2008年02月12日

トラップは仕掛けてません!

昨日あたりから、当ブログの某ダムの写真にアクセスしてくる方がいらっしゃるようですが、某巨大掲示板のダム板飛ばしではありませんので、あしからず(笑)

さて、連休といえば、数年前のアニメ作品をまとめて観るという習慣がついてしまったこの頃。この連休は、「Kanon」「AIR」と観てみました。現在放映中の「CLANNAD」を観て、この路線に慣れたところで、たしなんでおこうということで。
この3作品は、どれも恋愛アドベンチャー・ゲームが原作で、3作とも同じKeyという人気ブランドのものです。1999年に「Kanon」を発売以来、泣きゲーと呼ばれる、感動する・泣く要素満載の作品を輩出して絶大な人気を誇り、次いで発売された「AIR」、そして「CLANNAD」も大ヒット。次々とアニメ化されました。
ここで、ポイントとなるのが、いたる絵と呼ばれる樋上いたるさんの描くキャラクター。このキャラクターが非常に特徴的でして。顔は鼻と口が極端に小さく、両側に離れた目。デッサンとしては、極端な顔になります。体も手足が細長くて胴長だったりして、とにかく今までの既存の絵に慣れてしまっている者としては、非常に違和感を感じるもので、私は正直生理的に受け付けませんでした。言い訳するようですけど、どうも昔から絵が自分の趣味に合わないと、それだけでどんなにストーリーが良くても作品が観られない性質なんです(泣)もちろん、この特徴的な絵柄の熱烈なファンも多いからこそ、ゲームは大ヒットしているのでしょうが。
原作に忠実な絵柄のアニメーションも製作されているのですが、それをほどよく標準的な絵柄に近づけて京都アニメーションが製作したバージョンを観ました。邪道ですんません(笑)
大筋は、3作品ともに恋愛アドベンチャーですから、主人公の男の子をとりまく女の子たちが織り成すドラマなのですが、ストーリーがよく練られていて感心します。
「Kanon」は、雪の降る北国が舞台で、小さい頃の記憶を失くした男の子が主人公なのですが、忘れた記憶を次々と取り戻すごとに、それぞれの女の子とのファンタジックで悲しいお話が展開されます。
「AIR」は、海辺の町が舞台で、季節は夏。千年前の世界と、今ではない”今”を行き来しつつ、”翼人”という存在をキーにして、これまたファンタジックで悲しいお話で構成されています。この作品では、ことに娘と母親の絆を描いていて、主に男性がプレーするゲーム、そして男性が見るアニメであるとは思うのですが、女性の視点で観るとまた違った切なさがあるのではないかと思われ…。
「CLANNAD」は、どこにでもありそうな学園が舞台になっていて、それだけ身近な世界観に感じます。まだ放映中でアニメ作品は完結していないわけですが、こちらは家族がテーマになっている様子。タイトルはアイルランド語の家族を意味するclann言葉からきているようですし。

最初の2作品のゲームは、当初は18禁だったようで、それなりのシーンもあったでしょうが、後にレーティングははずされたようで。アニメ作品は、お色気シーンどころかパンチラさえない純愛路線。というか、純愛でさえない感じ。身体的な接触のようなものはほとんどなく、男女の関係は恋愛関係でさえないかも。仲の良い友人?つまり、様々なタイプのピュアな女の子たちと関わることを通して、その女の子たちを昇華させていく手助けをしてあげる感覚です。いっしょに悩み、いっしょに泣きながら。恋愛を扱うゲームというと、イメージ的にはエロいものを想像しがちなのですが、まったく違うピュアなものの方が人気が高いことに驚かされます。
考えてみると、近年爆発的に人気の高いアニメ作品は、かわいい女の子たちがたくさん出てくるのですが、お色気シーンは皆無。恋愛がらみのネタさえ出てこないものが多い気がします。その傾向は「あずまんが大王」(アニメは2000年)あたりから顕著になってきたような。昨年の大ヒット作「らき☆すた」もしかり。そして、この路線のキャラクターこそが”萌え”の対象なのですよねぇ。
エロいエネルギーは失われつつあるのでしょうか(笑)いや、水面下ではしっかりとそっち系の作品も売れているとは思うのですが。
posted by nbm at 18:47| Comment(2) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Keyの三部作については、美少女ゲームの中でもむしろ異質なほうだったような記憶があります。
エロはエロで健在だと思いますね(爆)。
ただまあ、ほかの例にもれず、作り手さんもメディアミックスをあらかじめ見越しているのか、「それっぽい」シーン抜きでも耐えうる構成になっているか、あるいは絶対にアニメ化不能だろうってくらい「それっぽい」シーンばかり(あってなきシナリオ)か、っていう二極になってるようにも思います。

恋愛の絡まない美少女sのまったり日常という点では、確かにあずまんががエポックメイクな作品かもしれないです。
ただ、あずまんがが結構一般寄りなのに対して、らきすたの方は、
「泉こなた」というハードコアなヲタクを媒介として主人公に置くことによって、真正面からヲタクを狙撃しているという点でしょうか。

ただ、一介のヲタクから言わせてもらうと(笑)、あれすらもファンタジーだと思うんですけどね。無駄に饒舌で偏執的なところなどは、「げんしけん」のほうがかなりリアルなヲタだった気がします。

こういうネタにやたらノリノリでコメントしちゃうあたりが、
自分でちょっと凹んじゃったりするんですけど(^^)
Posted by 蒼月 at 2008年02月15日 00:30
蒼月 様

大体が主婦という立場で、美少女ゲームをたしなんでないので
こんな記事を書くのも申し訳ないのですが(笑)
こなただったら女子高生ながらガンガンやってるわけですが(爆)
というわけで、エロいゲームにも触れたことがないわけで。
やはり、エロはエロで健在なのですね(笑)
よかった、よかった。

「げんしけん」もアニメしか観てないですけども
確かにリアルな空気が伝わってきました。

> こういうネタにやたらノリノリでコメントしちゃうあたりが、
> 自分でちょっと凹んじゃったりするんですけど(^^)

私にとっては、こういった記事にコメントしていただけると
とても嬉しく思います。
こういった路線に触れたことの無い人をある程度意識して記事を書いているのですが
仲間としての(笑)コメントも有難いです。
またよろしくお願いします!
Posted by nbm at 2008年02月15日 01:13
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