2010年07月13日

ウルトラ”Q”?

昨夜は、友人宅へ遊びに行っていたダンナさんが、夜遅く帰ってきたと思ったら、なぜか急に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を鑑賞。
「もう、(体力的に)ムリ!」と思っていたところに、もいっちょ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』も続けて鑑賞。
次回作は、予告によると”急”でなく”Q”だそうですね。”序・破・急”じゃなくて”序・破・Q”。しかも、序破急なら3部作かと思い込んでたら、4部作だったのか。Qの後にもう1作あるらしい。

え〜、皆様ご存知の通り『新世紀エヴァンゲリオン』は、1995年にTV放映され、社会現象を引き起こしたと言われている伝説的アニメであります。
その人気は根強く、今年のゴールデン・ウィークの頃も、箱根にエヴァ仕様のコンビニ(ローソン)が出来て、そこにあまりにも多くの人が押し寄せたために、1本道に渋滞を引き起こし、やむなくエヴァ仕様を3日ほどで中止したという騒ぎがありました。
旧劇場版とはまた違った形で、新たに作られた劇場版第1作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が公開されたのが、2007年。そして、2作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が公開されたのが、昨年2009年。3作目以降の公開は未定です。

思い起こせば、本格的にうちがアニメにひき込まれていったのは、エヴァがきっかけのひとつだったのかもしれません。同じ頃、『攻殻機動隊』という名作も生まれていて、
その後、ちょこちょことアニメを観ていく中で、『serial experiments lain』(1998)あたりで決定的にアニメに傾いていくのですが…。
子供の頃に観ていたアニメ作品とは違い、大人の視聴に耐えうるアニメというのが、多く作られるようになっていき、まんまとそれにハマっていきました。

私は、さほどエヴァ・シリーズに思い入れはありませんが、アニメ・ファンとしては避けては通れない作品。
なんというか、いろんな意味で生理的にイヤ〜な部分があるので、観ていて決して気持ちのよい作品ではありません。
それまでの一般的なロボットものと違い、半分生物の細胞で構成されているようなそれは、傷つけば血のような液体を流し、時には敵や味方を喰らったりもします。かなりグロいです。
人と人との関係やセリフも、いちいちイヤな部分をつつかれるようで、本当にいやらしい。
人の抱える様々な負の部分を、表に抉り出すような作品です。理不尽な戦いの真っ只中に放り込まれる”14歳”という主人公たちの年齢設定が絶妙で、彼らと対比することで、それをとりまく大人たちのエゴもまた浮き彫りにされます。圧倒的に、主人公である少年少女の心の奥底を描き出すことで、観ているこちらも自分の内部に目を向けざるをえなくなります。それが、非常に辛く、心が痛い。マゾヒスティックな作品です。怖いもの見たさじゃないけど、痛いものをイヤだけどちょっと経験したい、みたいな?(笑)
そんなこんなが相俟って、人を惹きつける作品となったわけです。たぶん。なかなかこんな作品はありません。
だけど、万人には受けません。嫌悪感を感じるだけの人も多いでしょう。まったくつまらなく感じるだけの人も多いに違いないと思います。この作品の魅力を説明せよと言われても、私にはこんな風にしか説明できません。観るのは気分が重いけど、決して嫌いな作品ではありませんが。

新劇場版2作品を続けて観て…。
正直、TVシリーズを未見の方には、何がなにやらサッパリ?という感じじゃないのかな。
かといって、元々のTVシリーズからのファンだとしたら、かなり物足りないかも。
まったくの外伝、スピンオフ的な位置づけで考えれば、いいのか?
これからの展開を見守るしかありません。

このブログでは、アニメ作品に触れたことがない方たちにも、アニメの世界を私なりに書き下してお伝えすることを念頭に書いています。なので、エヴァについてはもっともっと語るべきことがあるのですが、これくらいにとどめておきたいと思います(笑)

さて、『ヱヴァンゲリヲン』の中には、円谷プロの『ウルトラマン』シリーズへのオマージュがこめられているらしく、効果音や背景にニヤリとするのだけれども、『帰ってきたウルトラマン』のMATビハイクル(ビークル)つまりマツダ・コスモスポーツが出てきたりしてね。
カと思えば、エビスビールやUCCコーヒー、ローソンなど、作品中で商品タイアップがあまりに大々的で、萎える部分もあります。
いろんな意味で、純粋に『エヴァンゲリオン』というものが知りたい方は、TVシリーズを地道にご覧いただくのがよろしいかと。
posted by nbm at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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