2015年01月31日

骨折から5ヶ月

左肘橈骨頭骨折から5ヶ月以上が経過した。

私のリハビリ期間は150日。2006年から国がリハビリに期間を定めた。医療保険制度を保持する観点から、国の負担を少なくするために制限が設けられたわけだ。期間は病状や運動機能の程度によるのだろうが、骨折なら150日が上限になるらしい。調べてみると、運動器疾患は150日ということのようで、骨折はこれに該当するのだろう。両親の入院でそういった政治的事情は把握していたのだけど、通院でリハビリする自分も同様に扱われることには軽く驚く。考えれば当たり前のことなのだが。
しかしこれがけっこうアバウトで。病院によるのかもしれないが、起算や終了がいつなのか誰もはっきりとは教えてくれない。入院していたりすれば、「退院してください」という打診があるのかもしれないが。
仕方がないので、リハビリを開始した日から自分で数えて150日目を最終日と設定したが、理学療法士にも会計でも誰にも文句を言われなかった。もちろん、リハビリ期間終了を待たずにリハビリの必要がなくなれば、問題ないだろう。だけど、みんな一体どうしているんだろうか。自分のように自ら計算する人ばかりとも思えない。
自己申告で「今日が最終日」と言うと、療法士から延長することもできると言われた。というのは、私の場合は電気の治療15分と運動療法という内容だったのだが、電気治療のみで時間も8分に短縮する内容ならまだ続けられると言う。電気治療は痛みを軽減させるもので、今は肘に痛みはほとんどないので電気治療のみでは私には意味がない。

高次脳機能障害など障害が重度で長期にわたることの多い疾患に関しては、このリハビリの日数制限から除外されているようなのだが、リハビリを継続することにより状態の改善が期待できると医学的に判断される場合にはリハビリを続けることができるという条件があるらしい。
それ以外にも、維持期リハビリテーションというのがあって、月13回(13日)つまり週に2、3回で1回20分の訓練を受けることができるらしい。(介護保険の認定を受けている人は医療保険でなく介護保険で賄うことになっている。)この1回20分というのは、リハビリを行う際の時間の1単位。この単位を元に診療報酬が算定されているわけだ。そして、医療保険につながっていく。
話がだいぶそれたけど、国の意向で病院の報酬が左右されているのがよくわかる。

さて、150日間のリハビリの成果はいかに。()内は目標値。
屈曲 140°(145°)
伸展  −2°(  0°)
回内・回外は骨折から3ヶ月の時点で角度的には問題なくなっているが、動きはぎこちないし少々痛みもともなう。
屈曲は、他動なら145°まで曲がる。伸展も、他動なら0°までいくので、双方とも可動域はまだ伸ばすことができそう。数字としては些細な角度だが、見た目では特に伸展はどう伸ばしても曲がって見える。
握力は22.5kgまでに回復。右が27.5kgなので8割ほどまでに回復した。
肘の痛みもほとんどなくなった。
ということで、リハビリの成果は十分だった。今後は自力でどこまで回復させられるかだ。

ところが、肩の問題が出てきた。
11月後半くらいから出てきた肩の痛みは、今もほぼ変わらない。
肘のリハビリに通っていたのに、終盤は肩を診てもらっていたようなものだった。
おかげで前から上に腕を上げることはなんとかできるようになったものの、真横に上げようとすると水平から45°くらいまでしか上がらない。後ろにも腕を回すことができない。痛みで動かないというよりは固まってしまっている感覚。ギプスを外した当初から腕が上がらなかったのだが、筋力の問題だと思われていた。しかし、筋力が戻ってきている今、肩の動きは悪化している。痛みは前側の腕の付け根から大胸筋にかけてがひどく、ときには背面側も痛む。
当初は四十肩と診断されたのだが、四十肩というのは肩まわりの炎症を指す広い意味の言葉で、具体的にどの部分がどんな風になっているか詳しい診断を受けていない。レントゲン写真では異常はないとだけしか。
きっかけは、重いものを持ったことだったかもしれないが、直後に痛んだわけでもなく……元々姿勢はよくないので肩に長年負担をかけていたかもしれないが、肘を庇って痛めたとか、肘を固定したことで肩も拘縮した、もしくは肘と同時に痛めたけれど後から症状が出てきたとも考えられる。
肘はよくなったものの、療法士によると肩の動きはリハビリを要するレベルとのことなので、次の診察で医師に肩のリハビリを受けたい旨を伝えようと思っている。

日によって状態は違うが、朝起きた時に左腕全体が指先まで強張って動かないことがままある。
どういうときに強張りが強くなるのかは、もう少し経験と観察が必要だ。
日常生活では、肩の問題もあって、シャツや上着の脱ぎ着が困難。手首の痛みはだいぶ軽減されたけれどまだあるので、左手を突いて体重をかけるのは咄嗟にははばかられる。というわけで、寝ている状態から起き上がるのに左手を使えない。あとは、腕が伸びないので高いところに左手が届かない。
よくなったと感じるのは、しぼる動作ができるようになったこと。これが長い間ちゃんとできなかったので。

1周間ほど前のこと。
自宅でドア枠に左肩から左肘にかけて強打してしまった。ドアを通ろうと思ったときに一度振り返り、あらためて前に進んだらぶつかったというだけ。一瞬、肩の前後の広い範囲に電気が走ったような感覚があり熱くなった感じがした。ひどい痛みでその場にうずくまったまましばらく動けない。痛みは肘までひびいてなかなか引いてくれなかった。
それだけの衝撃があったので、悪影響が怖かったのだが、少し痛みが強くなった程度で済んだ。
別の日、掃除をしているときに左腕が壁に引っかかったようになった。このときも肩から肘にかけて痛みが広がってしばらく動けなかった。
怪我をしていないときならなんとも思わない程度のことなのに……と思う。
小脳の働きが元々悪いのか、身体の幅が計算できないことがよくある。ネコのひげが欲しいと本気で思うほどに。肩や腰骨をぶつけるのは日常茶飯事で、身体のあちこちにアザがあるのは珍しくない。「小脳仕事しろ!」と思うのだが、思っただけではどうにもならない。よりによって、痛い方の左側をぶつけるとは何事か。

とはいえ、元凶の肘に関してはよくぞここまで回復してくれたと思う。ギプスを外した当初は、これで本当に動くようになるのだろうかと不安でいっぱいだった。療法士さんたちは、同じ箇所を骨折した人の中では格段に動きが良いと評価してくれていた。
骨折時には「厄介だなぁ」と医師に言われた部位だ。結果的に手術せずに保存療法を選択してよかったということになる。今の段階では。医師からは、加齢による変化で状態が悪化することもあると聞いている。そうならないことを祈るのみ。
あとは肩がなんとかなってくれればいいのだけど……
ラベル:肘関節骨折
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2015年01月30日

輝け!nbm Awards 2014<アニメ編>

あぁ、ぼやぼやしていたら、1月が終わってしまいそうです。
2014年も150タイトル以上のアニメ作品を観てきました。
一応、区切りとしてnbm Awards 2014<アニメ編>をまとめておきたいと思います。
アニメ音楽に関しては、輝け!nbm Awards 2014<音楽編>をご覧くださいませ。
リンク先がリンク切れの場合はご容赦ください。

<OP・ED賞>

映像と音楽の相乗効果で作品の世界観を上手に表現しているものを評価しています。
『ノラガミ』OP「午夜の待ち合わせ」Hello Sleepwalkers→YouTube
モノクロや色調を抑えた所にポイントで色を入れて強調したり、スローモーションの動きなど使いながら、街に神々が馴染んでいて、作品の内容も表現。曲調ともバッチリ合っている。
『未確認で進行形』OP「とまどい→レシピ」みかくにんぐッ!→YouTube
かわいらしい絵柄に騙されてしまうが、とにかく人の動きの表現が凄い。
『ウィッチクラフトワークス』ED「ウィッチ☆アクティビティ」KMM団→YouTube
ちびキャラの魔女たちがあらゆる拷問にかけられながら歌う。横スクロールシーンは、リアルタイムで観ていると、話数ごとに登場したキャラクターが加わって増えていくという趣向。水島節炸裂。
『ピンポン THE ANIMATION』OP「唯一人」爆弾ジョニー→YouTube
木版画のような絵柄の冒頭から墨絵調、そしてモノクロアニメと変わっていくが、原作の雰囲気を壊さない動画づくりには脱帽。
『そにアニ SUPER SONICO THE ANIMATION』第6話ED「ナイトメア・バスター」第一宇宙速度→YouTube
毎回違うEDだったこの作品。第6話はホラー映画テイストの内容だったので、EDもホラー映画調。マイケル・ジャクソンの「スリラー」を思い出させるダンスとか、チェーンソーを振り回したりとか、ビキニ姿のそに子ちゃんがゾンビと競演。フィルムの傷のような加工もしてあったり、凝っている作り。
『ばらかもん』ED「Innocence」NoisyCell→YouTube
暖かなオレンジ色を基調とした背景に、島の少女なるが駆け回る。自分の作品に自信をなくした書道家が、なるや島の人々と触れ合う中で自分を取り戻していくというストーリーだが、作品を通して語られる暖かさのようなものが表現されていて感動的。
『黒執事 Book of Circus』OP「ENAMEL」シド→YouTube
今回の物語の中核となるサーカスが題材となっていて、ダークファンタジーらしいOPだが、奥行き感のある映像で怪しげな登場人物たちがくるくると現れては消えていくようなめくるめく感じが秀逸。
『天体のメソッド』ED「星屑のインターリュード」fhána→YouTube
何気ない動作をするときの微妙な人の動きが気持ち悪いほどリアルに表現されている。外で座っていて立つときにおしりを手で払うしぐさとか。上記の『未確認で進行形』OPに通ずるものがあるが、こちらの方がリアリスティック。
『ソードアート・オンラインII』マザーズ・ロザリオ編OP「courage」戸松遥→YouTube
ネタバレになるが……マザーズ・ロザリオ編でメインヒロインとなるユウキは、双子で生まれるも出生時にAIDSに感染しており、双子の姉はすでに他界し、自らも死期が近づいている状態。寝たきり状態でありながら、医療用に開発されたマシンでゲーム内を自由に動くことができるという設定。それが、OPの冒頭部分で端的に表現されている。
『神撃のバハムート GENESIS』ED「Promised Land」清水理沙→YouTube
冒頭のボタニカルアートのような絵柄が美しい。

<キャラクター賞>
『鬼灯の冷徹』シロ→公式サイト
地獄の閻魔大王の下で働く鬼神・鬼灯になついている白い犬のシロ。桃太郎のお供であったということなので、しっぽがくるんと巻いた和犬。小林由美子の無垢な少年のような声がハマる。
『月刊少女野崎くん』千代ちゃん→公式サイト
これまた小澤亜李がハマった。野崎くんへの恋心を隠しつつ、漫画家としての野崎くんをアシスタントとして支える千代ちゃん。野崎くんだけでなく、登場人物みんなに優しくツッコミを入れてくれる。
『繰繰れ! コックリさん』こひな・信楽→公式サイト
かぷめんをこよなく愛するデンパ少女・こひな(CV:広橋涼)や、ニート生活を続けるためにはなんでもするおっさん狸・信楽(CV:中田譲治)、獣モードのときの狐など、かわいいキャラがいっぱい。
『甘城ブリリアントパーク』モッフル・マカロン・ティラミー→公式サイト
きぐるみにしか見えないリアルキャストのモッフルほか3名のやさぐれ方がナイス。

<ギャグ賞>
『ディーふらぐ』公式サイト
王道の学園コメディ。くだらない。だが、そこがいい。
『ジュエルペット ハッピネス』公式サイト
女児向け作品と侮ることなかれ。ギャグセンスはピカイチ。
『極黒のブリュンヒルデ』公式サイト
実験動物のように超能力を授けられつつ、安定剤を飲み続けないと死んでしまう宿命にある女の子たちを描く物語で、その彼女たちが溶けていくとか、まったくもって酷い話なのに、なぜか笑ってしまうシーンが挟み込まれていて中和されるという怖ろしい作品だった。コメディ作品じゃないけど、笑いのセンスと使い方に脱帽。

<スポ根賞>

『弱虫ペダル』公式サイト
若干間延びしている部分はあるものの、自転車ロードレースを題材に熱い戦いを展開。主人公がオタク系とあって、とんちんかんな言動が和ませてくれる。現在、2期目が放送中。
『ハイキュー!!』公式サイト
とにかく全員を応援したくなる爽やかバレー・アニメ。
毎回趣向を凝らしたサーブ練習のアイキャッチが楽しかった。2期も決定しているようで楽しみ。

<大穴賞>
放送前は特に期待していなかったにも拘わらず、予想を裏切って楽しませてくれた作品。
『未確認で進行形』公式サイト
突如現れた許嫁は犬神の一族だったという奇抜な設定ながら、内容自体は日常系でほのぼの。こういう作品は落ち着いて観ていられる。
『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』公式サイト
地方アイドルが主人公のほのぼのアニメ。舞台は流川市(モデルは流山市)。アイドルものは食傷気味とはいえ、地方アイドルという切り口は新鮮だったし、何も特別なことは起こらない日常系だったが、そこが安心して観られたポイント。

<脚本賞>
『スペース☆ダンディ』『スペース☆ダンディ シーズン2』公式サイト
キャラクターと基本設定が共通している中で、脚本・作画・演出・音楽などのスタッフが毎回異なる実験的な作品。円城塔脚本回をはじめ、各回の自由なシナリオが楽しかった作品。回によって好き嫌いが分かれるだろうが、逆に言えば誰にでも気に入る話数があったはずという作り。

<音響賞>
『蟲師 続章』公式サイト
独特の世界観を貫く作品の2期目。1期から10年。かつて驚異的なクオリティの作画で評価された作品の2期目とあって、作画のクオリティも高いまま。ただし、10年の間に他に追いつかれた感も。一方、やはりこだわって作られている音響効果はやはり抜きん出ている印象。例えば、雪を踏みしめる音だとか、音の奥行き感だとか、じっくり音を聴いても楽しめる作品だと思われる。
『マンガ家さんとアシスタントさんと』公式サイト

こちらは、音響監督さんより声優・松岡禎丞のテクニックのなせる業なのか。息を吸い込みながら発音したり、「ちょっと」と呼びかけるときに直前に小さな「ぇ」が入ったり、色々とすごい音を聴かせてもらった。

<作画賞>
『ピンポン THE ANIMATION』公式サイト
原作の松本大洋の絵の雰囲気を壊さずに動かすという技術は素晴らしい。
『ヤマノススメ セカンドシーズン』公式サイト
女の子たちのかわいさもさることながら、日常の飯能市の風景や山々の風景などが丁寧に描かれていた印象。
『Fate/stay night Unlimited Blade Works』公式サイト
くっきりとコントラストの強い画、迫力のバトルシーン、さすがの一言。
『神撃のバハムート GENESIS』公式サイト
かつて、これだけのクオリティのテレビアニメ作品があっただろうかと思うほど高いクオリティの作画を誇る作品だった。最後まであのクオリティで描ききったことだけでも賞賛に値する。

<設定賞>
『棺姫のチャイカ』『棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE』公式サイト
各地に散らばってしまった帝国の皇帝の遺体を集める少女チャイカと、それを手助けすることになった兄妹の物語。オリジナリティあふれるファンタジーで楽しめた。
『シドニアの騎士』公式サイト
和の文化を受け継ぐ巨大な宇宙船、戦闘機が連なって移動する様、光合成する人類など、大筋は宇宙空間で巨大生物と戦うありふれた話でありながら、細部の設定が独特の世界観を生み出していて好印象。
『健全ロボ ダイミダラー』公式サイト(注意)音が鳴ります
人類に敵対するペンギン帝国に、ハイエロ粒子をエネルギーとする巨大ロボット・ダイミダラーで対抗するというアホな設定で、エロネタをギャグに昇華させたところを評価。古めかしいふざけた作りの公式サイトも好印象。そういったものまで含めて、いい意味でかつてのロボットもの全体をパロディ化しているような姿勢を評価。

<ショートアニメ賞>

『ストレンジ・プラス』『真 ストレンジ・プラス』公式サイト
ショートアニメならではの凝縮されたギャグを豪華声優陣が演じていたのが○。
『旦那が何を言っているかわからない件』公式サイト
オタクのダンナと結婚した一般人の薫。痛々しくも微笑ましい日常。オタクと一般人との鮮やかな対比。2期決定とのことで、ゆかりんが壊れないかだけが心配。

<nbm大賞>
『ウィッチクラフトワークス』公式サイト(注意)音が鳴ります
総合力として、この作品の右に出るものなし。作品に華がある。目が楽しい。水島努監督作品は好物だけれど、この作品で今までのすべてが集約・昇華されたような印象を受けた。これだけの作品をきちんとスケジュール管理して早めに上げるのは至難の業だと思うのだが、そういうこともできていると聞いた。『SHIROBAKO』の内容とは大違いじゃないか(笑)
EDについても上記に挙げたが、過去の水島作品EDの中でもピカイチの出来だったのではないかと思う。ともすれば飛ばして観ないEDも、毎回微妙に変化されては観ないわけにもいかないし、それがなくても中毒性があって何度でも観たいEDだった。

他にも、1期の最後で主要キャラがみんな死んだように見えて2期はどうするんだ?とツッコミたくなった『アルドノア・ゼロ』とか、これまた独特の世界観が興味深かった『東京喰種 トーキョーグール』とか、主要キャラの死に様が潔いにも程がある『アカメが斬る!』とか、作画崩壊さえなければかなり評価の高かった『俺、ツインテールになります。』とか、色々いろいろありますが、キリがないのでこの辺で。
ラベル:nbm Awards
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2015年01月24日

2014年12月17日からの地震メモ

2014年12月17日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2015年1月8日 11時5分頃 千葉県東方沖 M3.7 深さ約20km 最大震度1
2015年1月10日 4時8分頃 東京都23区 M3.6 深さ約50km 最大震度2
2015年1月12日 7時28分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約50km 最大震度1
2015年1月15日 0時39分頃 千葉県北東部 M2.5 深さ約40km 最大震度1
2015年1月15日 1時42分頃 栃木県北部 M2.8 深さ約10km 最大震度2
2015年1月15日 22時1分頃 栃木県北部 M2.1 深さ約10km 最大震度1
2015年1月17日 11時17分頃 茨城県沖 M3.9 深さ約40km 最大震度1
2015年1月18日 10時53分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約10km 最大震度1
2015年1月18日 22時51分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約50km 最大震度1
2015年1月18日 22時55分頃 千葉県東方沖 M3.5 深さ約50km 最大震度1
2015年1月18日 23時4分頃 千葉県東方沖 M3.4 深さ約50km 最大震度1
2015年1月20日 0時35分頃 東京都多摩西部 M3.3 深さ約50km 最大震度1
2015年1月20日 0時47分頃 茨城県沖 M3.3 深さ約30km 最大震度1
2015年1月20日 23時35分頃 茨城県沖 M3.9 深さ約30km 最大震度1
2015年1月23日 9時41分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2015年1月23日 13時9分頃 房総半島南方沖 M3.9 深さ約60km 最大震度1

前回同様、茨城県から千葉県の南端にかけての沖は活発。一方、同じ地域でも内陸側は沈静化。
これをどう見るか。
依然として、微振動を感じる毎日。各観測システムには表れない程度の微妙なものだけれど、水面が揺れていたりするので勘違いではないし、ネット上の情報では他にも感じている人がいるので、実際に揺れているのは確か。
低気圧が通過したばかりだし、気温も高め。震度4くらいの規模でどこかが揺れてもおかしくない。
けど、長く感じている大規模地震が起きそうで起きない感覚からは震度4程度では小さすぎる感じがして、怖ろしい。

この間のM5以上または震度4以上の地震は以下の1件のみ。
2015年1月9日 3時42分頃 根室地方中部 M5.4 深さ約120km 最大震度4

全国的に揺れているが、規模はどこも小さめ。
こういう状態が続くと、どこかが大きめに揺れる可能性が高くなる。
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2015年01月20日

輝け!nbm Awards 2014<書籍編>

年も明けて半月以上経ってしまいましたが、nbm Awards 2014<書籍編>をお送りしたいと思います。
特に多読というわけではありませんが、本は常に傍らにあります。今もテーブルの上には5冊積んであります。主に図書館で気になったものを読むので、新刊は少ないです。
ということで、昨年も50冊程度しか読んでいないと思いますが、自分にしては小説が多めでしたね。月に1冊くらいでしたが。
その中で今回も独断と偏見により賞を贈らせていただきたいと思います。

<絵本・童話賞>
『ネジマキ草と銅の城』 パウル・ビーヘル 作/村上勉 画(→過去記事米・露・蘭
村上勉さんの表紙や挿絵が楽しいオランダの児童文学。
予定調和、ハッピーエンド。でも、そこは子供向けの童話なのだから、それでよし。いろんな動物たちが登場し、まぁるく収まる気持ちのよいお話。
『金の魚』 A.プーシキン 作/V.ナザルーク 絵(→過去記事米・露・蘭
3年がかりで描かれたというナザルークの絵が美麗なロシアの昔話。日本語・ロシア語両方の朗読CD付き。
訳者であるみやこうせいさんのこだわりにより、ロシアの文化を尊重しつつ雰囲気のある物語になっている。
『ふたりはいっしょ』 アーノルド・ローベル 作(→過去記事米・露・蘭
大好きなかえるくんとがまくんのお話。こちらはアメリカ産。
アホかわいいがまくんと、そのがまくんをそっと見守るかえるくんの優しさ。
教訓めいているのだけれど、嫌味なところがなく、素直に読める。

<ビジュアル賞>

『スコープ少年の不思議な旅』巖谷國士(文)/桑原弘明(作品)(→過去記事5冊まとめて
桑原弘明氏の作品を紹介した小さなビジュアル本。
掌に乗るほどの小さなオブジェは、光の加減で見えるものが異なる仕掛けがしてあるスコープ。覗き穴から覗く世界には、静寂が広がっている。
そうだった……いつも年末に個展を開かれているのだった。忘れていたわ。
実物を観てみたいなぁ。
『どうぶつのこゝろ図鑑』 D[di:](→過去記事猫、狼、その他もろもろ
動物のイラストとそれらが登場するお話が25話。ペットロスから動物アレルギーになった著者が、描くことで動物たちと対話するうちにペットロスを克服した過程で生まれたという作品。
かわいらしい動物たちのイラストに反して、物語の方はかなりの毒が含まれている。そのギャップが楽しめる1冊。私は、ペットロスの方にはオススメしない。

<学術賞>
『人類が消えた世界』 アラン・ワイズマン(→過去記事5冊まとめて
ある日人類が忽然と消えたら……その後の地球はどうなってしまうのか。様々な観点からシミュレーションしてみたノンフィクション。
電力など動力エネルギーが絶え、人工物は次々に崩壊。それに反して、動植物が繁栄する世界。
人類が絶滅するシナリオはいくつも考えられるし、決して非現実なことだとは思っていないから、いつの日かこういう地球になっていくのかもしれないなと。地続きの近未来を想像するのが楽しい。
『東京の地霊(ゲニウス・ロキ)』 鈴木博之(→過去記事ゲシュタルト崩壊とゲニウス・ロキ
土地にまつわる文化的・社会的背景とその土地の歴史とを教えてくれる本。
歴史にはとんと興味が無い自分なのだが、土地の記憶というものには格別に興味を持っている。川の跡が暗渠や道路になっていたりするのは身近でも見かけるが、今見える景色とは違う景色が広がっていたことを思うと、不思議だ。それが文化的・社会的な史実と関係した土地の話ともなれば、面白さは倍増する。
残念ながら、著者は昨年亡くなっているのだが、もっとこの地霊シリーズを読みたかった。『日本の地霊』という本は書かれているので、いつか読みたいと思う。

<温故知新賞>
『ぼくらの近代建築デラックス!』 万城目学・門井慶喜(→過去記事不可逆の物語
2人の作家がそれぞれのオススメ近代建築を紹介してくれる。
伊藤忠太の築地本願寺や武田五一の1928ビルなど個性的な建築物がいっぱい。特に、見慣れない関西地方の近代建築が楽しい。

<肝に命じる賞>

『考える練習』 保坂和志 (→過去記事注意深く考える3冊
結論までの道のりではのらりくらりと彷徨い、挙句、結論まで辿りつけないことだってままあることを教えてくれる本。
「考えること」を放棄してはいけない。自戒も込めて、今の時代には大事な警句だと思う。

<小説賞>
『とっっぴんぱらりの風太郎』 万城目学(→過去記事運命が追いかけてくる
万城目学作品としては初の時代物。700ページを超える大作。元忍者のフリーターが主役。
のらりくらりとした主人公が、終盤では息もつかせぬ壮絶な戦いを繰り広げる。素っ頓狂な万城目作品で意外と泣かされることもあるのだけど、この作品は心にじぃんと響き、余韻が長かった。
なんというのか、個を捨てて使命に生き切る潔さ。今の時代にはあまり見られないし、自分には縁のない生き方だけど、だからこそ心に響いた。
『だれの息子でもない』 神林長平(→過去記事ゲシュタルト崩壊とゲニウス・ロキ
ネットファントムとのやりとりで自身にゲシュタルト崩壊を起こしそうになる近未来SF小説。
すごくニッチな内容だが、自分にはピンポイントでグッときた。現実との地続き感もあって、ネットの世界と自己の存在との在り方を考えさせられる。話に聞いたことがあるが、Skypeではチャットのデータは相手に届くまでの居場所が判然としないという。ネットの海に溶け込んでしまっているんだそうだ。『攻殻機動隊』の世界観のようなことが、身近に近づいてきているのを肌で感じる作品だった。果たして、今後の技術の発展で人間の精神そのものがネット世界に溶け込んでいけるのかどうか。そんなことを考えつつワクワクして読んだ1冊。

<nbm大賞>
『遊星ハグルマ装置』 朱川湊人&笹公人(→過去記事月食の夜に
朱川湊人の短い小説と、笹公人の短歌とが交互に掲載されている凝った構成。昭和ノスタルジー風味。
笹公人のシュールだけれどきれいにまとまっている短歌と、朱川湊人の手腕が光る多彩な短編小説が互いを高め合う。
宇宙空間に投げ出された身体が、巨大なハグルマに引きずり込まれてどこへともなく運ばれて行ってしまうような。翻弄されるのが楽しい作品。


自分としては小説をたくさん読んだ年だったので、バラエティ感は薄れたか。
昨年から読みきれずに持ち越している本も何冊かあるし、思ったほど数が読めないのが悩みではあるけれど、今年もマイペースで読んでいきたいと思っております。
ラベル:nbm Awards
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2015年01月17日

アニメ調査室(仮)アンケート 2014年10−12月期

今回も、アニメ調査室(仮)さんのアニメアンケートに参加してみたいと思います。以下は敬称略。

-評価条件-
S : とても良い
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い
F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし
z : 視聴不可

【2015冬調査(2014/10-12月期、終了アニメ、35+1作品) 第35回】

01,曇天に笑う,F
02,なりヒロwww,D
03,サイコパス 2,B
04,アカメが斬る!,B
05,ぐらP&ロデ夫,x

06,愛・天地無用!,C
07,フランチェスカ,x
08,天体のメソッド,C
09,魔弾の王と戦姫,C
10,トリニティセブン,C

11,グリザイアの果実,B
12,大図書館の羊飼い,C
13,デンキ街の本屋さん,B
14,オレん家のフロ事情,x
15,毎度! 浦安鉄筋家族,C

16,ガールフレンド (仮),C
17,繰繰れ! コックリさん,B
18,オオカミ少女と黒王子,B
19,失われた未来を求めて,D
20,結城友奈は勇者である,D

21,甘城ブリリアントパーク,B
22,蟲師 続章 後半エピソード,A
23,ソードアート・オンラインII,B
24,異能バトルは日常系のなかで,C
25,白銀の意思 アルジェヴォルン,D

26,俺、ツインテールになります。,B
27,ヤマノススメ セカンドシーズン,B
28,テラフォーマーズ アネックス1号編,C
29,旦那が何を言っているかわからない件,B
30,カードファイト!! ヴァンガード レギオンメイト編,x

31,Fate/stay night Unlimited Blade Works,B
32,棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE,B
33,神撃のバハムート GENESIS,S
34,selector spread WIXOSS,C
35,Hi☆sCoool! セハガール,x

36,(特番) 憑物語,B
37,怪盗ジョーカー,x

{総評、寸評など}
見切りのF評価。
01,曇天に笑う,F
明治維新直後、琵琶湖に浮かぶ監獄「獄門処」への護送をする曇三兄弟を中心に描く女性向け作品。漫画原作。
特別悪くはないんだけど、特に見続ける意味も見出だせず。3話ほどで終了。

D評価。
02,なりヒロwww,D
ある日突然変身ヒロインになってしまった三姉妹を描く、MMDで制作されたギャグアニメ。
菅原そうたのセンスは嫌いじゃないのだが、脚本があるのがいけないのか、全編アドリブだった『gdgd妖精s』に比べると面白さが激減。意外と配役も重要なのかも。もっとテキトーでいい。悪い意味で真面目にやり過ぎた感あり。
19,失われた未来を求めて,D
18禁恋愛アドベンチャーゲームが原作。事故で亡くなってしまった幼なじみを救うべく、未来からある少女を送り込む主人公を中心に描く。
内容が内容であり、またゲーム原作ということで、何度も失敗が繰り返されるのは仕方ないことなのだろうが、作画も安定せず、同じことの繰り返しになるのは観ていて辛かった。
20,結城友奈は勇者である,D
ある日突然、世界を救うために勇者となって戦うことになった女子中学生たちのお話。オリジナルアニメ。
戦うごとに何かを失っていく悲劇的な少女たちの健気さを表現したかったのかもしれないが、観ていて楽しいものじゃない。斬新さを狙った背景のエフェクトなども、あまり魅力を感じず。演出もどこか上滑りであざとく見えて心に響かず。
25,白銀の意思 アルジェヴォルン,D
諸事情により航空機が使用できなくなった世界で人型機動兵器を使用した地上戦を描くオリジナルアニメ。
真面目な戦争ものその1。地上戦しかできない設定や、敵味方だけでなく第三勢力が絡んでくる内容などは面白いはずなのだが、作画が不安定なのと惹きこまれない脚本・演出で中途半端。

C評価。
06,愛・天地無用!,C
『天地無用!』20周年記念企画で制作されたショートアニメ。
放送時間帯が変わっていて帯放送だったが、それならまとめてやってくれという感じだった。『天地無用!』なので、結局は樹雷皇家の話に集約される。そして、どんな世界でも主人公の天地はモテモテである。お約束過ぎて安心感を覚える。
08,天体のメソッド,C
北海道の湖周辺を舞台にした円盤をめぐるSF風味のファンタジー。オリジナルアニメ。
大事なのは友情の話なのだとは思うのだが、円盤やそれに関わる少女を配したことで非常にわかりにくくなっている。今ひとつスッキリしない印象。
09,魔弾の王と戦姫,C
7人の戦姫がいる世界で、国同士の戦争に弓を武器に挑む主人公を描く。ラノベ原作。
真面目な戦争ものその2。戦術や陣形など、すごく真面目に戦争している。が、真面目にやり過ぎた感あり。きっと、原作ではもっと細かに書かれているのだろう。その分、物語が薄まってしまったか。
10,トリニティセブン,C
伝説の魔導書を託された魔王候補である男子高校生と7人の美少女魔道士たちのファンタジー。漫画原作。
王道的な作品だと思っていたのだが、始まってみたらなんだか肩透かし。キャラはかわいいし、話もつまらなくはないんだが、何がいけなかったのか。
12,大図書館の羊飼い,C
大規模な学園を舞台に、願いを叶えてくれるという「羊飼い」をめぐる物語。18禁恋愛アドベンチャーゲーム原作。
18禁恋愛アドベンチャーゲーム原作にありがちな作風。作画はおざなり。話もさほど面白からず。
15,毎度! 浦安鉄筋家族,C
ギャグ漫画原作のショートアニメ。
くだらないの一言に尽きるが、パワーで押し切られて笑ってしまう。
16,ガールフレンド (仮),C
登場キャラの多さが群を抜いているスマートフォン向けソーシャルゲーム原作。
アニメ版でも60名を超える女子高生キャラが出てくる。それぞれかわいいが、ただそれだけ。
24,異能バトルは日常系のなかで,C
突如異能と呼ばれる超能力が使えるようになった高校生たちの日常を描く。ラノベ原作。
中二病的なノリ。特筆すべき点なし。強いて言えば、異能を持つ本人たちが大事の渦中にいるのを意識していない点か。
28,テラフォーマーズ アネックス1号編,C
火星のテラフォーミング用に放ったG(自粛)が進化して人類と戦うことに……漫画原作。
筋は面白いはずなんだが、テンポが悪い。戦闘シーンとそれに至るまでの各人のエピソードの構成が悪い気がする。様々な生物のDNAを組み込まれた人間の特性が図鑑的に解説される部分は興味深かった。
34,selector spread WIXOSS,C
現実とリンクするカードゲームに巻き込まれていく少女たちを描く。トレーディングカードゲームを中心としたメディアミックス作品。
1期が暗かったので、もう要らないと思っていたが、まだ2期の方がマシだったかも。

B評価。
03,サイコパス 2,B
人の心理状態を解析して犯罪を未然に防ぐシステムが運用されている近未来を舞台とした警察もの。オリジナルアニメ。
なかなか凝ったプロットだが、ちょっと盛り込み過ぎた感も。ダークサイドに触れてしまった霜月監視官(CV:佐倉綾音)の言動は良かった。
04,アカメが斬る!,B
暴走する圧政に鉄槌を下す「ナイトレイド」の面々に焦点を当てたダークファンタジー・アクション。漫画原作。
とにかく主役級が次々にあっけなく死んでいく、まさに死に様を描いたような作品で、そこは斬新だと思う。独特の世界観だったが、主人公アカメの存在感が薄いまま終わった。それで良かったんだろうけど。
11,グリザイアの果実,B
女子生徒5人と男子の転入生が1人。たった6人しかいない学園を舞台にそれぞれの暗い過去が明らかにされていく。アダルトゲーム原作。
なかなかに重い内容。特に、バス転落事故は陰惨そのもの。原作設定に難があるのだろうが、リアルさには欠けた。別にリアルである必要もないんだろうが。
13,デンキ街の本屋さん,B
秋葉原らしき街にある書店の店員たちの日常を描いた作品。漫画原作。
愛すべきオタクたちの日常。ほんのりとした恋愛模様も微笑ましい。
17,繰繰れ! コックリさん,B
自分を人形だと思い込んでいる少女の元に集まってきた物の怪たちとの日常。漫画原作。
期待したほどでもなかったが、そこそこ楽しめたのは配役のおかげか。この作品を観ると、もれなくカップ麺を「かぷめん」と呼ぶようになる。
18,オオカミ少女と黒王子,B
嘘つき少女と腹黒ドS男子が嘘から交際をスタートさせるが、段々本気に……少女漫画原作。
作画がなってなかったが、その割には楽しんで観ていた。伊藤かな恵が主人公にドはまりしていたせいか。
21,甘城ブリリアントパーク,B
閉園の危機にある遊園地を立て直すべく、元子役の男子高校生が支配人として雇われる。実はキャストたちは魔法の国からやってきていて……という筋。ラノベ原作。
モッフルの姿に『フルメタル・パニック』が思い出されて懐かしい。やっぱり京アニの描く女の子はかわいいし、やさぐれたぬいぐるみキャラ(おっと失礼、リアルキャストね)たちもナイスだった。
23,ソードアート・オンラインII,B
MMORPGの世界を舞台にしたラノベ原作作品。
ファントム・バレット編では、すぐに主人公を狙う「死銃」の正体がわかってしまい、魅力が半減してしまった。マザーズ・ロザリオ編は重い内容だったけど、その割には爽やかに観られたか。しかし、主人公キリトさんの無双化・万能化が目立つ。
26,俺、ツインテールになります。,B
ツインテールを奪いにくる敵に立ち向かう、ツインテールをこよなく愛する男子高校生が主人公。ラノベ原作。
内容はバカバカしくて最高に面白いのだけど、特に終盤の作画崩壊が悔やまれる。敵陣には豪華なベテラン男声声優さんたちが並び、その声でそんなアホな発言を……とウケた。
27,ヤマノススメ セカンドシーズン,B
女子高生の登山をテーマにした漫画が原作。舞台は、埼玉県飯能市。
ショートアニメだった1期では物足りなくて、もっと長い尺でやってほしいと思ったが、いざ15分に拡大してみるとなんだか魅力が薄まってしまったみたいだ。それでも、最近は飯能に行く機会が多いため、見知った景色が多く出てきたりして楽しませてもらった。
29,旦那が何を言っているかわからない件,B
オタクな旦那と結婚した一般人女性の視点で描く4コマ漫画原作のショートアニメ。
配役が良かった。オタクの日常を描いた作品は増えてきたが、結婚生活となるとまだ珍しい。
31,Fate/stay night Unlimited Blade Works,B
かつて『Fate/Zero』は説明が多くて脱落してしまったのだが、『Fate/stay night』は大丈夫。すでに観た映像を違う視点から見せられているような感覚。分割2クールとのことで、後半クールを観てからでないとなんとも言えない。
32,棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE,B
四散した亡き父王の遺骸を集めるために戦うチャイカとそれを助ける兄妹のファンタジー。ラノベ原作。
世界観の構築にオリジナリティがあり、しっかりしていて好印象。助詞なしで喋るチャイカも魅力的。
36,(特番) 憑物語,B
西尾維新による青春怪異小説が原作の〈物語〉シリーズ。
憑喪神の童女・斧乃木余接(おののきよつぎ)がメイン。良くも悪くも、いつものシャフトの〈物語〉シリーズ。

A評価。
22,蟲師 続章 後半エピソード,A
様々な蟲が引き起こす現象に蟲師ギンコが対処していく物語。漫画原作。
安定の『蟲師』。ケチをつけるところがない。その作画や音響などで、表現が難しい世界観を見事に表している。原作の力だろうが、エピソードとしても、習俗や民俗学的なことが盛りこんであり、毎回よくネタが尽きないなと感心する。

S評価。
33,神撃のバハムート GENESIS,S
天使と人間と魔族がごっちゃになって世界の覇権を争う。ソーシャルゲーム原作。
このクールの大穴にして大傑作。始まる前からソシャゲ原作にしては作画に力が入っているなとは思っていたものの、とにかく作画が物凄いクオリティ。作画だけでS評価。筋も思ったほど悪くない。それに主役の吉野裕行がドはまり。意外な成功となった。


終わってみると、評価できる作品が少なかった印象。
作画崩壊が気になる作品が目につく。あまりひどいと内容が頭に入ってこない。『神撃のバハムート』のように、作画だけでもあれだけインパクトを与えられるのだから、やはり丁寧な作画は大事な要素だと思う。
もっと世に出る作品数を少なくしてもいいから、円盤発売時の修正前提でなく、放映時から作画のクオリティを上げて作れたらいいのに。と、現実的でないことを考えてしまう。
2クールでまだ放映が続いている『SHIROBAKO』はアニメ制作の舞台裏を描いた作品だが、並行していろんな作品を観ていると、裏事情が透けて見えてくる。あの作品の裏では、あんなことやこんなことが起きているのかなぁなどと想像してしまうね。

さて、これでようやく2014年のアニメが総括できるので、近々「輝け!nbm Awards 2014<アニメ編>」がまとめられると思います。
posted by nbm at 11:47| Comment(6) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月15日

新年はじめの3冊

『どこの家にも怖いものはいる』 三津田信三
以前から読んでみたいとピックアップしていた作家さんだったが初めての作品。私には珍しく新刊本を新刊のうちに読む。ジャンルとしては、ホラーミステリーなのだろうが、過分にホラーに偏っている。
時代も場所も異なるがどこか共通していると思われる5つの怪談。著者自身と何かに導かれるように知り合った編集者の2人がこの”怪談”に憑かれていく……
序章の前に
本書に掲載した五つの体験談について、執筆者ご本人またはご親族でご存じの方がおられましたら、中央公論新社の編集部までご連絡をいただければ幸いです。

とある。巻末の参考文献には、各怪談の出処が明記されているが、個人のノートだったりインターネット上の書き込みだったり未発表原稿や私家本だったりと怪しいことこの上ないが、逆に単純に創作物だとして内容の信憑性を否定することもできない。
本やそれなりのサイトなどで実話系といわれる怪談を読みあさっている身としては、そんな行為をそのまままとめて小説にしてあるような感じ。この1話1話のバラバラ感、「創作じゃねーの?」とツッコミを入れたくなる感覚(笑)、稚拙な文章が返って臨場感やリアルさを生んでいたり。そんな構成が上手だ。
3つ目の怪談を読んだところまでは物凄く怖くて、その先を読みたくなくなったくらいだった。聞き覚えのない異音が聞こえてきたらどうしようかと、半分本気で心配する。重ね重ね、読者に何か障りがあっても自己責任だからと警告されているし。だが、勇気を出して読み進んだら何の事はない、4つ目と5つ目には蛇足感があった。個人的には、怖さのクライマックスは3つ目。謎解きのようなことをする終章に至っては必要ないとまで思ったほど。お笑いに説明を加えるとシラケるように、怖いものに解釈を加えてしまったら怖さは半減する。「わからない」ことが怖いのだよ。かといって、ホラーミステリー作家としては投げっぱなしにはできなかったのだろうけど。
ノンフィクションの体の構成といい、普遍的に起こりうる現象を扱っていることといい、思い出すのは、小野不由美の『残穢』(過去記事→甲乙丙丁展転)。あちらも怖かったけれど、感じた恐怖のインジケーターはこちらの方が上まで指し示したと思う。
なかなかに面白かったので、次は『のぞきめ』あたりを読んでみようかな。
ミステリー系の作品は、会社員時代の通勤時間の暇つぶしにはたくさん読んだのだけど、今は面白いと思えない。ホラー要素満載でも、やっぱり今の自分はミステリーは楽しめないなと実感した1冊でもあった。

『霊能動物館』
 加門七海
主に社寺に祀られている動物たちについて語られている1冊。
特に、最初の「狼の部屋」については興味深い。同じ埼玉県内とはいえ、秩父というのは近くはないのだけれど、この辺りでも家々の戸口付近に三峯神社の御札は頻繁に見かける。狼信仰で知られる三峯神社の御札には、狼らしき姿が描かれているからすぐにそれとわかるのだ。
その御札にどんな効用があるといわれているものか知らなかったのだけれど、今回これを読んで納得した。泥棒避けなのだ。だからこそ、玄関周りに貼ったりするのだね。
神社といえば、最初に連想する動物は狐なのだが、稲荷神社と狐が結びついたのはそんなに古いことじゃないらしい。稲荷神社に狐の石像が置かれるようになったのは18世紀以降だそうだ。伏見稲荷でさえ、狐像が置かれたのは幕末以降なのだそうで。元をたどれば、狼を狐とすりかえたのではないかというような推測も書かれているのだけれど、この辺ははっきりしない。狼信仰とて18世紀以降で、狐と同様に意外と新しいらしいが。「日本書紀」などに狐は登場するが、瑞祥や災厄のシンボルだっただけで、神やその眷属としての扱いではなかったらしい。
他にも興味深い話がいくつか。「狸の部屋」によると、狸は鉱山やタタラと関係していて、金山のある佐渡も狸の縄張りだったらしいが、そういえば、佐渡出身の父からよくムジナの話を聴いた。ムジナというのが具体的に何を指すのかわからないなと思いながら聴いていたけれど、話の内容はよく覚えていない。ただ、身近にムジナが居たというのは伝わってきた。今も「たぬきに注意!」という道路標識を見かける地域に住んでいるけれど、化かされたことはないな。
ひとつ面白いことが載っていた。「馬の部屋」に書かれていたのだが、徳島県などで言い伝えられる”首のない馬”。「夜行(やぎょう)さん」と言われているらしいのだが、人ならぬものを乗せ、鬼や死者を引き連れているというもの。これが出没するときに馬の鈴が鳴ることもあるし、錫杖を鳴らして通り過ぎることもあるという。この錫杖の音。20年以上も前のことだが、ダンナさんが夜中の山の中で聞いている。四駆2台で友人と夜中の山を走っていた時、車の外で友人と話しているときに「シャランシャラン」と錫杖の音が聞こえ、それがどんどん近づいてきたという。本能的に「ヤバイ!」と思い、その音が聞こえていなかった友人を無理やり急き立てて慌てて車に乗り込み山を下りた。最初は修験道の修行者か何かかと思ったが、友人に聞こえていなかったことを考えるとこの世のモノではない。夜行さんとの関係はわからないが、夜中の山中で聞いた錫杖の音というのが怖ろしい。
まだまだ語られていない動物はたくさんおり、続編があったら是非読みたいと思うので、加門さん、お願いします。

『似ていることば』 おかべたかし・文/やまでたかし・写真
同音異義語や紛らわしいことば同士の違いを写真入りで教えてくれる。
目新しいことはほとんどなかったのだけれど、写真を観ているだけでも楽しい1冊。
ひとつ勉強になったのは、「制作」と「製作」。自分の中では、作る対象の規模の違い(「制作」<「製作」)かと思い込んでいた。芸術品をつくるときは「制作」、実用品をつくるときは「製作」なのだという。
以前にDVDライターをしていた頃、「制作」と「製作」の違いは疑問に思っていた。映像会社の資料もどっちつかず。誤植だったのかもしれないが。その上、英語で表現するところの「プロデューサー」が「制作者」だったり「製作者」だったりして、外国作品もよくわからない。調べてみると映像作品に関してはやはり判断が難しいらしい。映画などの映像作品ができてまださほどの時間が経っていないということなのだろう。当初のルールに当てはめづらいことが生まれてきて、まだ言葉が定着していないってことになるのか。
あとは、コラムで書かれていた国旗の類似性について。例えば、フランスから独立したギニアやセネガルなどアフリカ各国の国旗がトリコロールに倣いつつもアフリカンカラーを打ち出しているとか。赤・青・白の3食はスラブカラーといって、ロシアやクロアチアなどの国旗に使われているとか。「三日月と星」がイスラム教の国とか、「十字」が入っているのはキリスト教の国ってのはなんとなく知ってましたが、ジャマイカの✕もキリスト今日の「十字」に含まれるとは思わなかった。

このところホラー系が重なっているな。
他に読みたい本がたくさんあるのになかなか手がつけられない……
posted by nbm at 16:03| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月08日

2014年12月17日からの地震メモ

2014年12月17日からの地震メモです。
今回は、年を跨いで3週間分ほどになります。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2014年12月17日 10時41分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度2
2014年12月17日 12時59分頃 栃木県北部 M2.6 深さ約10km 最大震度2
2014年12月17日 21時46分頃 栃木県北部 M2.2 深さ約10km 最大震度1
2014年12月17日 21時54分頃 千葉県北西部 M3.3 深さ約80km 最大震度1
2014年12月18日 10時41分頃 茨城県沖 M3.9 深さ約30km 最大震度2
2014年12月20日 0時35分頃 茨城県北部 M2.5 ごく浅い 最大震度1
2014年12月22日 12時22分頃 茨城県南部 M3.3 深さ約50km 最大震度1
2014年12月23日 15時23分頃 茨城県南部 M3.1 深さ約40km 最大震度1
2014年12月24日 3時36分頃 千葉県北東部 M3.0 深さ約40km 最大震度1
2014年12月25日 20時31分頃 茨城県南部 M4.2 深さ約50km 最大震度3 (当地 震度1)
2014年12月28日 22時11分頃 茨城県沖 M3.2 深さ約20km 最大震度1
2014年12月29日 19時57分頃 栃木県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度2
2014年12月31日 11時7分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約40km 最大震度1
2014年12月31日 23時2分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約20km 最大震度2
2014年12月31日 23時23分頃 茨城県沖 M4.3 深さ約20km 最大震度2
2014年12月31日 23時49分頃 千葉県北西部 M4.2 深さ約100km 最大震度2 (当地 震度1)
2015年1月1日 15時56分頃 栃木県南部 M3.9 深さ約90km 最大震度2
2015年1月2日 10時51分頃 千葉県北東部 M3.6 深さ約40km 最大震度2
2015年1月2日 19時15分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約40km 最大震度1
2015年1月3日 4時55分頃 茨城県北部 M3.7 深さ約60km 最大震度3
2015年1月3日 19時56分頃 千葉県北西部 M2.8 深さ約20km 最大震度1
2015年1月4日 7時22分頃 茨城県沖 M4.0 深さ約20km 最大震度2
2015年1月5日 2時34分頃 茨城県沖 M4.2 深さ約30km 最大震度1
2015年1月5日 11時3分頃 茨城県北部 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2015年1月7日 0時15分頃 茨城県南部 M3.1 深さ約50km 最大震度1
2015年1月7日 9時17分頃 栃木県北部 M2.3 深さ約10km 最大震度1
2015年1月7日 12時31分頃 栃木県北部 M2.3 ごく浅い 最大震度1
2015年1月8日 7時29分頃 千葉県南東沖 M3.5 深さ約10km 最大震度2
2015年1月8日 7時57分頃 茨城県沖 M4.1 深さ約10km 最大震度2

関東近県で、気になるポイントは2ヶ所。
ひとつは、茨城県と千葉県の県境を中心として南北に幅50kmくらいのライン。
もうひとつは、茨城県から千葉県の南端にかけての沖。
双方ともに活発化している印象で、しかも規模が微妙に大きくなっているような。



この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2014年12月18日 3時45分頃 宮城県沖 M4.5 深さ約40km 最大震度4
2014年12月19日 13時47分頃 釧路沖 M5.4 深さ約50km 最大震度3
2014年12月20日 18時29分頃 福島県沖 M5.8 深さ約40km 最大震度4 (当地 震度1)
2014年12月25日 8時6分頃 福島県沖 M5.5 深さ約30km 最大震度3
2014年12月26日 22時30分頃 滋賀県北部 M4.2 深さ約10km 最大震度4
2015年1月1日 22時57分頃 苫小牧沖 M4.4 深さ約30km 最大震度4
2015年1月4日 3時51分頃 三陸沖 M5.0 深さ約10km 最大震度1
2015年1月4日 14時51分頃 奄美大島北東沖 M5.0 深さ約40km 最大震度2

滋賀県北部震源でこの規模は珍しい。某民間地震予知研究者が「琵琶湖に大地震がくる」としばらく前から言っているけれど、この地域で地震活動が活発化しているのは確かなのかも。


ここ数日、微かに揺れていると感じることが頻繁にあります。
電灯のヒモや、液体の水面などを確認すると、やっぱり揺れている。
風も強いですけど、マンションは風じゃ揺れないので、風じゃありません。
特に何という具体的な現象があるわけではないのですが、年末あたりから不穏な感じが続いていて、一向に解消されません。かといって、すごく重大な危機を感じているわけでもないのですが。なんだか長い。
posted by nbm at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月05日

あけましておめでとうございます

yakei.jpg

三が日も過ぎてしまいましたが、あけましておめでとうございます。
本年も細々と更新していくと思いますが、よろしくお願いいたします。

年末年始は、食っちゃ寝して過ごすのみだと思っていたのですが、3日の夜に友人からお誘いがあり、例の夜景観測遊びに行ってきました。前回の様子はコチラ→過去記事暇をもて余した○○の遊び
今回のポイントは、前回行った所(標高600m級)よりもかなり高い所にあり、約倍で1000mを超える標高。ちょっとオーバーな言い方ですが、関東一円を宇宙から見下ろしている感じがします。

氷点下の山頂に数時間立つことになるので、とにかく温かくしないと、と家中の防寒着をかき集めて装備。
温かい下着はもちろんのこと、フリースのプルオーバーを2枚重ねした上にダウンジャケット、下は起毛の下着、ジーンズの上に風を通さないオーバーパンツを2枚重ね。マフラーに毛糸の帽子にイヤーマフ、手袋も2枚重ね。それに、厚手の靴下と靴下に貼るカイロも用意。靴は、トレッキングシューズです。
温かいコーヒーを淹れて、クッキーとチョコレートを持って。
お誘いの電話から小1時間で準備してレッツ・ゴー。
実は、こんなこともあろうかとウチの車にはダンナさんがスタッドレスタイヤをはかせていたのです。
それをあてにして誘ってきた友人を拾い、いざ山へ。

途中、最後のコンビニで夕食をかっ込みます。トイレに行くのも忘れずに。
さて、そろそろワインディングが始まります。ダム湖を抜けて進んでいくと……出ました、ブラックアイスバーン。
まだ傾斜が少ないこの辺で、スタッドレスの効き具合を試しつつ進みます。いざとなったらチェーンを装着。それでもダメなら引き返すってことで。
ウチの今の車は四駆じゃありませんが、その辺は経験豊富なダンナさんの運転なので、お任せです。
そういえば、若かりし頃は、例年正月は富士山の5合目からより高い所を目指して四駆でアタックしていたなぁなどと思い出しつつ。
この記事を読んで、冬山に夜景観測に行ってみようなどと思ったとしても、一般的な運転テクニックでは危険だと思われるのでおすすめしません。冬場でなくとも、林道は落石や崖崩れなどが発生しやすいですから、自己責任でお願いします。
ちなみに、冬の富士山は死の山です。無闇に近づいてはいけません。遠くから眺めるだけにとどめましょう。

実は、この日の朝もこの辺りに自力で来ていた友人。山の上には雪が残って白くなっているのを確認していたので、行けるところまで行ってみようというチャレンジでした。
北側の斜面は、所々路面に雪が白く残っているか、ブラックアイスバーン状態。雪が残っている所には、登山者らしき人の足跡と、鹿や小動物の足跡が残ってます。
この日、鹿には出会いませんでしたが、狸が車の前を横切っていきました。狸は自宅の近所でも珍しくないけど(笑)最近の熊は冬眠しないなんて話も聞くし、遭遇しないことを祈るばかり。
凍結していたり雪が残っていたりするものの、ほぼ問題なく山頂まで車で登れました。が、下界を見ていると、林道にチャレンジする車のヘッドライトが見えても、すぐに引き返している車のテールランプが見えました。ノーマルタイヤじゃ上がって来られません。普通の感覚の人なら、四駆でなければ怖いだろうし。標高が上がると、路面は雪で覆われて真っ白。とはいえ、10センチも積もってなかったと思いますが。
ちなみに、下りの方が怖いかもと思っていたダンナさんだったけれど、結局チェーンを巻くこともなく、無事下山。

山頂に到着すると、まずは持参した防寒着を装着。
駐車場から10mくらいの崖を登った上が観測ポイントなので、機材や荷物を持って登ります。
ここが登れるかどうか自信がなかったので、行くことを躊躇していたのですが、チャレンジしてみようと来てみたわけで。私はまだ左手に全体重をかけることができない状態で、転んでも身体が支えられないもので。
かなりな傾斜だったし雪が残っていたので、実際の崖を目の前にして無理かとも思いましたが、ここまで来たのだからとチャレンジ。なんとかかんとか登ることができました。ついでに書いておくと、下りの方が恐怖でしたが、いつでも尻もちをつける状態でそろそろ下りて事なきを得ました。転ばなかったのは、ラッキーだっただけな気がするけど。

友人は、三脚でカメラとスコープを固定。わしら夫婦は折りたたみ椅子を設置。
カメラのモニターやスコープを覗きながら、見えるものを検証していきます。
スカイツリーは肉眼でも確認でき、スコープを覗けば東京タワーもいつもと違う黄色っぽい光で横シマのようなライティングに見えます。後楽園の観覧車や、お台場の観覧車も見えます。
やはり、横に並んでいる位置は地図どおりの感覚ながら、前後の感覚がおかしい。田無のすぐ後ろに海ほたるが見え、東京湾が広がっているという……田無が海沿いの街みたいに見えます。そしてその向こうは千葉。奥には、茨城や栃木が見えています。取手のマンションの各戸の窓の小さな灯りが四角く見えたのには驚き。
この日、空気がとても澄んでいて、いつもはぼやける光がシャープに小さく見えます。
羽田空港に発着する飛行機が見えるわけですが、夜のひこうき雲は初めて見ました。上空を通る飛行機がひこうき雲を引いてました。それも何機も。月明かりも明るかったのですけどね。

山頂は静かで、風が止むと自分たちが出す音しか聞こえないのですが、昨夜は不思議な音が聞こえてました。
例えて言うならガラガラヘビが出すような音。おそらくは木々が風でこすれている音だったのだと思いますが、聞こえたり聞こえなかったり、弱くなったり強くなったり、近づいてきたり遠くなったり。
冷静に周りを見回すと、そこは雪の降り積もった冬山。真夜中の冬山に立っている不思議さよ。

零下の山頂で2時間ほど過ごしたでしょうか。露出していたほっぺが一番寒かったです。マフラーを顔に巻いていたのですが。
少し低く、横浜方面が見えるポイントに移動して、少々観測。
角度が違うと、また見えるものが全く違ってきます。
上に比べると、下界が非常に平坦に見えます。
ここは短時間で撤収。帰路に。

ということで、今回の写真は山頂からの眺めです。
解像度は落としたので、細かいところはわからないと思いますが、雰囲気は伝わるかなと。
posted by nbm at 02:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする