2020年06月25日

アニメ調査室(仮)アンケート 2020年1−3月期 その2

前回、評価だけをUPして寸評を書いていなかったので追記します。
時間が経ち過ぎて忘れた部分も多いかも……しかし、自身の備忘録として残しておきたいと思います。


【2020春調査(2020/1-3月期、終了アニメ、66+1作品) 第56回】

{総評、寸評など}

見切りのF評価。
18,地縛少年花子くん,F
学校の七不思議「花子くん」を自ら呼び出し縁した高1女子が、怪異と関わっていく破目になる怪異コメディ。マンガ原作。
絵柄や寸詰まりキャラも独特で雰囲気はあったのだが、なぜか続けて観ることができず。声優さんが悪いわけじゃないのだが、キャラに合ってない感じがあったのかも。
26,魔入りました! 入間くん,F
鬼畜な両親に魔界へと売り飛ばされた入間くんが、悪魔学校で人間であることを隠しながら学園生活を送るというファンタジーコメディ。マンガ原作。
気軽に観られる作品で面白かったのだけれど、体力が続かず。
47,理系が恋に落ちたので証明してみた。,F
互いに好意を抱く男女2人が、理系でしか物事が考えられず、恋愛感情を理論的に解き明かそうと奮闘するラブコメディ。Web漫画原作。
テンポが悪い。期待していただけに残念。

C評価。
01,pet,C
中国マフィアに飼われている、人の記憶を改変できる能力を持つ者たち。人間心理の奥深くまで入り込む彼らだけに、それぞれの葛藤を抱えていて、思わぬ方向に事態が展開していく。マンガ原作。
設定が難しい。アニメとはいえ、映像化するのも難しかったのだろうなと思う。中国語が多く、頭に入ってこなかった。
02,22/7,C
秋元康プロデュースのアイドルをアニメ化。
アイドルものはもうええて。「壁」の指令に絶対服従という設定が面白いようで、現実離れしていたりご都合主義だったりで萎える元でもあり。主人公の棒さ加減もひどいし。
09,恋する小惑星,C
高校の地学部を舞台に、小惑星を見つけるという夢を持つ主人公と友人たちの物語。4コマ漫画原作。
いわゆる「きらら系」。題材も面白いと思うのだが、どこか上滑り。時間経過が鬼のように速く、先輩たちがすぐに卒業してしまうのも残念。
17,ソマリと森の神様,C
異形の者たちがメジャーで、人間が迫害されている世界。絶滅に近い人間の少女が、余命短いゴーレムと出会い、親子として旅に出るファンタジー。マンガ原作。
切ない物語のはずなのだが、なぜか心動かない。声優が巧過ぎるのが一因のような気もする。主人公以外のキャラクターは魅力的。
27,ラディアン 第2シリーズ,C
一人前の魔法使いを目指す主人公の冒険物語。フランス漫画が原作。
フランスの漫画原作ということで、環境問題や人種問題などが強く意識されているところが鼻についてきた。
42,(12話までの暫定評価) <Infinite Dendrogram> インフィニット・デンドログラム,C
兄に誘われ、VRMMOの世界に入り込んだ主人公を軸とするゲーム内ファンタジー。ラノベ原作。
どこかで見たような展開。特筆すべき点なし。
43,ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル,C
アニメの前作と違い、リアル世界の話が皆無。ゲーム内に限られている世界観をどう見てよいのか逆に難しく感じた。ゲーム原作。
45,マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝,C
『魔法少女まどか☆マギカ』を原作としたスマホ向けRPGをアニメ化。
『魔法少女まどか☆マギカ』と設定は変わらないものの、舞台となっている町やキャラクターが違う。と思ったら、途中からマミさんが出てきたりして混乱。イヌカレーの背景も、以前ほどのインパクトを感じず。
60,ID:INVADED イド:インヴェイデッド,C
舞城王太郎脚本によるオリジナル作品。殺人犯の殺意を採取し、その深層心理にダイブすることで捜査するシステム「ミヅハノメ」。ダイブして謎を解く役目を負った主人公が、殺人犯を追う。
凝った設定についていけず。キャラデザも好みでなく。

B評価。
03,ネコぱら,B
美少女アドベンチャーゲームが原作。擬人化された猫たちがヒロインのハートフルコメディ。
作りが丁寧でキャラの動かし方などにこだわりを感じる。気楽に観られる作品で楽しかった。
04,虚構推理,B
怪異たちから知恵の神と慕われる隻眼一足の美少女と不死の青年のコンビが、怪異が巻き起こすトラブルを解決していく。小説原作。
設定が面白いのに、同じテーマに話数が費やされて勿体ない。もっとコンパクトな怪異退治だったらより楽しめたのに。
07,ちはやふる3,B
競技かるたの世界を描く。マンガ原作。
今回で面白かったのは、周防名人。いいきゃらだ。一方で、太一がダークサイドに堕ちてしまったので、シリアス展開なのが重い。
08,へやキャン△,B
『ゆるキャン△』のサイドストーリー的ショートアニメ。
物足りなさを感じるが、それくらいがちょうどよいのかも。結局、いい話で終わる。
13,ダイヤのA actII,B
野球の名門校でエースピッチャーを目指す主人公と周囲の青春スポ根もの。マンガ原作。
主人公が2年に進級し、個性豊かな後輩たちが入部してきた。相変わらず丁寧というか展開が遅いというか。面白いけど気長に観ないといけない。
19,織田シナモン信長,B
織田信長を筆頭に戦国武将たちが現代の世界に犬となって転生してきたというギャグファンタジー作品。マンガ原作。
ベテラン声優陣が楽しそう。
20,異世界かるてっと2,B
ラノベ原作をアニメ化した5作品のキャラクターが集まったクロスオーバー作品。
前作からの4作品に『盾の勇者の成り上がり』も加わって5作品。ますますカオス。
21,ランウェイで笑って,B
貧乏ながらファッションデザイナーを目指す少年と、低身長に負けずにショーモデルを目指す少女の奮闘を描く。マンガ原作。
近年、題材として観なかった作品なので、目新しく思えた。ハンデと戦う二人を応援したくなる。
23,ダーウィンズゲーム,B
謎のアプリの正体を受け、殺し合いのゲームに巻き込まれていく主人公たちの戦いを描く。マンガ原作。
設定としてはありがちなのだが、割と観られたのはなぜなのか。主人公がチート過ぎない点が、昨今では珍しいからかも。
28,群れなせ! シートン学園,B
様々な動物が通う学園を舞台に、少数派のヒトが属する群れを中心に描く学園動物コメディ。Web漫画原作。
動物たちのトリビアを混ぜ込みながら、「群れ」単位での視点を組み込んだところが面白い。
37,ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。,B
ツッコミ気質の主人公と、彼がツッコミを入れずにはおけない周囲の面々とのドタバタコメディ。マンガ原作。
声優陣の力業で成り立っていたような作品。自分は楽しんだけれど、楽しめたのは少数派かも。
39,SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!,B
サンリオがバンドをテーマに作ったキャラクターたちをアニメ化。
1期よりもコメディ路線が強く、観易かった。
40,Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線バビロニア,B
『Fate』シリーズのスマホ向けRPGが原作。
「FGO」はどう観てよいのかわからない。ただ、ジャガーマンには笑う。
49,僕のヒーローアカデミア 第4期,B
「個性」と呼ばれる特殊能力を持つ人が多い世界で、「無個性」だった主人公がヒーローを目指す。マンガ原作。
前半は重苦しい戦いの連続。一転、ほぼシリアス展開の無い文化祭編は楽しかった。
50,宝石商リチャード氏の謎鑑定,B
美貌の宝石商と日本人大学生が宝石にまつわる人間関係を紐解いていくミステリー。ラノベ原作。
全く知らない宝石の世界が垣間見えて興味深かった。
54,歌舞伎町シャーロック,B
架空の歌舞伎町を舞台に、探偵たちが依頼を解決していく。オリジナル作品。
かなりクセのあるシャーロックとちょっと間抜けなワトソン。そして、どこか影のあるモリアーティ。歌舞伎町が舞台だったり、シャーロックに落語を語れせたりと、古典作品をオマージュしながら斬新にアレンジ。ただ、2クールはちょっと長かったかも。
56,異種族レビュアーズ,B
あらゆる種族の風俗店を主人公たちが体験レビューする。マンガ原作。
次々と放送が中止された問題作。よく地上波でやろうと思ったな。面白かったけど。
59,ハイキュー!! TO THE TOP,B
東北の高校バレー部を舞台に、低身長ながらエースアタッカーを目指す主人公と周囲の挑戦を描く。マンガ原作。
選抜合宿という体で、他校の選手たちとの絡みを描くのは面白かったが、話があまり進んでないような。
61,(1月終了) バビロン,B
東京都西部に作られた「新域」を舞台に、人に自殺を実行させる能力を持つ女が、人々を自殺に追いやっていくというSF。小説原作。
野アまど原作ということで、初めは期待して興味深く観ていたのだが、きっとラストはとんちんかんになると思っていた。想像ほどとんちんかんではなかったが、すっきりしない終わり方。ただ、ゆきのさつきの怪演は圧巻。
62,(TV放送版) へんたつ,B
たつき監督によるショートアニメ。日常の何気ない会話なのに面白い。放送を忘れてしまっているのが難点。『FGO』を観終わってまったりしてると始まり、「そうだった!」と毎回気づく。
65,(地上波初放送) 7SEEDS (1期),B
人類滅亡を避けるために、政府によって選抜され冷凍保存された者たちが、目覚めた世界で生き抜く姿を描く。マンガ原作。
非常に面白い設定。原作が少女マンガであることに驚く。チームごとの方針が違い、人ごとに考えも違うので、リーダーも法律も無い世界で生き抜いていく過程が興味深い。

A評価。
12,空挺ドラゴンズ,A
龍を狩ることを仕事とし、捕龍船に乗って旅をする「龍捕り」たちを描いたファンタジー。マンガ原作。
感覚としては捕鯨。設定がしっかりしていて、世界観に浸れる。ストーリーもコンパクトにまとまっていたし、3DCGと相性が良かった。ポリゴン・ピクチュアズの技術も短い間に進化しているなと思う。新米タキタの成長物語でもあったわけだが、演じた雨宮天もよかったし、他の乗組員も存在感があった。
41,痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。,A
友人に誘われてプレイしたVRMMOで、防御力に特化したはずなのに意外な能力を発揮する主人公が大活躍。小説原作。
とにかく、自分がゲームの世界をいっしょに楽しむ感覚が強く、基本設定は今までもよくあるパターンのはずなのに、どこが違うのか不思議。チート過ぎる主人公というのは大概鼻につくのだが、この作品では生暖かく見守ることができた。
46,八十亀ちゃんかんさつにっき 2さつめ,A
名古屋の習俗をネタにしたコメディ。4コママンガ原作。
とにかく八十亀ちゃんがかわいい。名古屋だけでなく、岐阜や三重他にも取り上げられる範囲が広がっていく。自分が知らない地域のことなので、相変わらず興味深い。
48,推しが武道館いってくれたら死ぬ,A
岡山を舞台に、地域アイドルとそのファンたちの交流を描く。マンガ原作。
内容的に始めは興味が無かったが、主役・ファイルーズあいの熱量に引っ張られ、段々面白くなった。アイドルはファンのために、ファンはアイドルのためにという純粋な気持ちが嫌みなく描かれていて好感が持てた。
53,映像研には手を出すな!,A
並外れた空想力で設定を緻密に描くことが得意な主人公・浅草氏と、金に執着しマネージメント能力に長けた金森氏、読モでありながらアニメーター志望の水崎氏。3人の女子高生が「映像研」を立ち上げ、アニメーションを作っていく。マンガ原作。
湯浅政明作品らしい良さが原作にハマる。描きかけの世界や、人間の声によるSEなどもさることながら、ワクワクする世界観が空想から、そして2次元から、3次元のアニメへと昇華されていく。その過程が楽しい。画面という平面で鑑賞していても、奥行きや高さという空間を感じられる。抑えの利いた金森氏(CV:田村睦心)が素晴らしい。

S評価。
06,ドロヘドロ,S
魔法によって頭を爬虫類に変えられた男が、自分の本当の姿と記憶を取り戻す物語。マンガ原作。
オリジナリティ溢れるダーク・ファンタジーの世界観に脱帽。クオリティの高い作画、作品世界にマッチした音楽も良し。カイマン(CV:高木渉)、煙(CV:堀内賢雄)、恵比寿(CV:富田美憂)などもそこに居るかのような存在感でナイス。このカオスな世界観、大好き。


終わってみたら、S評価は1ながら、A評価が5作品もあるというクールだった。
コロナ禍の影響で、制作現場が混乱している昨今。制作も放映も順調には行かないだろうけれど。
数多い作品が放映される現状に「多すぎる」と文句をいっていた私だが、放映中止や延期といった話が数々飛び交い、日本のアニメが衰退していく不安が過る。
まずは、感染者が出ない安全策を取ることが優先だけれど、何の心配もなくアニメ制作ができる世界に戻れることを待ち望んでいる。
posted by nbm at 12:09| Comment(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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