2008年02月07日

ユグドラシルの下で

アニメ専門チャンネルAT−Xが、開局10周年を記念して製作した作品『ムネモシュネの娘たち』。月1回放送の1時間作品らしいのですが、第1話が放送されました。キテます!これはなかなかの名作の予感。エロくてグロいSFアクション。大人のアニメです。ですが、世界観が興味深い。
ムネモシュネとは、ギリシャ神話に出てくる女神の名。ウラヌスとガイアの娘で、ゼウスの妻のひとりであり、音楽の女神として知られるミューズ(ギリシャ語ではムーサイ)を産んだ母。そして、記憶を司る女神とされています。ムーサイを産んだことから、文化を司る存在とも言えるよう。タイトルはそのムネモシュネの”娘たち”ということですから、メインはむしろムーサイってことでしょうか。ムーサイは9人ってことになってますが、それはヘシオドスの説。それ以前は3人とか7人と考えられていたりした様子。音楽と詩や言語を司る女神たち。歌ったり踊ったり詩を詠じたりと優雅な印象が強いですが、例えば、スフィンクスに謎を教えたのはムーサイで、そのスフィンクスが謎が解けない人間を裂いて食べてしまったという話なんかを聞いても、どこかしら原始的な残忍さを隠し持っている女神という感覚もあります。
そして、ユグドラシルが出てきます。北欧神話の世界樹ですね。ギリシャ神話と北欧神話。ベースは違うけど、根っこを辿ればどこかで繋がってなくもない。映像を見ると、赤い翼をもつ天使が出てくるようですし、大体、主人公は不死の存在ですからね。何がどう繋がってゆくのかな。
この作品の舞台は新宿。グラマラスで美人だけどメガネっ娘の探偵・燐が、奇妙な事件と関わっていくお話。この燐、ダークカラーのパンツ・スーツというマニッシュなスタイル。そして、不死。相棒のミミもキュートな見かけによらず、相当に歳を重ねているようす。二人でウォッカをがぶ飲み。アルコールが何かのキーになっているのか。それともただの酒飲み?グロというか、拷問シーンとかがあって、サディスティックな描写が多いように感じます。「ヘルレイザー」(1987)を思い出しましたよ。エロいし。こりゃあ地上波じゃムリよねぇ。
主演の能登麻美子さんや釘宮理恵さん、大原さやかさんなど、今をときめく人気声優さんが出演。
テーマ曲がまた面白く、メロディックスピード・メタル・バンドGalneryus(ガルネリウス)が担当。最近、あまりオモテに出てこないメタル系のバンドを採用しているのも斬新です。

さてさて、この先どんな展開を見せてくれるでしょう。最近、ラノベやコミックなど原作があるアニメ作品が多い中、オリジナルで練り上げられている作品に出会うとワクワクします。だって先が読めない(笑)まったく予備知識無く、その世界を理解しなければならないので、より好奇心が刺激されるというわけです。
posted by nbm at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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