2007年03月28日

生みの苦しみ

忙しさにかまけてちょっとサボってしまい、投稿が久々に感じたので明るい話題でもと思ったのですが、やっぱりそんなに能天気にも書けないな。

もう昨夜のことになりましたが、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、宮崎駿監督スペシャルでした。特にファンというわけでもないのですが、途中からでしたけど興味深く観ておりました。ちなみに、宮崎作品は半分くらいしか観ていないのですが、個人的に一番好きな作品は『風の谷のナウシカ』でしょうか。と言っても、何度観ても途中で寝てしまい、全編観るまで何度チャレンジしたことでしょうか(笑)あとは、『となりのトトロ』。そういえば、うちに<まっくろくろすけ>が出たことがあるんですけど。いえいえ本当ですよ。ダンナさんしか見てませんけどね。
話を元にもどしましょう。新作アニメ『崖の上のポニョ』の製作過程に密着取材。初めのうちは、ほのぼのと進行しているかに見えました。スタジオの外だったのか、木のベンチを運んでいたのですが、近くにいた幼女に「すてきなおひげね」と声をかけられた宮崎監督は、そのコの小さな手を自分の白い髭に当てて触らせてあげてました。すると、その女の子は別れ際に「ハウルを(作ってくれて)ありがとう」と言いました。なんともほのぼのとしたやりとりでしたよ。気持ち悪いほど宮崎アニメの世界の実写版のようでした。
しかし、準備段階も終盤になると、独り地方の海辺の一軒家に閉じこもり、自分を追い込む日々を送る宮崎監督。そうして不機嫌になってゆくばかり…。
話が前後しますけど、止めるのも聞かずに長男が監督した『ゲド戦記』の試写に耐えられず、途中で一時退場して出て来るシーンがありました。もちろん、作品の出来が単に耐えられないというわけではなく、息子が監督した作品ということで、様々な想いが去来してのことだったのだろうと思います。「映画は、気持ちだけで撮るものじゃない」と感想を言ってました。この言葉も抽象的で、本当に意味するところは今ひとつわかりませんね。照れもあるでしょうし、自分の作品をなぞらえたような手法が嬉しくもあり残念でもあり。未経験者がいきなり監督することの難しさを説いたのに…とか、ね。勝手な想像ですけど(笑)
自らが監督するときにひどく自分を追い詰めてやらなければ納得できる作品を作れないことを知っていたからこそ、息子が監督をするという話を聞いて反対したのだと思われます。それだけじゃないとも思いますが。

さて、同じような話を思い出しました。作家冲方丁は、「マルドゥック・スクランブル」「マルドゥック・ヴェロシティ」を”吐きながら書いた”、もしくは”書き上げて吐いた”というようなことをあとがきに綴っていました。「マルドゥック・ヴェロシティ」のときには、たしか失踪に近い形になって、家族さえ行方を知らない中で閉じこもって書き続けていたのだとか。そうやって、自分を追い込んで初めて力を発揮できる、もしくは自分の納得する領域に達することができるタイプの創作者っていうのが存在するのですね。

さてさて、昨日の「はなまるマーケット」ではなまるカフェのゲストはバイオリニストの五嶋龍くんでした。いつのまにやらハーバード大学に通っていたのですね。優秀exclamation専攻がまだ決まっていなくて、物理学や数学など迷っている様子でしたが、なんと贅沢な迷いであることか。また、幼い頃から続けている空手は黒帯だとか。才能に恵まれるっていうのはすごいことですねぇ。なんで五嶋龍くんなのかと言いますと、先にあげた方々とは、まったく違うタイプに感じているからです。とにかくやることを楽しむことから出発している感じ。当然、鬼のように練習をしなければ、素晴らしい演奏はできないに決まっているのですが、自分を追い詰めて追い詰めて生まれた音には到底聴こえないのが、彼の演奏。それとも、優雅に見える白鳥が水面下で必死に水をかいているように、やはり見えないところでもがき苦しんでいるのでしょうか。あのあいも変わらず伸びやかなヴァイオリンの音を聴いていると、自然に顔がほころんでしまうのですが。どうも彼は上記の方々とは違ったタイプのように思えてなりませぬ。
どっちにしろ、才能があって、それを表現できるってことは素晴らしいことですね。

蛇足ですが、スタジオジブリのHPを見に行ったら、『ゲド戦記』のサントラに参加した天才バグパイパーカルロス・ヌニェスのコンサートが告知されてました。この人、こんな風に活躍してたのかぁ。いやね、実は2000年にこの人のアルバムを衝動買いしてるんですけど、名前の読み方さえ今まで知らんかった…。ヌニェスね。1曲だけ魂に響く曲がありましてね。あんなのを生で聴いた日にゃすごいでしょうね。こんな所でお名前をお見かけするとは奇遇ですねぇ。
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2007年03月24日

おっさん、がんばる!

うちのダンナさん、今週は色々あって、スクーターで3日連続して秋葉原に行くという暴挙に出ました。3日連続で「アキバ行って来ちゃった〜」と帰って来ました。電車で行くより、車で行くより、スクーターが一番手っ取り早いのだそうですよ。しかし、さすがに3日連続ってのはどうなんでしょう。しかも、行くのはほとんどジャンク街のみ。実は、趣味が洗濯という彼は、先日愛用のMP3プレイヤーをツナギごと洗濯してしまい意気消沈していたのですが、アキバでジャンクで1個500円のMP3プレーヤーを3個買ってきて、どれも正常に起動したのでウハウハです。容量は128MBと少ないのですが、頻繁に内容を入れ替える使い方なので、それだけあれば充分。しかもFMラジオまで聴けるexclamation
先週は、おっさん3人で久々のゲロアタックexclamation夜通し山道を走って、1台のバイクのラジエーター・タンクに枝が刺さったくらいで無事生還。翌日は筋肉痛でヘロヘロでしたが。

というわけで、がんばるおっさんの話。
M.ナイト・シャマラン監督の『レディ・イン・ザ・ウォーター』(2006)です。とあるアパートに住みついた海の妖精は、人類の未来の予言を伝えに来たのだけれども、いざ自分の世界に帰ろうと思ったら、さぁ大変…っていうファンタジー。彼女を<ブルー・ワールド>へと帰すために、<守護者><治癒者><記号論者><職人>というそれぞれの役割をするべき人を探していく。作品世界がひとつのアパートの中に集約されていることにムリはありますが、アイデアとしては面白い。人類の未来そっちのけで、妖精を帰す事の方が大事なことみたいになってましたけど。非常に難度の低いアクション・ゲームをやっているような感じ。ストーリーはさておき(あぁ、この海の妖精の名前も”ストーリー”というのですが)、このアパートの管理人クリーブランドに扮しているポール・ジアマッティが素晴らしい。脇役でよく目にする彼ですが、勝手な印象として”巻き込まれる系”のような気がします。今回は、過去に医師という肩書きを持っていたけれど、妻子を亡くして世捨て人になった管理人の役。妖精が彼の日記を盗み見て、彼の過去を知るシーンがあるのですが、その日記はポール自身がクリーブランドになり切って書いたものなんだそうな。映画全体として、このポール扮するクリーブランドが妖精を救おうと走り回って尽力する姿が、一番印象に残りました。
そうそう、忘れてならないのは妖精ストーリー役のブライス・ダラス・ハワード『ヴィレッジ』(2004)での存在感は素晴らしかったので、今更驚きませんでしたが、これから期待できる女優さんですね。ちなみに、映画監督として知られるロン・ハワードの娘さんです。
言わずと知れた『シックス・センス』に始まり、『アンブレイカブル』(2000)『サイン』(2002)『ヴィレッジ』と、とんちんかん映画が炸裂しているM.ナイト・シャマランですが、今回の作品を含めて、私は嫌いになれません。作品の出来の良し悪しは別にして、アイデアひとつ取っても、マンネリ化しているハリウッドに新しい風を送り込んでいる希少な一人だと思うからです。あと特筆すべきは、一貫して根底に流れる宗教観でしょうか。生あるものの役割とか、世の中にムダな存在はないみたいな考え方が貫かれている点が興味深いですね。
しかし、ラジー賞でワースト助演男優賞(監督賞もだけど)受賞するのもわかるわ。今回ばかりは出過ぎ(笑)
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2007年03月23日

ようつべ利用法

もう当たり前のように使われているYouTube。いろんなブログにもいろんな動画が貼り付けられているのをよく観させてもらってます。
そんな膨大なYouTubeの映像群のほんの一部しか目にしていないわけですが、最近気になるムーヴメントがあります。それは、アニメの主にオープニングやエンディングの画像にテーマ曲とは違う曲を当てはめたり、逆に曲に合わせて画像を編集したりしたものが多く出回ってるということです。呼び名があるのかもしれませんが、わかりません。それも、意外と海外の外人さんからの投稿が多いです。日本のアニメ作品に「これ何語?」みたいな字幕が付いてたりします。ちなみに、海の向こうのアニオタの少年がなにがしかのテーマ曲を熱唱している映像などもあります。しかし、やはりクオリティが高い作品は日本人が作ったものが多い。マキシマムザホルモン「恋のメガラバ」に合わせて涼宮ハルヒがギターをかきならし歌って踊る作品とかね。

もうひとつ。新手の展開を見つけました。それは”音流”と書いてネル。あのー、言っときますけどオカマのIT企業の社長さんじゃありませんよ!近いタイミングで同じ名前の人が話題になってたんで、ちょっと困惑。アメリカ人の21歳の青年なのですが、日本語が流暢で、リクエストに応じて1コーラスの日本語の歌い上げるタイプの歌をギターの弾き語りで聴かせてくれます。それをYouTube上でやってるってわけです。どうやら、日本でのデビューが決まっているようですが、ビザの問題で現在はアメリカにいるらしいですわ。チャーミングな男の子で、歌もそれなりに上手なのですよ。他にもこんな手法を試している人はいるかもしれませんが、新手のプロモーションになってますね。すでにファンもついているでしょう。本人は、そんなつもりはない感じなんですけど、結果的には上手にファンを集めてます。興味のある方は検索してみてください。

勝手に映像を使われて、著作権がどーたらこーたらと削除に躍起になるアーティストもいる中、YouTubeみたいなメディアを上手に使っている人もたくさんいるなぁと感心、感心。
外国の方が、予想外に日本のアニメや日本のロックに造形が深いのも見て取れて面白いですね。
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2007年03月21日

入魂PV

アルバム『The Black Prade』で昨年ブレイクしたMy Chemical Romance。遡って2004年に出た『Three Cheers for Sweet Revenge』を混ぜこぜにして2DVDを付けた『Life on the Murder Scene』(2006)ってのを聴いてみました。まだまだ荒削りで洗練されていないものの、中には名曲もあり。
「Welcome to The Black Parade」のPVに象徴されるように、死の淵にいる患者の元へ”死のパレード”がやってくるというコンセプトで作られたアルバム『The Black Prade』は、ドラマティックで引き込まれるものがありました。PVも確かによく出来ていたかもしれない。ちなみに、このPVの監督さんはSam Bayerといって、NIRVANAGreen DayのPVを手掛けてきた人だそうです。

ところが、それ以前の作品である3つのPVを観て驚愕!私としては、3作品とも「Welcome to The Black Parade」を軽く凌駕しているような印象を受けました。
まず、「I'm Not Okay (I Promise)」。全体的には、ロスの高校を舞台としたモテない男の子たちが主人公の学園ものの映画の予告編という作り。笑い所が満載のPV。画のアイデアが良くて、とってもキュート!
それから、「Helena」。打って変わって、教会での葬儀を舞台としたダークな色調のPV。喪服のダンサーさんたちや死んだヘレナのダンス、雨の中棺を運ぶシーン、賛美歌を歌うように参列者たちが唱和するシーンとやっぱりアイデアが良くて画が綺麗。葬儀の参列者は、彼らのファンがエキストラに応募したものらしく、みんな感激して出演してました。だから簡単に曲に唱和してたのね。
最後に「Ghost of You」。これは不覚にも落涙。メンバーが第二次大戦の兵士たちに扮して、まるで戦争映画のように戦地で戦うというもの。壮行会なのか慰安の場なのか、音楽を演奏し、女性たちとひと時を過ごしているシーンが効果的に使われ、ベタな展開だけど短い時間なのに感情移入してしまう。この撮影のために髪を切ったというジェラルドをはじめとしてメンバーの心意気が伝わってくる作品。戦闘シーンは、まるで「バンド・オブ・ブラザース」のようで迫力満点。
この3作品とも、監督はMark Webb。最近だと、Daniel PowterとかFergieなんかのPVも撮ってますね。私は、この人のセンスが好きだ。ハマりました。もちろん、楽曲が良いからPVのドラマ性も際立つのだと思いますが。

なにやら次のシングル「I Don't Love You」は再びMark Webb監督作品になるとか。これはまた楽しみですね。
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2007年03月19日

春、期待の新番組は…

昨日の「爆笑レッド・カーペット」では、久々にジパング上陸作戦のチャドのネタが見られて嬉しかったなぁ。短かったけど。去年の9月「人志松本のすべらない話」で彼のファンになりました。この前はシューマッハとして「はねトビ」に出てたし、ここ最近は露出が多くなってきましたね。ウソかホントか日本語が上手すぎて芸人的には損をしてるなんてことを、ネタの中で語ってましたけど、相当頭の回転が速い人だと思われます。これからに期待してます!

今日はこの春からの新番組のドラマをチェック。

「セクシーボイスアンドロボ」 4/10スタート 日テレ(火)22:00
ケツヤママンイチじゃなかった松山ケンイチくん主演のドラマ。黒田硫黄原作のコミックをドラマ化。オンナ好きのロボットオタク青年:ロボに松山ケンイチ、七色の声を持つ少女:ニコに大後寿々花。二人はスパイという設定。脚本が「野ブタ。をプロデュース」などの木皿泉が担当ということで、ちょっと期待。ニコの父に塚本晋也?ドラマ出演は初めてですかね。

「特急田中3号」 4/13スタート TBS(金)22:00
KAT-TUNの田中聖くんが”田中役”で主演の鉄道おたく(またオタクかい!)を演じるラブ・コメ。他にロバートの秋山や劇団☆新感線の橋本じゅんさんが出演するのも観てみたい理由のひとつ。田中くんのスペックは、以前から期待していたのですが、主演作です。

「怪奇大作戦 セカンドファイル」 4/2スタート BShi(月)22:00
特殊科学捜査研究所を舞台としたドラマが38年ぶりにリメイク。本家の故・実相寺昭雄さんが復活を熱望していた作品で、シリーズ構成や脚本に関わるなど、実質遺作となった作品なのだとか。各回の監督を清水崇中田秀夫などが勤めるのも興味深いです。うちではBSは観られないってのに・・・DVD待ちですね、こりゃあ。NHKのドラマにしては企画が面白い。昔はSFドラマもよく作ってましたけどねぇ。


「時効警察」
 4月スタート テレ朝 金曜ナイトドラマ
まだはっきり放送日・時間が発表されてませんが、復活です。しかし、地上波放送は関東のみだとか。前回もそうだったんでしょうか?あのゆるさは今必要です。麻生久美子がとってもかわいいし、オダギリジョーもイケてますが、周囲のクセモノたちや毎回のゲスト出演者がまたいい味を出してくれることでしょう。

それから、ついでに気になったのでチェックしときました。マキシマムザホルモンのニュー・アルバムで表ジャケットを飾っているかわいいコ。FANNITAちゃん、21歳。Pavlikovaという姓のロシア人でした。ここの下の方に載ってます。調べてぴっくりですよ。すげーちゃんとしたモデルさんです。「ELLE」の表紙とかやってるし、写真ごとにまったく雰囲気や表情が違うあたりは、さすがモデルさん。ブロンドでブルーアイのすっごい美人さんです。


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2007年03月17日

「ワインが安い国に酔っ払いはいない」

『悪魔のピクニック』その2といきましょう。
今、世界で一番物価が高い国と言ったらどこでしょう?それは、ノルウェーです。感覚的には日本の1.5〜2倍くらいらしいですよ。
「ワインが安い国に酔っ払いはいない」とは、トマス・ジェファーソンの言葉だそうですが、ジェファーソンは大のワイン好きで、ワイン製造の研究にフランスへと赴いてアメリカでもワインを造ろうとしたのだそうな。当時は失敗したらしいけどね。
ノルウェーの物価の高さは、当然お酒にも影響しています。首相が禁酒主義者であったこともあり、厳しい禁酒法が布かれているのです。お酒は、国の専売店で平日の6時までしか販売されていないし、酒税が高いことで値段がバカ高くなってる。そうなると、スウェーデンやデンマークまでお酒を買いに行くことに。もしくは、禁酒時代のアメリカのように、例えば”イェメベレント”のような密造酒を作る。でなければ、アルコールは諦めて、タバコより安く簡単に入手できるヘロインを打つか。公園には、ヘロインの注射針専用のゴミ箱が設置されているほどドラッグには寛容な政策を採ってるんだそうです。その辺の街角の路地で、若者が腕にヘロインを注射をしてるんですって。

カナダ人の著者によると、日本人とイギリス人の酔い方は似ているのだそうで、社会的抑圧への不満の捌け口に見えるらしい。両国ともにアルコール販売が制限されず、序列にこだわる文化を持っているからではないか、と。土曜の夜の東京では、吐しゃ物やよろめき歩くサラリーマンたち。海外のビーチでのパーティーでも、イギリス人がほとばしらせる得体の知れない激しい怒り。ところが、対照的にノルウェー人は単純に酒に酔いつぶれたいだけだといいます。法律上の抑圧への抵抗として。国によって、酔っ払い方に特徴があるのは興味深いです。例えば、イタリア人はイギリス人よりはるかに多くの酒を飲んでいる計算になるのに、酔っ払うまで飲むことはほとんどないとか。もちろん、アルコール分解酵素の有無なども関係しているのでしょうが、どうもそれだけではないようです。

ノルウェー人は、禁酒政策の以前からバカ飲みする傾向があったようで。バイキングの血がそうさせるのか、すでにタキトゥスが「北欧人は酒を飲めるだけ飲んで流血騒ぎや殺人沙汰を起こす」と記述してるらしい。もしも、ノルウェーでお酒が自由に飲めたら、犯罪は増えるし、アルコール依存症などで健康を害する人もたくさん生み出すことになったのかも。というわけで、禁酒政策はそれなりの理由があってのことなのかもしれません。

歓送迎会やお花見など、お酒を飲む機会が多いこの季節。美味しく、楽しく、ほどほどに、お酒を飲むのが理想ですね。
私はいわゆる”ざる”ですが、うちのダンナさんは、煮きらないみりんを使った料理でさえ酔っ払います。私も別に飲めるというだけで、お酒自体が好きなわけではないので、夫婦でいっしょに飲めないことが苦痛に感じたりすることは全くないのですが、夫婦共に飲める方たちに言わせると二人でお酒が飲めないなんて信じられないことだそうです。
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2007年03月16日

誰も知らない

まだまだ寒い日が続きますね。昨日の夕方の話ですが、遠くから焼き芋屋らしき声が近づいてくる…と思ったら「ぎょ〜ざ〜、ぎょ〜ざ〜」って餃子かよっexclamation初めて聞きました、餃子売りの声。

さてと。アカデミー賞で主演男優賞を獲得したフォレスト・ウィッテカーが、日本の巷の人にあまりにも知られていないことに驚きました。今朝の「とくダネ!」での話。街頭インタビューで誰も知らなかった…意図的に編集だけでしょうか。(しかし私ったら「とくダネ!」よく見てるね)図体はデカいクセに気弱な感じの役が多い印象があるんですけど、脇役でかなりの数の作品に出てるのにね。おすぎさんは、『スモーク』(1995)が代表作みたいに言ってたけど、私が強く印象に残ってるのは、やっぱり主役をはってる『バード』(1988)。ジャズ好きのクリント・イーストウッドが監督した、チャーリー・パーカーの自伝的映画。この作品でウィッテカーは、カンヌ映画祭の男優賞を受賞してるくらいですからね。『クライング・ゲーム』(1992)・『プラトーン』(1986)・『グッド・モーニング・ベトナム』(1987)などが彼の代表作として語られますが、ラジー賞の作品賞を獲った『バトルフィールド・アース』(2000)やSFホラー『スピーシーズ』(1995)に出てるあたりがエライ。左目が弱視ってことだけど、それが味になっているのがすごい。印象が薄いのは、印象が薄くなりがちなキャラクターを上手に演じているからこそだと思うのですがね。作品に溶け込んでいる証拠だと思います。そういう意味で上手い。
『ラストキング・オブ・スコットランド』は、「黒いヒトラー」と呼ばれたウガンダの元大統領イディ・アミンの話ですね。アミンといえば『食人大統領アミン』を思い起こしてしまうんですけど、いくら黒魔術師を母に持つとはいえ、実際のアミンさんは菜食主義者で、鶏肉くらいしか肉を口にしなかったのだそうな。

アミンと聞けば、もうひとつ思い出すのが藤原カムイ『チョコレート・パニック』というコミック。マンボ・チンボ・チョンボという3人の土○(差別用語ですけど、作中にはそう表現されてます)が繰り広げるハチャメチャなストーリー。そこに登場する地球に大接近してくる小惑星が”アミン”というのですよ。この作品が大好きで、学生だった当時、近所の貸し本屋でよく借りました。現在は古本を入手。ロッテや明治のチョコレートを模した装丁がとってもキュートなコミックです。

話をちょっと戻して、『ラストキング・オブ・スコットランド』
で完全に脇役として日本では名前も話題にされてない、スコットランド人医師を演じているジェームズ・マカヴォイ『ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女』(2005)でフォーンのタムナスさんを演じてたんですね。人間になったらわからなかった…今回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされてたんですね。知らなかった…影が薄い人だなぁ、かわいそうに。最近、イギリス人の若手俳優さんが活躍している印象があります。
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2007年03月14日

「バカ。さっきから泣いとるわ・・!!」

待望のマキシマムザホルモンのニュー・アルバム『ぶっ生き返す』を、発売日の今日、朝一で入手して参りましたexclamationCDショップに着くや真っ直ぐにラウド・ロック系の棚に進み、「珍しい。5枚も置いてあるよ」とか感心してたら、レジに向かって振り返ると、レジ前の試聴機付きの棚一面が『ぶっ生き返す』でした(笑)こんな枚数のマキシマムザホルモンのCDを一度に見たことはありません…さすがに今回は、ショップとしても無視できない勢いを感じているようです。
一腹ペコファンとしては、漫☆画太郎先生サイドを堂々と上にしてレジのお兄ちゃんに差し出してきましたexclamation棚に並んでるのは、みんなおねえちゃんサイドの表側ジャケでしたが。

楽しいな。嬉しいな。
「恐喝」…上ちゃんが歌ってる〜exclamation
「糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー」はババアロボットの哀しさを描いたSF的な詩で、珍しく”メルヘンホルモン”な曲なわけですが、ダイスケはんに負けず劣らず変態のうちのダンナさんは、この曲を聴いて涙してました。手塚治虫『火の鳥 復活編』を想起したらしいです。本日のタイトルは、ダイスケはんがこの曲を初めて聴いたときのセリフ。マキシマムザ亮君の曲解説によると、こんなPOPな曲で涙できるのは本物の変態ということになってます。
「チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ボロン ヌルル レロレロ」が私のお気に入り。音的にはガールズPOPパンクバンドを目指したというそのものなのですが、強烈な歌詞にノック・アウトです。中年男性の妄想を歌った歌詞。「小学生もいいな」には参りましたexclamation
もちろん、すでにシングルに収録されて世に出回っている曲も良いですし、今話題の「絶望ビリー」は言わずもがな。聴いているだけでは気付かなかった考え抜かれた歌詞に脱帽です。全体的には『糞盤』あたりのちょっと古めの曲をすごく洗練させたような印象です。聴きながらずっとニヤニヤしてます。私も立派な変態ですね。

念願叶い、やっとこさELLEGARDEN『ELEVEN FIRE CRACKERS』もついでに入手してきました。こっちもこっちで相当良いです。
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2007年03月13日

何回死んだことか…

夕べの夢です。いろんなパターンで5回くらい自分が死にました。自分が死ぬ夢はよく見ますが一晩のうちに何度も死んだのは、記憶している中では初めてです。
何度も死んだのですが、はっきり覚えている死に方は2パターン。1回は、すぐ近くで核爆弾が爆発して白っぽい光に包まれて、瞬時に体が蒸発するというものでした。「融ける〜!」って感じでした。もう1回は、どういうわけか上原さくらちゃんにデカいリボルバーで至近距離から何度も頭を撃ち抜かれるというものでした。「もう、ええて〜」って感じでした。2パターンとも私は寝たままの姿勢で微動だにできませんでした。
恐ろしく疲れていたので、体がまったく動かない状態を、脳が整理しようとしていたのだと思います。寝ながらにして金縛りにあっているような状態だったのではないかと推測。で、脳が「まるで死んだようだな、コイツ」と、そんな夢を見せたのではないかと推測してみたりして。
なんでそんなに疲れたかと申しますと、妹が小さな娘を連れて遊びに来まして、普段娘に振り回されて疲れているであろう妹に、少しでも息抜きをさせてあげようと思い、姪の世話を引き受けたからなのでした。別に暴れるわけでなく、騒がしくもなく、妹もそばに居たわけですが、普段使わない神経をフルに使ったような感覚で、恐ろしく疲れました。親でないからこそ、たまにしか会わないからこその気の遣い方だったと思います。でも、たった数時間で、今まで使ったことのない分野の神経細胞を今更ながら発達させてもらったような感覚でした。もう伸びることのない身長をムリヤリ伸ばされたような感覚です。

というわけで、身体のおかしな反応から、自分が死ぬ夢を見続けるということになったのではと推測したわけです。心理分析や夢占いなどの分野では、自分が死ぬ夢は吉兆だとされているようです。自分が新しく生まれ変わることの象徴なんだとさ。確かに、新しい自分の能力を活性化させたような感覚はありますからね。間違ってはいないかもしれません。

それにしても、そのほかの部分でもグロ映像が満載の昨日の夢でした。お見せできないのが残念です。
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2007年03月12日

UMAMI

またもやテレビからの話題で恐縮ですが、今朝の「とくダネ!」で採り上げていたのはUMAMI。味覚の話です。UMAMIは万国共通語。従来、日本人の味覚が優れていることの証しですね。フレンチのシェフとして有名な三国清三さんのプロジェクトを取材してました。全国の小学校を訪ね、小学生とその母親に味覚の大切さを教えながら、味音痴を無くしていこうというもの。中でも旨味を第一に考えて、まずは昆布とかつおでだしを取ることを教えてました。舌で味を感知する味蕾の発達は、12歳くらいで約4万個になってピークを迎え、その後は退化する一方なのだそうです。つまり、小学校6年生くらいの子供が、一番味覚に敏感なはずだということですね。その時期にしっかり味覚を鍛えておかないと、舌がバカになってしまうわけです。授業が終わって終了証書をいただいた小学生たちは、10年後にその証書を三国さんのレストランに持参すると、お料理をごちそうしてくれるということになっているのだとか。結局は、将来の顧客獲得のための布石でもあるわけですね(笑)すごい戦略。
ちょっと前にドキュメンタリー番組で見た少女。生まれたときに食道と胃が繋がっていなかった彼女は、その後の手術で食道と胃が繋がったにもかかわらず、一切口からは食事を摂らなくなってしまった、と。味わう喜びを知らない彼女には、味覚という感覚は理解できないものなのでしょう。
一方、食事がまずいと定評のある(ごめんなさい)イギリスの小学校では、料理家ジェイミー・オリヴァー給食革命をしようとしますが、難問がたくさん。その難問のひとつにジャンク・フード慣れした子供たちの舌は、味の感覚が鈍っていて、野菜などはほとんど食べたことのない代物なので受け付けないということがあったそうな。

我が家は、食生活をガラっと変えてからまだ2年足らず。ですが、体調もさることながら、味覚の変化には驚きました。それまでは、ものすごく濃い味付けだった料理。お菓子やジャンク・フードも大好きなので、怪しげなものもたくさん食べてました。一念発起して食事を改善。カロリー・コントロールはもちろん、脂肪分・塩分・糖分も控えめの食事に切り替えました。薄味に慣れるかが心配でしたが、たった2週間ほどで舌が薄味に慣れてしまいました。今は、たまに外食などすると、とても味付けがしょっぱく感じます。おかげで素材の味がよくわかるようになりました。天然塩の甘みもよくわかるほどです。今では逆に、たまのジャンク・フードが御馳走。久々にカップ麺を食べたときに、直後に味覚が急激に落ちているのを体験しました。昨日食べたときにしょっぱく感じた漬物が、全然しょっぱく感じない。カップ麺の塩辛さだけが原因ではないような気がします。ふんだんに使われている化学調味料で舌が麻痺してバカになってしまったような感覚でした。でも、おいしく感じるんですよね、カップ麺て。麻薬のようです。

食事を切り替えたとはいえ、だしは市販の粉末だしを使うのをなかなか辞められません。使用量は大分減りましたけど。昆布やかつおを使うのは鍋物や麺類のときぐらい。普段のみそ汁や煮物のためにだしを取るのは、やはり面倒です。自分で美味しい粉末だしを作るのがひとつの野望なのですが、まだ実現してません。色々と調べていたら『「粉だし」で極上シンプルだし宣言』(山本麗子 著)という本を見つけました。早速、図書館に予約したので、これから研究してみようと思います!
posted by nbm at 11:12| Comment(3) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月10日

頭がおかしい人

ゆゆしき事態です。なんとマキシマムザホルモンがついにNHKに登場exclamationま、BS2ですけどね。コレです。って、うちはBS観られないじゃないの。しかも、普段喋ることがないマキシマムザ亮君が出演ときた。ダイスケはんを差し置いてですよ。こんなことがあっていいんでしょうかexclamationあ〜誰か録画してーexclamation観せてーexclamation
すみません。壊れました…。

さて、壊れついでです。
いつも図書館で本を借りる度に、窓口の方に「うわっ、何この人?頭おかしいんじゃないの?」と思われているのではないかと思ってます。自意識過剰にもほどがありますね。しかし、今日は久々に狂気炸裂といった感じのチョイスになってしまい、さすがに自分で自分に引きました。

まず、『失われた町』 三崎亜記
これは、一番まっとうですね。人気があったので予約待ちでようやく順番が回ってきました。今日借りた唯一の小説です。

前回に読みきれなかったので、貸し出しを延長してもらったのが2冊。
『悪魔のピクニック』 タラス・グレスコー
このブログに既に登場している本ですが、世界中の禁断の食べ物を食べ歩くルポルタージュです。
それから、雑誌『Newton』創刊300号量子論
”みるみる理解できる”という見出しに、ついつい手が伸びてしまい…。

『信じるということ』 スラヴォイ・ジジェク
よくお邪魔しているc.mamaさんのブログで紹介されていたスロヴェニアの哲学者スラヴォイ・ジジェク。哲学者でありながら、語りの中に現代の映画を引き合いに出す手法が面白そうだったのと、ラカンの精神分析が基本に流れているらしかったので、借りてみました。

『霊の発見』 五木寛之・鎌田東二
ジジェクを探しているときに見つけた怪しげな本。五木さんが、宗教哲学者である鎌田さんと、霊という存在について掘り下げるという対話集。民俗学的な話題が見受けられたので、興味深い。

『鏡の歴史』
 マーク・ペンダーグラスト
新着図書の棚で見つけた本。鏡については以前から興味が尽きないので。古代文明における鏡から、宇宙を見せる望遠鏡、芸術や魔法を語りつつも科学的に光を捉えようとする章もあり、これまた面白そう。

というわけで、つまりは何でも”面白そう”だと思って借りてくるわけですけど、冷静に客観的に並べてみると・・・イっちゃってますね(笑)本当は、折口信夫の本が借りたかったのですが、目ぼしいものがありませんでした。それもそれでどうかと思うのですけど。
さすがに今回は、欲望の向くままに借り過ぎましたかね。さてと、とりあえずは次に予約待ちの方が待っていそうな『失われた町』から片付けましょうか。

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2007年03月09日

受け継ぎます

亡くなった御主人が愛用していたPCや家電製品などの処分に困っていた、実家のご近所の奥さん。実家の両親を介して、うちのダンナさんに見てもらいたいと依頼がありました。早速伺ってみると、亡くなった御主人は映像関係のお仕事をされていたということで、様々なオーディオ機器などがたくさん。はんだゴテはんだ吸い精密ドライバーなど、こまごまとしたものをいただいてきました。御主人はトランジスタ系のものを手作りされていたようで、秋葉原に通っては部品を買い、組み立てるのが趣味だったようです。ところが、お子さんはそういったことに全く興味がなかったようで、うちのダンナさんが御主人の趣味の品々を見て、そういったものについて嬉々として話をすると、奥さんは涙を流し、「生きているうちにあなたのような人と話ができたら楽しかったでしょうね」と。おそらく、放っておけばただ捨てられていたようなものを「これ、欲しかったんですよ」と喜んで持って帰るダンナさんに、奥さんは喜んでくださったそうです。御主人の趣味を理解してくれる人間に、御主人愛用の品を受け継いでもらえることが嬉しかったようで、こちらとしても喜んでいただけてよかったです。

他にも色々といただいてきたのですが、ひとつ楽しみなのが、オシロスコープ。これについては、後日お話しすることにしましょう。

もうひとつの目玉はスピーカー。もらってきてビックリ!なんだかとっても評判の良い名スピーカーだったようです。DIATONE DS200Z。今や復活を遂げているDIATONEですが、一時ブランドが無くなる寸前に技術を集大成して作られたスピーカーのようです。まず、とてつもなく重い。小さい成りの割りに重すぎて、子泣き爺かと思うほど。これは、内部の永久磁石の重さだとか。なんだか重さだけで、音に期待しちゃいます。とりあえず、今までのスピーカーと入れ替えてみました。
「なんじゃこりゃあ〜」
すげーいい音です。たまたま聴いていたのはASIDMANだったんですけど、ヴォーカルのうるさいロックばかりを聴いていた耳には、「ささやき声か!」とツッコミたくなるほどの物足りないヴォーカルに聴こえていたんです。ところが、スピーカーを替えた途端にヴォーカルが前面にexclamation色々と試聴してみると、特にヴォーカルとアコースティック・ギターの音が前面に出て綺麗に聴こえます。ヴァイオリンとかもいいかもね。とにかく、ひとつひとつの音が独立してクリアに聴こえる。驚くべき分解力…。そして、防磁構造なので、他の電子機器に影響が無く、近くに置いてもテレビやモニターの画面が歪むようなことがありません。すばらしい。なんか、音楽を聴くのがより楽しくなりました。ちょうどアルバムを20枚分ほど仕入れたところだったので、聴きまくりますexclamation×2
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2007年03月07日

エイリアス

今、テレビ東京でお昼に放送されているのが「エイリアス」っちゅう海外ドラマ。ジェニファー・ガーナーがキューティー・ハニーばりに変装して二重スパイやってます。エイリアスとは偽名のことですね。で、今日は偽名のお話。

マキシマムザホルモン
を知った「エアマスター」という少女がストリート・ファイトで活躍するアニメ。思い起こしてみると、シリーズ構成をしていたのは横手美智子という名。いろんなところでクレジットされているのを見る名前だなぁと思っていたら、これはユニット名でした。詳細は明らかにされていないのですが、複数の人間で構成されているようです。「NARUTO」「ケロロ軍曹」「銀魂」などでも脚本を担当されています。

実は、アニメ界ではこういったことは珍しくないようです。というのも、従来は著作権の法人登録が認められず、個人名義でなければならなかったので、ムリヤリな人名を作って登録したという事情があったため。例えば、「プリキュア」シリーズなどの原作は東堂いづみとなっているそうですが、これは「(旧)東映動画大泉スタジオ」が由来となっているとか。時代劇「水戸黄門」の脚本家集団である葉村彰子の中には向田邦子さんも参加していたらしい。

ハリウッドといえば、アラン・スミシーですかね。何らかの理由で、監督が自分の名前をクレジットしたくないときに、全米監督協会に申請すると、この架空の監督名がクレジットされることになります。ありふれた名前のアラン・スミスからきているとか、「The Alias Men(偽名の人)」のアナグラムとか言われてるようです。私は観てない作品ですが「アラン・スミシー・フィルム」(1998)というタイトルの映画もあります。本名がアラン・スミシーという監督が映画を撮って、映画会社の再編集が気に入らないから名義を伏せてもらおうとするけれど、そうしたところでクレジットは”アラン・スミシー”になってしまい…という作品のようです。ジャッキー・チェンとか出てるんですけど。この「アラン・スミシー・フィルム」という作品自体が本当にアラン・スミシー名義になるというややこしい展開になってます。ラジー賞を獲ってるんじゃ観とかないといけないかな。

関係ないけど、思い出したのがジョン・ドゥ。身元不明の死体なんかをこう呼びますよね、アメリカでは。ちなみに、女性だとジェーン・ドゥ。日本人に比べると英米の名前は種類が極端に少ないですけど、中でもやっぱりジョンとかジェーンってのはよくある名前なんですね。

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2007年03月06日

「旅立ちの日に」

今の時代、卒業式に歌う歌というと、「仰げば尊し」ではなくて「旅立ちの日に」なのだそうです。NTT東日本のフレッツ光のCMでSMAPが歌っているアレです。時代も変わったものですね。まぁ、自分の時代でさえも、ロクな教師に出会わず、「一体誰を尊べっちゅうんじゃい」と思いながら「仰げば尊し」を歌っていた覚えがありますが。

卒業式で今や一番歌われているという「旅立ちの日に」という曲は、埼玉県は秩父市の中学校の校長であった小嶋登さんという方が作詞をされて、それに音楽教師の坂本浩美さんが曲を付けて出来上がったものなのだそうですが、小嶋さん御本人曰く一晩で書き上げた歌詞なのだそうです。昨日だったか、テレビ番組のインタビューで語ってました。小嶋さんは、学校を明るくするために、合唱に力を入れていたようで、卒業する3年生を送り出すために何かできないかと思い、作詞されたのだそうです。それが、いつのまにやら全国に広がったというわけで。

今や卒業式では様々な歌が歌われているようです。個人的に卒業式といえば、思い出すのは、高校の卒業式。クラスごとにテーマ曲を選び、卒業証書授与で一人一人が呼ばれる間、そのテーマ曲がかかりました。そして、大画面にスライドで映し出されるそれぞれの思い出の写真。他のクラスでは、しんみりと例えば「想い出がいっぱい」なんかがかかる中、我がクラスが流したのが都はるみ「好きになった人」でした。都はるみがるんるんさようならさよな〜ら〜元気でい〜て〜ね〜るんるんと熱唱する中、卒業証書をもらいました(笑)この卒業式。実は予行の時にひと悶着ありましてね。担任が男女同権運動とかしちゃってる人だったんですけど、卒業式で並ぶ順番を、男女混合の出席番号順にしようとしたんです。そしたら、ほとんどの教師に総攻撃をくらって大揉め。その後、長い時間職員会議で議論してましたが、結局本番は普通に男女を分けた形で並ぶことに。ぶっつけ本番でやっちゃえばよかったのにと思ったけど、後の祭りでした。その先生は男女同権運動を続け、テレビで見かけたこともあります。どうしているのかとちょっと検索してみたら、元気に活動しているようです。それも男女混合名簿運動ってのを推進しているようで、本まで書いちゃったりして。そのまんまやんけexclamation先生お元気ですか?その節はお世話になりました。お元気そうでなによりです。私にとっては、数少ない恩師と呼べる先生です。
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2007年03月05日

而してその実体は…

NBMとは…ここでのわしら夫婦の名ですが、今日はこいつについて語ってみましょう。

”NBM”をググってみると、色んな略称に使われています。例えば、National Building Musium.
アメリカはワシントンにある国立建物博物館。えっとー建物を展示するわけにはいかないよね?どうなってんだ、ここ?しかも国立なんだよね。アメリカなんだから「くにたち」じゃないよね。「こくりつ」なんだよね。

それから、Narrative-Based Medicine。Narrativeってのは「物語」ってことで、医療の分野で、患者さんを科学的に診るだけでなく、患者さんの人生・生活などの物語として理解した上で治療をしようというような考え方をすることらしい。EBM(Evidence-Based Medicine)つまり臨床経験や科学的根拠に根ざした医療を補うものとして考案されたものらしい。患者さんとのやりとりに哲学的な要素を組み込もうとしているようなのだけれど、うぬぬぬ…難しそうですね。

NBM。水素化ニトリルゴムの一種。主鎖が完全に水素化されたアクリロニトリルとブタジエンとのゴム状共重合体。もはや何のことやらさっぱりわかりません。耐熱性や化学安定性に優れているため、各種のパッキンや自動車のホースやベルトなどに使われる素材のようです。

ナチュラル・ボーン・マスター。プロレスラー武藤敬司が一時期そう呼ばれていたらしい。2001年に新日本プロレスの武藤敬司を中心に結成されたBATT(Bad Ass Translate Trading)。「垣根を超えた悪ガキども」というような意味らしく、馳浩やドン・フライ、新崎人生などいろんなプロレス団体の選手が集まって結成されていた。翌年、武藤が全日本プロレスに移籍したことで消滅してしまったらしい。武藤敬司って、今は全日本プロレスの社長さんなんですね。

と数々NBMについて調べてみたわけですが、ここで使用しているnbmは、当然のことながらどれでもありません。nbmとは”Night Bus Master”のことです。別に夜行で高速バスを運転しているわけではありません。もう何年も前のことです。とある所に停められ事務所代わりに使われていたバスの中で、夜な夜な怪しげなことが繰り広げられていたのです。そこが”Night Bus”。そして、そこの主”Night Bus Master”こそが、うちのダンナさんだったというわけです。バスに灯りが灯っているとき、それは”Running(運転中)”と呼ばれ、中では主にPC関係の実験が行われておりました。オーバー・クロッカーでもあった彼らは、液体窒素を使ったり、ヒートシンクを研磨したりしてCPUの熱暴走を抑える実験もしてました。当時まだ先端だったflashで画像をこねくりまわしたりもしてました。社会に隠された仕組みについて議論することも。私は直接そこに参加していたわけではないので、真実を知るのはダンナさんと某友人のほぼ2名のみですが…。あまりにも先端的なことをやっていたために、当時、内輪で使っていたはずのBBSに、どこをどうやって知ったのか外部から侵入者が相次ぎ、「Night Busの場所を教えてください」という要請があった場所でした。残念ながら、もうありません。

というわけで、nbmは、本当はダンナさんのハンドル・ネームなのですが、このブログではほとんど私が使わせてもらっているという現状です。


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2007年03月03日

たまには癒されてみるか

先日、友人たちと近所で無料開放されている足湯へ行ってみました。実は、お風呂が苦手な私。入らないってことじゃないですよ。長い時間、湯船に浸かっていられないのです。すぐに気分が悪くなってしまうので。でも、足湯ごときなら大丈夫。
こんな所でも、深く掘りさえすれば温泉が湧くんですからねぇ。大地深くでは、どこでもマグマが活動してるんだなと感心してしまいます。お湯は薄い褐色で、ちょっとぬるめでした。女5人でくっちゃべりながら小1時間ほど浸かってたでしょうか。まだまだ、外は寒いので、冷たい風に吹かれつつも、ぬるいお湯とはいえ膝から下は赤くなるほど。たっぷりと温泉成分を吸収して帰宅。ちょっと、すみません。先に謝っておきますね。帰宅してすぐにトイレに入ると、おしっこが臭い。色も茶色っぽくて変な感じ。なんかの病気かと思うほど。ふと、これがデトックス効果かと思い当たる。それが証拠に、変だったのは帰宅直後の1度きりで、あとは普通でした。なにげにすごいんだね、温泉って。

わたくし、血行の悪さには自信があります。血管も細いし、血流も極度に悪い。小さい頃から、プールに入ると真夏でも全身がシビれました。大人になっても、満員電車で立っていると足の裏がシビれたりします。ふとした拍子に低体温になってガクガクと体が震えだすことも。だからこそ、お風呂にゆっくり浸かることは、とてもよいことに思えるのですがねぇ。それができないってのはどういうことでしょう。
そういう意味でも、ウォーキングをすることは私にとっては、ものすごく体に良いことなのです。ウォーキングをすると体調が良くなるのは頭ではわかっているんですけどね。ちょっと、自分に言い聞かせてます。最近、サボりがちなので…。

さて、私には鍼灸師になった友人がおりまして、彼女に何度か治療を施してもらったことがあります。当時おおっぴらに開業しているわけではなかったので、彼女のマンションの部屋で、ワインをお代にやってもらいました。初回の時の衝撃は忘れられません。まず、簡単に鍼に対する反応を見ようと、手首にちょっと鍼を入れてもらいました。瞬間に、そこから全身にむかって鳥肌がサーっと立ちました。「反応がすごくいいね。これはやりがいがあるわぁ」と友人。簡単に問診を受けて、胃腸系と婦人科系、それに目のあたりを重点的に施術してもらうことに。それぞれの患部に対応する箇所に鍼を打ってもらい、お灸も。数ミリほどの小さなお灸をツボに乗せて、火の付いたお線香の先で一瞬チュッとされる。ほとんど熱さを感じない。体の裏表をそれぞれ鍼を打って30分ほど放置され、治療が終了。おまけにやってくれた肩などは、鍼をツボに打たれた瞬間に筋肉がすとんと緩むのがわかったりしました。
「帰り道、眠くなるかもしれないからね」と言われたのですが、地下鉄に乗り込んで座ったと思ったら途端に爆睡!これは、私にとっては驚くべきことなのです。普段、ウトウトはしても、電車で熟睡することはまずないので。やはり、鍼灸に対する反応が良い体質なのでしょうね。凝りなどは、その場で解消されてしまったので効果は歴然でしたが、驚いたのはその後。数ヶ月の間、生理痛が全くありませんでした。つまり、その効果が数ヶ月は持続していたということです。

灯油を使い果たしてしまったので、もう春だしとストーブを使わずに寒いのをガマンしていたからか、ちょいと腰を痛めてしまったようです。痛みとシビレが出てしまいました。この冬は、白元のゆたぽんシリーズを愛用してきたのですが、こいつをレンジであっためて腰の下にあててしばらく横になると、きれいに痛みがとれました。通常の使い方ではないので、オススメはしませんが。湯たんぽですから、ほんとは足を暖めるものなのでしょう。あと、首・肩用のゆたぽんは、PC仕事をして背中までパンパンに張ってしまった時に、効きます。お風呂に長時間浸かっていられない私としては、ゆたぽんは重宝してます。
posted by nbm at 11:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月02日

魂耳

ここ数年というもの、聴く音楽と言えばロックが主流となりました。英米のものも聴かないわけではないですが、日本のロックが面白くて、手当たり次第に聴いては、お気に入りを見つけたり、がっかりしたり、掘り出し物をみつけたりということを繰り返してきました。
90年代あたりに、洋もののロックを聴かなくなったのは、なんだか似たようなバンドがうじゃうじゃいるようにしか感じなかったから。ひとつひとつをじっくり聴き込めば違ったのかもしれませんが、例えばラジオで1度耳にして「なかなかいい曲かも」と思っても、それ以上求めようと思えなかったのですよ。曲を聴いているだけでは、外国語の歌詞を理解することができなくて、曲全体の世界観を楽しむことができなかっただけなのかもしれません。どういうわけか、今になって聴きたくなり、今は90年代の洋楽を復習しているところなのですが、比重からすると多く聴いているのはジャパニーズ・ロック
以前にも書いたのですが、日本のロックは今非常に成熟していると思います。残念ながら、歌番組に多く出演したりする手合いではないので、注意して聴いていないとテレビで触れることはできません。でも、相当な数のハイ・レベルなバンドが存在していることは確かです。このうじゃうじゃ感からすると、90年代の英米の洋楽シーンを思い浮かべるのですが、自分の感覚としては、随分違います。日本のロックの場合、歌っている歌詞が理解できることはもちろん大きいと思います。だからこそ伝わってくるのでしょうが、一番琴線に触れるのは”絶望感”なのです。なんて言うか、絶望を肯定するからこその強さみたいなものが伝わってくるんです。決して、ネガティブな捉え方ではありません。かといって、それを下手にポジティブに転換してしまうと逆に胡散臭く感じるわけで、ニュートラルに肯定しているスタンスがグッときます。
ひどい自分、最悪な世の中、でも生きていくしかないもんな、みたいな。そんな魂の叫びが聴こえてくる音楽が、今の私の胸には刺さります。それは、決して愚痴ではありません。絶望を肯定することで生まれる希望と言ったらいいのか…。

例えば、チャットモンチー。女の子の3ピースバンドで、初めて聴いたときは、正直「なんじゃこりゃ?」と思いました。それが、「シャングリラ」という曲でいきなりの衝撃!
胸を張って歩けよ 前を見て歩けよ
希望の光なんてなくったっていいじゃないか

この部分を聴いたら、涙が溢れてしまいました。
それからというもの、チャットモンチーは侮れんと思っていたのですが、アルバム「耳鳴り」を聴いて、それを確信。すごいです。この人たち。女の子の3ピースバンドでチープな音なんだけど、骨太でメロディアス、そして詩の世界観がすばらしい。

最近のお気に入りのもうひとつはsyrup16g。こちらも、ひどく絶望的な歌詞が刺さります。

今話題のマキシマムザホルモンもそうです。ちょっと歌詞が聴き取れないと思いますが、そんな向きは歌詞を読んでいただきたい。
posted by nbm at 19:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月01日

フィールドワークの大切さ

ふとチャンネルを回したら、NHKで中沢新一さんが折口信夫について語る番組をやっていた。教育テレビで放送されている「知るを楽しむ」という番組の再放送らしい。「折口信夫〜古代から来た未来人〜」というテーマで語られる内容は、とても興味深いもの。これは見逃せない。民俗学系の本を読んでいると、よく出てくる名前ではあるものの、直接折口信夫の著書を読んだことはないような気がする。でも、これからしばらくはマイ・ブームになりそうです。

古代人の心を読み解くために必要な力。それは、類化能力。物事を区別する能力である別化能力に対して、物事を類推から結びつける力を類化能力というのだそうです。古代人の思考は類化能力に長けていたようで、神話で熊などの動物と人間が同化してしまったりすることが多いのは、この類化が根底にあるのだと。折口信夫が詩人であり国文学を研究した文学者でもあるために、文学的に民俗学を捉えようとしたことも特徴的なことなのですが、この類化能力があってこその”折口学”なのですね。

もうひとつの特徴として、文献をすべて頭に入れた上で、現地でフィールドワークに徹したことがあげられるようです。これは本当に大事なことですね。どんな学問でも、否学問でなくても、現地で実地でそのもの自体に触れることほど大切なことはありません。教育だって仕事だって、実際に目の当たりにしたことほど、自分に刻まれるものは大きいですし、自らの五感で感じ取り、脳を刺激することが悪いはずがありません。だからこそ、新しい発見ができる。例えば、一方では絶滅危惧種などが騒がれつつも、今でも新種の動植物が次々と発見されています。それは、未知のジャングルや深海などに直接人が出向いて行って散々歩き回らなければ発見されないものです。

インターネットの世界では、何不自由なく情報を得ることができるように見えますが、基本的には自分から探しに行かなければ得ることができない情報ばかり。意外なものに出会うチャンスは、実はそれほどないことに気付くことがあります。例えば、面白そうな本をネットで探すよりも、実際に書店や図書館の棚を見る方が、思いもよらない本に断然出合えます。だから、私は用も無いのに歩き回って色んなものを見てまわるのが大好き。異論を唱える方も当然いらっしゃるでしょうが、知らなかったものに出会う刺激は止められないものです。
学者さんの世界では、フィールドワークをする人が激減していると聞いたことがあります。高い技術を持つ職人さんも、後継者ができずにその技術が伝承されない危機にあることも多いでしょう。自分の手足を動かして苦労をしてまで、リアルに体験することが減ってきているのは、色々な意味で危機的な状況なのかもしれませんね。
posted by nbm at 11:15| Comment(6) | TrackBack(0) | 自然科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする