2015年07月30日

都会の真ん中の実験林

今年の5月初め、NHKで放送された『明治神宮 不思議の森 〜100年の大実験〜』。
明治天皇が崩御された時、民意から神社を求める気運が高まり、建設しようということになった。そして、選ばれたのが、当時荒れ地だった代々木。
時の内閣総理大臣であった大隈重信は、伊勢神宮や日光の杉並木が頭にあったのかスギを植えることを強く訴えるが、林苑造成を任された本多静六は頑としてこれを拒否。スギは代々木には適さず、生育が良くないことを科学的データを提示して諭したという。
日陰でもよく育つカシ、シイ、クスなどを主木として大小各種の常緑広葉樹を混ぜて植える構成木。そして、風致木が2種。ひとつは、後々枯れるかもしれないが、クロマツ、ヒノキ、サワラなど梢のさきを描く樹木。もうひとつは、彩りを添える意味でイチョウ、エノキ、カエデなどの落葉樹。他に、都市の空気に強いイヌツゲ、マサキなどの樹木も選定された。
全国からこれらが献木され、ドイツで林学を修めた本多静六を中心に当時の最先端の林学を駆使して植えられた。
樺太、朝鮮、台湾を含む全国各地から寄せられた10万本余りの樹木が、のべ11万人の勤労奉仕等で植林や参道作りが行われた。
大正9年(1920年)に鎮座。

それから90年を越え、2020年に100年を迎えるという明治神宮の森で、平成23年に大規模な動植物の生態調査が行われることになった。普段、立ち入りが禁止されている聖域の調査が、特別な許可のもとに各分野の専門家たちによって開始された。
この調査を映像に収めてまとめたものが上記の番組である。都会の真中とは思えないような豊かな生態系に、各分野の専門家たちが狂喜する姿が印象的だった。
NHKスペシャルでたった1回の放送だったのだが、もっとじっくりシリーズ化して放送してもらいたかった。物足りなさが残った番組だった。

しばらくして、これらの内容がまとまった写真集を発見。迷わず図書館に予約した次第。
それが、『生命の森 明治神宮』(執筆 伊藤弥寿彦/写真 佐藤岳彦)。
伊藤弥寿彦さんは、NHKの自然番組を数多く手がけているプロデューサーで、曽祖父が伊藤博文というお家柄。祖父が、品川区大井にあった自宅「恩賜館」を明治神宮に奉献したのが、現在の明治記念館(憲法記念館)だという。
佐藤岳彦さんは、伊藤弥寿彦さんとの山中やネット上での偶然の出会いがあり、非凡な写真と生きものに関する幅広い知識が評価されて、この壮大なプロジェクトに加わることになったという。
佐藤岳彦さんの写真が掲載されているブログはこちら→Tef Tef Life Blog
虫やヘビなどの画像が多いので、苦手な方はご注意ください。

花々や木々も美しいのだが、やはり珍しいものや動物たちに目がいく。
東京23区内では極めて珍しいというトゲアリ、清流がないと生きていけないオニヤンマ、アサギマダラや珍しいシジミチョウの類、青々しいルリビタキ、オシドリに襲いかかるオオタカ、虹色に光るタマムシ、多様なキノコ、ユニークな粘菌類などなど。

でも、やっぱり物足りない……
もっともっと膨大な数の生きものたちが見つかっているはずである。

自然豊かな山間の地であれば、そう珍しくもないようなものが多いのかもしれないが、これが都会のど真ん中、しかも人工林で育まれているというところが非常に面白い。
ところが、いいことばかりでもなく、土中には変化が見られるという。
ミミズ、ダニ、トビムシなどの土壌生物は、自然度をはかるバロメーターになるのだそうだが、動物のうち土中生物だけは鎮座50年のときに調査されていたそうで、そのときと比べるとササラダニ類が種類も個体数も激減しているのだという。
おそらくは、ヒートアイランド現象などで都心部の気温が上昇し、土壌が乾燥化するなど土中の環境が変化しているのではないかということだった。
最近何かと話題になる外来生物だが、周囲に自然環境がなく陸の孤島のようになっていることと、立ち入りが禁止されている場所ということで、外来生物はほとんど観られないのだそうだ。

人の手が入らない巨大な実験林。
これからも都会の中でひっそりと、その自然の営みを続けていってほしい。

うちの近所は、開発が進んでいるとはいえ、まだかろうじて雑木林が残る地域。
マンションの廊下には、毎日カナブンやハナムグリ、ときにはカブトムシやクワガタが落ちている。先日は、ちょっときれいなハナムグリを発見。全体に金箔をまぶしたように見えた。調べると、シロテンハナムグリのようだ。環境の悪化に強く、近年勢力を拡大しているのだという。
見かける頻度としてはまだカナブンやほかのハナムグリの方が多いが、だんだんとシロテンハナムグリが優勢になっていくのだろうか。
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2015年07月22日

苦手に挑戦&話し言葉について

本を読むのは好きなのだが、読めないジャンルがある。
それが、中国文学。
カタカナの羅列はまったく抵抗がないのに、見慣れぬ漢字で名前を書かれると点で頭に入ってこない。
会社員時代に少々入院することになり、これは本を読む絶好のチャンスだと思って病室に持ち込んだのが陳 舜臣の『十八史略』だった。『三国志』さえも読んだことがなく、中国文学への苦手意識は以前から自覚があったので、時間があるのをいいことにチャレンジするつもりだったのだが、まったく読めず。手にとってはみるものの、読むことにかなり無理を感じて、読み進むことができない。
病状は大したことがなかったのに、病院のベッドの上というのは集中力が失われて本なぞ読めたものではないものだと悟ったが、それにしても全く読めなかったのには我ながら驚いた。
小学校低学年の頃には『西遊記』が大のお気に入りだったはずなのに……
それからというもの、中国文学は敢えて読むことはなくなった。おかげで、今でもそちら方面はちんぷんかんぷんである。

そんな私が何十年ぶりかで中国文学的なものに触れた。
万城目学『悟浄出立』
万城目学の小説はすべて読んできたので、これも読んでみようと思った。内容は知らなかったが、タイトルからして想像はつく。
悟浄の名があったので、全部が西遊記関連なのかと思ったら、そうではなかった。短編が5つ載っているが、それぞれにモチーフが違う。
中国の古典を避けてきた私にとっては、名前は聞いたことがあるけれども、どんな人だったのか、どんな史実に登場してきたのか、わからないことばかり。当然、まったく知らないこともたくさん。
知らない人や言葉が出てくる度に、ネット検索しながら読み進んだ。いろいろと勉強になったが、一番印象に残った言葉は「殺青(さっせい)」だった。紙以前に記録を記していた竹簡を作る過程で、竹を炙ることをそう言うらしい。炙ることで竹の油分を取り、文字を書きやすい状態にすると同時に、燻すことで虫除けの効果も付与されるらしい。現代でも、竹紙を作る過程では清水につけることを殺青と言っているようだし、お茶の葉の精製過程でも茶葉を炒って発酵を止めることを言うよう。茶葉の場合は、天日干しすることも殺青というらしい。文字通り考えるなら、「青い」状態を止めるということになるんだろう。
『悟浄出立』の内容については、中心からはずした目線で描かれ、古典や故事が元ネタになりながらも、豊かな想像力で書かれたものだということはわかるし、その力量には感服するのだけれど、これまでの万城目学作品としてのファンタジックな面白みやコミカルさは封印されているかのようで感じられなかった。作家としての新たなチャレンジだったのかな。

ここからは、本の内容とは大幅にズレる。
短編のひとつ「法家狐憤」は、後に秦の始皇帝となる王を暗殺しようとした荊軻という男の話。
この荊軻には、衛という国の訛りがあるということで、その荊軻が官吏の採用試験に落ちたときのセリフ。
「アア、マッタク、残念ナコッチャ」

1冊の中でこの一言だけが万城目学作品らしいフレーズだったのだが、中国国内での訛りをこう表現するか、と。
会社員時代、同僚に中国人のコがいて、彼女の妹さんの結婚が決まったが、ご両親は喜んでいないという話を聞いた。どうしてと尋ねると、中国国内とはいえ遠く離れた言葉もわからない地に嫁に出すなんてと浮かない顔なのだそうだ。方言があるのかと聞くと、方言どころの話ではなく、まったく別言語に聞こえるくらい言葉が違うのだそうで、外国に嫁にやるようなものだ、と。そんなことを思い出した。

で、昨日の昼、テレ東でやっていた映画『TAXI NY』。
冒頭部分をちょっと見かけただけなのだが、テレビ版の吹き替えがすごかった。
キューバ訛りを関西弁に置き換えて吹き替えがされているらしく、キューバマフィアがみんな関西弁でしゃべっている。そのマフィアの元で潜入捜査している刑事役の小山力也さんが下手くそな関西弁を披露しているのだが、小山さんは実は京都出身なので、本来なら関西弁はお手の物のはずなのだ。つまり、わざと関西弁を真似してしゃべっている体で吹き替えしているという……
小山力也さんは、『24』のジャック・バウアーなどが有名だが、素でしゃべらせるととんちんかんなことを言うおちゃめな御仁である。

私は、埼玉生まれ埼玉育ちなのだが、両親が佐渡出身なので、ところどころが関西イントネーションになっているらしい。佐渡は、関西に権力者がいた時代にそういった層の流罪地だったことや北前船の影響などがあるようで、関西イントネーションである。ずっと気付かずにきたが、ダンナさんと知り合ってからは、時折指摘されてきた。
先ごろ話題になっていた「方言チャート」によると、埼玉県は東京と同じくくりで武蔵方言ということになっていた。
おおまかな分類ではそんなところだろうが、私の育った地域では、地元の農家のおばあちゃんなんかは「〜だんべ」と語尾についたり、自分のことを「オレ」と呼んだりして、北関東っぽい話し方をしていた。
「来ない」を「きない」と読み、四段活用ができないヤツがクラスメイトにいたりもした。
「方言チャート」をやってみたら、「神奈川県」になってしまったが、少し分岐を戻って「あるって」で「武蔵方言」と判断された。
埼玉県とはいっても、元々は東京や北関東、千葉・神奈川あたりの言葉だったものを無意識にまぜこぜにして使っているようだ。
なので、埼玉県だけに特有の方言というのは無いような気がする。

自分が普段から使っている言葉で、方言だと思っていなかったが実は方言だったという言葉には時折気づくのだが、今回この記事を書くにあたって調べていた段階で気づいたのは「落っこちる」「落っこった」。よくよく考えればそうだよな。「落ちる」「落ちた」で済むものを言い換えているのだから。
色々と見てみたところ、「首都圏方言」というのがあり、自分の言い方のアクセントがずばりそのものだった。共通語と思いきや、共通語とは違いがあるのだ。
詳しくは、Wikipediaの「首都圏方言」などをごらんください。
使用する言葉は、関東一円から影響を受けているようなのだけど、アクセントに関しては「首都圏方言」ですわ。たまに関西イントネーションが混ざるけど。

一番よく話すダンナさんが、たまに江戸の下町言葉が混ざるけど同じ武蔵の人間で、友人たちも関東出身者が多いため、方言を指摘される機会がほとんどないのだが、本当はもっと方言を話しているのではないかと思っている。そうでもないのかなぁ。
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2015年07月21日

2015年7月5日からの地震メモ

2015年7月5日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2015年7月5日 9時20分頃 茨城県沖 M3.6 深さ約50km 最大震度1
2015年7月5日 23時6分頃 伊豆大島近海 M3.8 深さ約120km 最大震度2
2015年7月6日 17時20分頃 茨城県沖 M3.6 深さ約40km 最大震度1
2015年7月6日 18時24分頃 埼玉県南部 M3.3 深さ約100km 最大震度1
2015年7月6日 18時30分頃 茨城県南部 M4.1 深さ約50km 最大震度3
2015年7月9日 8時38分頃 千葉県東方沖 M4.1 ごく浅い 最大震度2
2015年7月10日 1時15分頃 茨城県南部 M4.4 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度1)
2015年7月10日 9時39分頃 茨城県南部 M3.7 深さ約50km 最大震度2
2015年7月12日 21時35分頃 千葉県北東部 M2.9 深さ約40km 最大震度1
2015年7月12日 21時36分頃 千葉県北東部 M3.1 深さ約40km 最大震度1
2015年7月15日 2時47分頃 伊豆大島近海 M3.5 深さ約30km 最大震度1
2015年7月15日 16時9分頃 八丈島近海 M3.8 深さ約20km 最大震度1
2015年7月15日 16時18分頃 八丈島近海 M3.9 深さ約10km 最大震度1
2015年7月15日 16時23分頃 八丈島近海 M3.9 深さ約10km 最大震度1
2015年7月15日 17時1分頃 八丈島近海 M4.6 深さ約10km 最大震度1
2015年7月15日 17時6分頃 八丈島近海 M3.9 深さ約10km 最大震度1
2015年7月16日 10時15分頃 八丈島近海 M4.5 深さ約10km 最大震度1
2015年7月16日 15時13分頃 八丈島近海 M4.7 深さ約10km 最大震度2
2015年7月16日 18時22分頃 八丈島近海 M3.8 深さ約10km 最大震度1
2015年7月16日 18時35分頃 八丈島近海 M3.5 深さ約10km 最大震度1
2015年7月17日 2時15分頃 八丈島近海 M4.2 深さ約10km 最大震度2
2015年7月20日 5時47分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度1
2015年7月20日 7時5分頃 千葉県北東部 M3.2 深さ約40km 最大震度1

一時期の神奈川県西部つまり箱根の群発は鳴りを潜めている。
一方で、八丈島近海が群発。3月から6月末にかけては父島近海が群発していた。小笠原諸島から伊豆諸島へと北上してきていると考えられなくもない。このラインをずっと北上すると、箱根山や富士山にまで繋がる火山帯だ。ここしばらくは、この火山帯のライン上のそこここで活発な火山活動・地震活動が観測されていることになる。


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2015年7月7日 14時10分頃 北海道東方沖 M6.2 深さ約20km 最大震度3
2015年7月9日 17時27分頃 岩手県沖 M5.0 深さ約40km 最大震度3
2015年7月10日 1時15分頃 茨城県南部 M4.4 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度1)
2015年7月10日 3時32分頃 岩手県沿岸北部 M5.7 深さ約90km 最大震度5弱
2015年7月11日 20時27分頃 北海道東方沖 M5.0 深さ約10km 最大震度2
2015年7月13日 2時52分頃 大分県南部 M5.7 深さ約60km 最大震度5強


海外の主な地震。
2015年7月10日 13時13分頃 ソロモン諸島 M7.0
2015年7月18日 11時28分頃 サンタクルーズ諸島 M6.9


昨夜は、面白い現象があったよう。
東京都から千葉県、果ては海のない埼玉県まで、「磯の香り」が漂っていたという。うちは埼玉県南部に位置するが、外に出て外気のにおいを嗅いでみたけれど、よくわからなかった。でも、ネットの反応を見ると、うちの近隣でも「磯臭い」と言っている人がいる。この辺りでも観測されたようだ。
「磯臭い」と表現している人がほとんどだったが、中にはもっと生臭いとか何か腐ったような臭いだと言っている人もいた。
「海の日」だったからって、海から遠く離れた陸地でも海のにおいがしたというわけではないだろうに。何のサービス?
ときたま硫黄の臭いがすることもあるにはあるが、「磯臭い」というのはあまり聞かない。
今回の話ではないのだが、ある気象予報士さんの説明によると、海から離れた都心で夜に「磯のにおい」がすることもあるが、その原因は夜に海風が吹くからではないかと。風は温度の低い所から高い所へと吹くので、通常は昼間は海から陸へと吹き、夜間は陸から海へと吹くことになる。ところが、ヒートアイランドなどで夜間でも陸地の気温が下がらず、夜でも海から陸へと海風が吹くのではという推論。
でもねぇ、夜も暑いのはいつものことだしな。陸地が暑い夜に海風が吹くというのはわかるけど、海風なら必ず内陸まで臭いが運ばれてくるわけじゃない。
昨日、騒がれ始めた夜8時頃から夜中の12時頃までの風向きを確認すると、確かに南風で海から陸へと吹いているように見えるが、風向きが逆に変わった後も内陸部で磯臭いという報告は絶えず。一度吹き込んだ風にのった臭気は簡単には消えないってことなのか。前日つまり19日から臭ったという人もいるが、逆に他の日の風向きを見ても、臭った日と臭わない日にあまり差がないように見える。夜になっても南からの海風だ。
20日の夜に顕著だったのは、二酸化窒素の量。いつもよりほんのすこし多い程度だが、これが風に乗って海側から内陸へと拡散しているのがわかる。二酸化窒素は刺激臭があるとのことだが、毒ガスなのでそれ以上の表現はなかなか見つからず、磯臭いとか生臭いとか今回の報告に繋がるものなのかはわからない。石油系燃料が燃焼したときに発生する一酸化窒素が大気中のオゾンと反応して発生する。光化学スモッグの原因にもなる。
20日の昼には光化学スモッグが発生しているが、珍しくないし、光化学スモッグが磯臭いと思ったことはないので、光化学スモッグが発生したこととは関係なさそうだ。というか、光化学スモッグは昼間発生するものだが、20日の二酸化窒素は夕方5時くらいから増え始めて夜間に広がっている。「磯臭い」という報告も夜になってから。
さて、このブログでは時折宏観現象という地震の前兆現象について書いてきたが、この「磯臭い」という現象も過去の大きな地震の前に何度か報告されているよう。

台風が通過した後で、急激に気温が上がっていることもあり、少し大きめの地震が起きてもおかしくない条件が整ってきたところで、磯臭いとかいう変な現象が起きたので、不気味ではある。
今朝方、まだ暗いうちから鳥たちやカラスなんかがピーチクカーカー騒いでいてうるさかった。奴らは、地震があると揺れた直後に騒ぐので、揺れて目覚めたのかと思ったら、単にうるさかっただけだったようだ。
何事も無いといいな。
posted by nbm at 12:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月17日

アニメ調査室(仮)アンケート 2015年4−6月期

今回も、アニメ調査室(仮)さんのアニメアンケートに参加してみたいと思います。以下は敬称略。

【2015夏調査(2015/4-6月期、終了アニメ、40+1作品) 第37回】

-評価条件-
S : とても良い
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い
F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし、(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可


01,暗殺教室,B
02,血界戦線,B
03,雨色ココア,F
04,トリアージX,D
05,パンチライン,D

06,パックワールド,x
07,終わりのセラフ,C
08,てーきゅう 4期,C
09,浦和の調ちゃん,F
10,高宮なすのです!,B

11,ぱんきす! 2次元,x
12,ミカグラ学園組曲,D
13,放課後のプレアデス,C
14,黒子のバスケ 第3期,B
15,山田くんと7人の魔女,B

16,アニメで分かる心療内科,B
17,プラスティック・メモリーズ,C
18,シドニアの騎士 第九惑星戦役,S
19,にゅるにゅる!!KAKUSENくん (2期),x
20,やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続,C

21,旦那が何を言っているかわからない件 2スレ目,C
22,ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか,C
23,てさぐれ! 部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう,C
24,ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編,A
25,うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレボリューションズ,C

26,Fate/stay night Unlimited Blade Works 2ndシーズン,A
27,攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE,B
28,グリザイアの迷宮 / グリザイアの楽園,S
29,トランスフォーマーアドベンチャー,x
30,魔法少女リリカルなのはViVid,C

31,ハロー!! きんいろモザイク,A
32,怪盗ジョーカー シーズン2,x
33,ハイスクールD×D BorN,C
34,響け! ユーフォニアム,B
35,VAMPIRE HOLMES,F

36,SHOW BY ROCK!!,C
37,レーカン!,A
38,ニセコイ:,C
39,えとたま,C
40,ガンスリンガー ストラトス (17管理区エンド),D

41,ガンスリンガー ストラトス (フロンティアSエンド),D


{総評、寸評など}

見切りのF評価。
03,雨色ココア,F
声優ボイス電子マンガが原作ということで、男性声優さんありきの喫茶店を舞台にした日常を描くショートアニメ。
残念ながら、どこにも魅力が感じられなかった。
09,浦和の調ちゃん,F
埼玉県旧浦和市を舞台にして埼玉県出身の若手女性声優さんで固めているショートアニメ。
登場人物は、旧浦和市内の8つの駅がモチーフになっている。ちなみに、「調」は「うさぎ」と読み、浦和にある調神社(つきじんじゃ)には狛うさぎがいる。
地域的に浦和限定ということでローカル過ぎて、埼玉県民にとっても特に面白味もなく。
35,VAMPIRE HOLMES,F
スマートフォン向けゲームが原作のショートアニメ。ヴァンパイアはほぼ登場しない模様。
がんばってはいたと思うのだけれど、ギャグの切れも今ひとつ。

D評価。
04,トリアージX,D
裏社会の悪党を悪性腫瘍とみなしてトリアージのブラックラベルと判断し排除していく秘密組織の活躍を描くアクション。漫画原作。
お色気とマニアックなメカの描写は、同原作者の『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』で学習済みだったが、ちょっとこじつけっぽい内容と貧弱なアクション描写であまり楽しめなかった。
05,パンチライン,D
古来館というアパートに住む主人公がひょんなことから幽体離脱してしまい、自分がなぜか地球滅亡の鍵を握る運命にあると知り、同じアパートに住む仲間たちと世界を救おうとする話。オリジナル作品。
いろいろと盛り込み過ぎて訳が分からなくなってしまった感が強い。
12,ミカグラ学園組曲,D
ニコ動発の楽曲が元になってラノベ化されたものが原作。部活入部必須な学園で特技を駆使したバトルが展開される。
アクションシーンだけ妙に力が入っていたりしたが、見飽きた設定で魅力なし。
40,ガンスリンガー ストラトス (17管理区エンド),D
アーケードゲーム原作。近未来、異なる2つの世界が同時に存在する日本が舞台。2つの世界の同一人物同士ががそれぞれの世界の命運をかけて戦い合うという筋。
筋云々よりも作画がひどくて話に集中できない。1人の登場人物につき2つの世界で2人分を描き分けなければいけないのに、作画がひどすぎて混乱する。
41,ガンスリンガー ストラトス (フロンティアSエンド),D
配信版ではTV版と異なるエンディングに向かって話が展開する。
ゲーム原作ということで、分岐点が有り異なるエンディングが有ることは理解できるのだが、異なるエンディングを描くなんて難しいことに挑戦するくらいなら、作画に労力を割いて欲しかった。また、TV版だけを観ていたら配信版の未来は脈絡がなく(というかそこまでわかりやすい描き分けでもないけれど)、しかもバッドエンド気味でなんともスッキリしない。配信版とTV版とで第一話から微妙に違うルートを描くことははっきりアナウンスされていなかったと思うが、最初から両方を観る人も少なかっただろうし、作り手の情報の出し方もよろしくなかった。

C評価。
07,終わりのセラフ,C
子供たちが吸血鬼に囚われ血液を搾取されている世界で、脱出に成功して吸血鬼に対抗する日本帝鬼軍に入隊した優一郎と、彼と家族同然だったが吸血鬼化しつつも優一郎を救いたいミカエラの2人を軸にした物語。漫画原作。
期待が大きすぎたのか、今ひとつの出来。テンポが悪く、アクションに切れがない。分割2クールとのことなので、後半に期待。
08,てーきゅう 4期,C
テニス部だけど全然テニスをしないハイスピード・ギャグ・ショートアニメ。漫画原作。
毎度のハイスピードでシュールなギャグは安定感あり。ただし、今期は同時に放送されていたスピンオフ『高宮なすのです!』の方が勢いがあったため、評価が下がってしまった。
13,放課後のプレアデス,C
なぜか自動車メーカーのスバルがアニメに進出した魔法少女もの。魔法のステッキはドライブシャフトで、モチーフにした各車のエンジン音がする(笑)
Webアニメで終わったかと思いきやテレビアニメ化され、作り直す必要性を感じなかったが、終わってみればよくまとまっていたかも。
17,プラスティック・メモリーズ,C
アンドロイドが実用化された世界で、耐用年数に達したアンドロイドを回収する業務を行う会社が舞台。新入社員の男性主人公が組んだパートナーが寿命間近の女の子のアンドロイドで……というお話。オリジナル作品。
寿命を迎えるアンドロイドという設定は物悲しく、確かに第一話では幼女アンドロイドに涙したのだけれど、それ以降は全く泣けず。肝心の主人公とパートナーのアイラとの話は、案の定恋愛関係に発展し、最初から終わりが見えていたのに何の感動もなく。あまり泣かせようという過剰な演出もなかったと思うのだが。圧倒的に切なさが足りなかった。
20,やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続,C
大人気ラノベが原作。ひねくれた男子高校生が強制入部させられた奉仕部で、仲間の女子2人とともに周囲から持ち込まれる相談事を解決していく。2期目。
1期は非常に面白かったのだが、2期は主人公たちの心の内がわかりにくく、アニメ化するにあたってはもう少し説明が必要だったかと思うのだが、難しいのだろうな。笑える場面が少なくて、ちょっとがっかり。
21,旦那が何を言っているかわからない件 2スレ目,C
オタクな旦那との結婚生活を描いた4コマ漫画が原作。2期目。
2期目とあって、登場人物も増え、散漫な印象。パンチがなくなった。
22,ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか,C
冒険者が地下迷宮に降りてモンスターを倒し報酬を得る世界。それぞれの神を中心にファミリアを結成するのだが、女神ヘスティアのファミリアとなった少年が主人公。ラノベ原作。
よくできたファンタジーだと思うのだが、結局すべてをヘスティアの青い「ひも」に持って行かれた。それ以外あまり憶えていない。
23,てさぐれ! 部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう,C
前編CGのプレスコ(声に後から画をつける)アニメ。4コマ漫画とラジオのクロスメディア作品『みならい女神 プルプルんシャルム』の面々が新たに加わって、てさ部とコラボ。3期目?
なぜに強引にコラボさせたのか。てさ部の面白さが半減。てさ部の面々だけで十分に面白いのに。それなりに人気のある女性声優さんたちなので、いかにプレスコといえどもバラバラの収録だった様子。監督が途中降板したり、現場も混乱していたようだが、やはりそういうまとまらない部分が作品に出てしまっている。
25,うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレボリューションズ,C
男性アイドルグループと彼らを支える女性作曲家との絡みを描く。女性向け恋愛アドベンチャーゲームが原作。3期目。
3期目とあって、メインのST☆RISHだけでなく、先輩グループQUARTET NIGHTがフィーチャーされている。2つのグループの闘いという感じだったが、最後の最後に蘇ったHE★VENSが出てきてすべてを持っていったのには笑った。
30,魔法少女リリカルなのはViVid,C
18禁恋愛ゲームのスピンオフに端を発する『魔法少女リリカルなのは』シリーズ。前作で登場したヴィヴィオを主人公にした作品で、彼女はなのはの養女になっている。
この作品が始まる前に『魔法少女リリカルなのは』シリーズを観たので、登場人物の関係性は理解できたのだが、途中から天下一武道会のようになってしまって残念。
33,ハイスクールD×D BorN,C
悪魔・神・堕天使・天使などが総登場する学園ラブコメバトルファンタジー。ラノベ原作。3期目。
3期目と聞いて、正直、「まだやるのかよ」と思った。お色気中心で内容がないので。主人公・一誠(CV:梶裕貴)が「おっぱい、おっぱい」言うのが面白いだけの作品だったのに、今期はそれも最小限でなんだか真面目になってしまい面白味に欠ける。せっかくの新キャラ・ロスヴァイセも目立たず。
36,SHOW BY ROCK!!,C
サンリオ主導でバンドをモチーフにしたプロジェクトによるアニメ。
夕方の時間帯に再放送されていたようだが、女児向け作品でも十分に通用する。主軸に主人公の成長物語が織り込まれており、各バンドのキャラもかわいくて、楽曲もそれなり。でも、今ひとつ爆発力がなく、マイメロディやジュエルペットなどに比べると物足りない。
38,ニセコイ:,C
ヤクザの息子が主人公。諸事情からマフィアの娘とカップルを演じることになるのだが……主人公が幼い頃に結婚を約束した相手を探しつつ、たくさん出てくるヒロインたちに翻弄されるラブコメ。漫画原作。2期目。
主人公が結婚を約束した相手を探すという根幹がどこかに飛んでしまっている。単なるサザエさん形式のラブコメになっていた。それでもいいんだろうけど、結局それが誰なのかわからないままなんだろうなと判明することに期待しなくなった。
39,えとたま,C
十二支に猫を加えて干支をモチーフにした干支娘たちがバトルを繰り広げる。オリジナル作品。
ガチャガチャし過ぎ。と思ったら、どうやら「日本一うるさいアニメ」を目指して制作されたらしい。それなら成功と言えるのか。バトルシーンがチビキャラのCGになってしまうのが残念。ウリたん(CV:花守ゆみり)の「〜ですです」という語尾がクセになる。ED曲が浄化EDとして評判になったが、本当に素晴らしい曲。

B評価。
01,暗殺教室,B
何をしても死なない謎の生命体を殺すためにとある中学校のひとクラスが選ばれ鍛えられることに。自ら希望してそこに担任として赴任してきたのが、その謎の生命体「殺せんせー」だった……という筋。漫画原作。
殺すとか言って実際戦闘シーンもあるが、殺伐とした雰囲気はなく、生徒たちを大事に思い様々なことを教えてくれる殺せんせーの存在や生徒たちとの関係性が不思議。単純に面白い。
02,血界戦線,B
異界とのゲートが開いた元ニューヨークが舞台。あらゆるものを「視る」能力を得た主人公が、悪事をなす異界の住人と戦う秘密結社に所属することになり、様々な事件に巻き込まれていく。漫画原作。
原作を知らない身には多少とっつきにくい内容ではあったが、コミカルなノリもあり、作画が丁寧で惹きつけられた。最終話が予定時間内に描き切れないということで延期になっているが、あれだけ丁寧に作っているなら「仕方ないから待つか」という気にさせられる。
10,高宮なすのです!,B
超スピードハイテンションギャグが売りの『てーきゅう』のスピンオフ作品。漫画原作のショートアニメ。
超スピードもどこか観慣れてしまった『てーきゅう』に比べて、高宮家の執事(CV:逢坂良太)の超高速ツッコミなど新鮮味があり、こちらの方が評価できる。
14,黒子のバスケ 第3期,B
帝光中学校バスケットボール部の「キセキの世代」と呼ばれた5人と「幻の6人目」がそれぞれ違う高校に進学し、高校の全国大会でぶつかるという筋。漫画原作。
安定の3期目。良く言えば描き方が丁寧過ぎる。悪く言えば話がなかなか進まない。今期は特に過去のエピソードが挟まれたので仕方ないか。原作を考えると、これで終了となるようだけれど、まだ続きが観たいような気もする。終わってみれば、惹きこまれた作品でとてもおもしろかった。
15,山田くんと7人の魔女,B
それぞれに特殊な能力を持つ7人の魔女がいる高校で、主人公の山田を中心に魔女探しをすることになるのだが……という筋。漫画原作。
魔女とキスした相手にその能力が発動するという設定が面白い。それぞれの能力により次第に話が複雑になってきて、そこに恋愛要素が絡んできたりしてよく考えられている。中身が入れ替わったりすることも多く、声優陣が奮闘。
16,アニメで分かる心療内科,B
ギャグを交えてメンタルの病気について解説してくれる。漫画原作。
解説してくれる心理士役の三木眞一郎のハイテンションなツッコミが最高。勉強にもなる。
27,攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE,B
言わずと知れた『攻殻機動隊』シリーズで、第4の『攻殻機動隊』と言われている作品。公安9課設立前や草薙素子の過去を描く。
オリジナルシリーズとは配役が異なるため、慣れるまで多少時間がかかった。作画も今ひとつだが、TV版では仕方のないことか。筋は『攻殻機動隊』らしく展開し、メンバーの過去話も興味深い。
34,響け! ユーフォニアム,B
京都にある高校の吹奏楽部を舞台にした青春物語。原作は小説。
部活内のいざこざやソロパートの奪い合い、過去の確執やちょっとした恋愛関係など、それぞれに葛藤する部員たちが細やかに描かれる。作画も丁寧。吹奏楽の演奏の音もこだわりが伝わってくる。さすがに京アニの描く女の子はみんなかわいい。新任で有能な指導者役が櫻井孝宏だったため、「優しい顔して、きっとドSだな、この人」と最初から予想がついてしまう。

A評価。
24,ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編,A
言わずと知れた人気漫画が原作。エジプト編の後半。
独特の色使いだが、原作に忠実だと思われる擬音のカタカナをそのまま画面に表現する手法など、David Productionの一貫した作りに慣れてきた。話が進むにつれて、すっかりポルナレフのファンになる。いつもEDの選曲が秀逸で、「今度は何を?」と期待していたが、まさかのパット・メセニー(笑)いい意味で裏切られる。この調子で、是非続きも制作していただきたい。
26,Fate/stay night Unlimited Blade Works 2ndシーズン,A
英雄などの霊を呼び出して聖杯を奪い合う聖杯戦争を描く。再アニメ化の2期目。ゲーム原作。
内容的には過去作品と重なる部分が多いと思うが、丁寧に作られたufotable版も見応えがあった。衛宮士郎に焦点を当てた作りもそれなりに面白かったが、アーチャーの行動には不可解な点もありもう少し説明がほしい部分も。最後の最後でロード・エルメロイU世やルヴィアさんが登場したのは楽しめた。特にルヴィアさんは、次クールの『プリズマ イリヤ』への繋がりを意識したのかなと。
31,ハロー!! きんいろモザイク,A
英国かぶれで金髪に憧れる日本人女子高生と日本かぶれで黒髪に憧れる英国人女子高生を中心とした日常系。2期目。4コマ漫画原作。
2期目になって、1期目よりも数段良くなった。中心2人よりも周辺の友人たちや先生にスポットを当てた話数が多かったのが良かったのか。
37,レーカン!,A
霊感少女を中心に彼女を取り巻く霊たちと友人たちとの日常を描く。4コマ漫画原作。
このクールのダークホース。幽霊話をコミカルに描きつつも、時折ホロッとさせられたりして。主人公役の木戸ちゃん(木戸衣吹)は、本来の味が活きる起用ではなかったと思うが、やっと作品に恵まれたなと思う。

S評価。
18,シドニアの騎士 第九惑星戦役,S
奇居子(ガウナ)と呼ばれる謎の生命体と戦う巨大宇宙船シドニアを舞台にしたSF。漫画原作。
1期は真面目にSFしていたが、2期はラブコメ要素が強く、別の意味で面白かった。特に、本体と尻尾でつながったベルーガのような融合個体つぐみ(一部)の動きにはいちいち笑った。このCGの絵面でラブコメが成立するとは思わなかった。
28,グリザイアの迷宮 / グリザイアの楽園,S
過酷な過去を背負った主人公の少年と彼を慕うようになった5人のワケあり少女たちの物語。アダルトゲーム原作。
前作『グリザイアの果実』では、5人の少女だけが通う高校にただ一人の男子生徒として風見雄二が転校してきたことから始まり、少女たちそれぞれの過去を巡り雄二が彼女たちを救っていく物語が展開したが、『グリザイアの迷宮 / グリザイアの楽園』では、雄二の過去に焦点を当て、5人の少女たちが雄二を救っていく物語になっている。『グリザイアの果実』は伏線に過ぎなかったという感じ。少年兵として育てられた雄二の壮絶な過去を振り返る今作は、非常に見応えがあった。雄二救出作戦も破茶滅茶で楽しかったし。アダルトゲーム原作としては、これまでで最高の出来の作品となったのではないかと思う。

終わってみれば、意外と良作が多かったかもしれない。
次クールもすでに新作が放送開始されているが、声の大好きな声優2人(諏訪部順一・津田健次郎)共演で完全に俺得の『GANGSTA』、バカが突き抜けている『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』と『監獄学園』、安定の『のんのんびより』・『デュラララ!!』・『WORKING!』、日常系と思いきやという『がっこうぐらし!』あたりが楽しい。
しかし、継続作品も含めると週50作品ほどになり(ショートアニメも含むが)、視聴が厳しい。
毎回言うけど、そんなに作らなくてもいいよ。っていうか、そんなに無理して観るなって話だけど。
posted by nbm at 13:54| Comment(12) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月13日

○○○頭痛

7月に入り、梅雨の真っ只中ということで、10日ほどの間の日照時間がほぼゼロ。
さすがに、生活のいろんな部分に支障が出てくるレベルだった。
洗濯物は外に干せない。うちには乾燥機なんてしゃれたものはないので、室内干しでサーキュレーターや扇風機をの風を当てながら干す。ただ、洗濯物が臭うという経験はない。何がよいのかは不明。すすぎは水道水を使うけれど、洗濯に風呂の残り湯も使うし。しいて言えば、残り湯にごく少量の塩素系漂白剤(衣料用)を入れておくことくらいか。
そして、布団が干せない。あまりこまめに干す方じゃないが、この湿気ではさすがに「干したい!」と思う。ということで、布団乾燥機を引っ張り出してきて乾燥。乾燥後には布団に掃除機をかける。
それに、買い物に出る気がしない。普段は自転車でスーパーに行くことが多い。雨が降れば傘をさして歩いて行くのが常だけれど、荷物を片手でしか持てないと重い物を買うのは大変だ。うちは野菜を多用するが、これがけっこう重い。もちろん、車で行くこともできるけれど、どこか面倒だ。自然に買い物の頻度が減り、食卓が少々貧弱に。まだ計算していないが、おそらく食費の節約にはなっているかと思う。

早く晴れてくれないかなと思っていたが、いざ晴れてみたら今度はいきなり30度。そして、その翌日は猛暑日になるかという勢いで、身体がついていかない。
雨が降って気温が低かった間は鳴りを潜めていた微熱が暴れだした。37度3分くらいが続く。夏には毎日微熱が続くようになる変温動物なのだが、出始めは身体が熱に慣れず、辛い。
暑い日が続けば5月でも10月でも微熱は出るが、気温が下がれば微熱も下がるので、しばらく出ていなくて忘れていたところにまた出始めて、ダルさが半端ない。

昨日は、微熱のダルさに加えて、普段あまり経験しない頭痛が出た。
頭痛の頻度は月に数回という程度だが、身体を動かすと痛みが酷くなるので、血管が拡張して起こる片頭痛と思われる。私の場合は、痛みはさほど強くないので、こんなときは市販の鎮痛剤を飲んでおとなしくしていれば良くなる。痛む所は「ココだ!」とわかるようなものではなく、頭全体がズキンズキンと拍動するような感じのもの。
ところが、昨日の頭痛は痛い場所が特定できる。頭頂部が痛い。それもなんだが頭の表面が突っ張るように痛む感じで、痛み方も鈍い。最初はおできでもできたのかと思ったような感じだったが、頭皮はなんともない様子。となると、頭皮の筋肉が痛むのか?
痛みはひどくはないのだが、ダンナさんがネットで調べてくれたところによると、どうも緊張性頭痛のようだ。頭頂部が「凝っている」ような状態になっているらしい。すぐにダンナさんが頭頂部をマッサージしてくれる。指で押されると圧痛があり、凝っているのがわかる。だが、マッサージはあまり効果がない模様。
鎮痛剤を飲むほどには痛くないものの、微熱の辛さもあり、なんとかならんものかと思っていた。実はこの頭痛、前日からあったのだが、寝れば治るかと思っていたのに、寝ても治らなかった。
どうしたものかと思っていたところ、ダンナさんがミルサーを使って泡がクリーミーな冷たいカフェオレを作ってくれた。ありがたくいただくと、あら不思議。飲み干す頃には頭頂部の痛みが消えていた。ドリップコーヒーはまるで効かなかったのにな。どういう効果なのか不明だが、とにかくお薬のように効いた。緊張が取れたということなのだろうが、意味がわからない。
緊張性頭痛というのは、長い時間下を向いていたり精神的な緊張が続いたりするとなるらしいのだが、まったく思い当たらない。肩から首の筋肉が凝ることに連動して起こる頭痛らしい。
よくよく考えてみると、思い当たることがひとつ。それは、するめ(笑)
私はイカが大好きなのだが、ダンナさんは嫌いなので、普段の食事では食べられない。たまに塩辛を買ったりして自分だけ楽しんだりするのだが、するめは手軽につまめて便利。たまに買ってきては止まらなくなる。この頭痛が起きる前、するめを楽しんでいたことに思い当たる。ゴリラの頭頂部が膨れているのは、噛むための筋肉だと聞いたことがある。我が父はエラがとても張っていたのだが、硬いものを噛むと頭頂部が動くのがわかり、ゴリラのようだと笑ったものだった。私は父と違いエラは張っていないのだが、硬いものを噛めば、頭頂部の筋肉とつながっているのだろう。
でも、これまでもたまにやっていたことなのに、こんな頭痛になったことはないな。天候や、自分の体調などと相まって頭痛が起きたのだろう。名づけて、「するめ頭痛」(笑)
緊張性頭痛といえば、たまになるのがアイスピック頭痛と呼ばれるものだ。肩や首の筋肉が凝ることが原因になるらしく、頭頂部をアイスピックで突かれるような瞬間的な強い痛みが間欠的に起こる。痛みが持続しないので、薬を飲むほどではないのだが、たまに突き刺すような痛みに悩まされるという……
これは、ライターの仕事をしていた頃によく経験したように思う。何時間もぶっ続けでパソコンの前に座って作業を続ける日が続くと、出てくるものだった。

さて、肘の橈骨頭骨折から11ヶ月。肘で5ヶ月、肘が原因で傷めた肩で5ヶ月通ったリハビリも期間が終了。肘は、今はほぼ問題なく動くようになっている。
肩も、当初はまったく腕が上がらない状態にまで陥ったが、今は日常的な動きにはほぼ問題ないまでに回復している。しかし、痛みはまだあるし、後ろにまわすとかいくつかの動きには支障が残っている。骨折などのリハビリは150日という期間が定められているのだが、それを過ぎると電気治療のみなら続けられるが、理学療法士に動かしてもらう運動器リハビリは受けれらないと聞いていた。
ところが、よくよく確認してみると、月に13単位(大体週1強のペース)までなら続けられる場合があるという。医師に相談してみると、許可を出してくれたので、150日という期限が過ぎた今も週1で肩のリハビリに通っている。今までは、回数無制限で期間が制限されていたが、今度は回数制限付きで期間が無制限となった。あとどのくらい通えばよいのかはわからないが、目標を決めつつ通おうと思っている。
肩の問題は、主に筋肉が落ちたり硬くなったりしていることに原因があるので、自宅でのストレッチや筋トレが大事だ。

ちなみになのだが、私がやった肘の橈骨頭骨折といえば、最近話題になった競泳の荻野選手と同じだ。
転倒するときに肘を伸ばしたままついて身体を支えようとすることでなりやすいケガ。転ぶときは肘を曲げた方がよいらしい。うまく受け身ができればよいのだけれど、なかなか咄嗟にはできないものだ。
ニュースではそんな話は出なかったが、同じケガをした身としては、これからが心配。
私が最初に医師に言われた一言は「厄介だな……」だった。手術をしても、角度調整が微妙でうまく調整できるかわからないということだったし、肘をバッサリかっさばいて手術するので、他の腱などへの影響もないとはいえないということだった。手術はボルトを使うので、取り出す2回目の手術も必要だという。手術をせずに保存療法でいったとしても、うまい具合に動かせるようになるかわからないという説明だった。
とりあえず手術せずに保存療法でいってみて、どうにもならなければ手術しましょうということになったのだが、結果的には問題なく動かせるようになってよかった。加齢とともに影響が出てくることもあると脅されてはいるが……
ただ、どうやら私はとてもラッキーなケースらしく、理学療法士たちはこのケガだと動きに大幅に制約が残る人の方が多いと言っていた。
複雑な動きが要求される競泳だから、あのケガがうまく治せるとよいのだけれど。
あれだけの人なら、医療チームやトレーナーなど一流の人がやってくれるのだろうが、支障が残らないとよいけれどと勝手に心配している。

昨日の暑さにいい気になって冷たい飲み物を飲んだせいなのか、夜になって下痢をする。お腹の掃除になっていいかとも思うが、お腹が痛いのはやっぱり辛い。
何にしろ、天候不順や急激な天候の変化は、身体によろしくないのだなとあらためて思う。
それとともに、自らの血行の悪さをあらためて自覚し、肥満を少しでも解消しないとと思う。
筋トレの成果が思わぬところに出て、体重計で表示されるカラダ年齢が1歳だけ若返った(笑)
体重や体脂肪率には大きな変化はないが、微妙に筋肉量が増えたことが影響していると思う。
経験上、夏は運動をがんばっても痩せにくいんだよなぁ。でも、やるしかないか。
posted by nbm at 11:41| Comment(4) | TrackBack(0) | 身体のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月04日

2015年6月20日からの地震メモ

2015年6月20日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2015年6月20日 18時18分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約50km 最大震度1
2015年6月20日 22時50分頃 硫黄島近海 M4.8 深さ約10km 最大震度1
2015年6月21日 22時59分頃 茨城県南部 M2.8 深さ約40km 最大震度1
2015年6月22日 5時30分頃 茨城県沖 M4.1 深さ約50km 最大震度2
2015年6月22日 18時12分頃 群馬県南部 M2.7 深さ約20km 最大震度1
2015年6月23日 15時48分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約30km 最大震度1
2015年6月23日 21時18分頃 小笠原諸島西方沖 M6.9 深さ約480km 最大震度4
2015年6月23日 21時22分頃 小笠原諸島西方沖 M5.3 深さ約440km 最大震度2
2015年6月26日 14時49分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約30km 最大震度1
2015年6月27日 10時30分頃 千葉県東方沖 M3.4 深さ約60km 最大震度1
2015年6月27日 15時23分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約40km 最大震度2
2015年6月27日 20時20分頃 千葉県北西部 M3.2 深さ約80km 最大震度1
2015年6月28日 7時37分頃 栃木県北部 M2.6 深さ約10km 最大震度1
2015年6月30日 2時59分頃 千葉県北西部 M3.3 深さ約80km 最大震度1
2015年6月30日 16時4分頃 父島近海 M5.3 ごく浅い 最大震度2
2015年7月4日 1時9分頃 千葉県南部 M2.7 深さ約30km 最大震度1
2015年7月4日 3時41分頃 茨城県南部 M2.9 深さ約50km 最大震度1


神奈川県西部のみまとめて。
2015年6月20日 11時44分頃 神奈川県西部 M2.8 ごく浅い 最大震度2
2015年6月29日 12時7分頃 神奈川県西部 M1.3 ごく浅い 最大震度1
2015年6月29日 21時10分頃 神奈川県西部 M1.5 ごく浅い 最大震度1
2015年6月30日 6時4分頃 神奈川県西部 M2.6 ごく浅い 最大震度2
2015年6月30日 6時14分頃 神奈川県西部 M2.0 ごく浅い 最大震度1
2015年6月30日 6時56分頃 神奈川県西部 M3.3 ごく浅い 最大震度3
2015年6月30日 8時39分頃 神奈川県西部 M1.6 ごく浅い 最大震度1
2015年6月30日 9時12分頃 神奈川県西部 M2.4 ごく浅い 最大震度2
2015年6月30日 9時25分頃 神奈川県西部 M1.9 深さ約10km 最大震度1
2015年6月30日 9時54分頃 神奈川県西部 M1.9 ごく浅い 最大震度1
2015年6月30日 10時52分頃 神奈川県西部 M3.0 ごく浅い 最大震度2
2015年7月3日 4時46分頃 神奈川県西部 M2.5 ごく浅い 最大震度1


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2015年6月23日 0時35分頃 青森県東方沖 M4.4 深さ約70km 最大震度4
2015年6月23日 21時18分頃 小笠原諸島西方沖 M6.9 深さ約480km 最大震度4
2015年6月30日 16時4分頃 父島近海 M5.3 ごく浅い 最大震度2

今回はメモのみ。
posted by nbm at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする