目に留まったキャラクターを紹介したいと思います。

まずムジナもんと仲間たち
テレ玉でニュースを見ていたときのこと。埼玉県羽生市のマスコットとして紹介されていたのがムジナもんと仲間たち。埼玉県にはありがちですが、特徴のない地域をなんとかしてアピールしようと考え出されたものですね。ムジナもんはいいんです。イナゴージャスとかも。しかし問題はいがまんちゃん。謎の妖精って設定ですが、これ何でしょう?しかもこのページでは姿すら見ることができません(笑)キャラクターグッズの画像では使われてるんですが。シャワーキャップみたいなのをかぶってるヤツです。以前調べたときは正体がわからずじまいでした。今回再調査したところ、いがまんじゅうが元になっていると判明。いがまんじゅうとはまんじゅうを赤飯でくるんだ食べ物なのだそうです。見た目が栗のいがに似てるからいがまんじゅう。北埼玉の郷土食。同じ埼玉でありながら、羽生市ってどこ?って感じなんですけど。ほとんど群馬なんですね。
埼玉県は、走る鉄道の路線によって文化圏が分かれているというのが私たち夫婦の自論なんですが、違う路線の文化圏のことはまったくわかりません。埼玉県南部・南西部で生活してきた私たちには未知の世界。あちらにとってもこちらが未知なのでしょうね。

続きまして、もっさん
NHK教育テレビの「わたしの気持ち」という番組の1コーナーに登場するキャラクターです。
これが、もっさんです。ピンクのブランコに乗ってる緑色の物体がそれ。小さくみえますが緑色部分をクリックすると拡大画像が見られます。目鼻がありません。そして中身はおっさんです。もっさんてもさもさしたおっさんってことか?数日前は、やることがなくて昼寝をしようとしていたところに森の妖精である子供たちにしりとりをしようと誘われて昼寝の邪魔をされ大儀そうにしりとりしてました。緑色のもさもさしたものがブランコに乗って手足らしきものをぶらぶら動かしてるだけ。シュール…。

最後に、ストロングマシン2号
昨日、ついにテレ東の「たけしの誰でもピカソ」に出演してましたね。
彼女のことは、PolycicsのPVで観たのが最初だったでしょうか。それとも何かの素人参加番組で踊っているのを観たのが先だったかな。ランドセルを背負ったままでのけぞりながらその体制を維持する姿に驚嘆exclamation強烈な印象でした。そのうち、テレビ東京の「竹山先生」で見て、やはり出てきたなと思っていたら、ここ最近は任天堂DSのソフト「ます×ます百ます計算」のCMに登場して、例のランドセル・ブリッジを披露してますもんね。
昨日の番組では、1号(父)とともにお経を読む姿や空手の実力も披露していたり、英語も話せるわ、絵も描くわで、スーパー・マルチな天才ぶりを発揮してましたね。すでにイギリスなどでも活躍しているという…。
しかし、驚くべきは2号の才能もさることながら、1号のプロデュース・センス。10歳ほどのコドモにPolycicsを聴かせて踊らせるなんてなかなかできませんよ。

ついでに、菊地凛子さん。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の「バベル」に出演して話題になってますね。映画自体も面白そうだと思うのですが、いろんな賞にノミンートされたりして、一躍有名になってしまった菊地凛子さん。日本国内では「一体だれ?」みたいなことになってます。キムタクがうさぎ男になる富士通FMVのCMで、相手役なのが彼女だそうですね。「ナイスの森」「笑う大天使」はDVDで観ようと思っていてまだ観てません。CMにはよく出演されているようですが、ミステリアスな彼女。最近の画像の印象からすると、上記のCMとはかけはなれたエッジの利いた感じで、女優さんとしてはこの線のひとは希かもしれません。感覚的にいうと、女性版のオダジョーみたいな感じでしょうか。実際の演技を見てみないことにはわかりませんが、期待大です。
海外で「硫黄島からの手紙」なども注目されてますが、ケン・ワタナベを飛び越えて、嵐のニノがアカデミー賞の助演男優賞とか獲ったら面白いのにと思ったりしてます。ニノのスペックは以前から確信していたので。
posted by nbm at 12:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

風になる…息できねぇ!

夕べ、XL250Sよりも先に完成してしまったSUZUKIアドレスV100でタンデムしてみました。コンパクトなボディーでパワフルな走り。「こんなんで2人乗りしていいんかい?」的な、50ccスクーターのような外観なのに100cc。黒かったボディーをアイボリーに塗り塗りしてちょっとかわいくしてみました。
いざ試乗。冬の夜ですからパンパンに重ね着して防寒対策。私は手元にハーフ・キャップのメットしかなかったので、それで。夕べは割りと暖かかったし、寒さはさほど感じなかったのですが、なにせ息ができない…。40km/hくらいならいいんですが、60km/hを超えると息苦しくなってきて80km/hともなるとほぼ息ができません。顔が風圧で扁平につぶれてるのがわかるほど。ダンナさんを盾にしてようやく息を吸ってました。「慣れだよ」と言われて、帰り道になると、なるほど少し慣れて息苦しさも治まった感じ。風防がないので、せめてもとメガネをかけて行ったのですが、風で涙が…。あとデコが寒かった。それと、髪の毛がぐちゃぐちゃになった。でも、楽しかったexclamation
最初は恐くてダンナさんにしがみついてました。だって、落ちたら死ぬ…。つかまるところ他に無いし…。だんだん恐怖感も取れてきて、リラックスして乗れるように。車の脇をすり抜けて走るってだけで、ほんとに速い。いつものGEOまでの道の行きかえりがすげぇ速かった。なるほど、バイクって時間短縮できるワケだと実感。特に冬なんて寒いし車を使えばいいのにと思うのに、バイクを愛用するダンナさんの気持ちがちょっとわかりました。今まで、50ccのスクーターで行っていたアキバも、これでより行きやすくなりましたねぇ。
posted by nbm at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 車・バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

デコ・ヒーレンス

量子力学の話じゃありません。昨日のデコは凄かったexclamationちなみにデコヒーレンスは本来はデ・コヒーレンスです。デコ・ヒーレンスじゃありません。そんなことはどうでもいいんですが。
なんか今ひとつ盛り上がらなかったトヨタ・クラブワールドカップジャパン。欧州対南米っていうトヨタカップのままでよかったんじゃないのか?ほんとに各大陸を勝ち抜いてきた人たちなのか?という花の無い試合が続いてました。が、昨日の試合は凄かった。ロナウジーニョが凄いのはわかりすぎるほどわかっていたことですが、それ以上にデコが本当に凄かった。
試合をずっと観ていたわけではありませんでしたが、後半の後半は見とれてました。流れの中で起点になっていたのは、ほとんどデコ。コーナーキックを蹴れば、色々な可能性を秘めた軌道を描くボール。かと思えば、絶妙なポジションでゴールを狙う。ロナウジーニョとの息もあっていて、2人が上手に機能しあっているのがよくわかりました。あんな2人の天才の相乗効果に加えて、周囲の他の選手もキャプテンのプジョルを中心に自分の仕事を無駄なくしている統制のとれたチーム。今のバルセロナに勝てるチームは現れないだろうくらいの、非常にバランスのとれたチームに見えました。前半から2点を先取し、後半にも2点。しかしながら、衰えないゴールへの意欲。ゆったりとした展開ながらも決して守りに入ることなく、なおゴールを狙う姿勢は、観ていて気持ちのよいものでした。確かに雨の中で試合をしているんだよね?と疑いたくなるくらい、ボールが滑ったり足に付かないような印象がまったくない。おそるべき技術力。やっぱり、Jリーグなどとは比べ物にならないですねぇ。
ロナウジーニョに関しては、以前ドキュメンタリーで、暗い過去を背負ったアドリアーノを一生懸命盛り立てようとしている姿を見て、「気のいいヤツだな」と思ってました。彼の楽しそうなプレイスタイルは、その性格によるものが大きいのではないかと思ってしまいます。一時の不調から復調したようで、昨日も5点目になるかというシーンで、日本のファンは最高潮に盛り上がってました。
デコのプレイは、正直じっくり観たことがありませんでした。すごい選手であることは知ってましたが、ここまで器用な選手だとは思ってませんでした。昨日の試合を観て、一発でファンになりましたよ。元々はブラジル人なんだね、この人。しかもインド人のクォーター。で、ポルトガル人、と。まぁ、インターナショナル。
しかし、どうしてこう天才的サッカープレーヤーには、変な、じゃなかった個性的な顔をしている人が多いのか。ロナウジーニョとか、ネドベドとか、ロナウドとか、そしてデコ。まぁ、ベッカムとか、クリスチアーノ・ロナウドとかイケメン系もいますけど。なんか両極端。個人的に、ワールドカップ2006出場選手の中ではメキシコのFWボルヘッティが一番かちょいいと思いましたが。
例えば、レアル・マドリードとか、読売巨人軍とか、スター選手をあれだけ集めといてなんじゃありゃっていうことがあります。80対20の法則でしょうか。いくら優秀な人材をたくさん集めても、結局全体の20%しか活躍できない、みたいな。ところが、バルセロナにはそれがあてはまらない。どうしてなのでしょう?日曜日の決勝戦が楽しみですね。
posted by nbm at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月13日

カフェインよくなくない?

前回のカフェインの話の続きです。
カフェインがよくないというのは、なぜでしょう?摂りすぎるとまずは興奮作用が出ます。コーヒーを飲んだら眠れなくなったってのは、これですね。カフェインは、興奮物質ドーパミンを制御しているアデノシンという物質と構造が似ているために、アデノシン受容体に結合してドーパミンが制御できなくなる。つまりドーパミンが出っ放しってことになって興奮が覚めない。で、眠くならない若しくは眠れないっていうメカニズム。度が増すと、不眠や不安感が増したりということに。胃腸がやられたり、利尿作用もありますね。そして、もっと摂りすぎると頭痛やめまいなど症状が出るらしいです。頭痛薬としても使われてるのに、摂りすぎると頭痛になるってのも面白い。一番問題にされているのは精神依存性が出てくるということらしい。でも、依存性があるかないかははっきりとした結論が出ていないようです。コーラ中毒なんて話も昔聞いたことがありますが、これもコーラの原料であるガラナに含まれるカフェインへの依存性のことを言っているのかもしれませんね。ただし、何回も言いますがカフェインの依存性ははっきりとは証明されていないようです。でも、個人的には依存性少々あり。
美容関係のことで面白いのは、カフェインを摂るとシミを発生させやすくなるのだそうです。カフェインはシミの素となるメラニンを移動・拡散させる上、色素沈着を増大させる一因になるのですって。シミを防ぎたい方は、カフェインといっしょにビタミン類を摂るとよいようです。

さて、ではコーヒーの効能はと言いますと、これがたくさんあります。まずは、眠気が消えて集中力が増す。これは皆さん経験していることでしょうね。しかし、疲労が消えているわけじゃありません。疲労を一時的に感じなくして先送りしているだけなので、疲れは休まないと取れませんよ。そうそう、コーヒーを休みたい時に飲むとリラックス効果が、目を覚ましたい時に飲むと覚醒効果が得られるという話も聞いたことがあります。特に、深煎り豆の香りがα波を出してリラックス効果があるらしい。
ピロリ菌を減らす。ということは、胃潰瘍や胃がんのリスクも減らすということですね。
発がん性物質を抑える。これはコーヒーの主成分クロロゲン酸の効果。クロロゲン酸はポリフェノールの一種。活性酸素を消去してくれるという研究結果もある。
善玉コレステロールが増える。動脈硬化予防にも一役買うってことらしいです。
胃液の分泌を促して消化促進。私のように胃酸過多気味の方は、コーヒーを飲みすぎると胃が痛くなりませんか。潰瘍持ちの方は控えた方がよろしいかと。
二日酔いに効く。これは、アセトアルデヒドの分解を促進し利尿作用もあるため。関係ないですけど、二日酔いには果糖もいいですよね。りんごジュースとか。
毛細血管を拡張させるので血流が良くなる。血圧を下げる効果も。糖尿病を予防する効果もあるらしいのですが、この辺のことが関係しているのかも。
口臭を防ぐ。特にニンニク臭にはコーヒーに含まれるフラン類が効くらしい。フラン類はここではコーヒーの香りの成分。でも、フラン類そのものがカラダによいわけではないので誤解のないように。ミルクを入れるとフラン類が分解されて効果が減ってしまうので、ブラックで。ニンニク臭の元はアリシン。ニラやたまねぎなどにも含まれ、様々な効能がある物質。これを消すってことは、アリシン自体の効能は?それから、コーヒー成分が舌などに残ると、逆に口臭の原因になることも。
便秘に効く。元ピンクレディーのミーちゃんが以前番組で語ってました。何をやっても効かなかったのに、朝1杯のレギュラーコーヒーで頑固な便秘が解消したと。この話を聞いて不思議だったのは、カフェイン剤を飲むと周囲の人間は皆その副作用で便秘になった経験があったから。適量がよいのでしょうね。
有酸素運動をする30分〜1時間前にコーヒーを飲むと、脂肪の燃焼を助ける。特に皮下脂肪を優先して燃焼するらしい。これは、クロロゲン酸とカフェインのW効果のよう。30分ってのは、カフェインの血中濃度が摂取後一番高くなる時間なのだとか。
他にも、パーキンソン病を予防できるのではないかと言われている。これはドーパミンがらみですね。
胆石の発生が減少
などという研究結果も発表されている。

とまぁ、こんな感じです。いいことばかりのようですが、ひとつ注意を。コーヒーなどカフェインの入った飲み物を水分と思ってはいけません。なぜなら、その利尿作用で水分は排出されてしまうからです。水分をたくさん摂るとカラダによいことは、血液の粘性を低くするとか、代謝を良くするとか、様々ありますが、そのための水分はあくまでもです。でなければカフェインも糖分も含まない麦茶などがよいと思われます。

今日はコーヒー2杯と緑茶1杯でカフェイン300mg摂取。数値的には、今の私は軽い興奮状態にあるはずですが、数値的裏付けとは裏腹に、すぐにでも眠れそうです…。おかしいな。
posted by nbm at 23:36| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カフェインをくらべてみよう!

もう5年以上も前の話になりますでしょうか。その日は寝坊して朝ごはんを食いっぱぐれてました。空きっ腹にウーロン茶を飲んだら胃が痛い。すると、横にいた台湾出身の同僚が「ウーロン茶は空きっ腹に飲んじゃダメ。カフェインが結構入ってて強いんだよ」と。それまで知りませんでした。台湾では食後にしか飲まないんだそうです。そうか、言われてみればその通り。お茶だもんね。紅茶なんかコーヒーよりもカフェインが多いって聞くし…。

でも、それって本当でしょうかね。手にしたのは食品成分表。ふと疑問に思って調べてみることにしました。確かに、紅茶の茶葉とコーヒー豆のカフェイン含有率を比べると、紅茶が2.7%でコーヒー豆が1.3%。でも実際使う量が違う。茶葉2.5gでコーヒー豆10g。で、結論から言うとですね。単純に比べられないってことでした。コーヒー・紅茶・日本茶・ウーロン茶などのカフェインの量を比べるのはとても難しいということです。それぞれの豆や茶葉自体に含まれるカフェインの量というのはあります。でも実際に飲むときは、それぞれに浸出方法が違ってきます。それぞれのお茶をおいしく出すためのお湯の温度や浸出時間や豆や茶葉の分量は違いますよね。コーヒー豆なら浅煎り・深煎りなどがありますし、茶葉も産地や製法によってカフェインの含有量が決まってくるでしょう。それに加えて個人の好みってのがあります。一度に飲む量も違います。科学的に、一般的な浸出方法で出た実験結果を、普段自分が飲む分量に換算して考えて比較することしかできません。参考にしかならないってことですね。
それぞれ一般的と思われる浸出方法で出したであろうものを比較すると、浸出液中のカフェイン濃度は
   煎茶    0.02% 
   紅茶    0.05%
   コーヒー  0.04%
   ウーロン茶 0.02%
ちなみにコーヒーは中挽きレギュラーのドリップ。焙煎の程度は不明。
うちはなんでも300ml入るマグカップで飲むので、300mlで換算すると、1杯につきカフェイン量は
   煎茶     60mg 
   紅茶    150mg 
   コーヒー  120mg 
   ウーロン茶  60mg 
ってことになります。ちなみに缶コーヒーとかペットボトル飲料はどうなんだろうと調べてみたらサントリーさんくらいしかカフェイン量を明示してませんでした。
   レインボーマウンテン(190ml) 152mg
   無藤ブラック(190ml)  95mg
   リモーネ(500ml)    50mg
   伊右衛門(500ml)    50mg
   黒烏龍茶(350ml)    70mg
   ペプシNEX(500ml)     50mg
てな感じでした。

1日のカフェイン摂取限度量というのもなんだかはっきりわかりませんでしたが、サトウ製薬のHPでは150mgとありました。だとしたらコーヒーマグカップ1杯で終了です(笑)ちなみにユンケルのようなドリンク剤にも50mgほど、大抵の鎮痛剤・かぜ薬などにもカフェインは入っているわけですけどね。1日のカフェイン摂取量が250mgを越えると興奮症状が出始めて、500mgを毎日摂ると禁断症状として頭痛などが起きるらしいです。マグカップ4杯でアウトですね。なんでもそうですが、やはりほどほどがよいようです。薬やドリンク剤といっしょにカフェインのたくさん入っている飲み物を飲んじゃだめですね。意外と盲点なのがコーラやココア。これらもカフェインが含まれています。カフェインの依存性については、はっきりしないようですが1日コーヒーを飲まないと夕方には猛烈に飲みたくなるのは気のせいでしょうか。

コーヒーなどを販売しているメーカー側のHPには、当然のことながらカフェインに関して注意を喚起するような記事はありませんでした。むしろ健康効果を宣伝している感じ。街ではシアトル系コーヒー店をたくさん見かけるようになりましたが、どうやらまだまだデカフェ(カフェインレス)は一般的メニューではないようです。本国アメリカだとデカフェを注文しているシーンなんかドラマや映画で良く観ますよね?子供にカフェインなんてもってのほかみたいな風潮みたいですし、日本では野放しですが…。効能などについても書きたかったのですが長くなったのでまた今度。
posted by nbm at 12:05| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月11日

「ありゃウソだぁ」&新兵器登場!(保険適用)

今回はネタバレを含みますのでドラマ「Dr.コトー診療所2006」を録画していてまだ観てないという方は御注意を。

ちょっと前の「Dr.コトー診療所2006」で桜井幸子さん演じるゆかりが胃ガンになり、手術をした回でのこと。手術後、数日ですっくとベッドから起き上がってました。そして、前回ミナ(蒼井優)の夫役として出てきた忍成修吾が心停止となって、開胸して直接心臓マッサージとかをした後、やはりすぐ激しく動き回ってるシーンがありました。
ムリだって…。そんな簡単にカラダ動くようにならんって…。人によるのかなぁ。そんなことないよね。観ている人間が嫌になるくらいのリアリティを追求するドラマにあって、あの演出はないだろうと思ってしまいました。

数年前、子宮筋腫を摘出するちょっとした手術をやりました。8センチ程に成長していたので周囲の臓器を圧迫して頻尿やら便秘やら腰痛やらになり、それだけなら別に放っておいても良かったんですけどね。とりあえず切っちまおうってことにして手術を受けました。ちょうど今朝、テレビで最新の子宮筋腫の治療法を紹介してたんで思い出しました。私の場合は、3件病院を回って、2件では大きさが大きさなので開腹手術と言われました。たまたま同時期に通っていた胃腸科の医者が紹介してくれた大学病院が腹腔鏡手術をしてくれるということで、そこを選択。普通は数ミリ程度の穴をお腹に数ヶ所開けてやる手術で、お腹にガスを入れて膨らませてやります。しかし、数ミリの穴からではデカい筋腫は出せないってことで、5センチほど開腹して切り取った筋腫を小分けにして出しますってことに。でもそれだと、空気が漏れてしまうのでガスで膨らますことができない。そこで新兵器登場exclamationその大学病院が開発したというへそから入れてお腹をテントのように支える器具を使うということでした。まぁ、ある種の実験台です。おかげで術後は、腹が縦に突き出してましたけど(笑)ということで、手術して頻尿・便秘が解消。月のリズムで発生していた腰痛があって、婦人科系のことが原因だと私自身確信していたのに、「それはない」とどの婦人科医でも否定され続けていたんですが、その腰痛もきれいさっぱり消えました。大々的に開腹するよりも、かなり回復は早かったです。同室の隣のベッドの方が同時期に開腹手術をされたのですが、腸の動きが回復せず1週間も食事ができませんでした。私は手術したその日からおかゆを食べてましたもの。

ただね。たった5センチ下っ腹を切っただけで、ベッドから起き上がるのが容易じゃありませんでした。私のデロ〜ンとした腹でさえ、腹筋ってものがちゃんと存在していて、日常のちょっとした動きでその腹筋が使われていたのだということを実感しましたよ。胃とか心臓はもっと上の方だから、違うんでしょうか?ドラマを観て、「あれはウソだexclamation」と思ってしまったわけです。私は、1ヶ月経っても、速く歩くことができませんでしたよ。ほんと、腹を切るって大変なことです。ですが、たしかに帝王切開した直後の友人なんかは、同じように腹を切ってるはずなのに元気だったかも。おかしいな。私は体力もかなり落ち、体調が回復するまで数年かかりましたよ。子宮筋腫なんてあるのが普通なくらいで病気とも言えないものかもしれませんが、出産のために腹を切るのと、病気で腹を切るのとでは意味が違うんですかねぇ。
posted by nbm at 11:38| Comment(4) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

ドイツの貴公子で中国の皇帝?

先日、久々にユンケルを飲み、忘れていたあの効力を実感。若かりし頃は、ユンケルやカフェイン剤の力を借りて徹夜で遊んだりしたものです。しかし、クスリってのは恐いもので、効力が発揮されている間は元気なのですが、それが切れると途端にダメになる。まるで麻薬のようだと思ったものです。ちなみに、ユンケルはドイツ語の「貴公子」。近代医学発祥の地にちなんでということらしい。それと東洋医学の中国の皇帝がドッキング。すごいセンスだ、サトちゃん。
さて、あらためて成分表を見たところ、とんでもないものが入っていることに驚いたのなんの。ほんまかいなというシロモノで構成されていたのでした。シベットチンキはジャコウネコの腺分泌物。ゴオウチンキはウシの胆のう中に生じた結石…結石ぃ?
あんまり面白いので、サトウ製薬のユンケルのサイトを見に行ってみました。ユンケル自体、様々な種類があるので、それぞれに成分が違うのですが、いろんな生薬が説明されてます。
やっぱり動物性生薬はむちゃくちゃです。
シベットチンキは、雌の分泌物には不純物が多いので雄のものしか使わないそうです。生薬というと、中国産や韓国・朝鮮産のものが主流のような気がしてまして、実際そうなんですけど、ゴオウ(牛黄)は主な産地がオーストラリア。カイバ(海馬)ってのは、タツノオトシゴですね。ハンピ(反鼻)はマムシの皮。
植物性生薬を見てみると、やはり珍しいものに効能があるようです。よく耳にするブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核。アカマツやクロマツを伐採して3〜5年で地中の根に形成されるらしい。中国のマラソン選手が使って有名になった冬中夏草は、フユムシナツクサタケが産生する子実と寄生する昆虫の幼虫。トチュウ(杜仲)は樹皮だそうですが、その木自体は珍しくないものの、植物分類上1科1属1種という珍しい存在なんだ。へぇ。他にも、バクモンドウってのは、ユリ科のジャノヒゲの肥大根なんだけど、この種はコバルトブルーでゴムボールのように跳ねるんだってさ。他にも、寄生植物など多し。
極端な話、ミイラ(木乃伊)だって江戸時代には日本でも薬として扱われていたことがあったくらいです。希少価値が効能があるように感じさせるということも確かにあるでしょう。あるいはプラセボ(偽薬)効果だったのかもしれません。でも、長い歴史の中でたくさんの人が試行錯誤をした結果がこういった生薬を生んでいるわけですよね。漢方薬は、その最たるものですが、世界には様々な未知の動植物があるわけで、現地人の間では昔から効能が語り継がれてきた薬となるものもたくさん存在していることでしょう。
そんなのがテーマになった映画もありましたね。ショーン・コネリー主演の「ザ・スタンド」(1991)。アマゾンの密林でガンの特効薬を探す話です。実際、いろんな製薬会社が世界の辺境地で新薬になる素材を探して研究しているのは事実。本当に、難病に効く薬が早く開発されることを願うのみです。
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2006年12月08日

すとろべりー・ふぃーるず・ふぉーえばー

今日で何年目になるんでしょうか。ジョン・レノンが暗殺されて…。やはり、この時期、メディアはビートルズをとりあげないわけにはいかないようです。
昨日、ネット上のニュースで、NYのセントラル・パークの一角にある「ストロベリー・フィールズ」で楽器演奏が禁止されていることに人権団体が異議を唱えているという話題がありました。その一帯は”静寂ゾーン”に指定されているのだそうです。もちろん、「ストロベリー・フィールズ」とは、近くに住んでいて暗殺されたジョン・レノンにちなんで名づけられたもの。なのに楽器演奏禁止とはなんたることか、と合衆国憲法まで持ち出して公園を管理している市の公園余暇局に措置の撤回を求めているいうわけです。どっちもどっちな話でどうでもいいんですけどね。
ビートルズ世代でない私は、ビートルズに興味がありませんでした。大学生の頃、村上春樹「ノルウェイの森」を読んで、物語のBGMに流れるビートルズを、ここでいっちょ教養として聴いておくかと聴いてみたのでした。ひと通りアルバムを聴いた中で、やはり一番心に響いたのは「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」でした。美しい曲…。たまたま今朝、ビートルズのニュー・アルバム(?)「LOVE」を作った、プロデューサーで”5人目のビートルズ”とも言われるジョージ・マーティンが語っていたのですが、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」は美しい曲だとおっしゃっておりました。そうだよねぇ。個人の好みも当然ありますし、名曲を挙げればキリがないとは思いますが、マーティン卿、気が合いますな。
友人の誘いで、昔ふらっと行ったポール・マッカートニーのコンサート。アンコールで生で「イエスタデイ」を歌ってくれたときには、さすがに歴史的な名曲を生で聴けたという感動がありました。と同時に、ポール・マッカートニーってなんてチャーミングな人なんだろうと思いましたわ。あんなのが4人もいたんですから、やっぱりすごいバンドだったんでしょうね。

それから、今日は真珠湾攻撃の日でも有ります。硫黄島関連の事柄が取り沙汰されているのも無関係ではないのかもしれません。残念ながら、「チーム・アメリカ」内で酷評されている映画「パール・ハーバー」はまだ観てないんですけどね(笑)
posted by nbm at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月06日

「愚劣の農場」って…

昨日、ニュージーランド在住の友人とSkypeで話していたのですが、彼女がたまたま見つけたイギリスのホテルのHPがすばらしく面白かったのでご紹介しましょう。
英語のHPが10ヶ国語に自動翻訳されているようです。自動翻訳されれば、なんだって面白くなりそうですから、こんなHPは五万とあるのでしょうな。ただ、ホテルだってことで、このHPは面白さが増してる気がします。
まず、全体的にすごい命令調です。「〜しなさい」とか「〜してもいい」とか高飛車に言い放たれます。客になろうとしている人間に向かって、それはないだろう。自動翻訳に尊敬語や謙譲語を求めるのはムリな話ですが、もう少し丁寧にならないものでしょうか。せめてですます調にするとか。しかし、こんなふうに訳されるってことは、ある程度は原文も命令調になってるってことですかね。不思議です。例えば、よくある”Contact us”が「私たちに連絡しなさい」となってしまうのは仕方がないとは思うのですが。これはボタンに表示するために簡略化された言葉ですよね。意味は通じます。”Click Here”も「ここにかちりと鳴らしなさい」ってなってますし。
いい感じなのがレストランのメニュー。”Starter”って前菜ですよね?「始動機」…。これ何?何を始動させる機械のこと?辞書には載ってないよ、こんな言葉。ちなみに「始動機」でググってみると、自動翻訳されたとんちんかんなページがたくさんヒット。さて、メニューに戻って、と。日曜日は「焼き肉メニュー」イギリスでカルビか…”Roast”と言えば焼いてあるには違いないんだけど、日本語の語感だと大分違いますな。大体「非情に風味がよいより軽いかみ傷を有する」ってなんだ?「私たちはそう公正な破裂音を駐車」…。
極めつけは、レジャーのページ。「愚劣の農場」だって?なんか日本の文芸作品の本のタイトルみたいだ。”Folly Farm”っちゅう動物園と遊園地がいっしょになったレジャー施設のようです。他にも「だまされやすい人の射撃」とか、「ジェット機のボートはつまずく」とか、大惨事になりそうなレジャー・ポイントがたくさん(笑)ペンブロークシャーっていい所だな。「愚劣の農場」行ってみて〜。
そうかと思えば「完全な何もより少により偽りなくでない」…そんな哲学的なこと言われても…。
はぁ。ひと通り笑かしていただきました。久々にVOW系ネタで楽しめましたわ。ネタを提供してくれた友人に感謝exclamation


posted by nbm at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月05日

MMPが支えたキャンディーズ

夕べ、たまたまNHKを観ていたら、「わが愛しのキャンディーズ」という番組をやってました。当時、キャンディーズのバックを勤めていたのがMMP(ミュージック・メイツ・プレイヤーズ)といいまして、ここから後のスペクトラムが誕生するわけですね。この事実を知ったのは、ちょうどひと月前、よくお邪魔しているやまおさんのブログのこの記事でのことでした。
ということで、昨日あらためてキャンディーズを聴いて驚きました。当時はコドモだったので、あまりわからなかったことがわかった気がします。第一、何ですか?あのかっちょいいホーンセクションはexclamationすげー難しいフレーズをさりげなくユニゾンで速弾きならぬ速吹き。そりゃあそうですね。なにせスペクトラムがバックにいたわけですから…。それぞれの曲のアレンジも、アイドルの曲と考えると、凝っていて玄人好みのような感じでした。当時は、ピンクレディーと人気を二分していましたけど、思い返してみると、ピンクレディーは歌マネ・振りマネはするものの、レコードは買ったことがありませんでした。レコードを買っていたのはキャンディーズだけ。コドモでわからないながらも、楽曲としてはキャンディーズを評価していたんだと思います。
モータウン・サウンドで和製シュープリームスを目指していたのでしょうね。きちんとコーラスのできるコーラス・グループであって、3人の声の相性やバランスもよく、それに加えてあのルックスだったということで、まさにスーパー・アイドル・グループだったことを再認識しました。どなたの振り付けだったのか、振り付けも渋くてかっこいい。衣装も凝っていて、「そうそう、この衣装かわいかった」とよく覚えていることに自分でも驚き。ちょっと妹っぽい存在のスーちゃんをメインボーカルにして、渋いサウンドで出発したキャンディーズでしたが、男好きのするランちゃんをメインに据えて、歌謡曲路線にした「年下の男の子」で大きくブレイク。でも、その後のシングルをみていると、本来やりたかったモータウン路線を出してみたり、大人路線に切り替えたりと、アイドルとしては、ずいぶん実験的な作戦を取っていたのがわかります。昨日の番組を観ての結論は、彼女たちはアイドルでもあったけれど、本来は女性コーラス・グループだったってことですね。
その上、昨日の番組でも伊東四朗さんもおっしゃってましたが、当時のアイドルとしては考えられないくらい積極的にコントに参加し、自分たちで考えたネタをやっていたようです。「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」のVTRが流れてましたが、確かにはじけてて、中でもミキちゃんのはじけ方は相当なものでした。
関係ないけど、デンセンマンって石森章太郎先生が番組のためにデザインしてたんですね。しかも、あのオフィス北野の社長さんの森昌行さんが中の人をしていたこともあるとは知りませんでした。
さて、スタッフの誰も知らなかったという、コンサート中の突然のキャンディーズ解散宣言。泣きながら崩れ落ちる彼女たちをスタッフが支えながら舞台袖へと連れ帰る混乱のバックで、MMPは自然に演奏を始め、何事もなかったかのように演奏し続けてました。当たり前のことかもしれないけど、プロだなぁと感心。
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2006年12月03日

印刷屋の季節

数年前、ある仲間内の弟分の結婚式でのこと。
披露宴会場の入り口に飾られていた、新郎新婦の2人の似顔絵を描いて来たのは、一緒に受付をやっていた新婦側の友人の方でした。
うちのダンナさん:「Illustratorで描いたでしょ?」
彼女:「そうですけど…(なんでわかったの?)」
彼女は、絵を描くお仕事をしていて、Illustratorを使っているようでした。話を広げようと思い、
うちのダンナ:「(周囲の仲間を指して)この辺のヤツは、みんな使ってるから」
私:「ベジェ曲線とか難しいよねぇ」
彼女:「そうですね。なんか詳しいですけど、お仕事で使われてるんですか?」
私:「ううん。私はただの主婦
うちのダンナ:「俺、自動車屋。んで、あいつら、大工
彼女:「……」
彼女にしてみれば、仕事で扱ってるわけでもないのに、「何?このIllustrator使い率?」みたいなことだったのでしょう。確かに、そうかもしれません。元はといえば、仲間内にIllustratorを流布した宣教師がいたことが原因なわけですが…。
ということで、誰に習ったわけでもなく、超適当にIllustratorを使うようになってしまいました。とはいえ、絵がまったく描けない私には、ほとんど画像オブジェクトとテキストをペタペタとコラージュしているだけなわけですが。それでも、年賀状くらいは充分にできますもんね。で、この季節は双方の実家の分を頼まれたりして印刷屋と化するわけです。今日は、本人の希望を聞きながら義母の分を2パターン作成し、無事終了。まずは、ひと仕事終わりました。ふぅ。
大変といえば、大変だけど、結構楽しんでいたりもするのです。絵の描けない私は、若かりし頃、雑誌の広告などを切り取って、まさにコラージュを作ったりして遊んでたことがあります。そんな感覚なので、楽しいexclamationここ4年くらいは、干支の写真をPhotoshopで加工して使ってたんですが、猪はどうにもかわいくないので、今年は干支の素材はムリ。まだ悩んでます。どうしよっかなぁ。
posted by nbm at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | コンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月02日

勝手にAWARDS2006(音楽編)

紅白出場歌手が発表になりました。レコード大賞なんかと違って、今年に限らずに選定しているらしいですが、微妙に今年が反映されています。大体初出場というのが今年活躍した人ですよね。
まず、女性陣から。絢香は曲もなかなか良いし、若くて溌剌としていてかわいいのですが、いかんせん年長者には気恥ずかしい歌詞が今ひとつピンと来ず。一方、興奮すると立ち上がり弾きをするアンジェラ・アキはシングル「This Love」のカップリングSEALのカバー「Kiss From a Rose」が良かったです。彼女なりの意訳した歌詞に好感が持てました。mihimaruGTは、シングル「気分上々↑↑」が出る前にアルバム2枚を聴いていて、想像していたよりはるかに良かったのでびっくり。その時はこんなに売れるとは思ってなかったけど。天然のひろこと控えめなみっくんのキャラもよいので、がんばってほしい。BONNIE PINKは95年のデビュー当時からのファンなので、ここまで売れるのに時間がかかったなぁという感じ。
続いて男性陣。あまり特筆すべき人はいないけど、スガシカオ「19才」は、個人的には97年の「愛について」以来の名曲だと思います。あとは、徳永英明。好きなアーティストではないけれど、確かに女性ボーカルのカバーアルバムは良かった。他人の歌、それも女性の歌をここまで歌えるのは、ボーカリストとして優れているからだと思います。

レコード大賞も各賞が発表されてますが、ピンときません。今やダウンロードが主流となりつつあるわけで、無理もないですかねぇ。今年のダウンロード・ランキングが集計されるのは、もう少し先の話でしょうし。
そこで、「勝手にAWARDS2006」を開催します!パチパチパチパチ!売り上げとか人気とかまったく関係なく、発売時期とかもほぼ関係なく、今年私が聴いた音楽に勝手に賞を授与したいと思います。
新人賞 榎本くるみ←新しいタイプのヴォーカル。昼メロ主題歌は?だったけどがんばれ!
     hare-brained unity←今年メジャーデビュー。「ソライロ」はいい曲だった。
楽曲賞 「トワ」椿屋四重奏←これは名曲。メロディラインが綺麗。
     「over come」10−FEET←これも名曲。素晴らしい歌詞に聴く度に涙が…。
     「失くした言葉」No Regret Life←去年アニメ「ナルト」のEDに使われてた名曲。
アルバム賞 「108DREAMS」キャプテンストライダム
        ↑かわいい曲がいっぱい。微妙な毒加減が好き。
        「SMORGASBORD」smorgas 
         ↑去年のアルバムだけど、その実力はすごい。なんで売れないのか…。
        「ファンキーモンキーベイビーズ」FUNKY MONKEY BABYS
        ↑日本のヒップポップも成熟したなぁと思わせる奴ら。
さて、ここで外国のアーティストによく聴いたで賞
PAUL GILBERTSPACE COWBOYTHE BLACK EYEDPEAS
この3組を今年はほんとうによく聴きました。
特別賞 マキシマムザホルモン
     ↑「恋のメガラバ」のヒットはすごかった。また新たな一面を見ました。
そして大賞 ELLEGARDENexclamation 
これしかないでしょう。ことしのメジャー化ぶりはものすごかった。
ってことで、「勝手にAWARDS2006」でしたexclamation    
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2006年12月01日

黒沢清とは何者か

普段、文芸雑誌なんて、手にとりません。でも、「文學界」十月号の表紙に”[特集]黒沢清とは何者か”という文字を見つけて、思わず読んでしまいました。
メインは黒沢清御本人と、その師・蓮實重彦さんの対談です。題して「二十一世紀は黒沢を見なければわからない」。対談は8月だったので、映画『LOFT』公開直前でした。
『回路』(2000)を携えて乗り込んだトロント映画祭。黒沢氏は、ここであの9.11を迎えます。『回路』や『カリスマ』(1999)では、こことは違うところで何かまがまがしいことが起こっているイメージがあると、蓮實氏が指摘しますが、『回路』には火を噴いて飛行機が落ちていくカットがあります。『回路』の上映がもし終わっていなかったらやっていたかどうかと思ったそうです。トロントに行く前に、群馬の国民文化祭用に撮っていたビデオ作品『2001映画と旅』という作品には、どうしてか飛行機が飛んでいる映像ばかりで、トロントから帰って編集するときに困ったとありました。編集作業をやる中で、露骨にテロリズムの匂いが立ち込める作品にしようと思ったのだそうです。黒沢氏御本人も、昔から言われていた、映画が現実を呼び寄せてしまうということが起こったのではと感じられているようです。
さて、黒沢清作品を観ると、目に飛び込んでくる景色に強烈な違和感があると感じていた私。その一要因がこの対談で解明できました。それは、ロケ現場の選択の仕方にあったのでした。例えば、『アカルイミライ』(2002)で拘置所が出てくるのですが、あれは偶然見つけたあるマンションの中庭なのだそうです。階段だけを活かして、板を置いて金網を立てて拘置所に見立てたのだそうです。だから、差している光は太陽光。『大いなる幻影』(1999)の郵便局は映画美術学校。『叫』(2006)に出てくる警察署も、ものすごく広い空間を探して警察署に仕上げて撮ったのだそうです。他にも、廃墟を病院にしたりしてるし。もちろん、どんな監督もそういう手法は使うでしょう。『踊る大走査線』でフジテレビが湾岸署になったように。でも、そのときに実際の建物や場所の用途と、映画に登場するときの独特のギャップが、あの強烈な違和感を醸し出していたのかと合点がいった私です。以前、黒沢清作品に出てくる椅子について触れたことがありますが、カメラアングルの中に無意味だけれど意味があって置かれてるのではと勘ぐらせるようなものがたくさん出てきます。意味があるのかも。でも本当に無意味だったりもするんです。だから見ている方が混乱する。
技法としても、同様に、意味があるのかないのかわからないような撮り方をすることがあります。『回路』に見られるように、時系列で考えると矛盾しているような編集も。ハイビジョン・ビデオで撮影すると、わりと簡単に画面サイズの変更ができるようなのですが、『ドッペルゲンガー』(2002)では、ビスタの中にシネスコになる瞬間があるのだそうです。
他にも、自然なものにしろ人工的なものにしろにこだわっていたり、場所・ストーリー・俳優・季節・天候などで微妙に変化するという”これしかないという距離”にこだわっていたり。
対談を読み終わって、作品ごとに新しい試みに挑戦している、もしくはその作品に一番ふさわしい形でまとめあげているという印象が残りました。それと、観る者を混乱させる天才だなと。狙ってやってるのかそうじゃないのか、はぐらかされているようなところも魅力なのでしょう。古今東西のあらゆる映画作品に精通しているという知識も、作品に反映されているのかもしれません。
出合ってすぐに意気投合したというトビー・フーパーには、『アカルイミライ』が一番いい作品だと褒められたのだそうです。「渋谷系若者映画」として撮った作品を、トビー・フーパーが評価しているというのが、また不思議。
「人間は誰でもいずれは死ぬわけですから、人間の本質は幽霊だと僕は思っていますので、人間の本質を演じてください」幽霊(死体)役の俳優さんに、そう指導したんだそうです。あたりまえながら、すごく黒沢清敵だなと思いました。
それにしても、蓮實重彦さんはスゴイ人だ。本当に映画というものをよく観てる。誰も気づかないような所に気づくし、撮った本人さえ意識していないようなことを指摘したりしてる。蓮實さんのファンになりました。
posted by nbm at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする