2011年06月29日

おまかせコース

6月半ばから始めたウォーキング。雨やら何やらでお休みすることもありますが、基本的には毎日歩くという決意をして半月。歩き始めは、体重減少に直接変化がない期間があることをわかっていたので、結果が出なくても根気強く続けることが大事だと続けているところでありました。
毎朝量っている体重ですが、今朝は0.5kg減。昨日も一昨日に比べ0.5kg減だったので、2日で1kg痩せてしまったことになります。ちょっと減り過ぎ(笑)うれしいことではあるのですが、このペースは異常。動きすぎたのと暑い日が続いたのとで、たまたまだったのだと思いますが。
このペースが継続したら、ひと月で15kg落ちちゃう。そんなことはありえないけど。目指すペースは月に2kg減。これで十分です。つまり、半月で1kg減る計算なので、結果的にちょうどよいことになりました。

普段、家事に関しては怠け者なので最低限のことしかできないんですが、やり始めると徹底的にやるクセがあり、昨日はそれが発動した日。暑い中、布団を干しから始まり、シーツなどの大物を洗濯したり、家中を掃除したり、用事を足したり、買い物したりと動きまわって。夕方には完全にグロッキー状態に(笑)大したことはしていないはずなのに、右腕の肘から先が使い過ぎのときのように痛むし。
夕飯を作るべき時間になってもなかなか動くことができない私を見かねて、ダンナさんが「外食にしよう!」と。
出かける仕度をしている間、私はさっぱりしたものが食べたいと思い、周辺の和食レストランをインターネットで検索していたのですが、ダンナさんは強引に「今日は洋食!」と断言して出かけることに。
車の中でもグロッキーだった私は、ダンナさんの進むがままに任せていたのだけれども、着いてみると、来たことが無いファミリーレストラン。「なぜに?」と思いつつも店内に入り席に着くと、オススメのメニューに”ナポリタン”とある。
実は、私は疲れるとトマト味のものが無性に食べたくなる性質があり、特に無意識に「ナポリタン」「ナポリタン」と言っていることがありまして。ここ数日も「ナポリタン」「ナポリタン」と呪文のように言っていた記憶があります。私が和食レストランを検索していた間、ダンナさんは、私にナポリタンを食べさせようと、周辺でナポリタンを食べさせてくれるお店を検索してくれていたらしく、唯一ナポリタンを置いているこの店を見つけて連れてきてくれたというわけ。
もっとさっぱりしたものが食べたかったと思っていた私でしたが、「そうだ、きっとナポリタンを食べれば元気が出る!」と思い、ナポリタンを注文。
出てきたナポリタンは、ナポリタンとしてはお上品過ぎるものだったけれども、ズッキーニやパプリカなどお野菜もたくさん入っていて、スパゲティは生パスタなのかもちもち。塩のきいたソーセージが入っているのですが、これがまた美味しい。ファミレスにしては上出来の味でした。
メニューには、”本格ナポリタン”とあったのだけれども、”本格”って何だよ(笑)ナポリタンってのは、日本が勝手に作った洋食なわけですよね。トマトソースで和えればナポリタンってわけじゃなく、ベーコンやピーマンやたまねぎなんかが入ってて、ケチャップ味みたいなのが”本格派”だと思うのだけれども。喫茶店においてあるようなナポリタンがね。でも、これを自分の家で再現しようと思うと、どうにも難しくて。どうやってもナポリタンにはならず、ただのトマトソースのスパゲティになってしまいますわ。
昨日のナポリタンは、喫茶店のナポリタンとは別物だったけれども、別物としてとても美味しかったので、満足、満足。
さっぱりと和食が食べたかったはずなのに、ナポリタンを食べたら元気が出て、腕の痛みも引いてました(笑)ダンナさんの選択は正しかった!

帰って一休みしたら、ウォーキング。
ウォーキング中、よく立ち寄るのが、蛍を飼育している場所。この日も行ってみたのですが、毎回1匹2匹くらいは見られるのに、まったく見当たらない。大丈夫か?いつも遅い時間に歩いているので、もっと早い時間の方が活動的なのかもしれないのですが、1匹も見当たらないのは初めてだったので、不思議。
そして昨夜は、行ったことのない方向へダンナさんが足を向ける。
どこへ行くのかと思ったら、そこは変電所。夜中、ひっそりとした闇の中に現れる鉄塔や巨大な碍子は迫力があります。密かに”鉄塔萌え”している私に鉄塔を見せてあげようという、これまたダンナさんの配慮なのでありました。真下から見上げる鉄塔の、なんと迫力のあること!
電力不足が叫ばれる中、「がんばれ!鉄塔!」と意味不明のエールを送りつつ見上げてました(笑)

ナポリタンが食べられるお店を探して連れて行ってくれたり、夜の変電所を見せてくれたり、身近なことではありますが、ダンナさんからたくさんサービスを受けた日でありました。感謝、感謝。
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2011年06月28日

阿呆みたいな、でも、とても幸せな物語

万城目学さんの『プリンセス・トヨトミ』を読んでみた。私にしてみれば、久しぶりの万城目作品。
なるべくネタバレしないよう多くを語らずに書きたいと思う。

五月三十一日、十六時のことである。
大阪は全停止した。


会計検査院の3人の調査官が触れることになる、「大阪国」の秘密。

旧中ノ島公会堂(大阪市中央公会堂)と東京駅。”辰野式”と呼ばれる、赤煉瓦に白い石を帯状にめぐらせるデザインという共通点があるのを知らなかった。
そして、国会議事堂と辰野金吾との関係性…。そのあたりが、この壮大なホラ話(失礼!)に現実味を持たせてくれたのだろうね。
大阪は古い建築物が多く残る街で、そんな建築物を巡るツアーもあると聞いたことがある。こういう観点で観る大阪もいいかもね。

テレビをつけ、そのまま映った「クローズアップ現代」を聞きながら、二人は焼きそばを食べた。


「はよ、好きなときに着られるようになったらええな」
とつぶやき、島は踊り場まで残り五段を「らっ」と一気に飛び降りた。

「じゃあ、これから先輩のとこ、行ってみようかな」
「何しに?」
「代紋かっさらいに」

「(中略)男が何かアホなことやってるらしいけど放っとこ━━それだけ」


私のアンテナにひっかかったフレーズをピックアップしたら、こんな感じになる。
大阪を舞台にしたことで、「本当にそんなことがあるのかも」と勘繰りたくなるような。
逞しさとか独自性とか人情に厚いとか、さ。変な団結力があって。パワー絶大。でも、実際大阪にこんな秘密があったら、おっちょこちょいな人がどこかで漏らしそう(笑)
根無し草埼玉で生まれ育つと、特異な文化を持っている土地や、そこに暮らす人々をとても羨ましく思うことがあるんだ。そのことについては、近くあらためて記事に書きたいと思う。

ところで、原作では、鳥居(男性)と旭(女性)だけれども、映画版は、この鳥居と旭の性別が入れ替わっているそうだ。これは、この物語の根幹を狂わせるものであって、それで何を描こうっていうのだろうと疑問に思った。まったくもって意味不明。綾瀬はるかという女優に、”ミラクル鳥居”をやらせたかった気持ちはわからなくはないけれども、原作とはまったく違う話になってしまうね。どこにどうやって落とすというのか…?逆に知りたいわ。
大阪の町並みを歴史的・建築史的に映像として見るためには、映画版が便利そうではあるけれども、内容としては設定だけでオススメできないな。まだ見てないけど。

それはさておき、登場人物それぞれが、周囲の人に守られながら、筋を通していく。
阿呆みたいな話。でも、とても幸せな人たちのとても幸せな物語。
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2011年06月27日

6/22からの地震メモ

6/22からの地震メモです。まずは、千葉・茨城震源から。
6月22日 20時12分 千葉県東方沖 M3.0 深さ約10km 最大震度1
6月22日 20時35分 千葉県東方沖 M4.5 深さ約40km 最大震度1
6月23日 3時19分  茨城県北部 M4.0 深さ約60km 最大震度3
6月23日 8時34分  茨城県沖 M3.8 深さ約30km 最大震度1
6月23日 10時15分 茨城県沖 M3.5 深さ約40km 最大震度1
6月24日 1時25分  茨城県沖 M3.4 深さ約30km 最大震度1
6月24日 1時54分  茨城県沖 M3.4 深さ約10km 最大震度1
6月24日 4時15分  茨城県沖 M3.9 深さ約10km 最大震度1
6月24日 10時00分 茨城県沖 M3.8 深さ約60km 最大震度2
6月24日 15時54分 茨城県沖 M4.6 深さ約20km 最大震度2
6月24日 18時08分 千葉県南東沖 M3.8 深さ約50km 最大震度1
6月25日 3時52分  茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
6月25日 6時41分  千葉県東方沖 M3.4 深さ約10km 最大震度1
6月25日 11時42分 茨城県沖 M3.5 深さ約20km 最大震度1
6月25日 18時59分 茨城県南部 M3.9 深さ約70km 最大震度2
6月25日 20時56分 房総半島南方沖M3.7 深さ約60km 最大震度1
6月26日 5時12分  茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
6月26日 7時58分  茨城県南部 M3.7 深さ約70km 最大震度2
6月26日 10時58分 茨城県沖 M3.4 深さ約40km 最大震度1
6月26日 11時42分 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度2
6月26日 12時00分 茨城県沖 M3.9 深さ約40km 最大震度2
6月26日 14時36分 茨城県沖 M3.2 深さ約30km 最大震度1
6月26日 22時29分 茨城県沖 M3.5 深さ約10km 最大震度1
6月27日 1時50分  千葉県東方沖 M3.5 ごく浅い 最大震度1

千葉震源が微妙に増えてきている感じ。回数が多いということでなく、千葉の中のいろんな所が揺れているので。茨城も南部が揺れたりしているので、やはり徐々に震源が南下しているような。

その他、神奈川も久しぶりに揺れたのでメモ。
6月26日 22時55分 神奈川県西部 M2.7  深さ約20km   最大震度1

それから、岩手沖〜北海道にかけて。
6月22日 23時29分 岩手県沖 M5.4 深さ約20km 最大震度3
6月23日 6時51分  岩手県沖 M6.7 深さ約20km 最大震度5弱
6月23日 9時32分  岩手県沖 M3.7 深さ約20km 最大震度1
6月23日 10時06分 岩手県沖 M3.6 深さ約30km 最大震度1
6月23日 12時11分 岩手県沖 M3.8 深さ約40km 最大震度1
6月23日 17時22分 岩手県沖 M4.1 深さ約30km 最大震度2
6月23日 19時16分 岩手県沖 M4.1 深さ約40km 最大震度2
6月23日 20時14分 岩手県沖 M4.0 深さ約30km 最大震度1
6月24日 5時58分  岩手県沖 M3.6 深さ約40km 最大震度1
6月24日 10時28分 岩手県沖 M3.3 深さ約50km 最大震度1
6月24日 18時44分 岩手県沖 M3.8 深さ約50km 最大震度2
6月25日 2時39分  浦河沖 M5.3 深さ約50km 最大震度3
6月25日 9時44分  岩手県沖 M4.3 深さ約50km 最大震度2
6月25日 14時50分 浦河沖 M3.6 深さ約50km 最大震度1
6月25日 17時53分 岩手県沖 M3.9 深さ約30km 最大震度1
6月25日 22時05分 日高地方西部 M4.1 深さ約100km 最大震度2
6月25日 22時35分 岩手県沖 M4.4 深さ約40km 最大震度1
6月26日 2時22分  岩手県沖 M3.6 深さ約10km 最大震度1
6月26日 3時15分  岩手県沖 M3.8 深さ約40km 最大震度1
6月26日 19時11分 青森県東方沖 M4.2 深さ約30km 最大震度1
6月26日 21時05分 青森県東方沖 M3.9 深さ約30km 最大震度1
6月27日 5時10分  岩手県沖 M4.1 深さ約30km 最大震度1

注視し始めた6月初旬から割りとすぐに、以下の大きめの地震が発生しました。
6月23日 6時51分  岩手県沖 M6.7 深さ約20km 最大震度5弱
恐れていたように、北海道側も活発になり始めていて、同時に一番イヤな青森沖も揺れ始めました。岩手沖が落ち着くかどうかという頃に、揺れの中心は青森沖へと北上するかもしれません。そうなったら、青森沖での大規模に注意です。岩手が予想以上に早く大きく揺れたので、東日本大震災の震源域中心から、崩壊が南下する方向と北上する方向の進行速度を比べると、北上のスピードの方が速く反応が急な印象です。千葉・茨城は、早くからずっと揺れ続けているものの、大規模な揺れが少なく、緩慢な感じ。岩手沖から震源が北上する様子の方が、活発化する時期は遅かったのに急激に北上しているような感じがします。

それから、世界的な話をするとアリューシャン列島で大地震発生。
6月24日 12時10分 アリューシャン列島(ユナスカ島の南西103km) M7.3 深さ62.6km 
Wikipediaで見る限りは、アリューシャン列島での大規模地震は1946年(M8.1)と1957年(M8.6)しかわからないのだけれども、もしそれ以降今回まで大きな地震がなかったとすると、東日本大震災との関連とか勘ぐりたくなります。
過去の日本の地震の記録を見る限り、過去2回と日本の地震との関連性は認められないのだけれども。
仮にスーパープリュームの流れを考えたとき、日本を通り過ぎてからどこへ行くんだろうか。
何にしろ、世界的にも大規模な地震が頻発している傾向というのは否定できない気がします。
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2011年06月24日

放置と行動の間

こう見えて、私はただ今求職中の身であります。
ただ、年齢その他、自分のスペックをわきまえず、わがままな条件で探しているので、まず条件を満たすところを見つけるのが大変で、やっと見つけて応募したとしても、そうそう結果が出るものではありません。
このまま続けても厳しいと思いつつ、どういう方向に転換したらよいものか、まだ考えあぐねております。
贅沢が言える立場じゃないのはわかってますが、かといって、無理をして就職先にご迷惑をかけるわけにもいきませんし。

さて、ここで本の話です。
内田樹さんの『邪悪なものの鎮め方』という本。タイトルに惹かれて、それと内田さんの本は読んだことがなかったので、いい機会だと思って読み始めたのですが、読んでみると、タイトルと内容が乖離したまま突き進んだ本のようで見掛け倒しでしたし、内田さんの考え方も感性もまったく自分と相容れないことに気づき、それはそれである種の刺激となったのでよい経験だったのですが、共感したり興味を持ったりする部分が極端に少なくて驚きでした。

そんな本の中で唯一共感できたのは、「”おせっかいな人”の孤独」というタイトルの文章でした。つまり、「働くモチベーションがある人」について。

最初に”災厄の芽”を見つけてしまった者がそれを片付ける破目になるってこと、ありますよね。内田さんご自身も、「誰の仕事でもない仕事」「誰かがやらないと片付かない仕事」をやってしまう自覚があるのだそうです。
助手として勤務した大学の研究室では、まずいろんなもので塞がっている研究室を掃除するのに何日もかかったとか。しかし、同僚はそのことにほとんど反応せず、「きれいになったね」とも「ありがとう」とも言わない。それどころか、中には不快そうな顔をする人も。
これは、細かく考えればケースバイケースになるのかもしれませんが、仕事をする
スペースを有効に使うことや衛生面を考えると、掃除や整理整頓というのは確かに馬鹿にできないことで。

また別の職場では「できるだけ仕事をしないでください」と言われたとのこと。「あなたがあまり働くと、私たちがまるで働いていないみたいに見えるから」と。
これはいわゆる”お役所仕事”的なことですね。まず枠ありきで、それを超えない程度で考えるというか。枠を超えるものは却下、それ以下ならOKみたいな。常に最低限で考えるというか、何でも”余計なこと”に仕分けてしまうというか。必要性とか時間の制約とか、まず考えるべきことがズッパシ抜けているというか。仕事の内容よりも自分の保身を優先するというか。こういう姿勢は本当にキライ。

ここで、私の日常の話になります。
先日、マンションの自転車置き場で、自分の自転車に空気入れでシュコシュコとエアを足していたときのこと。自転車置き場の一番奥の一角にいつも自転車を置いているのだけれども、そこにはいつも風で吹き寄せられたゴミがたくさん。
マンションには掃除をするおばちゃんが週に何度か来ているはずが、なぜか自転車置き場のゴミだけはいつも放置されてる。気になってはいたけれど、ここは掃除のおばちゃんの領分だと判断し、ずっと見て見ぬふりをしてきた私。
だけど、その日はどうしても気になり、一気にゴミをかき集めてちょうど落ちていたビニール袋に詰め込み、マンションのゴミ置き場にポイ!ゴミの中に溜まっていた水は腐っていて臭く、手もドロドロになったけど、これでスッキリ!
家事の中でも掃除が苦手な私だけれども、その私がもう我慢ならないくらい汚れたまま長いこと放置されてた一角だった。
共有するスペースというのは、汚れやすいもの。以前に勤めていた会社では、自社で全フロアを貸切だった階の給湯室はきれいだったけれど、数社が混在していたフロアの給湯室はいつも薄汚れてた。マンションでも、自転車置き場なんかの共有部分ってのは、自分のスペースじゃない意識からか汚しても平気な人が多い。
ただし、管理人さんなど管理する人がいるならば、そこを掃除するのは本来その管理する人の役目のはず。なのに、それができてない。
だから、私は領分を侵すつもりはなかったのだけれども、あまりに放置されたために、自分が気持ちよくその場所を使うことを考えたら、領分を侵すことはどうでもよくなって、自分がやってしまった。だって、やればほんの数分で片付くことだから。
今回の私の行動に対して、私自身は「他の住人のためにも良いことをした」なんて微塵も思ってない。単に、自分が気持ちよくその場を使うためにやったまで。
だけど、私がやるまで放置されてきたということは、「気づかない人」か「気づいてもやらない人」ばかりだったことになるわけで。もしくは、私のように「気づいていたけど”敢えて”やらなかった人」だったか。
今回は、私が「気づいて行動する人」になってしまったのだけれども、片付いてスッキリした気持ちと、どこかに苦々しい気持ちとがあるので、心からそうしたくて行動したわけでもないという…(笑)

つまり、「気づいた人が行動するしかない」ってことなんだけど、さっきも言ったみたいに、事はそう単純じゃないから、よかれと思ったことが余計なおせっかいだったりすることもあるし、なんとも言えない。
一日一善的なことをやろう!とかいうつもりはさらさら無いのであしからず。
いつも、気づいても放置することが得意なはずなのに、気づいてるのにやらずに過ごすことがストレスになることもあるという、この矛盾(笑)

これが仕事上のこととなったら、私は自分で工夫し、常に効率化や楽しく仕事をすることを考えるタチなので、そこの部分だけは内田さんと気が合うかもと思っただけの話。
これが家事にあまり応用できないのは、どういうことなのかは不明(笑)

ついでに、もうひとつだけ、この本で楽しそうだった話題について。
池谷裕二 東大薬学部講師との対談をもとに書かれた「ミラーニューロンと幽体離脱」。
雑誌「VOICE」での対談だったらしいので、機会があったら読んでみたいわ。
ミラーニューロンってのは脳の中にある神経細胞の一種で、他人がしている事を見て、我が事のように感じる共感能力を司っていると考えられているもの。他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように"鏡"のような反応をすることから名付けられたのですよね。
このミラーニューロンを活性化する薬を人間に注入すると、一体どうなるのかという話。予想されるように他者との共感能力が高まるわけではなく、全員が同じ幻覚を見たのだとか。それは、なんと、幽体離脱!「自分を天井から見下ろす」というアレです。
他者への共感度が高まりすぎて、”自分が他者であっても自己同一性が揺るがない状態”になるということらしい。んー、わかりにくい。
確かに、幽体離脱は、鏡に映したように自分の姿を客観視する体験です。私も体験しかけたことがありますが、それは明晰夢(これは夢であるという自覚のある夢)を見たときのことでした。なので、脳が見せていることだとは理解できたのですが、それがミラーニューロンに関わっているとは初耳。
この線は、後々もちっと勉強してみたいです。

ということで、話を戻すと、内田さんによると、「働くモチベーションがある人」はみなおしなべて「誰の仕事でもない仕事」を進んでできる人だというのですが。
大方そうかもしれないけど、どこか釈然としないわ。
どうもこの、単純に立て分けてしまう傾向が、内田さんの主張と自分の感覚が相容れない要因のような気がします。
posted by nbm at 11:15| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月22日

6/15からの地震メモ

6/15からの有感地震メモです。茨城県・千葉県震源から。

6月15日 12時51分 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
6月15日 14時40分 茨城県沖 M3.5 深さ約40km 最大震度1
6月15日 15時10分 千葉県東方沖 M3.3 深さ約10km 最大震度1
6月15日 16時42分 茨城県沖 M3.6 ごく浅い 最大震度2
6月15日 20時50分 茨城県沖 M3.1 深さ約50km 最大震度1
6月16日 0時56分  茨城県北部 M4.1 深さ約10km 最大震度3
6月16日 11時19分 茨城県沖 M4.4 ごく浅い 最大震度1
6月16日 11時37分 茨城県北部 M3.4 深さ約50km 最大震度1
6月16日 15時53分 茨城県北部 M4.3 ごく浅い 最大震度3
6月16日 18時43分 茨城県沖 M3.1 深さ約50km 最大震度1
6月17日 4時00分  千葉県東方沖 M4.9 深さ約20km 最大震度2
6月17日 12時27分 茨城県北部 M3.3 深さ約10km 最大震度1
6月17日 12時36分 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
6月17日 12時51分 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度2
6月17日 13時48分 茨城県沖 M3.1 深さ約20km 最大震度1
6月17日 21時59分 千葉県北東部 M3.0 深さ約40km 最大震度1
6月17日 23時21分 茨城県沖 M3.9 ごく浅い 最大震度1
6月18日 4時22分  茨城県北部 M3.7 深さ約100km 最大震度1
6月18日 13時33分 茨城県北部 M3.9 深さ約20km 最大震度3
6月18日 18時24分 茨城県沖 M3.3 ごく浅い 最大震度1
6月18日 18時58分 千葉県北西部 M4.2 深さ約80km 最大震度2
6月18日 19時11分 茨城県北部 M3.0 深さ約20km 最大震度1
6月18日 21時04分 茨城県沖 M3.2 深さ約30km 最大震度1
6月19日 4時01分  茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度2
6月19日 4時17分  茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度2
6月19日 5時05分  茨城県沖 M4.0 深さ約30km 最大震度1
6月19日 11時04分 茨城県北部 M2.8 深さ約10km 最大震度1
6月19日 11時56分 千葉県東方沖 M2.9 深さ約20km 最大震度1
6月19日 13時23分 茨城県沖 M3.6 深さ約20km 最大震度1
6月19日 15時52分 千葉県東方沖 M4.6 深さ約30km 最大震度2
6月20日 3時09分  千葉県東方沖 M2.9 深さ約10km 最大震度1
6月20日 3時13分  茨城県沖 M4.7 深さ約20km 最大震度2
6月20日 8時05分  茨城県沖 M3.4 深さ約40km 最大震度1
6月20日 9時15分  茨城県沖 M3.9 深さ約10km 最大震度1
6月20日 10時34分 千葉県東方沖 M4.5 深さ約40km 最大震度1
6月20日 10時42分 千葉県東方沖 M3.6 深さ約40km 最大震度1
6月20日 10時46分 千葉県東方沖 M4.6 深さ約30km 最大震度3
6月20日 11時03分 茨城県北部 M3.3 深さ約60km 最大震度1
6月20日 16時55分 茨城県北部 M3.3 深さ約20km 最大震度1
6月21日 1時39分  茨城県沖 M3.4 深さ約30km 最大震度1
6月21日 4時45分  千葉県東方沖 M3.3 深さ約20km 最大震度1
6月21日 6時28分  茨城県北部 M3.0 深さ約60km 最大震度1
6月21日 11時08分 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
6月21日 14時37分 千葉県北東部 M3.5 深さ約50km 最大震度1
6月21日 17時49分 茨城県沖 M5.6 ごく浅い 最大震度3
6月21日 23時31分 千葉県東方沖 M4.3 深さ約60km 最大震度2
6月22日 6時16分  茨城県沖 M5.0 ごく浅い 最大震度2
6月22日 6時28分  茨城県沖 M3.5 深さ約20km 最大震度1

昨日21日の17時49分の茨城県沖(M5.6)は、規模が大きく震源が浅かったわりに、陸地から遠かったためかあまり揺れずに済みました。
今朝22日6時16分の茨城県沖(M5.0)も、そんな感じです。

茨城県南部が、6月6日以降有感地震を記録していないのが気になります。急に沈静化。
どちらにしろ、茨城・千葉は朝からこっち揺れてないので、夕方から夜にかけて、ちょっと大きめの地震がくるかも。

気になってきた岩手県沖から北海道にかけて、本命は青森県沖ですが、これもピックアップ。

6月15日 20時32分 北海道東方沖 M3.8 深さ約30km 最大震度1
6月17日 9時14分  岩手県沖 M4.1 深さ約30km 最大震度1
6月18日 5時13分  岩手県沖 M3.5 深さ約60km 最大震度2
6月18日 6時27分  岩手県内陸北部M2.6 深さ約10km 最大震度2
6月19日 17時46分 岩手県沖 M3.7 深さ約50km 最大震度2
6月20日 5時24分  岩手県沖 M3.8 深さ約30km 最大震度1
6月20日 9時51分  岩手県沖 M4.0 深さ約30km 最大震度1
6月21日 2時45分  浦河沖 M3.1 深さ約40km 最大震度1
6月21日 8時10分  岩手県沖 M4.3 深さ約40km 最大震度1
6月21日 13時00分 岩手県沖 M2.9 深さ約60km 最大震度1
6月21日 18時51分 石狩地方中部 M3.3 深さ約10km 最大震度2
6月22日 4時04分  岩手県沖 M4.2 深さ約30km 最大震度1
6月22日 10時39分 岩手県沖 M4.2 深さ約50km 最大震度2

岩手県沖も活発なものの、チバラギほどではない感じ。やはり、チバラギの方が活発です。

たくさん溜めると大変なので、1週間くらいずつを目処にメモしています。
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2011年06月17日

初心に返る

今日は、原点に立ち戻り、決意を新たにするために、自戒をこめて、食事について書いておきたいと思います。

自分たちの健康のために食事について考え直し、思い切って改善させたのは2005年の夏。
私はもともと糖尿病の多い家系に生まれ、そのときすでにかなり太ってましたし、食事に気をつけるべきだったのです。それまで、特に異常値が出たことはありませんが、だからこそ食生活を改善すべきと考えました。
それから、1日3食、摂取カロリーや栄養バランスを考えた食事を作ってきました。うちでは、ダンナさんが毎日お昼を食べに帰ってきますから、昼も自宅で2人で食事です。
もちろん、外食をすることもありますし、インスタント食品やレトルト食品やお惣菜を食べることもありますが、基本的には計算した上で作った食事を摂ってます。

私の場合は、1食500kcalを目安に、大体200kcalが主食の炭水化物、残り300kdalがおかず。おかずのうち、平均して120kcalくらいがたんぱく質です。1日の摂取カロリーの目安は、1600kcal程度。500kcal×3食と、+100kcal分は果物や軽いデザートなどです。
もちろん、外食をした日などは、2000kcalを超えたりしますし、逆に1400kcal程度と低い日もあります。多くカロリーを摂った次の日は少なめに意識することもありますが、たまの1日摂取カロリーが多かったところで大勢に影響しません。そういう日は、もう覚悟して思い切り食べます。それでストレス解消。

常に意識しているのは、炭水化物の量。ごはんは、小さめのお茶碗に軽く1杯。130g前後です。
麺類を食べるときは少し多めになっちゃいます。本来、穀物を一度粉にしてから作られている粉食は、血糖値を上げやすいものなので、血糖値を考えるとあまりよろしくないのですが。麺類は乾麺が便利。たいてい100gごとの束になってますから、2人分で1.5束使います。1人分75g。そばなら260kcal、スパゲティなら285kcalになります。最近、スパゲティも100gごとの束になっている商品があるので便利。
パンは、食パンなら8枚切2枚か6枚切り1枚半程度。菓子パン類は、おいしいけどカロリーが高いものが多いので、食べたいときはダンナさんと半分こ。メロンパンなんか500kcalくらいありますからね。
私の体質は経験上、炭水化物を減らしすぎると脂肪燃焼ができなくなって痩せにくくなるので、極端に減らすことはしません。(→過去記事低炭水化物ダイエットの落とし穴
あと気をつけなきゃいけないのは、炭水化物を多く含む野菜類。代表は、芋類ですよね。あとは、かぼちゃ、れんこん、コーンなど。カロリー的には、ごはんの半分くらいですけど、炭水化物は炭水化物。

たんぱく質は、できるだけ種類が重ならないように、肉・魚・卵・豆腐類などを交互に食べます。
肉は部位を選んで。豚・牛は、脂肪の少ないヒレやモモが中心。鶏肉は必ず皮を剥いでできるだけ脂身を取ってから使います。バラ肉など脂肪分の多い部位はなるべく使わない方向で。ひき肉も、できれば赤身をひいてあるものを使います。それ以外のひき肉は脂肪分が多いので、量を少なくして使うべし。
魚も種類によっては脂肪分が多いけど、魚の場合は脂肪分を気にしてたら食べるものがなくなるので、あまり意識しないことにしてます。イワシやサンマ、サバなど手ごろなお魚はみな脂肪分が多いんだもの。そのかわり、サンマは半分とか量を少なめに。
あと、塩分の摂取を抑えるために、塩鮭は食べないようにしてるけど、干物系は食べます。
乳製品もたんぱく質の一部。牛乳・チーズは調理に使うことが多いです。ホワイトソースをつくったり、オーブンでチーズ焼きにしたり、サラダにチーズとか。たまにヨーグルトも食べますが。以前は、低脂肪牛乳を使ってたんですが、やっぱりおいしくないので牛乳に戻しました(笑)カロリーは3分の2程度にできるんですが、そのまま飲むにはおいしくないんだもの。
卵を使うときは、1日1人1個。豆腐は、絹ごしを使います。1丁300gを2人で半分ずつ食べるとして、絹ごしなら85kcal、木綿だと109kcalになっちゃいますから。

脂質については、なるべく摂らない方向で。
調理での油は、1品1人分小さじ1(40kcal)程度に。バターだと、1品1人分5g。たとえば、主菜の炒め物で小さじ1、副菜のサラダのドレッシングで小さじ1。これで1日大さじ2程度。つまり、1食で500kcalのうち、80kcalほどは脂質に取られていることになるんですよ。小さじ2でこれはすごいですよね。恐るべきカロリー。
ただし、あまり油を控えすぎると、うちでは便秘になりました。控えすぎもダメですね。
気をつけたいのは、マヨネーズやドレッシングです。マヨネーズは、ほぼ油なので、大さじ1で80kcalあります。たとえば、多めに大さじ2使ったら、それだけで160kcalということに。うちでは、カロリーハーフのマヨネーズを使ってますが、それもレモン汁で伸ばしたりしつつ使ってます。ドレッシングはノンオイルか油控えめのもの、もしくは油少なめで作る自家製のものを使用。ノンオイルが物足りないときは、少しだけ油を混ぜて使ったり。
ノンオイルとかカロリーが低めの調味料を使うのはいいのですが、量を多く使ってしまうと意味がなくなるし、塩分もたくさん摂ることになってしまうので注意したいですね。

あとは、食物繊維ですね。
野菜は、1日300〜350gくらいは摂るようにしてます。カロリーの他にグラム計算もするので多少面倒ですが。
つまり、1食につき100gは摂ればよいわけで。中でも、緑黄色野菜は不足しがちなので、うちではにんじんが大活躍してます。1日のうちに、なるべく色んな種類の野菜を摂るように心がけてます。
汁物に入れるとけっこう量を摂ることができますし、ハンバーグなどは肉を減らしてその分刻んだ野菜を入れるとか。
きのこ、海藻、こんにゃく類はほぼノンカロリーなので、嵩を増すのに最適。にくじゃがにしらたきを投入してみたり、炒め物にまいたけを入れてみたり。うちのダンナさんはきのこ類が苦手なのですが、まいたけだけは喜んで食べてくれるので重宝してます。
果物も食物繊維が多いですが、糖質も多いので、食べ過ぎないように注意。みかん類は1個食べても、りんごは半分。バナナは高カロリーで芋と同類くらいの感覚。

それから、調理の際の塩分と糖分にも気を遣ってます。
調味料として遣う塩の量は、1人1品につき1g。1gが量れる小さな小さなさじがありまして、これが便利。
1品につき、しょうゆは小さじ1〜2、みそは小さじ1。それぞれ小さじ1の塩分は1g弱なので、1食で塩分3g、1日調理に使う塩分が10g程度なら理想的。食材の中に塩分が含まれていたりしますし、他に市販の調味料などを使ったりすることも考えると、実際はもっと塩分を摂っているはずです。
特に気をつけたいのは、みりんとごま。この2つはカロリーが高めです。小さじ1で16kcalあるので、多用すると馬鹿になりません。
砂糖も、1品につき小さじ1程度。砂糖自体のカロリーは、小さじ1で8kcalと高いわけじゃありませんが、直の糖質ですから、控えるに越したことはありません。
もともとはすごく濃い味付けが好きだったので、薄味には不安がありましたが、たった2週間程度で舌が慣れました。

大体、こんな感じでしょうか。
こういった食材のカロリーや栄養バランスを考え、とんかつは揚げずに少量のバターで炒めたパン粉を付けてオーブンで焼くなど調理方法を工夫したりもしてます。

たとえば、腎臓が悪かったりすると、たんぱく質の摂取が負担となります。塩分制限も厳しいですし。
という感じで、一口にカロリーを制限する食事といっても、人によって意味合いがまったく違ってくることがあります。
うちでは、単純に脂質・糖質を控えめにし、食物繊維をよく摂って、薄味にシフトしただけですが、いろんな制約があったり、体質的に目的への効果が薄かったりすることがあるかもしれません。
ダイエットや病気に対抗するための食事療法というのは、人それぞれに作り上げていかなければならないものだと、私は思います。
私はこういった細かいことが好きな性分で、栄養士でもないのに毎日計算しながら作ってますが、苦手な人には苦痛でしかないでしょうし。
ただ、やってみるとわかりますが、自分の身体の反応を見ながら工夫していくことはできます。食事が自分の身体に反映されるのを観察していると、自分なりのやり方が見えてくると思います。わりとダイレクトに反応するものです。

こんな面倒な食事をもう6年も続けてきました。
当初は、これをやるだけで1日が終わってしまいました(苦笑)いろんな食材を食べようと思うと、食材の買い物の量も頻度も多くなるし。買い物して、献立を計画して、計算して、全部食材を量りながら調理して。これで他に何もできませんでした。面倒だけど、だんだん感覚がわかってきたので、だいぶ楽になりましたよ。今ではあまり量りを使わなくとも食材の重さやカロリーがある程度頭に入っていますから。でも、調味料だけはちゃんと量らないと、目分量では狂っていきます。
お互いの身体のためとはいえ、ここまで習得するのには苦労しましたが、おかげでそれ以前と比べると体調が良いです。ささいなことですが、風邪を引きにくくなったり、お通じが順調になったりといった具合。
もちろん、間食も控えて運動をきちんとしていた当時は、痩せてもっと体調が良くなったわけですが、ストレスに勝てませんでしたね(苦笑)

ここまで食事に気を遣って、なのに間食して努力を無駄にしているようですが、間食さえ控えれば、理想的な食事をしてますから問題解決です。そして、運動をする。
単純なことのようですが、実践するとなると難しいものです。幸い、うちでは夫婦でいっしょにできるのが救い。
今日もがんばります!
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2011年06月16日

地道に地道に

あれは、2005年の夏のこと。
ダンナさんが体調を崩したことから、一大決心をして夫婦でダイエットを始めました。食事は3食カロリーと栄養バランスを考えた薄味のものにし、運動としてウォーキングをする。これで、半年経った頃には、ダンナさんは25kg、私は12kgの減量に成功。
それから2年ほどは保てていたのですが、次第に気が緩み、食事には変わらず気を配っているものの、間食が増えて、運動もサボリがちになり、ダンナさんはさほどでないけど、私はガッツリとリバウンドをしてしまいました。
言い訳になりますが、太り始めた当時は、両親の仕事を大喧嘩しながら手伝ったり、父の認知症が発覚したり、母の人格的な問題が表面化したり、と非常にストレスフルな状態にあり、気持ちにも時間にも余裕がなくて、それが体重増加の一因になったと思います。

なんとかせにゃと思いつつも、なかなか腰を上げることができなかったのですが、ここでまた奮起してみようと、「今日こそウォーキングに行くぞ!」とまさにこれから支度を始めようかというときに、その日に限ってダンナさんが早く帰ってきてしまい、機を逸してしまいまして。
しかしその夜、突然、私は何も話してないのに、ダンナさんが「ウォーキングに行こう!」と言い出し(笑)
なぜ、申し合わせたかのように、同じ日に決意できたのかはナゾですが、雨の日以外は夕食後に一休みしてからウォーキングをすることに決めました!

まだ2日ですけど、これをしっかり続けていきさえすれば、体重は減ってくれるはず。まだ1日45分程度、ゆっくりのペースですが、徐々に速く長くしていきます。間食を控えるのは当然ですが、まったく無くすと逆にストレスがたまるので、ほんの少しは食べますよ(笑)食べたらその分動く!
私の場合、経験上、ウォーキングを始めてからしばらくは体重は減りません。
3月11日に、地震で固定していなかった唯一の棚が倒れて、その下敷きになったために体重・体脂肪計が壊れてしまいまして、余震が続く中、なかなか新しく買いなおすことができずにいましたが、ようやく入手。この新しい体重・体脂肪計は、骨格筋率ってのが表示されるのですが、この2日、体重をはじめ他のデータにさほど変化はないのに、骨格筋率だけは着実に上がっていきます。
増えすぎた体重を落としたいのは当たり前ですが、私の問題は代謝が悪いことと、血行が病的に悪いこと。これが、ウォーキングによって改善されるのを経験しているので、やるほかはありません。
さて、この骨格筋率というのは、身体を動かす筋肉の比率。これが上がれば、筋肉量が増えるということなので、代謝が上がることに直結している数値。
内臓脂肪は別として、私は固太りタイプで、筋肉の間に脂肪が入り込んで霜降り状態になっていると思われるので、痩せたときでも体脂肪率はなかなか30%を切ることができず。体脂肪率だけを見ていると、あまり励みにならないんですよね。逆に、ガッカリしちゃう。
骨格筋率が上がっていってくれるのは、励みになります。骨格筋率が上がると、体脂肪率は下がるのかと思いきや、そう単純なものでもないようで、それが不思議です。

月に2kgくらいのペースで、体重が落ちていってくれると理想的。最初は、身体の反応が出るまで時間がかかると思いますが、地道にがんばっていきますわ。
ダンナさんが心配しているのは、私の代謝の悪さ。何しろ、変温動物ですからね。冬場は、ガクガクと震えが止まらなくなるほど低体温になったりするし、夏場は微熱が出っぱなし。自分で体温調節できないのは、この代謝の悪さが大きな原因だと考えてます。自律神経もぶっ壊れてるのでしょうが。自覚はあまりなかったのですが、ダンナさんいわく、痩せていた時期は、夏の微熱はなかったはずだというのです。そうだったっけ?そうかも。
今年も微熱は出始めてます。身体はだるいですけど、動けないほどのものでもないので、動いたほうがいい。グッタリしますけどね(笑)
今日は夕方から雨でしょうか。ウォーキングができない日も、何かしら代替で運動ができるといいな。

まずはカタチから。というか、楽しい気分でやっていくために、ウォーキング・ウエアをそろえていこうと思ってます。昨日も、早速ジャージのハーフパンツとTシャツを購入。
汗をかけばいいと思うのは間違いですからね。サウナスーツみたいのは最悪だし。うっすらと汗をかく程度の心拍数でできるだけ長い時間有酸素運動をするのが吉。あまりダラダラと汗をかくほど心拍数を上げると、脂肪も燃焼しないし、活性酸素も増える。私は、汗は心拍数の目安くらいに考えてます。運動前や運動中に適度な水分を補給するのも大事ですね。
脂肪燃焼などの理論的なことは、知識として頭に入れたら、自分の身体で実験するのが一番です。いろんなアプローチがあるでしょうが、体質や性格など、人によって効果的なことはそれぞれだと思いますから。
新しい理論が生まれていれば別ですが、基本的なことは以前の体験からわかっていますので、あとは実践あるのみ。自分の身体のクセや、一番効果的な運動方法や運動時間などはわかっています。
まだまだ身体が重く運動能力の低い私は、ジョギングよりウォーキング。水泳もよさそうだけど、通うのが面倒だし、お金もかかりますからね。歩くのはタダ。毎日でも気兼ねなくできる!
ウォーキングなら、1時間から1時間15分程度が理想的。距離にすると、4〜5km程度でしょうか。
ゆっくりのペースで少し歩いて身体が温まったら準備運動。帰ってきたら整理運動もしくはそのままお風呂へ。冷えた体のまま運動すると、変にどこかを傷めかねません。運動後の処置をしておくと、疲れが残らないし、筋肉痛もなし。
出かける前に水分補給。夏場は、ペットボトルで水分を持参。20分に1度くらいは水分補給しながら歩く。
あと大事なのは靴。足に合うものを選ぶのはもちろんですが、軽くて通気性がよく、かかとのクッションがしっかりしているものを選ぶ。毎日のように履くとすぐにヘタッてしまうので、クッションがヘタッたら、躊躇せず新しいものに取り替える。ゆえに、安物で十分。高いものを買っても、ヘタリ方はたぶん変わりません。
先に言ったように、人によって千差万別でしょうが、未経験でウォーキングをこれから始めたいという方には、参考程度にならしていただけるかと。
あとは当然ですけど、夏場は暑い時間帯に歩かない。そして、夜暗い道は、特に女性一人では歩かないなど、防犯も考えた方がいいですよね。今は特に道が暗いですから。

あと、アドバイスできるとすれば、結果を焦らないことでしょうか。
減量が目的なら、体重がなかなか減らないのはつまらないことでしょうが、私のように身体が反応するまでに時間がかかる人もいます。運動をしたことがないなら、反応するまでの時間は数ヶ月と長くなるかもしれません。が、減量以外にも軽い運動をすることには様々なメリットがあります。私のように血行が劇的に改善されたり、精神的に気分が良くなったり。普段通っている道も、歩いてみると新たな発見をすることも多いですし。そんなことで、楽しみつつ、とにかく続けることが一番大事だと思います。
それからもうひとつ。筋肉は脂肪よりも約1.2倍重いので、脂肪が燃焼して、筋肉が増えることで、体重が増えることもあります。現に、昨日一日の私は、0.1%体脂肪率が減り、0.1%骨格筋率が上がりましたが、200g体重が増えてます(笑)ちなみに、摂取カロリー−基礎代謝量(体脂肪計による)=180kcal程度。ウォーキングだけでも150kcalくらいは消費しているはずなので、消費カロリーの方が摂取カロリーを上回っているはずです。
ということで、見た目の数字に惑わされないことも大事かと。

さて、今日は雨が降り出す前に一人で歩いてくるかな。
posted by nbm at 12:07| Comment(3) | TrackBack(0) | ダイエット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月15日

6/10からの地震メモ

6/10からの地震メモです。茨城・千葉辺りの有感地震を注視しています。

6月10日 17時18分 茨城県沖 M4.4 深さ約10km 最大震度3
6月11日 6時22分  茨城県沖 M4.0 ごく浅い 最大震度1
6月11日 15時19分 茨城県沖 M4.5 深さ約10km 最大震度2
6月12日 2時30分  千葉県東方沖 M2.6 深さ約10km 最大震度1
6月12日 9時37分  千葉県東方沖 M4.5 深さ約10km 最大震度3
6月12日 17時09分 茨城県沖 M4.7 深さ約40km 最大震度3
6月12日 17時27分 茨城県北部 M2.6 深さ約20km 最大震度2
6月12日 18時03分 千葉県北西部 M2.5 深さ約20km 最大震度1
6月12日 21時58分 茨城県沖 M4.9 ごく浅い 最大震度2
6月12日 22時34分 茨城県北部 M3.5 深さ約20km 最大震度2
6月13日 3時31分  茨城県沖 M4.3 深さ約10km 最大震度2
6月13日 9時08分  千葉県北西部 M3.4 深さ約80km 最大震度1
6月13日 16時42分 茨城県沖 M3.7 深さ約40km 最大震度1
6月13日 16時44分 千葉県東方沖 M3.8 深さ約50km 最大震度2
6月13日 17時01分 千葉県北東部 M3.5 深さ約40km 最大震度1
6月13日 17時51分 茨城県沖 M3.3 深さ約10km 最大震度2
6月14日 0時54分  千葉県北東部 M3.2 深さ約60km 最大震度1

あれれ?コレ以降なし?
またもよろしくない兆候です。エネルギー溜め込んでるかも。今度は千葉県かな?
ちなみに、この間、目だった体感はなし。
各種宏観現象も、少なくはないものの、10日ほど前に比べれば落ち着いたかも。

一方で、こんなのもありました。
6月13日 1時2分  東京都23区  M2.8  深さ約50km   最大震度1
震源地は、大田区南千束の辺りですね。品川区や目黒区との境です。
4月7日 7時55分  東京湾 M2.8  深さ約30km   最大震度1
ってのもありましたが、23区内震源の有感地震は記録を始めた3/22以降初めて。

他に気になっているのは、2カ所。
ひとつは、青森沖。というのも、東日本大震災のばかデカイ震源域の北端というのはもちろんですが、ここ数日で岩手沖が比較的大きく揺れてますし、北海道側も揺れ始めてます。確たる根拠もない勝手なイメージとしてですが、大きく揺れるべきポイント地点があるとして、その地点を中心に南北が遠いところから交互に揺れ始め、段々その距離をポイントに近づけていくような動きがあるような気がしてなりません。南側の岩手沖が揺れ、北側の北海道側が揺れ、南側の震源は徐々に北上し、北側の震源は徐々に南下して、最後は青森県東方沖あたりのポイントが大きく揺れる、とかね。崩壊が、南から北から徐々に中心に伝わってくる感じです。今、この途中のような気がしてなりません。ちょっと、さかのぼりますが、
6月8日 16時54分 青森県東方沖  M4.1 深さ約30km 最大震度1
6月9日 7時11分  岩手県沖  M5.1 深さ約30km 最大震度4
6月10日 3時16分  岩手県沖  M4.6 深さ約40km 最大震度3
6月10日 4時54分  岩手県沖  M3.8 深さ約50km 最大震度1
6月10日 7時06分  岩手県沿岸南部 M3.4 深さ約80km 最大震度1
6月10日 16時14分 岩手県沖  M3.3 深さ約30km 最大震度1
6月11日 6時40分  岩手県沖  M3.9 深さ約30km 最大震度1
6月12日 3時41分  青森県東方沖  M4.4 深さ約20km 最大震度1
6月14日 1時20分  岩手県沖  M3.9 深さ約40km 最大震度1
6月14日 17時01分 岩手県沖  M3.6 深さ約30km 最大震度1
6月14日 21時49分 釧路沖  M5.0 深さ約70km 最大震度4
6月14日 23時56分 岩手県沖  M5.3 深さ約20km 最大震度3
6月15日 1時51分  岩手県内陸南部 M3.7 深さ約10km 最大震度2
6月15日 2時54分  岩手県沖  M4.5 深さ約30km 最大震度2
今は岩手県を中心に揺れてますが、北海道側がもう少し揺れたり、青森県沖そのものがもう少し揺れたりしたら、青森県沖での大規模の可能性が高まるように思います。

もうひとつは関西地域。大阪・淡路島・和歌山辺りが地味に揺れてます。普段、あまり地震活動が活発でない地域なだけに、回数としてはまだまだ少ないものの、気になります。

6月13日 10時00分 クライストチャーチ東南東9km     M5.2 深さ11km
6月13日 11時20分 クライストチャーチ北北東13km     M6.0 深さ9.6km
と、またも、ニュージーランドで大きな地震が立て続けに起きてしまったようです。
2010年9月4日 クライストチャーチ西45kmダーフィールド周辺 M7.0 深さ5km  
2011年2月22日 クライストチャーチ近郊のリトルトン付近   M6.1 深さ5km 
そして、今回13日の2回の地震。
クライストチャーチが強く揺れた9月4日から2ヶ月足らず、
2010年10月25日14時42分 スマトラ島沖パダン南沖280km M7.7 深さ20km
その後、パキスタンで2011年1月18日にM7.2の地震、3月9日には三陸沖でM7.3の地震、中国雲南省でも3月10日にM5.4の地震。そして、東日本大震災が発生。
仮に、スーパープリューム説が正しいとすれば、ニュージーランド→スマトラ→中国・日本という流れが本当にあるのかもしれないと思わせる動き。そして、ニュージーランドで9月に発生した地震が起点だとすると、半年で日本に達していることになる。
今回13日のニュージーランドの地震が、昨年から続く地震の余震的なものだとしたら関連はなくなるけれども、単独で起きたと仮定すると、半年後にその流れが日本に到達することになるわけで。この後、通り道であるスマトラや中国などで数ヵ月後に大規模地震があったら、要注意なのかもしれません。
posted by nbm at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月11日

小ネタですっきり

小さなことをいくつか。

声優・川上とも子さんが亡くなった。享年41歳。残念の一言。
間違いなく、トップ声優さんとして一時代を築いた方。
『少女革命ウテナ』は衝撃的だった。『AIR』には泣かされた。『ARIA』では癒された。
川上さんが主人公のウテナを演じられていた『少女革命ウテナ』(1997)という作品は、私がアニメときちんと向き合いだしたきっかけともいえる作品だった。
『AIR』の観鈴は、川上さんの闘病生活と重なるキャラクターで、ラストを思い返すと、けなげな観鈴に涙が止まらなくなる。
『ARIA』のアテナさんは、作品中一番好きなキャラクターだった。やわらかくて、知らぬ間に周囲を包み込んでくれるようなやさしさを持っていた。
ご冥福をお祈りします。

AKB48の総選挙。
今回1位となった前田敦子ちゃんは、プロポーションがすばらしい。ただ、一時期の輝きからすると、少々お疲れ気味?
個人的に総合力で判断すると、やっぱり1位は大島優子(今回2位)ちゃんかしら。彼女のことは、なんだか応援したくなる。この先、長く芸能界で活躍できるコだと思う。
最近一番かわいく見えるのは、渡辺麻友ちゃん(今回5位)。なんかボディブローのように効いてくるかわいさがあるのよね。
キャラクター的に気に入ってるのは、峯岸みなみちゃん(今回15位)。頭の回転が速いコだわ。

町内会では夏まつりの準備が始まる。町内会だけじゃなくて、商店街や子供会や婦人会もいっしょになってのおまつりなんだけど、人がいっぱいいるとまとまらなくなるものだね。話し合いにならない…。
執行部の段取りの悪さ、自分勝手な主張をする人たち、仕方なく参加してる体でその場をただやり過ごす人たち。
執行部にしてみると、土地柄、毎年役員になる人が新しく入れ替わってしまうので、定着してくれることを望んでいる様子。だけど、これは非現実的な話で。
面倒だなと思いつつも、こんなことでもなければお知り合いにならなかったであろう近所の人と知り合えたのは貴重な経験。同じグループの方はみなさん隣の路地沿いに住む方々なのに、まったく知らなかったわけで。役員は面倒だけど、予想以上にやって良かったと思えそう。
町内会の夏まつりなんて、行ったことがないので、右も左もわからない。係を割り当てられても、何をどうするものやら。責任者の方が説明してくれるも、説明してほしい核の部分を避けてその周りを行ったり来たりするだけで意味不明。こちらが聞きたいような内容は教えてもらえない。思わず「具体的には何をしたらいいですか?」と聞いてしまった。それでも、最低限のことしかわからず(苦笑)前もって準備しとけよ。
段取りの悪さにイライラし、たくさんの人が集まる場所で人当たりしてしまったようで、帰りには頭痛がガンガン。
そんな中、「お疲れ様でした〜」と口々に言いつつ別れた同グループの方たちにはホッとできました。

町内会の会合がちょうど夕食どきだったので、食事が作れず、外食することに。
ダンナさんと外食がてら近所をお散歩。すると、ある家の壁にヤモリくんを発見。もう夏なのね。
ダンナさんから、ヤモリとカナヘビの遠目での見分け方を教わる。ヤモリくんの後ろ足は後ろ向きになっているのだそうだ。なるほど。

動物ネタでもうひとつ。
先日、けっこうすごい場面を目撃。外で鳥の騒がしい鳴き声が聞こえると思ったら、カラスより大きそうな鳥がバサッとベランダをかすめるように飛んできた。それを追いかけて小さな鳥が2羽。よく観ると、先に飛んでいる大きい鳥の足は、何かをガッシリと掴んでる。よく見えなかったものの、おそらく小鳥たちの雛を掴んでいたと思われ。
そうすると、大きな鳥は何だったのか。猛禽類なんて、この辺にいるのか?一瞬しか見えなかったので、種類がまったくわからない。尾羽の内側が白いのは見えたんだけど、身体は灰色のような茶色のような。猛禽類的な鳥でこの辺りにいるとしたら、ハイタカ?
普段、さすがに猛禽類を目撃したことがなかったので、そんなものも近所に住んでたのかとちょっと驚く。

動物がらみでもうひとつ。
先日、寝ているときに、左手の手首あたりを蛍のような甲虫に噛み付かれている夢を見てた。体長2cm程度、全体が黒くて細長く、頭の部分が赤い甲虫。後から調べてみたら、ビジュアル的にはゲンジボタルに限りなく近かった。
夢で甲虫に噛み付かれて、目を覚ましてしまったのだが、そのとき現実に左手に違和感を感じ、触ってみると、なにやら硬いものの感触が!(笑)瞬間的にソレをつまんで投げると、タンスに当たって「カチッ!」という音をたてた。寝ぼけていたので、そのまま寝てしまったのだけれども、翌朝思い出してソレを探してみても、ソレらしいものは見当たらない。
寝ぼけていたとはいえ、確実につまんで投げたのは現実だったので、なくなっているということは、本当に何らかの虫だったのかも。
でも、現実につまんだソレは、夢の中の蛍のような甲虫ほど大きくなくて、まん丸く感じた。直径1cmもないくらい。感触的にはてんとう虫程度。
私は寝ながら、てんとう虫にはみはみされてたんだろか。

若かりし頃からシャンプーなどヘアケアはSALAのシリーズを愛用してきたのですが、クールスプラッシュスプレーという製品を見つけて、思わず購入。
汗っかきの私は、夏場は特に髪のベタつきが気になるタチで、それとともに頭皮の荒れが気になっていたのですが、これを使ったら非常にすっきりしました。ベタつきが無くなり、気のせいか頭皮の調子もよくなったような。これは愛用品になりそう。
美容院に行くと、髪を乾かすときに使ってくれるもので、メントールの香りがしてパチパチ発砲するものがあったのですが、それと同タイプのよう。
この商品について調べているときに、”プレシャンプー”なるものの存在を知りました。もともと美容には興味の無い自分なので、すでに周知の商品なのかもしれませんが。そんなものがあるなら、特に夏場の私には向いているかも。探してみようっと。

こうやって、思いついたくだらないことを書いていくと、脳の記憶領域のリソースが空くような気がするんです。ちょっと、すっきり。
posted by nbm at 14:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月10日

予測的中(苦笑)

まず、地震メモから。

6月9日 11時55分 茨城県北部 M3.1 深さ約20km 最大震度1
6月9日 19時38分 茨城県沖 M5.7 ごく浅い 最大深度4
6月9日 22時26分 茨城県北部 M2.7 深さ約10km 最大震度1
6月10日 5時44分  千葉県東方沖 M3.4 深さ約10km 最大震度1
6月10日 5時51分  茨城県沖 M4.5 深さ約20km 最大震度1
6月10日 6時03分  千葉県東方沖 M3.7 深さ約10km 最大震度2

昨日、このブログで茨城沖が気になると言っていたわけですが、
6月9日 19時38分 茨城県沖 M5.7 ごく浅い 最大深度4
が発生しました。予測的中!(笑)

茨城県沖では、以下の3月の3連続のときと、5月20日の地震に次ぐ規模の地震でした。
3月22日 21時04分 茨城県沖 M5.9 ごく浅い 最大震度3
3月22日 22時51分 茨城県沖 M5.9 ごく浅い 最大震度3
3月23日 0時03分  茨城県沖 M5.9 ごく浅い 最大震度3
5月20日 9時46分  茨城県沖 M5.8 深さ約30km 最大震度4

地震を注意深く観察していたら、誰でも予測できる範疇にあることなので、別段驚くようなことでもありませんが、と言いつつ自分が一番驚きました(笑)
宏観現象は断続的に報告されてますが、それぞれの現象が観察されてから地震が発生するまでの時間がわかるわけではないので、何がどの地震に対応しているものなのかさっぱりわからないのが現状です。
たとえば、何か宏観現象が起きたとして、その後にある程度の規模の地震が発生したとしても、もしかしたら、もう少し後の別の地震の前兆かもしれないわけで。
それともうひとつ。出そうなくしゃみを我慢してしまうように、地震が起きる寸前で「やっぱりやめた」みたいなことになっているケースも多々あるのではないかと。そんな風になんらかの力が作用して途中で止まってしまうことも考えられなくはないことで。そうすると、前兆はあるものの、発振しないことになりますよね。

体感をもう一度よく考えてみると、私の場合は、
☆めまい
☆極度の眠気
☆消化不良のような膨満感
☆イヤな暑さを感じる
この4つが、確率が高いように思えてきました。
頭痛と、耳鳴り他耳の異常については、微妙です。
めまいは体感してから数日、眠気は24時間以内、膨満感は12時間以内という程度。
イヤな暑さに関しては、朝起きたときに感じるとその日のうちに地震が起こるという感じ。これはたぶん、普通に湿度を感じているだけです。どういうわけかわかりませんが、湿度の高い日に大きめの地震が起きることが多いですね。
当地も大きく揺れる場合には、この4つに不安感というか緊張感というか、そういうものが加わります。
昨日の揺れは、当地は震度1と発表されましたが、体感としては震度2程度。
こういうときには、緊張感はありません。

ちなみに、イヤな暑さは昨日よりも今日の方がひどいです。単純に、湿度が高いということだと思いますが。
それと、今日も強烈に眠いです。
この数日、どういうわけか、夜中に一度目を覚ますというのが続いていて、継続して睡眠が取れてないので、そのせいかもしれません。もう4日はこの調子で、今までこんなことないので疲れます。睡眠って、大事ですね。

ということで、茨城県沖が1回少々強めに揺れたからといって、まだまだ安心できませんので。

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2011年06月09日

5/30からの地震メモ

5/30からの地震メモです。
千葉・茨城震源の地震を中心に、有感地震を記録しています。

5月30日 11時35分 茨城県南部 M3.3 深さ約50km 最大震度1
5月30日 12時14分 千葉県北西部 M3.2 深さ約70km 最大震度1
5月30日 16時49分 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
5月30日 17時17分 茨城県沖 M3.4 深さ約50km 最大震度1
5月30日 22時51分 茨城県沖 M3.3 深さ約50km 最大震度1
5月31日 4時36分  茨城県沖 M5.0 深さ約10km 最大震度3
5月31日 5時39分  茨城県北部 M3.6 深さ約20km 最大震度2
5月31日 11時28分 茨城県北部 M3.3 深さ約10km 最大震度1
5月31日 16時50分 茨城県沖 M4.2 深さ約40km 最大震度2
6月1日 8時03分  千葉県東方沖 M3.8 深さ約30km 最大震度1
6月1日 8時20分  茨城県北部 M4.0 深さ約10km 最大震度3
6月1日 9時55分  茨城県北部 M3.6 深さ約20km 最大震度1
6月1日 17時18分 千葉県東方沖 M4.5 深さ約30km 最大震度3
6月1日 18時33分 茨城県沖 M3.6 深さ約50km 最大震度2
6月1日 22時58分 千葉県東方沖 M3.0 深さ約10km 最大震度1
6月1日 23時42分 千葉県東方沖 M3.1 深さ約70km 最大震度1
6月2日 4時27分  茨城県北部 M2.8 ごく浅い 最大震度1
6月2日 5時27分  千葉県東方沖 M3.3 深さ約30km 最大震度1
6月2日 14時47分 茨城県北部 M4.1 深さ約20km 最大震度2
6月2日 23時28分 千葉県北西部 M3.9 深さ約80km 最大震度1
6月3日 10時33分 茨城県南部 M4.5 深さ約70km 最大震度3
6月3日 12時21分 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
6月3日 14時31分 千葉県東方沖 M3.6 深さ約30km 最大震度1
6月3日 22時56分 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
6月4日 12時00分 茨城県沖 M4.2 深さ約10km 最大震度2
6月5日 5時23分  千葉県北西部 M2.6 深さ約30km 最大震度1
6月5日 6時14分  茨城県沖 M4.3 深さ約30km 最大震度2
6月5日 9時17分  茨城県沖 M4.2 ごく浅い 最大震度2
6月5日 9時57分  茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
6月5日 10時22分 千葉県東方沖 M4.0 深さ約60km 最大震度2
6月5日 18時34分 茨城県南部 M3.2 深さ約70km 最大震度1
6月5日 23時14分 茨城県南部 M2.8 深さ約50km 最大震度1
6月6日 18時11分 千葉県東方沖 M3.2 深さ約20km 最大震度1
6月6日 21時36分 茨城県南部 M3.7 深さ約70km 最大震度1
6月6日 21時47分 茨城県南部 M2.9 深さ約70km 最大震度1
6月7日 12時41分 茨城県沖 M3.2 深さ約20km 最大震度1
6月7日 19時06分 茨城県沖 M3.9 深さ約20km 最大震度1
6月8日 7時46分  茨城県沖 M3.2 深さ約40km 最大震度1

気になるのは、茨城県沖です。
ここにきて、頻度が急激に少なくなってます。それは静穏化したというよりは、エネルギーをためこんでいると考えた方がいいと思うので、ドカンと来ないといいのですが。
同様に、千葉県東方沖も頻度が少なくなってます。あまりよろしくない兆候かと。

5/30から今日までの間に、震度5以上の地震は以下の2回。
福島県沖に関しては、相変わらず地震の回数は多いものの、M2〜3クラスが多い印象で、少し落ち着いてきたのだろうかと思っていたところにコレでした。やはり、継続的に揺れている場所の揺れが収まってきたように見えたときは要注意なのかもしれません。
6月2日 11時33分 新潟県中越地方 M4.7 ごく浅い  最大震度5強
6月4日 1時0分  福島県沖    M5.6 深さ約20km 最大震度5弱

関東近辺で千葉・茨城震源以外は、以下の2回。小さいけど浅いのがイヤですね。
6月3日 3時24分 三宅島近海  M2.0 ごく浅い 最大震度1
6月3日 7時46分 神奈川県西部 M2.5 ごく浅い 最大震度1

他に、気になるのは島根が突然大きく揺れたこと。有感に満たない活動はあったのかもしれませんが、唐突でした。淡路島も揺れたりしてましたし、愛媛にもありました。急に西日本のこの辺りが活発になってきてますね。
6月4日 1時57分 島根県東部 M5.1 深さ約10km 最大震度4
6月8日 6時36分 愛媛県東予 M3.8 深さ約40km 最大震度2

それから、もうひとつ。東日本大震災のM9を受けて、広範囲の震源域の南北両端に負荷がかかっていることが予測され、大規模な地震が起こる危険性が指摘されてきましたが、その南端が茨城沖、そして、北端が青森沖です。東北地方は、一度影響が秋田県など内陸側に向かったように見えてましたが、宮城沖よりも北側が揺れてくるとなると、北端の崩壊が始まるのかもしれないことも考えないといけないかと。
6月9日 7時11分 岩手県沖 M5.1 深さ約30km 最大震度4

宏観現象の方ですが、一度大きな波が来て、一旦引いていったような印象です。
5月末くらいに、主に関東地方南部を中心に、通信障害が集中して報告されたり、気象関係も環水平アークが頻発したり、電波観測系でも異常値が記録されたりしてましたが、これだけ色んな事象が集中しているなら大規模地震もあるかもと警戒していたものの、さほどの地震は発生しないまま、各種の現象も収束したようです。
今まで長きにわたってこのような報告を注視してきましたが、これほど集中したことはなかったというほどだったので心配したのですが…。震災以降、こういったことに関心を寄せる人が増え、単純に報告数も増えたということだったのかもしれません。
体感は、めまいを感じる日が増えつつあります。特に、31日と7日がひどかった。3日には軽いめまいあり。
極たまに、耳にバフンと圧力を感じたり、耳鳴りがすることもありましたが、いずれも気にならないくらい軽いものでした。一瞬思わず耳を塞いでしまうような耳鳴りはありません。
昨日の夜は、なぜだか眠くてたまらず、椅子に座ったままオチてしまうので、12時前に就寝。いつもは午前2時くらいに寝るので、私にしては珍しいことです。夏の微熱が始まってますが、微熱があってもここまで眠さに抗えないことはなかなかない。夜中に一度目を覚ますと、消化不良のようなあの感覚。
今朝は、ここ数日に比べ湿度が高いのか、朝からイヤな暑さがあります。
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2011年06月07日

螺旋に導かれて

以前、テレビの5分間ミニ番組で、ル・コルビュジエが建てたという小さな家が紹介されてた。
効率を考えてコンパクトにまとめられたその小さな家がとても素敵で、もっと知りたいと思った。
”ル・コルビュジエ”で”小さな家”というと、スイスはレマン湖の畔にある、その名も「小さな家」が有名らしい。
私がテレビで見かけたのもこの「小さな家」のことだと思い、ル・コルビュジエ自身がその家のことを書いた、『小さな家』という本を読んでみようと思ったのだけれども、地元の図書館には無く、リクエストするのも面倒だなと躊躇していたとき、「その家のことなら…」とk_nakamaさん(→仲摩邦彦建築設計事務所のブログ)から『住宅巡礼』(中村好文 著)という本を紹介していただいた。こちらは、図書館にもあったので読んでみた。
すると、最初にル・コルビュジエの「小さな家」が出てくるものの、私が観たのはこの家ではない。そういえば、湖畔でなく海辺に建っていたはず……「他にあるのか?」と思ったら、この『住宅巡礼』の最後に掲載されていた「休暇小屋」がそれだった。k_nakamaさん、ありがとうございます。結果的につながりました!(笑)

フランス、地中海に面したカップ・マルタン。地図で見ると、すぐ隣はもうイタリア、”コート・ダジュール”と呼ばれる場所。
スイス北部の山中に生まれたル・コルビュジエは、地中海をこよなく愛し、このカップ・マルタンの海岸で泳いでいるときに心臓発作を起こして亡くなったのだそうで、夫人と二人、海を臨むこの「休暇小屋」の背後の山にある墓地に眠っている。
リゾートとして有名なコート・ダジュールとはいっても、辺鄙で何もない土地だったらしく、三度の食事にも事欠く有様。そんな中、たまたま開店したばかりの「ひとで軒」という食堂の主人と意気投合したル・コルビュジエは、食事のすべてをお任せすることに。
その地に、リゾートマンションなどを建てる構想を練るわけですが、結局そのモデルルーム的な存在であった「休暇小屋」と、そこに連なる「ユニテ・ド・キャンピング」というバンガロー形式の長屋しか実現しなかったという話らしい。
ロックブリュンヌ・カップ・マルタン駅から歩くと、まずプレファブ小屋を転用したアトリエがあり、その奥に「休暇小屋」そのまた奥に「ひとで軒」、そして「ユニテ・ド・キャンピング」と続く。
丸太を貼った丸太小屋風の外観の「休暇小屋」。中は、一辺3m66cmの正方形の一部屋で、わずか8畳ほど。ル・コルビュジエは、”モデュロール”という身体をものさしにした寸法を好んで使ったということですが、無造作に置かれているように見える家具も、計算された配置になっているらしい。
ソファ兼ベッド2台とサイドテーブル、造りつけの本棚とテーブル、ワードローブ、箱型のストゥール2つ。それに洗面器付きの棚と極小のトイレ・スペース。お風呂は外の簡易シャワーのみ。食事はすべてお隣の「ひとで軒」で済ませるため、キッチンはなし。最小限の寸法の中で、実に機能的な空間。
実は、巻き貝を参考に、入り口から室内を一巡する時計回りの動線の流れを考えて作られているのだそうで。もっというと、その右回りの弧を描く動線は、駅から建物に達するまでの小道からして始まっているのだそうで。駅から歩いて小屋に辿り着くまで、訪れる人はその渦に巻き込まれて、しまいには知らぬ間に窓辺に座ってピクチャーウィンドウから地中海を眺めていることになるのだそうな。
ル・コルビュジエが描いたそのアイデアのスケッチを見ているだけで、動線を描いた螺旋に引き込まれていくような錯覚に陥る不思議。

必要最小限でシンプルだけど、手を伸ばせばすべてに手が届くような。機能的でありながら、狭いのに窮屈に感じさせないような。素朴な小屋の中に、いろんなもののエッセンスが凝縮されているような。
海辺のこんな簡素で小さな小屋で暮らすことが、途轍もなく贅沢なことに思えてくる。
「この休暇小屋の住み心地は最高だ」わたしは、きっとここで一生を終えることになるだろう」

亡くなる半年前にル・コルビュジエが残したという言葉。なんと幸せなことか。

常に野望を持ち挑発的で、身内のことを顧みなかったというル・コルビュジエが、年老いた両親のために作ったとうい「小さな家」についても、もう少しくわしく知りたいと思った。
野良猫のための眺望テラスを作ったり、犬のためにのぞき窓を作ったりしているこの家が、ご両親にとって住みづらいものであったとは考えにくい。

さて、この『住宅巡礼』とうい本には、他にも魅力的な家がいくつも掲載されているのだけれども、一番印象に残ったのは、マリオ・ボッタの「リゴルネットの住宅」だった。
スイスののどかな田園地帯に建つこの住宅、赤茶と灰色のしましまの外観が特徴的。これは、このティチーノ地方の農家の伝統的な手法をそのまま取り入れたということらしい。この地方では、家畜小屋は石灰の灰色のみで作り、人が住む家はそれと区別するために、石灰に豚の血を混ぜて赤茶にしたものを使って縞模様にするという。そのまま豚の血や石灰は使わないまでも、同じしましまを取り入れたというわけ。一見奇抜に見えるストライプ模様も、この地方では風土に溶け込む色合いだった。
そこで思い出したのが、先日やはりテレビで見かけたポルトガルはナザレの女性が穿く7枚のミニスカート。既婚女性はミニスカートを穿くことになっているらしく、おばあちゃんたちが色とりどりのミニスカートを重ねばきしていた。もともとは、漁師町であることから、海の安全を祈願したものらしいのだけれども、おばあちゃんたちはお気に入りの生地でそれぞれにスカートを作り、おしゃれを楽しんでいた。
様式というものが、単に決められて枠にはまったものから”様式美”とでもいうべきものに変化しているというか。伝統が、伝統という呪縛から離れて羽ばたいているというか。それでいて、元もとの美しさをそこなっていない。伝統の底力というようなものを見た気がして、なんだか楽しい気分になった。
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2011年06月03日

人類調和計画

今日は、本の話。
伊藤計劃さんの『ハーモニー』です。
個人的に、ここ数年はなるべくSF作品を多く読みたいと、”ひとりSFキャンペーン”を行っているつもりなのですが、結局ロクに読めないまま。この本は、どこかで書評を見つけて、気になっていた作品だったので、読んでみました。

かくて、わたしは日常という砂漠に堕ちた。
公共性とリソース意識からなる、茫洋とした広がりに。
調和(ハーモニー)という名の蟻地獄に。


生命至上主義が謳われ、生府(ヴァイガメント)の下、WatchMeという各個人の健康を管理する恒常的体内監視システムによって病がほぼ駆逐され、皆がおしなべて健康を享受していた世界。そんな世界で、そのユートピアに抵抗するために、自ら餓死しようとした15歳の3人の少女たち。
そして、首謀者のミァハは死んだ。生き残ってしまった2人のうち、キァンは”正常に”戻ったかに見え、トァンは健康を害する物質であるアルコールやタバコを入手するために、WHOの螺旋監察官になる道を選ぶ。紛争地域でなら、立場を利用してそれらが入手できるからだ。本来、危険な遺伝子操作を監視するのが螺旋監察官の役目だったはずが、「健康的で人間的な」生活が保障されているかを査察するところまで守備範囲を広げていた。サハラで、WatchMeを拒否するトゥアレグ族を監視しているかと思いきや、彼らと通じて酒やタバコを流してもらうという共存関係……
ミァハの死から13年後。ニジェールで自らの体に害悪を成すものを満喫していたトァンは、それが元で日本に帰ることを命じられる。
そして、上記の引用のように、WatchMeによって調和が保たれた世界へと引き戻されるところから、物語が始まる。

ネタバレせぬよう注意しようと思いますが、未読でこれから本作を読もうと思う方は、この記事を読まないことをおすすめします。

肌荒れはセルフコントロールの喪失。
目の下のくまは社会的リソース意識の欠如。

昔々、大昔の話。ある芸術家が広島の空にね、飛行機を使って「ピカッ」って文字を書いたんだ。(中略)今はフィルタのおかげで事前に『見てしまう』ことへの警告があるからそもそも誰も見てくれないし、芸術家自身、そんな悪趣味なアイデアを思いつけないようになってる。昔の人の想像力が、昔の文学や絵画が、わたしはとってもうらやましいんだ、トァン」
「どうして」
「誰かを傷つける可能性を、常に秘めていたから。誰かを悲しませて、誰かに嫌悪を催させることができたから」

ひとりひとり遺伝子が異なるのは当たり前だっていうのに、どうして誰も彼もが同じ体型になろうとするのだろう。

定められた目標が極端で融通が利かないほど、弱い人間はそれを守りやすい。

とミァハの影が言う。

人間は進歩すればするほど、死人に近づいてゆくの。
というより、限りなく死人に近づいてゆくことを進歩と呼ぶのよ。

人間が身体の管理を「外注」に出した。これが結果だ。
WatchMeを使って自分の身体を他人任せにした結果、人は外部のシステムなくしてはその身体を維持することすらかなわず、こうしてそこにつけ込まれる状況を招いた。人は生きることに関する様々な事柄を分業化してきた。
(中略)
食料に関する多くは、かつての人類にとって極めて個人的な活動だったはずだ。しかしいまやすべての段階はばらばらにされ、それぞれを専門とする人間が現れる。自分の口に入る食物すべてを把握している人間など、ひとりもいない。

父がうみ出そうとしたもの。
それは生府社会のストレスに適応した、すべてがそうあるべき自明な人間。自明であるということは、判断を必要としないことでもある。もし、完全に合理的な価値割引を行うよう指数的に報酬系が振る舞いだしたら、決断するための意志はいらなくなるんじゃないだろうか。意識は不要になるんじゃないだろうか。


本作品には、リアルなトリヴィアが散りばめられていて、それがこの現実世界との地続き感を醸し出しています。
まず、作中に度々登場する”etml言語”もユニークです。etml1.2(Emotion-in-Text Markup Language:version1.2)でタグを使って表現されています。英単語に疎い私は、辞書を引き引き読みました(苦笑)しかし、HTMLの構成も少しくらいはわかるので、それを応用して読めばわかりやすかったです。
たとえば、サハラには無数のひまわりが植えてあるのですが、これは土壌から放射能を除去するため。ちょうどこんなときなので、本当にひまわりにそんな能力があるのかと調べてみたら、あるんですね、これが。テレビ番組でも紹介されていた様子。
放射性セシウムは、肥料に使うカリウムと似ている性質を持つため、カリウムを与えなければ、ひまわりはセシウムを吸収するということらしい。実際、チェルノブイリでは、ひまわりや菜の花が使われたのだそうで。危険性がなくなるまで30年以上かかる土壌の放射性物質をわずか20日で95%以上も除去するとか。
ちなみに、放射能を吸収したひまわりをどう処分するのかが問題なわけで、これを焼却したりしたらまたもや放射能が拡散してしまうわけで、飛び散らぬよう菌類によって分解する作戦が現実的なよう。

それから、マーサズ・ヴィニヤード島の話。
Wikipeiaによると、アメリカ合衆国マサチューセッツ州デュークス郡に属するこの島は、いまやセレブたちの避暑地として有名になっているようなのだけれども、遺伝的聾者の発生率が高く、1800年代遅くに、この島で出生した者の155人に1人 (0.7%)が聾者だったと推定されていて、それは合衆国全体の20倍という確率なのだそうで。そのため、手話が発達し、島民はみな手話でコミュニケーションしていたという。

もうひとつは、糖尿病の話。
糖尿病は、寒冷気候に対応するために人類が獲得したカタチだという説。糖分を含んだ水分は、氷点がゼロ度以下になるので、将来のリスクよりも今この時の生存を優先した場合、寒さを乗り越えて遺伝子を残すことができれば、それで生物としての目標には達することができるというわけ。
北アメリカの北部に生息するアメリカアカガエルは、厳しい寒さを生き抜くため進化の過程で蘇生能力を身に付けたというのだけど、体内の70%の水分が凝固した状態でも、森の巣穴で4週間ほど生き続けられるという。血液の凍結を防ぐ機能に加え、重要な組織から水分を追い出して凍結のダメージを受けにくい部位に集中させることができ、その上、水分の氷点を下げるべく血液の糖濃度を極限にまで高めるのだそうだ。

それから、もうひとつだけ。
実に色彩が豊かに描かれていました。色がとても象徴的に使われていて、活字を読むことで浮かぶ色彩は、調和を狙いつつも不協和音になっているように感じられ、想像の助けとなりました。

本書の作者、伊藤計劃さんは、残念ながら2009年3月にお亡くなりになってます。享年34歳。
2007年、作家デビューして、わずか2年、ガンによって他界されてしまいました。
『ハーモニー』は、2008年12月の刊行ですから、本書を書かれたのは、病床でのことだったと推測されます。
ラストに近い部分で、泣きました。

もっと、早く読みたかった本で、もっと早く知りたかった作家さんでした。自分の感性にピッタリ合う稀有な作家さんでした。
新作がもう読めないのが悲しいです。
完全オリジナルの長編小説は、『ハーモニー』の前段階の話となる『虐殺器官』のみ。
これを大事に大事に読みたいと思います。
posted by nbm at 18:39| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする