2013年10月30日

自炊(本にあらず)

ネット上で、「自炊は本当に経済的か」というような議論を見かけました。
自炊を否定する人たちは、自炊する時間や労力がもったいないと思うことがほとんどのようで、外食した方がはやいし、栄養面はサプリメントで補えると。光熱費まで考えると、経済的でもないんじゃ?とか。
自炊を肯定する人たちは、工夫すればもちろん経済的だし、長い目で見れば健康を保ち将来的な医療費までも節約できると。料理という行為自体や自宅でくつろいで食べるごはんが楽しくストレス解消になるという意見も。料理を自分好みにアレンジできるという意見もありました。
どちらの言い分もわかりますね。ただし、健康面を考えると、やはり安価な外食ばかりの食事を長く続けることは推奨できませんが。安価な外食は、塩分・糖分・脂肪分が高かったり、保存料などが使われていることが多かったり、食べ続けると体に良くないものばかりですから。それなりのお金を払えば体に良い食材を使ったものも食べられるでしょうが、経済面は無視しないとできない芸当ですし。
ですが、基本的に「美味しい」と感じるものは体に悪いもんです。

「自炊」という表現は「一人暮らし」が前提ですよね。2人以上の家族になると、「自炊」とはあまり言わないような。独身の兄弟2人で暮らしていたら「自炊」と言うかもだけど、同じ2人でもこれがカップルだともう「自炊」とは表現しないような。
上記の議論を読みながら、今更ながら気づいたのですが、特に男性にその傾向が強いと思うのですけど、一人暮らしを経験していない人は自炊というか自分でごはんを作るということをあまり経験していないのではないかと。
かくいう私も結婚するまではほとんど料理をしたことがありませんでした。大学も会社も自宅から通ってましたから、食事は母親だのみで。高校時代はお弁当でしたけど、母に作ってもらってましたし。
ついでに言えば、母は私が台所で手伝うことを嫌っていたので、調理中は「あっちに行ってて」と言われ、料理を教わったことがありません。母は、人にやらせるより自分がやった方が早いというタチだったので、私はいくつになっても邪魔者のまま(笑)

で、ということはですよ。
大学や会社に自宅から通うケースが多い元々首都圏に在住している人たちは、自炊ができない傾向にあるってことじゃないですかね?
もちろん、料理という行為に向き不向きはあると思うので、自炊を継続するかは別問題ですが、経験上料理をしたことがないという割合は多そうです。

卑近な例から考えてみましょう。まずは、私と同じく結婚するまで実家にいた兄弟から。
長兄は、私の知る限り実家で料理をしたことがありませんでした。せいぜいインスタントラーメンが作れるくらい。ですが、結婚後、教育されたようで、たまには食事を作っているようです。
次兄は、一時期料理人に憧れていたこともあるので、たまには簡単なパスタくらいなら作ることはありました。が、逆に結婚後は一切料理をしていないと思われ……マスオさんなので、自宅で食事できないときは二世帯同居する義理のお母さんが作る食事を食べたりしているよう。

次に、うちのダンナさん。
ずっと実家暮らしで一人暮らしの経験はほぼ無いと言ってよいはずですが、なぜか料理ができます。
私が実家のいざこざで外出して疲れきって帰ってくると、夕食ができあがっているということがよくありました。それも、私の体調を考えて、胃にやさしい消化の良さそうなスープとか、単純に料理をするだけでなく気遣いのあるものでした。
一番驚いたのは、結婚して数年くらいの時期だったでしょうか、家に帰って来たら手作りのミートソースが出来上がっていたことです。当時の私は、まだ料理本と首っ引きでやっと作れるかどうかというレベルだったのに。
卵を使ってアレンジする料理が得意で、冷蔵庫にあるものでちゃちゃっと作ったりします。
野菜を細かく刻むのも得意です。

学生時代の女性の友人たちは、自宅から通っていたコでも、なぜかみんな料理上手でした。
美味しいお弁当をご馳走してもらったこともありますし、みんなで集まってパーティーのようなことをやっても、気の利いた一品を持ち寄って来たりして。
残念ながら、学生時代に男性の友人はほとんどいなかったので、そのへんのデータがありません。

会社員時代の、まだ独身の後輩男性は、たとえ実家を出てもやはり自炊率が少なく、身体を壊してようやく自炊を始めたなんて話を聞いた覚えがあります。
現在付き合いのある独身男性は、ほぼ実家で生活しているため、自炊していない人がほとんど。
中には、埼玉の実家を出て一人暮らしをして、しっかり自炊している人もいますが、少数派だな。
自炊している様子を私が知っている唯一の彼は、雑穀米を炊いて小分けにして冷凍するとか、身体を考えて脂肪分の少ない肉を使うなど、きちんと自己管理している印象。

できるできないは別にして、一人暮らしを経験しない以上、自炊する環境にならないまま今に至っている人は、やはり多い印象。
一方、もちろん、地方から学生時代に首都圏に出てきて一人暮らししていても、自炊しない人がいるのも当然なのですが。
食事に限らず、実家が首都圏にある場合、親に甘えた生活をしているという傾向は否定できません。親の面倒を見るという側面もありますから、甘えというだけではないのですがね。
学校や職場が首都圏にあるのが前提で話してますが、人が集まる場所を中心に同様のことが起きているのでは?

自分自身は、30歳までに結婚しなかったら、家を出て一人暮らしをしようと思ってました。
30歳になると同時に結婚したので、結果、一人暮らしを経験することはありませんでしたが。
女友達で独身のコは、実家から会社に十分通えるけれど、独立して一人暮らしをしているコがほとんどです。
実家に残っているコは、ご両親の健康状態のためにサポートが必要だったり、出戻りだったりとなんらかの事情があります。
女性の方が独立心が旺盛?

あくまでも私の周囲の話ですから、狭い範囲のことしかわかりませんが。

とある調査会社の調査を見つけました。未婚者の「実家暮らし」に着目した調査。
30代〜40代で首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)に居住・有職の独身者で、実家で親と同居している人を対象とした実態調査(男女484名が回答)。
30代〜40代で首都圏に居住・有職の独身者で、実家で親と同居している人の率は、男性で39.1%、女性で45.5%、全体で42.0%。
ちなみに、結婚適齢期とされる年齢(男性31歳・女性28歳)での未婚率は、東京都がダントツで男性61.3%、女性64.0%。首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)では、大体53%程度。全国平均は、50.1%。(2005年国勢調査)
国勢調査での未婚率とこの調査では年齢に開きがあるけど、大体の感じでざっくりいうと、適齢期と言われる人の半数が未婚で、未婚率は首都圏の方が高い傾向にある。そして、その首都圏の未婚の人のうち、4割ほどは実家暮らし。
で、その首都圏で実家暮らしの人が実家で食事を摂る頻度は、「毎日(62.2%)」が最多、次いで「週に5〜6日(22.1%)」、週に5日間以上は実に84.3%、週に3日以上まで合わせると94.0%。と、ほぼ実家で食べているという結果。
首都圏以外でのデータがない以上、ほかの地域との比較はできないけれど、乱暴に言えば、首都圏の実家で暮らす未婚の人は4割で、その人たちはほとんど自炊をしていない可能性が。実家で食べるからといって、料理を作っていないかはわからないけど。
上記の調査で、「食事の準備を極力手伝っている」人は、男性16.9%、女性31.4%。多くはないですね。

たとえ結婚していても、首都圏で親と同居している友人の中には、自分たちは働きに出て、食事作りは親に任せているという人もちらほら。

自分は基本的に家にいるので、食事を作るのが仕事みたいになってますが、毎日働いていたら、毎食すべてを自分で一から作るのは大変だと思います。食材の買い物や、保存のための下ごしらえ・管理などの手間もバカにならないし。
経済面でも健康面でも精神面でも自炊するのは理想だけど、帰りが遅くなったり極端に疲れているときには外食・中食に頼るのもアリですし、栄養バランスを考えた自炊の料理ばかりだと、たまにはジャンクな食べ物が食べたくもなります。
自分がそのとき何を優先するかを考えて、作るなり買うなりできるとよいですね。
ただ、「まったく料理ができない・料理しない」よりは、「できるけどやらない」という方が何かと便利だとは思います。
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2013年10月26日

2013年10月15日からの地震メモ

2013年10月15日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2013年10月15日15時25分頃 茨城県北部    M2.9 深さ約10km 最大震度1
2013年10月16日20時28分頃 千葉県東方沖   M3.3 深さ約10km 最大震度1
2013年10月16日22時22分頃 千葉県北西部   M3.3 深さ約80km 最大震度1
2013年10月19日15時5分頃  茨城県沖     M3.4 深さ約10km 最大震度1
2013年10月20日8時36分頃  伊豆半島東方沖  M3.2 深さ約10km 最大震度2
2013年10月20日10時7分頃  茨城県沖     M4.4 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度1)
2013年10月21日7時37分頃  茨城県南部    M3.1 深さ約70km 最大震度1
2013年10月21日19時21分頃 茨城県沖     M3.2 深さ約30km 最大震度1
2013年10月23日21時23分頃 新島・神津島近海 M2.6 深さ約10km 最大震度1
2013年10月24日9時27分頃  栃木県北部    M2.8 深さ約10km 最大震度2
2013年10月24日9時34分頃  茨城県北部    M2.6 深さ約10km 最大震度1
2013年10月25日2時35分頃  栃木県南部    M3.5 深さ約70km 最大震度1
2013年10月25日22時3分頃  茨城県北部    M3.0 深さ約10km 最大震度2

一時期よりも少し茨城が落ち着いたでしょうか。規模も小さめです。


この間の震度4以上またはM5以上の地震は以下のとおり。
2013年10月20日0時14分頃  宮城県沖 M4.9 深さ約50km 最大震度4
2013年10月20日10時7分頃  茨城県沖 M4.4 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度1)
2013年10月22日10時18分頃 福島県沖 M5.3 深さ約20km 最大震度3
2013年10月26日2時10分頃  福島県沖 M7.1 深さ約10km 最大震度4 (当地 震度2)

今日未明の福島県沖。
夜中の速報ではM6.8だったものが、M7.1に修正されたんですね。M7超とはびっくり。かなり長い揺れで、遠い所でデカい地震だというのは想像がつきましたが、揺れはさほど大きくはないものの3.11を思い出すような嫌な揺れ方でした。津波注意報が発令されたのも嫌な感じでしたね。
私が普段注視しているのは茨城県沖までなので、福島県沖の動向には詳しくありませんが、このところの福島県沖は規模が大きめだったようです。10月に入ってからはずっとM4クラス以上だったのですね。一口に福島県沖と言っても範囲は広いので、今回の地震とどれだけ関連があるのかはわかりませんが、福島県沖全体の地震活動は確かに活発だったようです。
さすがにM7を超える地震はなかなかないので。3.11とその直後を除けば、
2012年12月7日 17時18分頃 三陸沖 M7.3 深さ約10km 最大震度5弱 (当地 震度3)
の1回のみだと思います。
このときの震源地は、牡鹿半島の東240km付近。今回は、牡鹿半島の東南東290km付近。
この辺りに大きなアスペリティでもあるんでしょうか。


海外の大きな地震。
2013年10月15日9時13分頃  フィリピン付近  M7.2
2013年10月16日19時31分頃 ニューギニア付近 M7.1


昨日は微熱もあったりして眠くて仕方なくて、早めに休んでしまいました。たとえ熱があったとしても私が早めに休むなんて珍しく、年に何回もありませんが、福島沖の揺れで起こされてしまいました。
このところ活発だった茨城沖は少しおさまったようにも見えますが、この福島沖で刺激されないとよいのですが。
posted by nbm at 10:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月25日

10月×日

ちょっとサボってしまいまいした。
今日は、日記的に小ネタを少し。

10月×日
台所の照明の蛍光管がおかしなことに。
チラつきとはちょっとちがい、もわもわした煙状のモノが蛍光管の中を行ったり来たりしているように見える。
ダンナさんに「蛍光管がおかしなことに!」と訴えると、すぐさま外して持って行ってしまった。
数分で戻ってくると、取り付けられた蛍光管は、新品を着けたかのように普通に点灯。
It's magic!
どうやったのかと問うと、蛍光管の両端の金属部分を研磨剤の着いた布でこすってきれいにし、はめるときに左右を逆にしただけ、とのこと。理論的には蛍光管に極性はないはずなのだけど、効果があったのか?それとも、磨いたことによる効果だったのか。科学オンチの私には電子の振る舞いはわからぬ。
何かの加減で時折チラつく蛍光灯ではあるのだけど、安定して点いていることの方が多く、交換すべきか迷うのだけど、まだ使えそう。もわもわは寿命のサインだと思ったのだけど、その後普通に点灯してるしなぁ。

10月×日
ダンナさんと夜のウォーキングを再開。
初日は軽めに小1時間。20分を経過したくらいから、膝裏が猛烈に痒くなる。これ、血流が改善されているときの症状。それが徐々に広がり、腿の前側まで痒くなる。如何に運動していなかったかという証拠。特に、その日は1日PCの前に座っていたので(喪中はがきの準備)。
それまで、買い物に往復20分程度歩いたり、時折部屋で踏み台昇降をしてみたりしていたけど、ちゃんとしたウォーキングの効果には叶わない。

10月×日
うつ病と闘う先輩から電話あり。
季節の変わり目であまりよろしくない様子。でも、電話をくれるだけの元気はあるということで、久しぶりに声を聞き、安心。負担になるといけないので、こちらから連絡することは敢えてしないようにしている。
自分も体調が芳しくない。血の気が引いたような感覚がもう1週間ほど続いてる。これは疲れが蓄積したときの症状。特別疲れるようなことは何もしてないのに……

10月×日
ウォーキングがてら、家電量販店へ。
夜には天気が崩れると思い、ダンナさんとのウォーキングが無理そうだと考え、雨が降らないうちにと歩きに出かける。思いのほかウロウロしてしまい、2時間も歩いてしまった。
イマドキの家電量販店は、全体の半分くらいがスマートフォン関連の売り場になっているな。
タブレットケースを物色。色々と考えると、迷う。カバンに入れておくときに保護するのが一番の目的なのだけど、かさばるのも嫌だ。ハードなタイプで、ケースを折りたたむとそのままスタンドになるとか、そんなものを考えていたけど、ソフトな素材のケースで本体をサッと取り出せるタイプの方が実際は使いやすいのかも。でも、取り落としたりする危険性を考えるとどうなのだろうと悩む。
ヘッドフォンがずらりと並んでいて、「手持ちのプレーヤーで視聴できます」とあった。生憎その日は持っていなかったので、今度は聴き比べをしに来よう。

10月×日
近隣のスーパーで買い物をしたら、思いのほか大荷物になってしまう。
この店のカートは、使うときに100円玉を入れ、使い終わって戻すときにお金も戻るというシステム。
3つの大きな袋を下げて、カートを戻すのに苦労していると、カートを管理しているおっちゃんが「手伝いましょう」と代わりにカートを戻してくれて、100円玉を取り出して渡してくれた。おっちゃん、ありがとう。
小さな親切だけど、気分がいい。

10月×日
ダンナさんが昼に帰ってくると、また黒い物体を背負っている。
「車検に行ったら、ギター買って来ちゃった!」
おいおい、上の句と下の句の繋がり方がおかしいぞ。まるで脈絡がない。
午前中の車検に行った帰りに、欲しいギターを見つけて買ってしまったという意味らしい。
うちにはもうギターが何本あるのかわからない。少なくとも20本は下らないはず。
前から欲しいと言っていたワンハムのタイプのギターを見つけて、思わず買ってしまったらしい。ちなみにジャンクギターなので、お値段は高くない。
ジャンクギターを買ってきては、自分で色々と加工してビンビンに仕上げるのが楽しい様子。
うちのダンナさんはハムスターである。欲しいものを買って溜め込んで、忘れる。そして、また買う……みたいな。ダンナさんの趣味の部屋は、ハムスターの巣材の新聞紙の代わりにギターでいっぱい。巣材のギターに囲まれてるハムスターだと思うと、笑える。
先日、友人の娘さん(高校生)が突然「ギターがやりたい」と言い出し、どうしたものかと相談された。ダンナさんが、うちにあったギターを貸し与えて、1日練習に付き合い、今は楽しく弾いているらしい。お役に立てて何よりです。

10月×日
テレビの深夜番組で、歌が流れている間にその歌詞をタイピングするというのがあった。
いっしょにやってみるのだけど、案外難しい。
すべてをひらがなで打つというルールだったので、要らん変換をしてしまったりしてミスを連発してしまう。
そういえば、自分のタイピングスピードを把握していないな。
いっちょやってみるかとテスト。e-typingの腕試しをやってみる。
結果は、レベル「S」。微妙……速からず、遅からず。
タイピングは自己流。タイプミスも多いし、いろいろとひどい部分はある。初めてのタイピングはまさにタイプライター。時代的にコンピュータなどまだまだ普及していない。高校1年生くらいだったか。
兄がフランス語対応のタイプライターを持っていたので、それで洋楽の歌詞を打って遊んでいた。
ぎりぎりブラインドタッチができるといった程度。
ちなみに、テンキーも10桁で挑戦してみました。こちらもレベル「S」。
かつて税理士受験をしていた過去からすると、速いとは言えないですねぇ。
posted by nbm at 12:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月15日

2013年10月1日からの地震メモ

2013年10月1日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2013年10月1日17時4分頃   栃木県南部   M2.4 深さ約10km 最大震度1
2013年10月2日14時2分頃   茨城県沖    M3.4 深さ約30km 最大震度1
2013年10月2日19時35分頃  千葉県北西部  M3.8 深さ約80km 最大震度2 (当地 震度1)
2013年10月2日22時58分頃  茨城県沖    M3.9 深さ約20km 最大震度1
2013年10月3日2時34分頃   茨城県北部   M3.4 深さ約10km 最大震度1
2013年10月3日9時8分頃   茨城県沖    M4.0 深さ約20km 最大震度1
2013年10月3日16時41分頃  茨城県南部   M3.4 深さ約60km 最大震度1
2013年10月4日13時18分頃  茨城県沖    M3.6 深さ約20km 最大震度1
2013年10月5日3時23分頃   茨城県沖    M4.0 深さ約40km 最大震度2
2013年10月5日4時34分頃   茨城県沖    M4.0 深さ約40km 最大震度1
2013年10月5日7時8分頃   茨城県沖    M3.7 深さ約80km 最大震度1
2013年10月7日16時28分頃  茨城県沖    M3.5 深さ約20km 最大震度1
2013年10月8日19時24分頃  茨城県北部   M2.0 深さ約10km 最大震度1
2013年10月9日3時59分頃   茨城県北部   M3.1 深さ約10km 最大震度1
2013年10月10日1時37分頃  千葉県東方沖  M3.4 深さ約10km 最大震度1
2013年10月10日1時38分頃  千葉県東方沖  M3.8 深さ約20km 最大震度1
2013年10月10日21時18分頃  栃木県北部   M3.5 深さ約10km 最大震度2
2013年10月12日2時43分頃  茨城県沖    M4.9 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度2)
2013年10月12日5時36分頃  茨城県沖    M2.7 深さ約20km 最大震度1
2013年10月13日19時41分頃  千葉県東方沖  M3.5 深さ約10km 最大震度1
2013年10月14日8時46分頃  千葉県東方沖  M3.8 深さ約10km 最大震度2
2013年10月14日9時30分頃  茨城県南部   M3.1 深さ約50km 最大震度1

まだ茨城県沖が活発な状態が続いてますね。
そして、この数日は千葉県東方沖も活発です。
今年最大の台風が関東地方に接近中ですが、台風通過後は要注意かも。
12日の茨城県沖は、久々に当地も揺れました。


この間の震度4以上またはM5以上の地震は以下のとおり。
2013年10月1日12時38分頃 カムチャツカ半島付近 M6.3 深さ約570km 最大震度1
2013年10月3日13時13分頃 奄美大島近海     M5.0 深さ約40km  最大震度3
2013年10月9日5時26分頃  千島列島       M5.5 深さ約10km  最大震度1
2013年10月10日7時46分頃 岩手県沖       M4.3 深さ約50km  最大震度4
2013年10月12日2時43分頃 茨城県沖       M4.9 深さ約50km  最大震度4 (当地 震度2)

北→南→北、そして真ん中が揺れてます。
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2013年10月11日

ぼくの仕事は○○をつくりだすこと

図書館の新刊の棚に置いてあった本を物色していて、何気なく手に取った1冊。
『代書屋ミクラ』松崎有理
まったく予備知識なしに読んだこの本が、ことのほか面白かった。

著者は、東北大学理学部を卒業した理系女子。
舞台となる<北の街>には蛸足大学の各学部が点在している。
主人公のミクラは、学術研究論文を代筆する駆け出しの代書屋。同業で先輩のトキトーさんから紹介され、様々な分野の研究論文を代書する仕事を請負うのだが、惚れっぽいミクラくん。仕事が切り替わる度に、違う女性に恋をしてゆく。そしてそれは、いつも恋愛に発展することなく……

この物語の前提には、「出すか出されるか法」というものが存在している。
正式名称は「大学および各種教育研究機関における研究活動推進振興法」。3年以内に一定水準の論文を発表できない研究者は退職せねばならないという厳しい法律。現実にあったら、とんでもないことになりそう。
研究者は、自分が大学の研究室に居続けるために、3年という短期間でそれなりの論文を発表しなければならないため、どうしたって代書屋を活用せねばならない局面が出てくるというわけ。もちろん、一から書くわけでなく、研究結果はほぼ準備されており、データなどをもとに系統建てて文章化するのが仕事。
ちなみに、こうした論文の代書屋というのは現実にも存在するもののよう。
トキトーさんやミクラくんは成功報酬制を採用しており、論文を学術雑誌に投稿し、査読後に採否が決定されるのだが、採用・掲載ということになってはじめて報酬をいただくということは、当然只働きになることもあるということで。
総合大学の様々な学部から依頼される論文は、内容が多岐にわたっていて、それだけでも面白い。心理学、生物学、経済学、文化人類学など。どれももちろん、一筋縄ではいかないような内容ばかり。
例えば、無人販売の回収率によって良心を数値化するという研究。
調べてみたら、野菜直売所などの無人販売の回収率は、この本に書いてある通り実際9割を超えるのだそうだけど、これはおそらく日本ならではの回収率なんだろうな。

小説の中では「かけんひ」と呼ばれている公的科学研究費も、現実問題とリンクしていて興味深い。お上からいただくものであるので、役所の年度ごとの予算のように、年度末に余っていれば使い切ってしまわないと、翌年からは減らされてしまう危険性があり、ここぞとばかりに長期保存可能な備品を買い込んだりして調整するらしい。
こうした科学研究の裏話はリアルだ。
先日読んだ『気になる科学』(→過去記事好きだけど嫌われる)で、直接的には人の役に立たない「ブルースカイ・リサーチ」について触れられていたが、『代書屋ミクラ』最後の章にこんな表現があった。
だが現在。
学問は細分化し、研究者はせまい専門領域に閉じこもらざるを得ない状況になっている。興味をひかれたすべての分野を究めるなんてもはや不可能だからだ。
万能型研究者は絶滅した。時代がそうさせた。

南方熊楠とか寺田寅彦みたいなスタイルの研究は、現実的に不可能になっているということか。それぞれの分野での研究は突き詰めやすいのかもしれないが、なんだか先細り感があるのはどうしてだろう。

さて、登場してくるもので、何といっても面白いのは「アカラさま」。
ミクラくんの頭の中に住んでいる神様(ミクラくんが勝手に作り上げた)で、赤いお面を被っていて、前髪が長く、後ろ側はツルツルの頭をしている。
単行本では、裏表紙を開くとそこに「アカラさま」がいらっしゃる。

そして、印象的なのは、カタカナ表記の使い方が上手であること。
本文中、カタカナで表記されるのは、トキトーさんとミクラくんの名前、それにミクラくんが恋するお相手のあだ名のみ。あとはミクラくんの叔父モーリオさん。ちなみに、その他の登場人物の姓名には触れていない。
他は、徹底的にカタカナ表記が排除されている。それゆえ、外来語もすべて漢字表記となり、ちょっと耳慣れない(目慣れないが正しいか)クラシカルな言葉がたくさん出てくる。
背嚢、踊り手、はおりもの、麦酒(ルビは”びーる”)、酒精など。
そのせいもあり、調べないとよくわからないものもあった。
例えば、”野帳”。ノートのことかと思えば、ノートは”帳面”と書かれている。調べると、”野帳”とはフィールドワークに使うノートで、野外で使うことを前提としているので、硬い表紙や防水加工などが施されているものらしい。こういったものの存在自体を、私は知らなかった。
もうひとつは、”白銅貨”。おそらく100円玉のことなのだろうと思いつつ、でも500円玉とか50円玉とかはどうなのだろう、と。調べてみると、まず500円玉は1999年までは白銅製だったが2000年からはニッケル黄銅貨になっている。ところが、50円玉は100円玉と同じく白銅製だった。
カタカナ表記を上手に使うことで、主な登場人物の名前が浮き上がってくるように強調され、こんなに効果があるものかと驚いた。
と同時に、目慣れない漢字で表記されるものの数々も、存在感を主張してくる。
これらのスパイスが、良い加減。

科学史などの小ネタを挟みつつ、全体的には、ミクラくんの成長物語みたいなものになっているのかな。
近年読んだ小説の中でも、かなり面白かった部類。なんで騒がれてないのか。もっと騒がれていてもいいのに。いや、別に騒がれなくてもいいか(笑)
まだ作品が少ない著者なので、これからに期待したいと思いつつ、第1回創元SF短編賞受賞作品を含む『あがり』を読んでみようと、すでに図書館に予約済み。

この記事のタイトルは、ミクラくんが実地で1年修行して到達した境地。
その後に「すべての仕事がそうであるように」と続く。
○○には、さて、何が入りますか。ここでは伏せさせていただきました。
posted by nbm at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月10日

台風にはコロッケ(本物)

今朝は嫌な暑さがありますね。
久しぶりに寝坊してしまいました……
こんな風に朝起きられないときというのは、体調が悪いときです。
今日は身体を休めないといけませんわ。

さて、昨日のこと。
昼になかなかダンナさんが帰ってこない。
大抵12時半くらいに帰ってくるのだけど、1時を過ぎても帰って来ず。
結局、帰ってきたのは2時近くだった。

帰ってくるなり、「ちょっと午後からいっしょにお出かけするよ」と。
急遽、明治座に行くことになったから、と。
仕事関係からチケットがあるので行ってくれないかという話。その日の朝まで行くはずだった方が、急に行けなくなってしまったため、お鉢が回ってきたというわけ。以前にお断りしたこともあるのだけど、それもあって今回は行くかということに。
半分仕事みたいなものなので、午後から行って来てということになったらしい。
午後から出かけることになってしまうということで、キリのよいところまで仕事をしていたら昼に帰るのが遅くなったとのこと。

開演時間は4時15分とある。時計はもう2時を過ぎていて、浜町まで1時間はかかる。余裕をもって出来れば2時30分くらいには家を出たい。
支度をするのに30分くらいしかないけど、お昼は食べなきゃいけないし、仕事でコンパウンドを浴びたダンナさんはシャワーを浴びたいと言うし、忙しいわ。
一体何を着て行ったらいいんだ?さすがに普段着のジーンズにスニーカーというわけにはいかない。まぁ、見苦しくない程度にテキトーでいいか。
お昼を食べながらルートを確認し、有楽町線から市ヶ谷乗り換えで都営新宿線というルートで行くことにした。

まったく想定外の事態になって、時間がない中、あたふたと準備して家を出る。もう2時40分。
駅までどうやって出ようか考え、バスでと思って玄関を一旦出たけど、バスが来るのに間に合うか微妙な時間。考え直して車のキーを取りに家に戻って驚愕!そこにチケットが!
これ、持って行かなきゃダメじゃん。戻ってよかった。
お互いに相手が持っていると思い込んでいたようです(笑)もう、あわてんぼうさん。
駅前の駐車場に車を停めて、電車に乗り込む。ジャスト3時。ふぅ。なんとか間に合いそう。
座れたので、ダンナさんはグースカ寝ている。

有楽町線から都営新宿線の市ヶ谷乗り換えは、本八幡方面へ行くのなら近い。逆に新宿方面に出ようとすると、ホーム経由でぐるっと回らないといけないけど。
都営新宿線はあまり使わない路線なので、どうやって出ようかと悩むけど、市ヶ谷乗り換えが思ったよりも楽チンだった。
以前に浜町にある友人の家に遊びに行ったときは、待ち合わせが人形町だったからか、半蔵門線で水天宮前まで行った記憶がある。当時、丸ノ内線→半蔵門線(大手町乗り換え)が通勤ルートだったため、それもありかと思っていたけど、市ヶ谷乗り換えを覚えたので、次にあの辺りに行くときにはこれでいいな。
ダンナさんは、学生時代に浜町でバイトしていたことがあるのだけど、そのときもこのルートで通っていた気がすると言っていた。

そんなこんなで浜町に到着。もう4時を回ってる。
とはいえ、明治座は駅から地上に出れば、目の前。
昨日はとある関係での貸切公演なので、その関係者しかいない。
チケットにはお弁当とおみやげの引換券がついていて、席に着く前に引換えてくださいというアナウンスがある。
ロビーで仕事上の担当者と出会い、ご挨拶。
お弁当とおみやげをいただいてから席へ。1階席の前の方だ。
何を観るかって、コロッケの公演。仕事上の接待で誰が見ても楽しめるというようなものとしてはうってつけなんだろう。
第一幕・第二幕はコミカルな人情物の時代劇、第三幕はステージショーという構成。30分休憩が2度入る。
お弁当付きということだし想像はしてたけど、終わるのは9時近く。長丁場だ。

第一幕が始まる前に関係者の挨拶があり、ようやく開始。
正直言って興味のない時代劇だけど、細かい所に惹きつけられる。
まず、役者さんのハリのある声。みなさん、声がよく通る。さすがだな。
それと、着物を着ての所作。椅子に腰掛けるときに羽織のすそを両手で後ろに払う仕草とか、正座するときに着物や袴の裾をたくし込む仕草など、みなさん当たり前のように自然にやっている。着物の美しさやこういう所作を見て「いいなぁ」と感じてしまうということは、やっぱり自分は日本人なのだなと実感した次第。
書割や大道具の移動を自然に見せる舞台構成もよくできている。薄い幕が一枚降りてきて、その内側で背景が変えられていく。そのとき、薄い幕の外側で、演者がちょっとしたやりとりをして時間を稼ぐ。観客の気をそらすこの方式は、まるでマジックのよう。
子役の演技力にも驚かされるし、ベテランの喜劇俳優2人の間は素晴らしい。

幕間に、文字通りの幕の内弁当をいただくが、これが本当に美味しい。
ふきとかうどとか大人の食べ物が苦手な私なのだけど、煮物のふきが美味しいのにはびっくりした。ふきって、こんなに美味しかったのかと(笑)

時代劇が終わると、休憩を挟んでコロッケのショーが始まる。
やっぱり、実物は迫力が違う。特に、顔の大きさが(笑)
形態模写から出てきた人だけど、声の響きがいいし、真似する人によってマイクの位置を変えて工夫していたりするのがよくわかった。
バックのダンサーさんたちが半端ない。女性ばかり。中心のお二人はコロッケのショーの常連さんだそうだ。体のラインがとても美しく、ダンスもキレキレ。あとの方たちはアクロバティックなダンスを披露してくれるチームらしい。天井から吊るされたロープを使って高い所でくるくる回ったり、ちょっと雑技団ぽい。これも素晴らしかった。
ショーには司会者がいるのだけれど、これがまた年季が入ってる感じで、くだらない小ネタに笑ってしまう。
後半、説教くさくなって個人的には興ざめな部分もあったけど、やはりエンターテイナーだなと思わせるようなものではあった。

終わってみれば、けっこう楽しませていただいた。

観劇とか縁がないけど、実は、明治座は2度目。
新入社員のしかも配属直後のある日、部長に呼び出され、「午後からここに行ってきて」と命令されて行ったのが明治座だった。
「仕事中に観劇?」と、そのときは頭の中が「???」だったけど。今回同様、何らかの接待チケットだったのだろう。
同じ部署の年配の女性と二人で、日本橋の職場からてくてく歩いて明治座へ。池内淳子さんのお芝居を観た。
やはり幕の内弁当を食べた覚えがある。
その時と今回では建物が違う。明治座は平成5年に新しく建て替えられているようだ。

思い出しついでに、仕事上ということで、由美かおるさんの講演に行ったこともある。
これは新聞社だか経済雑誌の出版社だかの主催する講演で、やはり部長命令だった。
大手町のとあるビル内のホールで、呼吸法を中心とした健康法の講演だった。
父が由美かおるさんのファンだったため、興味もあって、誰か行ってくれないかというときに率先して「行きます!」と言った。
後輩と二人で行ったのだが、たまたま一番前の席で、ご本人とよく目があった。実物はやはりお綺麗で、年齢を感じさせなかった。

ということで、急遽の観劇でけっこう遅く帰ってきたので、グッタリ。
今朝の寝坊につながる。
記事を書いていたら、頭痛が始まった。弱っ。
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2013年10月08日

好きだけど嫌われる

時折、夕食に何を作るか悩んで決められないということがある。
昨日がそんな日で、どうしようかと悩む私を見て、ダンナさんがひょいと台所に立つ。
焼肉のタレに漬けた豚肉と卵、それにたっぷりの青ネギを刻んでチャーハンを作ってくれた。鮭フレークを使ったスープ付き。
フライパンをあおって、ごはんはパラパラに。私にはできない芸当である。
おかげで私は楽をさせてもらった上に、美味しいごはんをいただいた。
感謝、感謝。


さて、久しく本のネタを書いてないので、まとめておこう。
科学エッセイを続けて読んでいたので、4冊分。


『あの人の声はなぜ魅力的なのか 惹かれる声と声紋の科学』
鈴木松美
テレビでも時折拝見する音声・音響研究の第一人者・鈴木松美先生の著書。
声優オタクとしては、声というものがどういうものなのか、非常に興味のあるテーマ。とともに、人の声を聞き分ける能力はどこからくるのかにも興味があって。それはつまり、自分の脳が声を分析して判断しているということになるわけで。その辺のしくみが知りたいと思って読んだ本。この辺のことはあまり詳しくは書かれていなかったので、残念。
でも、顔の骨格や体格が声を決める要因の一つであることは確認できた。
ひとつ納得したことは、モーツァルトの曲について。世間の評判と違い、私はモーツァルトが心地よく聴けないと思っていたので、なぜかと思っていたけれど、確かに1/fゆらぎが多く含まれていたりするらしいが、音程が変わり過ぎるので、何となく落ち着かないような気分になって当たり前らしい。私の耳(脳)の判断は、決して間違っているわけではなかったと納得。


『ドコバラ! シワの多いイケメン、美人薄命の謎』
竹内久美子
寄藤文平さんの挿絵が楽しい、生物学的トリビア本。
竹内久美子さんの本は、今までにも何冊か読んでいるが、血液型による性格判断を科学的に読み解こうとしたり、眉唾なことも頭から否定しない姿勢に好感を持っている。
「人間だけにある「白目」の不思議」とか、「長良川にウミウがいる不思議」とか(知らなかった……)、なかなかに興味深いテーマが簡潔に語られている。


『科学と科学者のはなし 寺田寅彦エッセイ集』池内了
以前から興味はあったものの、なかなか読めなかった寺田寅彦のエッセイ。入門編としてジュニア向けの本を読んでみた。
寺田寅彦が高等学校時代に、英語教師であった夏目漱石に師事し、ずっと俳句の手ほどきを受けていたというのは知らなかった。漱石の作中の登場人物のモデルになっていたり、細かなネタを提供していたというのも知らず、もう一度漱石作品を読んでみたいと思ってしまう。
文学に興味があったからこそ、科学者でありながら文学的な表現ができ、科学に疎い人間にもわかりやすく説明できるわけで、こういう人はなかなかいない。
しかし、自分のことは飛び抜けて優秀とは思っていなかったようで……
「科学者とあたま」という文章の中でこう言っている。
頭の悪い人は、頭のいい人が考えて、はじめからだめにきまっているような試みを、一生懸命につづけている。やっと、それがだめとわかるころには、しかしたいてい何かしらだめでない他のものの糸口を取り上げている。そうしてそれは、そのはじめからだめな試みをあえてしなかった人には、決して手に触れる機会のないような糸口である場合も少なくない。自然は書卓の前で手を束ねて空中に画を描いている人からは逃げ出して、自然のまんなかへ赤裸で飛び込んでくる人にのみ、その神秘の扉を開いて見せるからである。

頭がよくて、そうして、自分を頭がいいと思いりこうだと思う人は、先生にはなれても科学者にはなれない。人間の頭の力の限界を自覚して大自然の前におろかな赤裸の自分を投げ出し、そうしてただ大自然の直接の教えにのみ傾聴する覚悟があって初めて科学者にはなれるのである。しかしそれだけでは科学者にはなれないことももちろんである。やはり観察と分析と推理の正確周到を必要とするのは言うまでもないことである。
つまり、頭が悪いと同時に頭がよくなくてはならないのである

この老科学者の世迷言を読んで不快に感ずる人は、きっとうらやむべき優れた頭のいい学者であろう。またこれを読んで会心の笑みをもらす人は、またきっとうらやむべく頭の悪いりっぱな科学者であろう。これを読んで何事をも考えない人は、おそらく科学の世界に縁のない科学教育者か科学商人の類であろうと思われる

ご自分が柔軟さを持っているというのは自覚していらしたのだろう。
私はこの部分を読んでニヤリとしてしまったので、「頭の悪いりっぱな科学者」ということになるのかも(笑)光栄です。

この本で取り上げられているエッセイのテーマは、茶碗の湯から始まり、砂浜の砂、蓑虫、電車の混雑、塵、金平糖、化け物、地震、津波、人魂など多岐にわたり、しかも一見価格と無関係に思えるようなテーマもちらほら。今で言う粉粒体や渋滞学、超自然現象と呼ばれるものなどまで。これこそが、目に映るものだけでなく、身の回りのすべてのことを科学的に見ようとする姿勢の現れではないかと。

寅彦が地震を研究していたことは知っていたけれど、この本では津波について語っている。
しかし困ったことには「自然」は過去の習慣に忠実である。地震や津浪は新思想の流行などには委細かまわず、がんこに、保守的に執念深くやって来るのである。紀元前二十世紀にあったことが紀元二十世紀にもまったく同じように行われるのである。科学の法則とは畢竟「自然の記憶の覚え書き」である。自然ほど伝統に忠実なものはないのである。

こういう災害を防ぐには、人間の寿命を十倍か百倍に延ばすか、ただしは地震津浪の周期を十分の一か百分の一に縮めるかすればよい。そうすれば災害はもはや災害でなく、五風十雨の亜類となってしまうであろう。しかしそれができない相談であるとすれば、残る唯一の方法は人間がもう少し過去の記録を忘れないように努力するよりほかはないであろう。

この項には、明治29年に災害記念碑を立てたものが、二つに折れて倒れたまま転がっていたり、通行人の目に付く道路に立てたつもりが他の道路ができて旧道がさびれて人目につかなくなってしまっているという追記があった。
人は過ちを繰り返すものなのだ。生まれ変わり世代が変わりとしているうちに、記憶は薄れて言ってしまうもので、忘れた頃にやってくるからいけないので、いっそのこと頻繁に災害が起きればそれは災害でなくなるという論理が面白い。当然のことながら、自然災害の頻度を調節するなど不可能なのだから、忘れないようにするしかないのだよね。

もうひとつ印象的だったのは、「涼しさ」の自己流の定義。
涼しさとは、暑さとつめたさとが適当なる時間的空間的周期をもって交代する時に生ずる感覚である。

「涼しさ」とは、日本人だけの感じる特殊な微妙な感覚だという意見。気候学的・地理学的によほど特殊な位置にある日本でなければ、感じることのできな感覚ではないのかというわけだ。なるほど確かに。

こんな風に、何気ないことを考えさせてくれる寺田寅彦のエッセイは、やっぱり面白い。


『気になる科学 調べて、悩んで、考える』元村有希子
毎日新聞の科学環境部の記者である著者が、科学記者の視点で書かれたエッセイ。
子供の頃から医者になろうと思っていた著者は、高校まで理系の道を歩んでいたそうだが、ふと理系科目が苦手なことに気づき、大学入試直前に「文転」して心理学の道に進んだのだそうだ。カウンセラーを目指していたはずが、なぜか新聞記者となり、記者となって十年後に医学や科学を取材する部署に配置されたということらしい。つまり、色々と回り道はしたものの、理数の基礎は勉強してきた人であり、人の話を聞くことは目指してきたわけで、しろうとの立場から科学をわかりやすく伝えるという役目を負ったのは、必然の帰結ということか。

一番印象に残ったのは、「正しく怖がる」だ。
「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」と書いたのは地球物理学者の寺田寅彦。このことは、未経験の事態に直面した人なら得心がいくだろう。科学技術の分野では、しろうとの想像が及ばない未知の現象や先端技術に向き合う際、この心得がとりわけ重要だと思う。

ここで例に出して語られていたのは、新たに生まれ来るウィルスの脅威だったのだけれど、対象が何にしろ、わからないものは怖い。しろうとに詳しいことを解かれというのも無理だけれど、偏らない立場からの、もしくはいろんな立場からの複数の簡潔な情報を得るのは大事なことだと思う。
にしても、やっぱり寺田寅彦は外せないのだな。

細かいネタでいうと、気になったのは、「牛はなぜ北を向く」。
放牧中の家畜は、南か北を向いているのだそうだ。詳しく調べると、地図上の南北ではなく、地磁気の南北に同調しているので、地磁気に反応しているということまではわかったものの、それがなぜなのかまでは不明。渡り鳥や遡上するサケが地磁気を利用していることは知られていたものの、哺乳類でも地磁気を感じているのがわかっただけで面白い。
どこの地域でも、家畜が餌を食べるときに大半が同じ方向を向くということは知られていたものの、それが何なのかはわかっていなかった。
こういった日常的な問題に気づき、科学的に調べてみようという科学者がいることが嬉しい。
これこそ、寺田寅彦の言っていた「茶碗の湯」。

「なぜ空は青いの?」などという素朴な疑問を追いかける研究を、欧米では「ブルースカイ・リサーチ」と呼ぶのだそうだ。現実問題として、人に役立つ研究を前提に申告して研究費をどこかから捻出しなければいけない科学者にとっては、部が悪い研究課題になってしまう、と。科学の世界では、まず「人のために役立つ」ことが大前提になるらしい。そして、そういう研究にしか研究費用は集まらない。単純に「面白い」というようなことは、相手にされない。
このエッセイの中では、イグノーベル賞についても好意的に書いてあるのだけれど、一見ばかばかしいようなテーマでも、真剣に取り組んで研究する科学者に敬意を表している。そういった裾野があってこそだとも思うし、裾野が広がる中で一見無関係な分野同士が化学反応を起こすことでブレイクスルーしていく気もするのだけど。現実は難しい。

途中、東日本大震災や福島の原発事故が起き、その周辺のこともブログを抜粋する形で日記風に書かれている。会社に寝泊りしながら記事を書くその様子に、体力のない私にはとてもじゃないが記者なんて務まらないと思った。中学生時代の私は、記者に憧れていたのだけれど、ならなくてよかったと思った。(いや、なれないけど 笑)

著者の元村さんは、私と同年代だ。いわゆるバブル世代。
バブル世代とはいえ、私はブランド品など興味がなく、華やかな夜の遊びにも参加しなかったので、感覚的には自覚がない。就職も内定がなかなか決まらずに苦労したし(笑)
元村さんは、あのホリエモンと同郷で同じ学校に通う同級生で、東大でも同窓とのこと。エッセイの中でも自分へのご褒美にケリーバッグをなどとおっしゃっているし、同年代でも感覚的にはかけ離れているものだなと思った。くだらないことだけど。


自分はまったくもって文系の頭で、理系の科目は苦手だったので、最低限しか勉強してこなかった。理系のことに興味はあるのだけれど、あちらからは嫌われていると思ってきた。大人になって、しろうと向けにわかりやすく書かれている理系テーマの本が大好物になった。
おなかいっぱい科学エッセイを読んだので、しばらくはいいかな(笑)
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2013年10月03日

アニメ調査室(仮)アンケート 2013年7−9月期

今回も、アニメ調査室(仮)さんのアニメアンケートに参加してみたいと思います。以下は敬称略で。

-評価条件-
S : とても良い
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い

F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし
z : 視聴不可


【2013秋調査(2013/7-9月期、終了アニメ、49+7作品)】

01,Free!,B
02,恋愛ラボ,A
03,君のいる町,C
04,進撃の巨人,S
05,有頂天家族,B

06,ムシブギョー,B
07,戦勇。 第2期,B
08,LINE OFFLINE,x
09,ブラッドラッド,B
10,ビーストサーガ,x

11,トレインヒーロー,x
12,きんいろモザイク,B
13,ロウきゅーぶ! SS,C
14,てーきゅう 第2期,B
15,げんしけん二代目,A

16,幻影ヲ駆ケル太陽,D
17,BROTHERS CONFLICT,B
18,宇宙戦艦ヤマト2199,S
19,銀の匙 Silver Spoon,A
20,ファンタジスタドール,C

21,ガッチャマンクラウズ,B
22,犬とハサミは使いよう,C
23,サーバント×サービス,A
24,神さまのいない日曜日,B
25,ハイスクールD×D NEW,B

26,ローゼンメイデン (新),B
27,獣旋バトル モンスーノ,x
28,戦姫絶唱シンフォギアG,D
29,とある科学の超電磁砲S,A
30,ステラ女学院高等科C3部,F

31,ぴっちぴち しずくちゃん,x
32,たまゆら もあぐれっしぶ,B
33,リコーダーとランドセルミ,C
34,超速変形ジャイロゼッター,x
35,ふたりはミルキィホームズ,C

36,神のみぞ知るセカイ 女神篇,B
37,八犬伝 東方発見異聞 第2期,A
38,魔界王子 devils and realist,F
39,たまごっち! ゆめキラドリーム,x
40,クロスファイト ビーダマン eS,x

41,Fate kaleid liner プリズマ イリヤ,B
42,銀河機攻隊 マジェスティックプリンス,C
43,ガラスの仮面ですが (無印/Z、全17話),x
44,超次元ゲイムネプテューヌ THE ANIMATION,B
45,私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!,A

46,マジでオタクなイングリッシュ! りぼんちゃん the TV,C
47,ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生 The Animation,F
48,ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2 (全59話),x
49,バトルスピリッツ ソードアイズ (無印/激闘伝、全50話),x
50,俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 (2期、14-16話),D

51,俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 (全32話),B
52,(特番) 絶対防衛レヴィアタン ミニ 焚き火劇場,x
53,(特番) ポケットモンスター ジ・オリジン,x
54,(特番) マジカル スター かのん100%,B
55,(特番) 未来日記リダイヤル,x

56,(注) 帰宅部活動記録,B
57,闇芝居,B


{総評、寸評など}

見切りのF評価。
30,ステラ女学院高等科C3部,F
女子高のサバゲー部を描いた作品。
『うぽって!!』『ガルパン』ときて、サバゲーも題材的には面白そうだと思ったのに、なぜかハマらず。4話まで視聴。4話はファンタジックでなかなか面白かったのだけど。
38,魔界王子 devils and realist,F
超がつく現実主義者の没落貴族が、悪魔同士の代理王の座をめぐる戦いに巻き込まれる話。
この作品は、面白くないから見切りというわけではないのだけど、時間の関係か視聴が続かず。時間があったら観ておきたい。
47,ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生 The Animation,F
人気ゲームのアニメ化作品。「超高校級」の高校生たちが学園に閉じ込められ、そこから卒業するために仲間を殺し、裁いていく。
期待が高すぎたのか、つまらなく思えて1話切り。ゲームをプレイしてから観たら、評価が違ったのかも。

今回、E評価はなし。

D評価。
16,幻影ヲ駆ケル太陽,D
タロットカードをモチーフにした美少女バトルもの。
『まどマギ』に続けとばかりに狙い過ぎた感が……全体的に話が暗過ぎてどんより。キャラデザはポップでかわいいと思ったのだけど。せっかく猫キャラもいるのに、さして登場してこないし、ヒット要素を故意に盛り込み過ぎて自爆した感じ。
28,戦姫絶唱シンフォギアG,D
音楽プロデューサー・上松範康が初めてテレビアニメの原作を手掛けた、歌うことで戦う美少女たちのバトルもの。2期目。
1期から評価が低かったので、なぜに2期を作ろうと思ったのかと問いたいレベル。キャラ設定にもモチーフにも統一感がなく、ガチャガチャし過ぎて観ていられない。それでも、1期よりは多少マシだったかも。
50,俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 (2期、14-16話),D
実は隠れオタクである妹に振り回される兄と、その周辺の女の子たちとの交流を描く作品の2期目。
前回のアンケートの通り。妹に本気でデレたお兄ちゃんが気持ち悪すぎる。

C評価。
03,君のいる町,C
広島の田舎町に東京からやってきた少女に恋した主人公が、やがて東京に帰っていったその子を追って東京へ。ぐだぐだの恋愛漫画をアニメ化。
キャラクターデザインは馬越嘉彦がらみなようで、画が暗い。そのせいか全編が暗い。好みが分かれるところだろうけど、私は好みじゃないので。ドロドロした恋愛ものなら、せめて明るい画にしてほしいと思ってしまう。演出も間が長くてテンポが悪い。
13,ロウきゅーぶ! SS,C
小学校の女子バスケットボール部でコーチをすることになった男子高校生と部員の少女たちとの交流を描く。
小学生の女子と高校生の男子との絡みは、どうも生理的にダメで。かといって、作品として出来が悪いわけではないので。
20,ファンタジスタドール,C
デバイスにカードを通すことで召喚されるドールを駆使して、マスター同士が戦うカードバトル。
キャラがとてもかわいかった。鯖カードみたいなアホなカードをもっと出してほしかった。なんで電車が出てくるのかと思ったけど、最後の方で背景に使われていた扇形操車場の造形は興味深かった。
22,犬とハサミは使いよう,C
超がつく本好きの男子高校生の魂が死んだ瞬間になぜか犬の中に入り込み、彼が死ぬきっかけを作った人気作家と暮らすことに……
期待しすぎたのか、思っていたよりも評価できず。犬の表情の描き方は素晴らしかった。前半はミステリータッチが強く面白かったのだけど、後半がバトルものみたいになってしまって。
33,リコーダーとランドセルミ,C
大人にしか見えない小学生男子・あつしと、小学生にしか見えない女子高生・あつみの姉弟の日常を描く作品の3期目。
1期・2期とは制作サイドが代わって別物になってしまった。どことなく落ち着いてしまった感じ。本編よりもオマケ映像で監督と対戦する置鮎龍太郎が面白かった。
35,ふたりはミルキィホームズ,C
『探偵オペラ ミルキィホームズ』のスピンオフ的作品。ミルキィホームズの妹分フェザーズの活躍を描く。
秋山殿こと中上育実が婦警兼怪盗役で好演。
42,銀河機攻隊 マジェスティックプリンス,C
キャラデザ平井久司で宇宙を舞台にしたロボットアニメ。
さすがに平井久司の描くキャラは独特。内容的には、凡庸で、特別つまらないわけでもなく、特別面白いわけでもなく。
46,マジでオタクなイングリッシュ! りぼんちゃん the TV,C
オタク用語を英訳することが柱になっている作品。
TV版は、やっつけ感がひどい。

B評価。
01,Free!,B
高校の水泳部を舞台にした、男子高校生同士の友情の物語。
世間では人気のようだけど、個人的には今ひとつ。女子高生ばかりを描いてきた京都アニメーションが男子高校生を描くというので期待してはいたのだけど。
なんというか、女子高校生を男子高校生に置き換えただけというか、男子高校生にしては、感覚的に女性っぽいというか。ちょっと気色悪い部分が。
05,有頂天家族,B
森見登美彦原作の小説をアニメ化。京都で人に化けて暮らす狸と天狗の物語。
原作はだいぶ前に読んでいるので筋はわかっている。その分、映像のみを楽しんだ感じ。久米田康治のキャラデザはどうかと思ったけど、意外とハマったかも。森見作品は、読んでいて色彩豊かな感じがするので、そこはうまく描けていたのではないかと。
06,ムシブギョー,B
江戸時代、跋扈する巨大な蟲に対抗するために作られた蟲奉行所を描いた漫画をアニメ化。
夕方枠にしては、けっこう大胆なお色気シーンありなのが斬新。少年漫画っぽくて好印象。ただ、死んでしまうような重傷を負っても、簡単に復活する設定はどうなのかと。
07,戦勇。 第2期,B
配信もののギャグファンタジー漫画をミニアニメ化。
いろいろひどい(褒め言葉)。
09,ブラッドラッド,B
魔界のオタク吸血鬼が、誤って死なせてしまった人間の女子高校生を生き返らせようと奮闘する漫画が原作。
期待していたのだけど、尻すぼみ。最終11話のOAD付き原作本が出るようだけど、なぜに10話で終了?原作を買わせようという作戦か?少年漫画っぽくて楽しかったけど。
12,きんいろモザイク,B
外国かぶれの純日本人の女子高生と、ホームステイ先で知り合い日本かぶれとなったイギリス人少女を中心にした日常を描く4コマ漫画が原作。
回を重ねるにつれて味わいが出てきた。最終回の後半のミュージカル仕立てはかわいかった。
14,てーきゅう 第2期,B
テニス部を舞台にしながらもテニスなんかしやしない超高速ギャグミニアニメの2期目。
神経を集中させないと聞き取れないほど高速な会話が飛び交う作品。ミニアニメだからこそできる荒業。
3期目が継続して放送されるとのことで期待。
17,BROTHERS CONFLICT,B
乙女ゲームをアニメ化。父親の再婚で突如、小学生から30代まで13人の男兄弟ができてしまった女子高校生と、兄弟たちとの恋の鞘当て。
お母さん、どんだけ生んだの?(一人は養子だけど)あんまり兄弟が多すぎて、一人に時間をかけていられないのが難点か。EDの細谷佳正の歌い出しで毎回吹いた。しゃべるリスのジュリ(CV:神谷浩史)がかわいくない。予告が面白いのは、乙女ゲーム原作作品のお約束なのか。なんだかんだ楽しんだので、Aに近いB評価。
21,ガッチャマンクラウズ,B
おなじみの『ガッチャマン』とは違う世界観でのガッチャマン。
なら、「ガッチャマン」なんて名づけなければいいのに、と思うほど別物。主人公のはじめ役の内田真礼の声がうざい(褒め言葉です)。カッツェ役の宮野真守もうざいけど、イケてた。もううちでは宮野真守のことを「チャンカチャンカ」と呼んでいる。画的にも色彩の刺激が強く、斬新な感じではある。筋的にも、いろんなアンチテーゼを含んでいて面白かった。
24,神さまのいない日曜日,B
人が生まれなくなり、死者が生者とともに暮らす世界で、死者を葬る墓守の少女が、世界を救う旅に出る物語。ラノベ原作もの。
基本3話ずつの話が4編。それぞれによくできたファンタジー。ものを知らず恐れを知らず、時に無謀な主人公・アイの危うさが魅力なのかも。
25,ハイスクールD×D NEW,B
一度死んで悪魔となり吸血鬼の眷属となった男子高校生が、魔界の戦いに巻き込まれていく作品の2期目。エロ度高め。ラノベ原作。
主人公役の梶裕貴が「おっぱい」を連呼するが、振り切れていて気持ち良いくらい。
26,ローゼンメイデン (新),B
アンティークドール同士の戦いに巻き込まれていく主人公を描く漫画が原作。かつてアニメ化されたときは中学生の「まいた」ジュンが主人公で、今回は別の時間軸が舞台で大学生の「まかなかった」ジュンが主人公。
前作ほどドールたちに焦点が当てられてないような。主人公の心の逡巡がメインな感じ。人形が小さくなった?物足りなさはあるものの、「まいた」世界と「まかなかった」世界とのつながりなど上手に描いていたと思う。
32,たまゆら もあぐれっしぶ,B
広島県竹原市を舞台に、写真好きの少女と友人たちとの交流を描く物語。2期目。
父を亡くしたことをきっかけに父の郷里である広島に移住し、父のカメラを受け継いで写真を撮る主人公・楓。1期目では、泣くことがなかった楓が、2期目でようやく泣いていたのが印象的。まったりとした空気感は相変わらず。
36,神のみぞ知るセカイ 女神篇,B
ギャルゲー漬けの男子高校生が、悪魔にその手腕を買われて「駆け魂」の回収のためにリアルに女の子を攻略する破目になる。今回は、3期目。
3期目と聞いて、正直「まだやるのか」と思ったが、この女神篇がこれまでで一番面白かったかも。「駆け魂」回収の為に攻略してきた女の子たちに、実は女神が憑いていて、それを発現させなければならないということで、一から攻略し直すというのはうまい設定だ。
エルシィの出番が少なかったのが少々寂しかったが。蚊帳の外のエルシィが大好きな消防車で自分を慰めているのがかわいい。
41,Fate kaleid liner プリズマ イリヤ,B
『Fate/stay night』のスピンオフ作品。イリヤが魔法少女化。突然。英霊のカードを回収する戦いに巻き込まれていく。
なにせキャラクターがかわいい。本編が真面目一辺倒なノリなので、同じキャラでこれくらいくだけていると楽しめる。
44,超次元ゲイムネプテューヌ THE ANIMATION,B
ゲーム原作もの。ゲイムギョウ界を舞台に、それぞれのシェアを守る女神たちが、侵略してくる勢力と戦う。
主人公ネプテューヌ役の田中理恵のかわいい声にびっくり。ドスのきいた声のイメージしかなかったので。キャラクターがかわいくて、声優陣が豪華。それだけで十分。
51,俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 (全32話),B
1期2期通しての評価ということだと、Bくらいが妥当かと。
でもそれは、ほとんど1期の力。
54,(特番) マジカル スター かのん100%,B
『神のみぞ知るセカイ』のスピンオフ。
ちっちゃくなっちゃったかのんちゃんがかわいい。
56,(注) 帰宅部活動記録,B
タイトルそのまま帰宅部の活動記録。
木戸衣吹のツッコミがすべてを活かしている。だんだんハマってきた。
57,闇芝居,B
紙芝居調で語られる怪談ミニアニメ。大人向けというふれこみ。
ホラーというジャンルは少ないので貴重。怪談マニアの私としても、なかなか楽しめる作品だった。アニメでやるからにはと、怖さを視覚的にうまく表現できる題材を選んでいると思う。


A評価。
02,恋愛ラボ,A
名門女子中学校の生徒会を隠れ蓑に、恋愛に憧れる面々が恋愛研究する日常を描く4コマ漫画が原作。
このクール一番のダークホース。とにかく赤崎千夏がイケている。後半は、段々と男子が登場してくるようになったが、逆に面白みが増したような。今後、2期以降があるとしたら、そのあたりが人気にどう響くのか興味があるところ。
15,げんしけん二代目,A
大学の現代視覚文化研究会を舞台にしたオタク群像劇。2期目。漫画原作。
1期から継続して出てくる面子のCVが変更されていたり、登場人物が代替わりしたりと、1期とはだいぶ違う印象。でも、それが奏功している。班目さんが大幅に美化されているような嫌いはあるけど。中身が腐女子の女装男子という波戸くんは面白い存在だった。1年生の腐女子コンビもよし。スーの放つマニアックなセリフにはニヤリ。
19,銀の匙 Silver Spoon,A
2012年漫画大賞受賞作をアニメ化。北海道の農業高校が舞台。偏差値至上主義から逃げるように全寮制の農業高校に入学してきた主人公と、将来酪農・農業を継ぐ立場にある同級生たちとの対比を描く。
荒川弘作品でありマンガ大賞受賞作品ということで、内容的にはお墨付きで安心して観られた。特に経済動物との関わり方や酪農農家の現実みたいな部分は非常に興味深い。将来が決まっておらず、そこにコンプレックスを持つ主人公だが、酪農・農業にどっぷり浸かってきた同級生たちを逆に刺激する部分もあり、お互いの相乗効果が面白い。2期に期待。
23,サーバント×サービス,A
お役所を舞台にしたコメディ。4コマ漫画が原作。
同じ原作者の『WORKING!!』が面白かったので、期待していた。それぞれのキャラを把握するまでは今ひとつだったが、課長(うさぎのぬいぐるみ姿)が登場したあたりから俄然面白くなった。キャラが立っていて、それぞれを見守りたくなる。
29,とある科学の超電磁砲S,A
学生を対象とした超能力開発が行われている学園都市を舞台に、レベル5(学園都市第3位)の能力をもつ女子中学生・御坂美琴とその友人たちを描いた作品の2期目。
1期では、女の子同士の友情がメインテーマだったのに、2期に入って前半は美琴が孤軍奮闘するだけでつまらなかった。後半になってようやく女の子同士の友情が描かれて、望んでいたような作品になってくれた。最後はちょっと派手過ぎたけど。
37,八犬伝 東方発見異聞 第2期,A
八犬伝をモチーフにした伝奇ファンタジーの2期目。漫画原作。
女性向け作品とあって、キャラが美麗。数話で完結する妖の話と、大元の八犬伝的な話とが交錯する。八犬士のそれぞれがその身に妖を宿しているなど、オリジナルの設定が面白い。五狐や巨大な犬神・八房、猫又など獣神たちもキュート。
45,私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!,A
喪女の女子高生が、他人とコミュニケーションをとろうと奮闘する姿を描く漫画が原作。
主人公役・橘田いずみのハマリ具合が半端ない。暴走する妄想と、現実とのギャップが悲しくも可笑しい。

S評価。
04,進撃の巨人,S
人類の前に突如現れた巨人。巨人の侵入を防ぐべく高い壁で囲われた世界で、圧倒的な巨人の力に抗おうとする人類を描いたファンタジーバトル漫画が原作。
多くの人間が容赦なく潰され食われていく中で、立体機動装置を使って巨人を駆逐しようとする兵士たち。やがて、巨人化できる人間が存在することが判明していく。
設定のオリジナリティと不条理さは群を抜いている。何もできない無力感と絶望の中で足掻く人類の姿は教訓めいてさえいる。
18,宇宙戦艦ヤマト2199,S
『宇宙戦艦ヤマト』をリメイク。
期待しないで観たせいか、良さが際立った。1話1話の筋書きがしっかりしていて、しかもそれらが最終的につながってくるプロットは見事だったし、旧作の森雪が何人もの女性キャラに分割され、それぞれが活きていたり。
リメイクものを評価できることは極端に少ないので、本当によくできていると思う。古臭く感じる所もなく、踏襲する部分は踏襲してうまく昇華させている。


意外とA評価が多くなってしまった。
2期を作ってもらって嬉しい作品がある反面、「まだやるのかよ」とツッコミを入れたくなる作品もあり……
2期目、3期目と続く作品ばかりになるのはどうなのだろうか。
とか言いつつ、なかなか観る本数を減らせないのが一番悪いのだけど。
posted by nbm at 16:11| Comment(10) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月01日

2013年9月21日からの地震メモ

2013年9月21日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2013年9月21日14時2分頃  小笠原諸島西方沖 M4.9 ごく浅い  最大震度1
2013年9月21日23時38分頃 茨城県北部    M3.4 深さ約10km 最大震度2
2013年9月22日0時11分頃  茨城県南部    M3.2 深さ約50km 最大震度1
2013年9月22日6時9分頃  東京都多摩東部  M2.5 深さ約30km 最大震度1
2013年9月23日13時11分頃 茨城県北部    M3.2 深さ約10km 最大震度2
2013年9月24日7時47分頃  茨城県沖     M4.2 深さ約10km 最大震度2
2013年9月25日2時36分頃  茨城県南部    M3.1 深さ約50km 最大震度1
2013年9月26日14時44分頃 茨城県北部    M3.7 深さ約10km 最大震度2
2013年9月27日5時7分頃  茨城県沖     M4.0 深さ約20km 最大震度1
2013年9月28日23時18分頃 父島近海     M4.5 深さ約10km 最大震度1
2013年9月29日23時56分頃 千葉県東方沖   M3.8 深さ約10km 最大震度1
2013年9月30日22時37分頃 茨城県沖     M4.4 深さ約50km 最大震度4
2013年10月1日8時7分頃  八丈島東方沖   M3.7 深さ約40km 最大震度1

8月からこっち、茨城沖など茨城県震源の地震が比較的多い状態が続いてます。
小笠原諸島近辺が頻繁に揺れているのも気になります。



この間の震度4以上またはM5以上の地震は以下の1回のみ。
2013年9月30日22時37分頃 茨城県沖 M4.4 深さ約50km 最大震度4

バラエティに富んだ場所が揺れている状態ですが、大きめのものはないです。


海外では被害地震が相次いで発生。
2013年9月24日20時29分頃 パキスタン M7.8
2013年9月26日1時43分頃  ペルー沿岸 M7.2
2013年9月28日16時34分頃 パキスタン M6.8

とりあえずメモのみで。
posted by nbm at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする