2015年07月04日

2015年6月20日からの地震メモ

2015年6月20日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2015年6月20日 18時18分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約50km 最大震度1
2015年6月20日 22時50分頃 硫黄島近海 M4.8 深さ約10km 最大震度1
2015年6月21日 22時59分頃 茨城県南部 M2.8 深さ約40km 最大震度1
2015年6月22日 5時30分頃 茨城県沖 M4.1 深さ約50km 最大震度2
2015年6月22日 18時12分頃 群馬県南部 M2.7 深さ約20km 最大震度1
2015年6月23日 15時48分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約30km 最大震度1
2015年6月23日 21時18分頃 小笠原諸島西方沖 M6.9 深さ約480km 最大震度4
2015年6月23日 21時22分頃 小笠原諸島西方沖 M5.3 深さ約440km 最大震度2
2015年6月26日 14時49分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約30km 最大震度1
2015年6月27日 10時30分頃 千葉県東方沖 M3.4 深さ約60km 最大震度1
2015年6月27日 15時23分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約40km 最大震度2
2015年6月27日 20時20分頃 千葉県北西部 M3.2 深さ約80km 最大震度1
2015年6月28日 7時37分頃 栃木県北部 M2.6 深さ約10km 最大震度1
2015年6月30日 2時59分頃 千葉県北西部 M3.3 深さ約80km 最大震度1
2015年6月30日 16時4分頃 父島近海 M5.3 ごく浅い 最大震度2
2015年7月4日 1時9分頃 千葉県南部 M2.7 深さ約30km 最大震度1
2015年7月4日 3時41分頃 茨城県南部 M2.9 深さ約50km 最大震度1


神奈川県西部のみまとめて。
2015年6月20日 11時44分頃 神奈川県西部 M2.8 ごく浅い 最大震度2
2015年6月29日 12時7分頃 神奈川県西部 M1.3 ごく浅い 最大震度1
2015年6月29日 21時10分頃 神奈川県西部 M1.5 ごく浅い 最大震度1
2015年6月30日 6時4分頃 神奈川県西部 M2.6 ごく浅い 最大震度2
2015年6月30日 6時14分頃 神奈川県西部 M2.0 ごく浅い 最大震度1
2015年6月30日 6時56分頃 神奈川県西部 M3.3 ごく浅い 最大震度3
2015年6月30日 8時39分頃 神奈川県西部 M1.6 ごく浅い 最大震度1
2015年6月30日 9時12分頃 神奈川県西部 M2.4 ごく浅い 最大震度2
2015年6月30日 9時25分頃 神奈川県西部 M1.9 深さ約10km 最大震度1
2015年6月30日 9時54分頃 神奈川県西部 M1.9 ごく浅い 最大震度1
2015年6月30日 10時52分頃 神奈川県西部 M3.0 ごく浅い 最大震度2
2015年7月3日 4時46分頃 神奈川県西部 M2.5 ごく浅い 最大震度1


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2015年6月23日 0時35分頃 青森県東方沖 M4.4 深さ約70km 最大震度4
2015年6月23日 21時18分頃 小笠原諸島西方沖 M6.9 深さ約480km 最大震度4
2015年6月30日 16時4分頃 父島近海 M5.3 ごく浅い 最大震度2

今回はメモのみ。
posted by nbm at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月29日

ありがとう

しばらく前から、義姉2人と食事でもしようという話が持ち上がっていた。
そうして先週末、義姉2人と3人でランチを楽しんできた。

暴言を吐く身勝手な母にブチ切れて、私が母との関係を絶ってから、もう2年になる。
その間、使い物にならない兄たちの尻を叩きつつ、2人の義姉たちが様々に母の世話を焼いてくれている。
とはいえ、母はサービス付き高齢者向け賃貸住宅に放り込んであるので、基本的にはそこの施設長さんを中心にスタッフの方々にお世話になっているわけで、たまに食事に連れ出したり、自宅に連れていったり、買い物に付き合ってくれたりしているだけだが。兄達はさておき、義姉2人には本当に感謝している。
父が倒れてから1週間で、母が自分の不注意で大怪我をして入院。ちなみに、父は倒れてから2ヶ月足らずで亡くなったが、両親がほぼ同時に入院するという事態に見舞われた。死の淵にいる父と、別の病院に入院した母との世話で、兄弟たちと走り回ったものだ。
今の母はゆっくりなら歩けるし日常生活はなんとか自立できるものの、常にフラフラの状態で、脊髄を損傷しているので派手に転んだりすれば今度こそ寝たきりになる可能性が大きく、段差の多い自宅で一人暮らしするのは無理があるし、自宅は買い物等も不便なため、日常的に見守りをしてくれる施設に入ってもらうのが最善と考えた。
家族で様々な施設を見学に行き決めた所は、本当によくしてくださって助かっている。日常的な買い物や病院通いなどはスタッフが付き添って行ってくださるし、細かいことでも気になることは逐一報告してくれるようだ。それでも、父が遺してくれた年金でなんとか賄える。
母には、高額の無駄遣いをする悪いクセがあり、それで全財産を失ってきた。それを防ぐためにも管理されている施設に入ってもらってよかったのだが、テレビショッピングなどでまだ高額の化粧品などをよく購入しているようで、そういったものが届くと家族に教えてくれる。買ったものは使うわけではなく、溜めこんでいくだけだ。認知症はなく、精神的な病気ともギリギリ診断されない厄介な状態。
ただ、散々カモにされてきた詐欺集団とは連絡を絶てているので、散財するとしても月に数万単位で済んでくれている。それも惜しいと普通は考えるのだろうが、うまい儲け話に乗せられて100万円単位でホイホイと詐欺集団に渡してしまっていた今までのことを考えれば、それくらいで済んでくれるのならありがたい。
そのクセ、変なところは異常にケチる。例えば、自宅に茗荷が生えているはずだから取ってこいと言って聞かない。放置された庭には、すでに茗荷は生えてこないのだが、近くのスーパーで買えばいくらでもないものをどうしても「自宅から取ってこい」と聞かない。取ってくる方の労力はおかまいなし。まぁ、取りに行ってもないのだけれど。そんなことばかりだ。

良かれと思って食事に連れ出せば、周囲に聞こえるような大声で何度も「まずい!」と料理をけなすとか。
終始こんな感じであるのに、実の娘が投げ出した母を、義姉たちが辛抱強く面倒をみてくれていることには感謝しかない。
私とて、ただ投げ出したわけではない。それまでの間は、献身的にできることは何でもやった。認知症を発症した父の税理士業務を肩代わりし、他の先生に引き継ぐまでをやり遂げた。母は、収入が絶たれることを嫌がり、最後まで仕事を辞めることに抵抗した。父はもう書類1枚書けなかった状態だったのに。
母が家族に隠れて何度も投資詐欺にひっかかり高額の被害を被ったが、発覚する度に弁護士等に相談したりしてお金を取り戻したこともある。
投げ出したといっても、事務的なことや母が新しい生活を始めるためのお膳立ては私がすべてやっておいたので、義姉たちには「特にやることがない」と言われている。
あまりにもやり過ぎて、その上で暴言を吐かれるので、私はちょっと母の話をするだけで動悸がするようになってしまい、精神的に疲弊してしまった。うつ病になりかけていたと思う。
それで、自分の身を守るために母から離れることにしたのだ。
おかげで、動悸も徐々に減り、今はほとんどなくなった。精神的にも健康を取り戻したと思う。

義姉たちは、「お母さんのことは任せて!」と言ってくれている。
申し訳ないという気持ちもありつつ、まだその言葉に甘えさせてもらおうと思っている。

母は、心臓が良くないようで、何度か病院に救急搬送されているのだそうだ。毎度、大したことはないようで入院もせずに帰ってくるそうだが。
そんな話を聞いても、私の心は全く動かない。「へぇ」くらいなものである。
もちろん、産み育ててもらったことに感謝はしているのだけれど、今の母に会いたくもないという気持ちはいかんともしがたい。
少なくとも絶縁前の10年ほどは、母にずっと苦しめられてきたので。
それを少しでも知る義姉たちは、そんな私の反応も当然だと納得している。
私の苦悩をそばで見てきたうちのダンナさんなんかに言わせれば、それ以上に当たり前だと感じているようだ。

最近、家にある紙ごみを整理しようと、一部データ化したりしているのだが、参考にと家計簿を読み返すと、母に献身的に尽くしていた自分が思い出されてきて、かすかに動悸がする。
母になんとか経済観念を持ってもらおうと、レシートを貼るだけの簡単な家計簿を買ってみたり、お金のことばかりに執着しないで趣味を持ってもらおうと俳句の本を買ってみたり。すべてが徒労に終わるのだけれど。
何度も実家に通って仕事を手伝い徹夜までしてみたり、弁護士や消費生活センターに何度も相談に行ってみたり。
心を砕いて頑張ったなぁ。

母親との関係が良好な人には、とても理解していただけないとは思うのだが、世の中には私のように家族に悩まされている人も多いのだと思う。
『家族という病』という本が、最近話題になっているようなのだけれど、読んでみたいような、読みたくもないような。

義姉たちに久しぶりに会って、楽しくランチをし、たくさん笑った。
血もつながっていないのに、おかしなものだなと思うのだけれど、色々とあった中で、今はこの義姉たちを信頼している。
会ったときに、何度も口に出して伝えたけれど、本当にありがとう。
posted by nbm at 12:33| Comment(6) | TrackBack(0) | どうでもいいこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月26日

アーバン・エクスプロレーション

今日は、『世界の廃墟』(監修・解説 佐藤健寿)について。
世界の名だたる廃墟を収めた写真集。
戦災によるもの、エネルギー開発と産業によるもの、都市と経済の栄枯盛衰によるもの、自然災害によるもの……廃墟と成り果てた理由は様々だが、人間の愚かな側面を突き付けられているようで興味深い。
この記事のタイトルに挙げた「アーバン・エクスプロレーション」は、「都市探検」と訳される。
日本ではここ数年、廃墟ブームが続いているような気がするが、実は世界でも流行っていて、「Urbex」とか言っちゃったりしてSNSが乱立しているとのことで、立入禁止でともすれば逮捕されかねないような世界の廃墟を探検する上での裏情報がおおっぴらに交換されているらしい。
佐藤健寿さんのネットでのインタビューを読んだところ、「遺跡」の意味も含む英語の「Ruin」と日本語の「廃墟」では意味合いが微妙に違うそうで。「Haikyo」という単語が使われだしているのだそうだ。
日本では、廃墟にさえ侘び寂びを感じ取るような向きがある。その辺が「Ruin」とは違うようなのだ。

さて、世界各国の26の廃墟が紹介されているこの写真集。
やはり、表紙にも使われている「ブルガリア共産党ホール」は圧巻である。UFOのような外観も内部から観たドームも建築物として美しい。この建物が建つバズルージャという土地は、14世紀の昔から国の運命を左右する戦乱の舞台となった地域らしく、1981年に共産党が社会主義を称えるべく、この地にモニュメントを建設したが、それからわずか7年で共産党政権が崩壊し廃墟に。

個人的に一番印象的だったのは、イギリスのテムズ川河口付近に建つ「レッド・サンズ要塞」。
第二次世界大戦中、敵国ドイツの爆撃機を撃墜するために作られた海上トーチカ。対空機関砲を備えた海上哨戒塔が6つと監視塔。『スターウォーズ』に出てくる4本脚のメカ(AT-AT)みたいに見える。
戦後、放置されていたこの要塞は、海賊ラジオ放送の拠点となったそうで、果ては独立国騒ぎにまで発展。見た目だけでなく、エピソードも面白い。

ゲーム『サイレント・ヒル』のモデルとなったアメリカ・ペンシルヴェニア州のセントラリア。炭鉱の町で起きた地下火災は50年経っても沈下する気配を見せずに燃え続けている。
エネルギー産業と自然災害との合わせ技で廃墟となった町。ホラー・ゲームの元ネタになるには十分にドラマチック。

第二次大戦中のフランスで一夜にして人間が消えた村オラドゥール=シュル=グラヌ。
レジスタンスの巣窟との噂から、ナチスが村人650人ほどを教会に閉じ込めて機銃掃射し、火を放ったという。村人ほぼ全員が殺害されたため、一夜にして廃墟と化したという。
こういった村がそのまま遺っているということに驚く。
モニュメント的に遺してあるのか、起きた出来事のあまりのおぞましさに人々が近づかないのか。

この写真集とは別に、つい先日知ったことだが、フランスには「ゾーン・ルージュ」(英語で言えばレッド・ゾーン)と呼ばれる立入禁止区域があるという。
第一次世界大戦後、数多くの不発弾の処理や戦争の犠牲となった方の遺体の回収がし切れずに放置されているというが、その広さは100平方キロメートルほど。パリ市の面積に匹敵するとか。
不発弾は爆薬だけでなく、化学兵器もあったらしく、それらの毒素や鉛などが土地や水に溶け今も高濃度で残存しているため、農地や人の住む場所に戻すことは難しいらしく、700年かかるとも不可能とも言われているそうだ。
ベルギーとの国境に近い地域に、こういった広大な危険地帯が残っていて、徐々に安全を確保しつつ農地として開放されたりしているらしいが、残った不発弾が爆発して危険な目に遭う農民もいるのだとか。
第一次世界大戦から100年も経とうかという今の時代に、こんなほぼ手付かずの負の遺産が残っているとは知らなかった。他に調べていないが、何もフランスに限ったことではないかもしれないな。
南太平洋の島々での遺骨収集のボランティアに参加している知り合いがいる。考えてみれば、第二次世界大戦の後始末も滞っていて、いまだに細々と行われているわけだしな。
日本国内だって、工事で掘り返したら不発弾が出てきて自衛隊が処理したなんて話を時折聞くわけだから、こうした戦後処理は半永久的に終わらないのだろうな。

話は写真集に戻って。
新しいところでは、アメリカ・ミシガン州デトロイトの高級住宅街ブラッシュ・パーク。
2013年、自治体としては史上最大の負債を残して破綻したデトロイト。
かつては自動車産業で栄えたこの町も、80年代に日本車が台頭しはじめたことで主要メーカーの売上が激減。町は壊滅的な経済的被害を被った。人口は半減し、犯罪が急増。高級住宅街だったこの街は、エミネムが象徴するように白人貧困層の街となってしまった。
ちなみに、エミネム主演の映画『8Mile』(2002年)の「8Mile」とは、貧困地区と高級住宅街を隔てる道路の名前だそうだ。
今現在も、世界中で着々と廃墟は作られているわけだ。

先日、放送大学で見かけた番組で、佐渡金山の近代産業遺産が紹介されていた。
両親共にこの金山付近の出身であるため、幼少の頃から何度かこの地を訪ねてはいるものの、残念ながらこの近代産業遺産群は観に行ったことがない。最後に行ったのは、大学生の頃だったが、そういった遺産群のことは当時は知らなかった。今、この地を訪ねたならば、絶対に観に行くのだけれど。
件の番組では、博物館学みたいなことをやっていて、つまり、日本でもこれだけ観るべき近代産業遺産が集約されて遺っている場所は珍しいということで紹介されているようだった。

ちなみに、この7月から、テレビ東京で『廃墟の休日』という深夜番組が始まるそうで。
「ドキュメンタリー×ドラマ」だそうだけど、ちょっと楽しみにしている。
テレビ東京は、こういうニッチなことをやってくれるから侮れない。

こういった写真集を見るにつけ、世界には本当にまだまだ知らないものがたくさんあると痛感する。
廃墟となったエピソードを聞くにつけ、植物が芽を出してから生長して花を咲かせ、やがて枯れるまでを早回しで見せられているような気がする。
生きとし生けるものも、人間が生み出した人工物も、生まれては朽ちて消えていくのだな。そして、今この瞬間も、地球上のあらゆるところであらゆるものがその過程の只中にあるわけだ。自分も然り。地球も然り。他の星星も然り。
壮大だなぁ。
posted by nbm at 11:51| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月20日

2015年6月5日からの地震メモ

2015年6月5日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2015年6月5日 19時36分頃 東京都23区 M3.0 深さ約50km 最大震度1
2015年6月6日 6時27分頃 千葉県東方沖 M3.0 深さ約20km 最大震度1
2015年6月6日 16時28分頃 八丈島近海 M4.6 深さ約10km 最大震度1
2015年6月8日 1時14分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約40km 最大震度1
2015年6月9日 5時44分頃 茨城県南部 M4.7 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度1)
2015年6月10日 8時7分頃 新島・神津島近海 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2015年6月10日 19時25分頃 千葉県東方沖 M4.3 深さ約60km 最大震度2
2015年6月10日 20時24分頃 千葉県東方沖 M3.3 深さ約60km 最大震度1
2015年6月11日 5時10分頃 茨城県沖 M3.9 深さ約10km 最大震度1
2015年6月11日 13時54分頃 新島・神津島近海 M3.4 ごく浅い 最大震度2
2015年6月15日 7時22分頃 小笠原諸島西方沖 M5.4 深さ約380km 最大震度1
2015年6月17日 4時57分頃 千葉県東方沖 M3.7 深さ約60km 最大震度1
2015年6月17日 9時56分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2015年6月18日 8時39分頃 東京湾 M3.5 深さ約80km 最大震度1
2015年6月19日 14時47分頃 茨城県沖 M3.2 深さ約30km 最大震度1
2015年6月19日 17時9分頃 父島近海 M5.3 深さ約10km 最大震度1


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2015年6月4日 4時34分頃 釧路地方中南部 M5.0 ごく浅い 最大震度5弱
2015年6月8日 15時1分頃 青森県東方沖 M5.5 深さ約70km 最大震度4
2015年6月9日 5時44分頃 茨城県南部 M4.7 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度1)
2015年6月10日 17時32分頃 三陸沖 M5.6 深さ約10km 最大震度2
2015年6月11日 13時45分頃 三陸沖 M5.8 深さ約10km 最大震度2
2015年6月11日 13時51分頃 三陸沖 M5.7 深さ約10km 最大震度3
2015年6月11日 13時56分頃 三陸沖 M5.4 深さ約10km 最大震度2


各地の火山の活動も依然として活発。
ふと、どなたか地震学者さんが喩え話をしていたのを思い出す。
お鍋でお湯を沸かすとき、気泡がどこに現れるかは予測できないが、地震や火山活動も同じようなものだという話。
なんだか、巨大な火で地下から炙られているような感覚。
つまりは、どこが揺れる(噴火する)かはわからないが、「湧いている」状態になっているように思える。

ちょっと気になった情報といえば、昨日19日、瀬戸内海でイルカの大群が目撃されたというもの。
松山市の観光港と興居島の間の海域で50頭ほど。この地域では極めて珍しいとのこと。
ハセイルカという種ではないかとのことで、普段は外洋にいるため、瀬戸内海には入ってこないが、エサを追いかけているうちに迷い込んだのではないかという解釈も。
クジラ・イルカの異常行動やストランディングが報告されるときは、外洋で何か起こっていることが考えられるので、海洋性の地震が心配。陸地から震源地が遠ければ、さほどの震度にならずに済むものの、津波が発生すると厄介。
もちろん、クジラ・イルカの異常行動が起きたら、必ず大きな地震が起きるというわけではないが、どうも何かが起きることが多い。ただの偶然というには頻度が高いので、注意するに越したことはないと思う。

もうひとつ。面白いことを聴いたのでメモ。
いわゆる地震雲や大気イオンまたは電離層の異常など空に観られる地震の前兆現象について研究している方たちのことをあるテレビ番組で取り上げていた。
面白いと思ったのは、岩盤が破壊されて大気中に放出されたイオンが水蒸気の核となって雲を作るというメカニズム。
以前から、環天頂アークや彩雲などの光学現象が観測されると、その直後に大きめの地震が起きることが多いということが気になっていた。また、空気中に水蒸気が多いとき、つまり湿度が高いときに大きめの地震が起こりやすいとも感じていた。こうした研究が進めば、特徴的な雲や光学現象と地震発生との関係性について科学的に説明がつくかもしれない。
posted by nbm at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月15日

毎日のこと

歯科医をしている友人の所に治療に通っているダンナさんだが、先週末、シールド部分が割れたヘルメットを抱えて帰ってきた。
「落っこちちゃった」
だそうである。
スクーターを運転中、顎のストラップが外れてしまい、風圧で脱げてコロコロと転がっていってしまったそうだ。
仕方なく拾って被り直したというが、歩道にいたおばあちゃんがびっくりしていたそうな(笑)
このアクシデントがあったのは行き掛けだったので、そこから先と帰り道は割れたヘルメットを被ってというか頭に載せて走行していたらしい。ストラップがダメになってしまったからね。
ずいぶんと年季が入ってしまったので、そろそろ新しいのに買い換えたいと新しいヘルメットを物色していた矢先のことだった。
通勤などの足としてスクーターを使っているので、スクーターを毎日使う以上、ヘルメットも毎日使っていることになる。お休みの日も、乗らない日の方が少ない。
ちなみに、100ccクラスのスクーターなので、車と同等のスピードが出る(出せる)し、二人乗りもできる。私を後ろに乗せて出かけることもしばしば。

そのヘルメットを何年使っていたかは定かではないが、長いこと使っていたことは確か。
毎日長いこと使っていれば、劣化するのも当たり前だなと思う。
今は、予備を使用しながら、新しいものを探している。

そして、昨日の日曜日の夜。
夕飯を作ろうとしていたら、キッチンスケールのデジタル窓に「Lo」と表示される。
電池が消耗してきたこと(ロー・バッテリー)を知らせるメッセージなのだが、電池を換えてからまだそんなに経っていない。
「ついに本体がダメになったか……」
とつぶやくと、即座にダンナさんが裏ぶたを開けて、接点を磨き、調整してくれた。
本当にロー・バッテリーなわけではなく、接点の接触が悪いようだ。
うちではおなじみの「ピカール」(金属磨き)で錆び付いていた接点を磨いてみたが、それだけでは直らず。接点の角度を曲げてみたけれど、それでも時折「Lo」表示が出てしまう。完全には復旧しないようだ。
これも、しばらく前から買い換えないといけないなと思っていたものだ。お店ではかりの売り場を通る度に、どんなのがあるかなとチェックしていた。
気をつけていたつもりだったが、水場で使うために内部に水が入ってしまうことが度々あったようで、知らぬ間に内部が錆びていた。電池交換のときにそれに気づいていたものの、動作には問題がなかったので、「そのうち買い換えよう」と使い続けていたわけだ。
こいつもついにおシャカか。

うちでは、栄養バランスやカロリーを計算した食事を3食作るようになってからもう10年になる。
目分量だと微妙に増えていってしまったりするので、材料や調味料は必ず量って使うようにしている。
調理する度に野菜や肉・魚をそれぞれ量り、お茶碗に盛るごはんの量や麺類の重さを量るわけだ。大体の重さは経験から予測がつくようになったが、それでも量る。
記憶がさだかではないが、キッチンスケールは一度買い替えたような気がする。もしかしたら、10年使っているかも。
これだけ毎日使っていれば、そりゃあ劣化もするわけだ。
外出したりして3食とも外で食べるなんてことがない限り(実際ないけど)、毎日3食作る度に使っていたのだから。

毎日必ず使うものってなんだろうと考えてみた。
まず、PC2台は必ず使う。
携帯電話。うちは夫婦ともにガラケー使いなので、SNS関係では使用しない。通話やメールも毎日しないし、インターネットはPCを利用するが、目覚まし時計代わりにしているので、結果的に毎日使っている。
家電製品だと、まずはテレビ。アニメの視聴には欠かせない。
それから電子オーブンレンジ。これも毎食の調理に使う。加熱・再加熱はもちろん、解凍や野菜の下茹で、オーブン機能もたまに。たとえば、一昨日はスペアリブを焼いた。
布団は当たり前だけれど、季節によって使うものが違うな。一方で、椅子は毎日使う。うちはリビングダイニングなので、食事もくつろぐ場所も一緒だ。夫婦揃って3食ここで食べ、膨大な量のアニメもここで観る。ということで、椅子の劣化もはげしく、買い替えを検討しているところ。L字型の巨大な強化ガラス製PCデスクに大型の事務椅子をおいているので、「事務所のよう」だとよく言われる。
ちなみに、ガラステーブルなので、食器を置くのにランチョンマットやコースターが欠かせない。これも毎日使うものだ。近年は、ランチョンマットには細い樹脂で編まれているタイプを使っている。布のようにシミになることもなく、汚れたら食器といっしょにスポンジでゴシゴシ洗えるのがいい。
そういえば、食事内容を計算するのに、ノートを使っている。無印良品のドット方眼のノートが書きやすい。1ページ1日分として朝昼夜とメニューと使う食材、その重さとカロリー、メニューごとのカロリー、1食分のカロリーと記入していく。塩分を書き入れたり、たんぱく質の量を調整したり、1日に摂取する野菜のg数を確認したりしながら書き入れ、栄養やカロリーのバランスを考えて、なるべく1日のうちに調整するようにしている。
書き入れる際に使うのはボールペン。歳を取ると濃い字の方が見やすい。愛用しているのは、ゼブラのジムノック。本体も何本もあるが、インクのレフィルを購入して中身を入れ換えて使っている。
そして、計算に使う電卓。そういえば、この電卓も最近、ボタン電池を入れ換えたばかりだ。もう20年近く使っていることになるが、電池を入替えたのは初めてかも。小さなソーラーパネルがついているのだが、バッテリーは完全にソーラー頼りというわけではなく、内部にボタン電池が入っていた。最近、液晶の文字が薄くなり見えにくいのでネットで調べたところ、内部のボタン電池を交換すればよいことを知った。ドライバーを使い裏から開けてボタン電池を交換してみたら、液晶の文字も濃く復活。実は、後から取り扱い説明書を発見したのだが、自分で勝手に開けてはダメで、販売店などに持ち込むようにと注意書きがあった(笑)
食器や調理器具なども毎日使うが、毎日同じものを必ず使うというほどでもない。包丁とまな板、食器洗いのスポンジや水切りカゴは毎日使うな。でも、消耗品が多い。
あとは、電動歯ブラシとかドライヤーとか洗面器など、お風呂場や洗面所で使う細々したものたち。化粧水やクリームなども少しは使うけど、長年安定して使っているものはない。電動歯ブラシは、ソニッケアーを愛用していて、3代目だ。
寝つくまでやるパズルに使うのは、蛍光ペンと消しゴム付きシャープペン。シャープペンについては、今は、PILOTのcoletoを使っている。2色用ボディにシャープペンと消しゴムのレフィルを使用。ワンタッチで2つが切り替えられる。お絵かきロジックパズルは、数字をヒントにマスを塗りつぶしていくと絵が完成するものなのだが、鉛筆で塗ると時間がかかる上に手が汚れる。カラーペンなどだと色が強すぎて裏写りするので、蛍光ペンを使用。ペン先の幅もマスにピッタリ。中身の減りが見えるのがよくて、無印良品の蛍光ペンを愛用。塗らないことが確定するマスはシャープペンで斜線を引く。消しゴムで間違ったときにすぐ消せる。
このパズルをやるときや本を読むのに、枕元のスタンドを点けるのもほぼ毎日のことだな。横で寝るダンナさんに光が届かないように、抱き枕でブロックして影を作ったりして(笑)

思いつくまま書き出してみたが、我ながらこだわりが強いなと。
最初に購入するときにああでもないこうでもないと検討するのが常だけど、本当に気にいるものに出会うまでは試行錯誤の連続。この歳になって、ようやく使うものが落ち着いてきたというのもある。
使い勝手は人それぞれだから、私がよかったからといって、他の人が良いと思うかは別問題だし。
毎日使うといっても、消耗品も多い。
新たな商品が開発されて、新しいものに移っていくということもある。

あらためて身の回りを見回してみると、なんとモノの多いことか。
ここしばらくは紙ゴミと格闘している。長年放置してきた紙の山に着手。
ケガをしてから溜まっていたレシート類を整理して家計簿を付ける。レシート類は、いつも月ごとに整理してあるので、そう大変でもないが、如何せん、溜めてしまった。
その他の雑多な山については、まずは分類をすることから始めた。
手紙類、公的な書類、思い出のもの、写真、各種取り扱い説明書、ポイントカード関係、などなど。
分類がほぼ終了したので、これからファイリングに入る。
完全にゴミと判断できるものを捨て、そのまま捨てるべきでないものはシュレッダーはさみでチョキチョキ。
ダンナさんに聞かないとわからないものはダンナさんに確認してもらってから処分。
今日は、会葬礼状をデータ化して処分するのと、PC関係とギター関係の取り扱い説明書のファイリングをする予定。
まだなんとなく取っておきたいものについては、分類の上古い順に整理しておく。そこまでやっておけば、あとは気が向いた時に古いものから順に束ごと捨てればいい。
これらが済んだら、年賀状を古いものから処分していこうと思っている。
本当は電動のシュレッダーが欲しいところだけれど、時間をかければシュレッダーはさみでもできないことはない。ほとんどの紙ゴミを処分してしまえば、あとはその都度少量を処分すればいいことだし。
しかし、モノを減らすことは本当に難しい。

ちょっとしたものがダメになることが偶々かさなったので、書いてみた。
整理整頓については、なんだかやるべきことが多すぎて逆にやる気をそがれていたが、書き出してみると落ち着いて見渡せる。
さて、やりますか。
posted by nbm at 12:05| Comment(5) | TrackBack(0) | どうでもいいこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月10日

よっ!久しぶり!

今日は、無駄な内容。

先日、高校時代の友人たちと会ってきた。
ここ数年、毎年このぐらいの時期に集合している。
私以外はみんな子持ちなので、それまではみな子育てに忙しく、家庭に集中していたのかもしれない。
高校2年生のとき、同じクラスで仲良くしていた8人だったのだが、一人を除き、首都圏に住んでいるので、こうして集まることができる。遠く北海道にいるKちゃん、ごめんね。みんなで楽しんで。
同年代が集まれば、語り合うことは決まっているのだが、受験や事件など子どもたちの話、親世代の世話の話、自分たちの健康の話、それに時折思い出話が挟まる。大体そんなものだ。
話すことが決まっていても、たまに集まれば気の合う友達同士で遠慮無く話せる。
離婚や大病など大変なことを乗り越えてきたコもいる。まぁ、人生いろんなことがあるけど、また来年もみんなで集まって、くだらないおしゃべりをしようね。

私達の集まりとは別に、昨年高校の同窓会が開かれたことをきっかけに、いろんな単位でミニ同窓会のようなものが頻発しているらしい。主催者側に連絡先を教えていないうちには誘いはないのだけれど(笑)
上記の友人のうち一人が、そんなことをきっかけにある男子から執拗なLINE攻撃を受けていて、辟易している。あわよくば付き合えないかなみたいな下心が見え見えで気色悪い。聞けば、ちゃんと妻子がいるという。
最初は少単位の同窓会を開きたいから協力してほしいという内容だったそうだが、次第に関係のない話が混ざるようになり、好意をほのめかすまでになったという。どうやら最初の協力要請はきっかけ作りだったようだ。彼女自身もすでに無視しているらしいのだが、すんなり引き下がってくれればよいのだけど。高校時代から男子に人気のあった彼女なので、ここぞとばかりにアプローチしているつもりなんだろう。
この男、高校時代は私の天敵だった男だ。なにかにつけて衝突していた。あちらも私を嫌っていただろうが、私もこの男が嫌いだった。大学受験の際、担任が私に推薦の話を持ってきたことがある。某大学の文学部だったのだが、私はどうしても社会学がやりたかったので文学部への推薦はお断りした。私が断ったその某大学の文学部に進んだのがこの男だ。心の中で、「やーい、お下がりもらってやんの」と思ったほど、この男が嫌いだった。私もその後、一般受験である大学の社会学科にたまたま受かったからよかったんだけど(苦笑)
卑屈なくせにコンプレックスの裏返しで前に出てくるようなタイプで、こちらを攻撃してくるので、本当に癇に障った。卒業後、一切接点は無いが、こんなところで名前を聞くとは思わなんだ。

世間では、同窓会をきっかけに交際に発展するケースは少なくないとは聞くけれど、本気でそんな風に思っているヤツがいるんだなと驚く。
たぶん、女性側の参加者は、そんなことを考えている人は少ないと思う。男性の方が夢見がちなのかも。

我々が出た高校は、校内で付き合うカップルが非常に多くて、周囲から「アベック校」と揶揄されていたほど。アベック……時代が……(笑)
カップルで登下校する姿はよく見られたし、同級生同士の結婚も多い。
うちもそうだし。例えば、今回の仲良し8人の中で高校の同級生同士で結婚したのが2組。ほかにも何組も知っている。1クラスにつき少なくとも1組は結婚しているのではないかな。
ただし、うちはほぼ卒業してから付き合い始めたようなもので、校内や登下校でイチャイチャしていたわけではない。
在学中は、私もダンナさんも他校に彼氏・彼女がいたので。
というわけで、3年間のうち2年間を同じクラスで過ごした我々夫婦は、毎日が同窓会みたいなものだし、いまだに日常的に付き合いのある高校時代からの友人も多く、仲良しのコたちには別個に会っているしで、取り立てて接点のなかった人に会いに同窓会に参加する意味が見出だせないでいる。

思い起こせば、中学時代、やれクラス委員だ部長だと、中心に据えられることが多く、責任を押し付けられてとても大変だったし、女の子同士のイザコザを収拾したりしながら嫌な思いをしてきた。人前に出るのは嫌いだし、リーダー的な立ち位置もやりたくないのに、やらざるを得ない雰囲気になってしまい、嫌々引き受けてきた。
高校に入ったら、絶対に目立たなくなろうと目論見、まんまと空気に溶け込んで、瑣末なことに煩わしい思いをすることなく、高校生活を楽しむことができた。
たぶん、クラスがいっしょになったことのない人からしたら、私は存在を認識されていないと思う。同窓会に出席して話したとしても、「あんた誰?」って感じだったろう。

同級生といえば、ダンナさんも今、面白い体験をしている。
放置していた虫歯がひどいことになり、仕舞いには、膿が溜まって腫れだしてしまったダンナさん。
以前通っていた歯科医に急遽診てもらおうと思ったのだが、どういうわけか電話がつながらず。
歯医者だけは、評判も知らないようなところに飛び込みで行く気にはなれないものだ。
ネット上の口コミなどをあてに探してみるのだけど、どうも信用ならない。
そこでダンナさんは、小学校時代の友人で歯科医をしているMくんに連絡してみようと思い立った。
中学校から私立に進んでしまったMくんとは小学校卒業以来音信不通だったし、ダンナさんは地元から引っ越してしまったので会うこともなかったのだが、ここ数年になって近所の大型スーパーで偶然に出会うようになった。お互いおっさんになっているのに双方ともにひと目でわかったという。そんなとき、「歯のことで何かあったら診てあげるよ」と言ってくれていた。
連絡してみると、その日のうちに診てくれるということになり、行ってみた。
かなりひどい状態だったらしいのだが、膿を出すのに切開する際、麻酔はしない方がいいという。麻酔薬で押されて膿が奥まで広がってしまうことがあるからだそうだ。というわけで、麻酔なしで切開し、膿を絞り出す。で、しばらく放置してまた絞りだすこと数回。こうした方がよく出るとのことで。聞くだけで怖ろしい……でも、不思議と傷はすぐに塞がってしまい、後から出血するようなことはなかった。
結果的に、すごく時間をかけて丁寧に診てくれた。それから土日をまたぐことになったので、万が一のために休日診療してくれる場所を教えてくれたり、個人の連絡先を教えてくれて何かあったら夜中でもいいから電話してと言ってくれたり、親身になってくれてありがたい限り。
当初は痛みも強く、腫れもすごくて高熱を出し、まるでひまわりの種を頬袋に詰めたハムスターみたいになっていたダンナさんだったが、鎮痛剤と抗生剤のおかげで徐々におさまり、今はほとんど腫れも引いた。
そこでの処置で対応しきれないようだったら、口腔外科を紹介すると言われていたのだけど、どうにかそれは免れそうだ。
その後、虫歯の本格的な治療が始まったのだけど、うちのダンナさんは超人的に歯が硬くて、削るのに時間がかかるらしい。1回の治療で1時間削りっぱなしみたいなことに。
普通の歯医者だったら、一人の患者さんにそんなに時間をかけてくれないだろうから、本当にありがたい。
とりあえず、ひどい虫歯が何本かあるらしいので、それを治療してもらおうと通い始めた。
治療の合間にいろんな話をしていると、小学校卒業以来会っていなかったことが嘘のようで、会わなかった間の時間を感じないとダンナさんが言っていた。
密に遊んでいたのは、ほんの数年だったはずなんだけどね、と。

古くからの住宅街で先代から受け継いだ歯科医院は、高齢の患者さんを診ることがほとんどで、最新の治療や珍しい症例に触れることがないため、以前の職場に時折勉強に行っているのだそうだ。
近所の高齢者が自転車で通ってくるのに怪我がないように見守ったり、小学校で検診したり、地域に密着してきちんと歯科医療に携わっている彼の様子を聞いていたら、とても頼もしく思えてきた。
遠慮がない分、言うべきことはビシッと言ってくれるし。本当にありがたい。
行きがかり上、Mくんのところに通うことになったのだけれど、今回はそれでよかったと思う。

あらためて、友達っていいなと思った出来事だった。
Mくんには迷惑かけてるけど……(苦笑)
posted by nbm at 11:59| Comment(7) | TrackBack(0) | どうでもいいこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月04日

2015年5月27日からの地震メモ

2015年5月27日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2015年5月27日 10時5分頃 千葉県東方沖 M3.2 深さ約30km 最大震度1
2015年5月27日 10時57分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約40km 最大震度2
2015年5月28日 2時58分頃 父島近海 M4.6 深さ約30km 最大震度1
2015年5月29日 7時13分頃 千葉県東方沖 M4.7 深さ約30km 最大震度2
2015年5月29日 16時5分頃 茨城県沖 M3.2 深さ約30km 最大震度1
2015年5月30日 1時6分頃 茨城県南部 M4.8 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度2)
2015年5月30日 15時43分頃 栃木県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2015年5月30日 20時8分頃 茨城県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度1
2015年5月30日 20時23分頃 小笠原諸島西方沖 M8.5 深さ約590km 最大震度5強 (当地 震度3)
2015年5月30日 21時56分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2015年5月31日 2時22分頃 硫黄島近海 M5.6 深さ約70km 最大震度1
2015年5月31日 3時49分頃 鳥島近海 M6.3 深さ約70km 最大震度1
2015年5月31日 16時53分頃 茨城県南部 M3.0 深さ約50km 最大震度1
2015年6月2日 17時50分頃 父島近海 M4.0 深さ約70km 最大震度1
2015年6月3日 1時41分頃 東京都多摩東部 M3.6 深さ約100km 最大震度1
2015年6月3日 6時4分頃 父島近海 M6.0 深さ約590km 最大震度1
2015年6月3日 7時1分頃 茨城県沖 M4.1 深さ約10km 最大震度1

2週間分ほどになることが多いこの地震メモですが、今回は9日分。それにしては、有感地震が多い印象。
やはり気になるのは、5月30日の小笠原諸島西方沖(M8.1)。
上記は速報値なので、後からマグニチュードが訂正されたようです。ちなみに、深さは682kmで、1990年以降で世界最深とのこと。
異常震域のお手本のような揺れ方で、気象庁が1885年に地震観測を始めて以来、初めて47都道府県すべてで震度1以上を観測したという記録的な地震になりました。
このとき、都下のスーパーで買い物中だったのですが、ダンナさんが最初に「揺れてない?」と気付き、周囲のお客さんたちも気付きはじめて、ざわざわと。ダンナさんは、最初、自分がめまいを起こしたのかと思ったと言ってました。そばにいた女の子と「揺れてるよね?」とか言葉を交わしつつ、しばらく立ち尽くしてました。その後、スーパーでは、「只今、地震が発生しました」というアナウンスが流れ、店員に安全確認など注意を促すよう続きました。が、アナウンス内で震源地や震度などの報告はありませんでした。
ゆっくり大きく揺れていました。頭上に吊り下げられたプレートなどがゆっさゆっさと揺れていましたね。
あの大きな振幅の揺れは、東日本大震災のときの揺れに似ていました。遠い海洋性の地震だなと想像していました。
緊急地震速報は流れなかったので、きっとこの辺は大きく揺れる地域ではなかったのだなと思っていたのですが、深発で異常震域なら警報も出せませんね。
ひとつ興味深いことは、直前に、東京湾でシャチの群れが目撃されていたこと。
25日、千葉県富津市の金谷港西方約6キロの海上で発見され、それから数日の間、5頭ほどの群れが同じ海域で目撃されたという話。日本近海では、北海道など北の湖に生息しているとされるシャチだけれど、小笠原諸島あたりでも珍しいけれどいないことはないらしい。シャチはその生態によって4種に分けられるといい、中には比較的暖かい海域に生息するものもいるということだけれど、今回東京湾に迷い込んだシャチがどのグループに属するものなのか、確認していただきたいところ。
イルカやクジラが迷い込むというような話はよく聞きますが、シャチと聞いて耳を疑いました。さすがにこれは海の中で何か起きているのではと心配していたところ、この地震が発生したというわけで。
深発地震では、なぜか余震があまり起きないというのが定説になっているのですが、直接の余震とはいえずとも、硫黄島近海(M5.6)・鳥島近海(M6.3)・父島近海(M4.0・M6.0)と、周囲で比較的規模の大きな地震が続いています。


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2015年5月30日 1時6分頃 茨城県南部 M4.8 深さ約50km 最大震度4 (当地 震度2)
2015年5月30日 20時23分頃 小笠原諸島西方沖 M8.5 深さ約590km 最大震度5強 (当地 震度3)
2015年5月31日 2時22分頃 硫黄島近海 M5.6 深さ約70km 最大震度1
2015年5月31日 3時49分頃 鳥島近海 M6.3 深さ約70km 最大震度1
2015年6月3日 6時4分頃 父島近海 M6.0 深さ約590km 最大震度1
2015年6月4日 4時34分頃 釧路地方中南部 M5.0 ごく浅い 最大震度5弱


なんかまだ、大きなものが隠れているような気がしてなりません。
今日も、環水平アークもしくは彩雲のようなものが各地で目撃されているようです。
湿度の高かった一昨日の夜あたりは怪しげだったのに何も起きず。その翌日の昨日は雨が降ってしまったため(大きい地震はなぜか低気圧のときには起きないことが多い)、低気圧通過後の今日あたりが一層怪しげなのですが、何もないのが一番。
posted by nbm at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月28日

久しぶりに映画でも

久々に映画を観たので、感想をまとめておこうと思う。
映画といっても、シネコン時代になってから映画館には行っていない。おうちで観ているだけである。
小学生の頃から映画が好きだった。テレビで放映される映画は必ず観て、映画雑誌を買い込み、これはという作品を観に映画館にも行った。社会人になっても映画は好きで、週に5本とか観ていた頃が懐かしい(レンタルだけど)。ところが、90年代あたりから映画熱が冷めてしまい、2000年代に入ってバカみたいにアニメを観るようになってからは、映画を観る時間がなくなってしまい、今に至る。
ジャンルとしては、ドラマものも観ないことはないのだが、ホラー・SF・アクション・コメディが中心。B級も好物。近年はサスペンスもあまり観ないな。恋愛ものは観てるこっちが恥ずかしくて耐えられないのでほぼ観ない。
映画館に行かない以上、最新作というわけでもないのであしからず。

『エリジウム』(2013)
ニール・ブロムカンプ監督作品といえば、今はもう『チャッピー』(2015)なのだけど……
『第9地区』(2009)が相当面白かったので、ちょっと大作めいているけれどもどうかなと期待半分心配半分で観た。
荒廃した地球から脱出した富裕層たちが、上空に浮かぶスペースコロニー「エリジウム」で生活している近未来。地球に残された貧困層とは隔絶されている。キーになるのは、どんな怪我も難病も治してしまう医療ポッド。富裕層の家には、一家に一台置いてある。あの医療ポッドさえあれば……と考える貧しい人々は多いわけで、「エリジウム」で富裕層にのみ使用が許されるその装置をめぐる話となっている。
またも、富裕層と貧困層との住み分けがバックボーンにある作品となったわけだけど、SFとして観るといろいろと設定が雑だし、脚本はご都合主義的な場面も多くて、シナリオの完成度は高くない。ただ、娯楽大作と割りきって観れば楽しめるものだった。しかし、この監督は爆殺が好きね。
主人公に敵対する役をシャールト・コプリーが演じていたのね。でも、私が一番気に入ったのは、おさげ髪のフリオ役ディエゴ・ルナ。かわいい。もっと活躍させてほしかったな。
ジョディ・フォスターがしわしわのおばあさんになっていたけど、近未来の技術だったら(というか現代でもすでに)もっと若さを保てる技術があるはずだろうに。難病が一瞬で治せる医療ポッドがありながら、あの皺はないわと思った。それとも、いくら高度な技術でもさすがに数百歳ともなると難しいってことなのか?
一方、ウィリアム・フィクトナーは安定してたな。冷酷で潔癖症なエリートなんてハマリ役。
主演のマット・デイモンについては、んーなんだろう、無難の一言。スキンヘッドの後ろ姿を見て、頭の形がいいんだなと感心させられた。アクションはお手の物だし。設定の雑さから、初っ端に放射線らしきものを浴びて余命5日だってのに、謎の薬のおかげで元気に動いて笑う。
ほんの一瞬だけ映るヘリに張られた小さな南アフリカの国旗とか、空中からの攻撃の場面でリアルな米軍の空爆映像のような白い赤外線映像が挟み込まれるとか、細かいところが印象的だった。
ちょうど次作『チャッピー』のCMがテレビで流れていたので、AI搭載ロボットの外観を見ていたわけだけど、『エリジウム』ですでにマット・デイモンがチャッピーの原型を作ってるんだなとか思いながら観ていた。

『死霊館』(2013)
原題の『THE CONJURING』とは、呪文を唱えて呼び出すことなどを指すらしい。
『SAW』シリーズのジェームズ・ワンが監督ってことで、ホラーといえどあまりオカルトテイストの怖さは期待できないかもと思いつつ観た。
心霊現象を研究している夫妻が語りたがらなかった怖ろしい体験を映画化したという実話もの。本物のアナベル人形はあんなんじゃないけど。あんな『SAW』に出てくるような硬そうなヤツじゃなくて、布で作られたラガディ・アン人形。確かに、夜中に動き回るとかいっても、布製の人形だと怖さが半減するような気もするけど。
霊に取り憑かれるリリ・テイラーの顔が怖いよ(笑)
70年代のオカルトホラーが大好きなので、それらに似たテイストを感じる良作。
ただし、半分悪魔憑きと絡めてしまうあたりはいただけない。悪霊なの?それとも悪魔なの?みたいなどっちつかずになってしまう。個人的には、この「悪霊」か「悪魔」かという解釈はけっこう重要。キリスト教的解釈をするなら、それを徹底してくれないと。
エンドロールで、恐怖体験をした家族の本物の写真が紹介されたりして、グンと信憑性が増す。
心霊研究家を演じるヴェラ・ファーミガが良し。『タッチング・イーブル』(2004)で知った女優さんだけど、『エスター』(2009)も良かったし。どこか陰がある感じが活かされる作品だと光る。
「次はアミティビルの調査だ」なんてところで終わるのも洒落が効いている。『悪魔の棲む家』のことだね(笑)
余談だけど、『悪魔の棲む家』(1979)を公開当時に劇場で観た日の夜、映画に出てくるエピソードと同じ午前3時15分ぴったりに目覚めてしまい、ビビった思い出が……当時は実話ものという触れ込みだったからね。
『死霊館』の場合、午前3時7分だったわけだけど、日本では丑三つ時なんて言われ方があって、それは午前2時から30分くらいの間を指すってことらしく、『悪魔の棲む家』のときも「やっぱり丑三つ時近辺がそういう時間なんだな」と思ったものだけど、夜が一番深い時間というか、そういう時刻に人ならざるものが活動的になるっていわれると納得してしまう。
途中、サム・ライミばりに笑える部分もあり、満足。

『クロニクル』(2012)
3人の高校生が突如として超能力を身につけてしまい、それが彼らをどう変えていくのかというお話。
トレーラーを観た限り、もっとおバカなノリの映画かと思い込んでいたのだが、予想に反してけっこう重い。
友人もなくビデオカメラだけが友達というアンドリュー。彼のいとこで思慮深いマット。元々、彼らとは接点は少なかったものの人気者のスティーブ。アンドリューの母は命に関わる重病で、父は無職で暴力的。というわけで、学校では友人もなく、家では問題が山積みという環境。
最初は小さいものを動かす程度だった力が徐々に洗練されて、空を飛べるようになったり、いろんなものを意のままに動かせるようになったりする。男子高校生なわけだから、スカートめくりで満足してないで、もっとエッチな方向にでも突き進めばよかったのに。あんまりエスカレートするのも何だけど(笑)それか、家庭環境を根本から変えるような何かもアイデア次第でできたはず。なのに、アンドリューくんは相当なおバカさんなんだな、これが。
暗い背景を持つアンドリューが暴走するわけだけど、いとこのマットはそれを止められない。
大友克洋の『AKIRA』(1988)に影響されているとジョシュ・トランク監督は明言しているらしいけど、そのまま。
後半、アンドリューが暴れまくるシーンは、重いシーンのはずなのにコミカルに見えてしまう。というわけで、見方が難しい作品。自らの暴走を止められない主人公に感情移入するのも難しいし、かといっておバカなノリでもないので。
ただ、そもそも超能力の原因となった謎の物体のことが置き去りにされていたのは、むしろ好感が持てた。あれは謎のままでいい。
あとは、超能力を楽しんでいるときの映像が単純に面白い。
能力を使ったりすると鼻血が出るってのは、超能力もののお約束だな。実は、懐かしくなって『フューリー』(1978)も観直そうと思っている。超能力もので鼻血っていえば、『フューリー』だよな。
アンドリュー役のデイン・デハーンが良い。綺麗な顔立ちに陰のある雰囲気。若いころのディカプリオに似ているが、より美形。これからに期待。っていうか、けっこう歳いってるんだな。

『パシフィック・リム』(2013)
ギレルモ・デル・トロ監督作品ということで期待していたのだけど、なんじゃこりゃ。これ何て『アルマゲドン』?みたいな。
怪獣もロボットも造形や設定に光るものなし、途中で脈絡なく日本語の会話が挟まれたり、菊地凛子の演技が萌え系アニメのヒロインみたいな上目遣い全開みたいな感じだったり、凸凹科学者コンビのくだりとか、なんかこうバタバタしていて集中して観られなかった。というか、監督の自己満足作品としか思えない。純粋にそうでないなら、ハリウッドにずいぶんと横槍を入れられたか。
期待していた分、ずっこけた感じか。自分は楽しめるんじゃないかと思っていたのだけど……
怪獣ものやロボットものの文化が無い国に生まれていたら、それなりに衝撃だったのかもしれないが、十分すぎるくらいに見てきた自分にとっては、特筆すべき点なし。
怪獣ものはすでに存在するし、巨大ロボットものをハリウッドで実写で作ったという一点でいえば、評価できるのかもしれないが。監督は子供向けに作ったのかなぁ、童心に返って作ったらこうなっただけなのかなぁ。
好きな監督だけに、評価できないのが残念だ。
怪獣や巨大ロボットや日本文化が好きで、そこに近づきたいという意欲は感じられるのだけど。
一般的な評価を見ると、低い評価は少ないので、私には合わなかったというべきか。

とりあえず4作品分。
近々まだ観る予定なので、観たらまた記事にしようと思う。
posted by nbm at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月26日

2015年5月9日からの地震メモ

2015年5月9日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2015年5月10日 22時39分頃 群馬県南部 M3.0 ごく浅い 最大震度2
2015年5月11日 3時16分頃 栃木県北部 M3.0 深さ約10km 最大震度2
2015年5月12日 19時32分頃 千葉県南部 M3.5 深さ約40km 最大震度1
2015年5月13日 22時45分頃 茨城県北部 M4.2 深さ約50km 最大震度3 (当地 震度1)
2015年5月14日 6時17分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約30km 最大震度1
2015年5月15日 4時11分頃 茨城県沖 M3.7 深さ約40km 最大震度1
2015年5月15日 17時25分頃 茨城県南部 M2.9 深さ約50km 最大震度1
2015年5月16日 2時30分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度1
2015年5月17日 10時47分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約60km 最大震度1
2015年5月18日 1時33分頃 東海道南方沖 M4.6 深さ約10km 最大震度1
2015年5月19日 6時5分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約10km 最大震度3
2015年5月19日 6時7分頃 茨城県北部 M3.3 深さ約10km 最大震度1
2015年5月19日 15時13分頃 新島・神津島近海 M3.9 深さ約10km 最大震度3
2015年5月20日 19時6分頃 茨城県沖 M3.8 深さ約10km 最大震度1
2015年5月20日 22時7分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約30km 最大震度3
2015年5月21日 1時25分頃 千葉県北西部 M3.5 深さ約80km 最大震度1
2015年5月21日 4時8分頃 群馬県北部 M2.6 ごく浅い 最大震度1
2015年5月24日 6時41分頃 千葉県東方沖 M4.1 深さ約10km 最大震度2
2015年5月24日 20時59分頃 東京湾 M2.9 深さ約30km 最大震度2
2015年5月25日 10時5分頃 千葉県東方沖 M3.6 深さ約10km 最大震度1
2015年5月25日 14時28分頃 埼玉県北部 M5.5 深さ約60km 最大震度5弱 (当地 震度3)
2015年5月26日 8時41分頃 茨城県北部 M3.5 深さ約100km 最大震度1

関東の地震活動は、平常よりも少し活発な印象。
昨日25日の埼玉県北部震源の地震について、特に宏観現象的なものは見当たりませんでした。
しいていえば、数日前から光学現象がいくつか報告されていたくらい。

うちの方では、縦揺れがドンッと来て横揺れが始まってしばらくしてから緊急地震速報の「ギュインギュイン」が鳴りました。ちょうどPCもテレビも消していたので、そちらはわかりませんが。おせぇよ。直下型で震源が近ければ仕方ないことなのですが。
今朝のある番組では、四谷のお天気カメラの映像から、揺れの1秒前に緊急地震速報が流れたと言ってましたが、うちの方では揺れてから緊急地震速報が鳴るまで5秒以上あったような。
大雑把に言って、震源地の加須市牛窪からうちまで60kmほどで、四谷はうちから20kmくらい先。
四谷の方が震源地から遠いのに、緊急地震速報が早いのか? それとも、メディアの差なのか?
気象庁のページで調べてみたところ、今回の緊急地震速報が発表された時刻は「14時28分32.0秒」。私の携帯電話の緊急地震速報のメールの到着時刻は「14時28分35秒」になってました。3秒遅い。
緊急地震速報は、最大震度5以上が予想される場合に、震度4以上の揺れが予想される地域に発表されます。この地域というのは、全国を約200に分割したもので、例えば埼玉県なら「北部」「南部」「秩父」と3つに分けられています。
細かいことを言っても意味が無いのですが、ちょっと気になったので調べたまで。
実際、揺れる前に緊急地震速報が鳴ろうが、数秒では何もできませんし。心構えができるくらいで。
海洋性や東日本大震災クラスの広域が大きく揺れる地震なら、数十秒くらい余裕があることもあるかもしれませんが、それにしたってできることはほとんどなく。せいぜい身の安全を図ることとか、出口を確保するとか、それくらいではないでしょうか。
ちなみに、結果的な揺れの大きさから考えると、新宿区は震度4で当地は震度3でした。地震発生当初、埼玉県南部というくくりでは震度4の地域に入っています。地質の違いなどあるでしょうが、不思議。

神奈川県西部震源だけを以下に抜き出しました。
2015年5月10日 17時0分頃 神奈川県西部 M2.2 ごく浅い 最大震度1
2015年5月10日 17時53分頃 神奈川県西部 M2.0 ごく浅い 最大震度1
2015年5月10日 18時7分頃 神奈川県西部 M3.1 ごく浅い 最大震度2
2015年5月10日 18時15分頃 神奈川県西部 M1.9 ごく浅い 最大震度1
2015年5月10日 18時22分頃 神奈川県西部 M1.4 ごく浅い 最大震度1
2015年5月10日 19時39分頃 神奈川県西部 M2.3 ごく浅い 最大震度1
2015年5月11日 14時15分頃 神奈川県西部 M1.3 ごく浅い 最大震度1
2015年5月12日 14時3分頃 神奈川県西部 M2.1 ごく浅い 最大震度1
2015年5月15日 11時47分頃 神奈川県西部 M2.4 ごく浅い 最大震度1
2015年5月15日 14時2分頃 神奈川県西部 M2.6 深さ約10km 最大震度1
2015年5月15日 14時3分頃 神奈川県西部 M2.7 ごく浅い 最大震度1
2015年5月15日 20時25分頃 神奈川県西部 M1.9 ごく浅い 最大震度1
2015年5月18日 11時51分頃 神奈川県西部 M2.7 ごく浅い 最大震度1

箱根を中心にした神奈川県西部は、有感地震の回数を見る限りでは小康状態に入ったように見えます。
無感地震を含めた日別の地震数も500回を超えていた15日をピークに昨日は50回に満たなくなっているようです。
が、数日ごとに強弱を繰り返しているような感じなので、収束したとは言えないと思います。


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2015年5月13日 6時12分頃 宮城県沖 M6.8 深さ約50km 最大震度5強 (当地 震度1)
2015年5月15日 12時30分頃 福島県沖 M5.1 深さ約50km 最大震度4
2015年5月22日 22時28分頃 奄美大島近海 M5.1 深さ約20km 最大震度5弱
2015年5月25日 14時28分頃 埼玉県北部 M5.5 深さ約60km 最大震度5弱 (当地 震度3)

しばらくは大きめの地震が少ない状態が続いていましたが、2週間くらいの内にこのクラスが4回というのは少し多いかも。

海外の主な地震。
2015年5月12日 16時5分頃 ネパール M7.4

火山といい地震といい、やはり活発化しているように思われます。
数日は暑い日が続きますし、まだ余震などもあるかもしれませんので、ご注意を。
posted by nbm at 12:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月25日

毒物と遺物

CA3I2340.jpg

お休みの日、午後からちょろっと出かける場所を考えた。
そんなに遠くには行けないし……そうしたら、またも植物園になってしまった(笑)

東京都薬用植物園。
西武拝島線の東大和市駅の駅前にある。でも、住所は小平市。入場無料。
サイトを見ると、ケシが咲いているというので、それを観に。

距離的にはけっこうあるのだが、知り合いも多く住んでいて、行き慣れているエリアなので近い気がする。
道々、西武線の踏切を何本も越える。西武池袋線と西武新宿線はまだわかるが、西武多摩湖線・西武国分寺線・西武拝島線と、この辺りは西武線が複雑に走っている。しかも、踏切の待ち時間が長い。

東京都薬用植物園は、東京都健康安全研究センターに属している。薬用植物を収集・栽培しつつ、危険ドラッグや健康食品の指導・取締りのための植物鑑別や調査研究、薬用植物の正しい知識の普及を行っている。
要するに、食用はもちろん、薬用植物や毒性のある植物が栽培されている場所だ。
行ってみたら、思っていたよりも広く、ひとつひとつの植物について説明を読んでいると時間がかかる。着いたのがもう午後遅い時刻だったので、じっくり観ている時間がなかったのが残念。

入り口から正面に温室が見える。まずはここから。

CA3I2259.jpg

なんといっても、ヒスイカズラが観られたのが嬉しかった。以前に、板橋区熱帯環境植物館に行ったとき、季節外れで観ることができなかったので、どこかで観たいとは思っていたが、まさかここで出会えるとは。
他の場所だともっと早い時期に咲いているようなので、ここはずいぶんと遅いな。施設によって、咲く時期がバラバラなよう。探せば、まだ観られるところもありそう。
ブーゲンビリアのアーチも綺麗だったし、白い蕾が開くと赤い部分が出てくるゲンペイクサギとか、仏教説話に出てくる黄色い花ムユウジュ(無憂樹)とか、1日の内で花色が白から赤へと変化するシクンシとか、花を付けているものも多い。
カカオの実が生っていたが、種実油が座薬の基財になるという説明が。つまりカカオバターってことか。常温で固体のものが体温で溶ける性質が向いているわけね。
毒性の強い植物も数多くあるが、ウパスという樹液が矢毒に使われる木などが面白い。
トウシキミ(ダイウイキョウ)は、インフルエンザ治療薬タミフルの成分になるとのことで、こいつが幻覚を見せるヤツだなと興味深く鑑賞。って、これ、八角なのか。といっても、八角は直接インフルエンザに効くわけではないらしい。近縁種のシキミは有毒でイボ取りなどの民間療法に使われるというのは知っていたけれど、毒と薬というのは本当に紙一重だなと思う。スパイスに使われる八角は毒性が無く、よく似ているシキミの実は劇薬指定されるほどの猛毒とのこと。
他にも、食用と毒性の強いものの見分け方について、様々な例が東京都薬用植物園のサイトに載っているので、興味のある方はご覧になってみては。
小さくて足元にあるので見落としそうになったけど、面白かったのはパラシュート・プランツ。本当にパラシュートの形をしている。

CA3I2290.jpg

んで、温室の端っこには「青いケシ」の鉢がひとつだけ。ガラス越しに観ることができる。

CA3I2293.jpg


温室の裏側は、樹木のエリア。今回は時間がないので、ほとんど素通り。
ハナイカダなんて面白いものもある。葉の上に小さな花が咲いていて、イカダに乗っているように見えるってことなんだろう。
ロックガーデンと名付けられた岩場のエリアがいくつもあり、岩場に生える草木がたくさんある。

有毒植物は有毒植物で集められている。
私が好きな花、クレマチスにも毒があるとは知らなかった。
ケシ類でもポピーとか普通に栽培できる種は、花壇にたくさん咲いていた。
ケシはどこかと思えば、一角が厳重にフェンスで囲われているのを発見。二重のフェンスに囲われて、出入口には南京錠、ものものしい雰囲気の向こうに咲いていた。時期がちと早かったのか、多くは咲いていない。
麻薬になる一方で、モルヒネともなり、多くの方の苦痛を和らげる役目を負ってもいるわけで、複雑な思いで見守る。
悪名高いジギタリスも美しい紫色の花をつけている。今回の記事の先頭の写真がジギタリス。蚊取り線香の元となる除虫菊も可憐な白い花を咲かせていた。
小さな池もあり水生植物もあるのだが、ここのスイレンはまだ咲いていなかった。小さな瓶のジュンサイに笑う。

もう閉園時間となってしまい、出口に急ぐと、手前にモニタリングポストが置いてあった。そういえば、間近に見るのは初めてだ。
調べてみると、都内に設置されている8ヶ所のうちのひとつ。福島の事故以前には新宿区百人町の健康安全研究センター内にしかなかったらしい。もしかしたら、他にも民間で設置している所もあるのかもしれないが。

時間がなかったため、資料館の中などは見ることができなかった。
もう少しゆっくりと時間をかけて見るために、また訪ねたいと思う。

さて、ここまで来たからには、目的地がもうひとつ。
ひと駅分移動して玉川上水駅近くの東大和南公園へ。
何の変哲もない公園なのだけど、ここには戦時中の遺物があるのだ。
それを知ったのは、『東京幻風景』(丸田祥三 写真と文)という写真集でだった。(過去記事→あなたと私の知らない世界
旧日立航空機立川変電所跡。
裏側から向かうと、大きなガイシなどが地面に刺さったまま。変電所の建物の裏手には大木が植わっている。これらは当時のまま育って大きくなったのだろう。なにせ、戦後70年以上が経過しているわけだから。表側には、花壇が作られているのだが、その中になぜかポツンとひとつだけ小型機のプロペラが置かれている。
当時、航空機のエンジンを作る広大な軍需工場があり、そこに電力を供給していた設備の一部が遺されている。
昭和20年、機銃掃射や爆撃で3度にわたって攻撃されたというこの場所で、110余名も亡くなっているといい、片隅には慰霊碑も設置されている。建物には、至る所に弾痕や爆撃の跡が生々しく残っていて、そこだけ異空間になっている。
この建物の前は綺麗に整備されているため、子供たちがスケートボードや自転車で走り回っていて、すごくシュールな風景だ。彼らは、遊びながらこの建物をどう見ているのだろうな。あまり気にかけた様子もないけど、彼らにしてみればあまりにも日常的な光景で深く考えたりしないのかもしれない。
外国人らしき一団がすぐ近くでピクニックのようにシートを広げて座り、アコースティックギターを引きながら何か歌っている。米軍が使っていたこともある土地柄だから、外国人の住人も多いのかもしれない。この歌声がまた一段とシュールさを増していた。

CA3I2373.jpg
posted by nbm at 14:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月21日

♪都〜が〜やってる〜

CA3I2206.jpg

珍しく平日にダンナさんがお休みとなり、どこかへお出かけしようと言う。さて、どこに行こうか。
ということで、またまた近場で神代植物公園に遊びに行ってきた。以前から近辺はよく通るものの、中に入ったことがなく、一度観てみたいねと行っていた所だったので、植物公園を観て蕎麦でも食べてこようという魂胆だ。

新しく道が整備され、ほとんど一本道のような感覚で行くことができるようになった。中央高速にも出やすくなったってことだ。いつも調布インターとの行き来に難儀していたので。
深大寺界隈に到着したのは昼の1時を過ぎていたのだが、目当ての蕎麦屋は長蛇の列で、行列が嫌いなダンナさんには耐え切れないなと思い、第2候補に行ってみるもそこも行列。第3候補はちと離れているので、そこならどうかと行ってみたら、なんと店休日だった……それならと、車を駐車場に停めて、深大寺そばの茶屋風の店舗を目指してみる。
こちらは難なく入店できた。ダンナさんはシンプルに二八のもりそば。私もここに来るまではもりそばを食べようと思っていたのに、誘惑に負けてぶっかけそばを頼んでしまった。それなりにおいしかったんだけど、好みより少し固めのゆで具合だったことと割高感があって、次回は第1候補だった店で食べたいと思った。
雑木林の中でオープンエアの店だったのに、虫がいないのが不思議だったな。

2大目的のひとつをクリアし、お腹も落ち着いたことだし、植物公園へ。
残念なことに、ただいま大温室は改装工事中とのことで入れず。今、見頃を迎えているのはバラ。バラフェスタの真っ最中で、平日だというのにけっこうな人数のお客さんがいる。平均年齢が高い(笑)

深大寺側の入り口から入り、手前のゾーンからゆっくり観てまわる。まずは小さな橋を越えて「つばき・さざんか園」「さるすべり・ざくろ園」「うめ園」のゾーン。花はほとんど咲いていないが、つばき類は品種の多さに驚く。みんな違う名前がついている。うめには青梅が生っている。さるすべりの木は木肌がつるつるしていて、そりゃあサルも滑るわと納得。枝ぶりが複雑で面白い。
「竹・笹園」には、これまた多くの種類が並ぶ。ここで衝撃の事実を知る。竹と笹との違いを解説してあるプレートがあったのだが、北海道には笹はあっても竹は無いらしい。北海道というところは、本州以南と生態系が違うことを耳にすることがあるが、竹も無かったのか。ちなみに、調べてみたら沖縄にも竹はないそうで。
どこからを帰化植物とするのかという点を考えるのは難しいといつも思うのだが、竹はほぼ帰化植物だとのことで、大陸からやってきて日本に広まったけれど、海を越えられずに北海道や沖縄には到達しなかったということだよね。今現在、竹は「日本的」なものだというイメージが強いけれど、「アジア的」なイメージももちろんある。日本に入ってきて独自の使われ方をしていて、生活に密着しているので、帰化植物だなどと考えもしなかった。うちにだって竹製のものはある。笊はもちろん、団扇に熊手とか。タケノコだってよく食べるし。竹にはお世話になっているな。

橋を戻って「かえで園」。グリーンのかえでも日に透けて綺麗だ。中にはなぜか紅葉しているものもある。調べてみると、「春もみじ」と呼ばれる現象があって、葉緑素が不十分な春の新芽が赤く見えることがあるのだそうだ。
ここからしばらくは背の高い樹木が立ち並ぶエリア。木肌がオレンジ色の木を見つける。バクチノキというらしい。由来を調べてみたところ、博打で身ぐるみ剥がされる様から名付けられたらしい。樹皮が剥がれてオレンジ色の肌が見えているからな。
デカイかえでのような葉のモミジバフウ。やはりでかい葉のホオノキ。これが朴葉か。朴葉寿司とか朴葉焼きとか聞いたことがあるけど、この葉っぱだね。
だだっ広い芝生公園の中央には、背の高いシロガネヨシの一群が。別名・パンパスグラス。丈は3mくらいはあるだろうか。ススキのお化けみたいな感じ。南米のパンパスに生えてるんだね。
芝生広場の片隅には小さな蓮池がたくさん並んでいる。まだ花の時期にはちょっと早い。これまた種類がたくさん。古代蓮もあれば、不忍池斑蓮もある。不思議な蝶が蓮池に佇んでいるのを発見。茶色くて枯れ葉の形をしている。調べてみると、コノマチョウの仲間のようだ。
赤いブラシのようなブラシノキ。これは以前にたしかズーラシアで見たことがある。それから、近所のお宅の庭先でも見かけて、一般的にも育てられているのを知った。小さく白いサラサウツギの花が可憐だ。これは見たことがない。
正門近くの植物会館では食虫植物がお出迎え。奥では、バラの展示会が開かれていた。少し除くと、バラ盆栽が置いてあった。これはかわいい。盆栽のバラは初めて見た。
ガーデンビューローでは、様々な植物を購入することができる。お値段も手頃な感じ。家の近くのホームセンターなどでみるものとは一味違うものばかり。花の好きな義母におみやげをとも考えたが、そういえば今週末は遅い母の日でゴージャスな花束をあげることになっている。ということで、また今度ね。
「つつじ園」も品種のことなるつつじでいっぱい。花の咲く季節なら壮観だと思う。その横に池があるのだが、奥の方にはスイレンが咲いていた。熱帯性のスイレンは茎が水の上まで伸びるのだそうで、水の上に浮かんでいるように見えるスイレンは温帯性なのだそうだ。水面から茎を伸ばして咲くのはハスだと思い込んでいたので、またひとつ勉強になった。まだ花は少ないが、水辺に居るだけでゆったりした気持ちになる。スイレンの葉の間に潜んでいた亀が、だるまさんがころんだのように時折顔を出し出し近づいてくる。「何?なんかあるの?」みたいに。結局エサをもらえるわけでもないのかと悟ると、途中で「なぁんだ」とばかりに引き返して行ってしまった。
「針葉樹林」を抜けると「ぼたん・しゃくやく園」だ。芍薬は、花のついているものもある。ゴージャスな花だな。
さて、ようやく最後に、今メインの「ばら園」に辿り着く。先に「野生種・オールドローズ園」を観ていたので、「あれ?こんなもの?しょぼくない?」と思っていたら、その横に広大な「ばら園」が広がっていた。噴水を中心に、ありとあらゆるバラがそれを取り囲んでいる。片側のベンチが並んでいるサイドは、壁にもつるバラが這っている。これは壮観だ。あたりはバラの香りに包まれている。たまたま奥の大温室が工事中のため、工事用フェンスで景観が損なわれているが、大温室ができたら、一段と綺麗に見えることだろう。
どれだけの数の品種が並んでいるのか。ひとつひとつのプレートを見ながら進むと、気づいたことがある。これは綺麗だなと思うものはほとんどが日本の品種。他にドイツ・フランス・イギリスなどがある中、なぜか目につくのは日本の品種ばかりだった。やはり、繊細な色使いやグラデーションが多く、そういった点に目がいってしまうのだろう。好みの問題であるとは思うのだが。
実は、花は好きだが、バラは好きではない。いかにもという存在感が好みでないし、正直なところきつい匂いも好きになれなくて。だから、花束を人に贈るのは大好きなのだけど、滅多にバラは使わない。でも、世にバラが好きな人はたくさんいると思うし、バラフェスタはそんな人が集まっていたのだと思う。見るだけでなく、育てたり、活けたり、盆栽にしたり、香りを抽出したり、写真に撮っている人もたくさんいた。それだけ魅力のある花なのだとは思う。
ばら園横には長い藤棚があって、これもその時期には見事だったのだろうなと想像。

本当は、少し離れていて城跡がある水生植物園(無料エリア)にも行こうと思っていたのだが、時間がなくなってしまった。他に、植物多様性センターという施設もあり、こちらにも展示があるよう。
神代植物公園は都立の公園で、元々は街路樹などの苗を育てていた場所だったらしい。それが整備されて都内唯一の植物公園として開園したのが1961年。古くは、隣に位置している深大寺の土地だったようだが。
時折、頭上を調布飛行場発着の飛行機が飛んで行く。
季節ごとに楽しめるものが違うのが植物園の良い所。大温室の工事が終了するのは平成28年春らしいので、また別の季節に行ってみたいと思う。
posted by nbm at 14:56| Comment(4) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月18日

三行でたのむ

先日の美術展はしごの後半戦。

乃木坂の国立新美術館を後にして渋谷へ向かう。
実は、時刻はもう午後3時近くなっていて、かなりお腹が空いていた。
が、美術館内のカフェは大行列しているし、周辺にも何もないので、渋谷に出てから食べようと思う。
とにかくすごくお腹がすいたので、早くガッツリ食べたくて、立ち食い蕎麦屋に入る。店に入ったときに他にお客さんがいなかったのを幸いにかけそばとミニかつ丼のセットを注文してモグモグしていると、後から男性のお客さんが一人入ってきて、私を見て戦いていた。ちょうど入り口から死角になっていて見えなかった所に人が居たと驚いたのか、女性ひとりでガツガツ食っているのに驚いたのか(笑)
一人で出かけるときには食べることに無頓着になりがちだ。食べるのが面倒で食べないことさえある。一人で食べるのは間が持たなくて好きじゃないから、食べたらすぐに店を出るのが常だ。
せっかくの外食の機会なのだからと事前に目的地近辺の美味しそうなお店を探していくこともないことはないのだが、大体は蕎麦屋かイートインみたいな寿司屋とかになってしまう。でなければ、テキトーにファミレス系で洋食とか。ダンナさんのアレルギーや好みがあって普段は食べることができないエビ・カニ類やきのこ類のメニューを選ぶのもひとつの手だ。デザートとコーヒーだけという時もある。何にしろ、3食毎日作っている立場からすると、「他の誰かが作ってくれた」というだけでありがたい。普段、カロリーや栄養バランスを計算した食事を続けていると、たまの外食はジャンクになりがちで、それが楽しみでもある。
というわけで、今回は大汗をかきながら、立ち食い蕎麦屋で食す。私の食いっぷりに、店員さんも「またどうぞ」と声をかけてくれる(笑)

さて、お腹も落ち着いたことだし、このままギャラリーに向かってもよいのだけれど、少し汗を落ち着かせたい。
せっかく渋谷に来たのだから、少しは流行りのファッションでも見ていくかと、数あるファストファッションの店のひとつに入ってみる。確かにお安いけど、この店は私のセンスには合わないな。
欲しいものはいくつもあるのだけど、渋谷はやはり若者向けの品揃えの店が多く、大人向けの店や商品が少ないと思う。前回、同じギャラリーを目指して渋谷に来たのは、忘れもしない去年のハロウィンだった。そのときも渋谷はかなり久々だったから風景が変わっていたのだが、無印良品の大型店舗ができているのを発見して気に入ったので、そこは覗いてみる。
んじゃ、そろそろ本題のギャラリーに。

2度めなので、そこがどういう場所なのか把握している。
エレベーターを降りると、そこは玄関。靴を脱いで上がり、500円を支払って小さなバッジを受け取る。これはドリンクの引き換え用だ。で、好きなタイミングでカウンターでドリンク(お酒も可)を注文し、飲みながら鑑賞できるという仕組み。
外は暑くて、すでに朝からペットボトル2本分は飲んでいたのだが、喉が乾いていたので、駆けつけでアイスコーヒーを頼みゴクゴク。一息ついてから、やっと鑑賞に入る。

大好きな野又穫さんと、対照的なTAGAMIさんの二人展。
今回の野又作品は、懐かしいものが多く並んでいたのだが、見覚えのない作品がいくつか。
新作?には見えない。どうやら、初期の作品らしい。遠景に望む鉄橋とか、渋谷駅の地上を走る銀座線のような電車とアドバルーンとか、東京タワーらしきものとか、ずいぶんと人の存在を感じる作品だ。1995年作という古い作品ながら、逆に新しさを感じる。
野又作品といえば、人の姿が描かれることはほぼない。だからこそ、人類が消滅した世界のような独特の静謐な雰囲気が漂っているのだと思うのだけれど、近年は微妙に人の匂いを感じさせる作品が増えてきた印象を持っていたので、ぐるっとまわって元に戻ってきているという感じなのかもしれない。
今回、メインになっているのは、「Forthcoming places-6」という1996年の作品。日干し煉瓦で作られたかのようなベージュ色の2階建の上に大きくヨットの帆のようなものが掲げられている。風を受けて膨らんでいる帆を見ていると、風の音が聴こえてきそうな気がする。
ずっと昔に、とあるギャラリーで画集を購入し、たまたまいらした野又さんご本人がサインをしてくださったのだが、サインついでにサラサラとペン画を描いてくださった。それが、帆のついた建造物だったので、このシリーズの絵は私にはとても感慨深い。
物理的に考えたら、固定された建造物に帆をつけることは無意味であるどころか、風の力で逆に建造物を破壊する可能性だってあるわけで、つまりそこが「空想建築」たるゆえんなのだ。
描かれる空想建築の中には、実際に建造が可能であろう建物もあるにはあるが、実現できないであろうところに魅力があるといってもいい。
実は、幸運にも、たまたま野又さんの画集を手がけたという方とご一緒した。その画集は、建築家の方たちが好んで購入していったという話だった。服のデザインにデザイナーとパタンナーがいるように、建物にも見た目の設計を考える人とそれを実際に建造する人たちがいる。
例えば、これから建造される新国立競技場がいい例だ。デザイン・コンペティションを勝ち抜いたザハ・ハディド氏の描く競技場は優雅で美しいが、実際の建設には予算をはじめ様々な問題があり、実現するのが困難になっている。
実現できるか否かは置いておいて、魅力的な建造物というのは誰もが目指したいところなのだろう。

このギャラリーはこじんまりとしているので、スタッフの方ともお話ししながら鑑賞したりしていたのだが、半ひきこもりの専業主婦としては、まったく接点がないような前述の出版業界の紳士とお話しができたりして面白かった。
ギャラリーのスタッフの方は、とある芸術家のお嬢さんでご自身も芸術作品の創作活動をされているとのことで、これからチェックしようと思う。お父様の作品をWeb上で観たら、殊の外素晴らしく、個展があったらぜひ観てみたいと思った。

ギャラリーにはかなり長居をしてしまったが、いい加減帰るかと退散。
今の渋谷で私が惹かれる場所はあとはヒカリエだけなので、ヒカリエをぐるっと見て帰ろうと思う。
ちょっと前のこと。渋谷で、最近知りファンになったとある作家さんの展示があったのだが、情報を知ったのが終了前日で行くことができず残念に思っていた。
ヒカリエでエスカレーターを上がっていると、ポスターが目に入る。「ヒグチユウコ」の文字が!あれ?前回は渋谷でも違う場所だったけど、別の形でまた展示があるらしい。ラッキー!
たまたま最終日で、時刻はもう終了間近だったのだが、慌てて観に行く。10人合同展だったので、作品は少ししか飾られていなかったが、ご本人がサイン会をされていらした。隣のショップは大混雑。ポストカードくらい欲しかったけど、またの機会にしようと諦めた。大きなイカにかぶりつく猫がかわいかったのだけど。
図らずも、こうして3つの展覧会をはしごする日になってしまった。
もうお腹いっぱいだよ。
ヒカリエもこんなに上まで上がったことがなかったので、どうせなら一番上まで上ってみようとお上りさん。
最上階の11階には劇場が入っているが、コンビニがあったのに笑った。どうにも喉が渇く日だったので、ココナッツウォーターを購入して展望ロビーから眼下を眺めつつゴクゴク。これくらいの中途半端な高さの方が、「高さ」を感じるな。すごい景色が拝めるわりには人が少ない。穴場だな。夕暮れに浮かぶ新宿新都心のビル群を見ながら、一日の充実感がしみじみ。
さてと、そろそろ帰るかな。と、思いつつ、階下のフロアをぐるぐる周り、結局は遅くなってしまった。

ダンナさんに帰るメールをすると、しばらくして「お弁当買ってきたから、そのまま帰っておいで」と返事が帰ってくる。
一日遊び疲れて帰ってくるだろう私を見越して、自分も暑い中仕事をして疲れているだろうに面目ない。簡単なものを作ろうと考えていたのだが、お言葉に甘えて、夕食作りを免除してもらう。
家に辿り着くと、面白い話が待っていた。ダンナさんはお寿司を狙ってスーパーに買いに行ったらしいのだが、すでに売り切れ。そこで友人Mちゃんに遭遇。これこれこういう訳で買いに来たけど売り切れだったと話すと、「ごめん。最後の2つを私が買っちゃった」とのこと。譲ろうかと言ってもくれたそうだけど、ダンナさんは他のお弁当を見繕って買ってきてくれた。時間的に半額になってたからね。弁当争奪戦の相手が友達だったという……

はぁ、長い1日だった。
別に要らんことまで書かなくてもよいのだけど、なんとなく書きたい気分だったのでダラダラと。
本当に、短く簡潔にまとめるということができないな。
3行でまとめると……

3つの展覧会をはしごした。
思わぬ出会いがあって面白かった。
1日で済ませようと思うと無理がある。
タグ:野又穫
posted by nbm at 12:24| Comment(4) | TrackBack(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月16日

見えるもの・隠されたもの・見えなくしているもの

3日前のこと。
気の早い台風一過で関東地方は30度に迫る暑さになった。
暑いので陽の光を避けて、夕方涼しくなってから買い物にでかけようとマンションの階段を降りていると、階段途中の窓枠に何やら黒くて平べったい虫を発見!もしやG……しかし、それにしてはのっそりと動きが遅い。恐る恐る覗き込むと、クワガタだった。ちょっと気が早いんじゃないのか。まだ5月だというのに、急に暑くなると勘違いして出てくるやつがたまにいる。
部屋に取って返して、すでに帰ってきていたダンナさんに「クワガタがいる!」と報告。ダンナさんが捕獲した。小さなコクワガタ。ティッシュに砂糖水を含ませてあげると、そこにしがみついて離れない。
一晩うちに泊めて、翌日仲良しの小学生の男の子にあげた。

そして、一昨日も前日を凌ぐひどい暑さだったが、一人で都内に向かう。
美術展のはしごをするためだ。不思議なもので、興味のないものばかりをやっている時期と、好きな画家の美術展が重なる時期というのがある。今回は、重なっているパティーン。
まず、国立新美術館のマグリット展へ。私の中では、5本の指に入るくらい好きな画家だ。大規模な回顧展は13年ぶりだという。3月から開催されていたにもかかわらず、全然アンテナにひっかかっていなくて最近知った。もうひとつ行きたい展覧会が今週いっぱいくらいで終了してしまうので、合わせて行こうという魂胆だった。

国立新美術館は、「六本木にある」と紹介されることが多いが、直結しているのは乃木坂駅。六本木駅ではない。
当方が住む埼玉県西部地域からは、千代田線や日比谷線は出にくい路線という認識で六本木方面は行きにくかたのだが、副都心線のおかげで出やすくなったことに気付いた。
ちなみに、埼玉県は西側3分の1が秩父地方で、それを除いた3分の2を東部・西部・北部、それに南がなくて中央部という4つに分けて考えるため、埼玉県西部というのは埼玉県の中部で、尚且つ南側の部分を指す。
千代田線の乃木坂駅に出るためには、副都心線の明治神宮前駅で乗り換えできる。もうひとつの展覧会の場所は渋谷のため、副都心線に戻ってひと駅で渋谷というのも便利。帰りは渋谷から1本で帰れるし、山手線ほど混まないのもいい。大学進学や就職のときに、山手線を使わないで済む場所を選んでいたくらい山手線は好きじゃない路線だ。それに乗らなくて済むのだから、私にとってはありがたい。
もし、六本木駅に出るとしても、乗り換えの少なさで選ぶなら、副都心線が東横線に直通しているので、中目黒駅に出て日比谷線に乗り換えるという手もある。
他には大江戸線を使うという手もあり、一昔前に比べると、乗り換えの選択肢が増えているのを感じる。でも、もういい加減増えないよね? 地下鉄は。

そんなこんなで、乃木坂駅に到着。美術館より手前にまずチケット売り場がある。
昼近くになってしまったので、チケット売り場が混雑しているかもとちょっと心配だったが、平日のギリギリ午前中ということで並ばずにチケットをゲット。あまり行列しているようなら、どこかコンビニでチケットをゲットして行こうかと思ったが、公式サイトの混雑状況を見る限り大丈夫かなと判断した。
国立新美術館には、コレクションがなく常設展がない。ということは、常時企画展のみが開催されているということになる(公募展もあるけど)。企画展は人気のものになることが多いから、常に混んでいる美術館だということになるわけだ。そういう一風変わった美術館なので、チケット売り場は建物の外にある。
同時に、ルーヴル美術館展も開催しているので、2つの人気企画展をそれぞれ目指してくる人がいるということで、中には両方観るという人もいるのだろうけど、贅沢な2本立てだな。
公式サイトでフロアガイドを見る限り、この美術館は地上3階部分に7つの展示室があるのだが、それなら各展示室はそんなに大きな規模でもないのかと思っていたら、とんでもなく大きかった。
マグリット展だけでも約130点の展示。お腹いっぱいだよ。
今回はゴージャスに音声ガイドも借りることにした。”謎の山高帽の男”として石丸幹二さんの声が聴ける。解説のナレーションは、恒松あゆみさんだった。恒松あゆみさんは、アニメだと姉御肌のキャラを演じることが多い。『翠星のガルガンティア』の女海賊ラケージとか、『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』の女所長とかが印象的。連続テレビ小説『マッサン』では、エリーの日本語吹き替えをやっていたらしい。ドラマ観てないから知らないけど。こういった音声ガイドのお仕事はよくされているようだ。落ち着いていて聞き取りやすいお声。
音声ガイドのBGMには、サティをはじめそれっぽい器楽曲が流れる。音楽があると、より雰囲気が出るね。

回顧展ということで、時代を追って作品が展示されている。
食べるために書いていた商業デザイナー時代のポスターが印象的。レタリングや色使いなどいちいち美しい。
シュルレアリスムの時代になってくると、一般的に知られているマグリットらしい作品が出てくる。しかし、いろいろと「隠す」のが好きな人だな。顔に布を巻きつけたままキスをする恋人たち、切り絵の向こうに透けて見える暗闇など。
この時期のもので印象的だったのは、「火の時代」という作品。頭に羽飾りを付けたネイティブアメリカンが火を思わせる赤で描かれている。その手で火の玉を操っているようにも見える。以前に、自分がネイティブアメリカンの少年になったやけにリアルな夢を見たことがあるのだけれど、そのときに出てきた人物と似ている。そのときは、この絵の存在は知らなかったのだけれど。
段々と、言葉とイメージについての考えに取り憑かれたマグリットは、作品中に言葉を書き入れたり、与えられたお題に解答する形式で絵を描いたりするようになる。作品に付けられているタイトルも凝ったものになっていくのだが、「呪い」は秀逸。雲の浮かぶ綺麗な青空を描いた作品だ。
次第に画家として成功し始めた頃のマグリットは、だまし絵的な作品を多く描いている。人の身体とか、見えるものに対する認識について、あらためて問われている感じがする。
戦時中には、ルノワールのような明るく優しい色合いの作品を描いて、戦争の悲惨さに抗おうとしていたらしいのだが、「禁じられた世界」というソファに横たわる人魚のような女性を描いた作品が素晴らしく美しい。
マグリットといえば、最初にイメージするのは「大家族」という人も多いと思う。嵐が来そうな暗く不穏な海辺に翼を広げて浮かぶ巨大な鳥は、白い雲が浮かぶ青空として描かれている。宇都宮美術館所蔵と知ってびっくり。調べてみると、20世紀以降の作品を集めているそうで、面白そうな企画展をやっているときにでも、一度出かけてみようかと思う。
昼間の青空の下に夜の町並みが描かれた「光の帝国U」も確かに素晴らしいし、山高帽の男たちが雨のように降っている「ゴルコンダ」や傘の上にコップの水が載っている「ヘーゲルの休日」もユニークで楽しいのだが、「旅の想い出」という作品が心に残る。手前にはコートを着た友人が佇み、その足元にはライオン、背後にテーブルがあり、蝋燭が灯る燭台が載っている。背景には断崖に囲まれた城塞のようなものが描かれた絵。でも、それらすべてが床や壁も含めて”石”として描かれている。その中にあって、そっと灯っている蝋燭の淡い光が美しい。今回の展覧会で、なぜか一番心に残る1枚となった。
代表作のひとつ「ピレネーの城」は、これから巡回する京都展でのみ観られるという話。東京展では、同じ空中浮揚岩系の「現実の感覚」があったからよしとするか。逆に、東京展のみでしか観られない作品もあるかもね。その辺が公式サイトなどでは明確にアナウンスされていないが、これ重要だよね? 会期中の展示替えもあったようなのだけど、そういったことはもっと大々的にお知らせしてもらいたいものだ。

作品に添えられた解説文やマグリットの言葉を読んでいると、次第に現実から離れていくような感覚に陥っていく。
途中、休憩室で映像を観ることができた。度々作品の中に登場する妻ジョルジェットとの仲睦まじい映像が観られる。楽しそうだ。この映像を観ることで、脳が溶けかかったような感覚もリセットされて、リフレッシュして次からの作品を鑑賞することができた。
そうそう、館内はとても寒い。ミニブランケットのような羽織ものを貸してくれるようなのだが、これから行かれる方は羽織るものを持っていくのが吉。私は、薄手の長袖ブラウスを着ていたのだが、途中から麻ストールを纏って鑑賞した。でも、外気の暑さが半端無くて汗をかいた身体は冷えきってしまい、肩が冷たくなって痛みが出てしまった(いまだ週2でリハビリ中)。ご注意を。

私たちは常に、見えるものによって隠されたものを見たいと願っています。隠されたものと、見えることが私たちに見えなくしているものに関心があるのです。

マグリットの言葉。何を言っているのかよくわからないが、常に記号論のようなことを考えていたのではないかと思う。認識の問題についてとか。
私にとってのマグリットの魅力は、”明快さ”なんだと思う。難しいことを考えて、言葉にすると表現しきれないものを絵画にすることでわかりやすく伝えてくれる感じ。で、私が受け取ったその感覚を言葉にして伝えるというのは土台無理な話なのだ。

国立新美術館は初めてだったので、内部や外回りをぐるっと。外から見る曲線的なガラスも美しいのだけれど、中がまたアリの巣のようなカフェがあったりして楽しい空間。
地下のミュージアムショップなどでは、一風変わった東京みやげが置いてある。これまた芸術品を見ているみたいで面白い。
ちなみに、設計は黒川紀章。

さて、もうひとつの展覧会他の話は、長くなったので、また次回にでも。
posted by nbm at 12:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月11日

巨大なコックがお出迎え

3つの公園をはしごした日の翌日、ダンナさんの提案により合羽橋へ。
しばらく前からマグカップを探していたのだが、近隣の店ではなかなか欲しいものが置いてなくて、それならいっそ合羽橋へということになったわけで。
帰りの荷物を考えると、車で行くのがよいと判断して、車で向かう。

うちでは、食器を白一色か白地に青色を使ったもの、もしくは青磁に限定している。
食卓に並べた時に多色使いでガチャガチャするのが好きでないからだ。
私は粗雑なもので、食器を欠いてしまうことが多く、買い替えのきくものだとありがたい。そういうわけで、お値段も安いに越したことはない。
近年、マグカップは無印良品のものを愛用していたのだが、気に入っていた形を最近店頭でみかけなくなってしまった。今はもう販売していないようだ。
下までストンと真っ直ぐな形状がいい。下がすぼまっているのは不安定だし、上が広がっているものは中身が冷めやすい。容量は大きすぎず小さすぎず、洗うときに底まで手が届く程度に細すぎないもの。そして、口を付ける部分があまり厚くないもの。全体が白くなくてもよいのだけれど、内側が白いものに限る。
無印良品でみかけなくなってから、色々な店を覗いてみるのだけれど、「コレだ!」というものに出会えないでいた。
そんな話をしていたところ、ダンナさんがコッソリ調べてくれて、「いっそのこと合羽橋に行ってみない?」と。白食器専門のお店があるとのこと。

連休中となると、都内は車が空いている。スイスイ走ってストレスなく到着。
連休中ということで、半分くらいはシャッターを下ろしていたが、そういう店は一般客には販売していないのかもしれない。
開いている店は一般客も受け入れている店のようで、逆にわかりやすかったかもしれない。それでも不用意に店に入ると「何が欲しいの?」と即座に問われることもあり、ちょっと注意が必要だ。逆に、一般客大歓迎みたいなお店もあり、そういうお店は接客がすごく丁寧だった。
事前に駐車場を調べていなかったので、アーケードに近いところやパーキングメーター前は満車状態。少し離れた路地裏にようやく空いている所を見つけて駐車。考えてみれば、私達と同様にみんな荷物になることを考えて車で来ているんだな。
スカイツリーからも程近い地域。空いた土地を有効に活用するために、小さな土地でも積極的に有料駐車場を増やしているというニュースを見たことがあったから、探せば小さな駐車場がそこここにあるだろうと思っていたけれど、やはりあった。間口の狭い家を取り壊したような小さなスペースが2台分の駐車場になっていた。

私は、合羽橋は初体験。
ダンナさんは合羽橋に古い知り合いが住んでいるのだが、夜にしか来たことがなく、昼間に合羽橋道具街を歩くのは同じく初体験だった。
食器やキッチン用品をはじめ、いろんな専門店があって面白い。テレビでよく取り上げられる食品サンプルのお店は大混雑している。外国人のお客さんもたくさん。

ぶらぶらと見ながら、当初の目的だった白食器専門店へ。道々いろいろと見てきたが、やはりここで間違いない。ダンナさんの見立ては確かだった。
まずは自分たち用。ダンナさんはフタ付きのマグカップを所望。私はそれよりも気持ち大きくて口がほんの少し広がっているタイプが持ちやすくて気に入ってそれに。フタ付きは使ってみるとティーバッグ紅茶に便利で、私にも買ってくればよかったと少し後悔。フタをしていると冷めにくくもあるらしい。双方ともに、今までのものよりも少しだけ小ぶり。容量は、300ml弱といった程度。
最近、どういうわけか来客が多く、お客さんが来た時のカップにも困っていたため、マグカップをいくつか買い込んだ。うちに来るお客といえば、コーヒーをガバガバ飲むような人ばかりだから、お上品なソーサー付きカップは要らない。
底が平で広くて取ってが付いたカフェオレ用カップもスープカップ用に購入。甥が来ては夕食を食べていくことが増えたので、甥の分も。
ついでに、サラダボウルも購入。これも底が平らで広いタイプで安定感がよい。以来、毎日使っている。サラダだけでなく何にでも使えて便利。

一番の目的はマグカップだったが、見まわっているうちにあれもこれも欲しくなる。
もうひとつ欲しかったのは蕎麦や丼ものなどにつかう丼だったのだが、これは今ひとつ気に入ったものが探せなかった。帰ってきてから、ついでにその足で近所の雑貨店に行き、前々から目をつけていたものを購入。

他にも、様々なものを買い込んできた。
陶器製のコーヒードリッパー。
近所でも売っているのだけれど、勢いで買ってしまう。
プラスティック製のものを使っていたのだが、なんだか最近プラスティック臭さが出てきてしまったような。においのしない陶器製が欲しかった。3つ穴のものがあったので、それにしてみる。
落ちるのが早い分、コーヒーが薄まったりしないかと思ったが、大丈夫。とても美味しく淹れることができるようになって満足。

醤油差し。
キッコーマンの醤油さしをそのまま使っていたのだが、垂れて仕方がないとダンナさんに不評。
江戸硝子のすり口のものが欲しいと思っていた。近所で売っているのだが、ダンナさんに実物を見てもらったのが初めてだったので、同意を得て購入。
垂れないし、デザインもかわいいし、満足。

バターがカットできるバターケース。
以前に使っていたバターケースは、縦横に切り込みのあるガイドがあって、そこに合わせて包丁を入れて切るタイプだったのだが、切りにくくて使わなくなってしまった。
料理でバターを使うごとに包丁で切って使っていたので、金属のカッターが付いているケースが欲しかったのだが、なんだか割高感があり躊躇していた。
それが、店頭のワゴンで1000円もしなかったので、「これは買いだ!」と購入。細いワイヤーが等間隔に張ってあるプレートが付いていて、ムギュッと押し出すとバターが切れる仕組み。200gのバターなら5gずつに切れてくれる。
ちょうど新しいバターを買ったばかりだったので、早速実践。冷蔵庫から出し1時間ほど置いて室温に戻したバターをワイヤープレートの上においてフタでムギュッとすると綺麗に切れてケースに落ちてくれる。これは便利。
切れているとはいえくっついているので、使うときに剥がすようにするのだが、それには以前のバターケースに付属していた平たいバターナイフが重宝している。

すべらないミトン。
近所の店では見たことがなかった、ラバー製ですべらないミトン。
うちではグラタンやグリル料理をけっこう作るので、ミトンは必需品なのだけれど、布製はすべりやすいのが難点。シリコン製も考えていたのだが、手にフィットせず今ひとつ扱いづらいような気がしていた。
少し小ぶりで手を入れやすく、すべらないので本当に便利。

他にも色々と気になったのだが、今回はこのへんで。
いくつかお気に入りのお店をみつけたので、次回からはもっと効率的に回れるだろう。とはいえ、大通りの半分くらいしか歩かなかったので、次回は路地にあるお店も覗いてみたい。
ダンナさんは、マグカップだけ買ってすぐに帰るつもりだったらしいが、思いの外私の目がキラキラしていたとのことで、ゆっくりじっくり買い物に付き合ってくれた。
食器や雑貨に目がないのは、私の数少ない女性的な面かもしれない。
午後いっぱい合羽橋をぶらぶらしていたので、面倒なパーキングメーター駐車を選ばなくてよかった。
いざ食事をしようとしたら、合羽橋に飲食店はほとんどなく、食べる所を「見つけた!」と思ったら食品サンプルの店だったなんてことも(笑)
結局、浅草側まで出て食事をして戻ってきた。
駐車場と食事処は調査しておかないといけないな。
食器を壊してしまったりしてまた欲しくなったら、次からは合羽橋に行こうと決めた。

前日、自然の中を散々歩き回ったのだが、今度はスカイツリーの麓の町中を歩き回った。
景色の楽さが激しい2日間だった。
posted by nbm at 14:57| Comment(8) | TrackBack(0) | どうでもいいこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月09日

2015年4月29日からの地震メモ

2015年4月29日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2015年5月3日 15時53分頃 茨城県南部 M4.4 深さ約50km 最大震度3 (当地 震度1)
2015年5月3日 23時30分頃 群馬県南部 M4.5 深さ約140km 最大震度2 (当地 震度1)
2015年5月5日 1時40分頃 神奈川県東部 M2.3 深さ約30km 最大震度1
2015年5月5日 15時41分頃 茨城県北部 M3.4 深さ約10km 最大震度1
2015年5月5日 16時10分頃 茨城県北部 M3.3 深さ約10km 最大震度1
2015年5月5日 21時13分頃 神奈川県西部 M2.6 ごく浅い 最大震度1
2015年5月7日 2時48分頃 東京都23区 M2.9 深さ約30km 最大震度2 (当地 震度1)
2015年5月8日 16時51分頃 千葉県南部 M3.5 深さ約50km 最大震度2
2015年5月8日 20時38分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約30km 最大震度1

有感地震は全体的に少なめな状態が続いています。
箱根については、GW前、4月26日頃から地震活動が活発化しているという情報が出ていて、なかなか一般的なニュースでやらないなと思っていたら、5月に入ってから次第に情報が出てきました。
治まるどころかどんどん活発化しているような印象があります。
小規模噴火やそれに伴う地震があってもおかしくないですね。


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2015年4月29日 9時26分頃 沖縄本島近海 M5.0 深さ約10km 最大震度1
2015年4月30日 1時9分頃 岩手県沖 M5.3 深さ約30km 最大震度3
2015年5月3日 1時50分頃 鳥島近海 M5.9 ごく浅い 震度なし


海外での主な地震。
2015年5月1日 17時6分頃 パプアニューギニア・ニューブリテン M7.1
2015年5月5日 10時44分頃 パプアニューギニア・ニューブリテン M7.5
2015年5月7日 16時10分頃 ソロモン諸島 M7.1
posted by nbm at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月08日

知っていると思うな。考えられると知れ。

本日は、本の話。

『今日から地球人』
 マット・ヘイグ

あらすじはこうだ。
ケンブリッジ大の数学教授アンドルー・マーティンが、リーマン予想を証明することに成功したらしい。それを知った異星人が慌てて、証明に成功した本人や証明したことを知る彼の家族や友人・知人を抹殺しにやってくる。
強欲で暴虐な地球人が、素数の分布の規則性を示すリーマン予想の秘密を知ってしまうと、そこから飛躍的に様々な技術を進化させ、他の星々やそこに存在する生命体を脅かす存在になると考えられたからだ。
ヴォナドリアという星から派遣された一存在が、アンドルーを抹殺し、その身体を乗っ取って、リーマン予想の証明の痕跡を消すべく暗躍するのだが、人間のふりをしながら人間と接しているうちに、人間というものを好きになってしまい……というお話。

一応、SFとしての体裁は保っているのだが、この本はなんだろう。
超のつく客観性で人間を観察し、人間について語る様は、まるで哲学書のようでもあり、物事の本質に迫る詩のようでもある。
くだらないことの連続でありながら、ギュッと心臓を鷲掴みにされるような瞬間もあり、場違いな感動で涙腺を攻撃してくることもある。
要するに、人間賛歌の物語なのだ。といっても、さほど押し付けがましかったり説教くさかったりしない。とても科学的にニュートラルに語られる人間という存在。

人間には寿命があり、老いや病で苦しむこともある。それを自覚していてなお、日々の生活を淡々と過ごすことの偉大さ。
永遠の命を持ち、苦痛を感じることもないヴォナドリアの生命体からすれば、野蛮な未開の存在であるはずの地球人=人間が、そんな苦痛や死の恐怖に耐えながら平穏に日々を送っていることに驚愕するのだ。

話は、突如として高速道路上に現れた、裸体のアンドルーが車にはねられるところから始まる。
そんなに知的レベルの高い星からやってくるのなら、もうちょっと色々と調べてから来いと思うのだが、服を着るべきであることがわからなかったり、言語も覚えてこなかったりで、なかなかなドジっ子さんだ。
偽アンドルーは、妻や息子や友人たちと接するうちに、人間に好意を持つようになるのだが、衝撃を受ける存在としてグリゴリー・ペレルマンの逸話が出てくる。ポアンカレ予想を解いて、フィールズ賞などを受賞したにもかかわらず、「金にも名声にも興味はない」と受賞を辞退し、高額な賞金も受け取らず、貧しい隠遁者のような生活を続けたことで知られている天才数学者。人間とは強欲な存在ではなかったのか? 思い描いていた人間像と異なる例を発見して、人間は醜悪なものだと思いこんでいたことが覆されていく。

エミリー・ディキンスンの詩に傾倒していく偽アンドルー。ピーナッツバターを美味しいと感じるようになり、音楽が心地よく聴こえ、飼い犬をなでることで和むようになっていく。
実は作者は、パニック障害の只中で執筆しているという。過剰なほどの人間肯定は、自己肯定への願望から生まれたのかもしれない。
あとがきでこの事実を知って、妙に納得した。

エミリー・ディキンスンの詩については、そのうちに読んでみようと思った。
本の中でひとつ気になったものを挙げるとすると、それは「ドレイク方程式」だ。
地球が存在する銀河の中に、高度な文明が存在する可能性を計算する式。
この方程式についての詳しいことは割愛するが、天体物理学者の推定によれば、銀河系には生命を有する惑星が数百万個はあるはずで、宇宙全体となればものすごい数になるはずで、中には優秀な科学技術を持った生命が存在する惑星もあるはずなのに、我々地球人に接触してくる地球外文明が存在する証拠が皆無であることは、「フェルミのパラドックス」として知られている。
ちなみに、「ドレイク方程式」が考案された1961年当初に導き出した「人類とコンタクトする可能性のある地球外文明の数」は、「10」。しかし、方程式の各種パラメータをどういじったとしても、1より大きな数になるという。
ゼロではないということは、星星の数から考えれば気の遠くなるような小さな数字だったとしても、すごいことだと思う。

本日の記事のタイトルは、偽アンドルーが息子というひとりの人間に贈る97のアドバイスのうちのひとつ。
ちなみに、「97」も素数で、偽アンドルーは人間の魅力に抗おうとしたときに「97と同じくらい強く、孤高でありたい」と願う。

人間というものや人生に疲れてしまった人が読んだら、ちょっと元気になれるかも。
細かいところにツッコんだら負けだと思うので、おおらかな気持ちで読んでみると、読後は目に映る景色が変わるかもしれない。
posted by nbm at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月07日

G.W.(ニコルじゃないよ)2015

もしかしたら、まだゴールデンウィーク中という方もいらっしゃるやもしれませんが、今年の5月の大型連休は終了しましたね。
別に誰も聞いちゃいないけど、連休中の話をば。

まず、一足早く、ゴールデンウィーク前の土曜日に、父の墓参りへ。
「一足早く」のつもりが、出かけてみたら、高速道路は既に渋滞。もう連休に入っている人も多いのかもと、またまた見通しの甘さを反省。それでも、しばらく走ると渋滞はなくなり、すいすい走って目的地へ。ところが、前方に事故渋滞が発生していると知り、手前のインターで降りて難を逃れる。
今回も甥が付いて来て、前日の夜もうちに遊びに来ていたのに、一旦送って、翌早朝にまた迎えに行くという……
兄達は、母を連れてゴールデンウィーク後に墓参りに行くという話なのだが、どういうわけか子供たちを連れて行くことをしないので、この甥っ子だけが墓参りしていることになる。死んだじいさんにしてみれば、墓参りに来てくれる唯一の孫だ。
思えば、昨年のお盆休み、数日後に墓参りに出かけようと思っていたところで骨折してしまい、それから行っていなかった。昨年も5月に行っていたので、ちょうど1年ぶりくらいになる。
温泉に入ろうかと準備もして行ったのだけれど、午前中のうちに墓参りを済ませたら、もうやることないなという感じになって……伊香保温泉街のロープウェイ乗り場まで行ってみたのだが、乗り場上の展望台で気が済んでしまい、ロープウェイには乗らず。温泉街の階段をジグザグに縫うように車で降りてきた。お目当ての店で美味しい舞茸の天ぷらと水沢うどんを食べて、食の駅で美味しいソフトクリームを食べたら気が済んでしまい、高速道路が空いているうちにとそのまま帰って来てしまった。

CA3I1843.jpg
帰りに、寄居PAに寄ってみた。『星の王子さま』をテーマにしたPAだと聞いていたので。なるほど、南仏プロヴァンス風の建物はメルヘンチックであるし、『星の王子さま』をモチーフにした商品やおフランス産のお菓子などが並んでいて、なかなかおもしろい。
しかし、山から下りてきたら、埼玉は暑かった……
甥にしてみれば、もっと遊んで来たかったかもしれないが、運転手であるダンナさんは極度の睡眠不足のために体力がギリギリで、甥を送り家に辿り着くのが精一杯だったので、早めに帰ってきてよかった。

連休に入ると、どこか行きたい所はないのかとダンナさんに尋ねられる。
このところ、痩せるはずが逆に太ってしまったので、家でまったり過ごすのは避けて、少しでも身体を動かしたいと思い、「だだっ広い公園のような場所に行って歩きまわりたい」と所望。
昭和記念公園も考えたのだが、今回は「狭山公園」へ。何年も前にふらっと立ち寄っているのだが、そのときは堤防や公園が大々的に整備されている最中で、歩きまわることができなかった。工事はとっくに終わっているはずだ。
狭山公園に行くなら、近くに八国山緑地もあるぞということになり、はしごするつもりで出かける。ガッツリと歩くのが目的なので、カッコ悪いけどウォーキングシューズを履いて行く。駐車スペースを考えるとスクーターで行った方が良さそうだということで、スクーターにニケツで。
時刻は、お昼をとうに過ぎている。途中でお弁当を買って、緑の中で食べることに。
八国山緑地に近づくと、「北山公園(菖蒲園)」への案内を見かける。菖蒲にはちょっと早いけど、どんなところなのか気になったので、まずはそこへ行ってみる。
kitayamap.jpg
まったく存在を知らなかったのだが、ここの菖蒲は1970年代に植えられており、けっこう有名なようだ。東村山市立の公園で、ウッドデッキや四阿が綺麗に整備されている。何の事はない、八国山緑地とは西武西武園線で分断されているだけのお隣。写真の奥の山が八国山で手前の菖蒲園との境を西武園線の線路が横切っている。
水路では、小さな子どもたちがザリガニ釣りをしている。園内を流れる川は親水公園のようになっていて、川辺にも降りられる。
池にはカルガモが3羽いて、追っかけっこを繰り返している。ペアに別のオスが近づいてくるので、ペアのオスが追っ払っているという感じか。
なんとも長閑な風景だ。特別なものは何もないが、長閑な風景を見ながら、四阿でお弁当を食べた。
来月には「菖蒲まつり」が開催されるよう。花が咲く頃にまた来ようということになった。興味を持った方には注意点をひとつ。駐車場がないので電車利用が吉。我々はスクーターだったので、駐輪場に停められた。

お次は、ぐるっと周って線路の向こうの「八国山緑地」だ。八国山といえば、『となりのトトロ』に出てくる七国山のモデルとも言われている。麓は、古くは結核療養所などがあり、今も病院が密集している地域だ。サツキとメイのお母さんが入院していた病院も、そんな中のひとつだったのかもしれない。
八国山は、狭山丘陵の東橋に位置していて、標高約90m。鎌倉時代の久米川の戦いで、新田義貞が陣を張ったといわれる場所に将軍塚が立っている。ここからは八国(上野・下野・常陸・安房・相模・駿河・信濃・甲斐)が見渡せたとかで。今は、鬱蒼とした木々で、まったく見渡せないが。
本当に「山」。木陰の中、起伏に飛んだ山道をただただ歩く。所沢市側は住宅街が隣接していて、犬の散歩やトレッキングをしている人が多い。子どもたちは、みなすれ違いざまに元気に挨拶をしてくれる。挨拶を返しつつ、思わずにっこりしてしまう。
地元でも以前は、ウォーキングコースを歩いているとすれ違いざまに挨拶したものだけど、最近はなくなった。山道では挨拶するのがマナーだと思うけど、ここではそれが生きている。
出掛けに虫除けスプレーでもと思ったが、ダンナさんが「必要ないんじゃない?」と言うので持って来なかった。歩いていると、顔の前をブンブンと小さな虫が飛ぶ。邪魔くさいので、せめてもと手持ちのミントキャンディーを舐めてみる。これが効果覿面。ミントキャンディーを舐めていると、虫が寄ってこない。虫除けにハッカ油がよいと聞いたことがあるから、もしかしたらと思ってやってみたら、けっこう効いた。
八国山では、けっこうな距離を歩いた。山道を3km以上は歩いたのではないか。
途中、西武園駅側の広場で、ポニーとかわいいワンコを連れた方に出会う。ポニーは、その辺の雑草をはみはみ食べている……ワンコがかわいかったので、飼い主さんに思わず話しかけてしまった。私の憧れの犬種だったので、つい。しかし、ポニーをお散歩させているとは!ここからは、西武園の観覧車も間近に見える。
八国山を一巡りすると、時刻はもう夕方。とはいえ、日も延びたことだし、まだいけるんじゃないかということで、狭山公園に向かう。

「狭山公園」に着くと、もうすぐ駐車場が閉まるという時間。しかし、バイクなら駐車場が閉まっても出られるとのことで、公園内をゆっくり見てくることにする。
ここは、多摩湖の堤防を含む公園。多摩湖は、人造湖だが、東京都最大の湖。大正5年に建造が始まっている。正式には「村山貯水池」といって、東京都の水がめになっている。「狭山」と付くと、「狭山市」がある埼玉県民からすると都立公園なのが不思議だが、狭山丘陵ということを考えれば納得。
♪ひがしむらや〜ま〜、庭先ゃ多摩湖〜♪と歌われたもんだが、多摩湖自体は東村山市ではなく東大和市に属しているらしい。ただ、多摩湖に面している狭山公園は東村山市のようだ。堤防の左側が多摩湖だとすると、堤防の直線でぶった切られたような右側の崖下が狭山公園。そしてそこから先は住宅地になっている。万が一この堤防が決壊したら、全部水浸しという形状だ。
記憶していた公園とは、だいぶ作りが違っている。入り口から変わっているし、堤防下の公園部分は、綺麗に整備されて、以前の面影がない。
ゆっくり歩いてみると、歴史を感じさせるものが多い。まず、日本で一番美しいといわれる取水塔。大正14年に作られたというネオ・ルネッサンス様式の取水塔は確かに美しく存在感がある。
ところどころに、太平洋戦争当時に爆撃を想定して強化されたコンクリートの堤防の一部が遺されている。断面を見るとわかるが、色とりどりの様々な石が埋め込まれている。ダンナさんによると、混ぜる骨材の種類が多いほど強度が増すということになるらしい。
堤防を渡ると、そこは西武園遊園地。ループスクリューコースターはお休みのようで、一度も走るのを見なかったが、ジャイロタワーというタワーを登り降りする展望室は何度も見た。西武園は、隣にあった今は亡きユネスコ村とともに、埼玉県南部住民にとっては遠足やデートなどでよく訪れる所だった。
多摩湖の向こう側には、西武ドームの屋根も見える。
通称「たっちゃん池」という宅部池は、ウシガエルが鳴いていた。ペットボトルで何か仕掛けがあったのだが、掲げられていた説明文によると、ブラックバスがいるということで、仕掛けに卵を産ませて卵のうちに駆除してしまおうということらしい。
この「たっちゃん池」には、逸話があって、大正の時代の貯水池工事の最中に「たっちゃん」という男の子と彼を助けようとした青年2人が溺れて亡くなっているという話。そこから心霊スポット扱いされていたりして、地元どころかダンナさんも昔から知っている話だが、昼間行った限りではおどろおどろしい雰囲気は皆無。
狭山公園は、八国山緑地に比べると都会的で、自転車で行き来する人たちやジョギングする人たちなどが多い。水場にはワンコ用の皿が置いてあって、ワンコに水があげられる。ということで、ワンコのお散歩をさせている人も多い。
夕暮れ時だったので、夕日が湖に光の道を作っていたのが綺麗だった。八国山を散々歩いてきたので、狭山公園は半分ほどしかまわらなかった。それでも2kmほどは歩いたか。
下の写真の左端に、暗くて見えづらいが「日本一美しい取水塔」が写っている。
tamako.jpg

帰り道では、アニメ『SHIROBAKO』のOPで、みゃーもりが爆走していた武蔵大和駅西の交差点で写真をパチリ。
再びスクーターにニケツして帰途に。
けっこう歩いたので、家に帰り着くと、どこか身体がギクシャクしていた。

このGWにはもう1か所お出かけしているので、それはまた次回にでも。
posted by nbm at 15:46| Comment(4) | TrackBack(0) | どうでもいいこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月28日

2015年4月12日からの地震メモ

2015年4月12日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2015年4月12日 15時25分頃 群馬県南部 M4.2 深さ約140km 最大震度2 (当地 震度1)
2015年4月12日 19時28分頃 千葉県東方沖 M4.3 深さ約40km 最大震度1
2015年4月14日 5時0分頃 茨城県南部 M2.9 深さ約50km 最大震度1
2015年4月15日 11時19分頃 栃木県北部 M2.5 ごく浅い 最大震度1
2015年4月16日 15時40分頃 千葉県東方沖 M3.5 深さ約60km 最大震度1
2015年4月16日 16時38分頃 茨城県沖 M4.1 深さ約50km 最大震度3
2015年4月18日 0時22分頃 父島近海 M4.6 ごく浅い 最大震度1
2015年4月18日 0時51分頃 千葉県東方沖 M3.3 ごく浅い 最大震度1
2015年4月19日 4時2分頃 父島近海 M2.9 深さ約60km 最大震度1
2015年4月19日 8時2分頃 栃木県南部 M3.5 深さ約70km 最大震度1
2015年4月20日 15時16分頃 茨城県北部 M3.1 ごく浅い 最大震度1
2015年4月22日 16時37分頃 千葉県東方沖 M3.7 深さ約10km 最大震度1
2015年4月22日 17時37分頃 茨城県北部 M2.9 深さ約10km 最大震度2
2015年4月22日 18時11分頃 千葉県南東沖 M3.0 深さ約20km 最大震度1
2015年4月22日 20時32分頃 茨城県北部 M3.1 ごく浅い 最大震度1
2015年4月23日 2時23分頃 茨城県沖 M4.0 深さ約50km 最大震度2
2015年4月23日 11時14分頃 千葉県北西部 M3.4 深さ約80km 最大震度1
2015年4月23日 19時14分頃 伊豆大島近海 M2.7 ごく浅い 最大震度1
2015年4月24日 11時59分頃 埼玉県南部 M4.0 深さ約100km 最大震度1
2015年4月25日 3時23分頃 茨城県沖 M4.0 深さ約40km 最大震度1
2015年4月25日 15時35分頃 八丈島東方沖 M5.0 深さ約80km 最大震度2
2015年4月26日 22時8分頃 栃木県北部 M2.4 深さ約10km 最大震度1
2015年4月27日 7時0分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約50km 最大震度1
2015年4月27日 20時13分頃 茨城県北部 M3.1 深さ約10km 最大震度2


この間のM5以上または震度4以上の地震は以下のとおり。
2015年4月16日 4時54分頃 三陸沖 M5.0 深さ約10km 最大震度2
2015年4月20日 10時42分頃 与那国島近海 M6.8 ごく浅い 最大震度4
2015年4月20日 10時49分頃 与那国島近海 M5.2 深さ約20km 最大震度1
2015年4月20日 20時45分頃 与那国島近海 M5.9 深さ約20km 最大震度3
2015年4月20日 20時59分頃 与那国島近海 M6.4 深さ約30km 最大震度2
2015年4月23日 22時15分頃 青森県下北地方 M3.9 ごく浅い 最大震度4
2015年4月25日 15時35分頃 八丈島東方沖 M5.0 深さ約80km 最大震度2
2015年4月26日 5時1分頃 与那国島近海 M5.6 深さ約20km 最大震度2

海外での主な地震。
2015年4月25日 15時11分頃 ネパール M7.9
posted by nbm at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月18日

アニメ調査室(仮)アンケート 2015年1−3月期

今回も、アニメ調査室(仮)さんのアニメアンケートに参加してみたいと思います。以下は敬称略。


【2015春調査(2015/1-3月期、終了アニメ、61+2作品) 第36回】

-評価条件-
S : とても良い
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い
F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし、(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可


01,戦国無双,x
02,ユリ熊嵐,B
03,暁のヨナ,F
04,みりたり!,C
05,(欠番)削除不可,x

06,団地ともお,F
07,七つの大罪,B
08,オレカバトル,x
09,マジンボーン,C
10,純潔のマリア,C

11,テンカイナイト,x
12,デス・パレード,B
13,うわばきクック,A
14,(欠番)削除不可,x
15,ヒーローバンク,x

16,幸腹グラフィティ,C
17,夜ノヤッターマン,C
18,山賊の娘ローニャ,F
19,新妹魔王の契約者,C
20,GO-GO たまごっち,x

21,寄生獣 セイの格率,S
22,秘密結社 鷹の爪EX,x
23,聖剣使いの禁呪詠唱,B
24,牙狼 GARO 炎の刻印,F
25,銃皇無尽のファフニール,D

26,冴えない彼女の育てかた,B
27,蒼穹のファフナーEXODUS,C
28,弱虫ペダル GRANDE ROAD,B
29,美男高校地球防衛部LOVE!,C
30,探偵歌劇ミルキィホームズTD,B

31,クロスアンジュ 天使と竜の輪舞,A
32,ガンダムビルドファイターズトライ,x
33,フューチャーカード バディファイト,x
34,ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ,x
35,アイドルマスターシンデレラガールズ,C

36,キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎,B
37,超爆裂異次元メンコバトル ギガントシューター つかさ,x
38,少年ハリウッド HOLLYSTAGE FOR 50,x
39,みんな集まれ! ファルコム学園SC,x
40,がんばれ! ルルロロ 第2シリーズ,x

41,ログ・ホライズン 第2シリーズ,F
42,ハピネスチャージプリキュア!,x
43,Bonjour♪恋味パティスリー,x
44,ガンダム Gのレコンギスタ,B
45,うぇいくあっぷがーるZOO!,x

46,デュエル・マスターズ VS,x
47,艦隊これくしょん 艦これ,C
48,アルドノア・ゼロ 第2期,B
49,アブソリュート・デュオ,C
50,ふうせんいぬティニー,x

51,レディジュエルペット,x
52,ドラゴンコレクション,x
53,ローリングガールズ,B
54,神様はじめました◎,C
55,デュラララ!!×2 承,A

56,まじっく快斗1412,x
57,ドアマイガーD,B
58,血液型くん! 2,F
59,四月は君の嘘,A
60,東京喰種√A,D

61,SHIROBAKO,S
62,DOGDAYS'',B
63,ISUCA,C
64,おにくだいすき! ゼウシくん 2期,x
65,野良スコ,x


{総評、寸評など}
見切りのF評価。
03,暁のヨナ,F
古代アジアの皇女が主人公のファンタジー。少女漫画原作。
3話くらいまでは観た。頑張って観続ければ、それなりに楽しめたのかもしれないが、数多い作品を観きれないしわ寄せがここに。
06,団地ともお,F
団地に住む子どもたちを中心に描くコメディ。漫画原作。
ほのぼのとした昭和テイストが苦手なので、見切り。
18,山賊の娘ローニャ,F
NHK放送・スタジオジブリ制作協力で児童文学原作。
3DCG作品なのだが、観るに堪えない。画も脚本も魅力なし。
24,牙狼 GARO 炎の刻印,F
雨宮慶太原作の特撮もの牙狼〈GARO〉シリーズをアニメ化。
現代を舞台にした特撮シリーズとは趣向が違い、中世ヨーロッパのような舞台設定なのはどうかと思ったが、1クール終了までは視聴。2クール目から気力を失った。悪くはないと思うのだが。
41,ログ・ホライズン 第2シリーズ,F
MMORPGの世界に閉じ込められたプレイヤーたちがゲーム世界で生きていくという筋。ファンタジー小説が原作。
前半1クールは視聴。第1シリーズから観ているので、単純に飽きた。
58,血液型くん! 2,F
血液型別性格のあるあるネタ。韓国産ウェブコミック原作。
2期ということで、女性陣が加わり豪華になったはずなのだが、いつもAB型がオチになるような同じ展開で飽きる。だんだん自分がディスられているような気分になったのかも(私はAB型)。

D評価。
25,銃皇無尽のファフニール,D
ドラゴンを討伐する者を教育する学園を舞台にしたファンタジー。ラノベ原作。
このクール、同じような中二病作品が多く混同しがちだったが、この作品が最も中二語全開でついていけなかった。
60,東京喰種√A,D
人を喰らうグールを描くダーク・ファンタジー。漫画原作。
原作者自身がストーリー原案を担当し、原作漫画とは異なるストーリーを展開するというのが2期目のウリだったはず。原作は未読なのだが、何しろテンポが悪いし表現がわかりにくい。全体的に雰囲気MVを観ているよう。

C評価。
04,みりたり!,C
軍人美少女と平凡な男子高校生のドタバタ・ミリタリー・ショートアニメ。4コマ漫画原作。
昨今のミリタリー・アニメ・ブームに乗った感じか。ショートアニメだがテンポよく、可もなく不可もなく。
09,マジンボーン,C
カードゲームを元にしたバトルもの。
近所の景色が舞台となっていて身近に感じた。結局、惰性で1年分視聴。
10,純潔のマリア,C
戦争が絶えぬ中世、百年戦争まっただ中のフランスを舞台に、戦を嫌う魔女マリアの物語。漫画原作。
斬新な視点で描かれた百年戦争は興味深いものだったが、ラストがいただけない。今までのマリアの闘いは一体何だったのか……原作に準じたラストなのかもしれないが、お粗末。
16,幸腹グラフィティ,C
高校受験を控えた女子中学生を主人公にして、食事によって得られる人同士のつながりや幸福を描く作品。4コマ漫画原作。
肝心の料理がまったく美味しそうに見えないのが最大の難点。制作者サイドは、2期以降につなげたいのだろうな。
17,夜ノヤッターマン,C
『ヤッターマン』のスピンオフ作品。悪役ドロンボー一味の末裔が主人公。
ヤッターマンに搾取される世界をドロンボー一味がひっくり返すというようなオリジナルと逆転している筋は面白いのだが、どこか散漫な印象。
19,新妹魔王の契約者,C
魔王となった美少女と、親の再婚によってその兄と成った勇者を中心としたストーリー。ラノベ原作。
エロいシーンがウリなんだろうが、テレビで放送するにはちょっと……
27,蒼穹のファフナーEXODUS,C
孤島を舞台に、未知の生命体と戦う少年少女たちを描く。オリジナル作品。2期目。
1期から10年以上間が開いたので、1期を復習してから観始めた。分割2クールということで、残るクールを観ないと何とも。色々と蛇足に思える部分も。
29,美男高校地球防衛部LOVE!,C
変身美少女ものをイケメン化したようなコメディ作品。オリジナル。
モフモフのマスコットキャラや、毎回の怪人役の声優さんが豪華であるなどの要素は女性向けを狙った感があるが、ちりばめられたギャグは万人向け。
35,アイドルマスターシンデレラガールズ,C
『アイドルマスター』の世界観で展開するアイドルの成長物語。ソーシャルゲーム原作。
前半部分に安易な理由で脱落するキャラが不愉快で観る気が萎えた。改めて、成長物語でのシリアス展開はさじ加減が難しいものだなと思う。
47,艦隊これくしょん 艦これ,C
大日本帝国海軍の軍艦を萌えキャラに擬人化した「艦娘(かんむす)」が登場するゲームをアニメ化。
水上スキーのように進む画とか、史実とは異なる都合のよい展開とか、ツッコミどころ満載。しかし、他にやりようがあったかといえば、なかったかも。
49,アブソリュート・デュオ,C
2人組で戦うデュオを養成する学園が舞台のバトルアクション。ラノベ原作。
今期の混同しやすい中二病作品のひとつ。何のために戦っているのかさっぱりわからない。
54,神様はじめました◎,C
ある日突然、土地神となった女子高生とその神使たちを描く。2期目。少女漫画原作。
鞍馬山の天狗の話がメインになってしまい、他のキャラが薄まってしまった感じ。
63,ISUCA,C
妖魔退治を受け継ぐ家の当主である女子高生と、真名を見破る能力を持つ男子高校生を中心に描くファンタジー・アクション。漫画原作。
作画が残念。筋としては悪く無いと思う。

B評価。
02,ユリ熊嵐,B
奇才・幾原邦彦監督によるオリジナル作品。クマと女子高生との禁断の愛を描く?
アングラ劇風味の演出に、ユリ要素、独特の言葉遣いと、幾原ワールドが炸裂。嫌いじゃない。「意味がわからない……」といちいち考えていてはいけない。こういう作品はすべてを受け入れるつもりで観るべし。
07,七つの大罪,B
聖騎士らによる軍備増強で荒れた国を救うため、第三王女が伝説の騎士団「七つの大罪」を探す旅に出るというファンタジー。漫画原作。
騎士や魔法といった王道要素が満載ながらも、久々にオリジナリティを感じるファンタジー。マスコットキャラの残飯処理騎士団団長・ホーク(CV:久野美咲)がいい味出してる。
12,デス・パレード,B
死者の魂を裁定する裁定者と、裁定を決定づけるゲームに参加する死者たちのドラマ。オリジナル作品。
けっこう生々しいエピソードが続く。核心に触れたところで終わってしまった感じだったので、続編を制作するつもりなんだろうか。マッドハウスらしく作画は綺麗。内容と反するOPのアホっぽさが良し。
23,聖剣使いの禁呪詠唱,B
前世の記憶を持つ少年を主人公に、異形の存在に対抗する者を育成する学園を舞台にしたファンタジー。ラノベ原作。
ありがちな中二病設定でどうかと思ったが、呪文の詠唱シーンが斬新で笑う。イギリス支部のアンジェラ(CV:小見川千明)の出番が増えた後半から面白くなった。主役の石川界人は、この作品で新たなツッコミ法を獲得したような気がする。
26,冴えない彼女の育てかた,B
オタク全開の男子が、ある少女に出会い、彼女をメインヒロインにして周囲の女子を巻き込みながら同人ゲーム制作していくという筋。ラノベ原作。
オタクネタに熱くなる主人公に対して、常に温度の低いヒロインのツッコミがなかなか。舞台が近隣の和光市とあって、普段目にしている景色が作中に登場。
28,弱虫ペダル GRANDE ROAD,B
高校で自転車競技部に入部したオタク高校生が主人公。今期(2期目)は、主人公が初めて参加するインターハイの終盤戦を描いている。漫画原作。
よく言えば丁寧な描き方、悪く言えばちっとも話が進まない。しかしながら、ライバル校を含めてそれぞれのキャラが効果的に描かれていて、楽しめる。
30,探偵歌劇ミルキィホームズTD,B
横浜を舞台に、トイズという特殊能力を持つ探偵4人を中心に描くシリーズ4期目。ゲーム原作。
シリーズを重ねる毎にコメディの色合いが強くなっていて、ナイス。若干笑いやパロディのネタが古いのはご愛嬌。アホなネタで笑えるといえば、今期一番だったかも。
36,キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎,B
かつて発売されたファミコンソフト『トランスフォーマー コンボイの謎』をテーマにしたショートアニメ。
登場するキュートランスフォーマーたちが、ゲームについてお題を決めて語るという内容。プレスコで半分はアドリブのため、声優さんたちの力量が試されている。すぐに大汗をかいてテンパるオプティマスプライム(CV:細谷佳正)と彼に対する皆のツッコミに笑ってしまう。
44,ガンダム Gのレコンギスタ,B
富野由悠季制作の新しい「ガンダムシリーズ」作品。
『OVERMANキングゲイナー』や『交響詩篇エウレカセブン』のキャラデザ担当・吉田健一がキャラデザしているため、それだけでそれらを彷彿とさせて「ガンダムシリーズ」とは別物に見える。
筋は、色んな勢力が出てきてごちゃごちゃ。あまり相互の関係性などを考えずに、すべてを受け入れるつもりで鑑賞。筋には無関係の無駄なカットやセリフを楽しんだ。
48,アルドノア・ゼロ 第2期,B
火星に移住した者たちと地球に残った者たちとの戦いを描くSFロボットものの2期目。オリジナル作品。
1期の最後で主要キャラのほとんどが死んだような終わり方だったので、2期で話をどうやって続けるんだかと思っていたら、全員生きていた……全編、主人公がチート過ぎて笑う。ラストについては、仕方がないかなという感じ。SFから一気に現実に引き戻された感はあるが。
53,ローリングガールズ,B
埼玉県所沢市を起点に、各地で世直しのお手伝いをしながら、女の子4人組がバイクで旅をするという筋。オリジナル作品。
出発点が所沢ということで、これまた見慣れた景色が続く。最初はローカルネタが多く、それを知らない人にとっては面白くないのではと思ったが、回を重ねるごとになんとか観られる形に。背景など少々凝り過ぎたような気もするが。東京タワーを支える健気な田無タワーに笑う。
57,ドアマイガーD,B
京都の老舗和菓子店になぜか眠っていた巨大ロボットが活躍するショートアニメ。オリジナル作品。
顔部分が「甘」になっているロボットが、毎回エクストリーム正座をして、悪者に伝統的な京菓子を勧める。くだらな面白い。わざとフィルムノイズが入るような古めかしい作りにしていたり、意外と凝っている。
62,DOGDAYS'',B
皆がけもの耳やしっぽを持つ異世界に召喚された勇者たちのほのぼのストーリー。3期目。オリジナル作品。
定評あるスタッフやキャストで作られた作品だけあって、安心して観ていられる。3期目とあって、新キャラをぶっこまないといけないのはわかるのだが、登場人物が多すぎて描ききれていないような。

A評価。
13,うわばきクック,A
読売テレビが創りだしたキャラクターをショートアニメ化。上履きの片割れであるクックが離れ離れになった兄を探すという話。
脚本家・西田征史のセンスと、主演の久野美咲がいい。子供向けに作られているのだとは思うが、子供にはわからないネタばかり。答えの出ない3択クイズがなんとも言えない味を醸し出す。脚本家本人によるナレーションもいい。
31,クロスアンジュ 天使と竜の輪舞,A
マナと呼ばれる能力を皆が持っている世界。とある皇女はマナを持たないことがバレて、辺境の地へ送られ、竜と戦うことになるのだが……というファンタジー。オジリナル作品。
これで作画が安定していたらS評価にしていた。やさぐれヒロインに水樹奈々を抜擢したのは大成功。サンライズ制作なのでロボット・アクションは当然のことながら、お色気あり、笑いあり、ストーリーもしっかりしていて楽しめた。
55,デュラララ!!×2 承,A
池袋を舞台としたオカルト風味の群像劇。2期目。ラノベ原作。
大好きな作品だったはずなのに、1期放送から5年も経ってしまったので、どこか熱が冷めてしまったような感覚で観ていた。池袋のそこここで次々と起こる出来事の絡み合い方は相変わらず見事なのだけれど。1期はクールなキャラだったセルティ(首なしライダー)がとてもかわいく描かれていた。あと2クールが制作されると思うので、楽しみに待ちたい。
59,四月は君の嘘,A
母の死で弾けなくなったピアニストの男子中学生が、天才ヴァイオリニストの女子中学生と出会うことから始まる物語。漫画原作。
主人公が悩む描写がしつこかったのには辟易したが、心理を丁寧に描き出したかった気持ちもわかる。楽器演奏シーンの作画や音響も丁寧だったし、見応えがあった。泣けるポイントは人それぞれだと思うが、園崎未恵演じる紘子さん(亡き母の友人で主人公を指導するピアニスト)に泣かされた。
これまた近場がよく登場してきて、親近感が湧く作品でもあった。

S評価。
21,寄生獣 セイの格率,S
謎の寄生生物が右手に宿ってしまった男子高校生が主人公。寄生されながらも自我を失わない彼が、だからこそ運命に翻弄される様を描く。漫画原作。
1980年代に連載が開始された作品とあって、現代風にアレンジされてはいるが、肝になる部分は変わっていないようで、上手に作られた印象。ミギー役の平野綾も良かったし、ミギーの効果音にボイス・パーカッションのRinkaを起用したのも面白い。
原作がしっかりしているからだろうが、話の筋もいいし、文句なし。家々の玄関風景が続く平和なEDが印象的。
61,SHIROBAKO,S
高校のアニメ同好会の仲間だった女の子5人が、憧れの業界に入り、それぞれの立場でアニメ制作に携わる姿を通して、アニメ制作の現場をリアルに描く。オリジナル作品。
アニメファンにとっては、興味深いことの連続なのだが、女の子たちの成長物語という点でも面白く、終盤では泣かされた。とにかく、水島努監督の手腕に脱帽。
仕事は頼りないけど気の良い奴だったタローをはじめ、脇を固めるキャラクターも強力で、「変な話……」が口癖の原作編集者には軽く殺意を覚えるほど(笑)それだけ、物語の中に惹きこまれてしまった。頭文字しか話せない久乃木ちゃん(CV:井澤詩織)にはハートを撃ち抜かれた。
登場人物の多さは目を瞠るものがあり、普段EDテロップで見慣れているはずなのに、こんなにも大勢の人たちがひとつの作品に関わっているのだなと感慨深いものがあった。
厳しいと言われる業界で、対価を求めずに純粋に制作に関わる方たちにエールを送りたい気持ちと、ひとつのものを皆で作り上げる楽しみを持つ幸せを羨ましく思う気持ちとが交錯する中で観ていた。


ということで、いつにもまして玉石混交な感あり。良いものと悪いものの差が激しいような。
しかし、段々と、中二病設定に疲れてきた自覚がある。どれも同じに見えて、頭に入ってこない。
これだけの数の作品がすごいペースで出続けるからには、完全なるオリジナル設定というのは難しいのかもしれないが。
4月からのクールでは、今のところ、期待通りに面白いのが『俺物語!!』、意外と気に入っているのが『レーカン!』と『境界のRINNE』、それから1話からヤラれた『プラスティック・メモリーズ』。
一方で、『長門有希ちゃんの消失』や『ミカグラ学園組曲』はすでに脱落しそう。
なんだかんだ言いつつ、週に40本以上視聴しているが、正直、飽きてきたな。
posted by nbm at 19:38| Comment(6) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月11日

2015年3月30日からの地震メモ

2015年3月30日からの地震メモです。

千葉・茨城を中心に近県の有感地震は以下のとおり。
2015年3月30日17時32分頃 茨城県沖 M3.4 深さ約40km 最大震度1
2015年3月30日18時49分頃 茨城県沖 M3.2 深さ約40km 最大震度1
2015年3月31日6時33分頃 茨城県南部 M3.3 深さ約50km 最大震度1
2015年3月31日12時59分頃 茨城県北部 M3.9 深さ約60km 最大震度2
2015年3月31日23時33分頃 千葉県東方沖 M3.4 深さ約10km 最大震度1
2015年4月1日6時44分頃 茨城県南部 M2.9 深さ約70km 最大震度1
2015年4月1日10時8分頃 茨城県南部 M3.1 深さ約60km 最大震度1
2015年4月2日17時8分頃 茨城県北部 M3.2 深さ約60km 最大震度1
2015年4月5日8時37分頃 茨城県沖 M3.5 深さ約40km 最大震度1
2015年4月7日20時33分頃 千葉県東方沖 M3.7 深さ約30km 最大震度3
2015年4月10日7時36分頃 茨城県南部 M3.1 深さ約50km 最大震度1
2015年4月10日23時35分頃 父島近海 M4.1 ごく浅い 最大震度1

見る限り、なんということもない感じ。


この間のM5以上または震度4以上の地震はなし。
えっ!? こんなことあったっけ?
2011年4月頃から1〜2週間ごとに記録を続けてきましたが、国内でM5以上または震度4以上の地震がまったくなかったということは、初めてかも。
あまりにも静かですねぇ。

主な海外の地震。
2015年3月30日8時49分頃 ニューギニア付近 M7.6

気になることといえば、ニュースにもなっていましたが、茨城県鉾田市の海岸にイルカのマスストランディングがあったこと。
4月10日朝、4kmほど海岸線に沿って、150頭ものカズハドンゴウが打ち上げられたという話。
カズハドンゴウは、日本近海だと九州以南の温かい海に棲息しているらしいのですが、深い所にいる種なので、生態がよくわかっていないとのこと。しかしながら、茨城県沿岸で見つかるのは異常なことで、浅い海にもいないということなので、やはりナゾ。集団で迷い込んだことから、寄生虫の影響などは考えづらく、原因としては、温かい黒潮に乗って北上してしまい、冷たい海流とぶつかる茨城沖あたりで迷ったのではないかという説が有力だというのだけれど……地球温暖化の一部なのか海水温も変化しているようですし、東日本大震災で海底の環境が変化していて、海流の流れ方も変わってきているそうですが。
やはり、思い出すのは、4年前のこと。2011年3月5日にも、鹿嶋市の下津海岸に52頭のカズハゴンドウが打ち上げられたこと。
それから1週間足らずで、東日本大震災が起きましたから、よく憶えています。当時から、ニュージーランドなどでの例もあり、大地震の予兆ではないかと噂されていたものです。
しかし、イルカが打ち上げられた海岸付近を震源として揺れるわけではありませんし、関連性があるのかというのは疑問が残るところなのですが、大規模なマスストランディングがあると直後に大きい地震が起きているのもまた事実。マスストランディングがあると必ず大地震が起こるわけではないけれど、大地震が起こると、その直前にマスストランディングがあったという例は多いのです。
カズハゴンドウは南の海に棲息しているということなので、日本の南の海で何事かが起きていると考えるのが妥当なのかもしれませんが、どうなのでしょうか。
何らかの問題があった海域から逃げてきたと考えればそういうことになるかもしれませんが、そんな単純なことでもなさそうです。
バタフライ・エフェクトほど壮大な話ではなくても、日本近海で発生したことは、日本近海で影響しあうくらいの漠然とした感覚が、実はさほど間違っていないような気がします。
4年前を考えても、茨城の海岸でのマスストランディングの直後に、宮城県沖を中心とした震源で大きな地震が起きたわけですが、カズハゴンドウはずっと南の海から北上して茨城県沖に辿り着きそこで力尽きています。日本を取り巻く海の中で何が起きているのかはわかりませんが、長距離を移動するだけの理由があったはずです。
今回のカズハゴンドウたちは、南海あたりの異常から逃げてきたような気がしてなりません。途中まで温かい海流に乗って北上したものの、途中で異常な事態に遭遇して方向を見失い、そのまま北上を続けてしまった、とか。
私は埼玉県在住ですから、関東近県の地震にスポットを当ててデータを拾っていますが、この数カ月の間に気になる動向をしているのは西日本で、それが南海につながっているような気がするのです。
千葉県から茨城県にかけての震源で活動が活発な状態が続いているのも気になるのですが、それは今に始まったことでもないので、「いつものこと」と片付けられなくもないのですが。

どちらにせよ、備えることはやっておいた方が安心です。
大きな地震が起きないことを祈りますが、万が一に備えておくことは大事だと思います。
posted by nbm at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする