2016年04月23日

さよなら、殿下……

プリンスが逝ってしまった……

その朝、起きると、早朝に友人から短いメールが届いていた。
「プリンスが亡くなったんだって。ショック……」
メールを読んだときは、「そうなんだぁ」と思ったくらいだった。
近年、我々が親しんだ往年のスターたちが亡くなっていくニュースを次々と聞くようになった。時代は変わっていくのだ。だけど、プリンスよ、おまえもか。

音楽を聴くことについては、兄たちから影響を受けたものは少ないのだが、プリンスの存在は次兄から教えてもらった。それが、アルバム『Controversy』(1981)だった。
初めて聴いたときには、当時の私には背伸びし過ぎているような気がして、積極的に聴くようにはならなかった。
それなのに、翌年の『1999』では虜になって、コンサートへも足を運ぶようになっていた。
元々、リック・ジェームスが好きだったり、アダム・アントが好きだったりした私である。プリンスに惹かれる筋はあったのだと思う。

横浜スタジアムでは、スタジアムに向かう途中で無数の黒い風船が空にあがるのが見え、オープニングアクトの演奏が聞こえてきてしまった。
「シーラEじゃん……」
友達と慌てて走ったのを覚えている。あれが初来日のときだったのかな。

それと、会場がどこだったか忘れてしまったけど、こんなこともあった。
開演を待つ会場で、制服姿で独りで来ていたと思しき男子高校生が興奮して話しかけてきたことがあった。
大好きなプリンスを生で聴けることが嬉しくて、連日チケットを入手して明日も来るのだと話していた。
彼の周りには、いっしょにプリンスの音楽を楽しんでくれる仲間がいなかったんだろう。でも、コンサート会場には、プリンスを求めて集まってきた人ばかりなわけだから、興奮するのも仕方ない。それだけ、好き嫌いが分かれるアーティストだったのだと思う。

うちに1000枚ほどあるCDの中で一番枚数が多いのがプリンスで、たぶん15枚くらいはあると思う。
私は、誰かのファンを長く続けるということがないタチで、昔好きだったアーティストを聴き続けるということはない。
懐かしく思って、たまに昔のアルバムを引っ張り出して聴くことはあるけれど、最新作まで律儀に追いかけることはない。
だから、聴いていたアルバムも1981年の『Controversy』から90年代くらいまで。あとは飛び飛びで5枚くらい。この飛び飛び期間のアルバムは所有していてもほとんど聴いていないし。

訃報を聞いてから、ネットの情報で、J-WAVEのジョン・カビラのラジオ番組で急遽プリンス特集を組むと知った。
実家から最寄り駅まで車で通勤していた時期には、必ずJ-WAVEでジョン・カビラの番組を聴いていたな。これもこれで懐かしい。
アルバムを引っ張り出して聴こうかと思っていたけれど、あいにく通勤前に昼食を作らなければならず時間がないので、手っ取り早くラジオを聞かせてもらおうと思った。
台所で料理をしながらラジオを聴いていると、カビラさんは時折涙声になりながら時にハイになるなど、おかしなテンションで進行をしていた。相当にショックなのが伝わってきた。
私は、一ファンではあったけれど、泣くほどではないのかなと思いながら、懐かしく数曲を聴いていたのだけれど、なぜか『ENDORPHINMACHINE』がかかると急に嗚咽し出した。
なにか溜まっていたものが一気に流れだしたかのようで、次に『1999』がかかると、ヒックヒック言いながら泣いていた……

無口で何も喋らないとか周囲のスタッフに気を使わせていたらしいけれど、ステージ上ではすごくチャーミングな人だった。
漢字で肩に「双子座」と書かれた衣装とか、コンサート中の「Are you crazy?」みたいな煽りとか、忘れられない。

さよなら、殿下……
大好きだったよ。
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2016年04月16日

2016年3月18日からの地震メモ

2016年3月18日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2016年3月18日 1時24分頃 父島近海 M4.4 ごく浅い 最大震度1
2016年3月19日 21時58分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約40km 最大震度1
2016年3月20日 16時1分頃 埼玉県北部 M3.8 深さ約100km 最大震度2 (当地 震度1)
2016年3月22日 14時34分頃 茨城県北部 M4.7 深さ約10km 最大震度4
2016年3月23日 11時8分頃 茨城県沖 M3.3 深さ約40km 最大震度1
2016年3月25日 23時55分頃 茨城県沖 M4.0 深さ約30km 最大震度2
2016年3月26日 22時33分頃 茨城県南部 M3.8 深さ約50km 最大震度2
2016年3月31日 6時52分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約40km 最大震度1
2016年3月31日 11時48分頃 茨城県南部 M4.3 深さ約50km 最大震度3 (当地 震度1)
2016年3月31日 12時11分頃 茨城県南部 M3.6 深さ約50km 最大震度2
2016年3月31日 15時19分頃 茨城県南部 M3.3 深さ約50km 最大震度2
2016年4月1日 17時4分頃 茨城県北部 M3.4 深さ約70km 最大震度1
2016年4月2日 15時12分頃 八丈島東方沖 M4.1 深さ約50km 最大震度1
2016年4月5日 11時5分頃 伊豆大島近海 M2.0 ごく浅い 最大震度1
2016年4月5日 12時54分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約30km 最大震度1
2016年4月8日 9時46分頃 茨城県沖 M3.3 深さ約40km 最大震度1
2016年4月8日 22時24分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約40km 最大震度1
2016年4月10日 23時32分頃 茨城県南部 M3.7 深さ約50km 最大震度2
2016年4月11日 1時37分頃 茨城県北部 M3.4 深さ約10km 最大震度2
2016年4月12日 4時43分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約60km 最大震度2
2016年4月13日 11時36分頃 茨城県南部 M3.1 深さ約60km 最大震度1
2016年4月14日 1時24分頃 千葉県北西部 M3.2 深さ約60km 最大震度1
2016年4月14日 15時39分頃 栃木県南部 M3.5 深さ約10km 最大震度3
2016年4月14日 17時25分頃 栃木県南部 M2.7 深さ約10km 最大震度1
2016年4月14日 20時58分頃 東京都23区 M3.6 深さ約50km 最大震度2 (当地 震度1)
2016年4月15日 3時29分頃 茨城県沖 M4.4 深さ約10km 最大震度1
2016年4月15日 20時46分頃 相模湾 M2.8 深さ約30km 最大震度2
2016年4月16日 8時19分頃 千葉県東方沖 M3.2 深さ約30km 最大震度2


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2016年3月22日 14時34分頃 茨城県北部 M4.7 深さ約10km 最大震度4
2016年3月30日 10時32分頃 千島列島 M5.1 深さ約10km 最大震度1
2016年4月1日 11時39分頃 三重県南東沖 M5.1 深さ約10km 最大震度4


主な海外の地震です。
2016年4月3日 17時24分頃 バヌアツ諸島 M6.9


熊本・大分の14日からこれまでの震度5以上(速報値)の地震を挙げてみます。
2016年4月14日 21時26分頃 熊本県熊本地方 M6.5 深さ約10km 最大震度7
2016年4月14日 22時7分頃 熊本県熊本地方 M5.7 深さ約10km 最大震度6弱
2016年4月14日 22時38分頃 熊本県熊本地方 M5.0 深さ約10km 最大震度5弱
2016年4月15日 0時3分頃 熊本県熊本地方 M6.4 深さ約10km 最大震度6強
2016年4月15日 1時53分頃 熊本県熊本地方 M4.8 深さ約10km 最大震度5弱
2016年4月16日 1時25分頃 熊本県熊本地方 M7.3 深さ約10km 最大震度6強
2016年4月16日 1時45分頃 熊本県熊本地方 M6.0 深さ約20km 最大震度6弱
2016年4月16日 3時3分頃 熊本県熊本地方 M5.8 深さ約20km 最大震度5強
2016年4月16日 3時55分頃 熊本県熊本地方 M5.8 深さ約10km 最大震度6強
2016年4月16日 7時11分頃 大分県中部 M5.3 深さ約10km 最大震度5弱
2016年4月16日 7時23分頃 熊本県熊本地方 M4.8 深さ約10km 最大震度5弱
2016年4月16日 9時48分頃 熊本県熊本地方 M5.4 深さ約10km 最大震度6弱
2016年4月16日 16時1分頃 熊本県熊本地方 M5.3 ごく浅い 最大震度5弱

被災者の方々には心からお見舞いを申し上げます。
1日も早く、地震活動が収まり、日常を取り戻されることを祈ります。
熊本県熊本地方では、昨年は、震度1(M2.0程度)の地震が月に4回ほど発生していました。
今年に入ってから有感地震の頻度が半分くらいに減っていて、14日の「前震」と言われているM6.5が発生。
近年の震度4以上を拾ってみても、2011年6月28日に震度4(M4.1)、2011年10月5日に震度5強(M4.4)、2012年3月12日に震度4(M3.9)の3回のみ。
大分県中部の有感地震は、2015年12月23日震度2(M2.6)以来。
16日2時49分頃(M4.1)と5時20分頃(M3.1)の2回の震度4と、その後のM3.0程度の地震が2回発生した後、M5.3が発生。
溜まっていたエネルギーが爆発してしまったのでしょうか。
先程、ついには、和歌山県北部(M2.8)も発生。
段々と震源地が北東に移ってきているのが不気味です。

後出しで不思議なことを書いておきますと、14日の夜のこと。
夕飯を食べているときから、腹部膨満感といいますか、食べ物が喉につかえて入っていかない感覚がありました。独特の感覚で、お腹から胸にかけて何かがパンパンに詰まっているような感じ。今は年に1回あるかないかくらい珍しいことなのですが、これを感じるときに地震が起こることがあります。ちなみに、「今は」と書いたのは、東日本大震災直後は頻繁に感じていたからです。
冗談交じりに「地震が起きたりしてね」なんて言っているところで、西荻窪あたりを震源とする直下のM3.6が発生。冗談で言ったのに揺れている……
とはいえ、症状は治まらず、「こんなものではなく、もっと大きな地震が起こるような気がする」と言っていたら、熊本での地震が発生したわけです。まさか、熊本の地震の前兆を埼玉にいる私が感じ取るわけはないと思うのですが、あまりにタイミングが良かったので我ながらびっくりしました。
ちなみに、この症状は薬を飲んだわけでもないですが、翌朝には解消してました。

実は、
2016年4月15日 0時25分頃 駿河湾南方沖 M4.8 深さ約280km 最大震度2
というのが発生していて、当地もほんの少し揺れました。
東南海も他人事ではないのではないかと思えてきました。この地の有感地震は2012年7月以来です。
深発だったので、異常震域といって、震源地から遠く離れた地域が揺れています。
熊本のM7.3でも、遠く離れた当地が揺れました。
地震の持つエネルギーの凄まじさを実感します。
と同時に、今回の熊本・大分での地震が、他の地域に影響を及ぼさないとも限りません。
とにかく、備えが大事です。
posted by nbm at 20:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月09日

アニメ調査室(仮)アンケート 2016年1−3月期

今回も、アニメ調査室(仮)さんのアニメアンケートに参加してみたいと思います。以下は敬称略。

【2016春調査(2016/1-3月期、終了アニメ、69+1作品) 第40回】

-評価条件-
S : とても良い
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い
F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし、(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可


01,亜人,A
02,銀魂゚,F
03,JKめし!,C
04,アイカツ!,x
05,スシポリス,C

06,だがしかし,C
07,おそ松さん,B
08,血液型くん4,x
09,新あたしンち,x
10,石膏ボーイズ,F

11,鉄人28号ガオ!,x
12,牙狼 紅蓮ノ月,x
13,ノルン+ノネット,C
14,ディメンションW,B
15,ブブキ・ブランキ,C

16,ラクエンロジック,C
17,ディバインゲート,C
18,僕だけがいない街,A
19,昭和元禄落語心中,A
20,大家さんは思春期!,B

21,秘密結社 鷹の爪DO,x
22,最弱無敗の神装機竜,B
23,霊剣山 星屑たちの宴,F
24,ANISAVA日本語吹替版,x
25,少女たちは荒野を目指す,B

26,赤髪の白雪姫 第2クール,B
27,探偵チームKZ 事件ノート,x
28,おしえて! ギャル子ちゃん,A
29,シュヴァルツェスマーケン,C
30,デュエル・マスターズ VSR,x

31,うたわれるもの偽りの仮面,B
32,ナースウィッチ小麦ちゃんR,F
33,スター・ウォーズ 反乱者たち,x
34,おまかせ! みらくるキャット団,x
35,無彩限のファントム・ワールド,C

36,カンフー・パンダ ザ・シリーズ,x
37,ハイキュー!! セカンドシーズン,A
38,金田一少年の事件簿R 新シリーズ,x
39,アクティヴレイド 機動強襲室第八係,C
40,機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ,B

41,GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 炎龍編,B
42,ファンタシースター オンライン2 ジ アニメーション,C
43,カードファイト!! ヴァンガードG ギアースクライシス編,x
44,ザ・ペンギンズ from マダガスカル シーズン3,x
45,バトルスピリッツ 烈火魂 バーニングソウル,x

46,プリンス・オブ・ストライドオルタナティブ,F
47,フューチャーカード バディファイト100,x
48,魔法少女なんてもういいですから。,B
49,ふうせんいぬティニー 第2シリーズ,x
50,ハルチカ ハルタとチカは青春する,C

51,がんばれ! ルルロロ 第3シリーズ,x
52,この素晴らしい世界に祝福を!,B
53,Go! プリンセスプリキュア,x
54,蒼の彼方のフォーリズム,C
55,FAIRY TAIL 新シリーズ,B

56,ルパン三世 新シリーズ,x
57,灰と幻想のグリムガル,B
58,おじさんとマシュマロ,B
59,ヘヴィーオブジェクト,C
60,どちゃもん じゅにあ,x

61,デュラララ!!×2 結,B
62,みにヴぁん 2期,x
63,てーきゅう 7期,B
64,紅殻のパンドラ,B
65,いとしのムーコ,B

66,ブレイブビーツ,x
67,闇芝居 3期,D
68,ダイヤのA,B
69,ワールドトリガー,C
70,ゴッドイーター (全13話),B

{総評、寸評など}

見切りのF評価。
02,銀魂゚,F
せっかく将軍を冠したシリーズもシリアスものは苦手。私にとっては『銀魂』は笑うために観るもの。
10,石膏ボーイズ,F
ショートアニメなのに、豪華声優陣をしても観続けられなかった。
23,霊剣山 星屑たちの宴,F
中国と合作ということで、想像していたよりは観ることができたものの挫折。
32,ナースウィッチ小麦ちゃんR,F
悪くなかったとは思うけれど、作品数が多くて観きれなかった。
46,プリンス・オブ・ストライドオルタナティブ,F
相変わらず女性向け作品は苦手。

D評価。
67,闇芝居 3期,D
怖い話を紙芝居風ショートアニメーションにした作品。
1期はちゃんとオカルトしていたのに、2期は都市伝説、3期はクリーチャーものに落ちてしまった。どんどんつまらなくなっていく。

C評価。
03,JKめし!,C
女子高生が独創的な簡単料理を作るショートアニメ。
ほとんど絵が動かないが、なぜか許容範囲。
05,スシポリス,C
どこかおかしい海外の寿司を正すスシポリスの活躍を描くショートアニメ。
一般受けしそうな作品。EDにOK Go × Perfumeを起用したセンスはよし。
06,だがしかし,C
駄菓子マニアの菓子メーカー社長令嬢が、駄菓子屋の息子に家業を継がせようと画策。駄菓子の薀蓄を語る。漫画原作。
ショートアニメでコンパクトに作った方がよかったような。間延び感が半端ない。
13,ノルン+ノネット,C
特殊な能力もつ少年少女が、世界を救うために巨大な飛行船で旅をする物語。女性向け恋愛ゲームが原作。
女性向け作品は苦手ながら、なんとか許容できた。世界観がわかりにくいし、その設定必要だったの?という感じ。
15,ブブキ・ブランキ,C
心臓と四肢を司る少年少女たちが力を合わせて動かすロボットが戦うファンタジー。
フル3DCGでこういった内容は意外と相性が悪いかも。2期があるらしいが期待しない。
16,ラクエンロジック,C
異世界の神と融合して戦うトレーディングカードゲームを中心とするメディアミックス作品。
カードゲームをアニメ化するのは難しいと思う。少年向けみたいな内容だったけれど、深夜帯でいいのか?
17,ディバインゲート,C
スマートフォン向けゲームが原作。
登場人物それぞれが抱えた問題をテーマにしながら話数が進むが、救いがあるわけでもなくスッキリしない。
29,シュヴァルツェスマーケン,C
アダルトゲームのスピンオフ作品(ラノベ)が原作。BETAと呼ばれる侵略者と戦う戦闘員の話で、今作はドイツが舞台。
秘密警察と軍部がせめぎあいながらBETAとも戦うという展開。でも、内紛が中心でBETAとの戦闘は少なめ。これまでの『マブラヴ』シリーズと同様に変にリアルな設定が意外な作品。
35,無彩限のファントム・ワールド,C
ファントムが跋扈する世界で、それらを退治する少年少女を描く。ラノベ原作。
丁寧に作っているとは思うのだが、評価につながらないのはなぜなのか。手のひらサイズの妖精のようなルルはかわいい。
39,アクティヴレイド 機動強襲室第八係,C
パワードスーツを駆使する警視庁の特殊部隊を描くオリジナルアニメ。
悪者を制圧するのに一々いろんな方面の許可が必要だったり、お役所仕事的な皮肉をきかせたつもりなのかもしれないがまどろっこしい。近未来を舞台にした刑事ドラマみたいな感じで、全体的にちょっと古臭いノリ。
42,ファンタシースター オンライン2 ジ アニメーション,C
オンラインゲームをアニメ化。ゲームの世界と現実の学園生活が交錯する。
やはりゲームをアニメ化することの難しさを感じる。ラッピー(鳥型マスコットキャラ)とSOROが踊るEDは良し。
50,ハルチカ ハルタとチカは青春する,C
高校の吹奏楽部を舞台にした学園ミステリーもの。小説が原作。
男性顧問に男女部員が共に恋するという設定もあり、吹奏楽の大会で金賞を目指すとか言って部活動を頑張りつつ、日常的に舞い込むミステリーを解決しつつ、ともう何がなにやら。盛り込み過ぎ。
54,蒼の彼方のフォーリズム,C
空を飛べる靴を履いてプレーする「フライングサーカス」というスポーツに取り組む少年少女たちの物語。アダルトゲーム原作。
D評価に近いC評価。ゲームは人気作品のようだが、アダルト要素を除いたら魅力が失くなってしまうようなものなのか。スポ根ものとして観ようにも中途半端。
59,ヘヴィーオブジェクト,C
超大型兵器「オブジェクト」同士の戦争が当たり前の世界で、生身の体で知恵を使って「オブジェクト」に対抗する兵士たちの活躍を描く。ラノベ原作。
戦闘中、突っ込みたくなる設定がちらほら。兵士に特有の会話が少々鼻につく。
69,ワールドトリガー,C
異世界からの侵略者「ネイバー」と防衛組織「ボーダー」の戦いを描くSFアクション。漫画原作。
1年半と長く続けた割には中途半端に終ってしまったような。原作の進行と折り合わずにオリジナル展開を挟んだりすることに。放送時間も日曜日の早朝ということで、リアルタイムで観ていた人がどれだけいるのか。模擬戦が中心でネイバーとの戦闘はどこへ。主人公・メガネくんの活躍がないままで消化不良。

B評価。
07,おそ松さん,B
『おそ松くん』の六つ子が成長した結果、揃いも揃ってニートになっているという設定のギャグ作品。
六つ子それぞれに個性が与えられて、赤塚不二夫を踏襲したようなシュールな笑いを連発。巷では空前のヒットとなっているようだけれど、そこまでのめり込めず。予測不能な十四松(CV:小野大輔)の言動とトド松(CV:入野自由)のツッコミには笑った。
14,ディメンションW,B
第四の次元軸「W」に存在するエネルギーを取り出し、個々人の持つ「コイル」に供給することができるようになった世界で、不正コイルを回収する「回収屋」と行動を共にするアンドロイドの物語。漫画原作。
悪くはなかったと思うのだが、設定が難しく一般受けはしないのかも。抑え目の上田麗奈(アンドロイド・ミラ役)は良かった。OP・ED職人の梅津泰臣によるOPは秀逸。
20,大家さんは思春期!,B
4コマ漫画原作のショートアニメ。女子中学生の大家さんとアパートの住人との交流を描く。
ショートアニメにしては完成度が高く、ほのぼのしていて安心して観ていられた。
22,最弱無敗の神装機竜,B
伝説の竜にちなんだ古代兵器「機竜」を操る少年少女たちを描くファンタジー・アクション。ラノベ原作。
もうこういう設定はいいですからって感じなのだが、主人公の男の子役を田村睦心が演じたことが新鮮に感じられて観ていられた。「実は主人公は女の子で……」とかいう隠し設定があるのかと思っていたが、なかった。
25,少女たちは荒野を目指す,B
ゲームを制作する高校生たちの挑戦を描く。ゲーム発売と連動してアニメが放映された。
それぞれの才能を持つものがあまりにも都合よく集まり過ぎた感じは否めない。シナリオの田中ロミオの力なのか、所々セリフ回しに光るものを感じた。
26,赤髪の白雪姫 第2クール,B
少女漫画原作の恋愛ファンタジー。赤い髪を持つ白雪と王子・ゼンとの恋物語。
2期になって、ゼンの部下・オビの存在感が増した。抑えめに演じている岡本信彦のおかげなのか、個人的にはオビはキャラクターとしてかなり気に入った。白雪の出生が明かされたり、ラジ王子との仲直りがあったりと、話は進んでいるようで、白雪とゼンの仲は進まぬままでもどかしい。
31,うたわれるもの偽りの仮面,B
異世界に迷い込んだ青年が、その世界の都へ行き、いつのまにか政変に巻き込まれていくファンタジー。ゲーム原作。『うたわれるもの』の続編。
古代のアジアのどこかのような設定は前作と同様。今作で世界の秘密が暴かれる。全体的に見応えがあり、文字や料理など細かく描かれているあまり見かけない世界観を楽しんだ。
40,機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ,B
地球圏を掌握する勢力ギャラルホルンと、虐げられている火星圏に属する少年兵たちとが戦いを繰り広げることになるSFロボットアクション。
自立した少年兵団にヤクザみたいな組織が絡んできたのはどうかと思うが、少年が兵器を持って戦わざるをえないなど変にリアルな設定で平和ボケした日本の子供たちが観るには良作だったと思うのだが……
41,GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 炎龍編,B
突如として銀座に開いたゲートを通り異世界から侵攻を受けた日本で、自衛隊が迎撃して逆に居世界に侵攻するファンタジー。小説が原作。2期目。
前作よりも政治的に複雑化しているが、基本的には自衛隊の活躍が描きたいのだなと。今回はなかなか出撃命令が出ずにもどかしかったが、結果的に最強の空挺部隊も出撃して、相変わらずな自衛隊無双。自衛隊員と異世界の住人との恋愛関係も多く、多少雑だったが硬軟取り混ぜた終盤になったのは救いか。
48,魔法少女なんてもういいですから。,B
ある日突然、鳥に似た小動物によって魔法少女となった女子中学生が主人公。ショートアニメ。漫画原作。
秀逸なショートアニメ。特に有益な魔法を使うでもなく、何かと戦うでもなく。シュールな日常と少々ブラックな味付けが良し。OPも秀逸。
52,この素晴らしい世界に祝福を!,B
死んで異世界に転生した主人公と、転生させた張本人でありながら異世界に引きずり込まれた女神ら仲間たちとの日常をコミカルに描いたファンタジー。オンライン小説が原作。
よくある設定ながら、筋も作画もキャラクターも演者も程よくバランスの取れた作品で楽しめた。アニメのファンタジー世界の景色をミニチュア風のチルトシフト・タイムラプス映像みたいに描いたEDが秀逸。
55,FAIRY TAIL 新シリーズ,B
魔導士ギルド「妖精の尻尾」に属する魔導士たちの活躍を描くファンタジー。漫画原作。
ずっと観続けてきた作品で、特に終盤のフェアリーテイル設立までの物語「FAIRY TAIL ZERØ」は楽しんだ。途中、オリジナル展開など中だるみもあったが、王道ファンタジーでキャラクターも魅力的だったし、よくできた作品だったと思う。
57,灰と幻想のグリムガル,B
気づけば「グリムガル」にいた主人公。それまでの記憶はなく、覚えているのは名前のみ。同様の境遇にあった仲間とパーティーを組んで、魔物と戦いながら生活していくことになるファンタジー。ラノベ原作。
ファンタジー世界での暮らしを生々しく描くのが主眼になっている作品。魔物との戦いや仲間の死などを織り込みつつ、実生活や心理を細やかに描く視点は新しい。背景など作画も力が入っているが、(K)NoW_NAME/R・O・Nによる音楽が素晴らしい。
58,おじさんとマシュマロ,B
マシュマロ好きな中年サラリーマン「ひげさん」と、彼に思いを寄せるOL・若林との物語。ウェブコミックが原作のショートアニメ。
マシュマロ好きのひげさんをマシュマロで釣ろうとする不器用な若林の努力がかわいい。どこまでも穏やかなひげさんに癒やされる。
61,デュラララ!!×2 結,B
池袋を舞台にしたオカルト風味の群像劇。ラノベ原作。
1期から5年を隔てて放送された2期もようやく完結。複雑に人間模様が絡み合う作品なので、1期から時間が経ったことで内容を忘れているのがもったいない。どこか破綻し破滅的な終わりになるのかと思いきや丸く収まるハッピーエンドだったのは意外。馴染みのある池袋の街のそこここが舞台になっていたのは楽しかった。
63,てーきゅう 7期,B
テニス部が舞台なのにまったくテニスをしないハイスピードでハイパーなギャグ作品。漫画原作。ショートアニメとしては異例に長く続くシリーズで7期目。
もうこうなったらずっと続けて欲しいと思った。途中、少々勢いが衰えたかと思った時期もあったが、終盤は盛り返した。「先輩と○○」と毎回サブタイトルに映画のタイトルが使われるが、「先輩とストレイト・ストーリー」には、すごいの持ってきたなと笑った。
64,紅殻のパンドラ,B
高級リゾート島を訪れた全身義体の少女が、猫耳の美少女型アンドロイドと出会い、事件に巻き込まれつつも友情を深めるという筋。漫画原作。
原案は士郎正宗だが、六道神士に漫画を描かせたことでコミカルで軽いタッチになっており、これはこれで面白い。少々古臭いノリにも感じるが、わざとなのか。ブエル役の森田順平さんにはびっくり。5本の山羊の足と獅子の頭を持つ恐ろしい悪魔のはずのブエルが、5本目の足をやたらと主張するポンテライオンみたいでかわいい。
65,いとしのムーコ,B
ガラス工房で飼われている柴犬・ムーコを描いた漫画が原作のショートアニメ。
線の単純なFlashアニメにもかかわらず、ムーコの動きが活き活きとしていて可愛かった。声優さん(CV:吉田仁美)の力量もあると思う。
68,ダイヤのA,B
高校野球の強豪校が舞台。投手としてエースを熱望する主人公を中心に甲子園を目指す球児たちの姿を描く。漫画原作。
やっと甲子園行きを決めたところまでが描かれたが、あれだけ各試合をじっくり描いてきたのに最後が短縮され過ぎていたような。他校のメンバーも含めて、頑張っている選手たちに好感を持ちつつ観ていた。次世代の子たちの登場も匂わせつつの終盤だったので、いつか続編ができることを期待する。
70,ゴッドイーター (全13話),B
巨大な荒神を倒す唯一の武器「神機」を持つゴッドイーターの戦いを描くバトル・アクション。ゲームが原作。
作画や音響にこだわり過ぎ、万策尽きて4話分がレギュラー放送できなかった今作。時間を置いて製作された最後の4話はそれなりに完成されていた。だが、やはり中断して時間を置いてしまった分は取り戻せない。連続して放送することの意味をあらためて感じた。

A評価。
01,亜人,A
不死の存在「亜人」が人類の脅威となった世界を描くSFアクション。漫画原作。
3DCGアニメで製作されたことについては賛否があると思うが、この作品内容なら悪くなかったと思う。難しそうな「Invisible Black Matter」の表現は3DCGならでは。原作とは変更されている点も少なくないようだが、ストーリーとして面白いのは原作の力。悪役ながら、「帽子の男」と呼ばれる佐藤が魅力的。人間としてどこか欠けている主人公の今後も気になるし、今後の劇場版や続編に期待する。
18,僕だけがいない街,A
連続小学生誘拐殺害事件を軸に、主人公が小学生に戻りタイムリープしつつ犯人に対抗するSFサスペンス。漫画作品。
結末はアニメオリジナル展開になっていたらしいのだが、原作を知らない人間にとってはそれなりに面白かった。成人したときの記憶を持ちながら小学生を繰り返す主人公なのに、間が抜けたことをやっているなとツッコミたくなった部分もあったが、ご愛嬌。主人公を年代別に演じた満島真之介と土屋太鳳も及第点。
19,昭和元禄落語心中,A
昭和の落語の世界を舞台にタイプの違う2人の落語家をめぐる物語。漫画原作。
なんという石田彰無双。落語のシーンに関して、助六役の山寺宏一もさすがだったのだが、菊比古を演じた石田彰の凄まじかったこと! それだけで評価に値する作品になったと思う。
28,おしえて! ギャル子ちゃん,A
ギャルっぽい女子高生ギャル子を中心にした日常を描く。WEB漫画が原作のショートアニメ。
あんなことやこんなことを言わせたいだけとも思えるナレーションの能登麻美子の起用はすばらしい。外見によらず意外性を持ったギャル子の人となりが魅力的。ショートアニメだから良かったのかもしれないが、もっと観たいと思わせた秀作。
37,ハイキュー!! セカンドシーズン,A
「小さな巨人」を目指す小柄な少年と「コート上の王様」と呼ばれた天才セッターらが、「かつての強豪」と言われる高校のバレーボール部を舞台に活躍する。漫画原作。
一人ひとりへの光の当て方が相変わらず素晴らしい。地元東北で対戦するチームのメンバーや遠征で共に練習した首都圏のチームのメンバーなど、絡み方のバランスが良い。努力して強くなっていく姿が小気味良い。

4月を迎えるとあって、終了する作品が多かった。特に、長く続いた作品で終わったものが多く、感慨深い。
切った作品が多かった一方で、楽しんだ作品も多かった気がするのだが、蓋を開けてみたらS評価に値するものが皆無という結果に。A評価の作品に関しては、ちょっと厳しい判定だったかも。
posted by nbm at 23:51| Comment(5) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月07日

ニッチが大好き

サンキュータツオ『ヘンな論文』を読んだ。
ニッチなことを真剣に日夜研究している人たちがいることを教えてくれる立派な本だった。
中でも「「コーヒーカップ」の音の科学」は面白かった。
インスタントコーヒーをお湯に溶かすとき、スプーンとカップのぶつかる音が段々と高くなるのはなぜかということを研究している。言われてみればそんな気もするけど、さして気にしたこともなかった。
結論からいうと、粉末に含まれている気泡が原因だということらしいのだけれども、これを導き出す過程が面白い。原因は粉末なのかお湯なのかに始まり、粉末だとわかったら入浴剤まで試してみるとか。気泡だとわかればコーラやビールで試してみるとか。これぞ科学者だよなぁ。この原因を特定する探究心。可能性を排除していくプロセス。
最後の湯たんぽ研究のお話は、意外にシリアスな方向に繋がり、ダウナーな気分になる。
人の研究を勝手に横取りするような輩は後を絶たないのだな。まじめに湯たんぽを研究してきた方の研究結果を勝手に使うなんて……
とはいえ、湯たんぽの歴史は興味深い。
ネジがアジアにないものだったというのも勉強になった。これは、江戸時代に徳川家で使われていた湯たんぽのふたがネジ式で、そのことから外国から輸入されたものではないかと類推されるというくだりで知った。
ヘンな論文なんて、探せばいくらでも出てくるんだろう。続刊が出そう。
この本を手にしつつ、サンキュータツオさんってどこかで見かけた名前だなと思っていたのだが、1月から3月まで放送していたアニメ『昭和元禄落語心中』のイベント出演者に名前があった。落語にも造形が深くていらっしゃるようで。

円城塔『エピローグ』も読んでみた。
対となる『プロローグ』を読んだなら、こちらも読まねばと。(→過去記事始まりの物語
本来、『プロローグ』が文芸誌に連載されていたもので、『エピローグ』がSF雑誌に連載されていたものなのだけれど、『プロローグ』の方がSF色が強くて、『エピローグ』の方が文芸作品の香りがした。
というのも、『エピローグ』は壮大な恋愛小説でもあるからだ。
筋は説明できない。すごく感覚的にただ読んだ。
でも、そこここにハッとする文章があり、そんな部分を繰り返し読みつつ読み進んだ。
理解しようとするよりも、そうやって楽しむ部類の本だと思う。
ひどく哲学的なようでもあり、哲学を放棄したようでもあり。
「アニマリス・モデュラリウスって聞いたことあるような気がするけどなんだっけ?」とか思ったりしながらも、比喩がピンポイントでわかりやすく、「どう想像したらいいんだ?」と本を放り投げそうになるのを思いとどまらせてくれる。
とある書店で、『SFが読みたい!』をぱらぱらめくっていたら、BEST SF 2015の国内第1位の作品がこの『エピローグ』だった。驚いた。このときはまだ読む前だったのだけれど、読もうとは思っていたから。
ところが、この本、わが街の図書館ではまったく他に借りられる気配なし。どうなってんの!?
まぁ、好き嫌いは分かれるとは思われる。

SFで次に読もうと思っているのは、ケン・リュウの『紙の動物園』。
『SFが読みたい!』で知った。
『SFが読みたい!』をぱらぱらと立ち読みしていたのは、勤務先がある駅近くの書店。
入り口は小さいのだが、入ってみると奥が広くて、思っていた以上に蔵書があった。
『SFが読みたい!』の横に『エピローグ』と『紙の動物園』が並んでいた。他にも、オススメっぽく本棚に並ぶ本のチョイスのセンスが良くて、がんばって大型書店に対抗しているなと思った。
ほとんどの本は書店で買わずに図書館を利用する私だが、地元図書館にない本でリクエストもはばかられるようなものは購入している。
いただきもののクオカードを消費するために、ジュンク堂でまとめて買うことが多いのだけれど、この書店なら現金で本を買いたくなるなと思った。小さな書店への応援の意味もこめて、近々何か現金で購入しようと思っている。
posted by nbm at 17:15| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする