2009年11月06日

超展開てんこもり

今期のアニメについて、ちょっと語っておきましょう。
まずはあたりさわりのないところから。
『君に届け』
原作は超人気コミック。少女漫画的なかわいさがなんともいえないです。人付き合いが苦手な爽子ちゃんという主人公が、”貞子”と呼ばれて忌み嫌われているのですが、ほんとうはいいコである爽子ちゃんに気づいた数人のヤツらと、爽子ちゃんとの友情が育まれていくわけです。能登麻美子さんの声が、爽子ちゃんにぴったりマッチ。
『こばと』
原作はCLAMP。主人公こばとを花澤香菜ちゃんが演じていて、これもぴったり。見始めは微妙だったんだけど、こばとちゃんの下宿が出てきて、俄然萌えました!『ちょびっツ』だ!CLAMP作品は互いにリンクすることが多いのですが、ここに『ちょびっツ』が出てくるとは知りませんでした。人間化されたちぃとフレイヤ、それにケーキ屋さんの<チロル>も出てくるし。おもしろくなってきました。
『おおきく振りかぶって』
気になってたけど、観ることができていなかった作品のひとつ。再放送ってことで、観てみました。おもしろい!野球アニメは『ONE OUTS』からハマりだしましたが、『クロス・ゲーム』も面白いけど、こっちの方がもっと緻密。ヘタレキャラが新しい。
『戦う司書』
ハミュッツ・メセタはひどい人…。人は死んだら本になるという世界での、武装司書のお話なのですが、けっこうグロくて残酷なシーンがあり、大人向けですわね。ハミュッツ・メセタは石を飛ばして人の頭をかち割ります。

新井里美演じる白井黒子が人気急上昇な『とある科学の超電磁砲』とか、人気声優同士が実名を出して罵倒しあう『けんぷファー』とか、1話につき何回「アスクール?」って呼ぶんだよってツッコミいれたくなる『キディ・ガーランド』とか、いろいろありますが、そんなのはまだまだ甘かった…。

どうも、このクールのキーワードは”超展開”もしくは”アサッテ”のような気がしてきた。

『あにゃまる探偵キルミンずぅ』
子供向けかと思いきや、深夜放送もあるナゾの作品。もっとナゾなのは、オープニングもエンディングもタイ語のテーマ曲だってこと。ん〜。これはどうとらえたらいいものやら。
『FAIRY TAIL』
『ONE PIECE』とよく似た絵柄なので、どうしようかと思ったんだけども、初回で羽根のついた猫”ハッピー”にヤラれてしまい、観ることに。これが、釘宮理恵さんなのよね。で、全体的に、「なんでそっちに行く?」ってツッコミを入れたくなること多し。先日は、敵に捕らえられたハッピーが棒に縛り付けられて、豚の丸焼きよろしく焼かれそうになるんだけど、ブルブル震えるハッピーに「恐いのか」と声をかけると、ハッピーが「トイレに行きたくて。おしっこ漏らしたら、焼いても変な味になっちゃうよ?」って。全篇、こんな感じなんだよな。アサッテの方向にボケて、ボケっぱなしでスルーみたいな。
『生徒会の一存』
原作ライトノベルでもすでに賛否両論という問題作(苦笑)内容が無いことにかけては天下一品。オタクネタ満載のボケが連発されるという作品。大体、エンディング・テーマ「妄想☆ふぇてぃっしゅ!」からして♪神降臨〜それってwktk〜♪みたいな歌詞だし。ただ、新人声優さんたちががんばっているので好感がもてる。

そして、このクールの話題独占はなんといっても
『そらのおとしもの』
始まるまで、もっとシリアスな作品かと勘違いしてました…。その認識は初回で崩れ去り、そして伝説となる2話のエンディングでは呆気にとられることに。ほんとにくだらないんですけども、主人公の妄想が現実化してしまうという内容のため、女子のパンツが渡り鳥のように群れをなして空を飛ぶという映像が生まれました。そして、そのBGMは「岬めぐり」…。それは観てみたい!という方はYouTubeのコチラをどうぞ。ばかばかし過ぎて笑っちゃいます。なんというか、「なんでそうなる?」的な展開はここに極まったという感じで。それからというもの、エンディングはずっとこの調子。「太陽がくれた季節」、映画『野性の証明』のテーマだった「戦士の休息」、そして5話に至っては嘉門達夫さん御本人が歌う「ゆけ!ゆけ!川口浩」ときた。

そんなこんなで、”超展開”とか”アサッテ”感が求められているんだなと感じていたのですが、昨日、あるPVを観て、それは確信に変わりました。前述の『とある科学の超電磁砲』のオープニング・テーマ、flipSideの「only my railgun」のPV。予備知識なしでPVを楽しみたい方は、まずご覧いただきたいものなのだけれども、こちらでは残念ながら肝心の部分の前で終わってます。→fripSideオフィシャルHP
アニメ作品が、学園都市での超能力を持つ女の子たちの日常を扱ったものなので、PVの前半は、超能力を使う女の子たちや、主人公が放つレールガンをモチーフにしてます。まぁ、フツー。ところが、後半に入るとこれが一変。それまでちらほらと映っていたマジシャン風の男が仮面をはぐと、マギー審司!で、調子に乗ってそのうち「でっかくなっちゃった!」とかやり始めたりする…。PVですから、その間もずっと同じ調子で曲はバックに流れているわけです。PVで爆笑したのって初めてかも。すごいセンスだ!

ほんとに、このクールは、「ええぇ?!」ってアニメに向かって何回言ったことか。衝撃の展開が多すぎて(笑)ぶっとんでる作品を観て、これくらいのぶっとび方で頭打ちかなと思っていると、次のクールには軽くそれを凌駕する作品が生まれてくるんですよねぇ。しかも、奇を衒ってるとしか思えないわけじゃなく、楽しませてくれるのが不思議です。こっちの脳みそが鍛えられてるってことなんでしょうか(苦笑)
posted by nbm at 10:50| Comment(2) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わたしが見たアニメ…

「アルプスの少女 ハイジ」そして、W・ディズニーの「シンデレラ」

nbm さん、笑ったでしょう…はは

以前も同じ事を書きましたか? お忙しいのによくもまあ見ることですね、夜中にですか?
Posted by 草人 at 2009年11月06日 19:45
草人 様

「アルプスの少女 ハイジ」もディズニーの「シンデレラ」も
間違いなく名作アニメだと思います。
子供の頃、「ハイジ」をはじめとする名作劇場系も観てはいましたが
私が食いついたのはハンナ&バーベラのマンガでした。
「チキチキマシン猛レース」とか「弱虫クルッパー」とか「怪獣王ターガン」とか。

今の”アニメ”というのは”映画”というのと同じで
様々なジャンルを含んでいます。
私が観ているのは、俗に”深夜アニメ”というくくりのもので
ジャンルは様々ですが、深夜に放送するわけですから
子供が観るようなものではなく、大きなお友達向けです(笑)
エロいもの、グロいものが含まれるのは当然ですが
設定が非情に複雑だったり、
ある程度の世代以上にしかわからないパロディが満載だったり
とにかく大人が観て楽しめるものばかりです。
うちでは深夜に放送されるものを録画して、翌日以降に観ています。
お昼と、夜に。夜中には起きてるけど、観ていません(笑)

Posted by nbm at 2009年11月06日 23:16
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