2013年01月22日

2013年1月16日からの地震メモ

2013年1月16日からの地震メモです。

茨城・千葉を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2013年1月16日5時49分頃  埼玉県南部 M3.2 深さ約10km 最大震度2
2013年1月17日12時46分頃  茨城県南部 M3.1 深さ約40km 最大震度2
2013年1月19日22時19分頃  茨城県沖 M4.2 深さ約20km 最大震度2
2013年1月20日17時14分頃  栃木県北部 M2.6 深さ約10km 最大震度1
2013年1月21日11時29分頃  茨城県北部 M3.8 深さ約10km 最大震度2
2013年1月21日23時19分頃  茨城県沖 M3.9 深さ約10km 最大震度1

少なっ!
と、書き始めたら、今、まさに揺れてます(笑)何、この微振動?ずっと止まらないです。
家鳴りしながら、それと連動してコップの中の飲み物がゆらゆら揺れてます。部屋の中のものもミシミシいってます。
なんだろこれ?近所で工事でもしてたかな。外をうかがっても、そんな様子もなし。
随分とはっきりした微振動です。

全国的にも少々少なめな感じ。
相変わらす、北と南でよく揺れていますね。


1月20日の未明、午前2時41分頃、関東地方では、火球の目撃情報が相次ぎました。爆発音のようなものも聞こえたとか。
火球とは、流れ星の中でも、特に非常に明るく光るもののことです。
どういうことかまったく説明がつきませんが、火球の目撃情報があると、その直後に大きな地震が起こるという説があります。因果関係はまったくわかりません。
たまたま地震が起きたときに、直前に火球の目撃情報があったことがこじつけられているだけかもしれません。もちろん、火球が目撃されたからといって、必ず地震が起こるわけでもありません。
この時間、まだ起きていたのだけど、見られなくて残念。


1月20日の夜は、月に濃くて黄色く小さい暈がかかってました。
このタイプの暈は、東日本大震災の直後にずっと月にかかり続けていたものです。
この2、3日、飛行機雲もよく見かけましたし、彩雲の目撃情報などもあります。
空気中に水蒸気がたくさんあるということなのでしょうが、こうした光学現象が観られるときに、地震が起こりやすい気がしてます。
例によって、根拠はありませんが。
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2013年01月15日

2013年1月7日からの地震メモ

2013年1月7日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に、近県震源の有感地震は以下のとおり。
2013年1月7日14時55分頃 千葉県東方沖 M4.1 深さ約10km 最大震度1
2013年1月8日13時38分頃 千葉県南部 M3.9 深さ約110km 最大震度1
2013年1月8日13時47分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約30km 最大震度1
2013年1月9日13時59分頃 千葉県東方沖 M3.3 深さ約50km 最大震度1
2013年1月10日11時54分頃 茨城県北部 M2.7 ごく浅い 最大震度1
2013年1月10日21時21分頃 茨城県沖 M4.0 深さ約10km 最大震度1
2013年1月11日8時51分頃 茨城県南部 M2.8 深さ約50km 最大震度1
2013年1月11日16時58分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約30km 最大震度2
2013年1月12日12時5分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度1
2013年1月13日2時54分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度3
2013年1月13日5時18分頃 群馬県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2013年1月13日19時47分頃 父島近海 M4.3 深さ約30km 最大震度1
2013年1月14日0時25分頃 千葉県東方沖 M3.5 深さ約10km 最大震度1
2013年1月14日5時33分頃 茨城県南部 M3.1 深さ約50km 最大震度1
2013年1月14日18時36分頃 埼玉県南部 M3.9 深さ約100km 最大震度1
2013年1月15日6時52分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約40km 最大震度1
2013年1月15日9時8分頃 茨城県沖 M3.0 深さ約10km 最大震度1

13日には、群馬県北部でありました。これは珍しい震源。
3.11以降はそれなりにありましたが、通常なら1年に1度揺れるかどうかという場所。
翌14日には、埼玉県南部で。ほんの一瞬突き上げるような揺れを感じました。
こちらも、頻度から言ったら、年に1度あるかどうかといったレベルですが、たまにM5近くの規模で揺れることがあり、その時は、大抵今回と同じ深さ約100kmと深い所で揺れてます。

この間の震度4以上またはM5以上の地震は以下のとおり。
2013年1月7日15時49分頃  与那国島近海 M5.5 深さ約70km 最大震度3
2013年1月8日16時51分頃  岩手県沖   M5.4 深さ約30km 最大震度3
2013年1月10日21時48分頃 福島県沖   M5.0 深さ約40km 最大震度4
2013年1月13日12時17分頃 岩手県沖   M4.8 深さ約50km 最大震度4

北と南で揺れてます。
こうして南北が揺れると、震源地が北から南から段々と中央に移ってくるように連動しているのではないかと思うことがあります。福島まで来ているので、やはり最近大きく揺れていない千葉・茨城の順番が近い気がします。

13日、午後4時近くだったか、空をふと見上げると、彩雲がありました。
西の空に、縦に短い虹があるように見えました。
たまたまでしょうが、翌14日には埼玉県南部震源の地震がありましたね。

当地は、標高が少し高めなので、平地よりは積雪量が多くなる傾向があります。
今回も15センチくらいは積もったのではないでしょうか。今後数日は、路面の凍結に注意が必要ですね。
みなさんもお気を付けください。
今日は、爆弾低気圧が通過した後ですから、地面も影響を受けているかもしれません。
MeSO-netでは、山中湖あたりで昨日から微振動が続いているような波形で、微妙に八王子市の波形と連動しているようにも見えます。
ということは、富士山の東側から丹沢あたりにかけての内陸にも、何かが潜んでいるのかも。
こんなときに大きめの地震がきたらイヤですね。
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2013年01月09日

輝け!nbm Awards 2012<映画編>

ここ数年、観る映画の数が激減しているので、この記事を書くのもためらわれるほどなのですが、備忘録ぐらいのつもりで書きたいと思います。
映画を観たのも、半分はテレビでたまたま放映されていたものを、流し見しているような感じです。その中でこれまた半分くらいは、既に見たことがある作品です。まことに申し訳ない。
nbm Awardsでは、その年に私が観た作品を対象にしています。もう何十年も映画館に行ってないので、DVDかテレビ放映されたものを観ているだけです。よって、最新の作品はほとんどありませんので、あしからず。

<やっと観たで賞>
『サンダーハート』(1992)
ずっと観たいと思いつつ、なかなか観ることができなかった1本。
たまたまテレビ放映されてた。ラッキー。
このくらいの頃は、ヴァル・キルマーはけっこう好きな役者さんであったのだが、段々巨大化されて……
ネイティブ・アメリカンの居留地で起こる事件を、FBI捜査官のヴァル・キルマーと、以前からその事件をおっていた捜査官サム・シェパードが捜査するわけだが、ヴァル・キルマー演じるレイには、ネイティブ・アメリカンの血が流れている。
その血を否定的に考えていたレイが、居留地の人々に触れていく中で変わっていく。
ネイティブ・アメリカンのスピリットが感じられる作品。個人的には、この辺りが非常に興味深い。
で、ヴァル・キルマーご本人も、ネイティブ・アメリカンの血を引いているわけで、彼だからこそ演じることができた役だったのではないかと。本当のところ、自分にネイティブ・アメリカンの血が流れていることをどう考えているのか知らないが。
とにかく、やっと観られて、満足、満足。

<助演男優賞>

ヒース・レジャー 『ダークナイト』(2008)
今語るなら『ダークナイト ライジング』(2012)だろというツッコミが聞こえてきそうですが、やっとこさ『ダークナイト』に追いついたわけで。
いんやぁ、何がすごいって、とにかくすごかった。顔だけでなく心に傷を負った人間が暴走する狂気。それでいて冷静さを欠いていない。どこか1本筋が通ったことを言っているようにさえ感じてしまう。ダーク過ぎるけど、ユーモアも忘れていない。特に、鉛筆を消してみせるシーンなんかは、とてもよかった。
犯行ごとに集めた手下を容赦なく使い捨てにする。そんな手下をどうやって集めるのかと思うが、彼に会ったら心酔する人間なんてたくさんいるのだろうとも思える。ジョーカーは、金に興味があるわけでもなく、人が殺したいわけでもない。ひたすら悪いことをして楽しむ。中でも、人を悪に引きずり込むのが最高に楽しいらしい。
バットマンを悪に染めるために自分を殺させようとするが、バットマンは決して悪に墜ちることはなく。逆に、バットマンは自分を楽しませるおもちゃだとして、決して殺さない。
クリスチャン・ベイルはかわいそうだけど、これはヒース・レジャーの映画だった。ヒース・レジャーの演技はそれはそれは凄まじく、これで命を削ったとしても不思議はないと思うほど。あのジョーカーはジョーカーであってヒース・レジャーではないけれど、同時にどうしようもないくらいヒース・レジャー自身だったのではないかと思う。
普段は、役から演じている役者本人を感じてしまうと興醒めなんだけど、今回のジョーカーばかりは背後にヒース・レジャーを感じて泣いた。
彼が亡くなってもう5年も経つのか……

<主演女優賞>
ナタリー・ポートマン 『ブラック・スワン』(2010)
内容をあまり知らずに観たら、けっこうエロくてびっくり。そりゃあレイティングもかかるわな。15禁だけど、18禁でもいいんじゃないかというくらい。ナタリー・ポートマンは、撫で撫でしてあげたいほど頑張ったと思う。
ナタリー・ポートマン演じるヒロインが、バレエのプリマを目指していくうちに、精神的に追い詰められて錯乱していくのだけれども、それは母親の夢を自分が実現しなければいけないというプレッシャーとの戦いでもあり、いい歳こいて母親の呪縛から離れられない娘の悲劇なわけで。母との確執という部分では自分とも重なり、痛々しい作品だった。
ダーレン・アロノフスキー作品も好き。『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)とか。
だけど、近年の作品は観てないので、元々の作風を残しながらも、洗練されたなぁと思いつつ観ていた。

<原点回帰賞>
『ゾンビ大陸 アフリカン』(2010)
なんつー邦題をつけたんだろうか。まぁ、原題が『THE DEAD』じゃ、つけようもないか。
ブードゥー起源のゾンビがアフリカに里帰り?今まで聞いたことがない、アフリカを舞台にしたゾンビ映画。取り残された米兵と、現地の生き残りとが、いっしょに行動するバディ・ムービーでロード・ムービーみたいな変なゾンビ映画。
しかも、観た後は爽やかな気分になれるという不思議。
近年流行りの走ったりする素早いゾンビと違い、古典的なノロノロゾンビのこの安心感。
しかし、広大なアフリカをどうやって逃げればよいものやら、そっちの方が現実的な難問としてつきつけられる。
新鮮に映る背景に、おなじみのゾンビ。そして、こんなときに男同士の友情。今まで数々のゾンビ映画を観てきたけれど、その中でも上位に入ると思われる秀作。

<nbm大賞>
『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008)
以下では、肝心な所をネタバレしますので、ご注意を。
今話題の『裏切りのサーカス』(2011)を撮ったトーマス・アルフレッドソン監督作品。
この作品は、珍しく公開当時から猛烈に観たいと思った作品だった。ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの原作本『モールス』も読んだ。
スウェーデンのストックホルム郊外の団地に暮らす少年オスカーは、母と二人暮らし。壮絶ないじめに遭っていたオスカーは、そのことを誰にも言えずにひとり悶々と日々を過ごしていた。そんなある夜、団地の中庭でなぞめいた少女エリと出会う。どうやら、隣の部屋に引っ越してきた様子。自分と同年代の少女と言葉を交わしていく中で、オスカーは彼女と友達になりたいと思う。一方、周辺では殺人事件が連続しており、警察は犯人探しにやっきになっていた。そして、オスカーは、ほのかに恋心を抱き始めた相手であるエリが、吸血鬼であることを知るが……
エリの汚らしく邪悪な感じがなんともいえない。冬のスウェーデン。雪の積もる寂しげな景色に、オスカー少年の唇だけが赤く美しい。エリの穢れた雰囲気とオスカーの純真な美しさの対比がすばらしい。
ここからネタバレになりますが、エリは自分のことを「”女の子”ではない」と言う。まず、人間でない時点で「女の子」ではないのだけど、去勢された男の子なわけだ。元々、説明が少ない作品である上に、大事な局部が映るシーンがモザイク処理されてしまっている。これをきっちり映像で見せるか見せないかで、作品全体の捉え方がまったく違ってしまうと思うので、あれは見せるべきシーンだった。だいたい、あるべきものがないのだし。なんでモザイクなのか、わけがわからん。

合わせて、クロエ・グレース・モレッツ主演のハリウッドリメイク作『モールス』(2010)も観たが、ハリウッドリメイクにしては、監督がマット・リーヴスだったからか、わりとまとも。ただし、オリジナル作品に比べてしまうと段違いに陳腐に見える。

原作からすると、『ぼくのエリ』ですらだいぶはしょっている部分があって、わかりにくかったり説明不足だったりするのだけれども、とにかく、美しい作品。もちろん、ヴァンパイアを扱った作品である限り、グロいシーンはあるのだが。
ということで、『裏切りのサーカス』にも期待している。

あれ、けっこう真面目なラインナップになってる。
後は、観た映画の備忘録を覚えている限り。(再)は以前に観たことがある作品。
『運命のボタン』(2009)→思っていた以上にトンデモ映画で、意外に○。
『タイタンの戦い』(2010)→レイ・ハリーハウゼンとは別物だけど悪くない。
『ミックマック』(2009)→とっても楽しい復讐劇。小道具や衣装がいちいちかわいい。
『チェンジリング』(2008)→大好きなジェフリー・ドノヴァンが出てたからそれだけでよし。
『ハンニバル・ライジング』(2007) →日本を描くときはやはりもっと勉強してほしい。
『Vフォー・ヴェンデッタ』(2005)→坊主頭のナタリー・ポートマンがかわいい。
『アバター』(2009)→これが理想郷かぁ……どこかで観たようなデザインの生物ばかり。
『プラクティカル・マジック』(1998)→ニコール・キッドマンが美しい。
『ミスト』(2007)(再)→いつ観ても欝になる衝撃のラスト。
『ゴースト・シップ』(2002)(再)→いいよね、こういうB級感。
『ヴィレッジ』(2004)(再)→色彩が美しい作品。
『セブン』(1995)(再)→これも欝展開の代表。イヤなんだけど観ちゃうんだよな。
『ボーン・スプレマシー』(2004)(再)→ジェイソン・ボーンのシリーズは大好き。
『ドラキュリア』(2000)(再)→そういえばジェラルド・バトラーだったんだな。
『スペル』(2009)(再)→口から猫が「ニャ」っと飛び出る。サム・ライミ、ナイス。

覚えてるだけですが、20作品くらいしかありません。ほんとはもっと観たいんだけどな。
タグ:nbm Awards
posted by nbm at 14:53| Comment(8) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月08日

アニメ調査室(仮)アンケート 2012年10−12月期

アニメ調査室(仮)さんのアンケートに今回も参加したいと思います。
評価方法は下のとおり。

-評価条件-
S : とても良い
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い

F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可

【2013冬調査(2012/10-12月期、終了アニメ、30+6作品)】

01,K,B
02,武装神姫,B
03,てーきゅう,B
04,はいたい七葉,x
05,ちとせげっちゅ!!,D

06,ライチDE光クラブ,D
07,神様はじめました,B
08,となりの怪物くん,A
09,ポヨポヨ観察日記,C
10,生徒会の一存 Lv.2,D

11,緋色の欠片 第二章,x
12,好きっていいなよ。,C
13,トータル・イクリプス,B
14,BTOOOM! (ブトゥーム),C
15,うーさーのその日暮らし,B

16,ソードアート・オンライン,B
17,ひだまりスケッチ×ハニカム,B
18,めだかボックス アブノーマル,C
19,ToLOVEる とらぶる ダークネス,B
20,ヨルムンガンド perfect order,S

21,CODE:BREAKER (コード:ブレーカー),C
22,メタルファイト ベイブレード ZEROG,x
23,ガールズ&パンツァー (GIRLS und PANZER),S
24,マジでオタクなイングリッシュ! りぼんちゃん,x
25,お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ,A

26,ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU,C
27,ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2,x
28,カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編,x
29,中二病でも恋がしたい! Lite (ネット配信全 6話),A
30,中二病でも恋がしたい! (TV放送全12話),B

31,(特番) 猫物語 (黒),A
32,(特番) エウレカセブンAO 完結編 (全24話),D
33,(特番) ココロコネクト ミチランダム (14-17話),B
34,(特番) 探偵オペラ ミルキィホームズ Alternative TWO,x
35,(劇場版) ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH,x

36,(劇場版) 映画 けいおん!,B

再調査 (24回、26回調査に参加している方で、未評価だった方のみ)
24-50,ゴクジョッ。極楽院女子高寮物語 (TV版),x
26-38,えびてん 公立海老栖川高校天悶部,x


{総評、寸評など}

D評価。
05,ちとせげっちゅ!!,D
村役場職員の男性にストーキングする女子小学生の日常。
特に何もなし。アニメ化の必要を感じない。
06,ライチDE光クラブ,D
東京グランギニョルの演劇『ライチ光クラブ』を元にした、古屋兎丸の漫画が原作。
俳優さんたちも悪くなかったのだけれど、舞台化のついでに作った感が否めない。
木村了は声優としても悪くない。
10,生徒会の一存 Lv.2,D
ラノベ原作ものの2期目。とある高校の生徒会のどうでもいい議事録。
なんだろう、この空回り感は。1期のときにあれほど高く評価した近藤隆が、空回る、空回る。女性陣の声優さんを一部変更してしまったのも裏目に出たのかも。
32,(特番) エウレカセブンAO 完結編 (全24話),D
『交響詩篇エウレカセブン』の続編といいながら、まったくの別作品。
広げすぎた風呂敷をなんとかしまわなければならなかったのね。でも失敗しちゃった、みたいな。1期目が歴史に残るような良い作品だったので、続編は作らない方がよかったのでは?

C評価。
09,ポヨポヨ観察日記,C
まぁるい猫ポヨと家族の日常。
ほのぼのしてて、普通にかわいい。大地丙太郎監督に、三森すずこは気に入られているのだね。それがきっと『神様はじめました』の主役に続いていると思う。
12,好きっていいなよ。,C
人気者の超イケメンと友達のいない女の子の恋の物語。
う〜ん、暗い。原作通りなのかもしれないけど、どこか突き抜けていない感じが。
14,BTOOOM! (ブトゥーム),C
無人島に拉致られてきた者たちが、爆弾で殺し合うゲームをさせられる話。
主役の声優さんが違っていたら、評価が変わっていたかも。それから、何も高橋名人をそのまま使わなくても……
18,めだかボックス アブノーマル,C
西尾維新原作・暁月あきら作画による漫画をアニメ化。特殊能力を持つ高校生たちの話。2期目。
1期よりは観られたのだけど、私はあまり好みじゃありませんでした。
21,CODE:BREAKER (コード:ブレーカー),C
ダークフレイムマスターが乱立したこのクール。本当のダークフレイムマスターが悪を倒す。
思っていたよりは楽しめたかな。犬・子犬が秀逸。日笠陽子の「大神っ!」という呼びかけが数多く、うざい。(日笠陽子自身は嫌いじゃないです)
26,ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU,C
超お嬢様に雇われた貧乏執事の話。3期目。
これまでのサザエさん形式と違い、ストーリーのある展開。だけど、個人的には、サザエさん形式の方が好き。劇場版を先に観ていたら、評価が違ったのかも。

B評価。
01,K,B
7人の王権者とそのクランが対決していく。若干腐女子向け。
まず、なんで戦ってるのかようわからん。画は嫌いじゃないです。声優さんたちはオールスター級で豪華だし。
02,武装神姫,B
手のひらサイズの神姫という小さなロボットたちのお話。ちっちゃくないよ。いや、ちっちゃいよ。
「武装」とついてるけど、あまり戦わないほのぼのストーリー。意外と和んだ。
ただし、声優さんが『ひだまりスケッチ』と丸かぶりなのはどうなの?放送枠つながってるし。
03,てーきゅう,B
テニス部に所属する女子高校生4人の日常を描くミニアニメ。しかし、テニスのシーンはほとんどなし。
早送りしてるのかってほどのスピードで、前衛的。そのスピードで繰り出されるギャグについていくのは至難の業。ある意味、新しい。
07,神様はじめました,B
ある日突然、土地神様となった女子高生のお話。我が出身地・川越がアニメの舞台となっていた。
恋あり、笑いありの楽しい少女漫画がそのままアニメになっている感じで好印象。
13,トータル・イクリプス,B
異星生物BETAに侵略された地球。アラスカの国連軍ユーコン基地での戦術機実験部隊を描く。
18禁恋愛アドベンチャーゲームを中心にメディアミックス展開されている作品。
エロゲーが元になっているとはいえ、設定が意外としっかりしていて、リアルに戦争をやっているような臨場感がある。かわいいキャラで萌え系なのかと思いきや、戦闘は本格的でグロいし、政治的な駆け引きとか日米の立場が逆転しているような設定とか、面白い。命を賭けた戦闘シーンは感動さえすることも。
15,うーさーのその日暮らし,B
Web配信されていた1コマ漫画をミニアニメ化。黄色い謎生物うーさーの日常。
うーさー役・宮野真守のためのアニメのようになってしまってる。後半は、宮野真守のセルフパロディが多く、このために彼を抜擢したのか、と。
16,ソードアート・オンライン,B
ゲームの世界に閉じ込められた人たちの戦いを描いた前半クール。そして、後半クールでは、前半と話はつながりながらも、別ゲームの中で展開される話。
前半クールは1話ごとに推理劇のようになっていて登場人物も1話ごとに入れ替わり。後半クールはひとつの話をじっくりとという感じ。前半クールの盛り上がりに比べ、後半クールは今ひとつ。ただ、終盤の子安回はすごかった(子安さんが)。これも地元川越や所沢の見慣れた景色が多く描かれていて、不思議な感じ。
17,ひだまりスケッチ×ハニカム,B
主に美術を学ぶ女子高生たちが暮らすアパートひだまり荘の日常。ほのぼの。
いつもと変わらない安定のひだまり荘。ただし、闘病中の後藤邑子さんの声には、聞いているだけで辛いものがあり、ほのぼの感が半減してしまった。後藤さんが元気になられるよう祈ります。
19,ToLOVEる とらぶる ダークネス,B
現代版『うる星やつら』的な作品。宇宙人の女の子が、男子高校生の家に住み着いてしまう。かわいい女の子がたくさん出てくるハーレム・アニメ。
『ToLOVEる』の登場人物で、もっと極端にエロい描写をしようという作品が「ダークネス」らしい。ということで、描写が過激。
女性としては、見るに耐えないシーンも多い。ただし、ストーリーは本編よりもしっかりしているので、見られないこともない。
30,中二病でも恋がしたい! (TV放送全12話),B
元中二病の男子高校生と中二病真っ只中の女子高校生との恋のお話。
終盤までは非常によかったのだけど、最後の何話かでテンションがダダ下がった。六花は中二病のままでよかったのに。タイトルがタイトルだから、仕方ない展開なのかもしれないけど。アニメオリジナルキャラの凸森が、最後に持って行ってしまった感が……。
33,(特番) ココロコネクト ミチランダム (14-17話),B
ラノベ原作。男女5人の高校生が体験する不思議で心を抉るような体験の数々を描く。
ミチランダムでは、心に思ったことが相手に伝わってしまうという現象が起きる。いろんなことを考えさせられます。それでも純粋に、人間関係を修復しようとするんだな。若いってすごい。
36,(劇場版) 映画 けいおん!,B
言わずと知れた大ヒット作の劇場版。バンドを楽しむ女子高校生たちのお話。今回の舞台はロンドン。
相変わらずのほのぼの感で、安心して観ていられる。けど、テレビ版、特に1期を観ていた頃のドキドキ感はなくなってしまった。

A評価。
08,となりの怪物くん,A
問題児・ハルとガリ勉・しずくの恋の物語。
タッチが軽く、周りの登場人物もそれぞれに魅力的で、非常によかった。これは、2期を作ってもいいんじゃないかな。しずく役の戸松遥はもちろんよかったが、友人のあさ子役・種崎敦美、ハルのいとこであるみっちゃん役の樋口智透の今後に期待。
25,お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ,A
男の子ひとりに女の子が5、6人群がるハーレム・アニメ。ラノベ原作。
観はじめはどうでもよかったのだが、回を重ねるごとに秋子役の現役中学生・木戸衣吹に中毒性が出てきて、最終的には生暖かく見守るような心持ちになった。周りの配役がかたかったし、のびのびやらせてもらったんだろうな。
29,中二病でも恋がしたい! Lite (ネット配信全 6話),A
同じ『中二病』でも、配信版のこちらは短くてコミカル。とってもかわいい。
本編もこのノリで最後まで言ってくれれば、Sクラスの評価をつけたと思う。
31,(特番) 猫物語 (黒),A
こちらも西尾維新原作のヒット作『化物語』シリーズ。昨年末にテレビ放送された。
主人公・暦の同級生である羽川翼に起きた猫の怪異を描く。
新房昭之を中心にしたシャフト作品は基本的に好きなので、この評価。でも、好き嫌いありますよね。

S評価。
20,ヨルムンガンド perfect order,S
武器商人ココ・ヘクマティアルと、その私兵たち、特に少年兵ヨナを描くガンアクション漫画のアニメ化2期目。
武器商人を生業としながらも”世界平和”を目指すココの計画「ヨルムンガンド」の全貌が明らかになってくる。
『BLACK LAGOON』以来、ハードでリアリティのあるアクション作品は久しぶり。政治的なかけひきを含め、堪能した。リアルだけど、内容的にはファンタジーといってもいいと思う。そのくらい非現実的。だけど、リアル。
ココの私兵のひとりであるワイリは爆弾が専門なのだが、このワイリに焦点を当てた第19話は歴史に残る面白さ。
原作がしっかりしているのだろうけど、よく考えられていて本当に面白い作品だった。
23,ガールズ&パンツァー (GIRLS und PANZER),S
女子高生とアサルトライフルを融合させた『うぽって!!』がすごく面白かったので、今度は女子高生と戦車かぁとワクワクしながら観た。これはイケると思った。案の定、じわじわと話題となり、舞台となった大洗も巻き込んで、すごい盛り上がりを見せた。
軍事的には平和な日本だからこそできた作品だと思う。アニメという意外な所での戦車の平和利用。この作品を観て、単純に楽しみ、元気をもらい、平らかな気持ちになった人は数多いと思う。
続きが楽しみ。

ということで、2012年冬アニメの総評をお送りしました。
今のところ、2013年1−3が月のアニメ作品でイチオシは『キューティクル探偵因幡』です。
posted by nbm at 13:39| Comment(4) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月07日

2012年12月28日からの地震メモ

2012年12月28日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に、近県震源の有感地震は以下のとおり。
2012年12月28日16時30分頃 茨城県北部 M4.0 深さ約60km 最大震度3
2012年12月29日5時28分頃  栃木県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度2
2012年12月30日11時33分頃 茨城県沖 M3.9 深さ約70km 最大震度1
2012年12月31日23時4分頃  千葉県東方沖 M2.8 深さ約20km 最大震度1
2013年1月2日15時16分頃  千葉県東方沖 M4.2 深さ約10km 最大震度1
2013年1月2日23時30分頃  千葉県南部 M2.7 深さ約40km 最大震度1
2013年1月3日0時24分頃  茨城県北部 M3.2 深さ約10km 最大震度1
2013年1月4日3時21分頃  茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2013年1月4日3時34分頃  茨城県南部 M3.0 深さ約50km 最大震度1
2013年1月4日13時42分頃  千葉県東方沖 M4.5 深さ約60km 最大震度2
2013年1月6日11時32分頃  千葉県東方沖 M4.5 深さ約20km 最大震度1
2013年1月7日7時8分頃   栃木県南部  M4.0 深さ約130km 最大震度1

一時期よりは少し落ち着いたでしょうか。千葉県東方沖は大きめですが。
しかし、今朝の栃木県南部は深発。

この間のM5以上の地震は以下のとおり。
2012年12月29日16時19分頃 福島県沖    M5.0 深さ約50km 最大震度4
2012年12月29日23時59分頃 宮城県沖    M5.4 深さ約40km 最大震度4
2012年12月30日8時5分頃  福島県沖    M5.1 深さ約20km 最大震度3
2013年1月4日12時29分頃  台湾付近    M5.0 深さ約20km 最大震度1
2013年1月5日13時11分頃  奄美大島北西沖 M5.0 深さ約20km 最大震度2

北と南で少々大きい規模の揺れがあった模様。
この地震メモは1週間〜10日くらいごとに記録していますが、10日分とはいえM5以上が5回は多い気がします。

海外では、こんな地震がありました。
2013年1月5日17時58分頃  アラスカ州南東部 M7.5

千葉・茨城を中心に埼玉からみて近県震源の有感地震を記録していますが、昨年1年間でこの辺りの地域限定で900回ほどの有感地震がありました。
2010年以前の10年間平均で、日本の1日の有感地震の回数は、1720回。
2010年は、1313回。震度5弱が5回。
2011年は、9723回。2011年は、震度5以上の地震が68回で、これは史上最多数。
(年間の有感地震は、10,487回とする発表もあり)
2012年は、3134回。このうち約3分の1は、関東周辺で発生していることになりますね。
感覚的にですが、東北震源でもこのうち1000回くらいは揺れているのではないでしょうか。
2011年に比べれば、だいぶ有感地震の回数が減ったとはいえ、まだまだ東日本大震災以前よりは活発な状態が続いているわけですね。
ちなみに、2012年の震度5弱以上は、17回。

昨年末あたりの何か起きそうな気配はなりを潜めたようにも思えますが、それがどういうことなのかはさっぱりわかりません。
posted by nbm at 11:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月06日

輝け!nbm Awards 2012<書籍編>

2013年も明けて1週間経ってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
昨年末は怒涛の展開がありました。父はなんとか正月を迎えることができ、母は歩行器を使うものの自力で歩けるまで回復しております。
そんなこんなで更新頻度は落ちると思われますが、今年も細々とやってまいりますので、よろしくお願いいたします。

書きたいことはたくさんあるのですが、まずは少しでも毎年恒例のnbm Awardsを片付けましょう。
まずは、書籍編から。
昨年は、珍しく小説をたくさん読んだ年でした。いつもなら、全体の2割くらいにしかならない小説なのですが、昨年は8割方は小説を読んでいたかも。
記事にしていない本も多々あります。
『短編集』クラフト・エヴィング商會『世界音痴』穂村弘『犬の心臓』ミハイル・A・ブルガーコフ『THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』ミシマ社 編『鬼談百景』小野不由美『RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日』荻原 規子『新世界より』貴志祐介、などなど。
でも、昨年は読んだ数としては少ないかもしれません。50冊くらいだったでしょうかね。そして、いつもよりフツーな感じです。
では、まいります。

<ビジュアル賞>
『ミルク世紀 ミルクによる ミルクのための ミルクの本』寄藤文平/チーム・ミルク ジャパン →白い涙
牛乳の販売促進のために作られた本だと思うのだが、お乳というものがどんなものであるのかがわかりやすく解説されていて、命の源という認識を確認する。大好きな寄藤文平さんの絵が楽しいし、牛乳というひとつのテーマから世界が広がる。
『遠い町から来た話』 ショーン・タン →今日は風が騒がしいな
絵と文章で構成されている本。私の一番のお気に入りである「エリック」という話は、後に独立した絵本になった。「エリック」だけでなく、手元において、何度でもよみかえしたくなるような本。関連で読もうとした司馬遼太郎の『木曜島の夜会』は、まだ読めてない。今年は読めるかな。

<認知科学賞>
『空耳の科学 だまされる耳・聞き分ける脳』 柏野牧夫 →日常のイリュージョン
目が見ているものは脳が作っているものであるのと同様に、耳が聞いているものも脳が作っているということをあらためて感じた。近年の若者の耳にはコンサートホールの残響がノイズに聞こえるとか、様々な驚きに満ちた本だった。
『考えの整頓』 佐藤雅彦 →秋の本祭り
自分のあやふやな考えのまわりをぐるぐる周りながら、考えを整理整頓した過程を記したという1冊。あいかわらず、トピックのひとつひとつが興味深い。

<文化人類学賞>
『銃・病原菌・鉄』 ジャレド・ダイアモンド →持つものと持たざるもの
環境の差異が文明の有無を左右する。そんな話が延々と続く。肥沃な土地に人が住み着き、そこで食料を生産し、そこが拠点となって文明が発達していくということが、イメージとして強く残ったのは、収穫だったと思う。
『魔女の薬草箱』 西村佑子 →効き目はいかに
魔女の飛行法から始まり、ドイツに伝わるいろんな薬草の効能などが書かれている本。ドイツに、こんな古めかしい薬草を使った民間療法が残っているということには、新鮮な驚きを感じる。

<情熱賞>
『いつか僕もアリの巣に』 大河原恭祐 →秋の本祭り
特技は、アリの解剖という著者が「自然に対して新鮮な感動を失ったら良い研究はできない」というポリシーのもと、アリ研究について書いたアリ愛に満ちた本。老眼には厳しい、アリ図鑑付き。ルーペ必須。アリ愛に満ちた1冊。
『THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』 ミシマ社 編
「この一冊だけはなにがなんでも届けたい」と思っている本を紹介してもらうという企画で、全国365書店の書店員さんが選んだ365冊。書店員さんが書いた紹介文やPOPがそのまま書かれていて、紹介されている一冊一冊に情熱を感じる。本の紹介とともに、全国のこだわりをもつ書店員さんや書店が紹介されていて、行ってみたくなる。365冊それぞれにちなんだ「次の一冊」も紹介されていて、のべ730冊紹介されている本の中で、読みたい本をリストアップしてみたら、67冊になった。収穫、収穫。

<海外エンターテインメント賞>
『マイクロワールド』 マイクル・クライトン&リチャード・プレストン →秋の本祭り
マイクル・クライトンの未完の原稿をリチャード・プレストンが大幅に加筆して完成させたという作品。身長2センチほどに縮められてしまった大学院生たちが、持てる知識を総動員しつつハワイの大自然の中でサバイバルするお話。マイクル・クライトンお得意のSF娯楽作品。興味深い話がたくさん出てきてワクワクする1冊。そして、自然を肌で感じることの大切さをあらためて教えられる。
『時の地図』 フェリクス J.パルマ →秋の本祭り
タイム・トラベルを題材にしたエンターテインメントといった趣。H・G・ウエルズとか出てきちゃって、時間軸をあっちに行ったりこっちに行ったり。文芸作品とかSFとか期待して読んでしまうと肩透かしかもしれないけど、最初からエンターテインメントだと思って読めば楽しめると思われる。上手に伏線が回収されている。

<オカルト賞>
『残穢』 小野不由美 →甲乙丙丁展転
実話怪談を蒐集する作家のもとに寄せられた、些細な体験談。「誰もいない部屋で、畳を掃くような音が聞こえる」という。取るに足らないようなこの体験談が、やがてとてつもなく大きな闇を引き込むことになる……
日常的で身近な恐怖が描かれていて、異界と現実世界とがレイヤーで重なっていることを意識させられる。どこに逃げても無駄だと絶望的に思わせる恐怖。

<不条理賞>
『道化師の蝶』 円城塔 →秋の本祭り
伊藤計劃から派生して、ちょっと前から興味があった円城塔。芥川賞受賞ということで、読んでみた作品。おかしなトリビアが散りばめられていて、行きつ戻りつする不条理な世界観は、なんとも言えない魅力がある。好き嫌いは分かれると思うが、私は大好き。

<特別賞>
『最果てアーケード』 小川洋子 →あちらとこちらのはざまで
忘れ去られたようにひっそりと佇む古くて小さなアーケード。アーケードの大家の娘として育った主人公は、品物の配達係。その娘の少女時代と、アーケードを訪れる風変わりなお客たちや、アーケードの店子である商店主たちとがリンクしながら話は進む。全体を貫くのは、父と娘の愛の物語。父が倒れるひと月ほど前に読んだが、倒れた後だったら辛くて読めなかったかもしれない。大賞と悩んだので、特別賞。

<nbm大賞>
『舟を編む』 三浦しをん →言葉の海を渡る舟
「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」
この一文が、深く心に突き刺さる。言葉は、人が人とコミュニケーションをとるために、また、物事の理解を深めるために重要な道具であって、その言葉を深める助けとなってくれるのが辞書だ。人が”歪みのない鏡”を手に入れるための辞書。そこに焦点を当て、その上に魅力的な人間がドラマを展開してくれるのだから、面白くないわけがない。タッチとしては軽く、娯楽作品と言ってもいいと思うのだけれども、だからこそ気軽に読んで楽しめることになるわけで。読む人を選ばない、単純にいい作品。

1年ほど前に読みたいと思ってまとめて買った本は、結局ほとんど読まないまま。
今回、新たに読みたい本のリストに67冊が加わったわけですが、これとて全て読めるわけではないでしょう。そんなこんなしてる間に、またどんどん読みたい本が生まれていきます。本というものの何と膨大なことよ。
今年も、自分の娯楽のために、また本を読んでいきたいと思っております。
タグ:nbm Awards
posted by nbm at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする