2015年05月21日

♪都〜が〜やってる〜

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珍しく平日にダンナさんがお休みとなり、どこかへお出かけしようと言う。さて、どこに行こうか。
ということで、またまた近場で神代植物公園に遊びに行ってきた。以前から近辺はよく通るものの、中に入ったことがなく、一度観てみたいねと行っていた所だったので、植物公園を観て蕎麦でも食べてこようという魂胆だ。

新しく道が整備され、ほとんど一本道のような感覚で行くことができるようになった。中央高速にも出やすくなったってことだ。いつも調布インターとの行き来に難儀していたので。
深大寺界隈に到着したのは昼の1時を過ぎていたのだが、目当ての蕎麦屋は長蛇の列で、行列が嫌いなダンナさんには耐え切れないなと思い、第2候補に行ってみるもそこも行列。第3候補はちと離れているので、そこならどうかと行ってみたら、なんと店休日だった……それならと、車を駐車場に停めて、深大寺そばの茶屋風の店舗を目指してみる。
こちらは難なく入店できた。ダンナさんはシンプルに二八のもりそば。私もここに来るまではもりそばを食べようと思っていたのに、誘惑に負けてぶっかけそばを頼んでしまった。それなりにおいしかったんだけど、好みより少し固めのゆで具合だったことと割高感があって、次回は第1候補だった店で食べたいと思った。
雑木林の中でオープンエアの店だったのに、虫がいないのが不思議だったな。

2大目的のひとつをクリアし、お腹も落ち着いたことだし、植物公園へ。
残念なことに、ただいま大温室は改装工事中とのことで入れず。今、見頃を迎えているのはバラ。バラフェスタの真っ最中で、平日だというのにけっこうな人数のお客さんがいる。平均年齢が高い(笑)

深大寺側の入り口から入り、手前のゾーンからゆっくり観てまわる。まずは小さな橋を越えて「つばき・さざんか園」「さるすべり・ざくろ園」「うめ園」のゾーン。花はほとんど咲いていないが、つばき類は品種の多さに驚く。みんな違う名前がついている。うめには青梅が生っている。さるすべりの木は木肌がつるつるしていて、そりゃあサルも滑るわと納得。枝ぶりが複雑で面白い。
「竹・笹園」には、これまた多くの種類が並ぶ。ここで衝撃の事実を知る。竹と笹との違いを解説してあるプレートがあったのだが、北海道には笹はあっても竹は無いらしい。北海道というところは、本州以南と生態系が違うことを耳にすることがあるが、竹も無かったのか。ちなみに、調べてみたら沖縄にも竹はないそうで。
どこからを帰化植物とするのかという点を考えるのは難しいといつも思うのだが、竹はほぼ帰化植物だとのことで、大陸からやってきて日本に広まったけれど、海を越えられずに北海道や沖縄には到達しなかったということだよね。今現在、竹は「日本的」なものだというイメージが強いけれど、「アジア的」なイメージももちろんある。日本に入ってきて独自の使われ方をしていて、生活に密着しているので、帰化植物だなどと考えもしなかった。うちにだって竹製のものはある。笊はもちろん、団扇に熊手とか。タケノコだってよく食べるし。竹にはお世話になっているな。

橋を戻って「かえで園」。グリーンのかえでも日に透けて綺麗だ。中にはなぜか紅葉しているものもある。調べてみると、「春もみじ」と呼ばれる現象があって、葉緑素が不十分な春の新芽が赤く見えることがあるのだそうだ。
ここからしばらくは背の高い樹木が立ち並ぶエリア。木肌がオレンジ色の木を見つける。バクチノキというらしい。由来を調べてみたところ、博打で身ぐるみ剥がされる様から名付けられたらしい。樹皮が剥がれてオレンジ色の肌が見えているからな。
デカイかえでのような葉のモミジバフウ。やはりでかい葉のホオノキ。これが朴葉か。朴葉寿司とか朴葉焼きとか聞いたことがあるけど、この葉っぱだね。
だだっ広い芝生公園の中央には、背の高いシロガネヨシの一群が。別名・パンパスグラス。丈は3mくらいはあるだろうか。ススキのお化けみたいな感じ。南米のパンパスに生えてるんだね。
芝生広場の片隅には小さな蓮池がたくさん並んでいる。まだ花の時期にはちょっと早い。これまた種類がたくさん。古代蓮もあれば、不忍池斑蓮もある。不思議な蝶が蓮池に佇んでいるのを発見。茶色くて枯れ葉の形をしている。調べてみると、コノマチョウの仲間のようだ。
赤いブラシのようなブラシノキ。これは以前にたしかズーラシアで見たことがある。それから、近所のお宅の庭先でも見かけて、一般的にも育てられているのを知った。小さく白いサラサウツギの花が可憐だ。これは見たことがない。
正門近くの植物会館では食虫植物がお出迎え。奥では、バラの展示会が開かれていた。少し除くと、バラ盆栽が置いてあった。これはかわいい。盆栽のバラは初めて見た。
ガーデンビューローでは、様々な植物を購入することができる。お値段も手頃な感じ。家の近くのホームセンターなどでみるものとは一味違うものばかり。花の好きな義母におみやげをとも考えたが、そういえば今週末は遅い母の日でゴージャスな花束をあげることになっている。ということで、また今度ね。
「つつじ園」も品種のことなるつつじでいっぱい。花の咲く季節なら壮観だと思う。その横に池があるのだが、奥の方にはスイレンが咲いていた。熱帯性のスイレンは茎が水の上まで伸びるのだそうで、水の上に浮かんでいるように見えるスイレンは温帯性なのだそうだ。水面から茎を伸ばして咲くのはハスだと思い込んでいたので、またひとつ勉強になった。まだ花は少ないが、水辺に居るだけでゆったりした気持ちになる。スイレンの葉の間に潜んでいた亀が、だるまさんがころんだのように時折顔を出し出し近づいてくる。「何?なんかあるの?」みたいに。結局エサをもらえるわけでもないのかと悟ると、途中で「なぁんだ」とばかりに引き返して行ってしまった。
「針葉樹林」を抜けると「ぼたん・しゃくやく園」だ。芍薬は、花のついているものもある。ゴージャスな花だな。
さて、ようやく最後に、今メインの「ばら園」に辿り着く。先に「野生種・オールドローズ園」を観ていたので、「あれ?こんなもの?しょぼくない?」と思っていたら、その横に広大な「ばら園」が広がっていた。噴水を中心に、ありとあらゆるバラがそれを取り囲んでいる。片側のベンチが並んでいるサイドは、壁にもつるバラが這っている。これは壮観だ。あたりはバラの香りに包まれている。たまたま奥の大温室が工事中のため、工事用フェンスで景観が損なわれているが、大温室ができたら、一段と綺麗に見えることだろう。
どれだけの数の品種が並んでいるのか。ひとつひとつのプレートを見ながら進むと、気づいたことがある。これは綺麗だなと思うものはほとんどが日本の品種。他にドイツ・フランス・イギリスなどがある中、なぜか目につくのは日本の品種ばかりだった。やはり、繊細な色使いやグラデーションが多く、そういった点に目がいってしまうのだろう。好みの問題であるとは思うのだが。
実は、花は好きだが、バラは好きではない。いかにもという存在感が好みでないし、正直なところきつい匂いも好きになれなくて。だから、花束を人に贈るのは大好きなのだけど、滅多にバラは使わない。でも、世にバラが好きな人はたくさんいると思うし、バラフェスタはそんな人が集まっていたのだと思う。見るだけでなく、育てたり、活けたり、盆栽にしたり、香りを抽出したり、写真に撮っている人もたくさんいた。それだけ魅力のある花なのだとは思う。
ばら園横には長い藤棚があって、これもその時期には見事だったのだろうなと想像。

本当は、少し離れていて城跡がある水生植物園(無料エリア)にも行こうと思っていたのだが、時間がなくなってしまった。他に、植物多様性センターという施設もあり、こちらにも展示があるよう。
神代植物公園は都立の公園で、元々は街路樹などの苗を育てていた場所だったらしい。それが整備されて都内唯一の植物公園として開園したのが1961年。古くは、隣に位置している深大寺の土地だったようだが。
時折、頭上を調布飛行場発着の飛行機が飛んで行く。
季節ごとに楽しめるものが違うのが植物園の良い所。大温室の工事が終了するのは平成28年春らしいので、また別の季節に行ってみたいと思う。
posted by nbm at 14:56| Comment(4) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど
竹は帰化植物だったんですね!
知りませなんだ
昔から成長が早いので
建物の材料や道具などに多用されていましたね
最近
需要が減り、竹林は荒れてきたといいまする
自然のものは自然に帰るので
合成樹脂よりも流通させたいと思います
ちなみに
私の頭を拭くタオルは竹の繊維でできています

バラも好みですね
プリュムはバラでも
形がモッコリとしたバラが好きですし
あの迷宮のような花弁が人を魅了しているのでせう

今は花の季節です
ご夫婦でよき休日が楽しめてよかったですね
Posted by プリュム at 2015年05月21日 19:43
プリュム 様

「かぐや姫」なんて話があるくらいなので
帰化植物とはいえ、古くからあって
竹はすでに日本の風土に根付いている植物ですよね。
本当に様々な物に使われていて身近な素材でもありますしね。
竹林も山林同様に放置されているところが増えているらしいですね。
根っこがすごいですから管理が大変だとか。
竹は用途が広いですから、なんとかできないものかと思うのですが。

竹繊維のタオルですか。面白〜い。
どんな効用があるのでしょう。
抗菌効果とかなのかな。

プリュムさんは、バラがお好きですか。
私はバラなら小ぶりなつるバラとかがよいかな。
たくさん品種がある中
目についたバラはグラデーションが綺麗なものばかりでした。

バラの他にはあまり目立ったお花は咲いていなかったのですが
これからまた水生のものなど
満開になってくるのでしょうね。

最近は、よく歩く場所を選んで遊びに行ってます。
少しでも運動になればと思いまして。
Posted by nbm at 2015年05月22日 02:22
追記

竹のタオルは
普通のものより吸水性が高く
風合いは
水洗いで縮む性質があるために
厚手でコワッとした感じです

バラもっ好きですね
自分にどんな花が似合うかは
他人に判断してもらわないとわからないのですが
百合とかチューリップとか
葉茎がシッカリしているのも好みですぅ
Posted by プリュム at 2015年05月22日 19:26
プリュム 様

教えてくださってありがとうございます。
竹製タオルは吸水性が高いのですね。

まっすぐに姿勢よく咲くお花がお好みのようですね。
私は、好きな花というと強いていえばクレマチスですが
どちらかというとやわらかい線の野草みたいなお花が好きです。
スイレンも好きです。見飽きない感じで。
お花の好みひとつとっても、それぞれ個性が出るものですね。
Posted by nbm at 2015年05月23日 01:57
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