2012年05月31日

またまたたまたま

昨日のこと。
軽く予知能力が発動。

朝の時点では、午後から用事を足しに出かけるつもりでいた。
なんだけれども、実際午後になってみると、どうもなんだかその気が削がれて出かける気にならず、うだうだとしているうちに午後も遅くなってしまった。あ〜あ、もったいない。お天気が不安定な日が続く中、貴重な晴れの日だったので、出かけるチャンスだったのに。
すると、ダンナさんから電話が。
極稀に、ダンナさんの仕事のお手伝いをすることがある。車の引取りや納車のお手伝いをするのだけど、1年に1回あるかどうかくらいの頻度。昨日は、納車の手伝いをして欲しいとのこと。夜に、という話だった。ダンナさんがお客さんの車を運転していくと、帰りの足がなくなるので、私が車で付いていくというわけ。
ダンナさんは、毎日お昼を食べに家に帰ってくるのだが、昼にそんな話はなかった。
「夜に」という話だったが、実際に納車に行ったのは5時過ぎ。私が出かけていたら、間に合わない時間帯だった。
なんとなぁくなのだけれども、出かけない方がよい気がすると思いうだうだしてしまったのは、こういうことだったのかと後から合点がいく。

このテの勘が働くときには、予定が崩れることが多い。
計画していたことができずにいたり、何かしら小さなトラブルが起きて予定変更になったり、時間が押したりする。
人に偶然会うときも、こういった感じ。
近くに住む友人Mちゃんとは、スーパーなどで偶然会うことが珍しくないのだけれども、そういうときは、双方ともに予定が狂った結果であることが多いことを互いに発見している。
そうして、Mちゃんとは、今までに何度も偶然に会ってきた。
近所とはいえ、彼女の家と私の家とは1kmくらいは離れている。買い物のエリアとしては重なるから、会うのは珍しくないことだとは思うけれども、昼だったり、夜だったり、時間帯もバラバラ。この時間帯にあの店に行けば会えるというわけでもない。図書館で会うこともあるし、道端で会うこともある。

ところが、先日、おもしろいことがあった。
Mちゃんと会う約束をするのだけれども、何度もすれ違い、なかなか会うことができなかったのだ。
共通の友人のかわいがっていたペットが亡くなってしまい、Mちゃんといっしょにお花を贈った。私がお花代を立て替えたので、Mちゃんからお花代の半分を受け取るために会おうというわけだった。
「いつでもいいし、今度会ったときにでも」と言っていたのだけれど、律儀なMちゃんは、うちに届けに来てくれるつもりだったようだ。
私の都合を考えてくれて、届ける前に確認のメールをくれた。
1回目。ある日の午前中。Mちゃんからのメールが届く。
私は、数ヶ月に1回くらい、何がいけないのか眠れなくなる日がある。別に、精神的に問題があるとか、コーヒーを飲みすぎたとかいうことでもなく、脳の興奮が取れずになんとなく眠れない。たまたま、この日の前夜がそうで、ダンナさんを送り出した後、午前中は爆睡していた。それで、Mちゃんのメールに気づかず。
2回目。前回から1週間ほど経った日の夜、7時近く。
いつもなら、7時過ぎに夕飯の支度を始めるのだけれども、この日は日本代表のサッカー中継がある日で、サッカー見たさにいつもよりも早く6時半くらいから夕飯の支度を始めていた。Mちゃんからメールをもらったのは、ちょうど台所に立っている時間で、またもメールに気づかず。しかも、どういうわけか、メールが来ていたことに気づいたのは、サッカーの試合が終わってからだったので、数時間経ってしまっていた。
3回目。2回もメールに気づかないという失態を犯してしまったので、翌日の午後、Mちゃんの都合さえよければ会えないかと打診してみると、OKとのことだった。二人の家の中間点である図書館で落ち合う約束をする。
そして、その当日。Mちゃんに急用ができたということで、結局会えなかった。
それならばと、そのまた翌日の午後に会う約束をして、4回目にしてようやく会うことができた。
言い訳になってしまうけれども、普段の私はメールにはすぐ気付く。そして、すぐに返信する。それが、立て続けに、Mちゃんからのメールだけ気づかなかったのが不思議でならない。
偶然に会うことが多い私たちなのに、ここまで会うことができないのは、まるで何かに阻まれているような気がしてきて、おかしな気分だった。

ちょうど私たちが会えずにいたその間、Mちゃんのパートナーとうちのダンナさんが会っており、彼らの家にオバケが出るという話を聞いていた。ちなみに、Mちゃんのパートナーとうちのダンナさんは、高校の同級生。私も同級生なので、彼のことは、私も高校時代から知っている。Mちゃんも10代の頃からの付き合いだ。
ある日、Mちゃんが先に寝室で寝ていて、後から彼が入ってきて隣で寝ていると思っていたら、朝起きたら彼は横にいない。彼は別の部屋でうたた寝してそのまま朝まで寝てしまっていたらしい。では、寝室に入ってきて横で寝ていたのは一体誰?
Mちゃんが2階に居て、階下で扉が開いたりして彼が帰ってきた音がしたので、降りてきてみると、誰もいない。とか。
”その人”が、私とMちゃんが会うことを良しとしなかった、のか?(笑)
結局、晴れてMちゃんと会えた日、図書館で落ち合ったはいいけど、話せる場がなかったので、Mちゃんのお宅にお邪魔。だけど、別に不穏な気配は感じなかったわ。

そういえば、この間にこんなこともあった。
友人Rちゃんから、PCにメールが届く。Rちゃんの携帯電話に、とあるPCからメールが入ったという。覚えがない相手なので開かずにいて、でももしかして私なのかと思い、その確認のメールだった。PCからメールを送ってくる相手は、私くらいしかいなかったんだろうと思う。
私はずっと携帯電話でのメールをしていなくて、最近始めたばかり。どうやらRちゃんには、携帯電話のメールアドレスを送りそびれていたようだ。
そのPCからのメールは私ではないけど、このことをきっかけに携帯電話のメールアドレスをRちゃんに教えることができた。
Rちゃんとは、とある高校を受験したときに友達になったという不思議な関係。結果的に、二人ともその学校には行かず、別々の高校に行った。だけど、なんだか気があって、それから長いこと文通したり、お互いの家に遊びに行ったりしていた。
そして、うちのダンナさんが住んでいた家のすぐご近所に偶然Rちゃんが越してきたことがあり、ダンナさんとも知り合うことになった。
実は、Rちゃんからメールが来た前日、ダンナさんと久しぶりにRちゃんのことを話していたんだ。今の若いコたちは、友達の家に遊びに行ったりすることが少ないらしいなんて話をしてた。ダンナさんとご近所だったRちゃんは、ちょくちょくダンナさんの所に遊びに来ていたらしいのだが、そんな昔話をしていた。なので、Rちゃんからメールが来て、「テレパシー通じた?」と思ってしまった(笑)
今、Rちゃんは隣市に住んでいて、お互いの家に何度か行き来している。今年1月にも、うちの方に遊びにきてくれている。お子さんを育てつつ、共働きをしているので、忙しい中、たまたま時間が少し空いたので会えないかと連絡をもらって、会ったのだった。今回は、そのとき以来のメールだった。
私は、小中学校時代の友人とは疎遠になっているので、Rちゃんが一番古くからの友人ということになる。ダンナさんとは、高校1年生のときに出会っているわけだが、Rちゃんとは、その数ヶ月前に出会っているわけだから。

偶然の出会いについて、ついでにもうひとつ。
少し遡って、母の日のこと。
まず、義母のところへ出向く。義母が食事を用意してくれていて、それをご馳走になり、それから実母の元へ向かった。
義母の家から実家に行く際、今まで通ったことのない道へ入る。ダンナさんが運転していたんだが、新築の住宅が並んでいる新しい道に、ふと入ってみる気になったようだ。ちなみに近道というわけではなく、どちらかといえば遠回り。
新築の住宅の間を抜け、いつものルートに戻ろうと道を曲がってすぐの家から今まさに出かけようと出てきたあるご家族に遭遇。それが、私のアルバイト仲間の家族だった!
車の中から声をかけると、やはり彼女で、お互いにびっくり。義母と同じ町内に住んでいるということは聞いていて、「そのうち偶然会うかもね」なんて言っていたんだが、実際に会うとは。
彼女は、この春から大学生。先月、進学を祝ってバイト仲間で集まり、食事を奢ってあげたのだった。ご両親からそのお礼を言われたりして、気恥ずかしかった。ご両親は、私と同年代なんだもの、なんか複雑(笑)
なぜにダンナさんがそんな道に入ったのかはナゾだけれども、そうやって彼女に会えた。

5月は、こんなことが重なった月だった。まぁ、狭い地域での話ですから、特にどうということでもないのだけれども、あまりに続いたので面白かった。
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2012年05月28日

2012年5月22日からの地震メモ

2012年5月22日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に、近県の有感地震です。
2012年5月22日11時40分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2012年5月23日7時41分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約40km 最大震度1
2012年5月24日2時19分頃 茨城県南部 M3.0 深さ約70km 最大震度1
2012年5月24日10時9分頃 千葉県北東部 M3.8 深さ約40km 最大震度2
2012年5月24日10時15分頃 千葉県北東部 M3.4 深さ約50km 最大震度2
2012年5月25日1時3分頃 栃木県北部 M2.7 ごく浅い 最大震度1
2012年5月25日16時26分頃 東京都23区 M3.6 深さ約50km 最大震度2 (当地 震度1)
2012年5月26日10時18分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約30km 最大震度1
2012年5月26日17時36分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約20km 最大震度2
2012年5月26日21時35分頃 茨城県南部 M3.8 深さ約50km 最大震度1
2012年5月27日11時43分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約30km 最大震度1

25日の東京都23区震源の地震は、私と同様に地震に興味を持っている友人Mちゃんのお宅で、いっしょに強震モニタを観ているときに発生。その瞬間、千葉から埼玉、東京あたりが
めまぐるしく反応して震源地がどこなのかよくわかりませんでした。後で調べて23区内とわかりましたが、江戸川区内だったようです。

この間のM5以上の地震は以下のとおり。
2012年5月24日 0時2分頃  青森県東方沖 M6.0 深さ約50km  最大震度5強
2012年5月27日 6時48分頃 父島近海  M6.1 深さ約490km 最大震度2

海外では、前回書いてませんが
20日4時頃 イタリア北部 M6.0
が発生し、死傷者も出てしまいました。
22日 ブルガリア M5.8
25日 ニュージーランド クライストチャーチ M5.2
と、少し大きめの地震が発生しています。
特に、ニュージーランドで地震が起きるのはイヤな感じです。何の関連性が証明されているわけでもありませんが、3.11までの流れを思い出してしまいますからね。

さて、26日ですが、埼玉県南部を中心に、環水平アークとみられる光学現象が観測されました。
私は、午前中、川越市内で開かれていたある屋外イベントに行ってましたが、ふと空を見上げたら、水平な虹のようなものが見えました。近くのブースにいた方と話をしたところ、すでに1時間ほど前から見えていて、最初は虹がもう一重太陽からすると内側に見られて二重だったということでした。私が気づいたときには、もうだいぶ薄くなっていたようです。二重に見えたというのは、内暈の位置だったのかもしれません。
環水平アークは、上空の太陽から地平線方向にだいぶ下がった位置に見られるもので、普通の虹同様に赤が上で青が下に見えます。ですが、太陽を中心にした大きな円の下側の部分だけがほぼ直線に見えるというような感じで、両端は上に弧を描くように見えます。
環水平アーク自体は、さほど珍しい光学現象というわけでもなさそうですが、数秒で消えることも多いらしく、数時間にわたって観察されているというのは珍しいことなのかもしれません。また、日暈と同時に見えるというのも珍しいことのようです。
調べてみると、昨年2011年5月31日にも、同様に環水平アークと日暈が同時に観測されているようです。今のこの時期が、発生しやすい時期ではあるのでしょうね。
こういった光学現象や雲などと地震とを結びつけるのはナンセンスだという意見もわかります。ですが、どうもこのように大気中に水分が多いときに、大きな地震が起きているような気がするので、気になっています。
26日の午後は、とある河川敷にいましたが、そこでは、雉が延々「ケーン、ケーン」と鳴いてました。

今日は、さほど暑くなる日とは予報されてませんが、朝からじっとりと湿ったイヤな暑さがあります。ちなみにただいま、室温は28度、湿度60%ほどです。
うちでは、蛍光灯のチラつきやテレビの音量が一瞬小さくなる現象、ハカリの狂いなどがまだ断続的に続いています。
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2012年05月25日

ロシアケーキは美味い

今月初め頃のこと。
スーパーで買ったFパンの食パンに異物が混入していた。
大きさは数ミリ程度、うす緑色をした硬いプラスチックの破片のようなもので、たまたまパンの表面にあったので気づいたけど、内側にあったら気づかなかったかも。
パンは6枚切りで、最初に気づいたので、他を食べるときに気をつけていたのだけれど、どうやら異物はひとつのみだった様子。いや、気づかずに食べちゃったのかもしれないけど(笑)
そうして、異物が入っていたパンも、その部分だけ取って食べてしまったし、他も食べてしまいました。

面倒なことになったと思いつつ、どうしようか迷いながら日にちが経ってしまったけれど、一応言っとくかと、パッケージにあるフリーダイヤルに電話してみた。
電話がつながったのは、とある工場の品質管理部門だったようだけれど、このパンは購入したスーパーがFパンに作らせているものらしく、その工場の製品ではないという。
「直接作っている工場からお詫びに伺いますので、その際に製品とパッケージを回収させていただきます」と言われてのだけど、来られるのを待ってるのも面倒なので、こちらから送る方法を選択させてもらった。まず、お詫びの品とともに返信用封筒をお送りするので、それで問題の異物とパッケージを送ってくださいと言われた。
そして、翌日に宅配便でそれが届く。

返信用封筒とともに送られてきたお詫びの品が、ロシアケーキだった。
いろんな考え方があるんだろうけど、今回のこのロシアケーキは、Fパンの製品ではない。
過去に何度か異物混入を経験したけれど、自社製品の詰め合わせを送ってきたところもあれば、図書カードをくれたところもある。
「異物を混入させたような会社のものなぞ気色悪くて食えるか!」ということなら、自社製品をもらっても……となるだろうし、お詫びの品に自社製品を使わない会社はそういったことを考えているのだろうと思う。

ロシアケーキ。
正月に実家に帰ると、長兄のところが実家におみやげとして必ず持ってくるので、正月によくロシアケーキを食べていた。年に1度しか食べないもの。今時珍しいが、どこで買ってくるんだろう?
そう、自分でもよくわからないが、ロシアケーキというお菓子は、どこか古めかしいというか、現代のお菓子ではないような雰囲気をまとっているように思う。
今回いただいたロシアケーキは、正月にお目にかかるものとは違うと思う。お菓子屋さんによって、様々なものが作られているのだろうけど、なんだか異様に美味しく感じた。
ロシアケーキとはなんぞ?という方もいらっしゃることと思う。あまりメジャーなお菓子ではないし、好みも分かれるかも。
ロシアケーキは、クッキーの上に別の生地やマカロンなどを乗せてもう一度焼き、クリームやジャムなどが乗せてある二層構造で二度焼きしている焼き菓子である。
ロシアのお菓子をもとに、新宿中村屋の菓子職人が作ったものが発祥だということなのだけれど、中村屋ではすでに製造をしていないらしい。これを真似たロシアケーキが、いろんなお菓子屋さんで作られているようなのだが、実際はあまり見かけない。
よそいきの見た目と素朴な味わいのギャップがおもしろいお菓子だ。見た目から高級感を期待して食べると、がっかりする人もいるかもしれない。

いただいたロシアケーキは、栄光堂製菓というところのものだった。調べてみると、意外なことがわかる。
ここのお菓子、全国のいろんな菓子店にOEM供給されているらしいのだ。菓子店に製造卸をしている会社らしい。この会社の社名は知らずとも、別の菓子店の名前がついたものを食べていることがあるかもしれない。
それから、見た目からすると、お値段がお安い。お詫びの品としては、上手なチョイスだと思う。お使い物には最適ね。
この栄光堂製菓は、東村山市にあるのだが、こわれ菓子を激安で販売しているということで、地元民は行列しているらしい。ただでさえ安いのに、B級品とはいえ工場直売で激安とくれば無理はない。

世の中には、美味しいけど自分で買って食べることはないという種類のものがあるが、ロシアケーキはまさにそういった類のもの。
しかも、いまやその辺で簡単に手に入るものではないので、なんとなし希少価値があってかすかなプレミア感さえある。
正直、もっと美味しい焼き菓子なんて五万とあるのだけど、なんともいえない魅力がロシアケーキにはあるのだ。
この記事を読んで、ロシアケーキに出会い、買ってみようと思ったとしても、あまり期待しないで食べてね(笑)
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2012年05月22日

2012年5月18日からの地震メモ

2012年5月18日からの地震メモです。
地震メモの記事が続きますが、ちょっと気になったので。

まずは、いつもの千葉・茨城震源の有感地震。
2012年5月18日17時18分頃 茨城県南部 M4.8 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度2)
2012年5月18日20時21分頃 茨城県沖 M4.4 深さ約60km 最大震度2
2012年5月19日6時57分頃 茨城県南部 M3.1 深さ約50km 最大震度1
2012年5月19日23時22分頃 茨城県北部 M3.3 深さ約10km 最大震度1
2012年5月20日16時49分頃 茨城県北部 M3.3 深さ約20km 最大震度1
2012年5月20日22時1分頃 茨城県北部 M3.8 深さ約70km 最大震度2
2012年5月21日12時21分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約40km 最大震度1
2012年5月22日7時21分頃 千葉県北西部 M3.4 深さ約80km 最大震度1

18日の地震は、「ズンッ!」という縦揺れから始まりました。10cmくらい落下したような感覚から始まり、横揺れに移行。さほどの揺れではありませんでしたが、緊急地震速報の警告に慣れていた身としては、何の前ぶれもなく突然襲ってくる直下型の怖さを思い出させてもらった感じ。
前回の記事では大したことないかと思って書かずにいて、後出しになりますが、前日17日は、台所の蛍光灯がチラついていたし、料理用のハカリも数字の表示が落ち着かずに狂ってました。弱っているのかと思いきや、翌日になるとチラつきがなくなっていましたが、数日してまたチラつき出すといったように断続的に繰り返しています。
ただの偶然だと思うのですが、ここしばらくの間に、うちでは蛍光灯をかなり換えました。リビングで4本のうち3本、ダンナさんの趣味部屋では2本。マンションの廊下でも、何本か交換されてました。友人が、2ヶ月前に換えたばかりの電球がまた切れてしまったと話していたのも最近のこと。昨日は、ダンナさんが職場用に蛍光灯を4本買ってました。蛍光灯や電球なんて寿命があるものですから、切れるのは当たり前ですが、前回の交換時期がバラバラなものが一度にダメになるのはどういうことなのか。偶然にしては数が多過ぎるような。

さて、何が気になるって、三陸沖です。具体的な場所は、岩手県の宮古市あたりから東に150kmほど行ったはるか沖合。東日本大震災での巨大な震源域の北端、尚且つプレート境界のあたりです、たぶん。大震災当初から、巨大震源域の北端と南端で、大きな破壊が起こる可能性が指摘されてきましたが、南端の千葉・茨城よりも先に北端の方が、俄然ヤバくなってきました。
19日から、M5クラスの有感地震が頻発しています。それ以下の規模の小さなものは、当然もっとたくさん起きています。3日間のうちにM5クラスばかり13回というのは異常です。東日本大震災が起きた前々日、3月9日に起きた前震(M7.3)。そして、それとほぼ同じ場所で、2011年2月13日から、M5クラスの地震がまとまって発生していたという前兆現象がありました。少し北側に位置を変え、その時と同じようなことが起きているようにも見えます。

2012年5月19日6時23分頃 三陸沖 M5.1 深さ約10km 最大震度2
2012年5月19日6時32分頃 三陸沖 M4.7 深さ約10km 最大震度1
2012年5月19日9時8分頃  三陸沖 M4.8 深さ約10km 最大震度1
2012年5月20日4時5分頃  三陸沖 M5.8 深さ約10km 最大震度3
2012年5月20日4時13分頃 三陸沖 M5.4 深さ約10km 最大震度1
2012年5月20日4時16分頃 三陸沖 M4.8 深さ約10km 最大震度1
2012年5月20日16時19分頃 三陸沖 M6.2 深さ約10km 最大震度3
2012年5月20日16時27分頃 三陸沖 M5.7 深さ約10km 最大震度2
2012年5月20日17時20分頃 三陸沖 M5.4 深さ約10km 最大震度2
2012年5月20日17時41分頃 三陸沖 M5.1 深さ約10km 最大震度2
2012年5月21日7時20分頃 三陸沖 M5.0 深さ約10km 最大震度1
2012年5月21日9時46分頃 三陸沖 M5.1 深さ約10km 最大震度2
2012年5月21日19時17分頃 三陸沖 M5.0 深さ約10km 最大震度2

ところで、今日、5月22日が大地震のXデーだとする噂が、だいぶ前から流れています。
噂が変容して、様々な形に微妙に変化していますが、障害を持っているお子さんが予言しているという内容です。
地震の前兆現象に関する事柄について興味を持ってから、9年ほど経ちます。体感や人の予感・予言などについても見てきましたが、日付指定で予言が的中したことは、私の知っている範囲では、残念ながらありませんでした。
私は、だいぶ前からネット上で「5月22日」という日付を目にしてきましたが、それは昨年から出ていた日付だという説もあります。ただ、親しい友人から、それは自分の知り合いの子供が言っていることで、親御さんから直接聞いたという話もあり、混乱しました。発言時期からして、どうやらネットの噂とは別口のようなのですが、同じことを言っていることになります。
まさかと思ってきましたが、金環日食の直後であったり、三陸沖の不穏な動きがあったり、デスブログで今日開業のスカイツリーが取り上げられていたりと(笑)、いろいろ不気味なことがあるのは確かで。
ただ、これも不思議なことですが、雨の日というのは大地震が起こりにくいという説もあるので、予言ははずれてくれるのではないかと、個人的には思っているところです。

一方で群発地震が起きていると、他の地域はお休みといった傾向があります。
今は、三陸沖が活発なので、千葉・茨城はちょっとお休み、みたいな感じになってますが、三陸沖が落ち着いたら、次は千葉・茨城に順番が回ってくるかもしれません。
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2012年05月18日

2012年5月8日からの地震メモ

2012年5月8日からの地震メモです。

いつものごとく、千葉・茨城を中心に有感地震のメモ。
2012年5月8日 8時59分頃 千葉県東方沖 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2012年5月10日 6時49分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約20km 最大震度1
2012年5月10日 7時2分頃 茨城県北部 M4.0 深さ約20km 最大震度2
2012年5月10日 11時0分頃 新島・神津島近海M3.3 深さ約10km 最大震度1
2012年5月10日 18時43分頃 千葉県東方沖 M4.4 深さ約10km 最大震度2
2012年5月11日 16時22分頃 茨城県北部 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2012年5月11日 23時18分頃 千葉県東方沖 M3.7 深さ約10km 最大震度2
2012年5月12日 0時45分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2012年5月12日 13時22分頃 茨城県北部 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2012年5月12日 23時59分頃 千葉県東方沖 M3.7 深さ約10km 最大震度2
2012年5月13日 3時39分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約20km 最大震度1
2012年5月13日 11時49分頃 栃木県北部 M2.2 深さ約10km 最大震度1
2012年5月13日 18時2分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約20km 最大震度1
2012年5月14日 8時17分頃 千葉県南部 M4.3 深さ約20km 最大震度3
2012年5月15日 4時19分頃 茨城県沖 M4.3 深さ約30km 最大震度2
2012年5月16日 1時48分頃 茨城県沖 M4.0 深さ約10km 最大震度1
2012年5月17日 14時1分頃 茨城県北部 M2.8 深さ約10km 最大震度1
2012年5月17日 18時11分頃 茨城県南部 M3.5 深さ約90km 最大震度1
2012年5月17日 18時44分頃 茨城県沖 M3.6 深さ約30km 最大震度1
2012年5月17日 18時59分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2012年5月17日 21時52分頃 茨城県北部 M2.1 深さ約10km 最大震度1
2012年5月18日 3時43分頃 千葉県東方沖 M3.0 ごく浅い 最大震度1

8日は有感地震が1回のみ、9日は0回と、少々おとなしめだったこ千葉・茨城。
その後、いつもの調子を取り戻し、昨日17日は、5回と結構な頻度で揺れてますね。
いつものごとく、雷雨が通り過ぎたということは、低気圧が通ったということであり、今日はちょっと注意日なのかもしれません。

この間のM5以上の地震は以下のとおり。
2012年5月10日 9時28分頃 岩手県沖 M5.2 深さ約20km  最大震度3
2012年5月12日 5時34分頃 鳥島近海 M5.4 深さ約400km 最大震度1
2012年5月16日 1時0分頃  宮城県沖 M5.0 深さ約60km  最大震度4

5月14日8時17分頃 千葉県南部(M4.3)のときに、緊急地震速報が流れましたが、「福島県で地震発生」とのことでした。実際は、千葉県南部震源で思ったほどの揺れにはならず。こういうときは、大概、複数ヶ所で同時に地震が発生し、解析しきれないままに大きめの震度を予測して緊急地震速報が流れるということになっていたりします。今回の真相はわかりませんけどね。
緊急地震速報が流れると心臓に悪いですけど、ないよりはあった方がいいです。たとえ誤報があったとしても、直下だと間に合わない場合があったとしても、ね。
で、その14日の午後ですが、MeSO-netの千葉の波形が面白いことになってました。見たことのない波形だったので、ちょっとビビりましたが、夕方には収まったので、計測器を設置してある場所近辺の工事かなにかの振動だったのかもしれません。

5月17日1時25分発生(M5.1)の太陽フレアが発生し、これによりCME(Coronal Mass Ejection コロナ質量放出)も発生したそうです。一番規模の大きいX級の下のクラスがM級。
遠く離れた太陽での現象が、地球に影響するなどバカバカしいと切り捨てることはできません。
こんな動画がありました。2011年2月24日の太陽フレアの大きさを示したものです。
→YouTubeHow big are solar flares' eruptions?
このときの太陽フレアは、地球の直径30個分の大きさがあったそうな。ちなみに、太陽の直径は、地球の約100倍。
太陽から地球までの距離は、約1億5千万km。ピンとこない数字だけれど、例えば、地球から火星までの距離が最接近したときで大雑把に6000万kmくらいだとすると、太陽と地球とは、火星までの距離の2倍強しか離れていないことになります。地球から太陽までの距離は、「地球から月までの距離の400倍」というと、とても遠い星のように感じますが、「最短の時の火星までの距離の2倍強」しか離れていないというと、案外近いものです。
巨大な宇宙から考えたら、太陽なんて、すごいご近所さんということになるわけですね。そう考えると、太陽フレアが地球に影響を及ぼしても、何ら不思議なことではありません。

身の回りで、特に変わったような出来事はありません。
こういうときは、地震のこともあまり意識せずに生活しているもので、メモも更新が遅れました。で、そういう期間は、自分の住んでいる場所で揺れを感じるような地震は起きないのが不思議です。
ただし、今日からは少し注意が必要かもしれないと思っています。
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2012年05月14日

そんなに単純な話じゃない

リチャード・ワイズマン『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』を読んでみた。
結論から言うと、とりたてて目新しいようなことはほとんどなかった。内容的には、ちょっと残念。
ただ、英国人らしい語り口で、お茶目なユーモアを挟みながらだったので、読み物としては楽しい本だった。
ちなみに、リチャード・ワイズマンさんのHPはコチラ

まず、第1章から力を入れて語られているのが、占い師がよく使うコールドリーディングについて。
占い師の巧みな言葉に乗せられてしまうのは、自己中心的な片寄り”レイクウォビゴン効果”が働いて、褒めそやされることを肯定してしまうからだ、とか。
何かについて強い確信を持つ人が、どちらともとれる情報を目にしたときには、自分が見たいと思う方を選んで見るという”ダートマス・インディアンズ対プリンストン・タイガース効果”が働くからだ、とか。
前後の辻褄が合うと、無意識の内に意味のない形に意味を見出そうとするという。意味の無いものが意味のあるものへと変わる”フォックス博士効果”が働く、とか。
自分は、占いは信じない方なので、どうでもいいんだが。ひとつ素朴な疑問が。
中学1年生の頃、遊びでタロットカード占いをやっていた。何人かのクラスメートを占い、「あまりに当たって気持ち悪い」と言われ、カード自体が気味悪くなってカードを燃やした経験がある。何をどう伝えたのかは覚えてないんだが、占い師のテクニックなど知る由もなく、誰にでも当てはまるようなことだけ言ってたのなら、「気持ち悪い」とまでは言われなかっただろう。
例えば、顔の相から性格や病気の有無などを読み取ろうと思えば、なにかしら傾向性がありそうな気もする。占いと呼ばれているものは多岐にわたるので、完全にすべてを否定するのもどうかと思うのだが。

さて、この本の中では、いくつものテストをされるのだけれども、二つのテストが特に印象深い。
まず1問目。
5cm四方程度の四角形が示され、これは大きな砂場を上から見た図だとして、誰かが埋めた宝物を掘り返すとしたら、どこを掘り返すかという質問。
2問目。
頭の中で幾何学図形を別の幾何学図形の中に入れ込んでくださいという質問。
あなたならどうする?
結果については後ほど。

では、後はトピック的に3つほど。
まず、幽体離脱との関連で、例の魂の重さの話が出てきた。21gってやつね。
人は死ぬと、21gだけ体重が減り、それが魂の重さなのではないかという話だ。
種を明かせば、人が死ぬ瞬間には肺が血液を冷やせなくなるために体温が急激に上昇し、発汗によって体重減少が起きるということらしい。その証拠に、汗腺のない犬は、死後も体重減少がないという。
なるほど科学的な説明ではあるのだけれども、なんともロマンのない話だな。

もうひとつ。
V.S.ラマチャンドランの著書『脳のなかの幽霊』は、続編も含めて読んだことがあるけれど、その中の幻肢の話が出てきた。幻肢とは、失った手足に痛みを感じたりすることだ。ラマチャンドランは、それは脳の情報が混乱しているせいだとして、鏡を使ったりしながら視覚認識を変えることで、脳の中の情報の混乱を正す方法をいくつか考案しているのだけれど、ここでは、同様の実験を紹介していた。
テーブルの上にちょっとした衝立になるものを用意し自分の腕を衝立の向こう側の自分からは見えない位置に置く。衝立の手前側には、自分の腕に見立てたゴム手袋を置く。向かい側から、誰かにゴム手袋と自分の手との両方の同じ部分を触ってもらう。すると、あたかもゴム手袋の方が自分の腕のような感覚に陥るというもの。著者自身が行なったこの実験では、単なる錯覚にとどまらず、本物の手の温度を0.5度も下げたという。
この実験で著者は何が言いたいかというと、「自分」がどこに存在しているかという現在地は、確固たるものがあるわけでなく、自らの知覚によって変化してしまうということ。
つまり、幽体離脱と呼ばれる現象は、自分の意識が体から離れてしまうと感じるわけだから、そういった脳の錯覚が起きているのではないかという話だ。
ここには詳しく記さないけれども、この本では、「誰にでもできる体外離脱」という幽体離脱体験の方法や、明晰夢を見るための「思い通りに夢を見る方法」についても書かれているので、興味のある方は試してみるのもおもしろいかも。私はイヤです(笑)
私は、初めて見た明晰夢で、幽体離脱しかかった。夢の中で、何かが自分の中から出ていこうとした時に、頭頂部が突っ張るような感覚がして「ヤバイ」と思い、そこで中断してしまったんだが、あのまま続けていたら、空を飛んだりとかできたんだろうか。

もいっちょ。
この本では、一番最初にロールシャッハ・テストのような図を見せられる。見ようによっては、様々なものに受け取れる図形だった。
その意味が巻末に書かれているのだけれども、パターンを見つけるのが得意な人は、いわゆる超常現象を体験する割合が高いというのだ。パターンを見つけることは、まったく無関係なものの間に関連性を見出すとも言えるらしい。因果関係があろうがなかろうが、架空のパターンまでも想像してしまうということらしい。
なるほど。言われてみれば、私にはその傾向は強い。無関係な事同士をつなげて考えるのは大好きだしな。ただ、目と口との3点が揃えば人の顔に見える!とかは思わないぞ。

ではここで、先ほどの二つの質問についての回答編。
まずは、私の場合。
1問目。瞬時に四隅や真ん中と答える人が多いだろうと考えてしまい、中途半端な所を掘ろうと考えた。
2問目。これも1問目同様の心理が瞬時に働いてしまい、一筆書きの星型の中央に四角形を入れてみた。
1問目は、ほとんどの人が対角線上を掘ろうと考えるらしい。答えの分布を見ると、「×」状になっている。
2問目では、大半の人が、三角形の中に丸を入れるか、逆に丸の中に三角形を入れるかだったそうだ。
私は構えてしまったから、あえてひねくれた答えを出そうと意識してしまったのかも。
レイクウォビゴン効果と似ているが、人は、自分は特別な存在だと考える傾向があるという。だが、そう思いたくても、実際にはみな驚くほど似ているというのが著者の結論。
占い師は、客自信しか知らないような個人的なことを口にし、占いが当たったように見せかけることが多いが、そのことに当てはまる人は大勢いるのにということが言いたいらしい。
本当にそうなのかな。みなさんの答えはいかがでした?

超常現象について、科学的な説明を求めて、こういった本を見つける度に読んでみるのだけれども、自分が体験してきたようなことをすっきりと説明してくれるものにはまだ出会っていない。
例えば、この本では予知夢についても科学的に説明をしてくれているのだけれども、自分が見ているような、断片的ではない夢で、しかも夢と現実とではちょっとずつ違うようなパターンを説明してくれるようなものはなかった。
幽霊話にしたって、話が古すぎるし、少なすぎる。今更テーブルの降霊術の話をされてもね。
最後に著者は、虚構の世界に魅力を感じることなどせずに、現実の世界に戻っておいで的なことを言っているのだが、なんかこう、そんな単純なことなのか?と。目に見えている世界だけが現実世界ではないと、私には思えるのだけれども。

ということで、おかしな現象に出会ったときには、脳が見せている錯覚だと思い込むことにしているのだけれども、同時に複数が別の形で経験することなどは、これだと説明がつかないんだよな。誰か、早く明確に説明してください!
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2012年05月09日

踏み踏みしながら

お天気に恵まれなかった今年のゴールデンウィーク。ついにほぼ出かけずに終わってしまった。
私が外に出かけたのは、初日28日にもう一度、展示替えのあった野又穫展を観に行ったのみ。展示替えがあったとはいえ、私にとってはすでに鑑賞したことのある作品ばかりだったので、それなりに楽しみはしたけれど、取り立てて感想はなし。ただ、同じ建物内で開催されていた大友克洋GENGA展で、会場内は入場予約制だから混雑していなかったようだけれど、物販のスペースは入場制限がされていて、長い行列ができていたのには驚いた。
話は変わるが、何かというと、QUOカードをいただくことがあるのだが、けっこう使い道に困る。もちろん、日常的な雑貨や食品に使うこともできるけど、それではつまらない。かつては、HMVでCDを購入していたのだが、HMVの弱体化に伴い、店頭に行っても、欲しいものが置いていない現状。予約して買うのも面倒だ。となると、あとは本を買うしかない。それも、うちから一番近い提携書店は池袋ジュンク堂。美術展の帰り、たまにはしこたま本でも買うか、とジュンク堂で6冊の本を買ったった。常日頃、本は図書館で借りて読むのだけれど、近隣の図書館には置いていない本というのがある。もちろん、リクエストすればどこからか手配してくれるのだが、それもどうなのという類のものがあって、主にそういった本を買ってきた。それらについてはまた後日。

さて、体力をつけなければならない私がやる運動といえばウォーキングなのだけれども、雨が降ったりすると、途端にリズムが崩れてサボリがちになってしまう。どうにか室内でできる効果的な運動がないものかと思案した結果、踏み台昇降をやってみることにした。
ウォーキングだと、音楽を聴きながらというのがせいぜいだが、踏み台昇降なら映画を観ながらできるというのが、私にとっての最大の利点だ。
踏み台昇降についてはまだ効果的なやり方を模索している段階なので、調子が出るまでには時間がかかると思うけど、観たかった映画DVDを消化していくよいきっかけにはなっている。
ということで、ゴールデンウィーク中に満た作品の中から、4作品をまとめておこう。

『タイタンの戦い』(2010)
ダイナメーションで知られるレイ・ハリーハウゼンの最後の作品をリメイク。もちろん、VFX満載の現代の作品であるので、オリジナルの雰囲気とかそんなものは端から期待していない。
ゼウスの息子であり半神であるペルセウスが、育ての親や家族の命を奪った冥界の王ハデスと戦う物語。巨大なクラーケンを倒すという最終目標のために、まずは3人の魔女を訪ねてクラーケンを倒す方法を聞き出し、メドゥーサの首が要るというのでメドゥーサとの戦いに挑み……と冒険が進む。
幾分、セリフ回しが現代的すぎる嫌いはあったけれど、ルイ・ルテリエ監督作品ということで、全体的な出来は悪くない。ストーリーに何のひねりもないという批判も聞こえてくるけど、ギリシャ神話ものなんて、ひねり様がないし。内容はわかりきってて、あくまでも映像を楽しむ作品だもんね。
調子に乗って、続編が作られてるようだけど、やっぱり観ちゃうんだろうな(苦笑)
ゼウスの鎧のキンキラキンは、『聖闘士星矢』のオマージュというところも面白いじゃないですか。

『ブラックスワン』(2010)
ダーレン・アロノフスキー監督作品ということで、期待。”アロノフスキー”なのか”アノロフスキー”なのかいつもわからなくなる(笑)”アノマロカリス”を”アロマノカリス”と言いそうになる感じ。
内容をあまり知らずに観たら、けっこうエロくてびっくり。そりゃあレイティングもかかるわな。15禁だけど、18禁でもいいんじゃないかというくらい。ナタリー・ポートマンは、撫で撫でしてあげたいほど頑張ったと思う。
ナタリー・ポートマン演じるヒロインが、バレエのプリマを目指していくうちに、精神的に追い詰められて錯乱していくのだけれども、それは母親の夢を自分が実現しなければいけないというプレッシャーとの戦いでもあり、いい歳こいて母親の呪縛から離れられない娘の悲劇なわけで。母との確執という部分では自分とも重なり、痛々しい作品だった。
小学校1年生の時、母とバレエ『白鳥の湖』を観に行ったことを思い出し、なんともいえない気持ちになったわ……。
母は、オペラとかバレエとか、華々しいものが大好きな人。花なら、赤い薔薇を選ぶという風に、何もかもゴージャス志向だった。自らも素人演劇で女優として舞台に立っていた人だったし。おかげで私は正反対の人間に育ちました!(笑)
現実と幻覚とが入り混じるみたいなサイコ・ミステリーは面白いんだけど、そんな作品がちょっと多過ぎるような気もする。

『ミックマック』
(2009)
ジャン=ピエール・ジュネ監督作品は、割と好きで、『ロスト・チルドレン』(1995)以降の作品は、すべて観ている。これで5作品目。
幼くして父を亡くして辛い人生を送ってきた男が、ある日、街中の銃撃戦で自らの頭に流れ弾を食らい、簡単に摘出することができないその銃弾をそのままにして生きることになる。その上、そのせいで職も家も失ってしまった。ひょんなことから、廃品回収をして共同生活をする仲間と出会った彼が、偶然に見つけたのは、父の命を奪った地雷を製造した兵器会社と、自らの頭に残る銃弾を作った銃器会社。仲間たちを巻き込んで、彼の復讐劇が始まる。
といっても、ハリウッドめいたドンパチがあるわけでなく、基本的には人を傷つけない方法でいたずらっぽく事が進んでいく。それでいて、痛快な復讐劇となるところが見事。
なんといっても、出てくるものすべてがかわいらしい。意味不明のガジェットも、ファッションも、ちょこんとベッドに鎮座するワンコも。暖色系の暖かい色合いの映像で描かれていることも大きいと思うのだけど、復讐劇でありながら、にんまり笑ったりホッとしたりする作品である。
日本版でなく、オリジナル版のトレーラーの方が雰囲気や筋が伝わるので、そちらをご紹介。→YouTube

『チェンジリング』(2008)
チェンジリング、つまり”取り替えっ子”のお話ですね。
ヨーロッパ各地には、妖精が人の子を攫い、自分の子供と取り替えるという伝承があったとか。日本でも鬼子なんてものがあるけど、親の思ったように育たない子供をそう解釈したということなのかな。子供がいなくなったままなら神隠しということになるけど、見つかった子供が変化していたときに、どう受け止めたらよいのかという話なわけだね。本作の場合は、またちょっと違うのだけど。
さて、この映画はクリント・イーストウッド監督作品。今回は、特にイーストウッド節みたいなものは感じなかった。相変わらず、題材は面白いと思ったけど。
大好きなジェフリー・ドノヴァンがけっこうメインの役で、しかも悪役的な立場で出ていたので、興味深く観ていた。悪くはないけど、やっぱりもっとこう飄々とした役柄の方が似合うわ。
ただ、後半の裁判の部分は、ちょっとかったるかったかな。本来、描きたかったことの半分は、権力の横暴に立ち向かうということだっただろうから、はずせなかったんだろうけど。

他にも満た作品はあるけど、このくらいで。
posted by nbm at 12:24| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月07日

2012年5月1日からの地震メモ

2012年5月1日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に関東近県の有感地震です。
2012年5月1日13時11分頃 千葉県東方沖 M3.3 深さ約10km 最大震度1
2012年5月1日16時41分頃 千葉県南東沖 M3.1 深さ約70km 最大震度1
2012年5月1日18時9分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約50km 最大震度1
2012年5月2日0時39分頃 茨城県沖 M3.6 深さ約10km 最大震度1
2012年5月2日1時14分頃 千葉県東方沖 M4.0 深さ約20km 最大震度1
2012年5月2日2時54分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約40km 最大震度1
2012年5月2日5時20分頃 千葉県東方沖 M3.1 深さ約20km 最大震度1
2012年5月2日6時28分頃 茨城県沖 M3.1 深さ約10km 最大震度1
2012年5月3日2時15分頃 千葉県東方沖 M2.9 深さ約20km 最大震度1
2012年5月4日8時58分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約40km 最大震度1
2012年5月4日11時20分頃 千葉県東方沖 M3.4 深さ約10km 最大震度2
2012年5月4日11時54分頃 千葉県北西部 M4.2 深さ約80km 最大震度3
2012年5月4日12時1分頃 千葉県北西部 M4.0 深さ約80km 最大震度2
2012年5月5日2時4分頃 茨城県南部 M2.9 深さ約50km 最大震度1
2012年5月5日17時12分頃 千葉県東方沖 M4.5 深さ約40km 最大震度2
2012年5月5日22時11分頃 茨城県沖 M3.2 深さ約50km 最大震度2
2012年5月5日23時44分頃 千葉県東方沖 M3.7 深さ約50km 最大震度1
2012年5月6日2時21分頃 茨城県沖 M3.1 深さ約10km 最大震度1
2012年5月6日5時53分頃 千葉県東方沖 M3.9 深さ約40km 最大震度1
2012年5月6日10時42分頃 茨城県沖 M3.6 深さ約10km 最大震度1
2012年5月6日12時42分頃 栃木県北部 M2.4 ごく浅い 最大震度1

2日夜までは、有感地震が、ほぼこの地域に集中。

この間のM5以上の地震は以下のとおり。
2012年5月1日14時33分頃 硫黄島近海  M5.4  深さ約130km  最大震度2
2012年5月4日6時20分頃  千島列島  M5.4  深さ約150km  最大震度1
2012年5月6日5時12分頃  宮城県沖  M5.1  深さ約50km  最大震度3

なんかこう深いところを外堀から攻められているような感じ。

5月5〜6日は、スーパームーンということで、月が綺麗でした。
そして、このゴールデンウィークは、ひどい大雨や竜巻など、散々な天候。
明けて本日ですから、低気圧通過後、しかもスーパームーンということなので、今日あたりに大きめのものがあってもおかしくないと思われます。

振り返って、この4月は、当地で揺れを感じる地震が多かったな、と。
2012年4月1日23時4分頃  福島県沖  M5.9 深さ約50km 最大震度5弱(当地 震度1)
2012年4月3日12時12分頃  埼玉県南部 M4.0 深さ約100km 最大震度2(当地 震度1)
2012年4月12日20時19分頃 茨城県沖  M5.5 深さ約20km 最大震度4(当地 震度1)
2012年4月12日23時50分頃 福島県沖  M5.9 深さ約30km 最大震度4(当地 震度1)
2012年4月13日19時10分頃 福島県沖  M5.9 深さ約20km 最大震度4(当地 震度1)
2012年4月25日5時22分頃  千葉県東方沖M5.5 深さ約60km 最大震度4(当地 震度2)
2012年4月29日19時28分頃 千葉県北東部M5.8 深さ約50km 最大震度5弱(当地 震度2)
7回もありました。

あの串田嘉男氏が、「東北方面で内陸の大型地震が迫っている可能性がある」と言っているらしい。
串田さんは、もともとアマチュア天文家で、流星をエコー観測している際に、電波の変動を捉え、それが大きな地震と関連しているのではないかと考え、研究を続けている方。
以前は、データや地震予報的なものも公開していたけれど、今は公開されていない。
3.11のときは、大きな変動は捉えていたものの、解析が間に合わなかったと言っている。
データを公開しなくなったというのに、こうした情報を自ら出してきたということは、ある程度自信があってのことだと思うので、注目しておきたいと思う。

今日は異常に眠い。ただのゴールデンウィーク疲れだと思うけど。
昨日は右耳がバフバフいってたけど、低気圧のせいだったんだろう、たぶん。
posted by nbm at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月03日

持つものと持たざるもの

ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』を読んでみた。
最近、文庫化されたようで、文庫の人気ランキングで知った本なのだが、1997年に書かれ、1998年にピュリッツァー賞の一般ノンフィクション部門を獲ったものらしい。私は図書館で2000年に翻訳されたものを借りて読んだ。著者は、生理学・進化生物学・生物地理学などを研究し、鳥類生態学の研究でも知られる人物とのこと。歴史学や文化人類学や考古学方面の人ではないのだね。
結論からいうと、長いばかりでオススメはできない。自分の考察をまとめないまま本にしてしまったような感じ。ヒマつぶしにというのなら、格好のヒマつぶしとなる本。

1972年7月、ニューギニアで生物学者として鳥類の進化について研究をしていた著者に、ニューギニア人で政治家であったヤリという名の友人が発した素朴な問いかけが発端だったという。
「あなたがた白人は、たくさんのものを発達させてニューギニアに持ち込んだが、私たちニューギニア人には自分たちのものといえるものがほとんどない。それはなぜだろうか?」

それから25年後、このヤリの疑問に対して、著者なりに答えを書いてみようとしたのがこの本であるとのこと。
現代世界の不均衡を生み出したものは何か。
非常に端的な答えは、すでにプロローグに以下のように書かれている。
「歴史は、異なる人びとによって異なる経路をたどったが、それは、人びとのおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない」

結論はこれで終わり。

しかし、それだけではおもしろくないので、もう少し書いてみよう。
最初に出てくるのは、スペインに征服されたインカ帝国の話だ。インカ帝国は、なぜにスペインに征服されてしまったのか。
ピサロを成功に導いた直接の原因は、銃器・鉄製の武器、そして騎馬などにもとづく軍事技術、ユーラシアの風土病・伝染病に対する免疫、ヨーロッパの航海技術、ヨーロッパ国家の集権的な政治機構、そして文字をもっていたことである。

では、なぜ征服する側がヨーロッパの国であり、インカでなかったのか。
本書のテーマはこういうことです。つまり、ヨーロッパの国が持っていた様々な技術などを、なぜにインカが持っていなかったのか。持つものと持たざるものがなぜに生まれたか。

それをひもとくために、人類の歴史を遡るわけです。古代の地球を俯瞰するように。
まず、大きな最初のとっかかりは食料の問題。食料をどうやって得るかということ。
食料生産を独自にはじめた地域というのは、世界にほんの数カ所しかない。現時点の研究では、南西アジアの肥沃三日月地帯、中国、中米、南米アンデス地帯、合衆国東部の5つの地域だという。そして、それらの地域においても、同じ時代に食料生産がはじまったわけではないらしい。例えば、合衆国東部は、肥沃三日月地帯よりも6千年ほど遅い。
上記の地域では、栽培化するのに適した植物に恵まれていたようなのだが、逆に環境的には非常に適しているのに、先史時代に農耕を発展させたり実践したりすることがなかった地域も複数あったのだそうだ。
ちなみに、日本は、海山物や土着の植物が豊富であったため、狩猟採集生活の生産性が非常に高かったということで、食料生産するに至るまでに時間がかかっているらしい。
栽培する土地に恵まれなかったり、狩猟採集生活の方が豊かだったりすると、食料生産し定住する生活には移行しないこともあるということだ。

一般的に考えられているよりも、狩猟採集生活から食料生産生活への移行は単純ではないようなのだけれども、それを言い出すとキリがないので、バッサリ切って。
狩猟採集生活から食料生産生活へと移行させた原因は何か。
第一に、この1万3千年の間に、入手可能な自然資源(とくに動物資源)が徐々に減少し、狩猟採集生活に必要な動植物の確保が難しくなってしまった。取りすぎたわけですね。
第二に、獲物となる野生生物がいなくなったその時期に、栽培可能な野生種が増えたことで短時間の栽培で大きな収穫が得られるようになり、作物の栽培が狩猟採集より魅力のあるものになった。ちなみに、肥沃三日月地帯では、大麦・小麦などの農作物が栽培されるようになったのが、紀元前8500年頃。
第三に、食料生産に必要な技術、刈り入れ・加工・貯蔵などの技術が発達した。
第四に、人口密度の増加と食糧生産の増加との関係。自己触媒というのだそうだけど、結果そのものが過程の促進をさらに早める作用が働き、人が増えれば食料生産が増え、食料生産が増えれば人が増えるという関係になっていったそうだ。
土地あたりの産出カロリーが増えると、より多くの人口を養うことが可能になり、人口密度の増加につながる。定住した人々が食料を作り出すとより多くの子供が生まれ、より多くの食料が必要になる。そういうことらしい。
関係ないけど、以前に明治時代の日本で、人口が一番多かったのは新潟県ということを知り、どうしてなのかよくわからなかったのだけれど、やはり米どころということで、米の生産量と人口とがこの自己触媒という形になっていたのではと想像してみる。

話を戻して、
そうして人口が増えた食糧生産者は、狩猟採集民より数の上で圧倒的に多かったため、それを武器に狩猟採集民を追い払ったり殺したりすることができた。そうなると、狩猟採集民は追い出されるか、食料生産者に迎合するしかない。
食料ひとつに焦点をあてると、こんな具合だ。

ところが、食料生産がもたらすものは、これだけでは終わらない。
食料を生産し、定住する生活の中で重要なことは、家畜を飼うということらしい。家畜は、食料や衣服の原料となるだけでなく、どうやら重要な隠れた役割を果たしていたようだ。家畜と暮らす人々は、様々な病原菌に対して、免疫力をつけたという。
そうやって家畜との長い親交から免疫を持つようになった病原菌を、ヨーロッパ人は、とんでもない贈り物として、進出地域の先住民に渡したというわけだ。
近年でも思い当たる節はある。新手のインフルエンザは、中国などで豚や鶏と密接に関わって暮らしている村から生まれている。家畜と暮らすというのは、そういう側面も持っているということだ。

そんなことが、延々と繰り返し書かれている本である。
なので、一気に結論までいってしまおう。
現代世界の不均衡を生み出したものは何か。
まず、栽培化や家畜化の候補となりうる動植物種の分布状況が大陸によって異なっていた。
馬は家畜化できても気性の荒いシマウマは無理というようなこともある。
上記のように、食料生産がはじまると余剰作物の蓄積ができる。そして、非生産者階級の専門職を養うゆとりができ、大規模集団の形成が可能になる。そうなれば、技術面・政治面・軍事面での有利となる。やはり、食料生産ができるか否かは大きな問題らしい。
様々な物資や技術の伝播や拡散の速度が、大陸ごとに大きく違っているということ。ちなみに、伝播が速かったのはユーラシア大陸。東西方向に伸びる陸塊で、生態環境や地形上の障壁が他大陸よりも比較的少なかったからだ。南北の気候の差が少ないわけだから、植物も育てる環境があまり変わらないということだし、家畜も適応しやすいはずだ。気候による影響というのは意外と大きい。途中に大きな山脈があるとか、砂漠に遮られているとか、そんなことも伝播を妨げるわけだ。もちろん、海もね。というわけで、異なる大陸間での伝播の容易さは一様でない。
それから、それぞれの大陸の大きさや総人口の違いということがある。発明する人間の人数、競合する社会の数、利用可能な技術の種類、こんなことは、分母の人数が多ければ多いほど増えるわけだ。その上重要なのは、技術の受け入れをうながす社会的圧力。新しい技術を取り入れなければ競合に負けることになるから、変化を受け入れ易い性質を持っている方が有利だということになる。

近代から現代あたりを見てみると、肥沃三日月地帯はかつての価値観からすると没落してしまった。肥沃な土地の大部分は乾燥し、乾燥地や砂漠になって失われている。それに変わってヨーロッパが台頭している。
一方、中国はというと、今でこそ盛り返しているように見えてきたが、この本が書かれた時代はまださほどではなかったかも。中国が今ひとつ隆盛しないのは、政治的に統一されていたがゆえに、意思決定が単純化されてしまい、意思決定の検証機能を失ったからと書かれている。
ヨーロッパの台頭は、統一されていないからこそというわけだ。いろんな意見があり、それがときに突出したりすることで、前に進んでいくというような捉え方。ヨーロッパが統一されていないことをこんな風に評価できるとは思わなかった。

著者自身も言っているけれど、消化不良な部分は少なくない。
タイトルに書かれているほど、銃や病原菌や鉄について書かれている部分もなかった。象徴的なものとして選んだ単語だったのだろうけれども。
それなりに興味深い内容ではあったけれど、同じところをぐるぐる回っているような印象だった。

それから、一箇所、大いに疑問を持つ記述があった。
日本人が、効率のよいアルファベットやカナ文字でなく、書くのがたいへんな漢字を優先して使うのも、漢字の社会的ステータスが高いからである。

庶民が漢字を知らない昔なら、”漢字はステータス”という考えもあったのかもしれないが、今の時代、こんな考え方は主流ではないと思うが。漢字の方が効率がよいから使っているわけだよね。
こんな風に、著者が思い込んで書いている部分も他にもあるのかもしれないななんて思ったので、話を半分に聞いておくくらいでちょうどいいのかも。

大雨のゴールデンウィークとなり、連休前半は、この本を読んで終わってしまったなという感じで。後半は、もう少しアクティブに楽しみたいものです。
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2012年05月01日

2012年4月22日からの地震メモ

2012年4月22日からの地震メモです。

千葉・茨城中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2012年4月22日4時14分頃 千葉県北西部 M3.5 深さ約90km 最大震度1
2012年4月22日7時0分頃 千葉県東方沖 M3.8 深さ約10km 最大震度2
2012年4月23日14時0分頃 千葉県東方沖 M4.1 深さ約20km 最大震度2
2012年4月23日17時50分頃 千葉県南東沖 M3.9 深さ約70km 最大震度1
2012年4月23日23時57分頃 茨城県沖 M3.9 深さ約20km 最大震度1
2012年4月24日10時13分頃 千葉県東方沖 M3.7 深さ約10km 最大震度1
2012年4月24日11時29分頃 栃木県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度2
2012年4月24日16時40分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約10km 最大震度1
2012年4月25日0時52分頃 茨城県沖 M4.3 深さ約20km 最大震度1
2012年4月25日4時21分頃 茨城県南部 M3.4 深さ約70km 最大震度1
2012年4月25日5時22分頃 千葉県東方沖 M5.5 深さ約60km 最大震度4 (当地 震度2)
2012年4月25日5時27分頃 茨城県北部 M2.2 ごく浅い  最大震度1
2012年4月25日5時31分頃 千葉県東方沖 M3.9 深さ約70km 最大震度2
2012年4月25日7時43分頃 千葉県東方沖 M4.1 深さ約60km 最大震度2
2012年4月25日13時8分頃 千葉県東方沖 M3.9 深さ約60km 最大震度2
2012年4月25日21時21分頃 千葉県東方沖 M3.1 深さ約10km 最大震度1
2012年4月26日5時39分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約60km 最大震度1
2012年4月26日23時6分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2012年4月27日5時3分頃 茨城県南部 M3.2 深さ約70km 最大震度1
2012年4月27日17時22分頃 埼玉県南部 M3.6 深さ約90km 最大震度1
2012年4月27日21時6分頃 茨城県北部 M3.8 深さ約50km 最大震度2
2012年4月29日17時12分頃 千葉県北西部 M3.5 深さ約10km 最大震度3
2012年4月29日17時13分頃 千葉県北西部 M2.8 深さ約10km 最大震度2
2012年4月29日19時28分頃 千葉県北東部 M5.8 深さ約50km 最大震度5弱 (当地 震度2)
2012年4月29日21時16分頃 茨城県沖 M4.5 深さ約40km 最大震度3
2012年4月30日0時19分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約50km 最大震度1
2012年4月30日4時25分頃 千葉県北東部 M3.3 深さ約50km 最大震度1
2012年4月30日11時33分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度3
2012年4月30日11時40分頃 茨城県北部 M3.6 深さ約10km 最大震度2
2012年5月1日4時54分頃 千葉県北東部 M4.0 深さ約50km 最大震度2
2012年5月1日7時16分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約60km 最大震度2
2012年5月1日8時28分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1

頻度はさほど多くないものの、規模が大きめの傾向は継続中。

この間のM5以上の地震は以下のとおり。
2012年4月25日5時22分頃  千葉県東方沖 M5.5 深さ約60km 最大震度4 (当地 震度2)
2012年4月29日19時28分頃 千葉県北東部 M5.8 深さ約50km 最大震度5弱 (当地 震度2)
2012年4月30日0時2分頃  岩手県沖  M5.6 深さ約20km 最大震度4

千葉が活発な印象。29日は、久々に緊急地震速報が出ました。

4/29〜4/30に、広範囲で電波の伝播に異常が見られたという報告あり。
普段は視聴できない遠隔地のテレビ局の映像が見られたり、混信による受信障害が発生したとのこと。報告があったのは、東北から関東にかけて。
こういった電波は、上空の対流圏や電離層にあたって反射することで、遠隔地に届くことがあります。どうもそんな現象が起きたようです。
上空の電離層は何層にもなっていますが、上空100km付近のE層と呼ばれる部分に、局所的・突発的に発生するものをスポラディックE層といいます。これが発生すると、VHF帯の電波を反射するといいます。電波の異常伝播の原因のひとつというわけです。
5月から8月くらいにかけてが、このスポラディックE層がよく発生する季節ではあるので、季節ものとしては発生してもおかしくありません。
スポラディックE層が発生する原因については、まだ解明されていませんが、電子密度が高い状態であることはわかっています。
地震の前兆現象とする説もありますが、因果関係は不明です。
ちなみに、今現在、強いスポラディックE層が発生中とのこと。ちなみに4月25日からずっと発生中。

25日・29日と、立て続けに千葉震源で少し大きな地震が発生しましたが、まだまだエネルギーは溜まっているように思います。最近の傾向として、東北から関東の太平洋岸のどこかで大きめの地震が起きると、数時間から数日の間に別の場所でまた大きめのものが続けて発生するというパターンが続いてますので、今回もまだ少し用心した方がよいような気がしています。
posted by nbm at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする